JP5704977B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5704977B2
JP5704977B2 JP2011052070A JP2011052070A JP5704977B2 JP 5704977 B2 JP5704977 B2 JP 5704977B2 JP 2011052070 A JP2011052070 A JP 2011052070A JP 2011052070 A JP2011052070 A JP 2011052070A JP 5704977 B2 JP5704977 B2 JP 5704977B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
remaining amount
remaining
amount detection
developer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011052070A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012189712A (ja
Inventor
康介 荻野
康介 荻野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2011052070A priority Critical patent/JP5704977B2/ja
Priority to US13/415,263 priority patent/US8774648B2/en
Publication of JP2012189712A publication Critical patent/JP2012189712A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5704977B2 publication Critical patent/JP5704977B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/55Self-diagnostics; Malfunction or lifetime display
    • G03G15/553Monitoring or warning means for exhaustion or lifetime end of consumables, e.g. indication of insufficient copy sheet quantity for a job
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/55Self-diagnostics; Malfunction or lifetime display
    • G03G15/553Monitoring or warning means for exhaustion or lifetime end of consumables, e.g. indication of insufficient copy sheet quantity for a job
    • G03G15/556Monitoring or warning means for exhaustion or lifetime end of consumables, e.g. indication of insufficient copy sheet quantity for a job for toner consumption, e.g. pixel counting, toner coverage detection or toner density measurement
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/00025Machine control, e.g. regulating different parts of the machine
    • G03G2215/00071Machine control, e.g. regulating different parts of the machine by measuring the photoconductor or its environmental characteristics
    • G03G2215/00075Machine control, e.g. regulating different parts of the machine by measuring the photoconductor or its environmental characteristics the characteristic being its speed
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/08Details of powder developing device not concerning the development directly
    • G03G2215/0888Arrangements for detecting toner level or concentration in the developing device
    • G03G2215/0891Optical detection
    • G03G2215/0894Optical detection through a light transmissive window in the developer container wall

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Description

本発明は、シート等の記録材上に画像を形成する機能を備えた、例えば、複写機、プリンタなどの画像形成装置に関するものである。
従来、電子写真画像プロセスを用いた画像形成装置においては、感光体ドラム及び感光体ドラムに作用するプロセス手段を一体的にカートリッジ化して、このカートリッジを画像形成装置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されている。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置のメンテナンスをサービスマンに頼らずユーザ自身で行うことができるので、格段に操作性を向上させることができる。カートリッジ方式の画像形成装置のメンテナンス性を向上させるためには、ユーザにカートリッジ交換時期を適確に知らせることが望ましい。そこで、カートリッジの寿命を正確に検知する必要がある。
カートリッジの寿命は、様々な要因により判断される。カートリッジの寿命検知の一つに、現像剤の残量検知があり、ピクセルカウント方式、アンテナ方式、光検知方式、パッチ検知方式、またはそれらを組み合わせた方式が提案されている(例えば特許文献1参照)。その他に、感光体ドラムの寿命検知があり、感光体ドラムの総回転数に基づいて判断する方法が提案されている(例えば特許文献2参照)。
このうち現像剤の残量検知方法である光検知方式は、現像剤収容部内に光路を持つ光検知手段が、現像剤攪拌手段によって現像剤が収容部内を攪拌されている間に光を検知した時間によって現像剤残量を求める方法である。
この光検知方式は、現像剤の消費量を推測で求めるピクセルカウント方式や、環境湿度の影響を受けるアンテナ方式に比べて高い精度で現像剤の残量を求めることができる。しかし、攪拌駆動速度が速い場合、現像剤の挙動が安定しない。そのため、印刷速度を低速へ切り替え、攪拌駆動速度を遅くすることにより、正確に現像剤の残量を検知する方法が提案されている(特許文献3)。
特開2009−37225号公報 特開平8−185094号公報 特開2007−57732号公報
しかしながら、上述の従来の画像形成装置では、以下のような課題を有している。
光検知方式による現像剤残量の測定(以下、光残量検知)は、プリント動作時の現像駆動手段の回転速度と残量検知に適した現像剤攪拌手段の回転速度が異なる場合、駆動速度を変更する必要がある。このような場合には、残量検知を実行する際、プリント動作を一時停止することになり、ダウンタイムが発生してしまう。
また、従来の画像形成装置は、カートリッジの寿命となる要因(例えば、現像剤残量や感光体ドラム寿命など)をそれぞれ検知している。そのため、ユーザが低印字率画像を多く印字した場合や、連続ではなく少ない枚数の印字を繰り返した場合、つまり、現像剤残量に比べて感光体ドラム寿命があまり残っていない場合でも、残量検知を実行する。残量検知の実行は、現像剤の攪拌手段を駆動するのに合わせて現像器も駆動することになるた
め、現像器の駆動時間が長くなる。現像器の駆動時間が長くなると、現像剤が通常よりも早く劣化し、カートリッジの耐久寿命が短くなる問題が新たに発生することが懸念される。また、感光体ドラムと現像器が当接した状態で残量検知を実行する構成の場合、現像器による感光体ドラムの削れが発生し、同様にカートリッジが短命化してしまうことが懸念される。このように、現像剤残量検知の実行には、ダウンタイムの発生とカートリッジの短命化という2つの問題がある。
