JP2002308557A - エレベータの扉構造 - Google Patents

エレベータの扉構造

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JP2002308557A
JP2002308557A JP2001115379A JP2001115379A JP2002308557A JP 2002308557 A JP2002308557 A JP 2002308557A JP 2001115379 A JP2001115379 A JP 2001115379A JP 2001115379 A JP2001115379 A JP 2001115379A JP 2002308557 A JP2002308557 A JP 2002308557A
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JP
Japan
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door
opening
elevator
smoke
sliding
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001115379A
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English (en)
Inventor
Takumi Kaneko
巧 金子
Hideki Mizuochi
秀木 水落
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Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Publication date
Application filed by Shimizu Construction Co Ltd, Shimizu Corp filed Critical Shimizu Construction Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エレベータシャフトを防煙区画として形成
し、これにより新たな費用の発生や建設コストの増大を
抑制する。 【解決手段】 エレベータシャフトの内外を連通する開
口部11を開閉するための扉部14と、扉部14により
開口部11を閉塞した際に、開口部11と扉部14との
間の間隙21を閉塞する防煙プレート15,16とを備
えた構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータシャフ
トの内外を連通する開口部を開閉するためのエレベータ
の扉構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、この種の扉構造として
は、図5および図6に示すように、エレベータシャフト
1に設けられた開口部2内に三方柱3を設け、この三方
柱3によって囲まれた部分を閉塞するように引き戸形式
の扉4を設けたものが用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、建物
に対する防火性や防煙性の要求が高まっている。図5、
図6に示したような扉構造は、従来においては十分な防
煙性を有するものとされていたものの、三方柱3や床面
5と扉4との間に間隙6を有していることから、現在ま
たは将来の基準では防煙性能が不十分となる場合も考え
られる。このような場合、エレベータホールを防火防煙
区画とするなどの措置が必要となり、既存建物において
は新たな費用の発生が、新設建物では建設コストの増大
が懸念されることとなっていた。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みなされたもので
あり、エレベータシャフトを防煙区画として形成し、こ
れにより新たな費用の発生や建設コストの増大を抑制す
ることができるようなエレベータの扉構造を提供するこ
とを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明においては以下の手段を採用した。すなわち、
請求項1記載のエレベータの扉構造は、エレベータシャ
フトの内外を連通する開口部を開閉するための扉部と、
前記扉部により前記開口部を閉塞した際に、前記開口部
と前記扉部との間の間隙を閉塞する防煙部材とを備えた
ことを特徴としている。
【0006】請求項2記載のエレベータの扉構造は、請
求項1記載のエレベータの扉構造であって、前記扉部
は、引き戸として形成され、前記防煙部材のうち、前記
扉部の前記引き戸を開放する方向の端縁と前記開口部と
の間の間隙を閉塞するものは、前記開口部および前記引
き戸のうちのいずれか一方に設けられて、前記引き戸が
閉められた際に同他方に対して当接する戸当たりとして
形成されていることを特徴としている。
【0007】請求項3記載のエレベータの扉構造は、請
求項2記載のエレベータの扉構造であって、前記引き戸
のうち、前記引き戸を閉塞する方向の端縁に前記防煙部
材が設けられ、該防煙部材は、前記引き戸を閉塞する際
のセーフティガードとして形成されていることを特徴と
している。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて説明する。図4に示すものは、本発明の一
実施の形態であるエレベータの扉構造10である。この
扉構造10においては、エレベータシャフトの内外を連
通する開口部11に対して三方柱12が設けられ、この
三方柱12の内側に、開口部11を開閉するための引き
戸13,13として形成された扉部14が設けられてい
る。
【0009】図1は、図4におけるa−a線矢視断面図
である。図中に示すように、扉部14の上下には、それ
ぞれ防煙プレート15,16(防煙部材)が突出状態に
設けられている。この防煙プレート15,16は、スチ
ール等金属の材料により形成されたものであり、三方柱
12および床面17にそれぞれ形成された溝部19,2
0の内側に位置するように配置されて、扉部14と三方
柱12あるいは床面17との間の間隙21を閉塞するよ
うに機能する。
【0010】図2は、図4におけるb−b線矢視断面図
である。図中に示すように、扉部14における引き戸1
3を開放する方向(図中A方向)の端縁14aには、防
煙ゴム(防煙部材)22が設けられている。この防煙ゴ
ム22は、引き戸13を完全に閉じた際に、三方柱12
に設けられた突出部12aに対して当接する戸当たりと
して形成されており、これにより、扉部14を閉じた際
に扉部14と三方柱12との間隙21を閉塞するように
機能する。
【0011】図3は、図4におけるc−c線矢視断面図
である。図中に示すように、引き戸13,13のうちの
一方13Aにおける引き戸13Aを閉塞する方向(図中
B方向)の端縁23には、セーフティガード(防煙部
材)24が設けられている。このセーフティガード24
は、引き戸13,13を閉塞した際に、他方の引き戸1
3Bに設けられた溝部25の内部に配置されるようにな
っており、これにより、扉部14を閉じた際に、引き戸
13,13同士の間の間隙26を閉塞するように機能す
る。
【0012】このような構成の扉構造10においては、
扉部14を閉じた際に、開口部11と扉部14との間隙
が防煙プレート15,16、防煙ゴム22、およびセー
フティガード24によって閉塞されるために、エレベー
タシャフトS(図1,図2参照)を完全に防煙区画とし
て形成することができ、これにより、エレベータホール
を防火区画として形成するなどの必要が無く、新たな費
用の発生や建設コストの増大を抑制することができる
【0013】また、引き戸13,13として形成された
扉部14の端縁14aに戸当たりとして防煙ゴム22を
設置し、この防煙ゴム22により引き戸13と三方柱1
2との間を閉塞するとともに、扉部14のセーフティー
ガード24を、引き戸13,13同士の間の間隙を閉塞
させるように機能させたために、納まりよく、防煙のた
めの部材を設置することができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係るエ
レベータの扉構造によれば、防煙部材により、開口部と
扉部との間隙が閉塞されるために、エレベータシャフト
を完全に防煙区画として形成することができ、これによ
り、エレベータホール等を防火区画として形成する必要
が無く、新たな費用の発生や建設コストの増大を抑制す
ることができる
【0015】この場合、請求項2のように、扉部の端縁
に戸当たりとして防煙部材を設置したり、あるいは、請
求項3にように、引き戸同士の間のセーフティーガード
を、防煙部材として形成するようにすれば、納まりよ
く、防煙部材を設置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態であるエレベータの
扉構造の側断面図(図4におけるa−a線矢視断面図)
である。
【図2】 同、扉と三方柱との間の部分を拡大して示
す平断面図(図4におけるb−b線矢視断面図)であ
る。
【図3】 同、扉同士の間の部分を拡大して示す平断
面図(図4におけるc−c線矢視断面図)である。
【図4】 同、立面図である。
【図5】 従来のエレベータの扉構造の平断面図であ
る。
【図6】 同、側断面図である。
【符号の説明】
10 扉構造 11 開口部 13 引き戸 14 扉部 15,16 防煙プレート(防煙部材) 21,26 間隙 22 防煙ゴム(防煙部材) 24 セーフティーガード(防煙部材) S エレベータシャフト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F307 AA02 BA07 CA02 CA15

