JP5372672B2 - エレベーター装置 - Google Patents

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Description

本発明はエレベーター、特にエレベーターの乗りかごドアまわりの構造に関する。
従来、ビルなどで火災が発生した際に、火災で発生した煙が乗り場ドアの隙間を通って昇降路に侵入することで、昇降路を伝わって他の階床に煙が拡大するのを防止する技術として、乗り場のドア回りの隙間を塞ぎ、遮煙性能を高める技術が提案されていた。
特開2005−035788号公報
ところで、近年では高層ビルが増加している。それに伴い、エレベーターも高速化が進んできている。エレベーターの高速化に伴い、エレベーターの昇降路内の騒音や、急激な気圧変化が発生することから、乗客が乗り心地で不快さを感じる可能性が増えている。従来技術では、たとえば、急激な気圧変化のない階床ごとの乗場出入口に対して乗場ドアとの隙間を塞いで遮煙性を持たせることは考慮されていた。しかし、乗りかごが昇降路内を移動することで急激な気圧変化が発生し、この急激な気圧変化に起因する不快感をドア回りの構造によって解消することは想定されていなかった。
本発明は、乗客の不快感を低減し得るエレベーターの乗りかご出入口装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は、建屋に設けられた昇降路内を昇降する乗りかご及び釣り合いおもりと、前記乗りかごと前記釣り合いおもりを吊持するロープと、前記ロープを駆動する巻上機を備え、前記乗りかごが、出入り口の開口と、前記開口の開口面に沿って可動して前記開口を開閉するドアとを有するエレベーター装置において、前記ドアが前記乗りかごの開口を閉じた戸閉状態のときに前記開口と前記ドアの隙間が閉塞されるように、前記開口の下部に設けられた敷居と前記ドアの隙間を前記ドアの下部の隙間全幅にわたり閉塞する密閉構造部材を設けるとともに、前記敷居に傾斜した敷居溝を設け、前記密閉構造部材は、前記ドアに一端が固定される板バネと、前記板バネの他端に設けられて前記板バネの一端が取り付けられた前記ドアに対向する前記敷居の敷居溝に当接する密閉材とから構成したことを特徴とする
本発明によれば乗客の感じる不快感を低減することができる。
本発明にかかるエレベーター装置の全体図である。 エレベーター装置の乗りかごと階床の乗り場ドアとの関係を示す概略縦断面図である。 エレベーター乗りかごのかごドアの概要正面図である。 エレベーター乗りかごを側方から見た縦断面図である。 エレベーター乗りかごを正面から見た概要正面図である。 エレベーター装置の一実施例にかかるかごドア上部の概要断面図である。 エレベーター装置の他の実施例にかかるかごドア上部の概要断面図である。 エレベーター装置の他の実施例にかかるかごドア上部の概要断面図である。 エレベーター装置の他の実施例にかかるかごドア上部の概要断面図である。 エレベーター装置の一実施例にかかるかごドア下部の概要断面図である。 エレベーター装置の他の実施例にかかるかごドア下部の概要断面図である。 エレベーター装置の他の実施例にかかるかごドア下部の概要断面図である。
以下、実施例を挙げて本発明を説明する。
以下、本発明の一実施例について図1〜図6,図10を用いて説明する。図1はエレベーター装置の全体図である。同図に示すエレベーター装置1は、建屋2に設けられた昇降路3の内部を上下に昇降するエレベーターの乗りかご4と釣合いおもり5を有していて、乗りかご4と釣合いおもり5を連結するロープ6が昇降路上部に設けられたシーブ7とプーリ8に巻きつけられている。シーブ7は図示しない巻上機モータに取り付けられて巻上機を構成している。そしてシーブ7が作動すると、ロープ6が駆動して、乗りかご4と釣合いおもり5は互いに反対に昇降される。
図2はエレベーター装置1の乗りかご4とある階床の乗り場ドアとの関係を示す概略縦断面図である。建屋2の階床ごとの乗り場に設けられた乗降口30は、四角に開口しており、その両側縁と上縁との三方を区画する区画部材であり意匠品でもある三方枠31で被っている。この三方枠31は、乗降口30の両側縁と上縁に沿う左右の縦枠32と上枠33とから構成されており、これらは断面がコの字状をなしており、コの字状断面の開口を乗降口30側に向けて設置されている。そして乗場の昇降路3側の端部には乗り場敷居34が設けられている。
