JP2005274738A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 トナー補給をリクエストするトナー補給リクエストの送信回数を抑制しながら画像濃度の安定化が図られた画像形成装置を提供する。
【解決手段】 トナーが収容されたトナー収容部と、潜像をトナーで現像する現像部と、トナー収容部のトナーをトナー補給リクエストに応じて現像部に補給するトナー補給部と、潜像形成の基になる画像データに基づいてトナー消費量を推定し推定されたトナー消費量が所定の閾値に達する毎に前記トナー補給部にトナー補給リクエストを送信する補給リクエスト部と、画像形成条件に応じて閾値を変更する閾値変更部とを備えた。
【選択図】 図5

Description

本発明は、形成した潜像をトナーで現像することで得たトナー像を最終的に記録媒体上に転写および定着することにより記録媒体上に定着トナー像からなる画像を形成する画像形成装置に関する。
従来より、画像情報に基づいて感光体等の像担持体上に形成された静電潜像を、トナーが収容されたトナー収容部からトナーの補給を受ける現像器によって現像してトナー像とし、このトナー像を最終的に記録媒体に転写および定着することで記録媒体上に画像形成を行なう画像形成装置が知られている。
このような画像形成装置には、静電潜像の基となる画像情報からトナー消費量をページ毎に推定して積算し、積算値に応じた量のトナー補給を指示する信号を、ページを処理する毎にモータなどのトナー補給装置に送信することで、トナーが収容されたトナー収容部から現像器にトナーを補給するものがある。
図1は、トナー補給を指示する信号の送信タイミングを示す図である。
図1には、ページ処理が終了する毎に、画像情報に基づいて、そのページにおいて消費したと推定した量と同じ量のトナーを現像器に補給するタイプの画像形成装置における、トナー補給を指示する信号の送信タイミングが示されている。ここには、左から順に、1ページから3ページまでの画像形成が順次行なわれ、各ページの右辺から下方に延ばされた延長点線と時間軸とが交わるタイミング、即ちページ毎のトナー消費量の推定処理が終了するごとに、トナーの補給を指示する信号が送信されている様子が示されている。
また、図1には、消費されたトナー量を推定すると共に積算していったことによるトナー積算値の推移がページごとに相対的に示されている。尚、文字のみの画像形成だった1ページ目における、トナーの最終推定積算値(α)は、写真のみの画像形成だった2ページ目の最終推定積算値(β)に比べかなり低い値となり、文字と写真とが混在していた3ページ目における最終推定積算値(γ)は、1ページ目の最終推定積算値(α)と3ページ目の最終推定積算値(β)との中間の値となっている。
ところで、図1に示す様なタイミングでトナーの補給を指示するタイプの画像形成装置では、トナー消費量の多い画像形成が幾ページにも渡って連続して行なわれた場合に、トナー補給が追いつかず、画像濃度が低下してしまうおそれがある。
そこで、静電潜像の基となる画像情報からトナー消費量を推定すると共に積算し、積算値が、予め設定されている値に到達するタイミングでトナーの補給を指示するタイプの画像形成装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図2は、特許文献1に提案されているタイプの画像形成装置における、トナー補給を指示する信号の送信タイミングを示す図である。
図2に示す様なタイミングでトナーの補給を指示するタイプの画像形成装置によれば、トナー消費量の多い画像形成が何ページにも渡って連続して行なわれた場合でも、図2に示すようにリミット値を相対的に低めに設定しておけばトナー補給を確実に行なうことができるため、画像濃度の低下を回避することができる。
しかし、これでは、トナーの消費量が比較的少量の画像形成が連続して行なわれる場合などでは、1回の補給指示で纏めてトナーを補給してもいい場合でも、リミット値が低く設定されているために少量のトナー補給を複数回繰り返すこととなり、徒に補給指示信号の送信回数が増えてしまうという問題がある。
そこで、リミット値を、トナー補給に遅れが出ない程度に相対的に高く設定することで、画像濃度を確保しながら補給指示信号の送信回数を減らすことが考えられている。
特開昭61−029871号公報
ところが、このようにリミット値を設定しても、画像濃度が不安定となることが報告されている。
