JP4817788B2 - 調整モードの制御方法及びそれを実現する装置 - Google Patents

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Description

本発明は調整モードの制御方法及びそれを実現する装置に関し、特に、電子写真方式を用いた画像形成装置における調整モードの制御方法及び画像形成装置に関するものである。
印刷機、複写機、プリンタ等の画像形成装置において、一定の画像品質を維持するために、通紙枚数あるいは時間などにより定期的に画質を維持するための様々な調整動作を実施することが行われている。そして、近年の画像形成装置の本格的なカラー化に伴い、出力動作中に画像品質を維持するために実施される調整動作が増えてきており、結果として出力動作中に行われる調整時間の割合が多くなってきている。
そのため、例えば少ない枚数を急ぎで出力したい場合に、出力動作中に調整動作が行われることによりユーザを待たせるということが発生する。
又、画像形成装置の調整動作は、本来の画像形成装置の最高画質を維持することを目的に実施されるが、ユーザによっては、例えば原稿チェック用の試し出力といった廃棄されることを前提とした出力の場合には、文字を正常に読める最低限の画像品質であれば良い場合があり、出力動作中に調整動作が実施されることで出力時間が多くかかることを好まないユーザも存在する。
このように、ユーザの置かれた状況や求める画像品質により、ユーザの設定により、出力動作中に行われる調整動作を出来るだけ少なくすることで、出力時間を短縮できる画像形成装置が望まれている。
このような背景の中、出力動作中の調整時間を少なくするための従来技術として、特許文献1では、タイマが設定時間を経過した場合には、その時点で調整動作を実行させ、タイマが設定時間を経過してもその時点で画像形成動作が実行されている場合には、その画像形成動作が終了するまで開始時点を遅らせることで、自動的に行われる作像条件調整動作によってユーザの画像形成作業を妨害することを回避することを行っている。このように、特許文献1では画像形成装置が非動作中に調整動作を実施することで、出力動作中に行われる調整時間を少なく出来る効果がある。
又、特許文献2では、画像濃度調整動作を行う画像形成装置において、画像濃度調整動作禁止を設定されたときには、前記画像濃度調整動作を行わないようにしている。
特開平10-142857号公報 特開2002-278177公報
しかしながら、特許文献1では、画像品質を維持するための調整動作を画像形成動作中以外にしか実施しないため、例えば大量出力をする場合においても出力動作中に画像調整動作が行えず、画像品質を維持するために制約が発生するという問題がある。
一方、特許文献2は、専門知識をもったサービス作業者の設定により調整動作禁止を行うものであり、本来の目的は、画像形成装置を設置するための設置時間を短縮するための技術である。そのため、同様な技術を一般的なユーザに適用して調整動作を任意に禁止することは、調整動作禁止の可否をユーザが判断することとなり、判断が困難である上に誤った調整動作禁止になるという問題がある。
以上述べたように、従来技術では、調整動作の調整実施タイミングを変更したり、調整動作の実施間隔を延ばすことで調整動作回数を減らすことが出来なかった。あるいは、代替となる簡易的な調整動作を実施することで画像出力動作中の調整時間を短縮する調整短縮モードを、ユーザの置かれた状況や求める画像品質に応じて、ユーザが容易に、且つ任意に設定することは出来なかった。
又、従来の技術では、ユーザが画像出力を開始する前に、出力動作中に調整動作が行われるタイミングを予め知ることが出来ない。そのため、同じスペックを備えた画像形成装置が複数台置かれている場合に、急ぎで数枚の出力を行うのに調整動作がすぐに行われる機械を選択してしまうといった問題があった。
又、前述した調整短縮モードの設定をする機能を備えていても、画像出力を開始する前に出力動作中に調整動作が行われることをユーザが予め知ることが出来ないため、調整短縮モードの設定をすべきかを判断することが出来ないという問題もあった。
本発明は、上記のような従来の問題を解決し、調整動作時間を少なくする調整時間減少モードを備え、ユーザの状況に応じて、ユーザが任意に調整動作時間を少なくする調整時間減少モードに設定を行えるようにする。更には、調整動作開始までの時間、出力枚数、調整実施間隔、調整動作時間といった調整動作に関する情報をユーザに報知し、調整動作時間の減少の設定をするかの判断を容易にすることで、ユーザが容易に調整動作時間を少なくすることを可能とするものである。
本発明は、前記の目的を達成する手段として、以下の構成を備える。
予め設定された条件を満たすタイミングで画像形成装置の調整を実施する調整手段を有する前記画像形成装置において、前記調整手段により調整を実施するタイミングを監視する監視手段と、ユーザの要求した処理の実行前に、前記調整手段により調整を実施するまでの条件を該ユーザへ視覚的に報知する報知手段と、前記ユーザの要求した処理の実行中に実施される前記調整手段による調整の調整時間を少なくする調整時間減少モードを設定する設定手段と、前記設定手段で調整時間減少モードが設定された場合に、ユーザの要求した処理のジョブが完了するまで前記画像形成装置を調整時間減少モードで動作させる制御手段と、を備えており、前記調整は感光ドラムの電位を調整する画像濃度調整を含み、前記調整時間減少モードでは、帯電特性の測定と前露光条件の変更の繰り返し回数を少なくすることで、感光ドラムの帯電特性が所定範囲内に納まるように前露光条件を制御する調整時間を通常の調整時間より短くすることを特徴とする。
ここで、前記調整時間減少モードでは、調整の実施間隔を通常の実施間隔より長くすることで、前記ユーザの要求した処理の実行中の調整時間を少なくする。また、前記調整時間減少モードが設定されたジョブが終了した後に、前記調整時間減少モードが設定されなかった場合には実施されていたが、前記調整時間減少モードを設定したことにより、前記調整時間減少モード中に実施されなかった調整を実施することで、装置の品質を動作中以外のタイミングにて維持することが可能となる。
かかる発明を画像形成装置に適用する場合に、前記調整はトナー補給量を調整するトナー濃度調整を含み、前記調整時間減少モードでは、該トナー濃度調整の実施条件であるプリントしたドット数のカウント値の閾値を高くすることで、トナーパッチ画像を形成して濃度検出手段で読み取った濃度値に基づいてトナー補給量を補正する前記トナー濃度調整の実施間隔を長くする。また、前記調整はカラー画像形成時の色成分の色ずれを調整する色ずれ調整を含む。