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータシャフトの内外を連通する開
    口部を開閉するための扉部と、前記扉部により前記開口
    部を閉塞した際に、少なくとも前記開口部と前記扉部と
    の間の間隙を閉塞する防煙部材とを備えたことを特徴と
    するエレベータの扉構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のエレベータの扉構造であ
    って、 前記扉部は、引き戸として形成され、 前記防煙部材のうち、前記扉部の前記引き戸を開放する
    方向の端縁と前記開口部との間の間隙を閉塞するもの
    は、前記開口部および前記引き戸のうちのいずれか一方
    に設けられて、前記引き戸が閉められた際に同他方に対
    して当接する戸当たりとして形成されていることを特徴
    とするエレベータの扉構造。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のエレベータの扉構造であ
    って、 前記引き戸のうち、前記引き戸を閉塞する方向の端縁に
    前記防煙部材が設けられ、該防煙部材は、前記引き戸を
    閉塞する際のセーフティガードとして形成されているこ
    とを特徴とするエレベータの扉構造。
JP2001115379A 2001-04-13 2001-04-13 エレベータの扉構造 Pending JP2002308557A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011051772A (ja) * 2009-09-04 2011-03-17 Hitachi Ltd エレベーター装置及びその乗りかご
CN102951531A (zh) * 2011-08-26 2013-03-06 康力电梯股份有限公司 用于高速电梯的层门结构

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011051772A (ja) * 2009-09-04 2011-03-17 Hitachi Ltd エレベーター装置及びその乗りかご
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