本発明は上記したような事情に鑑みてなされたものであり、トナー残量検知の実行により生じるダウンタイムを抑制するとともに、カートリッジ寿命の短命化を抑制することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明にあっては、
像担持体に形成された静電潜像を現像剤で現像する現像手段と、
前記現像手段で用いられる現像剤を収容する現像剤収容部と、
を有し、画像形成装置本体に対して交換可能に設けられた画像形成ユニットを備え、
前記現像剤収容部内の現像剤の残量が一定値以下となった場合と、前記画像形成ユニットに設けられた作動部材が寿命に達した場合との少なくともいずれかの場合に、前記画像形成ユニットが寿命に達したと判断される画像形成装置において、
前記現像剤収容部内の現像剤の残量を検知し、前記現像剤収容部の最大収容量に対する現像剤残量の残量割合を導出する残量導出手段と、
前記残量導出手段による現像剤残量検知を予め設定されたタイミングで実行するための実行手段と、
前記作動部材における初期状態からの作動量を検知し、前記作動部材における初期状態から寿命に達するまでの全作動量に対する、作動量の検知時から寿命に達するまでの残りの作動量の作動量割合を導出する作動量導出手段と、
を備え、
前記実行手段は、前記残量導出手段により導出された前記残量割合、及び前記作動量導出手段により導出された前記作動量割合に基づいて、前記画像形成ユニットが寿命に達するまでに実行される現像剤残量検知の実行回数を減少させるように制御を行うことを特徴とする。
本発明によれば、トナー残量検知の実行により生じるダウンタイムを抑制するとともに、カートリッジ寿命の短命化を抑制することが可能となる。
実施例1の画像形成装置の概略構成について示す断面図 実施例1の光透過式によるトナー残量検知方法を説明するための図 実施例1の画像形成装置の制御部のシステム構成について示す図 実施例1のトナー残量検知実行判断処理について説明するための図 実施例1のトナー残量Aとトナー残量検知実行閾値Wthの関係を示す図 実施例1のトナー残量検知が実行される過程を説明するための図 実施例1のカートリッジの寿命について説明するための図 実施例1のトナー残量検知の実行タイミングについて説明するための図 実施例2のトナー残量検知実行判断処理について説明するための図 実施例2のトナー残量検知の実行タイミングについて説明するための図 実施例3のカートリッジの寿命について説明するための図 実施例3のトナー残量検知実行判断処理について説明するための図 実施例3のトナー残量検知の実行タイミングについて説明するための図
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
(画像形成装置の概要)
以下に、本発明の実施例1について図1および図2を用いて説明する。
図1は、本実施例の画像形成装置としてのレーザプリンタの概略構成について示す断面図である。
本実施例の画像形成装置においては、まず、コントローラ部から送信された画素信号に基づいて形成される画像光により静電潜像が形成され、この静電潜像が現像されることで可視画像が形成される。そして、この可視画像が重畳転写されてカラー可視画像が形成され、このカラー可視画像がシート(記録材)2へ転写され、そのシート2上のカラー可視画像を定着させている。
画像形成装置の画像形成部は、現像色分、並置されたステーション毎の感光体ドラム(5Y、5M、5C、5K)、一次帯電手段としての帯電器(7Y、7M、7C、7K)、現像器(8Y、8M、8C、8K)、中間転写体12によって構成されている。感光体ドラム(5Y、5M、5C、5K)、一次帯電手段としての注入帯電手段(7Y、7M、7C、7K)、現像器(8Y、8M、8C、8K)は、画像形成装置本体に着脱可能(交換可能)なカートリッジ(22Y、22M、22C、22K)に搭載されている。
ここで、各カートリッジの構成及び動作は、用いるトナー(現像剤)の色が異なることを除いては実質的に同じである。したがって、以下の説明において特に区別を要しない場合は、いずれかの色用に設けられた要素であることを表すために、図1において符号に与えた添字Y、M、C、Kを省略して、総括的に説明する。また、カートリッジ22は、画像形成ユニットに相当する。
像担持体としての感光体ドラム5は、アルミシリンダの外周に有機光導伝層が塗布されて構成され、図示しない駆動モータの駆動力が伝達されて回転するもので、駆動モータは感光体ドラム5を画像形成動作に応じて時計周り方向に回転させる。感光体ドラム5への露光光はスキャナ部10から送られ、感光体ドラム5の表面が選択的に露光されることにより、静電潜像が形成されるように構成されている。
一次帯電手段として、各ステーションにイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の感光体ドラムを帯電させるための4個の帯電器7を備える構成で、各帯電器には一次帯電ローラ7YR、7MR、7CR、7KRがそれぞれ備えられている。
現像手段として上記静電潜像をトナーで現像して可視化するために、各ステーションにイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)それぞれのトナーを用いて現像を行う4個の現像器8が設けられている。各現像器8には、現像ローラ8YR、8MR、8CR、8KRがそれぞれ備えられている。また、各現像器8には、後述するトナーDと、トナーDが収容されたトナー収容部、及びトナー残量を検知するための構成が備えられている。
中間転写体12は、感光体ドラム5に接触しており、カラー画像形成時に感光体ドラム5の回転に伴って図1において反時計周りに回転するように構成されている。そして、中間転写体12は、一次転写ローラ4に印加された一次転写バイアスによって感光体ドラム5と一次転写ローラ4の間のニップ(一次転写ニップ)で感光体ドラム5から可視画像の
転写を受ける。その後、中間転写体12と二次転写ローラ9との間に形成されたニップ(二次転写ニップ)でシート2を狭持搬送することにより、シート2にカラー可視画像が同時に重畳転写される。
定着部13は、シート2を搬送させながら、転写されたカラー可視画像をシート2に定着させるものであり、シート2を加熱する定着ローラ14とシート2を定着ローラ14に圧接させるための加圧ローラ15とを備えている。定着ローラ14と加圧ローラ15は中空状に形成され、定着ローラ14の内部にはヒータが内蔵されている。
すなわち、カラー可視画像を保持したシート2は、定着ローラ14と加圧ローラ15とにより形成された定着ニップにより搬送されるとともに、熱及び圧力が加えられることによりトナーがシート表面に定着される。可視画像定着後のシート2は、排出部27に排出されて画像形成動作が終了する。
(トナー残量検知)
次に、本実施例の光透過式によるトナー残量検知(現像剤残量検知)について図2を用いて説明する。図2は、光透過式によるトナー残量検知方法を説明するための図であり、カートリッジ22の概略構成を示す断面図である。
図2に示すように、カートリッジ22の現像器8には、トナーDとそれを収容するトナー収容部(現像剤収容部)301、およびトナー収容部301内のトナーDを攪拌するためのトナー攪拌部材305が備えられている。また、トナー収容部301には、光を透過させるための光透過窓303および光透過窓304が備えられている。
また画像形成装置には、図2に示すような、トナー収容部301内(現像剤収容部内)のトナーの残量を検知するための光を発光する発光部300と、トナー収容部301内を通過した光を受光する受光部302とが設けられている。本実施例では、発光部300にはLED、受光部302にはフォトトランジスタ(PTR)を用いている。光透過式によるトナー残量検出方法は、トナー収容部301の内部に光を通過させて、トナー収容部301内のトナーの残量を検知する方法である。
トナー収容部301にトナーDが無い場合(トナーの残量が一定値以下の場合)には、発光部300からの光は、光透過窓303から入り、トナー収容部301を通過して光透過窓304から出て受光部302へと導かれる。トナー収容部301にトナーDが十分ある場合は、光透過窓303と光透過窓304との間の光路上で光がトナーDにより遮光され受光部302に届かないように構成されている。
本実施例の構成では、トナー残量検出時に後述するCPU(中央演算処理装置)205が後述する現像駆動モータ211を駆動することにより、トナー攪拌部材305を所定の周期で回転させている。トナー残量検知実行中は、トナー攪拌部材305が回転しているため、トナー収容部301にトナーDが無い場合でも透過光は遮光される。そのため、受光部302は、受光期間と遮光期間を交互に検知することになる。
トナー収容部301にトナーDがある程度残っている場合は、トナー攪拌部材305で搬送されるトナーDがあるため、トナーDが無い場合に比べ遮光期間が長くなる。上記の遮光期間は、トナー収容部301内部のトナーDの量に対応している。
従って、トナー攪拌部材305が一回転する周期(以下、攪拌周期)の遮光期間の比率を計測することにより、トナー収容部301内部のトナーDの量を検知することができる。なお、遮光期間の比率を比較するのではなく、受光期間の比率を比較することにより残量検知を行うことも可能である。