又、予め設定された条件を満たすタイミングで画像形成装置の調整を実施する調整手段を有する前記画像形成装置の制御方法であって、前記調整手段により調整を実施するタイミングを監視する監視工程と、ユーザの要求した処理の実行前に、前記調整手段により調整を実施するまでの条件実施タイミングを該ユーザへ視覚的に報知する報知工程と、前記ユーザの要求した処理の実行中に実施される前記調整手段による調整の調整時間を少なくする調整時間減少モードを設定する設定工程と、前記設定工程で調整時間減少モードが設定された場合に、ユーザの要求した処理のジョブが完了するまで前記画像形成装置を調整時間減少モードで動作させる制御工程と、を含み、前記調整は感光ドラムの電位を調整する画像濃度調整を含み、前記調整時間減少モードでは、帯電特性の測定と前露光条件の変更の繰り返し回数を少なくすることで、感光ドラムの帯電特性が所定範囲内に納まるように前露光条件を制御する調整時間を通常の調整時間より短くすることを特徴とする。
以上述べたように、本発明では、調整動作時間を少なくする調整時間減少モードを備え、ユーザが任意に調整時間減少モードの設定を行える機能を備えることで、出力動作中の調整動作による出力動作の遅延を可能な限り短くすることを可能とする。
更に、調整動作開始までの時間、出力枚数、調整実施間隔、調整動作時間といった調整動作に関する情報をユーザに報知することで、調整動作時間の減少を設定するかの判断を容易にする。
本発明により、調整動作による遅延を可能な限り減らすことを可能とした装置を提供することが出来る。そのため、画像形成装置としては、ユーザの置かれた状況、求める画像品質に応じてユーザが調整動作を容易に変更することが可能なユーザビリティの高い画像形成装置を提供することが可能となる。
以下、本発明の一実施形態の画像形成装置を図面を参照して詳細に説明する。尚、本実施形態では、画像形成装置として電子写真方式を用いたプリンタ部を有する複写機を例に説明するが、これに限定されない。本発明は、処理中に調整動作を行う装置における処理中の調整時間の減少を処理の劣化なしに実現するものであり、かかる技術思想を実現する装置も本発明に含まれる。
<本実施形態の画像形成装置の構成例>
図1は、本実施形態の画像形成装置の主要部構成を示す縦断面図である。
図1に示すように、本実施形態の画像形成装置は、画像形成装置本体10と、後処理装置500とから構成され、画像形成装置本体10は、原稿画像を読み取るイメージリーダ400及びプリンタ300を備える。
イメージリーダ400には、原稿給送装置100が搭載されている。原稿給送装置100は、原稿トレイ上に上向きにセットされた原稿を先頭頁から順に1枚づつ左方向へ給紙し、湾曲したパスを介してプラテンガラス102上を左から流し読み取り位置を経て右へ搬送し、その後外部の排紙トレイ112に向けて排出する。この原稿がプラテンガラス102上の流し読み取り位置を左から右へ向けて通過するときに、この原稿画像は流し読み取り位置に対応する位置に保持されたスキャナユニット104により読み取られる。この読み取り方法は、一般的に、原稿流し読みと呼ばれる方法である。具体的には、原稿が流し読み取り位置を通過する際に、原稿の読取り面がスキャナユニット104のランプ103の光で照射され、その原稿からの反射光がミラー105、106、107を介してレンズ108に導かれる。このレンズ108を通過した光は、イメージセンサ109の撮像面に結像する。
このように、流し読み取り位置を左から右へ通過するように原稿を搬送することによって、原稿の搬送方向に対して直交する方向を主走査方向とし、搬送方向を副走査方向とする原稿読み取り走査が行われる。すなわち、原稿が流し読み取り位置を通過する際に主走査方向に原稿画像を1ライン毎にイメージセンサ109で読み取りながら、原稿を副走査方向に搬送することによって原稿画像全体の読み取りが行われる。光学的に読み取られた画像は、イメージセンサ109によって画像データに変換されて出力される。イメージセンサ109から出力された画像データは、後述する画像信号制御部230において所定の処理が施された後に、プリンタ300の露光制御部110にビデオ信号として入力される。
なお、原稿給送装置100により原稿をプラテンガラス102上に搬送して所定位置に停止させ、この状態でスキャナユニット104を左から右へ走査させることにより原稿を読み取ることも可能である。この読み取り方法は、いわゆる原稿固定読みと呼ばれる方法である。
原稿給送装置100を使用しないで原稿を読み取るときには、まず、ユーザにより原稿給送装置100を持ち上げてプラテンガラス102上に原稿を載置し、そして、スキャナユニット104を左から右へ走査させることにより原稿の読み取りを行う。すなわち、原稿給送装置100を使用しないで原稿を読み取るときには、原稿固定読みが行われる。
プリンタ300の露光制御部110は、入力されたビデオ信号に基づきレーザ光を変調して出力し、該レーザ光はポリゴンミラー110aにより走査されながら各感光ドラム111a(Y)、111b(M)、111c(C)111d(Bk)上に照射される。感光ドラム111a〜111dには、走査されたレーザ光に応じた静電潜像が形成される。ここで、露光制御部110は、後述するように、原稿固定読み時には、正しい画像(鏡像でない画像)が形成されるようにレーザ光を出力する。
この感光ドラム111a〜111d上の静電潜像は、現像器113a(Y)、113b(M)、113c(C)、113d(Bk)から供給される現像剤によって現像剤像として可視像化される。又、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで、各カセット114,115、手差給紙部125または両面搬送パス124から用紙が給紙され、この用紙は感光ドラム111a〜111dと転写部116a〜116dとの間に搬送される。感光ドラム111a〜111dに形成された現像剤像は、転写部116a〜116dにより給紙された用紙上に転写される。
搬送ベルト201は、用紙の搬送をすると共に、本実施形態ではトナー補給量の補正のためのパッチ検ATRにおけるパッチ画像の形成媒体としても使用される。又、濃度検知センサ200は搬送ベルト201上に形成されたパッチ画像の濃度を検出する。尚、本実施形態の画像濃度調整に使用されるドラム表面電位を測定するセンサについては、図面が複雑になるので図示していない。
現像剤像が転写された用紙は定着部117に搬送され、定着部117において定着ローラ(図示せず)により用紙を熱圧することによって、現像剤像を用紙上に定着させる。定着部117を通過した用紙は、フラッパ121及び排出ローラ118を経てプリンタ300から外部に向けて排出される。