また乗場ドア35は、乗降口30を中央から両側に横方向に開閉する左右両開きの2枚の板状構造物から構成されており、各乗場ドア35は、その上部に夫々ハンガー36を備えている。これらハンガー36に軸支した吊り車37は、建築壁38に固定した乗り場ドアレール39上を案内されることで、各乗場ドア35が吊下げられる。そしてこれらの乗場ドア35は、乗りかご4のかごドア10と同期して横方向に移動できるように構成されている。従って乗場ドア35の乗りかご4側の面、およびかごドア10の乗場ドア35側の面はエレベーターを使用する乗客から目に触れにくい構成となっている。これら乗場ドア35の下部にはドアシュー40が固定され、このドアシュー40を乗り場敷居34の敷居溝の側壁に摺動させることで、乗場ドア35の下部を案内している。
図3は図1において、A方向から見たエレベーター乗りかご4のかごドア10の概要正面図である。破線で示されているのは乗りかご4出入口の開口9であり、開口9にはかごドア10が設けられている。かごドア10は、開口9よりも高さ、幅においてそれぞれ大きくできている。図3のかご出入口の開口9は、一対のかごドア10により中央より左右に開閉される。つまりかごドア10は開口9の開口面に沿って可動して開口9を開閉する。
図4はエレベーター乗りかごの縦断面図である。乗りかご4出入口の開口9上端には天枠13が、乗りかご4出入口の下端には敷居12がそれぞれ設けられている。敷居12は、乗り場と乗りかご4間の隙間を塞ぐ役割と、かごドア10が開閉するためのガイドの役割を果たす。天枠13はかごドア10とかご出入口の開口上部との隙間を隠し、意匠性を向上するために設けられている。
図5は乗りかごの概要正面図である。乗りかご4には、敷居12とドア開閉装置15、かごドア10が取り付けられている。乗りかご4のかごドア10の開閉は、ドア開閉装置15内のドア開閉用モータ17からドアハンガー16に動力が加わりドアハンガー16がスライドしてドアハンガー16に吊るされたかごドア10が開く。またかごドア10が閉じた際に、かごドア10の戸袋部分にあるかごドア10の戸袋側側方部分と乗りかご4の隙間、即ち乗りかご4出入り口の開口9の左右両縁とかごドア10の隙間は、かごドア10の戸袋部分に付けられた弾性を有する閉塞部材により塞がれている。また、出入口中央部の左右のかごドア10の戸当り部の隙間は、互いのかごドア10戸当り部に取り付けられた閉塞部材により塞がれている。
図6は、かごドア10上部の構造を示す。かご出入口上部には天枠13があり、その天枠に板バネ18aと密閉材18bにより構成される密閉構造部材18が2重に出入口間口方向に平行に固定されている。上記の密閉構造部材18はかごドア10の上部に接触するように、かごドア10の幅方向全体に渡って設けられており、戸閉状態のときにかごドア10上部の隙間を遮蔽する。
このように、2重の密閉構造部材18を取り付けることにより、戸閉状態のときのかごドア10上端隙間からの空気漏れによるかご室内の急激な気圧変化を防ぐことができる。また、図6のように密閉構造部材18を取り付けると、乗りかご4が上昇したときに乗りかご4内側の気圧に比べ外側の気圧は低くなるため空気は乗りかごの中から外に向かって流れようとする。そのとき、板バネ18aには、乗りかご4の内側から外側に圧力が加わり密閉材18bはかごドア10上部に強く密着する。よって、図6の構造は、乗りかご4の上昇の際により強く気圧変化防止効果を発揮する。
図10はドア下部の構造を示す。ドアシュー24aと密閉材24bからなる防音ドアシュー24の付いたかごドア10の下部に板バネ26aと密閉材26bからなる密閉構造部材26が取り付けられている。また、乗りかご4出入口の敷居12には敷居溝12a,12bが設けられている。密閉構造部材26の密閉材26bは敷居溝12bにはまるように固定されており、戸閉状態のときにかごドア10の下部の隙間を遮蔽する。戸の開閉時は、敷居溝12bに沿って密閉材26bが摺動される。戸閉状態の時には、密閉構造部材26とかご敷居12との間に隙間が生じてしまったとしても、敷居溝12bと密閉構造部材26によってラビリンス効果が生まれ隙間を通ろうとする空気の流れを悪くすることができる。
