JP5705811B2 - 画像形成装置およびトナー残量管理方法 - Google Patents

画像形成装置およびトナー残量管理方法 Download PDF

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Description

本発明は、画像形成用のトナーの残量を管理する機能を備える画像形成装置およびトナー残量管理方法に関する。
近年、複写機や複合機等の画像形成装置ではカラー印刷可能な機器が一般化している。この種の画像形成装置は、例えば、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)からなる4色のトナー等の記録剤を組み合わせることによりカラー印刷を実現する。このような画像形成装置の多くは、各記録剤の残量を管理し、記録剤が残りわずかであり、まもなく画像形成が不可能になる状態(いわゆるニアエンプティ状態)を、ユーザに報知する機能を有している。当該報知は、画面表示やブザー等により装置を直接操作するユーザに対してなされる。加えて、予め指定された特定の送信先への電子メール送信等により、装置を直接操作していない装置管理者等に対してなされることもある。
従来、このような記録剤の残量管理における記録剤消費量の算出には、ドットカウント方式が多用されている。ドットカウント方式は、印刷対象として画像形成装置に入力される画像データに基づいて用紙等の被転写体に印字されるドットの数を計数する。そして、当該計数値に1ドットの印字で消費される記録剤の量が乗算され、記録剤消費量が算出される。なお、印字が多階調(例えば、256階調)で実施される画像形成装置では、例えば、予め指定された閾値を超える階調を有する印字がドットとして計数される。
以上のような記録剤の残量管理では、画像形成装置の生産性を低下させることなく、また、適切な記録剤の補充(交換)を実行できるように、記録剤残量を正確に把握できることが要求されている。しかしながら、上述のドットカウント方式では、多階調の印字であっても2値化されて計数されるため、ドットとして計数されていない印字でも記録剤が使用される状況や、ドットとして計数された印字でも上記1ドットの印字で消費される記録剤よりも少ない記録剤しか使用されていない状況が発生する。
この対策として、例えば、後掲の特許文献1は、ドットカウントと、感光体ドラムに形成された電子潜像にトナーを付着させてトナー像を形成する現像器が備える現像ローラの駆動時間とに基づいて、トナーカートリッジの寿命管理(トナーの残量管理)をする構成を開示している。また、印字のパターンに応じて、閾値以上のドット、4連続ドット、孤立ドットに区分して計数を行い、これら計数値に基づいてトナー消費量を算出することも開示している。
特開2004−347931号公報
しかしながら、ドットカウント方式の残量管理では、上述のように印刷対象の画像データ中に階調を有する部分(画素)が存在する場合、当該画像データについてトナー消費量を正確に把握することは困難である。特許文献1が開示するように、計数対象を複数に区分して区分ごとに計数する手法を採用することで、印字により消費されているトナー量の精度向上は望めることになる。しかしながら、精度向上のために区分数を多くすると計数処理が煩雑になって多くの処理時間が必要になる上、各区分の計数値を記憶するための多くの記憶領域が必要になる。
一方、トナー容器から現像器へのトナー補給は、機械的なトナー補給機構の動作により実現される。しかしながら、当該トナー補給機構が同一の動作を行ったとしても、トナー容器に多量のトナーが収容されている段階とトナーが消費されてトナー容器内に少量のトナーが収容されている段階とではトナー補給量が異なる結果となる。トナー補給機構は現像器内のトナー量の減少が検知されたときに作動するため、仮に、現像器において消費されたトナー消費量が同一であっても、トナー容器内のトナーの残量が異なれば、トナー容器におけるトナー減少量、すなわち、トナー容器から現像器へのトナー補給量が異なることになる。また、トナー補給機構は高コスト化を避ける観点から、比較的簡易な構成であることが通常であり、トナー補給機構が同一の動作を行った場合のトナー補給量の再現精度は高くない。そのため、トナー容器内のトナーの残量が同等であったとしても、トナー補給機構の動作の都度、トナー補給量が異なることも多い。
このように、印字により消費されるトナー量はトナー容器から現像器へのトナー補給量と完全に一致するものではないため、印字により消費されるトナー量から、トナー容器内のトナー残量を正確に算出することはできない。つまり、印字により消費されるトナー量の算出精度を向上させても、トナー容器内のトナー残量の算出精度を向上させることはできない。また、上述の理由から、トナー補給機構の動作のみに基づいて、トナー容器内のトナー残量を正確に把握することも困難である。
本発明は、このような従来技術の課題を鑑みてなされたものであって、トナー容器内のトナー残量をより正確に把握することができる画像形成装置およびトナー残量管理方法を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明に係る画像形成装置は以下の技術的手段を採用している。すなわち、本発明に係る画像形成装置は、トナー容器、現像器、トナーセンサ、トナー補給機構、ドットカウント演算部、トナー補給量演算部、累積トナー補給量保持部、補正トナー補給量算出部および累積トナー補給量更新部を備える。トナー容器は、現像器に補給するトナーを収容する。現像器は、感光体ドラム等の像担持体上に形成された静電潜像にトナーを付着させ、像担持体上にトナー像を形成する。トナーセンサは、現像器内のトナー量を検知する。トナー補給機構は、トナーセンサの出力値に基づいてトナー容器に収容されたトナーを現像器に補給する。ドットカウント演算部は、所定の期間内において、画像データに基づいて被転写体に印字されるドットを計数し、当該計数値に基づいて現像器において消費されたトナー消費量を算出する。トナー補給量演算部は、前記期間内おける前記トナー補給機構の動作量に基づいて前記トナー補給機構が前記トナー容器から前記現像器に補給したトナー補給量を算出する。累積トナー補給量保持部は、トナー容器内のトナーの使用を開始した時点からのトナーの累積補給量を保持する。補正トナー補給量算出部は、前記期間に前記累積トナー補給量保持部に保持された累積トナー補給量を、前記トナー容器に収容されていた当初トナー量から減算することで、前記トナー容器内のトナー残量を算出し、前記期間内において前記ドットカウント演算部が算出したトナー消費量と、前記期間内において前記トナー補給量演算部が算出したトナー補給量と、前記トナー残量に応じて決定される係数とに基づいて、前記トナー容器内のトナー使用量である補正トナー補給量を算出する。累積トナー補給量更新部は、補正トナー補給量算出部が算出した補正トナー補給量と前記期間に累積トナー補給量保持部に保持された累積トナー補給量とを加算することにより算出される値を、新たな累積トナー補給量として累積トナー補給量保持部に格納する。