ここで、用紙をその画像形成面が下向きになる状態(フェイスダウン)で排出するときには、定着部117を通過した用紙をフラッパ121の切換動作により一旦反転パス122内に導く。その用紙の後端がフラッパ121を通過した後に、用紙をスイッチバックさせて排出ローラ118によりプリンタ300から排出する。以下、この排紙形態を反転排紙と呼ぶ。この反転排紙は、原稿給送装置100を使用して読み取った画像を形成するとき又はコンピュータから出力された画像を形成するときなどのように、先頭頁から順に画像形成するときに行われ、その排紙後の用紙順序は正しい頁順になる。
又、手差給紙部125からOHPシートなどの硬い用紙が給紙され、この用紙に画像を形成するときには、用紙を反転パス122に導くことなく、画像形成面を上向きにした状態(フェイスアップ)で排出ローラ118により排出する。
更に、用紙の両面に画像形成を行う両面記録が設定されている場合には、フラッパ121の切換動作により用紙を反転パス122に導いた後に両面搬送パス124へ搬送する。両面搬送パス124へ導かれた用紙を上述したタイミングで感光ドラム111a〜dと転写部116a〜dとの間に再度給紙する制御が行われる。
プリンタ300から排出された用紙は、後処理装置500に送られる。この後処理装置500では、製本処理、綴じ処理や穴あけなどの各処理を行う。
図2は、本実施形態の画像形成装置の制御部の構成例を示すブロック図である。図2(A)には、本実施形態の処理に関連する画像形成装置全体の制御を司る制御ユニット210と、画像形成を制御する画像形成ユニット220との関係を示す。尚、煩雑さを避けるため、図2(A)には本実施形態の特徴と関連の大きな要素のみしか図示されていない。
制御ユニット210は、演算制御用のCPU211を有する。又、CPU211が使用する一時データあるいはプログラムを格納するためのRAM212と、CPU211が実行し本画像形成装置を動作させるためのソフトウェア及び固定データを格納するためのROM213とを有する。又、画像形成ユニット220の動作を制御する主制御部214と、画像形成ユニット220の各種センサからのアナログデータを受信してデジタルデータに変換するA/D変換部215とを有する。又、濃度パッチなどのテストパターンを発生させるためのテストパターン発生部216を有する。
画像形成ユニット220は、前述の露光制御部110、感光ドラム111a〜111d
、現像器113a〜113d、各カセット114,115、手差給紙部125または両面搬送パス124、転写部116a〜116d、定着部からなる画像形成部221を有する。又、画像形成部221の各ユニットの状態を監視する各種センサ222を有する。画像形成ユニット221は、主制御部214の指示により制御ユニット210から送られた画像データもしくは濃度パッチなどのテストパターンに応じて画像を形成する。又、各種センサ222が検知したデータは随時、画像形成ユニット220から制御ユニット210へ送られる。
図2(B)に、制御ユニット210のROM213及びRAM212の本実施形態に関連する記憶構成例を示す。尚、図2(B)には本実施形態に関連の深い領域のみを示している。
図2(B)で、213aから213gで示す記憶領域は本例では図2(A)のROM213内に確保されている。213aは本画像形成装置を動作させるシステムプログラムであり、汎用のOSであったり特殊なプログラムであったりする。213bは本実施形態の画像形成処理中(ジョブ実行中)の調整時間を制御する調整制御モジュールである。213cは本実施形態の調整時間制御の一例として以下に示すトナー濃度の調整を制御するトナー濃度調整モジュール、213dは本実施形態の調整時間制御の他例として以下に示す画像濃度の調整を制御する画像濃度調整モジュールである。213eは本実施形態の調整時間制御のその他の例である色ずれの調整を制御する色ずれ調整モジュールである。
213fは各調整動作を開始する条件を記憶する調整条件パラメータ・テーブルであり、例えは本実施形態で示すトナー濃度調整の場合は、後述のビデオカウント積算値の通常の閾値が記憶される。213gは各調整動作で使用される調整処理用のパラメータを記憶する調整処理パラメータ・テーブルであり、例えば本実施形態で示す画像濃度調整の場合は、後述の前露光入力電圧の通常の変化幅である2.0Vが記憶される。
212aから212fで示す記憶領域は本例では図2(A)のRAM212内に確保されている。尚、パラメータは固定であればROM213に記憶されてもよい。212aは以下の図4,図5及び図17に示す調整タイミングの画面を記憶する領域、212bは各調整動作の延長を指示された場合に、その延長のためのパラメータであり、例えは本実施形態で示すトナー濃度調整の場合は、後述のビデオカウント積算値の高く変更された閾値が記憶される。212cは各調整動作で使用される短縮調整用のパラメータを記憶する調整短縮パラメータ・テーブルであり、例えば本実施形態で示す画像濃度調整の場合は、後述の前露光入力電圧の変化幅を算出する式あるいは係数kが記憶される。
212dは本画像形成装置で実行されるジョブを記憶する画像形成処理ジョブ・キュー、212eは本画像形成装置で形成処理される画像形成処理データ、212fはプログラムがディスクなどの外部記憶部からロードされてCPU211で実行される場合に、プログラムがロードされる領域である。
図2(A)には図示されていない外部記憶部は、データ記憶領域とプログラム記憶領域とを含んでいる。
<本実施形態の画像形成装置の動作例>
図3は、本実施形態の画像形成装置の調整制御の手順例を示すフローチャートである。図3(A)はジョブ開始時の処理手順例を示し、図3(B)はジョブ終了時の処理手順例を示す。
まず、ステップS31では、本画像形成装置を動作させるメニューが初期設定画面として表示される(以下の図4参照)。ステップS32で、初期設定画面上の「調整」キーが指示されたか否かが判定される。「調整」以外の処理が指示されると、指示に従って他の処理が実行される。「印刷」処理も係る他の処理に含まれる。
「調整」キーが指示されるとステップS33に進んで、調整タイミング画面が作成されて表示される(以下の図4、図5及び図17参照)。調整タイミング画面上のキーの指示により、以下の処理が分岐する。「延長」キーが指示されるとステップS34からS35に進んで、調整間隔の延長(調整タイミングの条件の変更)の設定が行われる。「短縮」キーが指示されるとステップS35からS37に進んで、調整時間の短縮の設定が行われる。「戻る」キーが指示されるとステップS38からS31に戻って、初期設定画面が表示される。