図3(b)は、本実施例における光残量検知装置(残量導出手段)としてのトナー残量
検知部207のシステム構成のブロック図である。
トナー残量検知部207は、図3(b)に示すように、発光部300と受光部302に加えて、受光検知部212、受光時間カウンタ213、トナー残量換算部214を備える。
受光部302の出力は、受光検知部212に入力される。受光検知部212は、所定レベル以上の光が受光された場合にのみ受光時間カウンタ213に出力信号(以下、受光信号)を送る。受光時間カウンタ213は受光信号を受けた時間を計測し、計測値をトナー残量換算部214に送る。
トナー残量換算部214は、受光時間カウンタ213の計測値と攪拌周期から、トナー収容部301のトナー残量(トナー収容部301の最大収容量に対するトナー残量の残量割合A(%))を導出し、CPU205に検出データとしてトナー残量A(%)を送る。
なお、ここでは1つのカートリッジについてのトナー残量検知方法について説明したが、本実施例では上述したトナー残量検知部207を各ステーションに備えており、トナー収容部301内のトナー残量を独立して算出しCPU205に送ることが可能である。
また、本実施例では、トナー攪拌部材305を所定の周期で回転させるための回転速度を、印字動作(画像形成動作)中の現像駆動モータ211の回転速度の3分の1の速度とした。これは、トナー攪拌部材305の回転速度がトナー残量検知の精度に影響するためである。
具体的には、トナー攪拌部材305の回転速度によって、攪拌されるトナー収容部301内のトナーDと空気の混ざり具合が変わり、その結果トナー収容部301内のトナーDの流動性が変わるためである。一般的に、トナー攪拌部材305を高速で回転させると、トナーDと空気が良く混ざりトナーDの流動性が高くなり、トナー攪拌部材305を逆に低速で回転させるとトナーDの流動性は低くなる。
トナーDの流動性が高いと、トナー攪拌部材305が光透過窓303の表面上を覆っているトナーDを拭き取ってもすぐに、トナーDが光透過窓303を再度覆ってしまう。そのため、トナー残量が多い場合と少ない場合での受光部302が光を検知する時間の長さの差が少なくなり、トナー残量を正確に検知できなくなってしまう。
以上の理由から、トナー残量検知実行時に一度、プリント動作を停止(中断)させ、トナー攪拌部材305を駆動するための現像駆動モータ211による回転速度をプリント動作時の3分の1に減速させる必要があるため、ダウンタイムが発生する。
また、上述したように、トナー残量検知実行時には現像駆動モータ211を駆動させるため、現像駆動モータ211に感光体ドラム5が接続されている場合、感光体ドラム5の削れが発生し、カートリッジの短命化に繋がることが懸念される。
(画像形成装置の制御部の構成)
次に、画像形成装置の制御部全体のシステム構成について図3(a)のブロック図を用いて説明する。
図3(a)において、200はホストコンピュータ、201はコントローラ部、203はエンジン制御部である。また、エンジン制御部203は、ビデオインタフェース部204、CPU205、カートリッジNVRAM制御部206、トナー残量検知部207、トナー消費量推定部208、感光体ドラム寿命検知部221、トナー残量検知実行判断部222、を有している。
コントローラ部201は、ホストコンピュータ200から画像情報と印字命令を受け取る。そしてコントローラ部201は、受け取った画像情報を解析してビットデータに変換し、ビデオインタフェース部204を介して、シート毎に印字予約コマンド、印字開始コ
マンド及びビデオ信号をエンジン制御部203に送出する。
エンジン制御部203のCPU205は、各種センサ209から取得した情報に基づいて、各種アクチュエータ210に対して出力を行うことによって画像形成動作を完了させる。CPU205は、プログラムコード及びデータを記憶したROM219及び一時的なデータ記憶に用いるRAM220を備えている。アクチュエータの内、YMCKの各ステーションの現像駆動モータ211には、各ステーションの感光体ドラム5、現像ローラ8R、トナー攪拌部材305が接続されている。CPU205が信号を出力し、現像駆動モータ211を回転させることで、感光体ドラム5、現像ローラ8R、トナー攪拌部材305へ駆動力が供給される。
また、トナー消費量推定部208は、コントローラ部201から送信された画素信号を入力とし、トナーの消費量を画像形成ステーション毎に推定する。トナー残量検知部207は、図2に示した発光部300及び受光部302を操作することで各カートリッジのトナー収容部301内のトナー残量を測定する。カートリッジNVRAM制御部206は、図2に示したカートリッジに備えられたNVRAM読み書き部306と接続され、不揮発メモリ読み取り部306を介して、カートリッジNVRAM307に対して読み書きを行うことができる。
感光体ドラム寿命検知部221は、CPU205からの感光体ドラム5の駆動速度を入力とし、感光体ドラム5の回転数へ変換し、感光体ドラム5の総回転数に基づき感光体ドラムの寿命を検出する。感光体ドラム寿命検知部221は感光体ドラム5における初期状態から寿命に達するまでの全作動量(総回転数)に対する、感光体ドラム寿命検知部221による検知時から寿命に達するまでの残りの作動量の作動量割合を感光体ドラム寿命B(%)として導出する。検出された感光体ドラム寿命Bは、カートリッジNVRAM制御部206によりカートリッジNVRAM307に記録される。
画像形成装置は、感光体ドラム5の寿命検知結果に基づきカートリッジ寿命を判定することで、カブリ画像の発生を防止することが可能となる。ここで、感光体ドラム5は作動部材に相当する。また、感光体ドラム寿命検知部221は、感光体ドラム5における初期状態からの作動量を検知する作動量導出手段に相当する。
また、上述したトナー残量検知と併用し、トナー残量と感光体ドラム寿命の少ない方をカートリッジ寿命とすることで、白ヌケ発生を検知しつつ、カブリ画像の発生を防止することが可能となる。
また、トナー残量検知によりトナーの残量が一定値以下となった場合と、感光体ドラムが寿命に達した場合とのうち少なくともいずれかの場合に、カートリッジ22が寿命に達したと判断される。
本実施例においては、トナー残量検知実行判断部222は、CPU205を介して受け取るカートリッジ寿命(トナー残量及び感光体ドラム寿命)に基づきトナー残量検知の実行要否を判断し、要と判断した場合は、トナー残量検知を実行する。ここで、トナー残量検知実行判断部222は、実行手段に相当する。なお、トナー残量検知実行判断部222のトナー残量検知実行判断処理については後述する。
(トナー消費量推定部)
画像形成動作時のトナー消費量(現像剤消費量)を推測するトナー消費量推定部(算出装置)208について以下に説明する。
一般にトナーの消費量は、画像形成動作によりシートに形成される画像の画像情報として、出力画像の画素情報(画素信号数(ピクセルカウント数))に比例して大きくなっていくので、以下の計算式を適用しトナー消費量Wの推測を行う。
W=PC×Wdot・・・式(1)
ここで、トナー消費量Wは、新品カートリッジのトナー残量が100%とした場合のトナー消費量を表し、単位は%である。PCは、感光体ドラム表面を露光するために画素信号がONである回数を数えたピクセルカウント値であり、単位はpixelである。Wdotは、1ピクセルあたりのトナー消費量であり単位は、%/pixelである。また、Wdotは、カートリッジのトナー容量によって決まる値である。
図3(c)は、本実施例における現像剤残量推測手段としてのトナー消費量推定部208のシステム構成のブロック図である。
トナー消費量推定部208は、図3(c)に示すように、画素信号入力部215、画素信号カウンタ216、推定消費量換算部217、消費量データ出力部218を備える。
ホストコンピュータ200から送られてくる画像データは、コントローラ部201で展開され、出力画像の画素信号に変換される。変換された画素信号は、エンジン制御部203のビデオインタフェース部204を介して画素信号入力部215に入力され、画素信号カウンタ216でカウントしやすいように電圧Low/Highのアナログ信号から1/0のディジタル信号に成形される。
画素信号カウンタ216は、画素信号入力部215で成形された1ページのプリント動作毎の画素信号をカウントし、上記のPC値を1ページのプリント動作毎に出力する。出力されたPC値は推定消費量換算部217に送られ、上記式(1)により、トナー消費量Wが算出される。算出されたトナー消費量Wは、消費量データ出力部218を介してCPU205に出力される。
CPU205は、上述したトナー残量検知部207で求められたトナー残量Aに対してトナー消費量Wを減算していくことで、推定のトナー残量を逐次求めていく。
また、CPU205は、消費量データ出力部218から受け取ったトナー消費量Wを、CPU205内のRAM220に記憶している累積トナー消費量Wintに加算し、現在のカートリッジのトナー総消費量(現在の累積トナー消費量Wint)を求める。