本発明は、上記事情に鑑み、トナー補給をリクエストするトナー補給リクエストの送信回数を抑制しながら画像濃度の安定化が図られた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の画像形成装置は、
潜像を形成しこの潜像をトナーで現像してトナー像を得、このトナー像を最終的に記録媒体上に転写および定着することによりこの記録媒体上に定着トナー像からなる画像を形成する画像形成装置において、
トナーが収容されたトナー収容部と、
上記潜像をトナーで現像する現像部と、
上記トナー収容部のトナーをトナー補給リクエストに応じて上記現像部に補給するトナー補給部と、
潜像形成の基になる画像データに基づいてトナー消費量を推定し推定されたトナー消費量が所定の閾値に達する毎に上記トナー補給部にこの閾値に応じた補給量のトナー補給を指示する上記トナー補給リクエストを送信する補給リクエスト部と、
画像形成条件に応じて上記閾値を変更する閾値変更部とを備えたことを特徴とする。
ここで、上記閾値変更部は、上記補給リクエスト部において推定された、直近に画像形成されたページのトナー消費量に応じて上記閾値を変更するものであることが好ましい。
潜像形成の基になる画像データに基づいてトナー消費量を推定し推定されたトナー消費量が所定の閾値に達する毎に、トナー補給部にトナー補給リクエストを送信する画像形成装置では、例えば、トナー消費量が多い画像形成が行なわれた後は、トナー消費量の少ない画像形成が行なわれた後よりもトナー補給が遅れ気味になりやすい。本発明の画像形成装置では、このようなトナー補給の遅れを解消するように、閾値の変更が閾値変更部によってなされる。このため、トナー補給をリクエストするトナー補給リクエストの送信回数を抑制しながら画像濃度を安定させることができる。
ここで、上記トナー補給部は、上記補給リクエスト部からのトナー補給リクエストを計数し所定のリクエスト数に達する毎にトナーを補給するものであることが好ましい。
このように、リクエスト数が所定数纏まるごとにトナー補給を行なうことで、例えば、トナー補給部がモータを回転させることでトナー補給を行なうものである場合には、トナー補給の精度を高めることができる。
また、環境センサを備え、
上記閾値変更部は、この環境センサからの情報に基づいて上記閾値を変更するものであることも好ましい態様である。
例えば、温度や湿度によってトナーの流動性は変化することから、このように、トナーの流動性を考慮した閾値に変更されることで、画像濃度を安定させることができる。
ここで、上記トナー収容部内のトナーの残量を検出する空推定部を備え、
上記閾値変更部は、この空推定部からの情報に基づいて上記閾値を変更するものであることが好ましい。
トナー収容部内のトナー残量によっては、トナー補給部を同じように動作させても補給されるトナー量が異なってくる。そこで、このように、トナー残量を考慮した閾値に変更されることで、画像濃度を安定させることができる。
また、上記現像部内のトナー濃度を検出するトナー濃度検出部を備え、
上記閾値変更部は、上記トナー濃度検出部からの情報に基づいて上記閾値を変更するものであることも好ましい態様である。
閾値の変更が、このように、画像濃度に密接に関係する、現像部内のトナー濃度情報に基づいて行なわれることで、画像濃度を安定させることができる。
ここで、トナーパッチを形成しこのトナーパッチの濃度を測定するパッチ濃度測定部を備え、
上記閾値変更部は、上記パッチ濃度測定部からの情報に基づいて上記閾値を変更するものであることも好ましい態様である。
閾値の変更が、このように、画像濃度に密接に関係する、トナーパッチ情報に基づいて行なわれることで、画像濃度を安定させることができる。
本発明によれば、トナー補給をリクエストするトナー補給リクエストの送信回数を抑制しながら画像濃度を安定させることができる。
以下、本発明の画像形成装置の実施形態について説明する。
図3は、本発明の画像形成装置の一実施形態の概略構成図である。
図3に示す本実施形態のプリンタ1は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色毎に感光体を備え、これら感光体表面に作成した各色トナー像を中間転写ロールに転写したのちに記録媒体に最終的に転写および定着を行うことで記録用紙上にカラー画像の形成を行なうフルカラープリンタである。