ステップS39では、設定された「延長」や「短縮」をリセットする「リセット」キーが指示されたか否かを判定して、指示されればステップS40に進んで通常の調整タイミングあるいは調整時間のパラメータに戻して、ステップS33に戻る。リセットが指示されなければ、何もせずにステップS33に戻る。
図3(B)は、ジョブ終了時の処理手順例を示すフローチャートである。
ステップS41の画像形成処理中に、ステップS42で調整タイミングに成ったか否かを判定する。例えば、以下に例示するトナー濃度調整ではビデオカウント積算値が閾値を越えたか否かで判定する。一方、画像濃度調整では一定時間経過あるいは一定量のプリント動作で判定する。調整タイミングと判定すると画像形成処理を中断してステップS43に進み、判定された調整を実施する。例えば、以下に例示のトナー濃度調整ではパッチ画像を形成して濃度検出し、トナー補給量の補正値を算出してトナー補給量を調整する。一方、画像濃度調整では帯電電流を印可したドラム表面の電位を測定しながら、このドラム表面の電位の変化率が所定範囲内に納まるように、前露光量入力電圧を調整する。調整処理が終わるとステップS41に戻って、画像形成処理を再開する。
ステップS42で調整タイミングと判定されなければ、ステップS44でジョブの終了か否かが判定される。終了でなければステップS41に戻って、画像形成処理を継続する。ジョブの終了であればステップS45に進んで、ジョブ開始前にユーザが設定した調整の「延長」や「短縮」などの設定をリセットする。本例では、RAM212に記憶されたパラメータの使用から、ROM213に記憶されている基準パラメータの使用に切り替える。続いてステップS46では、ジョブ実行の間に実施されなかった調整を実行する。すなわち、「延長」が設定されると通常は必要であった調整が実施されていないので、ジョブ終了時の実施されなかった調整の実施により画質の劣化を防ぐ。
<本実施形態の調整延長の一例であるトナー濃度調整の延長例>
上述の画像形成装置においては、最高画質を維持するためにいくつかの調整動作が実施される。以下に、そのうちの一つであるトナー濃度調整動作について説明する。
本実施形態のカラー画像形成装置では、現像器113a〜113d内のトナーとキャリアとを混合した2成分現像剤を使用する現像方式を採用している。このような2成分現像剤を使用する場合には、現像器内のトナーとキャリアとの比率(T/C比)を常に一定に保つことが、高画質を維持するために必要である。そのための手段としてトナー濃度調整を行っている。
かかるトナー濃度調整は、主制御部214が画像データから求めたビデオカウント数を色毎に積算しており、図7に示すように、いずれか1つの色がパッチ検ATR実行閾値を越えた時点で実行される。
(トナー濃度調整の延長)
図4は、イメージリーダ400の前面に設けられた操作パネル1300の構成図である。
1301は表示部であり動作状態・メッセージを表示する。又、表示部1301の表面はタッチパネルになっていて、表面を触ることにより選択キーとして働く。1302はテンキーであり、コピー部数を入力するキーである。1303はスタートキーであり、このキーを押すことにより動作を開始する。
1304は調整タイミング表示キーである。このキーを押下すると、操作パネル画面1310に遷移する。この画面1310では、本実施形態における画像形成装置が定期的に実行する調整動作が実行されるタイミングを表示している。例えば、トナー濃度調整の場合、タイミングバー1311の位置は、図8における各色のビデオカウント積算値の内、最も大きいKのビデオカウント値を示し、バーの右端は図8におけるパッチ検ATR実行閾値を示している。従って、タイミングバー1311が右端に達した時点で調整モードの実行条件が満たされたことになり、各自動調整が実行される。又、「延長」や「短縮」をリセットするキー、表示を初期画面1301に戻すキーも表示される。
1312は調整延長キーであり、このキーが押下された場合は、調整開始までの時間が延長される。本実施形態においては、トナー濃度調整の調整延長キーが押下された場合には、図8の(b)や(c)のように、パッチ検ATR実行閾値を増加させることにより、トナー濃度調整に入るまでの時間を延長する。ここで、例えばパッチ検ATR実行閾値を通常時の倍にする場合には、ビデオカウント積算値とパッチ検ATR実行閾値の関係は図8の(b)のようになる。その関係に応じて操作パネルの画面1320のようにタイミングバー1311が達する最大位置が延長して表示される。
尚、別の例としては、タイミングバー1311が達する最大位置はそのままで、操作パネル画面1330のように、タイミングバー1311の位置を相対的に短く表示しても良い。
又、例えば図8の(c)のように、延長期間が通常時の1.5倍であったような場合であっても、ビデオカウント積算値とパッチ検ATR実行閾値の関係に応じて操作パネル画面1340のように表示される。
さらに別の例として図5のように、タイミングバー1311に調整実行までのタイミング情報を付加しても良い。タイミング情報は、例えば、操作パネルの画面1350のトナー濃度調整に示すようなパーセント情報でも良いし、ドラム電位調整に示すような枚数情報でも良い。更に、操作パネルの画面1360に示すように、調整延長キーが押下された場合に、調整を延長することによる影響を表示する画面を表示し、ユーザに確認を促すような構成とすることもできる。
ユーザによりプリントジョブの開始前、もしくは開始中に調整延長キーが押下された場合には、上述のように調整を実行する閾値を延長してプリントジョブが実行される。しかしながら、延長された閾値は、出力画像に影響を与えない範囲で求められたものであるため、プリントジョブ中に延長閾値を越えた場合には、その時点で調整動作が実行される。またプリントジョブの終了時に、もとの調整閾値を越えている場合には、延長された閾値を越えていない場合であっても調整動作が実行される。
(トナー濃度調整動作)
図6に、本実施形態におけるトナー濃度調整動作の制御例を示す。
トナー濃度調整は大きく2つの動作に分かれている。1つがビデオカウントを用いたブロック補給動作310であり、もう1つが形成したパッチ画像の濃度の測定によるパッチ検ATR(Auto Toner Reduction)320である。
ブロック補給動作310では、プリント動作を行う毎に画像データから各色のドット数(ビデオカウント数)を測定し(S311)、そこから消費されたトナー量を計算する(S312)。その後、パッチ検ATRの結果と合わせて、現像器113a〜113d内に最適な量のトナーを補給する。
