JPH0412984A - 高速エレベータのかごドア装置 - Google Patents
高速エレベータのかごドア装置Info
- Publication number
- JPH0412984A JPH0412984A JP11587790A JP11587790A JPH0412984A JP H0412984 A JPH0412984 A JP H0412984A JP 11587790 A JP11587790 A JP 11587790A JP 11587790 A JP11587790 A JP 11587790A JP H0412984 A JPH0412984 A JP H0412984A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- car door
- sill
- gap
- doorsill
- cage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Elevator Door Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は高速エレベータのかごドア装置に係り、特に、
800 m1分以上の高速エレベータのかごドア装置
に関するものである。
800 m1分以上の高速エレベータのかごドア装置
に関するものである。
[従来の技術]
第4図は従来のエレベータのかごドア装置を示す要部詳
細図、第5図は第4図のY−Y断面図である。図におい
て、(1)、(2)はかごドアであって、実線は全閉時
、破線は全開時の状態を示す。(3)はかごドア(1)
、 (2)の下部に取り付けられたドアの脚、(4)
はエレベータかごの下端に配置された敷居で、敷居にば
かごドアの脚(3)が入る敷居溝(5)が設けられてい
る。(6)は敷居の上面、(7)はドアの脚(3)間に
あって、かごドア(L)、(2)と敷居(4)の隙間(
8)を遮蔽するためにかごドア(1)、 (2)の下部
に設けられた遮音板で、一端が敷居溝(5)に入ってい
る。
細図、第5図は第4図のY−Y断面図である。図におい
て、(1)、(2)はかごドアであって、実線は全閉時
、破線は全開時の状態を示す。(3)はかごドア(1)
、 (2)の下部に取り付けられたドアの脚、(4)
はエレベータかごの下端に配置された敷居で、敷居にば
かごドアの脚(3)が入る敷居溝(5)が設けられてい
る。(6)は敷居の上面、(7)はドアの脚(3)間に
あって、かごドア(L)、(2)と敷居(4)の隙間(
8)を遮蔽するためにかごドア(1)、 (2)の下部
に設けられた遮音板で、一端が敷居溝(5)に入ってい
る。
上記の構成によるエレベータのかごドア装置では、かご
ドア(1)、(2)と敷居(4)の隙間(8)がかごド
ア(1)、(2)の開閉を可能にし、また、遮音板(7
)によってこの隙間(8)から風音が入り込むのを防止
するようにしていた。
ドア(1)、(2)と敷居(4)の隙間(8)がかごド
ア(1)、(2)の開閉を可能にし、また、遮音板(7
)によってこの隙間(8)から風音が入り込むのを防止
するようにしていた。
[発明が解決しようとする課題]
エレベータが高速(300tr1分以上)になると、敷
居先端での渦流による風音は非常に大きくなり、500
Hz〜2KH2の周波数よりなる騒音である。このた
め、かごドア下端部と敷居の隙間より流入してくる風音
の防音はこの隙間を1−■以下にしないとほとんど効果
がないことが判明した。
居先端での渦流による風音は非常に大きくなり、500
Hz〜2KH2の周波数よりなる騒音である。このた
め、かごドア下端部と敷居の隙間より流入してくる風音
の防音はこの隙間を1−■以下にしないとほとんど効果
がないことが判明した。
しかしながら、従来のエレベータのかごドア装置では、
かごドアの開閉動作のために大きな隙間を必要とし、ま
た、この隙間に遮音板を備えているものの、遮音板が敷
居溝の幅に比較して薄く風音は容易に流入してしまい、
充分な防音が達成できなかった。
かごドアの開閉動作のために大きな隙間を必要とし、ま
た、この隙間に遮音板を備えているものの、遮音板が敷
居溝の幅に比較して薄く風音は容易に流入してしまい、
充分な防音が達成できなかった。
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、
かごドアの開閉動作中はこのドア下端部と敷居の間に充
分な隙間を確保して、スムーズなかごドアの開閉を行わ
しめ、かごドアを閉めて走行しているときはこの隙間を
1■−以下にして、充分な防音が達成できる高速エレベ
ータのかごドア装置を得ることを目的とする。
かごドアの開閉動作中はこのドア下端部と敷居の間に充
分な隙間を確保して、スムーズなかごドアの開閉を行わ
しめ、かごドアを閉めて走行しているときはこの隙間を
1■−以下にして、充分な防音が達成できる高速エレベ
ータのかごドア装置を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段]
エレベータのかごドアが、エレベータのかご下端の敷居
に設けられた敷居溝に沿って開閉されるエレベータのか
ごドア装置のかごドア下端部を、出入口側を高く、戸袋
側を低くして傾斜させ、かつ、かごドアが全閉状態にあ
るときの、敷居の上面のかごドア下端部との対向部を、
かごドア下端部との隙間が1層層を越えないように傾斜