CPU205は、カートリッジNVRAM制御部206に累積トナー消費量Wintの書き込みを要求し、カートリッジNVRAM制御部206は、カートリッジに備えられたNVRAM307に累積トナー消費量Wintを記憶させる。
これは、画像形成装置からカートリッジを着脱可能なためであり、CPU205は、カートリッジが取り変わったことを検知した場合、次のような動作を行う。すなわち、CPU205内のRAM220の累積トナー消費量Wintを、カートリッジNVRAM制御部206を介してカートリッジに備えられたNVRAM307に記憶されている累積トナー消費量Wintで上書きする。
これにより、カートリッジとプリンタの組み合わせが変わった場合でも、正常に累積トナー消費量Wintを求めることが可能になる。
CPU205は、ある時点における推定のトナー残量を、次のようにして求めることもできる。
それには、最後にトナー残量検知部207で求めたトナー残量Aと、トナー残量Aを求めた時点での累積トナー消費量Wintを記憶した値である基準トナー消費量Wbと、ある時点における累積トナー消費量Wintの3つを用いる。そして、これらを用いて、ある時点における推定のトナー残量を次の式、
(推定のトナー残量)=A−(Wint−Wb)
により逐次求めることができる。
(トナー残量検知実行判断部)
次に、トナー残量検知実行判断部222が実施する現像剤残量検出実行間隔算出手段としてのトナー残量検出実行間隔算出処理と、トナー残量検出実行間隔算出結果を用いて行う従来のトナー残量検知実行判断処理について図4(a)を用いて説明する。
図4(a)は、トナー残量検知実行判断部222による従来のトナー残量検知実行判断処理について示す図である。なお、説明を簡単にするため、以下の説明においては、1つのカートリッジについてのトナー残量検知実行判断処理についてのみ説明している。本実施例の構成のように複数のカートリッジが設けられている場合には、1つのカートリッジでもトナー残量検知の実行が必要となった場合にトナー残量検知を実行する。
CPU205は、プリント動作を行い、累積トナー消費量Wintが更新される度に、図4(a)に示すトナー残量検知実行判断部222によるトナー残量検知実行判断処理を実行する。
トナー残量検知実行判断部222は、前回トナー残量検知実行時に求められているトナー残量検知実行閾値Wthと、前回トナー残量検知実行時の時点の累積トナー消費量である基準トナー消費量Wbと現在の累積トナー消費量Wintの差を比較する。そして、基準トナー消費量Wbと累積トナー消費量Wintの差が、トナー残量検知実行閾値Wth以上になった場合、トナー残量検知が必要と判断する(S501)。前記の値がトナー残量検知実行閾値Wth未満の場合、トナー残量検知の実行をせず、トナー残量検知実行判断処理を終了する(S501)。
CPU205は、トナー残量検知が必要と判断した場合、トナー残量検知を実行するためにプリント動作を中断し、現像駆動モータ211をトナー残量検知実行用の速度で駆動させる(S502)。CPU205は、現像駆動モータ211を駆動することでトナー攪拌部材305を回転させると、トナー残量検知部207に、トナー残量検知の実行を要求する。トナー残量検知部207は、前述したトナー残量検知の処理によってトナー残量Aを算出し、トナー残量AをCPU205に送る(S503)。
トナー残量検知実行判断部222は、CPU205を介してトナー残量検知部207からトナー残量Aを受信すると、式(2)を用いてトナー残量検知実行閾値Wthを求める(S504)。トナー残量検知実行判断部222は、基準トナー消費量Wbを現在の累積トナー消費量Wintで更新する(S505)。CPU205は、トナー残量検知の処理が完了すると、S502で変更した現像駆動モータ211の駆動速度を通常のプリント動作用の速度に戻し、プリント動作を再開し、トナー残量検知実行判断処理を完了する(S506)。
ここで、トナー残量検知実行閾値Wthは、トナー残量検出実行間隔算出処理によって求められる。本実施例でトナー残量検知実行閾値Wthは、トナー残量検知部207によって測定したトナー残量Aによって式(2)に示す閾値関数Fthで決まる値とする。
Wth=Fth(A)=Max(3%,0.25×A)・・・式(2)
ここで、関数Max(p1,p2,・・・,pn)は、パラメータpi(i=1〜n)の中で最大の値を求める関数である。
トナー残量Aとトナー残量検知実行閾値Wthの関係を図5に示す。
図5に示すように、トナー残量検知実行閾値Wthは、トナー残量が多い場合は、トナー残量検知の実行間隔が長くなり、トナー残量が少ない場合は実行間隔が短くなるように設定されている。これは、トナー残量が多い時は、精度良くトナー残量を検知する必要がなく、トナー残量が少ない時は、トナーが空になるタイミングを正確に把握しユーザに通知するために、精度良くトナー残量を検知する必要があるためである。
また、トナー残量検知実行閾値Wthを下限3%で張り付けている理由は、カートリッジの寿命末期でトナー残量検知の実行が頻繁に発生することにより、ダウンタイムが増加
することを防ぐためである。
次に、上述したトナー残量検知実行判断処理によって、1つのカートリッジでトナー残量検知が実行される過程を、図6を用いて説明する。図6中で、破線は、トナー消費量推定部208によって求めたトナー残量の推測値を表し、実線は、実際のトナー収容部301内のトナー残量を表している。
カートリッジは初期状態である時点0で、トナー残量が100%の新品状態であるとする。この時、トナー残量Aは100%、トナー残量検知実行閾値Wthは0.25×100=25%、基準トナー消費量Wbは0%、累積トナー消費量Wintは0%である。
CPU205は時間経過とともに画像形成動作を繰り返し、その都度CPU205はトナー消費量推定部208から出力されるトナー消費量Wを受け取る。CPU205は、現在のトナー残量Aから逐次、トナー消費量Wを減算することで、推定のトナー残量(破線)を求めていく。トナー消費量Wは推定値であるため、推定のトナー残量(破線)と実際のトナー残量(実線)の間には少しずつずれが生じる。
CPU205は、時点1で実行したトナー残量検知実行判断処理で、基準トナー消費量Wb(=0%)と累積トナー消費量Wint(=25%)の差が、トナー残量検知実行閾値Wth(=25%)以上であることを検知する。CPU205は、トナー残量検知実行判断処理によってトナー残量検知を実行し、トナー残量検知部207から実際のトナー残量A=75%を取得する。
CPU205は、トナー残量検知実行判断処理によって、トナー残量検知実行閾値WthをFth(75%)=18.75%と求め、基準トナー消費量Wbを現在の累積トナー消費量Wintの値(=25%)で更新する。以降、CPU205は、この処理を繰り返し、(時点2で推測のトナー残量A−(Wint−Wb))が56.25%(累積トナー消費量Wintは43.75%)に達した時点で、トナー残量検知を実行し、実際のトナー残量A=60%を取得する。
以上のように、本実施例におけるトナー残量検知実行間隔算出処理とトナー残量検知実行判断処理を用いることで、トナー残量の推測値と実測値が大きく乖離する前にトナー残量検知を実行し、より正確なトナー残量を取得することができる。
次に、本実施例の特徴であるトナー残量検知実行判断部222が実施するトナー残量検知実行判断処理について、図4(b)を用いて説明する。なお、トナー残量検出実行間隔算出処理は、上述の従来の方法と同様のため、その説明は省略する。
CPU205は、プリント動作を行い累積トナー消費量Wintが更新される度に、図4(b)に示すトナー残量検知実行判断部222によるトナー残量検知実行判断処理結果を実行する。
トナー残量検知実行判断部222は、前回トナー残量検知実行時に求められているトナー残量検知実行閾値Wthと、前回トナー残量検知実行時の時点の累積トナー消費量である基準トナー消費量Wbと現在の累積トナー消費量Wintの差を比較する。そして、基準トナー消費量Wbと累積トナー消費量Wintの差が、トナー残量検知実行閾値Wth以上になった場合、トナー残量検知が必要であると判断する(S601)。前記の値がトナー残量検知実行閾値Wth未満の場合、トナー残量検知の実行をせず、トナー残量検知実行判断処理を終了する(S601)。ここで、基準トナー消費量Wbと累積トナー消費量Wintの差が、トナー残量検知実行閾値Wth以上になったタイミングが、予め設定されたタイミングに相当する。
CPU205は、トナー残量検知が必要と判断した場合、トナー残量検知を実行するた
めにプリント動作を中断し、現像駆動モータ211をトナー残量検知実行用の速度で駆動させる(S602)。CPU205は、現像駆動モータ211を駆動することでトナー攪拌部材305を回転させると、トナー残量検知部207に、トナー残量検知の実行を要求する。トナー残量検知部207は、前述したトナー残量検知の処理によってトナー残量Aを算出し、トナー残量AをCPU205に送る(S603)。
トナー残量検知実行判断部222は、CPU205を介してトナー残量検知部207からトナー残量Aを受信すると、式(2)を用いてトナー残量検知実行閾値Wthを求める(S604)。そして、(感光体ドラム寿命B)<(トナー残量A−トナー残量検知延長マージンC)となるか否かを判断する(S605)。
