JPH06321466A - エレベータ装置及びそのかご室入口構造 - Google Patents

エレベータ装置及びそのかご室入口構造

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JPH06321466A
JPH06321466A JP6050934A JP5093494A JPH06321466A JP H06321466 A JPH06321466 A JP H06321466A JP 6050934 A JP6050934 A JP 6050934A JP 5093494 A JP5093494 A JP 5093494A JP H06321466 A JPH06321466 A JP H06321466A
Authority
JP
Japan
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door
cab
gasket
opening
seal
Prior art date
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Pending
Application number
JP6050934A
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English (en)
Inventor
James A Rivera
エイ.リヴェラ ジェイムズ
Jii Tonna Kurisuchiyan
ジー.トンナ クリスチャン
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Otis Elevator Co
Original Assignee
Otis Elevator Co
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B13/00Doors, gates, or other apparatus controlling access to, or exit from, cages or lift well landings
    • B66B13/30Constructional features of doors or gates
    • B66B13/301Details of door sills

Landscapes

  • Elevator Door Apparatuses (AREA)
  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 エレベータかご室ドア閉塞時に昇降路からの
空気が乗員用かご室内部に侵入しないようにかご室ドア
を密封する。 【構成】 テーパ面25、37を有するくさび形ガスケ
ット26、36をかご室構造体の開口部上側及び下側縁
部の頭上パネル18及びシル部32に各々設ける。一
方、ドア14、14の上側及び下側対向端部にはくさび
形ブラケット30、38を各々設ける。乗員用ドア1
4、14が閉じる時、両くさび形ブラケットとガスケッ
トの各テーパ面が互いに当接することで、かご室昇降中
昇降路からの空気がかご室内部に侵入しないように構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベータ装置及びそ
のかご室入口構造に関する。特に、本発明は、エレベー
タ装置のかご室のドアを閉じている時、エレベータの昇
降路からかご室内部を密封するように構成されたエレベ
ータ装置のかご室入口構造に関する。いずれも昇降路か
らの風による騒音、振動を防止し乗員のかご室の内部の
居心地及び安定性向上を意図するものである。
【0002】
【従来技術】ビルの着床(landing)部分からエ
レベータの昇降路途中のドアを密封する構造は既に提案
されている。
【0003】該昇降路を除くそのビルの残りの建造物か
ら該昇降路を密封する理由としてこの昇降路がビルのい
ずれかの階床部からそのビルのその他の階床部に火災が
起きた際の煙が伝幡するための誘導路となるのを防止す
ることが挙げられる。
【0004】上記の昇降路に於ける各階のドア装置に
は、そのドアフレームの上側及び下側部分に垂直方向に
往復運動するシールパネルを有している。
【0005】これらシールパネルは、各階の乗場側ドア
が開放及び閉塞する時にその乗場側ドアと当接する結果
として垂直方向に往復動する。
【0006】米国特許第3,743,238号及び米国