このプリンタ1は、図1の上から順に配設されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色用の感光体12Y、12M、12C、12Kと、各色用の現像部13Y、13M、13C、13Kと、これら現像部13Y、13M、13C、13K向けのトナーがそれぞれ収容された各色用のトナー収容部14Y、14M、14C、14Kと、これら各色用のトナー収容部14Y、14M、14C、14Kに収容されたトナーを各色用の現像部13Y、13M、13C、13Kに搬送するための各色用の補給パイプ15Y、15M、15C、15Kとを備えている。
また、このプリンタ1は、イエロー(Y)およびマゼンタ(M)用の感光体12Y、12Mの表面に形成されたトナー像が一次転写される第1の一次中間転写ロール16aと、シアン(C)、ブラック(K)の各色用の感光体12C、12Kの表面に形成されたトナー像が一次転写される第2の一次中間転写ロール16bと、これら第1および第2の一次中間転写ロール16a、16bに一次転写されたトナー像が二次転写される二次中間転写ロール16cと、記録用紙30が収容されている用紙収容部24と、この用紙収容部24からピックアップロール24aによって引き出された記録用紙30に、二次中間転写ロール16cの表面に二次転写されたトナー像を転写する転写ロール19と、記録用紙上に転写されたトナー像を加熱および加圧することにより記録用紙上に定着させる定着ロール20とを備えている。尚、図3には、用紙収容部24から引き出された記録用紙30が搬送ロール18によって搬送される経路40が示されており、この経路40を辿ることでトナー像が定着された記録用紙30は、筐体11の上面11aに排出されるようになっている。
さらに、このプリンタ1には、湿度を検出する環境センサ25と、二次中間転写ロール16c上に形成されたトナーパッチの濃度を検出するパッチ濃度検出部23とが備えられている。尚、図3には、プリンタ1に実際には備えられている、画像情報を処理する画像処理部60(図4参照)、このプリンタ1全体を制御している制御部50(図4参照)、感光体を帯電させる帯電部52Y、52M、52C、52K(図4参照)、帯電された感光体表面を露光して静電潜像を形成する露光部53Y、53M、53C、53K(図4参照)、および、トナー収容部14Yから現像部13Yに向けてトナーを補給するDCモータ54Y、54M、54C、54K(図4参照)などの図示は省略している。
補給パイプ15Y、15M、15C、15Kは、フレキシブルなプラスチック製のものであり、一方の端部は、トナー収容部14Y、14M、14C、14Kに収容されたトナーが送り出される送出口(不図示)に接続され、もう一方の端部は、各色用の現像部13Y、13M、13C、13Kのトナー受入口(不図示)に接続されている。各色用の補給パイプ15Y、15M、15C、15K内それぞれには、各色用のトナー容器14Y、14M、14C、14Kにそれぞれ収容された各色トナーを各色用の現像部13Y、13M、13C、13Kに補給するためのオーガ(不図示)が内蔵されており、このオーガには、各色用のDCモータ54Y、54M、54C、54K(図4参照)の回転駆動力がそれぞれ伝達されるようになっている。
現像部13Y、13M、13C、13Kは、トナーの他に磁性キャリアを含む現像剤を用いて、感光体表面に形成された静電潜像をトナーで可視化しており、この現像部13Y、13M、13C、13Kには、内部に保持する現像剤中のトナー濃度を透磁率で検出するトナー濃度センサ21Y、21M、21C、21Kが取り付けられている。
濃度検出部23は、二次中間転写ロール16c上に形成されたトナーパッチの濃度を検出するものである。
図4は、このプリンタ全体の制御を行なう制御部、および、画像情報を処理する画像処理部の概略構成図である。尚、以下では、各色毎に備えられているものについては、イエロー(Y)用のものを代表的に取りあげて説明する。
図4に示す制御部50は、メモリ51を有する、マイクロコンピュータで構成されたものであり、この制御部50には、帯電部52Y、露光部53Y、現像部13Y、現像部13Yに取り付けられているトナー濃度センサ21Y、補給パイプ内のオーガを回転させるDCモータ54Y、トナーパッチの濃度を検出するパッチ濃度検出部23、および、環境センサ25が接続されている。
DCモータ54Yは、指示された駆動時間をカウントするバッファ541Yを有しており、バッファ541Yにおけるカウントが予め設定されている‘起動値’に達する毎に所定時間回転駆動するようになっている。