パッチ検ATR320は、搬送ベルト201上にトナーパッチ(濃度パッチ)画像を形成し、濃度検知センサ200で読み取った濃度値に基づいて現像器へのトナー補給量を補正する。これにより、ブロック補給動作のみよりも精度良く現像器内のT/C比を一定に保つものである。
パッチ検ATRは、主制御部214が、パッチ検ATRを実行するタイミングであると判断した場合に実行される(S221)。主制御部214は、前述のように画像データから求めたビデオカウント数を色毎に積算しており、図7に示すように、いずれか1つの色がパッチ検ATR実行閾値を越えた時点でパッチ検ATRを実行する。
主制御部214は、パッチ検ATRを実行するタイミングであると判断した場合、テストパターン発生部216にパッチ濃度測定用のテストパターンを形成するように指示する。テストパターン発生部216は、画像形成部221の各ユニットを制御して搬送ベルト201上に濃度パッチを形成する(S322)。ここで濃度パッチの形成は、感光ドラム111a〜111d上に形成する構成も考えられるが、その場合には各感光ドラムに対して濃度検知センサが必要となる。本実施形態においては濃度センサの数の低減を図るため、搬送ベルト201上に濃度パッチを形成し、1つの濃度検知センサ200で全色の濃度パッチを検知する構成とする。濃度検知センサ200は、濃度パッチ201を光源で照射し、反射光強度を受光センサで検知する。その反射光強度の信号は、A/D変換部215でA/D変換された後、CPU211で処理される。
(濃度検知センサの構成例)
ここで、パッチ濃度測定を行う濃度検知センサ200について説明する。一般に、濃度検知センサ200の方式は反射光の乱反射成分を検知する方式と反射光の正反射成分を検知する方式の2つの方式に大別される。
まず、乱反射成分を検知する方式について詳述する。乱反射成分とは、色として感じる反射の成分であり、その反射光量は濃度パッチの色材の量、すなわちトナー量の増加に応じて増大する特徴がある。
図9は、本実施形態の画像形成装置において適用される乱反射光量とトナー濃度との関係のグラフである。
反射光は濃度パッチから全方向にまんべんなく拡散することもその特徴である。乱反射成分を検知するタイプの濃度センサは、後述する正反射成分の影響を除くために、照射角と受光角が異なるよう構成される。しかし、この乱反射を検知する濃度センサで黒トナーの濃度を検知した場合、黒トナーが光を吸収するため黒トナーからの反射光を検知することができない。そこでこの場合、例えば濃度パッチの下地の部分に有彩色のものを用い、下地の反射光量が黒トナーにより隠される量を測定することにより、黒トナーの濃度を検知するという方法も考案されている。しかしながら、パッチ画像を形成する下地である搬送ベルトは、紙搬送力を確保するために抵抗値の調整を行う必要があり、そのためカーボンブラックが分散され、黒色や濃い灰色となることが多い。したがって、搬送ベルト上で黒トナーの濃度を検知する場合、濃度パッチからも下地からも光が反射されず、乱反射を検知するタイプの濃度センサでは黒トナーの検知ができない。そこで、後述する正反射光を検知するタイプの濃度センサを用いる必要がある。
図10は、正反射光量とトナー量との関係のグラフである。以下、反射光の正反射成分を検知する方式について詳述する。
正反射光を検知するタイプの濃度センサでは、下地面(搬送ベルト面)の法線に対して照射角と対称となる方向に反射される光を検知する。この反射光量は、下地の材質固有の屈折率と表面状態により決まる反射率に依存し、光沢として感じる。下地の上に濃度パッチが形成された場合、トナーがある部分では下地が隠され反射光が無くなる。したがって、濃度パッチのトナー量と正反射光量の関係は、図10に示すように、トナー量の増加につれて反射光量は小さくなる。正反射光を検知するタイプの濃度センサは、トナーからの反射光ではなく、下地からの反射光を主として検知するため、トナー、下地の色によらず濃度検知を行うことができるので、乱反射光を検知するタイプの濃度センサよりも有利である。又、一般的に正反射成分の反射光量は乱反射成分の反射光量よりも大きく、濃度センサの検知精度に関しても正反射光を検知するタイプの濃度センサの方が有利である。そのため、感光体上で濃度検知を行う場合にも正反射光を検知するタイプの濃度センサを用いるのが望ましい。
しかしながら、正反射光を検知するタイプの濃度センサで有彩色のトナーを検知した場合には問題が生じる。有彩色トナーの濃度パッチに光を照射した場合、トナー量の増加に応じて乱反射光が増加する。その反射光は全方向にまんべんなく拡散されることは前述した。したがって、濃度センサで検知される光は正反射成分と乱反射成分の和になる。
図11は、このときのトナー量と反射光量の関係を示す。つまり、正反射の特性である細実線と乱反射の特性である破線の和になり、太実線のような負性特性を示す。
従って、正反射光と乱反射光の両方の特性を生かすため、本実施形態の画像形成装置に適用される検知手段としての濃度検知センサ200は、図12に示すように構成される。すなわち、1つの発光素子(LED)801と、照射光の正反射光用の受光素子(フォトダイオード)Vop802と乱反射光用の受光素子Vos803とから構成される。受光素子Vop802は、発光素子801からの照射光のうち、搬送ベルト上で照射光と同じ角度で反射された反射光を検知する位置に設けられている。又、受光素子Vos803は、発光素子801からの照射光のうち、搬送ベルト上の濃度パッチにより乱反射された反射光を、偏光フィルタを通して検知する位置に設けられている。
ところで、下地からの反射光を主として検知する正反射光検知タイプの濃度センサでは、使用度合いによって下地の表面状態が変動した場合、反射光量も変動してしまう。そこで、濃度パッチの反射光量を下地の反射光量で規格化した後、濃度情報に変換するなどの補正(以下、下地補正と称する)を行うのが有効である。ここで、下地補正のための下地反射光量の測定は、搬送ベルトの材質むらや経時変化を考慮して、なるべく濃度パッチを作成するのと同じタイミング、同じ位置で行うことが望ましい。
従って、下地反射光量を測定する方法としては次のような方法がある。図13の(a)で示すように濃度パッチと下地反射光量を交互に測定する方法がある。図13の(b)のように濃度パッチの前後の下地反射光量を測定する方法がある。図13の(c)で示すように搬送ベルト1周分の下地反射光量を測定した後に濃度パッチを作成する方法がある。本実施形態では、図13の(a)の方法でパッチ画像を作成する。
図6に戻って、次にパッチ濃度を検出する(S323)際の手順について、図14に従って説明する。