この画像形成装置は、ドットカウント方式により算出したトナー消費量と、別途算出したトナー容器から現像器に補給されたトナー量とに基づいて、トナー容器内のトナー使用量(補正トナー補給量)を算出する構成であるため、トナー容器内のトナー残量を従来に比べてより正確に把握することができる。また、本構成は、トナー容器等に新たなセンサを設置する必要がないため、ドットカウント方式でトナー消費量を算出する既存の複合機に対して、例えば、ソフトウェアの変更等により、容易かつ低コストで実現することができる。
上記画像形成装置において、補正トナー補給量算出部は、同一期間においてドットカウント演算部が算出したトナー消費量およびトナー補給量演算部が算出したトナー補給量と、当該期間に累積トナー補給量保持部に保持された累積トナー補給量から算出されるトナー容器内のトナー残量とに基づいて、当該期間における補正トナー補給量を算出する構成を採用することができる。この構成では、トナー容器から現像器に補給されるトナー量にトナー容器内のトナー残量依存性を反映させることができ、トナー容器内のトナー残量をより正確に把握することができる。
また、トナー補給量演算部は、上記期間内におけるトナー補給機構の動作量およびトナーセンサの出力値に基づいてトナー補給機構がトナー容器から現像器に補給したトナー量を算出する構成を採用することができる。この構成では、トナー補給機構の動作により現像器内に補給されたトナー量をより正確に算出することができる。
さらに、補正トナー補給量算出部は、ドットカウント演算部が算出したトナー消費量Cdot、トナー補給量演算部が算出したトナー補給量Scalおよび当該トナー補給量Scalが補正トナー補正量に与える影響の程度を、上記トナー残量に応じて変更する可変係数A(0<A≦1)を用いて、補正トナー補給量Scorを、Scor=Cdot−(Cdot−Scal)×Aにより算出する構成を採用することができる。また、トナー補給量Scalは、累積トナー補給量保持部が保持する累積トナー補給量Sacc、トナー残量に応じて変更する可変係数B(0<B≦1)、トナーセンサによるトナー補給の補正値Xを用いて、Scal=Sacc×B+Xによりトナー補給量演算部が算出する構成を採用することができる。この構成では、トナー容器内のトナー残量に応じて、トナー補給量演算部が算出したトナー補給量が補正トナー補給量の算出に与える影響の程度を変更することができ、トナー容器内のトナー残量を従来に比べてより正確に把握することができる。
一方、他の観点では、本発明は、上述のトナー容器、現像器、トナーセンサおよびトナー補給機構を備える画像形成装置に適用されるトナー残量管理方法を提供することもできる。
本発明によれば、トナー容器内のトナー残量を従来に比べてより正確に把握することができる。その結果、ユーザは、トナー資源を有効に利用することができるとともに、画像形成装置の生産性を低下させることなく、適切な時期にトナー容器の交換を実行できる。
本発明の一実施形態における複合機の全体構成を示す概略構成図 本発明の一実施形態における複合機の画像形成部の構成を示す概略構成図 本発明の一実施形態における複合機のトナーコンテナの構成を示す概略構成図 本発明の一実施形態における複合機の現像器の構成を示す概略構成図 本発明の一実施形態における複合機のハードウェア構成を示す図 本発明の一実施形態における複合機を示す機能ブロック図 本発明の一実施形態における複合機が実施する補正トナー補給量算出手順の一例を示すフロー図 本発明の一実施形態における複合機が実施するトナー補給量算出手順の一例を示すフロー図 本発明の一実施形態における複合機のトナー補給量演算部が保持する係数テーブルの一例を示す図 本発明の一実施形態における複合機のトナー補給機構のトナーセンサ出力値と回転数とトナー補給量との関係を示す図 本発明の一実施形態における複合機の補正トナー補給量算出部が保持する係数テーブルの一例を示す図
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながらより詳細に説明する。以下では、トナー残量管理機能を備えるデジタル複合機として本発明を具体化する。
図1は本実施形態におけるデジタル複合機の全体構成の一例を示す概略構成図である。図1に示すように、複合機100は、画像読取部120および画像形成部140を含む本体101と、本体101の上方に取り付けられたプラテンカバー102とを備える。本体101の上面にはコンタクトガラス等の透明板からなる原稿台103が設けられており、原稿台103はプラテンカバー102によって開閉されるようになっている。また、プラテンカバー102は、原稿搬送装置110を備えている。なお、複合機100の前面には、ユーザが複合機100に複写開始やその他の指示を与えたり、複合機100の状態や設定を確認したりすることができる操作パネル161が設けられている。
原稿台103の下方には、画像読取部120が設けられている。画像読取部120は、走査光学系121により原稿の画像を読み取りその画像のデジタルデータ(画像データ)を生成する。原稿は、原稿台103や原稿搬送装置110に載置することができる。走査光学系121は、第1キャリッジ122や第2キャリッジ123、集光レンズ124を備える。第1キャリッジ122には線状の光源131およびミラー132が設けられ、第2キャリッジ123にはミラー133および134が設けられている。光源131は原稿を照明する。ミラー132、133、134は、原稿からの反射光を集光レンズ124に導き、集光レンズ124はその光像をラインイメージセンサ125の受光面に結像する。この走査光学系121において、第1キャリッジ122および第2キャリッジ123は、副走査方向135に往復動可能に設けられている。第1キャリッジ122および第2キャリッジ123を副走査方向135に移動することによって、原稿台103に載置された原稿の画像をイメージセンサ125で読み取ることができる。原稿搬送装置110にセットされた原稿の画像を読み取る場合、画像読取部120は、第1キャリッジ122および第2キャリッジ123を画像読取位置に合わせて一時的に固定し、画像読取位置を通過する原稿の画像をイメージセンサ125で読み取る。イメージセンサ125は、受光面に入射した光像から、例えば、R(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の各色に対応する画像データを生成する。生成された画像データは、画像形成部140において用紙に印刷することができる。また、図示しないネットワークインタフェイスによりネットワークを通じて他の機器(図示せず)へ送信することもできる。
画像形成部140は、画像読取部120で得た画像データや、ネットワーク等に接続された他の機器(図示せず)からネットワークインタフェイスを介して受信した画像データを用紙に印刷する。
図2は画像形成部140の構成の一例を示す概略構成図である。画像形成部140は、いわゆるタンデム方式である。図2に示すように、画像形成部140は、無端状の転写ベルト210と転写ベルト210に沿って並列に配置されたCMYK各色のトナー像を別個に形成する画像形成ユニット201C、201M、201Y、201Kを備える。転写ベルト210は駆動ローラ211と従動ローラ212、213に巻回されている。従動ローラ213は、転写ベルト210の内側から外側へ付勢されており、転写ベルト210に張力を付与している。転写ベルト210は、駆動ローラ211の駆動により矢印214方向に回転する。
各画像形成ユニット201C、201M、201Y、201Kは、像担持体である感光体ドラム202を備える。感光体ドラム202は一定速度で一方向に回転する。感光体ドラム202の周囲には、回転方向の上流側から順に、帯電器203、露光器204、現像器205、転写ローラ206、クリーニング器207等が配置されている。帯電器203は、感光体ドラム202表面(像担持面)を一様に帯電させる。露光器204は、一様に帯電した感光体ドラム202の表面に画像データに応じて光を照射し、感光体ドラム202上に静電潜像を形成する。現像器205は、その静電潜像にトナーを付着させ、感光体ドラム202上にトナー像を形成する。当該トナー像は、転写ローラ206と感光体ドラム202との間の一次転写部208おいて搬送ベルト210に転写される。クリーニング器207は転写ローラ206による転写後に感光体ドラム202の表面に残っているトナーを剥ぎとる。
本実施形態では、露光光が照射された感光体ドラム202の表面の帯電が消失する構成になっている。トナーには、感光体ドラム202の帯電極性と同極性の電荷が付与されており、感光体ドラム202において露光光が照射されない非露光領域にはトナーが付着せず、露光光が照射された露光領域にトナーが付着する。転写ローラ206には、感光体ドラム202と逆極性(トナーと逆極性)の電圧が印加されており、露光領域に付着したトナーが転写ベルト210に転写される。
特に限定されないが、本実施形態では、各色の画像形成ユニットは、転写ベルト210の回転方向の上流側から、画像形成ユニット201K、201Y、201C、201Mの順で配置されている。各画像形成ユニットは、この順で転写ベルト210上に各色のトナー像を転写する。各色のトナー像を転写するタイミングを制御することにより、各色のトナー像が転写ベルト210上で順次重ね合わされる。その結果、転写ベルト210上にはカラーのトナー像が形成される。なお、RGB形式のカラー画像は、CMYK形式の画像データに変換され、各色の画像データが各画像形成ユニット201C、201M、201Y、201Kの露光器204にそれぞれ入力される。
また、各色の画像形成ユニット201C、201M、201Y、201Kは、それぞれの現像器205にトナーを補給するトナーコンテナ230C、230M、230Y、230Kを備える。各トナーコンテナ230C、230M、230Y、230Kは、対応する現像器205に対して着脱自在に取り付けられる。
図3は、トナーコンテナの構成を示す概略断面図である。なお、各トナーコンテナ230C、230M、230Y、230Kは同様の構成を有しているため、ここでは色を限定することなく説明する。図3に示すように、トナーコンテナ230は、未使用のトナー310を収容貯留するトナー容器301、トナー搬送機構302、補給口303、シャッター部材304を備える。
補給口303はトナー容器301の底部の一端(例えば、図1に示す状態の複合機100の奥側)に設けられ、後述する現像器205のトナー搬入部と対向する状態で配置されている。
シャッター部材304は、当該補給口303と現像器205のトナー搬入部との間に設けられ、補給口303の開放状態と閉鎖状態とを切り替える。開放状態はトナー容器301と現像器205とが連通する状態、すなわち、補給口303を通じてトナー容器301から現像器205へトナー310を供給可能な状態である。また、閉鎖状態はトナー容器301と現像器205とが分離された状態、すなわち、補給口303を通じてトナー容器301から現像器205へトナー310を供給不可能な状態である。
トナー搬送機構302は、トナー容器301に収容されたトナー310を現像器205に補給する。特に限定されないが、本実施形態では、トナー補給機構302は、トナー搬送部材311および駆動モータ312を備える。
トナー搬送部材311は、図3において紙面に垂直な方向に配置された回転軸313を有し、当該回転軸313の周りに軸方向に一定のピッチで螺旋状に形成されたスクリューにより構成されている。トナー搬送部材311は、補給口303と対向する位置に配置されている。駆動モータ312は、トナー搬送部材311を回転軸313周りに回転駆動する。駆動モータ312によりトナー搬送部材311が回転駆動されると、トナー310が補給口303に向かって搬送される。当該状態で、シャッター部材304を開放状態にすると、トナー容器301内のトナー310は補給口303を通じて現像器205に供給される。特に限定されないが、駆動モータ312は、ステッピングモータで構成されており、トナー搬送部材311の回転数を精度よく制御できるように構成されている。
また、図4は現像器205の構成を示す概略構成図である。なお、各色の画像形成ユニット201K、201Y、201C、201Mが備える現像器205は同様の構成を有しているため、ここでは色を限定することなく説明する。図4(a)は、図2と同一方向から見た現像器205を示す概略構成図である。図4(b)は、現像器205のトナー撹拌部を示す概略平面図である。
図4(a)に示すように、現像器205は、現像ローラ401、磁気ローラ402、撹拌スクリュー403、404、仕切壁405およびトナーセンサ410を備える。現像ローラ401、磁気ローラ402、撹拌スクリュー403、404は、それぞれ感光体ドラム202と平行な回転軸を有する。現像器205は、内部に、トナー(非磁性トナー)と磁性キャリアとからなる二成分現像剤を収容する。
図4(b)に示すように、撹拌スクリュー403、404は、回転軸の周りに軸方向に一定のピッチで螺旋状に形成されたスクリューからなり、仕切壁405を介して互いに対向する状態で配置されている。撹拌スクリュー403、404および仕切壁405がトナー撹拌部406を構成している。撹拌スクリュー403、404を回転軸周りに回転させることで、現像器205内のトナーおよび磁性キャリアはトナー撹拌部406内を循環移動する。当該循環移動により、トナーと磁性キャリアとの間で衝突が発生し、当該衝突時の摩擦により、トナーに感光体ドラム202の帯電極性と同極性の電荷が付与される。なお、図4(b)に示す例では、撹拌スクリュー404の回転によりトナーおよび磁性キャリアは右方向へ移動する。また、撹拌スクリュー403の回転によりトナーおよび磁性キャリアは左方向へ移動する。
図4(b)に示すように、本実施形態では、上方が開口したトナー搬入部407が撹拌スクリュー404の一端に設けられている。トナー搬入部407は、トナーコンテナ230の補給口303と対向して配置されている。補給口303を通じてトナー搬入部407に搬入されたトナーは、撹拌スクリュー404の回転によりトナー撹拌部406に導入されて、トナー撹拌部406内を循環移動する。なお、撹拌スクリュー403、404は、現像器205が動作中(すなわち、印刷中)に所定の周期(例えば、150ms/1回転)で回転駆動される。
磁気ローラ402は、周方向に複数の磁極を有しており、その表面にトナーおよび磁性キャリアからなる磁気ブラシを形成する。当該磁気ローラ402と対向する状態で配置された現像ローラ401の表面には、磁気ローラ402表面に形成された磁気ブラシに摺擦されることでトナー薄層が形成される。現像ローラ401は、このトナー薄層によって感光体ドラム202表面の静電潜像を現像する。
トナーセンサ410は、現像器205(トナー撹拌部406)内のトナー量を検知する。本実施形態では、図4(a)、図4(b)に示すように、撹拌スクリュー404側、かつ長手方向中央部のトナー撹拌部406側壁にトナーセンサ410が配置されている。トナーセンサ410としては、例えば、光学センサや圧電式のセンサ等を使用することができる。例えば、トナーセンサ410が透過型の光学センサである場合、トナーセンサ410は発光部および受光部を備える。発光部および受光部は、発光部から受光部へ至る光路が撹拌スクリュー404によるトナーの搬送経路を横切るように配置される。この構成では、受光部での受光量が多いほど(センサ出力値が大きいほど)トナー量が少なく、受光量が少ないほど(センサ出力値が小さいほど)トナー量が多いことを示すことになる。当該トナーセンサ410の出力値に基づいて、トナー補給機構302は、トナー容器301に収容されたトナー310を現像器205に補給する。
画像形成部140は、手差しトレイ151、給紙カセット152、153、154等(図1参照)から、搬送路220を通じて、転写ベルト210と二次転写ローラ222との間の二次転写部に用紙を給送する。手差しトレイ151や各給紙カセット152、153、154には、様々なサイズの用紙を載置または収容することができる。画像形成部140は、ユーザの指定した用紙や、自動検知した原稿のサイズに応じた用紙を選択し、選択した用紙を給送ローラにより手差しトレイ151やカセット152、153、154から給紙する。給紙された用紙は搬送ローラやレジストローラ221で二次転写部に搬送される。トナー像が転写された用紙は、定着器225に搬送される。定着器225は、ヒータを内蔵した定着ローラ223および加圧ローラ224を有しており、熱と押圧力によってトナー像を用紙に定着する。画像形成部140は、定着器225を通過した用紙を排紙トレイ141(図1参照)へ排紙する。二次転写後、転写ベルト210に残留したトナーは、二次転写部の下流側かつ画像形成ユニット201Kの上流側に配置されたクリーニング器215によって除去される。
図5は、複合機における制御系のハードウェア構成図である。本実施形態の複合機100は、CPU(Central Processing Unit)501、RAM(Random Access Memory)502、ROM(Read Only Memory)503、HDD(Hard Disk Drive)504および原稿搬送装置110、画像読取部120、画像形成部140における各駆動部に対応するドライバ505が内部バス506を介して接続されている。ROM503やHDD504等はプログラムを格納しており、CPU501はその制御プログラムの指令にしたがって複合機100を制御する。例えば、CPU501はRAM502を作業領域として利用し、ドライバ505とデータや命令を授受することにより上記各駆動部の動作を制御する。また、HDD504は、画像読取部120により得られた画像データや、他の機器からネットワーク等を通じて受信した画像データの蓄積にも用いられる。
内部バス506には、操作パネル161や各種のセンサ507も接続されている。操作パネル161は、ユーザの操作を受け付け、その操作に基づく信号をCPU501に供給する。また、操作パネル161は、CPU501からの制御信号にしたがって自身が備えるディスプレイにユーザが指示を入力するための操作画面を表示する。また、センサ507は、プラテンカバー102の開閉検知センサや原稿台103上の原稿検知センサ、定着器225の温度センサ、搬送される用紙または原稿の検知センサなど各種のセンサを含む。CPU501は、例えばROM503に格納されたプログラムを実行することで、以下の各手段(機能ブロック)を実現するとともに、これらセンサからの信号に応じて各手段の動作を制御する。
図6は、本実施形態の複合機の機能ブロック図である。図6に示すように、本実施形態の複合機100は、ドットカウント演算部601、トナー補給量演算部602、累積トナー補給量保持部603、補正トナー補給量算出部604および累積トナー補給量更新部605を備える。
ドットカウント演算部601は、画像データに基づいて被転写体に印字されるドットを計数し、当該計数値に基づいて現像器において消費されたトナー量を算出する。特に限定されないが、複合機100では、各露光器204に入力される画像データは、露光用画像データ入力部611により生成される構成になっている。露光用画像データ入力部611は、例えば、RGB形式の画像データをCMYK形式のデータに変換し、各色の画像データを保持する。本実施形態では、RAM502が露光用画像データ入力部611の画像データ保持領域として機能する。そして、露光用画像データ入力部611は、各色の画像データを各画像形成ユニット201C、201M、201Y、201Kの露光器204それぞれに入力する。
ドットカウント演算部601は、露光用画像データ入力部611から各画像形成ユニット201C、201M、201Y、201Kの露光器204に入力される画像データ(あるいは、露光用画像データ入力部611に保持されている画像データ)に基づいて被転写体に印字されるドットを計数する。画像データが多階調データである場合、このような計数は、公知のように、画像データ中で所定階調(例えば、0〜255の256階調であれば127〜255)となる画素を計数することで実現できる。ドットカウント演算部601は、予め指定された、1ドットの印字で消費されるトナーの量を当該計数値に乗算することで、トナー消費量を算出する。当該トナー消費量は各色について算出される。
なお、後述のように、ドットカウント演算部601は、予め指定された補正トナー補給量算出タイミングが到来するまで、算出したトナー消費量を累積して保持する。そして、補正トナー補給量算出タイミングが到来したときに、補正トナー補給量算出部604の指示に応じてその時点まで累積したトナー消費量をリセット(ゼロにする)する。特に限定されないが、本実施形態では、補正トナー補給量算出タイミングとして、1の印刷ジョブにおいて所定枚数(例えば、10枚)の印刷完了したときと、当該1の印刷ジョブに含まれる全印刷が完了したときが設定されている。すなわち、印刷ジョブに含まれる用紙等の被転写体への印刷枚数が10枚以下である場合、全印刷が完了したときが補正トナー補給量算出タイミングになる。また、印刷ジョブに含まれる印刷枚数が、例えば、25枚である場合、10枚目の印刷完了時、20枚目の印刷完了時、全印刷の完了時がそれぞれ補正トナー補給量算出タイミングになる。
トナー補給量演算部602は、トナー補給機構302がトナー容器301から現像器205に補給したトナー量を算出する。上述のように、本実施形態では、トナー搬送機構302はトナー搬送部材311および駆動モータ312を備え、トナー搬送部材311の回転数は駆動モータ312により厳密に制御されている。この構成では、駆動モータ312に入力される駆動パルス数を計数することで、トナー搬送部材311の回転数を把握することができる。トナー補給量演算部602は、当該駆動パルスに基づいてトナー搬送部材311の回転数を取得し、当該トナー搬送部材311の回転数とトナー搬送部材311が1回転するときに搬送されるトナーの量とを乗算することにより、トナー補給機構302がトナー容器301から現像器205に補給したトナー量を算出する。当該トナー補給量は各色について算出される。また、トナー補給量演算部602は、ドットカウント演算部601と同様に、予め指定された補正トナー補給量算出タイミングが到来するまで、算出したトナー補給量を累積して保持する。そして、補正トナー補給量算出タイミングが到来したときに、補正トナー補給量算出部604の指示に応じてその時点まで累積したトナー補給量をリセット(ゼロにする)する。
累積トナー補給量保持部603は、トナー容器301内のトナーの使用を開始した時点からのトナーの累積補給量を保持する。特に限定されないが、本実施形態では、HDD504が累積トナー補給量保持部603として機能する。
補正トナー補給量算出部604は、ドットカウント演算部が算出したトナー消費量と、トナー補給量演算部が算出したトナー補給量とに基づいて、トナー容器内のトナー使用量である補正トナー補給量を算出する。補正トナー補給量算出部604による補正トナー補給量の算出は、上述の補正トナー補給量算出タイミングに実施される。
特に限定されないが、本実施形態では、以下で詳述するように、補正トナー補給量算出部604は、同一期間においてドットカウント演算部601が算出したトナー消費量(累積値)およびトナー補給量演算部602が算出したトナー補給量(累積値)と、当該期間に累積トナー補給量保持部603に保持された累積トナー補給量から算出されるトナー容器301内のトナー残量とに基づいて、当該期間における補正トナー補給量を算出する。また、本実施形態では、トナー補給機構302の動作によりトナー容器301から現像器205内に補給されたトナー量をより正確に算出するために、トナー補給量演算部602は、上記期間内におけるトナー補給機構302の動作量(ここでは回転数)だけでなく、トナーセンサ410の出力値に基づいてトナー補給機構302が現像器205に補給したトナー量を算出する構成を採用している(後述する)。
累積トナー補給量更新部605は、補正トナー補給量算出部604が算出した補正トナー補給量と累積トナー補給量保持部603に保持された累積トナー補給量とを加算することにより算出される値を、新たな累積トナー補給量として累積トナー補給量保持部603に格納する。
図7は、複合機が実行する補正トナー補給量算出手順の一例を示すフロー図である。当該手順は、例えば、複合機100に印刷ジョブが入力される等により、画像形成部140において印刷処理が開始されたことをトリガとして開始する。
当該手順が開始すると、ドットカウント演算部601は、露光用画像データ入力部611において画像データが生成される(あるいは、露光用画像データ入力部611から画像データが出力される)まで待機する(ステップS701No)。ドットカウント演算部601は、印刷対象の画像データを検知すると、ドットカウントに基づくトナー消費量Cdotを算出する(ステップS701Yes、S702)。上述のように、算出されたトナー消費量Cdotは、補正トナー補給量算出タイミング到来まで累積される(ステップS703No、S701Yes、S702)。
当該状態において、印刷枚数が予め指定された枚数、あるいは全印刷が完了して補正トナー補給量算出タイミングが到来すると、補正トナー補給量算出部604は、ドットカウント演算部601からトナー消費量Cdot(先のリセットから補正トナー補給量算出タイミング到来までの累積値)を取得し、累積トナー補給量保持部603から累積トナー補給量Saccを取得し、トナー補給量演算部602からトナー補給量Scal(先のリセットから補正トナー補給量算出タイミング到来までの累積値)を取得する(ステップS703Yes、S704、S705、S706)。
ここで、トナー補給量演算部602によるトナー補給量Scalの算出について説明する。図8は、トナー補給量演算部602が実行するトナー補給量算出手順の一例を示すフロー図である。当該手順は、例えば、画像形成部140において印刷処理が開始されたことをトリガとして開始する。
当該手順が開始すると、トナー補給機構302は、所定のサンプリング周期(例えば、撹拌スクリュー403、404の1回転周期)でトナーセンサ410の出力値を取得する(ステップS801)。そして、取得したトナーセンサ410の出力値と予め指定された基準値と比較し、トナーの補給が必要であるか否かを判定する(ステップS802)。特に限定されないが、本実施形態では、トナーセンサ410の出力値の出力範囲が0から1023の1024段階に区分されており、基準値として512が設定されている。また、本実施形態では、上述のように、トナーセンサ410として光学センサを採用しているため、トナーセンサ410の出力値が基準値512よりも大きい場合、トナー補給機構302は、シャッター部材304を開放状態にしてトナー補給を開始する(ステップS802Yes)。このとき、トナー補給量演算部602は、上述のように、駆動モータ312に入力される駆動パルス数に基づいて現像器205に補給されたトナー量を算出する。上述のように、算出されたトナー補給量は、補正トナー補給量算出タイミング到来まで累積される(ステップS803、S804No、S801、S802Yes)。また、本実施形態では、トナー補給機構302は、取得したトナーセンサ410の出力値をトナー補給量演算部602に入力する構成になっている。なお、トナーセンサ410の出力値が基準値以下である場合、トナー補給機構302は、シャッター部材304を閉鎖状態に維持する(ステップS802No)。
当該状態において、印刷枚数が予め指定された枚数、あるいは全印刷が完了して補正トナー補給量算出タイミングが到来すると、トナー補給量演算部602は、累積トナー補給量保持部603から累積トナー補給量Saccを取得し、トナー補給量Scalを算出する(ステップS804Yes、S805、S806)。本実施形態では、トナー補給量Scalは下記の式(1)により算出される。なお、式(1)において、S1は、先のリセットから補正トナー補給量算出タイミング到来までの駆動モータ312に入力される駆動パルス数に基づくトナー補給量の累積値である。また、Xは、トナーセンサによるトナー補給の補正値であり、X=K×(トナーセンサ基準値−トナーセンサ出力値の平均値)で表現される。

Scal=B×S1+X (1)
ここで、係数Bは、トナー容器301中のトナー残量に応じて決定される係数である。なお、トナー容器301中のトナー残量は、トナーコンテナ230の設置時にトナー容器301に収容されていた当初トナー量から、累積トナー補給量保持部603から取得した累積トナー補給量Saccを減算することで容易に算出可能である。トナー容器301中のトナー残量が減少すると、トナー残量が初期の状態にある場合と比べて、トナー搬送部材311の回転に応じて補給口303から現像器205へ落下するトナーの量が減少する傾向にある。当該係数Bは、当該傾向をトナー補給量の算出に反映させるために、トナー容器301中のトナー残量に応じて変更する可変係数(0<B≦1)になっている。特に限定されないが、本実施形態では、係数Bは予めトナー補給量演算部602に登録されている。
図9は、トナー補給量演算部602が保持する係数テーブルの一例を示す図である。図9に示すように、係数テーブル901には、トナー残量と係数Bの値とが対応づけて格納されている。図9の例では、トナー残量が80%より大きく100%以下である場合B=1である。これは、トナー残量が初期の状態に近い場合、トナーは、トナー搬送部材311の回転数に比例して計算どおりの量が補給口303から現像器205へ落下することを示している。また、トナー残量が0%より大きく5%以下である場合B=0.5である。これは、トナー残量が極めて少ない状態である場合、トナー搬送部材311の回転数が同一であっても、トナーは、トナー残量が初期の状態に近い場合の1/2程度しか現像器205へ落下しないことを示している。なお、図9に示す例では、0.5≦B≦1となっているが、係数Bは0<B≦1の範囲内から適宜選択することができる。
先のリセットから補正トナー補給量算出タイミング到来までの間、トナーセンサ410の出力値が基準値に確実に維持されているのであれば、係数Bと駆動パルス数に基づくトナー補給量の累積値S1との積をトナー補給量Scalとしても問題はない。しかしながら、現実には、トナーセンサ410の出力値が基準値以下の状態(トナー量が多い状態)になっていたり、基準値以上(トナー量が少ない状態)になっていたりする状況が発生し得る。そこで、本実施形態では、式(1)に示すように、トナー補給量演算部602は、先のリセットから補正トナー補給量算出タイミング到来までの間に取得されたトナーセンサ410の出力値の平均値を算出し、トナーセンサ410の基準値との差分を算出している。そして、当該差分に応じたトナー量(上記補正値X)をB×S1から加減することでトナー補給量Scalを算出している。なお、上記補正値Xにおける係数Kはトナーセンサ基準値とトナーセンサ出力値の平均値との差をトナー量に変換するための係数である。
図10は、トナー補給機構302のトナーセンサ出力値と回転数とトナー補給量との関係を示す図である。図10の表1001に示すように、本実施形態におけるトナー補給機構302では、トナーセンサ410の出力値が基準値から「25」大きくなるごとにトナー搬送部材311を0.7回転させる構成になっている。また、この0.7回転は、計算上、16mgのトナー量に相当する。この関係から、本実施形態では、係数K=16/25としている。
なお、上述の係数B、Kの値は、実機を使用して実験的に求めればよい。
以上のようにしてトナー補給量Scalを算出したトナー補給量演算部602は、算出したトナー補給量Scalを補正トナー補給量算出部604に入力する。このとき、補正トナー補給量算出部604は、トナー補給量演算部602に累積値のリセットを指示する。当該指示に応じて、トナー補給量演算部602は、トナー補給量の累積値をリセットする(ステップS807)。
なお、当該補正トナー補給量算出タイミングが印刷完了時であれば、手順が終了する(ステップS808Yes)。また、当該補正トナー補給量算出タイミングが所定印刷枚数到達時であれば、印刷完了まで上述の手順が繰り返される(ステップS808No、S801)。
一方、トナー補給量演算部602からトナー補給量Scalを取得した補正トナー補給量算出部604は、ドットカウント演算部601から取得したトナー消費量Cdot、累積トナー補給量保持部603から取得した累積トナー補給量Saccを使用して、補正トナー補給量Scorを算出する(ステップS707)。補正トナー補給量Scorは、下記の式(2)により算出される。

Scor=Cdot−(Cdot−Scal)×A (2)
ここで、係数Aは、トナー容器301中のトナー残量に応じて決定される係数である。なお、トナー容器301中のトナー残量は、トナーコンテナ230の設置時にトナー容器301に収容されていた当初トナー量から、累積トナー補給量保持部603から取得した累積トナー補給量Saccを減算することで容易に算出可能である。上述のように、トナー容器301中のトナー残量が減少すると、トナー残量が初期の状態にある場合と比べて、トナー搬送部材311の回転に応じて補給口303から現像器205へ落下するトナーの量が減少する傾向にある。すなわち、トナー残量が初期の状態にある場合、現実のトナー補給量とドットカウントに基づくトナー消費量との乖離は比較的小さいが、トナー容器301中のトナー残量が減少すると、現実のトナー補給量とドットカウントに基づくトナー消費量との乖離が大きくなる。当該係数Aは、当該傾向を反映させるための係数であり、トナー補給量演算部602が算出したトナー補給量Scalが補正トナー補給量に与える影響の程度を、上記トナー残量に応じて変更する可変係数(0<A≦1)になっている。特に限定されないが、本実施形態では、係数Aは予め補正トナー補給量算出部604に登録されている。
図11は、補正トナー補給量算出部604が保持する係数テーブルの一例を示す図である。図11に示すように、係数テーブル1101には、トナー残量と係数Aの値とが対応づけて格納されている。図11の例では、トナー残量が60%より大きく100%以下である場合A=0.5である。トナー残量が10%より大きく60%以下である場合A=0.8である。トナー残量が0%より大きく10%以下である場合A=1である。例えば、A=1の場合、式(2)では、補正トナー補給量Scor=トナー補給量Scalとなる。すなわち、本実施形態では、トナー残量が少なくなるほど補正トナー補給量Scorの算出にトナー補給量Scalが与える影響を大きくすることで、従来のドットカウント方式のトナー消費量算出のみでは困難であったトナー容器301内のトナー残量の正確な把握を可能にしている。また、トナー残量が多い状態でもトナー容器301内のトナー残量をより正確に把握することができる。なお、上述の係数Aの値は、実機を使用して実験的に求めればよい。また、図11に示す例では、0.5≦A≦1となっているが、係数Aは0<A≦1の範囲内から適宜選択することができる。
以上のようにして、補正トナー補給量Scorを算出した補正トナー補給量算出部604は、算出した補正トナー補給量Scorを、累積トナー補給量更新部605に通知する。当該通知を受けた累積トナー補給量更新部605は、通知された補正トナー補給量Scorと累積トナー補給量保持部603に保持された累積トナー補給量Saccとを加算することにより算出される値を、新たな累積トナー補給量として累積トナー補給量保持部603に格納する(ステップS708)。また、このとき、補正トナー補給量算出部604は、ドットカウント演算部601に累積値のリセットを指示する。当該指示に応じて、ドットカウント演算部601は、トナー消費量の累積値をリセットする(ステップS709)。
なお、以上の補正トナー補給量算出タイミングが印刷完了時であれば、手順が終了する(ステップS710Yes)。また、当該補正トナー補給量算出タイミングが所定印刷枚数到達時であれば、印刷完了まで上述の手順が繰り返される(ステップS710No、S701)。
以上説明したように、複合機100では、ドットカウント方式により算出したトナー消費量Cdotと、別途算出したトナー補給量Sとに基づいて、トナー容器内のトナー使用量(補正トナー補給量Scor)を求める構成であるため、トナー容器301から現像器205へのトナー補給量をより正確に求めることができる。また、複合機100は、補正トナー補給量の算出に、トナー残量の依存性を反映させる構成であるため、トナー残量を正確に把握できることの効果が相乗的に発揮されることになる。したがって、各係数A、B、Kを適切に合わせ込むことで、トナー容器301内のトナー残量を従来に比べてより正確に把握することができる。その結果、ユーザは、トナー資源を有効に利用することができるとともに、画像形成装置の生産性を低下させることなく、適切な時期にトナー容器の交換を実行できる。
加えて、上述のトナー残量管理は、トナー容器301等に新たなセンサ等を設置する必要がない。そのため、ドットカウント方式でトナー消費量を算出する既存の複合機に対して、例えば、ソフトウェアの変更等により、トナー補給量演算部、補正トナー補給量算出部、累積トナー補給量更新部等を付加することで容易かつ低コストで実現することもできる。
なお、上述した実施形態は本発明の技術的範囲を制限するものではなく、既に記載したもの以外でも、本発明の範囲内で種々の変形や応用が可能である。例えば、上記実施形態では、いわゆるタンデム方式の複合機に適用した事例を例示したが、ロータリー方式の複合機に適用してもよい。また、カラー複合機に限らず、モノクロ複合機に適用することもできる。さらに、トナー補給機構も上述の構成に限定されるものではなく、任意の構成を採用することができる。
また、上記では、特に好ましい形態として、式(1)および式(2)により補正トナー補給量を算出する構成としたが、本発明はこれらの式の使用のみに限定されるものではない。上述のように、トナー容器内のトナー量が減少したときには、ドットカウント方式で算出されるトナー消費量よりもトナー補給機構の動作に基づいて演算により求めたトナー補給量の方が現実のトナー消費量をより反映できる。そのため、少なくとも、トナー量が減少したときにトナー補給量を使用して補正トナー補給量を求める構成であれば、従来に比べて、より正確にトナー残量を把握することが可能になる。この場合、トナー補給量の取得方法は特に限定されない。
さらに、図7、図8に示したフローチャートは、等価な作用を奏する範囲において、各ステップの順序を適宜変更可能である。
加えて、上述の実施形態では、デジタル複合機として本発明を具体化したが、デジタル複合機に限らず、ファクシミリ、複写機等任意の画像形成装置に本発明を適用することも可能である。
本発明によれば、トナー容器内のトナー残量を従来に比べてより正確に把握することができ、画像形成装置およびトナー残量管理方法として有用である。
100 複合機
140 画像形成部
201C、201M、201Y、201K 画像形成ユニット
205 現像器
230、230C、230M、230Y、230K トナー容器
302 トナー補給機構
304 シャッター部材
311 トナー搬送部材
312 駆動モータ
410 トナーセンサ
601 ドットカウント演算部
602 トナー補給量演算部
603 累積トナー補給量保持部
604 補正トナー補給量算出部
605 累積トナー補給量更新部

Claims (4)

  1. トナーを収容するトナー容器と、
    像担持体上に形成された静電潜像にトナーを付着させ、像担持体上にトナー像を形成する現像器と、
    前記現像器内のトナー量を検知するトナーセンサと、
    前記トナーセンサの出力値に基づいて前記トナー容器に収容されたトナーを前記現像器に補給するトナー補給機構と、
    所定の期間内において、画像データに基づいて被転写体に印字されるドットを計数し、当該計数値に基づいて前記現像器において消費されたトナー消費量を算出するドットカウント演算部と、
    前記期間内おける前記トナー補給機構の動作量に基づいて前記トナー補給機構が前記トナー容器から前記現像器に補給したトナー補給量を算出するトナー補給量演算部と、
    前記トナー容器内のトナーの使用を開始した時点からのトナーの累積補給量を保持する累積トナー補給量保持部と、
    前記期間に前記累積トナー補給量保持部に保持された累積トナー補給量を、前記トナー容器に収容されていた当初トナー量から減算することで、前記トナー容器内のトナー残量を算出し、前記期間内において前記ドットカウント演算部が算出したトナー消費量と、前記期間内において前記トナー補給量演算部が算出したトナー補給量と、前記トナー残量に応じて決定される係数とに基づいて、前記トナー容器内のトナー使用量である補正トナー補給量を算出する補正トナー補給量算出部と、
    前記補正トナー補給量算出部が算出した補正トナー補給量と前記期間に前記累積トナー補給量保持部に保持された累積トナー補給量とを加算することにより算出される値を、新たな累積トナー補給量として前記累積トナー補給量保持部に格納する累積トナー補給量更新部と、
    を備える画像形成装置。
  2. 前記補正トナー補給量算出部は、前記ドットカウント演算部が算出したトナー消費量Cdot、前記トナー補給量演算部が算出したトナー補給量Scalおよび当該トナー補給量Scalが補正トナー補給量に与える影響の程度を、前記トナー残量に応じて変更する可変係数A(0<A≦1)を用いて、補正トナー補給量Scorを、Scor=Cdot−(Cdot−Scal)×Aにより算出する、請求項記載の画像形成装置。
  3. 前記トナー補給量演算部は、前記累積トナー補給量保持部が保持する累積トナー補給量Sacc、前記トナー残量に応じて変更する可変係数B(0<B≦1)、トナーセンサによるトナー補給の補正値Xを用いて、トナー補給量Scalを、Scal=Sacc×B+Xにより算出する、請求項記載の画像形成装置。
  4. トナーを収容するトナー容器と、像担持体上に形成された静電潜像にトナーを付着させ、像担持体上にトナー像を形成する現像器と、前記現像器内のトナー量を検知するトナーセンサと、前記トナーセンサの出力値に基づいて前記トナー容器に収容されたトナーを前記現像器に補給するトナー補給機構とを備える画像形成装置に適用されるトナー残量管理方法であって、
    所定の期間内において、画像データに基づいて被転写体に印字されるドットを計数し、当該計数値に基づいて前記現像器において消費されたトナー消費量を算出する第一のステップと、
    前記期間内おける前記トナー補給機構の動作量に基づいて前記トナー補給機構が前記トナー容器から前記現像器に補給したトナー補給量を算出する第二のステップと、
    前記トナー容器内のトナーの使用を開始した時点からのトナーの累積補給量を保持する第三のステップと、
    前記期間に前記第三のステップで保持された累積トナー補給量を、前記トナー容器に収容されていた当初トナー量から減算することで、前記トナー容器内のトナー残量を算出し、前記期間内において前記第一のステップで算出されたトナー消費量と、前記期間内において前記第二のステップで算出されたトナー補給量と、前記トナー残量に応じて決定される係数とに基づいて、前記トナー容器内のトナー使用量である補正トナー補給量を算出する第四のステップと、
    前記第四のステップで算出された補正トナー補給量と前記期間に前記第三のステップで保持された累積トナー補給量とを加算することにより算出される値を、新たな累積トナー補給量として保持する第五のステップと、
    トナー残量管理方法。
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