させるとともに、この対向部の終点から敷居の端までの
敷居上面を水平としたものである。
に設けられた敷居溝に沿って開閉されるエレベータのか
ごドア装置のかごドア下端部を、出入口側を高く、戸袋
側を低くして傾斜させ、かつ、かごドアが全閉状態にあ
るときの、敷居の上面のかごドア下端部との対向部を、
かごドア下端部との隙間が1層層を越えないように傾斜
させるとともに、この対向部の終点から敷居の端までの
敷居上面を水平としたものである。
[作用]
本発明においては、かごドアが全閉状態のとき、かごド
ア下端部と敷居との隙間を111m以下としているので
、300II/分以上のエレベータの高速運転時にも充
分な防音効果を有する。
ア下端部と敷居との隙間を111m以下としているので
、300II/分以上のエレベータの高速運転時にも充
分な防音効果を有する。
一方、かごドア下端部を出入口側を高く、戸袋側を低く
傾斜させ、かつ、かごドアが全閉状態にあるときの敷居
上面のかごドアの下端部との対向部を、かごドアの下端
部に合わせて傾斜させるとともに、敷居上面の対向部の
終点からこの敷居の端までの敷居上面を水平としている
ので、かごドアの開閉もスムーズに行われる。
傾斜させ、かつ、かごドアが全閉状態にあるときの敷居
上面のかごドアの下端部との対向部を、かごドアの下端
部に合わせて傾斜させるとともに、敷居上面の対向部の
終点からこの敷居の端までの敷居上面を水平としている
ので、かごドアの開閉もスムーズに行われる。
[実施例コ
第1図は本発明の一実施例に係るかごドア装置を示す要
部詳細図、第2図は第1図のX−X断面図、第3図はエ
レベータのかごの全体図である。
部詳細図、第2図は第1図のX−X断面図、第3図はエ
レベータのかごの全体図である。
図において、第3図及び第4図と同一符号は同一または
相当部分を示す。(la) 、(2a)はそれぞれかご
ドア(1)、(2)の下端部で、出入口側を高く、戸袋
側を低くして傾斜させである。(8a)はかごドア(1
)、 (2)の全閉時における敷居上面(6)のかごド
ア下端部(Ia) 、 (2a)との対向部であって、
隙間(8)が111以下になるようにかごドア下端部(
la)、 (2a)に合わせて傾斜している。(6b)
は敷居上面(6)の対向部(6a)の終点から敷居(4
)の端までの敷居上面(6)を水平とした水平部である
。なお、本実施例では水平部(6b)は、対向部(6a
)とこの対向部(6a)の終点で下方に段差を有してつ
ながっている。また、(9)はドアハンガーである。
相当部分を示す。(la) 、(2a)はそれぞれかご
ドア(1)、(2)の下端部で、出入口側を高く、戸袋
側を低くして傾斜させである。(8a)はかごドア(1
)、 (2)の全閉時における敷居上面(6)のかごド
ア下端部(Ia) 、 (2a)との対向部であって、
隙間(8)が111以下になるようにかごドア下端部(
la)、 (2a)に合わせて傾斜している。(6b)
は敷居上面(6)の対向部(6a)の終点から敷居(4
)の端までの敷居上面(6)を水平とした水平部である
。なお、本実施例では水平部(6b)は、対向部(6a
)とこの対向部(6a)の終点で下方に段差を有してつ
ながっている。また、(9)はドアハンガーである。
上記構成のかごドア装置では、かごドア(1)。
(2)が全閉状態のとき、ドアハンガー(9)がかごド
ア下端部(la) 、 <2a)と敷居上面(6)の対
向部(6a)との隙間(8)を11以下となるようにし
て、300 ta1分以上の高速運転時にも隙間(8)
から風音が入るのを防止している。
ア下端部(la) 、 <2a)と敷居上面(6)の対
向部(6a)との隙間(8)を11以下となるようにし
て、300 ta1分以上の高速運転時にも隙間(8)
から風音が入るのを防止している。
一方、かごドア(1) 、 (2)が開くときは、敷居
溝(5)に沿ってかごドアの脚(3)が摺動し、かごド
ア(1) 、 (2)が破線で示す全開位置にくる。こ
のとき、敷居上面(6)の対向部(6a)が傾斜を有し
、水平部(6b)が対向部(6a)の傾斜の終点から敷
居の端まで水平となっているのでかごドア(1) 、
(2)が開いていくにつれ、隙間(8)が大きくなって
行く。
溝(5)に沿ってかごドアの脚(3)が摺動し、かごド
ア(1) 、 (2)が破線で示す全開位置にくる。こ
のとき、敷居上面(6)の対向部(6a)が傾斜を有し
、水平部(6b)が対向部(6a)の傾斜の終点から敷
居の端まで水平となっているのでかごドア(1) 、
(2)が開いていくにつれ、隙間(8)が大きくなって
行く。
なお、閉まるときはこの逆となる。従って、かごドア(
1)、(2)の開閉もスムーズに行うことができる。
1)、(2)の開閉もスムーズに行うことができる。
[発明の効果]
本発明は、かごドアの下端部を出入口側を高く、戸袋側
を低くして傾斜させ、かごドアが全閉状態にあるときの
、敷居上面のかごドア下端部との対向部を、隙間が1m
sを越えないようにかごドア下端部に合わせて傾斜した
ので、隙間が小さくなるとともに、音の通過路が長くな
り、300 s/分以上の高速運転時でも、この隙間か
ら風音が流入するのを有効に防止できる。
を低くして傾斜させ、かごドアが全閉状態にあるときの
、敷居上面のかごドア下端部との対向部を、隙間が1m
sを越えないようにかごドア下端部に合わせて傾斜した
ので、隙間が小さくなるとともに、音の通過路が長くな