このように、かごドア10下部に密閉構造部材26を取り付けることにより、戸閉状態のときのかごドア10下端部からの空気の漏れによるかご室内の急激な気圧変化を防ぐことができる。またそれによって、乗りかごの外の音が乗りかご内の乗客に聞こえづらくなる。このように乗客は急激な気圧変化による耳ツンや騒音などの不快を感じる可能性を低く抑えることが可能となる。
また、図10のドア側面に板バネ26aを取り付ける構造にすることで、かごドア10を乗りかご4に組み付ける前に製造することも容易であるし、例えば、乗りかご4にかごドア10を組み付けた後、敷居溝12bとの機密性を調整しながら後付で密閉構造部材26を取り付けるとしても容易にかごドア10下部に取り付けることができる。
そして、板バネ26aと敷居溝12bがかごドア10の乗場ドア35側に設けられているのでエレベーターを使用する乗客の目にとまりづらく、意匠性を崩しがたい。
また、本実施例によれば、かごドア10と摺動する上部の密閉材18b、及び下部の密閉材24b,26bにより二重の密閉構造となっているため、例えば摺動による摩耗でどちらか一方が密閉構造を保て難くなったとしても他方で性能を維持することが可能となり、メンテナンスの際に、このような部品を交換することができるので、より確実に密閉性を確保することが可能となっている。
本実施例ではドア上部に関して、実施例1とは異なる密閉構造部材を使用している。
図7では、かご出入口上部の天枠13があり、その天枠13に板バネ19aと密閉材19bにより構成された密閉構造部材19が2重にかつ互いに方向が逆に設置されている。密閉構造部材19はかごドア10の上部に接触するように、かごドア10の幅方向全体に渡って設けられており、戸閉状態のときにドア上部の隙間を遮蔽する。
このように、2重にかつ互いに方向が逆に取り付けることにより、密閉構造部材19を戸閉状態のときのかごドア10の上端隙間からの空気漏れによるかご室内の急激な気圧変化を防ぐことができる。また、図7のように密閉構造部材19を取り付けると、乗りかご4が上昇したときには乗りかご4の内側から外側に圧力が加わり、下降したときには乗りかご4の外側から内側に圧力が加わる。よって、図7の構造は乗りかごの上昇・下降の両方の状況下でより良好に気圧変化防止効果を発揮する。
また、図7のように2つの板バネ19aをひとつの取り付け部材に備えさせることで、かごドア10本体上部への密閉構造部材19の取り付けが簡単になる。なお、このようなひとつの取り付け部材に複数の板バネを取り付ける構造は他の実施例でも適用できることは言うまでもない。
本実施例ではドア上部に関して、実施例1とは異なる密閉構造部材を使用している。
図8では、板バネ20をかごドア10に取り付け、密閉材21を天枠13に取り付けている。板バネ20と密閉材21はかごドア10本体の幅方向全体に渡って設けられており、戸閉状態の時にかごドア10上部の隙間を遮蔽する。このように、2重の密閉構造部材を取り付けることにより、戸閉状態のときのかごドア10の上端隙間からの空気漏れによるかご室内の急激な気圧変化を防ぐことができ、板バネ20と密閉材21を別にすることによりそれぞれの交換時期で交換でき、メンテナンス性が向上する。
なお、図9では図8とは逆に天枠13に板バネ22を取り付け、かごドア10に密閉材23を取り付けた構造となっている。板バネ22,密閉材23はかごドア10の幅方向全体に渡って設けられており、戸閉状態の時にかごドア10の上部の隙間を遮蔽する。
このような形態においても、2重の密閉構造部材を取り付けることにより、戸閉状態のときのかごドア10の上端隙間からの空気漏れによるかご室内の急激な気圧変化を防ぐことができ、板バネ22と密閉材23を別にすることによりそれぞれの交換時期で交換でき、メンテナンス性が向上する。
本実施例ではドア下部に関して、実施例1とは異なる密閉構造部材を使用している。