特許第4,735,293号には、上記のようなエレベ
ータ装置を開示している。
【0007】火災時に生じる煙の伝幡防止の目的に限れ
ばこれら米国特許に示すエレベータ装置は有用である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】最近のエレベータ装置
では、主に、高層ビルが建設されているためにできるだ
け速く昇降できるよう、より高速でかご室(かごとも称
するがここではかご室とする)が移動する要求が増大し
ている。このかご室の高速移動に伴い、昇降路からかご
室内部に入り込む空気の乱流がかご室の乗降客の居心地
に悪影響を及ぼす問題が浮上している。
【0009】即ち、かご室の移動速度が速くなると、か
ご室内部で騒音及び振動が起こり易くなる。
【0010】しかしながら、従来のかご室のドア構造で
は、かご室が高速で移動する際に隙間風がかご室のドア
を介して入り込む。これは、かご室の乗員の観点からす
れば、理想的な乗り心地としてはほど遠い。
【0011】このような高層ビル向け高速エレベータで
の乗員の居心地及び安定性等の性能は、かご室側ドアが
閉じている時昇降路からかご室内部を効果的にシールす
ることができるかご室のドア入口構造を提供することに
より格段に向上することに着目した。
【0012】理想的には、上記ドア構造は、従来からの
製品組立時に使用可能とする構成とし、又、従来のかご
室の工場製品製造時組み込み可能であり、更に、当該エ
レベータ分野に現存するエレベータに改修して具備可能
であることが望ましい。
【0013】そこで本発明の第1の目的は、かご室のド
アが閉じた時にエレベータ昇降路からかご室内部を効果
的に密封するエレベータ装置及びそのかご室入口構造を
提供することである。
【0014】本発明の第2の目的は、ドア及びドアアク
チュエータ等の移動部品とは関係無く作動することがで
きるエレベータ装置及びそのかご室入口構造を提供する
ことにある。
【0015】本発明の更なる目的は、従来からのかご室
入口構造に対して簡単な補修又は工場製品の中に組み込
むことが可能なエレベータ装置及びそのかご室入口構造
を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
するための手段として請求項1から請求項12までに記
載されている通りである。
【0017】即ち、かご室ドア開口部にはそれに隣接す
るようにかご室に水平方向に延設した第1のシール手段
を設け、又、かご室ドア側にはドア水平方向縁部に隣接
した第2のシール手段を設け、かご室ドアが完全に閉じ
た時及びその後のかご室垂直移動中テーパを施した第1
及び第2のシール手段が互いに気密係合状態となり、エ
レベータ装置のかご室が上下方向に移動する際その昇降
路からの空気即ち隙間風がかご室内部に侵入しないよう
にして上記目的を達成している。これらシール手段は工
場製品出荷前の組み込み又は従来のエレベータ装置のか
ご室構造を改修することで上記目的を達成している。
【0018】
【作用】本発明は、上記のように、かご室外部のエレベ
ータ昇降路からかご室内部を効果的にシールするドア構
造を有するエレベータ装置及びそのかご室入口構造にあ
る。
【0019】請求項1、請求項9、請求項12、及び請
求項13に記載されているように、ドア又はドアアクチ
ュエータに関する部品以外に補助的な移動部品を有する
ことのない、シール構造体を与えるものである。
【0020】このドアは、かご室入り口のヘッダー部分
に固着されたトラックに装着される。テーパを施したく
さび形ガスケットがかご室ドア開口部の頭上パネルに装
着されこのドアに装着された大略同じ形のくさび形ブラ
ケットとがドア閉塞時係合する。
【0021】このくさび形ガスケットと同じくくさび形
のブラケットとにより接合する部分が形成されかご室が
閉じる際にかご室ドア開口部の頂上部分を効果的に気密
化する。
【0022】くさび形ガスケットがかご室のドアシルに
も装着され相補するくさび形ブラケットは各ドアの下側
縁部に装着される。
【0023】上記ドアが閉じると、下側縁部のガスケッ
トとくさび形ブラケットがドア開口部の下側縁部をシー
ルする。従って、かご室ドア開口部の底面部分も効果的
に気密化する。
【0024】このようにしたドア構造を高速エレベータ
に適用すれば、ドアが閉塞され昇降路を上下移動中昇降
路からの空気即ち隙間風が侵入することは無く、従って
騒音も振動も抑制され乗員の居心地は格段に向上する。