制御部50のメモリ51には、環境センサ25、トナー濃度センサ21Y、パッチ濃度検出部23などの各種センサから送信されてくる信号が記憶されるようになっている。
図4に示す画像処理部60は、画像情報が入力される画像入力部601、画像入力部601に入力されてきた画像情報を解析する画像情報解析部602、画像情報解析部602で解析された画像情報をイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、およびブラック(K)毎の画像情報に変換する色変換部603、各色毎の画像情報にスクリーン処理を施すスクリーン処理部604、スクリーン処理が施された画像情報からラスタデータを生成するラスターデータ生成部605、および、ラスターデータ生成部で各色毎に生成されたラスタデータの画素数をカウントする画素数カウント部606を有している。
このプリンタ1では、画像処理部60の画素数カウント部606でカウントされたカウント値が、詳しくは後述する‘リミット値’を越えたタイミングで、そのときの‘リミット値’に応じた駆動時間がDCモータ54Yのバッファ541Yに送信されている。この‘リミット値’は書き換え可能であり、画像処理部60のリミット値記憶部607に記憶されている。尚、画像処理部60は、‘初期値’が記憶されている初期値記憶部608も有しており、この‘初期値’についての説明は後に譲る。尚、バッファ541Yの‘起動値’は、‘リミット値’に比べ十分に小さい値に設定されている。また、バッファ541Yへは、トナー濃度センサ21Yによって検出した濃度に応じた駆動時間、パッチ濃度検出部23によって検出した濃度に応じた駆動時間のいずれか一方若しくは両方も送信されている。
また、このプリンタ1では、トナー収容部14Yの、使用が開始されてからのDCモータ54Yの回転時間と回転速度との積算値(カウント値)が、メモリ51内に設けられているDispenseカウンタ511Yに記憶されており、このプリンタ1では、トナー収容部14Y内のトナー残量の推定をこのカウント値で行なっている。
以下、このプリンタ1における、上述の‘リミット値’の変更について詳細に説明する。
図5は、このプリンタにおける‘リミット値’を決定するルーチンのフローチャートである。尚、以下では、メモリ51に、湿度補正値、トナー濃度補正値、トナー残量補正値、パッチ濃度補正値を記憶する領域が確保されているとして話を進める。
図5に示すルーチンは、プリントジョブが実行される際に起動されるルーチンであり、まずステップS1では、そのジョブにおける1ページ目のプリントであるか否かが判定され、1ページ目のプリントであると判定されると、ステップS16に進み、画像処理部60の初期値記憶部608に記憶されている‘初期値’に記憶されている値が、メモリ51の‘リミット値’に記憶される。
この‘初期値’は、‘リミット値’の基となる値であり、このプリンタ1では、以下に説明するような変更要因が存在しなければ、‘リミット値’としてこの‘初期値’が用いられる。
その後、ステップS6に進み、環境センサ25で検出された湿度が所定の‘A’%以上であるか否かが判定され、ステップS6において‘A’%以上であると判定されると、ステップS7において、メモリ51の領域‘湿度補正値’に80%を表す値が記憶される。その後、ステップS8では、現像部13Y内のトナー濃度を検出するトナー濃度センサ21Yの濃度値が所定の‘B’%以下か否かが判定され、ステップS8において、濃度値が所定の‘B’%以下であると判定されると、ステップS9に進み、メモリ51の領域‘トナー濃度補正値’に80%を表す値が記憶される。その後、ステップS10において、メモリ51の‘Dispenseカウンタ’に記憶されているカウント値がトナー収容部内のトナー残量が少なくなっていることを表す値以上か否かが判定され、ステップS10において、カウント値がトナー収容部内のトナー残量が少なくなっていることを表している(空警告)と判定された場合は、ステップS11に進み、メモリ51の領域‘トナー残量補正値’に80%を表す値が記憶される。その後、ステップS12では、二次中間転写ロール16c(図3参照)上に作成したトナーパッチのパッチ濃度を検出するパッチ濃度検出部23からのパッチ濃度が、目標とする濃度値を下回っているか否かが判定され、ステップS12において、濃度値が所定値を下回っていると判定されると、ステップS13に進み、メモリ51の領域‘パッチ濃度補正値’に80%を表す値が記憶される。ステップS14では、現在、画像処理部60のリミット値記憶部607に‘リミット値’として記憶されている値に、メモリ51の領域‘湿度補正値’、領域‘トナー濃度補正値’、領域‘トナー残量補正値’、領域‘パッチ濃度補正値’に記憶されている値を掛け合わせて新たに算出された値が新たな‘リミット値’として記憶される。