図11では、ドアシュー24aと密閉材24bからなる防音ドアシュー24の付いたかごドア10の下部に板バネ27aと密閉材27bからなる密閉構造部材27が取り付けられている。また、乗りかご出入口の敷居12には敷居溝12a,12bが設けられている。密閉構造部材27の密閉材27bは敷居溝12bにはまるように固定されており、戸閉状態のときにかごドア10の下部の隙間を遮蔽する。戸の開閉時は、敷居溝12bに沿って密閉材27bが摺動される。戸閉状態の時には、密閉構造部材27と敷居12との間に隙間が生じてしまったとしても、敷居溝12bと密閉構造部材27によってラビリンス効果が生まれ隙間を通ろうとする空気の流れを悪くすることができる。
このように、かごドア10下部に密閉構造部材を取り付けることにより、戸閉状態のときのかごドア10下端部からの空気の漏れによるかご室内の急激な気圧変化を防ぐことができる。
また、図11のように、密閉構造部材27をかごドア10の下端に取り付ける構成とすれば密閉構造部材27が人目につきにくくなり意匠性が向上する。また本実例においても、板バネ27aと敷居溝12bがかごドア10の乗場ドア35側に設けられているのでエレベーターを使用する乗客の目にとまりづらく、意匠性を崩しがたい。
本実施例ではドア下部に関して、実施例1とは異なる密閉構造部材を使用している。
図12では、ドアシュー24aと密閉材24bからなる防音ドアシュー24の付いたかごドア10の下部に密閉構造部材取付用ブラケット28がつけられ、密閉構造部材取付用ブラケット28には板バネ29aと密閉材29bからなる密閉構造部材29が取り付けられている。また、乗りかご出入口の敷居12には敷居溝12a,12bが設けられている。密閉構造部材29の密閉材29bは敷居溝12bにはまるように固定されており、戸閉状態のときにかごドア10の下部の隙間を遮蔽する。戸の開閉時は、敷居溝12bに沿って密閉材29bが摺動される。戸閉状態の時には、密閉構造部材29とかご敷居12との間に隙間が生じてしまったとしても、敷居溝12bと密閉構造部材29によってラビリンス効果が生まれ隙間を通ろうとする空気の流れを悪くすることができる。
このように、かごドア10下部に密閉構造部材29を取り付けることにより、戸閉状態のときのかごドア10下端部からの空気の漏れによるかご室内の急激な気圧変化を防ぐことができる。また、図12のように密閉構造部材29を板バネ29aの押圧方向がドアシュー24aの密閉材24bを敷居12に押圧する方向に取り付けることで、乗りかごの上昇時、かご外の気圧低下にはかご内から圧力が密閉材29bに掛かることによって、より高い気圧変化防止効果を発揮し、乗りかごの下降時には、かご外の気圧上昇によりかご外から圧力が密閉材24bに掛かることによって、より高い気圧変化防止効果を発揮する。そして、戸閉状態の時にかごドア10下部において、より隙間が発生しにくくなる。
また本実例においても、板バネ29aと敷居溝12bがかごドア10の乗場ドア35側に設けられているのでエレベーターを使用する乗客の目にとまりづらく、意匠性を崩しがたい。
上述の各実施例では両開きドアの例を用いて説明したが、本発明は片開きドアのエレベーターにおいても同様に適用することができ、同様の効果が得られる。その際には、実施例1で説明したかごドアの戸当り部の隙間を塞ぐ構成を、かごドアとかごに設けられたドアとの戸当り部とに閉塞部材を取り付け塞ぐようにするのがよい。
また、前述の各実施例で説明したかごドア10の上端での密閉構造と下端での密閉構造を、説明した構造や特徴,効果等を考慮して入れ替えたり、また、組み合わせたりして使用することもできる。
さらに、前述の実施例1及び実施例5,6では、かごドア10下部の密閉構造部材をドアに取り付ける例を挙げて説明したが、密閉構造部材の板バネを敷居12側に取り付けて密閉材をドアに当接させる構造であってよい。また、敷居またはドアに板バネの一端を取り付け、板バネの一端を取り付けられた敷居またはドアに対向するドアまたは敷居に密閉材を取り付け、この密閉材と板バネの他端を当接させるようにする構造であってもよい。