【0025】このような、ドア構造に於いては、ドア及
びドア開閉アクチュエータ以外の補助的なドア移動用部
品は全く必要が無い。
【0026】
【実施例】以下、本発明に係るエレベータ装置及びその
かご室入口構造の実施例の詳細を図面を用いて説明す
る。この実施例は、高速索引エレベータのかご室構造体
に本発明を適用している。
【0027】図1は、高速牽引エレベータのかご室全体
の斜視図を示す。尚、上記のようにエレベータのかご室
をかごとも称するがここではかご室とする。
【0028】図1に於いて、符号2は本発明を適用可能
な高速エレベータのかご室構造体を示す。このかご室構
造体2の上部には、巻上げ機に接続するロープ(図示せ
ず)が接続されたフレーム4を有する。かご室6はこの
フレーム4下方に載置され且つその構成上からフレーム
4で発生する振動に対し或る程度伝搬しないようになっ
ている。上記エレベータかご室構造体2から見ると、か
ご室6が支点棒8を介しフレーム4に懸架されている。
全体を符号10で示すかご室の出入口の壁部分には、か
ご室6への乗員(乗降客)用開口部の側面に立設された
一対の互いに距離を有して並設された壁パネル12があ
る。又、かご室出入口頭上(オーバヘッド)パネル18
に載置されたトラック16に、一対のかご室ドア14が
往復移動可能であり且つ摺動可能なように配設されてい
る。このかご室のドア14、14は、かご室6上に装着
された従来から在る一連のドア作動装置20により開放
位置と閉塞位置との間を左右に往復運動するように構成
されている。
【0029】該ドア14、14の上側縁部と上記頭上パ
ネル18とは重なり合っている。一方、図1に示すよう
に、該ドア14、14の下側縁部は、かご室ドアシル3
2上に移動可能に載置されている。
【0030】尚、図2から図4までには、上記ドア装着
状態及び本発明に係るかご室入口構造の密封状態の詳細
を示す。
【0031】図2は、上記ドア14、14と一対の壁パ
ネル12、12との左右側面の迷路形シール部分を示
す。
【0032】各側面壁パネル12、12は、図2で示す
ように、大略J字形の内側(かご室内部方向)縁部1
3、13を有し、又、上記ドア14、14はその左右端
面に於いて各々大略J字形の外側縁部15、15を有す
る。
【0033】上記ドア14、14が閉じる時、即ち、ド
ア開口部の左右壁パネル部分から開口部中心方向に向か
う時、図2に示すように、上記両内側外側縁部13、1
5はその一方の外側縁部15の自由端が他方の内側縁部
13の自由端内側に当接し嵌合し、そのため上記ドア1
4、14の上下方向縁部に於いて上記迷路形のシール構
成となる。
【0034】このシール構成によって、上記ドア14、
14が閉まっている時に、エレベータ昇降路から該ドア
14、14外側の嵌合部を介した空気の侵入が妨げら
れ、所謂すきま風が入り込むことはない。
【0035】次に、図3及び図4は、上記ドア14、1
4の上側及び下側水平縁部とかご室のドアフレームの詳
細及びその気密構造を具体的に示す。
【0036】図3は、かご室のドア14、14の開口部
頭上パネル18及びこのパネルに形成されるトラック1
6を示す。
【0037】図3に示すように、上記ドア14、14に
は、更に、ドア14、14の上側縁部から上方に延設さ
れた別の頭上パネル22があり、かご室ドア開口部頭上
パネル18上に後で述べるローラ24を介して載置され
るよう構成されている。
【0038】このドア頭上パネル22内側面には、上記
ドア14、14が開閉する時に上記トラック16上を回
転するローラ24が取り付けられている。又、くさび形
ガスケット26がドア開口部頭上パネル18の最下端フ
ランジ部28上側縁部に装着されている。
【0039】一方、くさび形ブラケット30が上記のく
さび形ガスケット26と係合するように各ドア14、1
4の上部内側縁部に装着されている。この点について
は、以下に明確に説明する。
【0040】図4は、上記ドア14、14の下側シル部
分とかご室床面とを拡大して示す。
【0041】ドアシル32は上記かご室6のフロアーパ
ネル34側面に固着されている。シル用くさび形ガスケ
ット36がドアシル32の内部に装着されている。更
に、ドア下側のくさび形ブラケット38、38が上記各
ドア14、14の下側縁部に装着されている。
【0042】このドア下側のくさび形ガスケット38、
38は、上記シル32の内部方向に延設しており、又、
上記のくさび形ガスケット36と係合している。この事
については、以下に、詳細に説明する。