ここで、ステップS14において算出される‘リミット値’がステップS14以前の‘リミット値’よりも低くなる場合とは、メモリ51の領域‘湿度補正値’、領域‘トナー濃度補正値’、領域‘トナー残量補正値’、領域‘パッチ濃度補正値に記憶されている値のうちの少なくとも1つが80%を表す値の場合であり、これらの値が80%とされる場合、即ち、湿度が高い場合、現像器内のトナー濃度が低い場合、トナー収容部内のトナー残量が少ない場合、トナーパッチ濃度が低い場合には、DCモータ54Yの回転によるトナー補給能力は低下する傾向があり、このプリンタ1では、このような要因が積み重なる程リミット値を下げて、トナー補給を充分に行うことにより画像濃度の確保を可能にしている。
その後、ステップS15に進み、ジョブが終了したか否かが判定され、ジョブが終了したと判定されると、このルーチンを終了し、ジョブが終了していないと判定されると、ステップS1に戻る。尚、ステップS6において‘A’%以上であると判定された場合、ステップS8において、濃度値が所定の‘B’%を越えていると判定された場合、ステップS10において、カウント値がトナー収容部内のトナーがまだ残っていることを表していると判定された場合、ステップS12において、濃度値が所定値を上回っていると判定された場合には、領域‘湿度補正値’、領域‘トナー濃度補正値’、領域‘トナー残量補正値’、および領域‘パッチ濃度補正値’にそれぞれ100%を表す値が記憶される。
一方、ステップS1において、1ページ目のプリントでないと判定されると、ステップS2に進み、直前のページの画素数カウント値がA4サイズの80%を越えているか否かが判定され、越えていると判定される、即ち、直前がトナー消費量の多い画像形成だった場合には、リミット値を下げてトナー補給を充分行なうために、ステップS3において、画像処理部60のリミット値記憶部607に‘リミット値’として記憶されている値の90%の値がリミット値記憶部607に記憶される。その後、ステップS4に進み、現在、リミット値記憶部607に ‘リミット値’として記憶されている値が、画像処理部60の初期値記憶部608に記憶されている‘初期値’の50%未満であるか否かが判定され、ステップS4において、値が‘初期値’の50%未満であると判定された場合には、リミット値が下がりすぎているとして‘初期値’の50%の値がリミット値記憶部607に記憶される。ステップS4において、値が初期値の50%以上であると判定された場合はステップS6に進む。尚、以降の説明は、前述した説明と同じとなるので省略する。
図6は、このプリンタにおいて、‘リミット値’が‘初期値’よりも低い値に変更された場合を示す図である。
図6には、このプリンタ1の‘リミット値’が‘初期値’よりも低い値に変更され、画像形成の開始後、画像処理部60の画素カウント部606において積算されるカウント値が、その‘リミット値’に到達する毎に、そのときの‘リミット値’に応じた駆動時間がDCモータ54Yのバッファ541Yに送信されている様子が示されている。
以上に説明したように、本実施形態のプリンタ1では、湿度が高い場合、現像器内のトナー濃度が低い場合、トナー収容部内のトナー残量が少ない場合、トナーパッチ濃度が低い場合などの、DCモータ54Yによるトナー補給能力を低下させる要因が発生している場合には、それらに応じて‘リミット値’を‘初期値’よりも下げる。これにより、‘リミット値’が‘初期値’と同じ場合であるよりも、1回当たりの、バッファ541Yで積算される時間は少なくなるものの、頻繁に送信を行なうことでトナー補給能力の低下を補っている。したがって、本実施形態のプリンタ1では、DCモータ54Yの駆動時間の、バッファ541Yへの送信タイミングが、画像濃度が安定するように変更される。このため、本実施形態のプリンタ1によれば、バッファ541Yへの送信回数を徒に増加させることなく画像濃度を安定させることができる。