トナー残量検知実行延長マージンCは、トナー残量検知精度に基づきCPU205内のROM219に予め設定された値であり、例えば5%が設定されている。S605では、図7に示すように感光体ドラム寿命Bに比べてトナー残量Aが多く残っているかどうかを判断する。ここで、図7は、カートリッジ22の寿命について説明するための図である。
(感光体ドラム寿命B)<(トナー残量A−トナー残量検知実行延長マージンC)となる場合、つまり、感光体ドラム寿命に対して多くのトナー残量があると判断した場合、トナー残量検知実行判断部222は次のような設定を行う。
すなわち、トナー残量検知実行閾値Wthを、トナー残量検知実行間隔延長係数Eで乗算した値に更新し(S606)、次回のトナー残量検知実行が予め設定されたタイミングよりも遅くなるように設定する。
トナー残量検知実行間隔延長係数Eは、トナー残量予測精度に基づきCPU205内のROM219に予め設定された値であり、例えば1.5が設定される。
トナー残量検知実行判断部222は、基準トナー消費量Wbを現在の累積トナー消費量Wintで更新する(S607)。CPU205は、トナー残量検知の処理が完了すると、S602で変更した現像駆動モータ211の駆動速度を通常のプリント動作用の速度に戻し、プリント動作を再開し、トナー残量検知実行判断処理を完了する(S608)。
本実施例において、感光体ドラム寿命Bに比べてトナー残量Aが多く残っている場合に、トナー残量検知の実行タイミングを遅くする理由を以下に説明する。
図7に示すように、感光体ドラム寿命Bに比べてトナー残量Aが多く残っている場合は、トナー残量ではなく感光体ドラム寿命要因でカートリッジが寿命に到達すると推測することが可能である。つまり、感光体ドラム寿命に比べてトナー残量が多く残っている場合は、トナー残量が少ないことを起因とする白ヌケが発生する可能性が低く、トナー残量を正確に検知する必要がないと判断できるため、光透過式によるトナー残量検知の実行タイミングを遅くする。ユーザが低印字率画像を多く印字した場合や、連続ではなく少ない枚数の印字を繰り返した場合に、図7に示すようなカートリッジ寿命状態が発生する。
本実施例では、トナー残量検知実行閾値Wthに所定の値を乗算することでトナー残量検知実行タイミングを延長したものの、所定の値を加算する等、トナー残量検知実行閾値Wthを変更する方法であれば適用することができる。
(トナー残量検知実行判断処理の動作例)
次に、上記トナー残量検知実行判断処理によってトナー残量検知の実行間隔が延長される様子を、図8を用いて説明する。
図8は、トナー残量及び感光体ドラム寿命の変化と、トナー残量検知の実行タイミングを示したものである。また以降の説明を簡単にするために、図8では、トナー消費量推定部208の出力を用いて求められる推定のトナー残量と実際のトナー残量の間に誤差は無く等しいとした。
図8において、時点0で、カートリッジは、(推測のトナー残量)=(実際のトナー残量)=100%の新品状態であるとする。この時、トナー残量Aは100%、トナー残量検知実行閾値Wthは0.25×100=25%、基準トナー消費量Wbは0%、累積トナー消費量Wintは0%である。CPU205は時間経過とともに画像形成動作を繰り返し、その都度CPU205はトナー消費量推定部208から出力されるトナー消費量Wを受け取り、推定のトナー残量を算出する。
CPU205は、時点1で実行したトナー残量検知実行判断処理で、基準トナー消費量Wb(=0%)と累積トナー消費量Wint(=25%)の差が、トナー残量検知実行閾値Wth(=25%)以上であることを検知する。CPU205は、トナー残量検知実行判断部222のトナー残量検知実行判断結果に基づき、トナー残量検知を実行することで、トナー残量検知部207から実際のトナー残量A=75%を取得する。
CPU205は、トナー残量検知実行判断処理によって、トナー残量検知実行閾値WthをFth(75%)=18.75%と求める。時点1でトナー残量Aは75%、感光体ドラム寿命Bは65%であり、トナー残量検知実行延長マージンCは5%と設定されているため、図4(b)のS605の(感光体ドラム寿命B)<(トナー残量A−トナー残量検知実行延長マージンC)が成立する。そのため、トナー残量検知実行閾値Wthをトナー残量検知実行間隔延長係数E(=1.5)で乗算した値(18.75×1.5=28.125%)に更新する。基準トナー消費量Wbは現在の累積トナー消費量Wintの値(=25%)で更新される。
以降、CPU205は、この処理を繰り返し、(時点2で推測のトナー残量A−(Wint−Wb))が46.875%(累積トナー消費量Wintは53.125%)に達した時点で、トナー残量検知を実行する。したがって、図8に示す例では、図6に示す従来の方法に比べて、時点1から時点2のトナー残量検知実行間隔が18.75%から28.125%に延長される。
このように、本実施例では、感光体ドラム寿命とトナー残量の関係からトナー残量検知実行タイミングを調整することとしている。このことで、画像形成装置全体としてのトナー残量検知の実行回数(カートリッジ22が寿命に達するまでに実行されるトナー残量検知の実行回数)を減らし、かつ本来トナー残量検知の実行が必要なタイミングでのみトナー残量検知を実行することができる。すなわち、十分な精度を満たす間隔でトナー残量検知を実行することを実現している。
以上説明したように、本実施例によれば、トナー残量要因ではカートリッジが寿命に到達しないと判断した場合、トナー残量検知の実行間隔を広げるように制御が行われる。
これにより、トナー残量検知実行回数を減少させることができ、トナー残量検知実行によるダウンタイムの発生と、不要なトナー残量検知の実行によるカートリッジの短命化の両方を抑えることが可能になる。
なお、トナー残量検知部の検知方式は、上述の光検知方式に限るものではなく、感光体ドラム上に形成した基準潜像を現像することによって基準画像を形成し、この基準画像の反射濃度を画像濃度検知手段によりトナー残量を検知するパッチ方式等であってもよい。すなわち、トナー残量検知の実行によって、ダウンタイムとカートリッジの寿命に影響を及ぼすものであれば、トナー残量検知部として適用することができる。
また、トナー残量推定手段についても、上述したピクセルカウントによる方法だけでなく、印字された記録材の枚数や面積による方法等のトナー残量が推定可能な手段であればよい。
また、本実施例では、感光体ドラム寿命検知手段として、感光体ドラムの総回転数によ
る方法を説明したが、感光体ドラムの寿命を検知することができる手段であれば、これに限るものではない。
また、本実施例では、カートリッジ22が寿命となる要因に関して、トナー残量以外の要因として、感光体ドラム5の寿命を例にして説明を行ったが、感光体ドラム寿命に限るものではない。例えば、感光体ドラム上に残存した残トナーを回収するクリーニング機構の寿命等であってもよく、画像形成動作時に作動する作動部材のうち少なくとも1つの寿命を、カートリッジの寿命要因のうちトナー残量以外の寿命要因とすることができる。
以下に、本発明の実施例2について説明する。なお、本実施例においては、主として実施例1に対して異なる構成部分について述べることとし、実施例1と同様の構成部分については、その説明を省略する。
(トナー残量検知実行判断部)
図9は、本実施例の特徴であるトナー残量検知実行判断部222が実施するトナー残量検知実行判断処理について説明するための図である。ここでは、説明の簡単化のため、1つのカートリッジについてのトナー残量検知実行判断処理についてのみ説明している。
CPU205は、プリント動作を行い累積トナー消費量Wintが更新される度に、図9に示すトナー残量検知実行判断部222によるトナー残量検知実行判断処理を実行する。
トナー残量検知実行判断部222は、前回トナー残量検知実行時に求められているトナー残量検知実行閾値Wthと、前回トナー残量検知実行時の時点の累積トナー消費量である基準トナー消費量Wbと現在の累積トナー消費量Wintの差を比較する。そして、基準トナー消費量Wbと累積トナー消費量Wintの差が、トナー残量検知実行閾値Wth以上であるか否かを判断する(S701)。前記の値がトナー残量検知実行閾値Wth未満の場合、トナー残量検知の実行をせず、トナー残量検知実行判断処理を終了する(S701)。
前記の値がトナー残量検知実行閾値Wth以上の場合、トナー残量検知実行判断部222は、(感光体ドラム寿命B)<(トナー残量A−トナー残量検知実行延長マージンC)となるかどうかを判断する(S702)。
トナー残量検知実行延長マージンCは、トナー残量検知精度に基づきCPU205内のROM219に予め設定された値であり、例えば5%が設定されている。S702は、図7に示すように感光体ドラム寿命Bに比べてトナー残量Aが多く残っているかどうかを判断する。
S702で(感光体ドラム寿命B)<(トナー残量A−トナー残量検知実行延長マージンC)となる場合、つまり、感光体ドラム寿命に対してトナー残量が多く残っていると判断した場合は、トナー残量検知の実行をせず、トナー残量検知実行判断処理を終了する。トナー残量検知実行判断部222は、(感光体ドラム寿命B)<(トナー残量A−トナー残量検知実行延長マージンC)とならない場合、トナー残量検知が必要であると判断する。