【0043】図5は、上記上側及び下側くさび形ガスケ
ットと上記くさび形ブラケットとの係合の詳細を示す分
解斜視図である。
【0044】図4に戻って説明するが、かご室6のシル
32がかご室6のフロアーパネル34の前方垂直面に固
着されている。又、先に述べたように、上記シル側のく
さび形ガスケット36がこのシル32の内部に装着され
ている。
【0045】上記ガスケット36上側面にはその中心か
ら相対向して両側先端に行く程先細りする(テーパ)と
なっている頂上面37がある。ドア下側のくさび形ブラ
ケット38、38は、上記ドア14、14の底部に載置
され、シル32の上側面に在る空隙33を介してシル3
2内側に延設されている。
【0046】上記ドア側ブラケット38、38は、上記
ガスケット頂上面37のテーパに沿ってドア中央方向に
行くに従い高くなり互いに内側へ向かって傾斜したテー
パとなった略水平のフランジ部39を有している。
【0047】一方、上記頭上パネル18側のくさび形ガ
スケット26にもその中心から両側先端方向に行くに従
い先細るようなテーパを施した上側面25、25があ
り、かご室ドア開口部頭上パネル18上即ち上記フラン
ジ部28上方縁部上に載置されている。
【0048】更に、ドア上側のくさび形ブラケット30
は、頭上パネル側くさび形ガスケット26のテーパ面2
5に準じて所定のテーパ角を有する水平テーパフランジ
部31を有する。
【0049】上記ドア14、14が開く時、上記ブラケ
ットのフランジ部31、39は各々くさび形面25、3
7から離れ、該ブラケット30、38とくさび形面2
5、37とは大略並行となる。
【0050】上記ドア14、14が閉じる時、ガスケッ
ト25とブラケット30の表面25、31及びガスケッ
ト36とブラケット38の表面37、39が互いに当接
するように移動する。但し、ドア14、14が完全に閉
じるまでは当接はしない。
【0051】尚、図5に於ける矢印はそれぞれドア閉塞
方向を示す。
【0052】このように、ドア上側、下側、及び左右側
面が密封状態としたため、エレベータ昇降路に対してか
ご室内部は密閉状態となる。
【0053】
【発明の効果】本発明に係るエレベータ装置およびその
かご室入口構造によれば、かご室の内部を密封する部材
の無い従来のかご室入口構造に比較して同程度の摩擦や
雑音で動作することができる。
【0054】又、シールの改善のために現存するエレベ
ータ装置に上述した密封用部品を単に追加するだけで良
い。勿論、工場製品向け部品として設けることもでき
る。
【0055】本発明は、特に、高速高階昇降用エレベー
タシステムに有用である。
【0056】乗員用かご室が高速で移動中この密封用部
材により昇降路からの空気の侵入を防止することがで
き、隙間風による騒音が無く乗員の居心地は格段に向上
する効果を有する。
【0057】尚、上記くさび形ブラケットは、硬度の高
い耐久性材料、例えば、剛性のプラスチック、アルミニ
ウム、鋼鉄又は同様な材料で構成するのが好ましい。
又、上記くさび形ガスケットは、軟質材料、例えば、ス
ポンジテープ、ゴム、又は他の弾性を有するプラスチッ
クから構成されるのが好ましい。
【0058】又、本発明に係るかご室入口構造は、着床
入口にも使用可能であり、昇降路の空気又は火災時の煙
が着床部分に逃げ込むのを防止できる。その他、本発明
に係るエレベータ装置及びそのかご室入口構造及は、本
実施例に限定されずいずれのエレベータ装置にも適用可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエレベータ装置及びそのかご室入
口構造を適用する高速索引エレベータのかご室全体を示
す斜視図である。
【図2】上記かご室のドアが閉じた状態を示すかご室入
口部分の立面図である。
【図3】上記かご室のドア頂上部分のドアローラ及びド
アトラックを示す一部切断断面図である。
【図4】上記かご室のドアシル部分を示す一部切断断面
図である。
【図5】上記ドアの頂上部分の一部分解斜視図及び上記
かご室の内部から見たかご室のシル部分を示す一部分解
斜視図である。
【符号の説明】
2…かご室構造体 4…フレーム 6…かご室 8…支点棒 10…かご室開口部 12…かご室壁部 14…一対のドア 16…トラック 18…頭上パネル 20…ドア作動装置 22…一対のドア頭上パネル 24…ローラ 26…くさび形ガスケット 28…フランジ部 30…くさび形ブラケット 34…フロアーパネル 36…シル用くさび形ガスケット 38…ドア下側くさび形ブラケット