尚、本実施形態では、相対的に高く設定された‘初期値’に基づき、画像条件に応じて、‘初期値’以下の値である‘リミット値’を算出する場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限るものではなく、相対的に低く設定された‘初期値’に基づき、画像条件に応じて、‘初期値’以上の値である‘リミット値’を算出するものであってもよい。また、本実施形態では、画像処理部60で画素数のカウントを行なっている場合を例に挙げて説明したが、代わりに、画像処理部60から制御部50に画素数を送信し、制御部50のメモリ51に画素数をカウントするカウンタ領域を設けるものであってもよい。
トナー補給を指示する信号の送信タイミングを示す図である。 特許文献1に提案されているタイプの画像形成装置における、トナー補給を指示する信号の送信タイミングを示す図である。 本発明の画像形成装置の一実施形態の概略構成図である。 このプリンタ全体の制御を行なう制御部、および、画像情報を処理する画像処理部の概略構成図である。 このプリンタにおけるリミット値を決定するルーチンのフローチャートである。 このプリンタにおいて、リミット値が初期値よりも低い値に変更された場合を示す図である。
符号の説明
1 プリンタ
11 筐体
12Y、12M、12C、12K 感光体
13Y、13M、13C、13K 現像部
14Y、14M、14C、14K トナー収容部
15Y、15M、15C、15K 補給パイプ
21Y、21M、21C、21K トナー濃度センサ
23 濃度検出部
24 用紙収容部
25 環境センサ
30 記録用紙
50 制御部
51 メモリ
511 Dispenseカウンタ
54Y DCモータ
541Y バッファ
60 画像処理部
606 画素数カウント部

Claims (7)

  1. 潜像を形成し該潜像をトナーで現像してトナー像を得、該トナー像を最終的に記録媒体上に転写および定着することにより該記録媒体上に定着トナー像からなる画像を形成する画像形成装置において、
    トナーが収容されたトナー収容部と、
    前記潜像をトナーで現像する現像部と、
    前記トナー収容部のトナーをトナー補給リクエストに応じて前記現像部に補給するトナー補給部と、
    潜像形成の基になる画像データに基づいてトナー消費量を推定し推定されたトナー消費量が所定の閾値に達する毎に前記トナー補給部に該閾値に応じた補給量のトナー補給を指示する前記トナー補給リクエストを送信する補給リクエスト部と、
    画像形成条件に応じて前記閾値を変更する閾値変更部とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記トナー補給部は、前記補給リクエスト部からのトナー補給リクエストを計数し所定のリクエスト数に達する毎にトナーを補給するものであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 環境センサを備え、
    前記閾値変更部は、該環境センサからの情報に基づいて前記閾値を変更するものであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記トナー収容部内のトナーの残量を推定する空推定部を備え、
    前記閾値変更部は、該空推定部からの情報に基づいて前記閾値を変更するであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. トナーパッチを形成し該トナーパッチの濃度を測定するパッチ濃度測定部を備え、
    前記閾値変更部は、前記パッチ濃度測定部からの情報に基づいて前記閾値を変更するものであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 前記閾値変更部は、前記補給リクエスト部において推定された、直近に画像形成されたページのトナー消費量に応じて前記閾値を変更するものであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  7. 前記現像部内のトナー濃度を検出するトナー濃度検出部を備え、
    前記閾値変更部は、前記トナー濃度検出部からの情報に基づいて前記閾値を変更するものであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007156411A (ja) * 2005-11-11 2007-06-21 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
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