CPU205は、トナー残量検知が必要であると判断した場合、トナー残量検知を実行するためにプリント動作を中断し、現像駆動モータ211をトナー残量検知実行用の速度で駆動させる(S703)。CPU205は、現像駆動モータ211を駆動することでトナー攪拌部材305を回転させると、トナー残量検知部207に、トナー残量検知の実行を要求する。
トナー残量検知部207は、前述したトナー残量検知の処理によってトナー残量Aを算出し、トナー残量AをCPU205に送る(S704)。
トナー残量検知実行判断部222は、CPU205を介してトナー残量検知部207からトナー残量Aを受信すると、式(2)を用いてトナー残量検知実行閾値Wthを求める(S705)。そして、基準トナー消費量Wbを、現在の累積トナー消費量Wintで更新する(S706)。
CPU205は、トナー残量検知の処理が完了すると、S703で変更した現像駆動モータ211の駆動速度を通常のプリント動作用の速度に戻し、プリント動作を再開し、トナー残量検知実行判断処理を完了する(S707)。
本実施例において、感光体ドラム寿命Bに比べてトナー残量Aが多く残っている場合に、トナー残量検知の実行を抑制する理由を以下に説明する。図7を参照して実施例で説明したように、感光体ドラム寿命Bに比べてトナー残量Aが多く残っている間は、トナー残量ではなく感光体ドラム寿命要因でカートリッジが寿命に到達すると推測することが可能である。つまり、感光体ドラム寿命に比べてトナー残量が多く残っている場合は、トナー残量が少ないことを起因とする白ヌケが発生する可能性が低く、トナー残量を正確に検知する必要がないと判断できるため、本実施例では光透過式によるトナー残量検知を実行しない。
(トナー残量検知実行判断処理の動作例)
次に、上記トナー残量検知実行判断処理によってトナー残量検知の実行間隔が延長される様子を、図10を用いて説明する。
図10は、トナー残量及び感光体ドラム寿命の変化と、トナー残量検知の実行タイミングを示したものである。また以降の説明を簡単にするために、図10では、トナー消費量推定部208の出力を用いて求められる推定のトナー残量と実際のトナー残量の間に誤差は無く等しいとした。
図10において、時点0で、カートリッジは、(推測のトナー残量)=(実際のトナー残量)=100%の新品状態であるとする。この時、トナー残量Aは100%、トナー残量検知実行閾値Wthは0.25×100=25%、基準トナー消費量Wbは0%、累積トナー消費量Wintは0%である。
CPU205は時間経過とともに画像形成動作を繰り返し、その都度CPU205はトナー消費量推定部208から出力されるトナー消費量Wを受け取り、推定のトナー残量を算出する。
CPU205は、時点1で実行したトナー残量検知実行判断処理で、基準トナー消費量Wb(=0%)と累積トナー消費量Wint(=25%)の差が、トナー残量検知実行閾値Wth(=25%)以上であることを検知する。
しかし、時点1では、トナー残量Aは75%、感光体ドラム寿命Bは65%であり、トナー残量検知実行延長マージンCは5%と設定されている。このため、時点1では、図9のS702の(感光体ドラム寿命B)<(トナー残量A−トナー残量検知実行延長マージンC)が成立し、トナー残量検知実行判断部222はトナー残量検知が必要で無いと判断する。
CPU205は、時点1から時点2までの間は、(感光体ドラム寿命B)<(トナー残量A−トナー残量検知実行延長マージンC)となるため、トナー残量検知を実行しない。時点2では、トナー残量Aは50%、感光体ドラム寿命Bは45%であり、(感光体ドラム寿命B)<(トナー残量A−トナー残量検知実行延長マージンC)とならない。このため、トナー残量検知実行判断部222は時点2においてトナー残量検知が必要であると判断し、CPU205は、トナー残量検知を実行する。
CPU205は、トナー残量検知実行判断処理によって、トナー残量検知実行閾値Wt
hをFth(50%)=12.5%と求め、基準トナー消費量Wbを現在の累積トナー消費量Wintの値(=50%)で更新する。
以降、CPU205は、この処理を繰り返し、(次に推測のトナー残量A−(Wint−Wb))が37.5%(累積トナー消費量Wintは62.5%)に達した時点で、感光体ドラム寿命とトナー残量に基づき、トナー残量検知を実行するか否かを判断する。
したがって、図10の例では、図6に示す従来の方法に比べて、時点1から時点2のトナー残量検知実行間隔が18.75%から25%に延長される。
このように、本実施例においても、感光体ドラム寿命とトナー残量の関係からトナー残量検知実行タイミングを調整している。このことで、画像形成装置全体としてのトナー残量検知の実行回数を減らし、かつ本来トナー残量検知の実行が必要なタイミングでのみトナー残量検知を実行することができる。すなわち、十分な精度を満たす間隔でトナー残量検知を実行することを実現している。
以上説明したように、本実施例によれば、トナー残量要因でカートリッジが寿命に到達しないと判断した場合、トナー残量検知の実行を抑制するように制御が行われる。
これにより、トナー残量検知実行回数を減らすことができ、トナー残量検知実行によるダウンタイムの発生と、不要なトナー残量検知の実行によるカートリッジの短命化の両方を抑えることが可能になる。
以下に、本発明の実施例3について説明する。なお、本実施例においては、主として実施例1,2に対して異なる構成部分について述べることとし、実施例1,2と同様の構成部分については、その説明を省略する。
(トナー残量検知実行判断部)
図12は、本実施例の特徴であるトナー残量検知実行判断部222が実施するトナー残量検知実行判断処理について説明するための図である。ここでは、説明の簡単化のため、1つのカートリッジについてのトナー残量検知実行判断処理についてのみ説明している。
CPU205は、プリント動作を行い累積トナー消費量Wintが更新される度に、図12に示すトナー残量検知実行判断部222によるトナー残量検知実行判断処理を実行する。
トナー残量検知実行判断部222は、前回トナー残量検知実行時に求められているトナー残量検知実行閾値Wthと、前回トナー残量検知実行時の時点の累積トナー消費量である基準トナー消費量Wbと現在の累積トナー消費量Wintの差を比較する。そして、基準トナー消費量Wbと累積トナー消費量Wintの差が、トナー残量検知実行閾値Wth以上であるか否かを判断する(S801)。前記の値がトナー残量検知実行閾値Wth未満の場合、トナー残量検知の実行をせず、トナー残量検知実行判断処理を終了する(S801)。
前記の値がトナー残量検知実行閾値Wth以上の場合、トナー残量検知実行判断部222は、((感光体ドラム寿命B)×(100/トナー想定印字率F))<(トナー残量A)となるかどうかを判断する(S802)。(感光体ドラム寿命B)×(100/トナー想定印字率F)は、トナー収容部301の最大収容量に対する、感光体ドラム寿命Bが寿命に到達するまでの間、全て高印字率(100%)でプリントを行った場合の推測のトナー使用量(推測現像剤量)の割合である。トナー想定印字率Fは、ユーザが使用する想定平均印字率に基づきカートリッジNVRAM307に予め設定された値であり、例えば10%が設定されている。
S802では、図11に示すように、感光体ドラム寿命Bが寿命に到達するまでの間、高印字率(100%)のプリントを続けた場合、トナー残量要因でカートリッジ寿命とな
るかどうかを判断している。ここで、図11は、カートリッジ22の寿命について説明するための図である。なお、感光体ドラム寿命Bが寿命に到達するまでの間のプリント時の印字率は、ユーザが使用する想定平均印字率より大きい高印字率であればよいが、本実施例のように100%に設定されているとより好ましい。
トナー残量検知実行判断部222は、S802でYesの場合、つまり、高印字率のプリントを続けてもトナー残量要因でカートリッジ寿命とならないと判断した場合は、トナー残量検知の実行をせず、トナー残量検知実行判断処理を終了する。
そして、トナー残量検知実行判断部222は、S802でNoの場合、トナー残量検知が必要であると判断する。
CPU205は、トナー残量検知が必要であると判断した場合、トナー残量検知を実行するためにプリント動作を中断し、現像駆動モータ211をトナー残量検知実行用の速度で駆動させる(S803)。CPU205は、現像駆動モータ211を駆動することでトナー攪拌部材305を回転させると、トナー残量検知部207に、トナー残量検知の実行を要求する。
トナー残量検知部207は、前述したトナー残量検知の処理によってトナー残量Aを算出し、トナー残量AをCPU205に送る(S804)。
トナー残量検知実行判断部222は、CPU205を介してトナー残量検知部207からトナー残量Aを受信すると、式(2)を用いてトナー残量検知実行閾値Wthを求める(S805)。そして、基準トナー消費量Wbを、現在の累積トナー消費量Wintで更新する(S806)。
CPU205は、トナー残量検知の処理が完了すると、S803で変更した現像駆動モータ211の駆動速度を通常のプリント動作用の速度に戻し、プリント動作を再開し、トナー残量検知実行判断処理を完了する(S807)。