S1001:まず、テストパターン発生部216から発生させたパッチの画像データを用いてイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの濃度パッチPY、PM、PC、PKを搬送ベルト201上の長手方向に一直線に形成する。図15は、濃度パッチの大きさを示す図である。本実施形態では各濃度パッチの大きさを図に示すように主走査方向に20.3mm、副走査方向に16.24mmとする。
S1002:ついで、濃度検知センサ200で、これらの濃度パッチPY、PM、PC、PKの濃度を測定する。図12に示したように、濃度は受光素子Vopが検出する乱反射光成分と受光素子Vosが検出する正反射光成分とに分けて検出される。ここで、濃度検知センサ200は、搬送ベルト201上の濃度パッチが濃度検知センサ200の検出範囲を通過する間に、サンプリング間隔15msで計8点の濃度を検出する。
S1003:そして8点のうち、最大値と最小値を除いた6点を平均化したものを、濃度検知センサ200の検出結果として検出し、A/D変換手段215によりA/D変換して画像形成装置内のRAM212に取り込む。
S1004:その後、濃度検知センサ200の検出結果の中からパッチ濃度検出によるもの以外の影響を除去するため、暗電流補正を行う。これは、濃度検知センサ200の発光素子201を光らせない状態での受光素子202、203の出力を測定し、その結果を濃度パッチの測定結果から減算することにより、測定結果の中のパッチ濃度検出によるもの以外の影響を除去するものである。暗電流補正を行った後の検出結果は、乱反射光成分測定結果Sig.PY、Sig.PM、Sig.PC、Sig.PKと、正反射光成分測定結果Sig.SY、Sig.SM、Sig.SC、Sig.SKとしてRAM212に書き込まれる(図示せず)。濃度測定後、濃度パッチは搬送ベルトのクリーナによってクリーニング除去される。
S1005:次に乱反射光成分測定結果と、正反射光成分測定結果とから正反射成分の算出を行う。算出式は
Sig.R=Sig.P−k1×Sig.S
で表される。ここで、k1は正反射成分検出係数である。k1は濃度検知センサの特性や取り付け位置により異なり、k1は各色トナーの濃度パッチの測定を行った場合にSig.Rが0となるように求める。本実施形態においては、k1Y=0.254、k1M=0.241、k1C=0.23、k1K=0とした。k1=0の場合は、即ち、濃度検知センサの乱反射光成分測定結果は無視し、正反射光成分測定結果のみを画像パッチの濃度検出に用いるということである。
S1006:次に、濃度パッチを形成しないで搬送ベルト単体の正反射成分を測定し、その結果をSig.RBとする。Sig.RをSig.RBを用いて正規化することにより、下地の表面状態による影響を排除する。正規化のための算出式は、
Sig.R'=A×Sig.R/Sig.RB
で表される。ここで、Aは正規化の定数である。本実施形態では、画像濃度を10Bitで制御するため16進数で3FF=1023を定数Aとして使用する。
S1007:このようにして得られたSig.R'であるが、例えば黒の濃度パッチを測定した場合、乱反射光成分測定結果Sig.PK≒0であるためSig.R'≒0となる。つまり濃度パッチの濃度が濃いほどSig.R'の値は小さくなる。そこで、図16のような変換テーブルを用いて、Sig.R'が画像濃度と比例関係になるように変換を行う。
S1008:パッチ画像濃度Sig.Dを決定する。
図6に戻って、次に求めたパッチ画像濃度と目標値と比較する(S324)。
目標値は各色毎に予め設定されている。パッチ画像濃度が目標値よりも濃いということは、現像器113a〜113d内のT/C比が最適値に比べて高いことを意味する。一方、パッチ画像濃度が目標値よりも薄いということは、現像器113a〜113d内のT/C比が最適値に比べて低いことを意味している。そこで、パッチ画像濃度と目標値との差に応じてトナー補給量の補正値を計算する(S325)。トナー補給330では、この補正値と、ビデオカウントから求めたブロック補給量とを合わせてトナー補給を行うことにより、現像器113a〜113d内のT/C比を最適に保つことが可能となる。
<本実施形態の調整短縮の一例である画像濃度調整の短縮例>
別の実施形態として、感光ドラム111a〜d上の電位を調整する調整動作を例に説明を行う。
本実施形態では、感光ドラムとしてアモルファスシリコン系感光ドラムを用いる。アモルファスシリコン系感光ドラムは従来多く用いられている有機半導電体(OPC)感光ドラムに比べ、連続使用による表面の磨耗が少なく耐久性に優れていることや、ドットの再現性が高いというメリットがあるからである。しかしその反面、暗減衰が大きいというデメリットもある。暗減衰とは、感光ドラムを帯電手段で帯電した後に感光ドラム表面の電位が時間経過に伴い低下してゆく現象である。そして暗減衰に伴い露光条件や現像条件等の画像形成条件が変わってくるため、常に露光条件や現像条件等の画像形成条件を一定にしておくと可視像の濃度低下やカブリといった画像不良が発生していた。そのため、一定時間経過毎もしくは一定量のプリント動作毎に、感光ドラムに対向する表面電位計で感光ドラム上の電位を測定し、測定結果に基づき前露光条件等の制御を行っている。 本実施例においては、2種類の1次電流値Ip1、Ip2に対してそれぞれ感光ドラム表面電位Vdl、Vd2を表面センサにて測定する。このときの(Vd2ーVd1)/(Ip2ーIp1)=αに基づき、前露光量を本体差、ドラム差、或いは経時変化に応じて制御するものである。
図17は、図4と同様にイメージリーダ400の前面に設けられた操作パネルの構成を表している。ここで、操作部パネル上に表示する調整名称はユーザに分かり易くするため、調整の内容ではなく、調整の効果から名前を付けておくことが望ましい。従って、ドラム電位調整の場合には、調整の結果で画像の濃度が変わってくるため、画像濃度調整のような名称とする。
調整タイミング表示キー1304を押下すると、操作パネルの画面は1710の画面に遷移する。上述したドラム電位調整の場合、タイミングバー1711の位置は前回ドラム電位調整を行ってからのプリント枚数を示し、バーの右端はドラム電位調整を実行する条件である累積100枚を意味している。従って、タイミングバー1311が右端に達した時点で調整モードの実行条件が満たされたことになり、自動調整が実行される。
1712は調整短縮キーであり、このキーが押下された場合は調整にかかる時間が短縮される。尚、かかる調整の短縮については、以下に通常の調整と短縮された調整との具体例を示す。