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータのかご室構造体と、 前記かご室構造体に設けたドア開口部と、 前記ドア開口部に近接して配置されるとともに、平行移
    動可能であり且つドア開放位置とドア閉塞位置との間を
    移動可能に構成された少なくとも1つのドアと、 前記かご室構造体に装着され、前記ドアと係合して前記
    ドアの平行移動に対する案内機能を果たすトラックと、 前記ドア開口部に隣接する前記かご室構造体に水平方向
    に延設され、垂直方向に傾斜した第1シール面を有する
    第1のシール手段と、 前記ドアの水平方向縁部に隣接して前記ドアに設けら
    れ、同じく垂直方向に傾斜した第2シール面を有する第
    2のシール手段とからなり、 前記ドアが前記ドア開放位置に在る時、前記第2シール
    面が前記第1シール面に対しオフセットされ、且つ前記
    ドアが前記ドア閉塞位置に在る時、前記第2シール面が
    前記第1シール面と気密係合状態となることを特徴とす
    るエレベータ装置のかご室入口構造。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2のシール手段は、前記
    かご室構造体と前記ドアとの垂直方向移動に対して固定
    されていることを特徴とする請求項1記載のエレベータ
    装置のかご室入口構造。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2シール面は、互いに離
    間しているときに大略平行となることを特徴とする請求
    項2記載のエレベータ装置のかご室入口構造。
  4. 【請求項4】 前記第1のシール手段は、前記かご室ド
    ア開口部の上側及び下側の縁部に隣接して設けられた上
    側及び下側の第1のシール手段からなり、前記第2のシ
    ール手段は、前記ドアの上側及び下側縁部に隣接して設
    けられた上側及び下側の第2のシール手段からなること
    を特徴とする請求項1記載のエレベータ装置のかご室入
    口構造。
  5. 【請求項5】 前記下側の第1のシール手段は、前記か
    ご室のドア開口部のシル部分に装着していることを特徴
    とする請求項4記載のエレベータ装置のかご室入口構
    造。
  6. 【請求項6】 前記下側の第2のシール手段は、前記か
    ご室ドア開口部の前記シル部分と嵌合する前記ドアの縁
    部に装着されていることを特徴とする請求項5記載のエ
    レベータ装置のかご室入口構造。
  7. 【請求項7】 前記ドアは、前記ドア開口部を開放及び
    閉塞するために互いに反対方向に前記トラック上を往復
    移動可能な2つの分離したかご室ドアであり、このドア
    の各々に前記第2シール面を有する前記第2シール手段
    が設けられ、且つ前記第1のシール手段が前記ドア開口
    部上に装着されたガスケットからなり、前記ガスケット
    がその自由端方向に延設されテーパを施した前記第1シ
    ール面を有し、又、前記ガスケットが前記両ドア間のド
    ア開口部に隣接して設けられ、前記自由端方向に延設す
    るテーパを施したシール面が上方に且つ前記ドア開口部
    の垂直側縁に向かって外側方向にテーパを施しているこ
    とを特徴とする請求項1記載のエレベータ装置のかご室
    入口構造。
  8. 【請求項8】 前記かご室ドアの各々は、上側縁部に在
    るシールブラケットと下側縁部のシールブラケットとを
    有し、前記ドア間の前記ドア開口部の垂直部分のかご室
    構造体に設けられた上側及び下側の相補的シールガスケ
    ットを備えていることを特徴とする請求項7記載のエレ
    ベータ装置のかご室入口構造。
  9. 【請求項9】 1つの壁面に乗員用開口部を形成した乗
    員用かご室構造体と、 前記乗員用開口部上方の前記かご室構造体に装着された
    トラックと、 前記トラックに隣接するように前記かご室構造体に設け
    られ、その1つの側面にはその両端方向に向かってテー