本実施例で述べたように、感光体ドラム寿命に基づき高印字率のプリント時のトナー使用量を導出することにより、トナー残量ではなく感光体ドラム寿命要因でカートリッジが寿命に到達すると判断することが可能となる。つまり、感光体ドラム寿命に比べてトナー残量が多く残っている場合は、トナー残量が少ないことを起因とする白ヌケが発生する可能性が低く、トナー残量を正確に検知する必要がないと判断できるため、本実施例では光透過式によるトナー残量検知を実行しない。
(トナー残量検知実行判断処理の動作例)
次に、上記トナー残量検知実行判断処理によってトナー残量検知の実行が抑制される様子を、図13を用いて説明する。
図13は、トナー残量及び感光体ドラム寿命の変化と、トナー残量検知の実行タイミングを示したものである。また以降の説明を簡単にするために、図13では、トナー消費量推定部208の出力を用いて求められる推定のトナー残量と実際のトナー残量の間に誤差は無く等しいとした。
CPU205は、時間経過とともに画像形成動作を繰り返し、その都度CPU205はトナー消費量推定部208から出力されるトナー消費量Wを受け取り、推定のトナー残量を算出する。
CPU205が時点1でトナー残量検知実行判断処理を実行し、基準トナー消費量Wbと累積トナー消費量Wintの差が、トナー残量検知実行閾値Wth以上であった場合は、トナー残量Aは50%、感光体ドラム寿命Bは5%である。ここで、トナー想定印字率Fは10%と設定されている。
そのため、図12のS802の((感光体ドラム寿命B)×(100/トナー想定印字
率F))<(トナー残量A)とならなく、トナー残量検知実行判断部222はトナー残量検知が必要であると判断し、トナー残量検知を実行する。
一方、CPU205が時点2でトナー残量検知実行判断処理を実行し、基準トナー消費量Wbと累積トナー消費量Wintの差が、トナー残量検知実行閾値Wth以上であった場合は、トナー残量Aは48%、感光体ドラム寿命Bは4%である。トナー想定印字率Fは10%と設定されているため、図12のS802の((感光体ドラム寿命B)×(100/トナー想定印字率F))<(トナー残量A)となり、トナー残量検知実行判断部222はトナー残量検知が必要でないと判断する。
したがって、図13に示す例では、時点1を超えた時点から、トナー残量検知実行判断部222はトナー残量検知の必要がないと判断する。
このように、感光体ドラム寿命とトナー残量の関係からトナー残量検知実行タイミングを調整することで、本実施例においても、上述した実施例2と同様の効果を得ることができる。
5…感光体ドラム、8…現像器、22…カートリッジ、207…トナー残量検知部、221…感光体ドラム寿命検知部、222…トナー残量検知実行判断部、301…トナー収容部

Claims (4)

  1. 像担持体に形成された静電潜像を現像剤で現像する現像手段と、
    前記現像手段で用いられる現像剤を収容する現像剤収容部と、
    を有し、画像形成装置本体に対して交換可能に設けられた画像形成ユニットを備え、
    前記現像剤収容部内の現像剤の残量が一定値以下となった場合と、前記画像形成ユニットに設けられた作動部材が寿命に達した場合との少なくともいずれかの場合に、前記画像形成ユニットが寿命に達したと判断される画像形成装置において、
    前記現像剤収容部内の現像剤の残量を検知し、前記現像剤収容部の最大収容量に対する現像剤残量の残量割合を導出する残量導出手段と、
    前記残量導出手段による現像剤残量検知を予め設定されたタイミングで実行するための実行手段と、
    前記作動部材における初期状態からの作動量を検知し、前記作動部材における初期状態から寿命に達するまでの全作動量に対する、作動量の検知時から寿命に達するまでの残りの作動量の作動量割合を導出する作動量導出手段と、
    を備え、
    前記実行手段は、前記残量導出手段により導出された前記残量割合、及び前記作動量導出手段により導出された前記作動量割合に基づいて、前記画像形成ユニットが寿命に達するまでに実行される現像剤残量検知の実行回数を減少させるように制御を行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記実行手段は、
    予め設定された現像剤残量検知の実行タイミングとなり前記残量導出手段による現像剤残量検知を実行することで得られた現像剤残量に対して導出された前記残量割合の方が、前記作動量割合よりも大きい場合、
    次に実行する現像剤残量検知のタイミングを予め設定されたタイミングよりも遅くする制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記実行手段は、
    予め設定された現像剤残量検知の実行タイミングとなった場合であっても、前記作動量割合よりも前記残量割合の方が大きい場合には、現像剤残量検知を実行しないように制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記実行手段は、
    前記作動量割合に基づき、前記現像剤収容部の最大収容量に対する、前記作動部材が寿命に到達するまでに使用されると推測される推測現像剤量の割合を導出し、
    予め設定された現像剤残量検知の実行タイミングとなった場合であっても、前記推測現像剤量の割合よりも前記残量割合の方が大きい場合には、現像剤残量検知を実行しないように制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
JP2011052070A 2011-03-09 2011-03-09 画像形成装置 Expired - Fee Related JP5704977B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011052070A JP5704977B2 (ja) 2011-03-09 2011-03-09 画像形成装置
US13/415,263 US8774648B2 (en) 2011-03-09 2012-03-08 Image forming apparatus with developer amount detection

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011052070A JP5704977B2 (ja) 2011-03-09 2011-03-09 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012189712A JP2012189712A (ja) 2012-10-04
JP5704977B2 true JP5704977B2 (ja) 2015-04-22

Family

ID=46795705

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011052070A Expired - Fee Related JP5704977B2 (ja) 2011-03-09 2011-03-09 画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8774648B2 (ja)
JP (1) JP5704977B2 (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5683133B2 (ja) * 2010-05-21 2015-03-11 キヤノン株式会社 画像形成装置
US8781341B2 (en) * 2012-09-20 2014-07-15 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Determination of effective amount of remaining life of toner cartridge
JP6142579B2 (ja) * 2013-03-07 2017-06-07 ブラザー工業株式会社 画像形成装置および画像形成システム
JP6108290B2 (ja) * 2013-06-21 2017-04-05 株式会社リコー 現像剤の補給方法、及び補給判定部を備えた画像形成装置
US9046854B2 (en) * 2013-06-27 2015-06-02 Xerox Corporation Estimating accuracy of a remaining useful life prediction model for a consumable using statistics based segmentation technique
US20160231664A1 (en) * 2015-02-06 2016-08-11 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
US9715206B1 (en) * 2016-04-27 2017-07-25 Hewlett-Packard Development Company, L.P. End-of life determination for a print cartridge