ユーザによりプリントジョブの開始前、もしくは開始中に調整延長キーが押下された場合には、上述のように調整の実行時間を短縮してプリントジョブが実行される。調整において短縮した部分は、出力画像に影響を与えない範囲で省略したものであるが、長期間正規の調整が入らないことは望ましくない。従って、調整短縮キー1712が押下された場合であっても、5回に1回は短縮しないドラム電位調整処理が実行される。また調整短縮キー1712が押下されている場合には、プリントジョブの終了時に短縮しない調整処理が実行される。
(通常の画像濃度調整)
図18は、通常の画像濃度調整の手順例を示すフローチャートである。
まず、1次帯電電流800μAを印加した後、感光ドラム1周にわたってドラム表面電位Vd1を測定する(S1502)。続いて、1次帯電電流1200μAを印加した後、同様に感光ドラム1周にわたってドラム表面電位Vd2を測定する(S1503)。そして、α=(Vd2−Vd1)/(1200−800)としてαを求める(S1504)。α<0.8かどうか(S1505)、α≧1.2αかどうか(S1507)を判断し、0.8以上で1.2未満ならば前露光量入力電圧は変えない。
αが0.8未満ならば、前露光量入力電圧をさらに0.2V小さくする(S1506)。この工程を、αが0.8以上で1.2未満となるまで繰り返し、0.8以上で1.2未満の範囲ならばその前露光量に決定する。
同様に、αが1.2以上ならば、前露光量入力電圧を0.2V大きくする(S1508)。前露光量変更後のαがなお1.2以上ならば前露光量入力電圧をさらに0.2V大きくする(S1508)。この工程を、αが0.8以上で1.2未満となるまで繰り返し、0.8以上で1.2未満の範囲ならばその前露光量に決定する。
なお、αが0.8以上で1.2未満となるようにしたのは、以下の考えに基づいている。
まず、αの下限値αminを0.8としたのは帯電能を確保するためである。すなわち、本体やドラム、環境、帯電装置等の条件の公差内で、帯電条件に最も厳しい条件の組み合わせにおいても、帯電装置の能力の最大値を使用することで、目標帯電電位を得られるαをαminとした。αの上限値αmaxを1.2としたのは以下に説明する画像メモリー許容レベルを得られるときのαとしている。画像メモリーとは、感光体上に以前の形成画像の履歴が残ってしまうことを表す。
本実施形態において、画像メモリー電位許容レベルは5Vとした。これは以下のように決定した。まず、異なる画像メモリーレベルの画像の中から主観評価により許容レベルを決定する。つぎにその許容レベルの画像において、非画像メモリー部と画像メモリー部の濃度差ΔDを測定する。なお、ΔD=0.05であった。
つぎに、本実施形態の画像形成装置の現像特性である現像コントラスト電位に対する濃度の関係を、図19に示す。現像コントラスト電位変化分に対する濃度変化分(以下「現像γ」という)の最大値は、図19から分かるように、0.01/Vであった。したがって、画像メモリー電位許容レベルは0.05÷0.01=5Vと決定した。このときのαをαmaxとした。こうして求めたαmin≦α≦αmaxは、本体やドラム等の諸条件が変わっても同様に設定できる。
本実施例では、経時的にあるいは本体差、ドラム差ごとで、ある2種類の1次電流値Ip1、Ip2に対してそれぞれドラム電位Vd1、Vd2を表面電位センサ41にて測定したときのΔVd/ΔIp=αに応じて前露光量を制御する。このため、耐久が進んでも、あるいは本体差、ドラム差に応じて最適に、画像メモリーのない、また十分な帯電電位を得ることから濃度コントラストの大きい、良好な画像を形成することができる。尚、本実施形態では、上記のドラム電位調整をプリント枚数が100枚に達する毎に実行するものとする。
(短縮した画像濃度調整)
図20は、短縮した画像濃度調整(ドラム電位調整)の処理手順を示すフローチャートである。尚、ステップS1802〜S1805、S1807は、図18のステップS1502〜S1505、S1507と同様である。
αが0.8未満の場合には、前露光入力電圧を変化させるための係数k2を用いて、k2×(0.8−α)[V] 小さくし(S1806)、αが1.2以上の場合にはk2×(α−1.2)[V] 大きく(S1808)する。このように制御を変えることで、αが0.8以上で1.2未満となるまでの繰り返し回数(繰り返す時間)が短縮される。
又、別の例として、調整短縮キー1712が押下された場合に、ステップS1802及び/又はS1803でドラム表面電位Vd1,Vd2を測定する際、ドラム半周もしくは数点分の測定結果を用いてドラム表面電位Vd1,Vd2を決定する。これにより、ドラム1周を測定しないので調整にかかる時間が短縮される。
尚、本実施形態では、トナー濃度調整と画像濃度調整(ドラム電位調整)との調整の「延長」や調整に「短縮」を示したが、これに限定されずに、例えば図4や図17に図示した色ずれ調整やその他の調整における「延長」や「短縮」も本発明に含まれる。
又、本実施形態においては画像形成装置を複写機とし、調整動作の実施タイミングをユーザへ報知する報知手段及び調整短縮設定手段として、操作部パネルとパネル上のキーについて説明した。しかし、画像形成装置がプリンタである場合には、報知手段及び調整短縮設定手段を図21に示すようにPC画面上に設け、入力データを画像形成装置に通知することにより、本実施形態と同様の制御が実現可能である。
すなわち、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェース機器、プリンタなど)から構成されるシステムあるいは統合装置に適用しても、ひとつの機器からなる装置に適用してもよい。
更に、本発明が画像形成装置に限定されず、処理中に調整動作を行う装置における処理中の調整時間の減少を処理の劣化なしに実現するものであり、かかる技術思想を実現する装置も本発明に含まれる。
又、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(又は記録媒体)を、システムあるいは装置に供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、本発明の目的は達成されることはいうまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。又、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでない。そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることはいうまでもない。