り、300 s/分以上の高速運転時でも、この隙間か
ら風音が流入するのを有効に防止できる。
また、敷居の対向部の終点から敷居の端までの敷居上面
を水平としたので、かごドアの開閉動作中、充分な隙間
が確保されスムーズな開閉が可能となる。
を水平としたので、かごドアの開閉動作中、充分な隙間
が確保されスムーズな開閉が可能となる。
第1図は本発明に係るエレベータのかごドア装置の要部
詳細図、第2図は第1図のX−X断面図、第3図はエレ
ベータのかごの全体図、第4図は従来のエレベータのか
ごドア装置の要部詳細図、第5図は第4図のY−Y断面
図である。 (1)、(2)はかごドア、Qa) 、(2a)はかご
ドア下端部、(4)は敷居、(5)は敷居溝、(6)は
敷居上面、(8a)は対向部、(8)は隙間である。 なお、各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。 代理人 弁理士 佐々木宗治 第3図 鴫4図 第5図
詳細図、第2図は第1図のX−X断面図、第3図はエレ
ベータのかごの全体図、第4図は従来のエレベータのか
ごドア装置の要部詳細図、第5図は第4図のY−Y断面
図である。 (1)、(2)はかごドア、Qa) 、(2a)はかご
ドア下端部、(4)は敷居、(5)は敷居溝、(6)は
敷居上面、(8a)は対向部、(8)は隙間である。 なお、各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。 代理人 弁理士 佐々木宗治 第3図 鴫4図 第5図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 エレベータのかごドアが、エレベータのかご下端の敷居
に設けられた敷居溝に沿って開閉されるエレベータのか
ごドア装置において、 上記かごドアの下端部を出入口側を高く、戸袋側を低く
して傾斜させ、 上記かごドアが全閉状態にあるときの、上記敷居の上面
の上記かごドア下端部との対向部を、上記かごドア下端
部との隙間が1mmを越えないように傾斜させ、該対向
部の終点から上記敷居の端までの上記敷居上面を水平と
したことを特徴とする高速エレベータのかごドア装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11587790A JPH0412984A (ja) | 1990-05-07 | 1990-05-07 | 高速エレベータのかごドア装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11587790A JPH0412984A (ja) | 1990-05-07 | 1990-05-07 | 高速エレベータのかごドア装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0412984A true JPH0412984A (ja) | 1992-01-17 |
Family
ID=14673379
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11587790A Pending JPH0412984A (ja) | 1990-05-07 | 1990-05-07 | 高速エレベータのかごドア装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0412984A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5305855A (en) * | 1993-03-25 | 1994-04-26 | Otis Elevator Company | Sealed elevator cab entrance assembly |
KR100351281B1 (ko) * | 1999-09-28 | 2002-09-10 | 엘지 오티스 엘리베이터 유한회사 | 출입구 개폐장치 |
JP2008115015A (ja) * | 2006-10-31 | 2008-05-22 | Inventio Ag | 昇降路内に2つのエレベータケージを互いに上下に配置して備えるエレベータ |
-
1990
- 1990-05-07 JP JP11587790A patent/JPH0412984A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5305855A (en) * | 1993-03-25 | 1994-04-26 | Otis Elevator Company | Sealed elevator cab entrance assembly |
KR100351281B1 (ko) * | 1999-09-28 | 2002-09-10 | 엘지 오티스 엘리베이터 유한회사 | 출입구 개폐장치 |
JP2008115015A (ja) * | 2006-10-31 | 2008-05-22 | Inventio Ag | 昇降路内に2つのエレベータケージを互いに上下に配置して備えるエレベータ |
TWI386359B (zh) * | 2006-10-31 | 2013-02-21 | Inventio Ag | 在井道中具有兩個被上下配置之升降車廂之升降機 |
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