    パ状となるガスケットシール面が形成されたシールガス
    ケットと、 前記トラック上に設けられ、互いに間隔を有した所定開
    口部開放位置と互いに当接する所定開口部閉塞位置との
    間を移動可能なように前記トラックに沿って移動する一
    対のドアと、 前記シールガスケットと対向して各ドアに設けられ、前
    記ドアが前記所定開口部閉塞位置にある時、前記ガスケ
    ットシール面のうち一方の相補するガスケットシール面
    に当接するように位置決めされたブラケットシール面を
    有するシールブラケットとを備え、 前記乗員用開口部の少なくとも1つの水平縁部がエレベ
    ータ昇降路に対しシールされることを特徴とするエレベ
    ータ装置。
  10. 【請求項10】 前記シールガスケットと前記シールブ
    ラケットとは垂直方向移動に対しては固定されており、
    且つ、前記シールブラケットシール面の各々が各々対応
    する前記シールガスケットシール面と略並行であること
    を特徴とする請求項9記載のエレベータ装置。
  11. 【請求項11】 前記エレベータ装置は、更に、前記乗
    降客用開口部の下側水平縁部にあるシル手段と、前記シ
    ル手段に装着されその両側端部方向にテーパを施したシ
    ル用ガスケットシール面を有するシル用ガスケットと、
    前記ドアに設けられ前記シル用ガスケットシール面の相
    補するシール面と平行移動方向で一致するシル用ブラケ
    ットシール面を有するシル用ブラケットとからなること
    を特徴とする請求項9記載のエレベータ装置。
  12. 【請求項12】 乗員用入口を有するかご室と、 前記かご室に装着され前記乗員用入口の開放及び閉塞を
    選択的に行う移動可能なドア部材と、 前記かご室の乗員用入口の上側及び下側のかご室に設け
    られ、垂直方向には移動禁止された第1のシール手段
    と、 前記ドア部材に設けられ、前記第1のシール手段と平行
    移動方向が一致するように構成され垂直方向には移動禁
    止された第2のシール手段とからなり、 前記乗員用入口が前記ドア部材により閉じられた時に前
    記第1及び第2のシール手段が互いに当接し且つ密閉す
    る係合状態となり、エレベータ昇降路に対し前記乗員用
    入口の上側及び下側縁部がシールされるように構成され
    ていることを特徴とするエレベータ装置。
JP6050934A 1993-03-25 1994-03-23 エレベータ装置及びそのかご室入口構造 Pending JPH06321466A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US037,138 1993-03-25
US08/037,138 US5305855A (en) 1993-03-25 1993-03-25 Sealed elevator cab entrance assembly

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06321466A true JPH06321466A (ja) 1994-11-22

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ID=21892639

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6050934A Pending JPH06321466A (ja) 1993-03-25 1994-03-23 エレベータ装置及びそのかご室入口構造

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5305855A (ja)
EP (1) EP0616970B1 (ja)
JP (1) JPH06321466A (ja)
BR (1) BR9401282A (ja)
DE (1) DE69403711T2 (ja)

Cited By (2)

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