又、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードを含むプログラムコードが格納されることになる。
本実施形態の画像形成装置の概略構成例を示した図である。 本実施形態の画像形成装置の制御部の構成例を示すブロック図である。 図2のROM及びRAMの記憶構成例を示す図である。 本実施形態の画像形成装置のジョブ開始時の制御手順例を示すフローチャートである。 本実施形態の画像形成装置のジョブ終了時の制御手順例を示すフローチャートである。 本実施形態における操作部パネルでの調整タイミング及び延長の一例を説明する図である。 本実施形態における操作部パネルでの調整タイミング及び延長の他例を説明する図である。 本実施形態におけるトナー濃度調整の動作手順例を示すフローチャートである。 本実施形態におけるトナー濃度調整の実施タイミングの判定例を示す図である。 本実施形態におけるトナー濃度調整の実施タイミングの延長の例を示す図である。 本実施形態の画像形成装置において適用される乱反射光量とトナー量との関係例を示す図である。 本実施形態の画像形成装置において適用される正反射光量とトナー量との関係例示す図である。 本実施形態の画像形成装置において適用される有彩色トナーを正反射光検知型の濃度センサで検知した場合の反射光量とトナー量との関係例を示す図である。 本実施形態の濃度検知センサとしての光学センサの構造例を示す図である。 本実施形態の画像形成装置において適用される下地反射光量測定方法を説明する図である。 本実施形態で実施されるパッチ濃度測定の動作手順例を示すフローチャートである。 本実施形態で使用する濃度パッチ画像の例を示す図である。 本実施形態で使用する濃度変換テーブルの例を示す図である。 本実施形態における操作部パネルでの調整タイミング及び短縮の一例を説明する図である。 本実施形態における通常のドラム電位調整の動作手順を示すフローチャートである。 本実施形態におけるドラム電位調整の現像コントラスト電位に対する濃度との関係例を示す図である。 本実施形態における短縮時のドラム電位調整の動作手順例を示すフローチャートである。 本実施形態におけるホストコンピュータにおけるプリンタ操作部パネルの例を示す図である。
符号の説明
10 画像形成装置本体
100 原稿給送装置
102 プラテンガラス
103 ランプ
104 スキャナユニット
105〜107 ミラー
108 レンズ
109 イメージセンサ
110 露光制御部
111a〜111d 感光ドラム
113a〜113d 現像器
114〜115 カセット
116a〜116d 転写部
117 定着部
118 排出ローラ
121 フラッパ
122 反転パス
124 両面搬送パス
125 手差し給紙部
200 濃度検知センサ
201 搬送ベルト
300 プリンタ
400 イメージリーダー
500 後処理装置

Claims (6)

  1. 予め設定された条件を満たすタイミングで画像形成装置の調整を実施する調整手段を有する前記画像形成装置において、
    前記調整手段により調整を実施するタイミングを監視する監視手段と、
    ユーザの要求した処理の実行前に、前記調整手段により調整を実施するまでの条件を該ユーザへ視覚的に報知する報知手段と、
    前記ユーザの要求した処理の実行中に実施される前記調整手段による調整の調整時間を少なくする調整時間減少モードを設定する設定手段と、
    前記設定手段で調整時間減少モードが設定された場合に、ユーザの要求した処理のジョブが完了するまで前記画像形成装置を調整時間減少モードで動作させる制御手段と、
    を備えており、
    前記調整は感光ドラムの電位を調整する画像濃度調整を含み、
    前記調整時間減少モードでは、帯電特性の測定と前露光条件の変更の繰り返し回数を少なくすることで、感光ドラムの帯電特性が所定範囲内に納まるように前露光条件を制御する調整時間を通常の調整時間より短くすることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記調整時間減少モードでは、前記調整の実施間隔を通常の実施間隔より長くすることで、前記ユーザの要求した処理の実行中の調整時間を少なくすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 記調整はトナー補給量を調整するトナー濃度調整を含み、
    前記調整時間減少モードでは、該トナー濃度調整の実施条件であるプリントしたドット数のカウント値の閾値を高くすることで、トナーパッチ画像を形成して濃度検出手段で読み取った濃度値に基づいてトナー補給量を補正する前記トナー濃度調整の実施間隔を長くすることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記調整時間減少モードが設定されたジョブが終了した後に、前記調整時間減少モードが設定されなかった場合には実施されていたが、前記調整時間減少モードを設定したことにより、前記調整時間減少モード中に実施されなかった調整を実施することを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 記調整はカラー画像形成時の色成分の色ずれを調整する色ずれ調整を含むことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 予め設定された条件を満たすタイミングで画像形成装置の調整を実施する調整手段を有する前記画像形成装置の制御方法であって、
    前記調整手段により調整を実施するタイミングを監視する監視工程と、
    ユーザの要求した処理の実行前に、前記調整手段により調整を実施するまでの条件を該ユーザへ視覚的に報知する報知工程と、
    前記ユーザの要求した処理の実行中に実施される前記調整手段による調整の調整時間を少なくする調整時間減少モードを設定する設定工程と、
    前記設定工程で調整時間減少モードが設定された場合に、ユーザの要求した処理のジョブが完了するまで前記画像形成装置を調整時間減少モードで動作させる制御工程と
    を含み、
    前記調整は感光ドラムの電位を調整する画像濃度調整を含み、
    前記調整時間減少モードでは、帯電特性の測定と前露光条件の変更の繰り返し回数を少なくすることで、感光ドラムの帯電特性が所定範囲内に納まるように前露光条件を制御する調整時間を通常の調整時間より短くすることを特徴とする画像形成装置の制御方法。
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