また、前述の各実施例の密閉材としては、密閉性に優れ、かつ、摺動性に優れる樹脂などを用いることができる。このとき、摺動による摩耗に強いとさらに良好である。或いは、密閉性に優れるが、摺動性が悪い部材や摺動による摩耗に弱い部材を使用するときには、かごドア10の開閉時には密閉材を当接させず、かごドア10が閉じ切る戸閉状態となるとき、または、戸閉状態となった後に密閉材を当接させる構成としてもよい。
なお、本発明では、乗りかごの気密を完全に確保する構成であってもよいし、乗りかごの気密を完全に確保する構成ではなく、例えば高速エレベーターなどで乗りかごを高速で駆動した際に、乗りかご内の気圧の変化を極力抑え、乗りかごの気圧制御装置による気圧制御を行うことや気圧変化を緩やかに抑えることのできる気密を確保することができる構成であってもよい。このような構成であっても乗りかごに乗った乗客の耳ツンや騒音等の不快を感じる可能性を大きく下げることが可能である。
1 エレベーター装置
2 建屋
3 昇降路
4 乗りかご
5 釣合いおもり
6 ロープ
7 シーブ
8 プーリ
9 乗りかご出入口の開口
10 かごドア
12 敷居(敷居溝12a,12b)
13 天枠
15 ドア開閉装置
16 ドアハンガー
17 ドア開閉用モータ
18 密閉構造部材(18a 板バネ,18b 密閉材)
19 密閉構造部材(19a 板バネ,19b 密閉材)
20,22 板バネ
21,23 密閉材
24 防音ドアシュー(24a ドアシュー,24b 密閉材)
26 密閉構造部材(26a 板バネ,26b 密閉材)
27 密閉構造部材(27a 板バネ,27b 密閉材)
28 密閉構造部材取付用ブラケット
29 密閉構造部材(29a 板バネ,29b 密閉材)
30 乗降口
31 三方枠
32 縦枠
33 上枠
34 乗り場敷居
35 乗場ドア
36 ハンガー
37 吊り車
38 建築壁
39 乗り場ドアレール
40 ドアシュー

Claims (6)

  1. 建屋に設けられた昇降路内を昇降する乗りかご及び釣り合いおもりと、前記乗りかごと前記釣り合いおもりを吊持するロープと、前記ロープを駆動する巻上機を備え、
    前記乗りかごが、出入り口の開口と、前記開口の開口面に沿って可動して前記開口を開閉するドアとを有するエレベーター装置において、
    前記ドアが前記乗りかごの開口を閉じた戸閉状態のときに前記開口と前記ドアの隙間が閉塞されるように、前記開口の下部に設けられた敷居と前記ドアの隙間を前記ドアの下部の隙間全幅にわたり閉塞する密閉構造部材を設けるとともに、前記敷居に傾斜した敷居溝を設け、前記密閉構造部材は、前記ドアに一端が固定される板バネと、前記板バネの他端に設けられて前記板バネの一端が取り付けられた前記ドアに対向する前記敷居の敷居溝に当接する密閉材とから構成したことを特徴とするエレベーター装置。
  2. 請求項1において、前記敷居溝は、前記ドアの開閉方向と平行に設けられたことを特徴とするエレベーター装置。
  3. 請求項1において、前記敷居には、前記傾斜した敷居溝とは別の第二の敷居溝を設け、
    前記ドアの下部には、前記第二の敷居溝に挿入されるドアシューおよび密閉材からなる防音ドアシューを設けており、
    前記密閉構造部材の板バネの押圧方向が前記防音ドアシューの密閉材を前記敷居に押圧する方向に取り付けられていることを特徴とするエレベーター装置。

  4. 請求項において、前記開口の上部に天枠が設けられ、戸閉状態のときに前記天枠と前記ドアの隙間を前記ドアの上部の隙間全幅にわたり閉塞する密閉構造部材を設けたことを特徴とするエレベーター装置。
  5. 請求項において、前記密閉構造部材は、前記天枠又は前記ドアに一端が固定される板バネと、前記板バネの他端に設けられて前記板バネの一端が取り付けられた前記天枠又は前記ドアに対向する前記ドア又は前記天枠に当接する密閉材から構成されていることを特徴とするエレベーター装置。
  6. 請求項において、前記密閉構造部材は、前記天枠又は前記ドアに一端が固定される板バネと、前記板バネの一端が取り付けられた前記天枠又は前記ドアに対向する前記ドア又は前記天枠に取り付けられ、前記板バネの他端と当接する密閉材から構成されていることを特徴とするエレベーター装置。
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