JP6443387B2 (ja) * 2016-04-28 2018-12-26 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP6942993B2 (ja) 2017-03-31 2021-09-29 ブラザー工業株式会社 画像形成装置および制御方法
JP6900737B2 (ja) 2017-03-31 2021-07-07 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
JP7017061B2 (ja) * 2017-11-02 2022-02-08 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP7051442B2 (ja) * 2018-01-05 2022-04-11 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2019132884A (ja) * 2018-01-29 2019-08-08 株式会社沖データ 画像形成装置
JP2019148708A (ja) * 2018-02-27 2019-09-05 株式会社沖データ 画像形成装置及び現像剤回収先決定方法
JP7211089B2 (ja) * 2019-01-15 2023-01-24 ブラザー工業株式会社 画像形成装置、画像形成プログラム、および画像形成方法
JP2024002834A (ja) 2022-06-24 2024-01-11 キヤノン株式会社 トナーカートリッジ

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4312589A (en) * 1979-11-19 1982-01-26 International Business Machines Corporation Charge density control for an electrostatic copier
JPS59182472A (ja) * 1983-04-01 1984-10-17 Canon Inc 画像形成装置
DE3851968T2 (de) * 1987-02-26 1995-03-30 Canon Kk Bilderzeugungsgerät.
JP3226629B2 (ja) * 1992-09-29 2001-11-05 キヤノン株式会社 画像形成装置
US5708915A (en) * 1992-11-18 1998-01-13 Sharp Kabushiki Kaisha Image-quality stabilizer for use in an electrophotographic apparatus
JP3043552B2 (ja) * 1993-10-04 2000-05-22 シャープ株式会社 電子写真装置の画質安定化装置
JP3566372B2 (ja) 1994-12-30 2004-09-15 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP3445040B2 (ja) * 1995-10-09 2003-09-08 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP3919383B2 (ja) * 1999-05-24 2007-05-23 キヤノン株式会社 電子写真画像形成装置
JP2000352906A (ja) * 1999-06-10 2000-12-19 Canon Inc 電子写真画像形成装置及びプロセスカートリッジ
DE10233891B4 (de) * 2002-07-25 2006-01-12 OCé PRINTING SYSTEMS GMBH Drucker oder Kopierer mit einer Steuereinrichtung und Verfahren zum Überwachen von Verschleißteilen
JP2007249245A (ja) * 2005-04-13 2007-09-27 Canon Inc 電子写真画像形成装置
JP4078372B2 (ja) * 2005-04-13 2008-04-23 キヤノン株式会社 電子写真画像形成装置
JP2007057732A (ja) 2005-08-24 2007-03-08 Canon Inc 画像形成装置及びプロセスカートリッジ
JP4817788B2 (ja) * 2005-10-05 2011-11-16 キヤノン株式会社 調整モードの制御方法及びそれを実現する装置
JP5258415B2 (ja) 2007-07-06 2013-08-07 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2011090283A (ja) * 2009-09-28 2011-05-06 Canon Inc 印刷装置、印刷装置の制御方法及びプログラム
US8489002B2 (en) * 2010-08-18 2013-07-16 Lexmark International, Inc. Method for delaying the start of a gage for tracking the life of a consumable item for an imaging device
JP2013041045A (ja) * 2011-08-12 2013-02-28 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP6025407B2 (ja) * 2012-06-04 2016-11-16 キヤノン株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US8774648B2 (en) 2014-07-08
JP2012189712A (ja) 2012-10-04
US20120230730A1 (en) 2012-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5704977B2 (ja) 画像形成装置
JP5258415B2 (ja) 画像形成装置
JP4078372B2 (ja) 電子写真画像形成装置
US6510292B1 (en) System and methods for reporting toner level in a partially sensed environment
JP2006343621A (ja) 画像形成装置
US11747761B2 (en) Information processing apparatus and control method for an image forming apparatus
JP2007219454A (ja) 廃トナー回収装置及び画像形成装置
JP2016065889A (ja) 寿命予測装置、画像形成装置、情報処理装置、寿命予測システム
JP2006227325A (ja) 画像形成装置
JP2010160468A (ja) 画像形成装置
JP4560109B2 (ja) 画像形成装置
JP6019980B2 (ja) 画像形成装置、画像形成方法
JP2010156882A (ja) 画像形成装置
JP2012220577A (ja) 画像形成装置
JP4948100B2 (ja) トナー消費予測量算出方法、トナー消費予測量算出装置、および画像形成装置
JP2010002537A (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、および画像形成装置の制御プログラム
US8792795B2 (en) Image forming apparatus that forms and senses marks and method for controlling image forming apparatus
US20170364014A1 (en) Image forming apparatus and image forming method
JP2000112304A (ja) 画像形成装置
JP2007249245A (ja) 電子写真画像形成装置
JP2005274738A (ja) 画像形成装置
JP7204498B2 (ja) 画像形成装置、その制御方法、及びプログラム
JP5697424B2 (ja) 画像形成装置
JP6897600B2 (ja) 画像形成装置
JP2008122505A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140310

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150122

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150127

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150224

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5704977

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees