JP6067525B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成用のトナーの残量を管理する機能を備える画像形成装置に関する。
近年、複写機や複合機等の画像形成装置ではカラー印刷可能な機器が一般化している。この種の画像形成装置は、例えば、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)からなる4色のトナー等の記録剤を組み合わせることによりカラー印刷を実現する。このような画像形成装置の多くは、各記録剤の残量を管理し、記録剤が残りわずかであり、まもなく画像形成が不可能になる状態(ニアエンド)や、記録剤の補充(交換)が必要な状態(トナーエンド)を、ユーザに報知する機能を有している。
従来、このような記録剤の残量管理における記録剤消費量の算出には、ドットカウント方式が多用されている。ドットカウント方式は、印刷対象として画像形成装置に入力される画像データに基づいて用紙等の被転写体に印字されるドットの数を計数する。そして、当該計数値に1ドットの印字で消費される記録剤の量が乗算され、記録剤消費量が算出される。なお、印字が多階調(例えば、256階調)で実施される画像形成装置では、例えば、予め指定された閾値を超える階調を有する印字がドットとして計数される。
以上のような記録剤の残量管理では、画像形成装置の生産性を低下させることなく、かつ、画像品質を低下させることのない、適切な記録剤の補充(交換)を実行できることが要求されている。しかしながら、上述のドットカウント方式では、多階調の印字であっても2値化されて計数されるため、ドットとして計数されていない印字でも記録剤が使用される状況や、ドットとして計数された印字でも上記1ドットの印字で消費される記録剤よりも少ない記録剤しか使用されていない状況が発生する。そのため、算出されるトナー消費量と現実のトナー消費量とは厳密には一致せず、トナーエンドを正確に検知することは困難である。
この対策として、例えば、特許文献1は、像担持体上に形成された基準トナー像(画像パッチ)の濃度を光学センサにより検知し、検知結果に基づいてトナー補給を行う画像形成装置において、基準トナー像の濃度が、トナーエンドと判定する予め指定された閾値濃度よりも低下し、かつ当該状態で実施されたトナー補給後に検知された基準トナー像の濃度が上昇しない場合にトナーエンドと判断する構成を開示している。
また、特許文献2は、像担持体上に形成された画像パッチに基づいてトナー付着量を算出し、当該算出値に基づいてドットカウント方式のトナー消費量推測の補正を行う画像形成装置を開示している。
特開平10−207211号公報 特開2008−65128号公報
しかしながら、特許文献1が開示する技術では、トナー補給後の画像パッチの濃度が閾値以下にまで現実に低下しなければトナーエンドを検知することはできない。このような閾値は、誤判定防止のため、トナーエンドではない状況下において画像形成処理中に取り得ることのない値を設定する必要がある。このような閾値以下にまで画像濃度が低下している状況下では、現像器内のキャリアとトナーとの比率が狙い値よりも大きく低下している状態にある。このような状態で、トナー容器を交換すると、交換したトナー容器からのトナー補給において、多くのトナーが現像器に補給される。その結果、現像器内の劣化トナーが飛散し、画像品質が低下する等の不具合が発生する可能性がある。
また、特許文献2が開示する技術では、ドットカウント方式のトナー消費量推測に補正を実施しているが、それでも、トナー容器内のトナー残量を正確に把握することは困難である。すなわち、トナーエンド通知時に、トナー容器内にトナーが残存していたり、トナー容器内のトナーが完全になくなり、現像器内のキャリアとトナーとの比率が狙い値よりも大きく低下する状態が発生したりする可能性がある。
一方、トナーエンドを検知する観点では、トナー容器にトナー残量検知用のセンサを配置することや現像器にトナーとキャリアの比率を検知するセンサ(トナー濃度センサ)を配置することも考えられる。しかしながら、低コスト機等の低コスト化が要求される場合には、このような構成を採用することは好ましくない。
本発明は、このような従来技術の課題を鑑みてなされたものであって、トナー残量検知用のセンサ等を使用することなく、低コストで適切なトナーエンドを検知することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明に係る画像形成装置は以下の技術的手段を採用している。すなわち、本発明に係る画像形成装置は、トナー容器、現像器、濃度検知部、電圧印加部、トナー補給機構及びトナーエンド判定部を備える。トナー容器は、トナーを収容する。現像器は、像担持体上に形成された静電潜像にトナーを付着させ、像担持体上にトナー像を形成する。濃度検知部は、トナー像の濃度を検知する。電圧印加部は、トナー像の濃度を調整するために、現像器においてトナーを含む二成分現像剤を担持する現像剤担持体に、濃度検知部の検知結果に基づいてDCバイアスを印加する。トナー補給機構は、現像器内のトナーの消費に応じて、トナー容器に収容されたトナーを現像器に補給する。トナーエンド判定部は、濃度検知部の検知結果に基づいて決定された電圧印加部の出力設定と、トナー補給機構のトナー補給動作状態とに基づいて、トナー容器内のトナーが全て消費されたか否かを判定する。
この画像形成装置は、電圧印加部の出力設定と、トナー補給機構のトナー補給動作状態とによりトナーエンドを検知するため、トナー容器のトナー残量検知用センサや現像器のトナー濃度センサ等を使用する必要がない。そのため、低コストで実現することができる。また、トナー像の濃度(画像濃度)を低下させることのない状態までトナー容器内のトナーを消費でき、トナー資源を有効に利用することができるとともに、画像形成装置の生産性を低下させることなく、適切な時期にトナー容器の交換を実行できる。
上記画像形成装置において、トナー補給機構は、単位時間あたりトナー補給量をトナー補給用モータの回転速度により変更する構成を採用することができる。この場合、トナーエンド判定部は、トナー補給用モータの回転速度に基づいてトナー補給動作状態を取得することができる。
また、上記画像形成装置において、トナーエンド判定部は、トナー像の濃度が最大となるDCバイアスが電圧印加部の出力設定として決定されている状態でトナー補給機構によるトナー補給が実施された場合、新たに決定される電圧印加部の出力設定が予め指定された条件を満足するときにトナー容器内のトナーがすべて消費されたと判定する構成を採用することもできる。この場合、予め指定された条件は、電圧印加部の出力設定が変化しない、とすることができる。また、トナー補給機構によるトナー補給が予め指定された時間継続されたときに電圧印加部の出力設定が変化しない、とすることもできる。
なお、以上の画像形成装置において、トナー像の濃度が最大となるDCバイアスが電圧印加部の出力設定として決定されている状態で実施されるトナー補給機構によるトナー補給は、単位時間あたりのトナー補給量が最大となる状態で実施されることが好ましい。
さらに、以上の画像形成装置において、現像器は、現像剤担持体から供給されるトナーを担持し、当該担持したトナーを像担持体に供給するトナー担持体をさらに備えてもよい。この場合、電圧印加部が現像剤担持体に印加する、トナー像の濃度が最大となるDCバイアスは、現像剤担持体とトナー担持体との間に印加可能な最大の電界を発生させる。
本発明によれば、画像濃度を低下させることのない状態までトナー容器内のトナーを消費でき、トナー資源を有効に利用することができるとともに、画像形成装置の生産性を低下させることなく、適切な時期にトナー容器の交換を実行できる。
本発明の一実施形態における複合機の全体構成を示す概略構成図 本発明の一実施形態における複合機の画像形成部の構成を示す概略構成図 本発明の一実施形態における複合機のトナーコンテナの構成を示す概略構成図 本発明の一実施形態における複合機の現像器の構成を示す概略構成図 本発明の一実施形態における複合機のハードウェア構成を示す図 本発明の一実施形態における複合機を示す機能ブロック図 本発明の一実施形態における複合機が実施するトナーエンド検知手順の一例を示すフロー図
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながらより詳細に説明する。以下では、トナー残量管理機能を備えるデジタル複合機として本発明を具体化する。
図1は本実施形態におけるデジタル複合機の全体構成の一例を示す概略構成図である。図1に示すように、複合機100は、画像読取部120及び画像形成部140を含む本体101と、本体101の上方に取り付けられたプラテンカバー102とを備える。本体101の上面にはコンタクトガラス等の透明板からなる原稿台103が設けられており、原稿台103はプラテンカバー102によって開閉されるようになっている。また、プラテンカバー102は、原稿搬送装置110を備えている。なお、複合機100の前面には、ユーザが複合機100に複写開始やその他の指示を与えたり、複合機100の状態や設定を確認したりすることができる操作パネル161が設けられている。
原稿台103の下方には、画像読取部120が設けられている。画像読取部120は、走査光学系121により原稿の画像を読み取りその画像のデジタルデータ(画像データ)を生成する。原稿は、原稿台103や原稿搬送装置110に載置することができる。走査光学系121は、第1キャリッジ122や第2キャリッジ123、集光レンズ124を備える。第1キャリッジ122には線状の光源131及びミラー132が設けられ、第2キャリッジ123にはミラー133及び134が設けられている。光源131は原稿を照明する。ミラー132、133、134は、原稿からの反射光を集光レンズ124に導き、集光レンズ124はその光像をラインイメージセンサ125の受光面に結像する。
この走査光学系121において、第1キャリッジ122及び第2キャリッジ123は、副走査方向135に往復動可能に設けられている。第1キャリッジ122及び第2キャリッジ123を副走査方向135に移動することによって、原稿台103に載置された原稿の画像をイメージセンサ125で読み取ることができる。原稿搬送装置110にセットされた原稿の画像を読み取る場合、画像読取部120は、第1キャリッジ122及び第2キャリッジ123を画像読取位置に合わせて一時的に静止させ、画像読取位置を通過する原稿の画像をイメージセンサ125で読み取る。イメージセンサ125は、受光面に入射した光像から、例えば、R(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の各色に対応する画像データを生成する。
生成された画像データは、画像形成部140において用紙に印刷することができる。また、図示しないネットワークインタフェイスによりネットワークを通じて他の機器(図示せず)へ送信することもできる。
画像形成部140は、画像読取部120で得た画像データや、ネットワーク等に接続された他の機器からネットワークインタフェイスを介して受信した画像データを用紙に印刷する。
図2は画像形成部140の構成の一例を示す概略構成図である。画像形成部140は、いわゆるタンデム方式である。図2に示すように、画像形成部140は、無端状の転写ベルト210と転写ベルト210に沿って並列に配置されたCMYK各色のトナー像を別個に形成する画像形成ユニット201C、201M、201Y、201Kを備える。転写ベルト210は駆動ローラ211と従動ローラ212、213に巻回されている。従動ローラ213は、転写ベルト210の内側から外側へ付勢されており、転写ベルト210に張力を付与している。転写ベルト210は、駆動ローラ211の駆動により矢印214方向に回転する。
各画像形成ユニット201C、201M、201Y、201Kは、像担持体である感光体ドラム202を備える。感光体ドラム202は一定速度で一方向に回転する。感光体ドラム202の周囲には、回転方向の上流側から順に、帯電器203、露光器204、現像器205、転写ローラ206、クリーニング器207等が配置されている。帯電器203は、感光体ドラム202表面(像担持面)を一様に帯電させる。露光器204は、一様に帯電した感光体ドラム202の表面に画像データに応じて光ビームを照射し、感光体ドラム202上に静電潜像を形成する。現像器205は、その静電潜像にトナーを付着させ、感光体ドラム202上にトナー像を形成する。当該トナー像は、転写ローラ206と感光体ドラム202との間の一次転写部208おいて搬送ベルト210に転写される。クリーニング器207は転写ローラ206による転写後に感光体ドラム202の表面に残っているトナーを剥ぎとる。
本実施形態では、露光光が照射された感光体ドラム202の表面の帯電が消失する構成になっている。トナーには、感光体ドラム202の帯電極性と同極性の電荷が付与されており、感光体ドラム202において露光光が照射されない非露光領域にはトナーが付着せず、露光光が照射された露光領域にトナーが付着する。転写ローラ206には、感光体ドラム202と逆極性(トナーと逆極性)の電圧が印加されており、露光領域に付着したトナーが転写ベルト210に転写される。
特に限定されないが、本実施形態では、各色の画像形成ユニットは、転写ベルト210の回転方向の上流側から、画像形成ユニット201K、201Y、201C、201Mの順で配置されている。各画像形成ユニットは、この順で転写ベルト210上に各色のトナー像を転写する。各色のトナー像を転写するタイミングを制御することにより、各色のトナー像が転写ベルト210上で順次重ね合わされる。その結果、転写ベルト210上にはカラーのトナー像が形成される。なお、RGB形式のカラー画像は、CMYK形式の画像データに変換され、各色の画像データが各画像形成ユニット201C、201M、201Y、201Kの露光器204にそれぞれ入力される。
また、画像形成ユニット201Mの下流側かつ二次転写部(転写ベルト210と二次転写ローラ222との間)の上流側には転写ベルト210上に形成されたトナー像の濃度を検知する濃度センサ(濃度検知部)209が配置されている。濃度センサ209は、例えば、発光部および受光部を一方面に備える反射型フォトセンサからなり、発光部から出射して受光部へ到達する光の強度に対応してトナー像の濃度を検知する構成を有する。
本実施形態では、当該濃度センサ209は、転写ベルト210の幅方向の両端部に設置されており、各画像形成ユニット201C、201M、201Y、201Kの濃度キャリブレーションにも使用される。濃度キャリブレーションでは、転写ベルト210上の濃度センサ209と対向する位置に、各画像形成ユニット201C、201M、201Y、201Kによって、例えば矩形状のパッチがそれぞれ形成される。そして、濃度センサ209に検知される濃度が予め指定された濃度となる、画像形成条件(後述の電圧印加部601の出力電位)が決定される。濃度キャリブレーションは、例えば、所定時間が経過する、あるいは画像形成が所定回数実施されるごとに実行される。なお、このような濃度キャリブレーションは公知であるためここでの詳細な説明は省略する。
また、各色の画像形成ユニット201C、201M、201Y、201Kは、それぞれの現像器205にトナーを補給するトナーコンテナ230C、230M、230Y、230Kを備える。各トナーコンテナ230C、230M、230Y、230Kは、対応する現像器205に対して着脱自在に取り付けられる。
図3は、トナーコンテナの構成を示す概略断面図である。なお、各トナーコンテナ230C、230M、230Y、230Kは同様の構成を有しているため、ここでは色を限定することなく説明する。図3に示すように、トナーコンテナ230は、未使用のトナー310を収容貯留するトナー容器301、トナー搬送機構302、補給口303、シャッター部材304を備える。
補給口303はトナー容器301の底部の一端(例えば、図1に示す状態の複合機100の奥側)に設けられ、後述する現像器205のトナー搬入部と対向する状態で配置されている。
シャッター部材304は、当該補給口303と現像器205のトナー搬入部との間に設けられ、補給口303の開放状態と閉鎖状態とを切り替える。開放状態はトナー容器301と現像器205とが連通する状態、すなわち、補給口303を通じてトナー容器301から現像器205へトナー310を供給可能な状態である。また、閉鎖状態はトナー容器301と現像器205とが分離された状態、すなわち、補給口303を通じてトナー容器301から現像器205へトナー310を供給不可能な状態である。
トナー搬送機構302は、トナー容器301に収容されたトナー310を現像器205に補給する。特に限定されないが、本実施形態では、トナー補給機構302は、トナー搬送部材311及びトナー補給用モータ312を備える。
トナー搬送部材311は、図3において紙面に垂直な方向に配置された回転軸313と、当該回転軸313の周りに軸方向に一定のピッチで螺旋状に形成されたスクリューとにより構成されている。トナー搬送部材311は、補給口303と対向する位置に配置されている。トナー補給用モータ312は、トナー搬送部材311を回転軸313周りに回転駆動する。トナー補給用モータ312によりトナー搬送部材311が回転駆動されると、トナー310が補給口303に向かって搬送される。当該状態で、シャッター部材304を開放状態にすると、トナー容器301内のトナー310は補給口303を通じて現像器205に供給される。
後述のように、複合機100は、ドットカウント演算部611を備え、画像データに基づいてトナー消費量を算出する。トナー補給機構302は、ドットカウント演算部611が算出するトナー消費量に基づいて、トナー容器301に収容されたトナー301を現像器205に補給する。例えば、先のトナー補給以降の累積トナー消費量が予め指定された値に到達した場合、トナー補給機構302はトナー301を現像器205に補給する。特に限定されないが、本実施形態では、トナー補給機構302は、単位時間あたりトナー補給量をトナー補給用モータ312の回転速度により変更する構成になっている。すなわち、トナー補給用モータ312の回転速度を増大させると、単位時間あたりトナー補給量を増大させることができる。後述のように、当該回転速度は、後述の電圧印加部601の出力設定に応じて決定される。
また、図4は現像器205の構成を示す概略構成図である。なお、各色の画像形成ユニット201K、201Y、201C、201Mが備える現像器205は同様の構成を有しているため、ここでは色を限定することなく説明する。図4(a)は、図2と同一方向から見た現像器205を示す概略構成図である。図4(b)は、現像器205のトナー撹拌部を示す概略平面図である。
図4(a)に示すように、現像器205は、現像ローラ(トナー担持体)401、磁気ローラ(現像剤担持体)402、撹拌スクリュー403、404及び仕切壁405を備える。現像ローラ401、磁気ローラ402、撹拌スクリュー403、404は、それぞれ感光体ドラム202と平行な回転軸を有する。現像器205は、内部に、トナー(非磁性トナー)と磁性キャリアとからなる二成分現像剤を収容する。
図4(b)に示すように、撹拌スクリュー403、404は、回転軸の周りに軸方向に一定のピッチで螺旋状に形成されたスクリューからなり、仕切壁405を介して互いに対向する状態で配置されている。撹拌スクリュー403、404及び仕切壁405がトナー撹拌部406を構成している。撹拌スクリュー403、404を回転軸周りに回転させることで、現像器205内のトナー及び磁性キャリアはトナー撹拌部406内を循環移動する。当該循環移動により、トナーと磁性キャリアとの間で衝突が発生し、当該衝突時の摩擦により、トナーに感光体ドラム202の帯電極性と同極性の電荷が付与される。なお、図4(b)に示す例では、撹拌スクリュー404の回転によりトナー及び磁性キャリアは右方向へ移動する。また、撹拌スクリュー403の回転によりトナー及び磁性キャリアは左方向へ移動する。
図4(b)に示すように、本実施形態では、上方が開口したトナー搬入部407が撹拌スクリュー404の一端に設けられている。トナー搬入部407は、トナーコンテナ230の補給口303と対向して配置されている。補給口303を通じてトナー搬入部407に搬入されたトナーは、撹拌スクリュー404の回転によりトナー撹拌部406に導入されて、トナー撹拌部406内を循環移動する。なお、撹拌スクリュー403、404は、現像器205が動作中(すなわち、印刷中)に所定の周期で回転駆動される。
磁気ローラ402は、周方向に複数の磁極を有しており、その表面にトナー及び磁性キャリアからなる磁気ブラシを形成する。当該磁気ローラ402と対向する状態で配置された現像ローラ401の表面には、磁気ローラ402表面に形成された磁気ブラシに摺擦されること及び磁気ローラ402と現像ローラ401との間に形成された電界の作用によりトナー薄層が形成される。現像ローラ401は、このトナー薄層によって感光体ドラム202表面の静電潜像を現像する。本構成では、磁気ローラ402に印加するDCバイアスを変更することで、現像ローラ401に形成されるトナー薄層の濃度(トナー像の濃度)を調整することができる。
図2に示すように、画像形成部140は、手差しトレイ151、給紙カセット152、153、154等(図1参照)から、搬送路220を通じて、転写ベルト210と二次転写ローラ222との間の二次転写部に用紙を給送する。手差しトレイ151や各給紙カセット152、153、154には、様々なサイズの用紙を載置又は収容することができる。画像形成部140は、ユーザの指定した用紙や、自動検知した原稿のサイズに応じた用紙を選択し、選択した用紙を給送ローラにより手差しトレイ151やカセット152、153、154から給紙する。給紙された用紙は搬送ローラやレジストローラ221で二次転写部に搬送される。トナー像が転写された用紙は、定着器225に搬送される。定着器225は、ヒータを内蔵した定着ローラ223及び加圧ローラ224を有しており、熱と押圧力によってトナー像を用紙に定着する。画像形成部140は、定着器225を通過した用紙を排紙トレイ141(図1参照)へ排紙する。二次転写後、転写ベルト210に残留したトナーは、二次転写部の下流側かつ画像形成ユニット201Kの上流側に配置されたクリーニング器215によって除去される。
図5は、複合機における制御系のハードウェア構成図である。本実施形態の複合機100は、CPU(Central Processing Unit)501、RAM(Random Access Memory)502、ROM(Read Only Memory)503、HDD(Hard Disk Drive)504及び原稿搬送装置110、画像読取部120、画像形成部140における各駆動部に対応するドライバ505が内部バス506を介して接続されている。ROM503やHDD504等はプログラムを格納しており、CPU501はその制御プログラムの指令にしたがって複合機100を制御する。例えば、CPU501はRAM502を作業領域として利用し、ドライバ505とデータや命令を授受することにより上記各駆動部の動作を制御する。また、HDD504は、画像読取部120により得られた画像データや、他の機器からネットワーク等を通じて受信した画像データの蓄積にも用いられる。
内部バス506には、操作パネル161や各種のセンサ507も接続されている。操作パネル161は、ユーザの操作を受け付け、その操作に基づく信号をCPU501に供給する。また、操作パネル161は、CPU501からの制御信号にしたがって自身が備えるディスプレイにユーザが指示を入力するための操作画面を表示する。また、センサ507は、プラテンカバー102の開閉検知センサや原稿台103上の原稿検知センサ、定着器225の温度センサ、搬送される用紙又は原稿の検知センサなど各種のセンサを含む。CPU501は、例えばROM503に格納されたプログラムを実行することで、以下の各手段(機能ブロック)を実現するとともに、これらセンサからの信号に応じて各手段の動作を制御する。
図6は、本実施形態の複合機の機能ブロック図である。図6に示すように、本実施形態の複合機100は、電圧印加部601及びトナーエンド判定部602を備える。
電圧印加部601は、トナー像の濃度を調整するために、各現像器205においてトナーを含む二成分現像剤を担持する磁気ローラ402に、濃度センサ209の検知結果(濃度キャリブレーションの結果)に基づいてDCバイアスを印加する。電圧印加部601が磁気ローラ402に印加するDCバイアスは、磁気ローラ402に形成される磁気ブラシに担持されたトナーを現像ローラ401へ移動させる電界を、現像ローラ401と磁気ローラ402との間に生成する。例えば、電圧印加部601が磁気ローラ402に印加するDCバイアスは、200〜400Vの範囲である。この場合、磁気ローラ402に最大値である400Vが印加されている状態では、磁気ローラ402と現像ローラ401との間に印加可能な最大の電界が発生し、トナー像の濃度が最大となる。
上述のように、電圧印加部601の出力(出力電位)は各画像形成ユニット201C、201M、201Y、201Kの濃度キャリブレーションにおいて決定される。本実施形態では、濃度キャリブレーションは電圧印加部601により実施され、濃度キャリブレーションにおいて決定された、各画像形成ユニット201C、201M、201Y、201Kに対応する電圧印加部601の出力設定は電圧印加部601に保持される。電圧印加部601の出力の正常時の狙い値は300Vであるが、上述の濃度キャリブレーションの結果、電圧印加部601の出力設定が上昇した場合、トナー補給機構302は、トナー補給用モータ312の回転速度を増大させ、トナー容器230から現像器205への単位時間あたりのトナー補給量を増大させる。特に限定されないが、本実施形態では、トナー補給機構302は、電圧印加部601の出力設定とトナー補給用モータ312の回転速度とを対応づけて記録したテーブルを保持しており、トナー補給機構302は、電圧印加部601の出力設定に応じて、トナー補給用モータ312の回転速度を決定する構成になっている。
なお、公知のように、トナー容器301中のトナー残量が減少すると、トナー残量が初期の状態にある場合と比べて、トナー搬送部材311の回転に応じて補給口303から現像器205へ落下するトナーの量が減少する傾向にある。そのため、トナー補給用モータ312の回転速度は、トナー残量に応じて適宜補正されることが好ましい。
同様に、絶対湿度が高い場合、トナーの流動性が低下するため、絶対湿度が低い場合と比べて、トナー搬送部材311の回転に応じて補給口303から現像器205へ落下するトナーの量が減少する傾向にある。そのため、トナー補給用モータ312の回転速度は、絶対湿度に応じて適宜補正されることが好ましい。
トナーエンド判定部602は、濃度センサ209の検知結果に基づいて決定された電圧印加部601の出力設定と、トナー補給機構302のトナー補給動作状態とに基づいて、トナー容器230内のトナーが全て消費されたか否かを判定する。上述のように、本実施形態では、トナー補給機構302は、単位時間あたりトナー補給量をトナー補給用モータ312の回転速度により変更する。そのため、本実施形態では、トナーエンド判定部602は、トナー補給用モータ312の回転速度に基づいてトナー補給動作状態を取得する。すなわち、トナー補給用モータ312の回転速度が大きくなるにつれてトナー補給量が多くなり、例えば、最大回転速度である場合、最大能力でトナーを補給している状態であると認識する。
特に限定されないが、本実施形態では、トナーエンド判定部602は、トナー像の濃度が最大となるDCバイアス(上述の例では400V)が電圧印加部601の出力設定として決定されている状態でトナー補給機構302によるトナー補給が実施された場合、新たに決定される電圧印加部601の出力設定が予め指定された条件を満足するときにトナー容器230内のトナーがすべて消費されたと判定する。ここでは、「電圧印加部の出力設定が変化しない」という条件が予め指定されている。
なお、本実施形態では、トナー容器230内のトナーが全て消費されたと判定したトナーエンド判定部602は、操作パネル161が備えるディスプレイにトナーコンテナの交換を要求する警告メッセージを表示する構成になっている。
また、図6に示すように、本実施形態の複合機100は、ドットカウント演算部611及び露光用画像データ入力部612を備えている。
ドットカウント演算部611は、画像データに基づいて被転写体に印字されるドットを計数し、当該計数値に基づいて現像器205において消費されたトナー量を算出する。特に限定されないが、複合機100では、各露光器204に入力される画像データは、露光用画像データ入力部612により生成される構成になっている。露光用画像データ入力部612は、例えば、RGB形式の画像データをCMYK形式のデータに変換し、各色の画像データを保持する。本実施形態では、RAM502が露光用画像データ入力部612の画像データ保持領域として機能する。そして、露光用画像データ入力部612は、各色の画像データを各画像形成ユニット201C、201M、201Y、201Kの露光器204それぞれに入力する。
ドットカウント演算部611は、露光用画像データ入力部612から各画像形成ユニット201C、201M、201Y、201Kの露光器204に入力される画像データ(あるいは、露光用画像データ入力部612に保持されている画像データ)に基づいて被転写体に印字されるドットを計数する。画像データが多階調データである場合、このような計数は、公知のように、画像データ中で所定階調(例えば、0〜255の256階調であれば127〜255)となる画素を計数することで実現できる。ドットカウント演算部611は、予め指定された、1ドットの印字で消費されるトナーの量を当該計数値に乗算することで、トナー消費量を算出する。当該トナー消費量は各色について算出される。なお、ドットカウント演算部611は、算出したトナー消費量を累積して保持する構成になっており、まもなく画像形成が不可能になるニアエンド状態は、当該トナー消費量の累積値に基づいて判定される。なお、トナー消費量の累積値がニアエンド状態に対応する値に到達した場合、ドットカウント演算部611は、操作パネル161が備えるディスプレイにニアエンド状態であることを通知する警告メッセージを表示する。また、当該トナー消費量の累積値は、トナーコンテナが交換された際にリセットされる。
図7は、複合機が実行するトナーエンド検知手順の一例を示すフロー図である。当該手順は、例えば、複合機100に印刷ジョブが入力される等により、画像形成部140において印刷処理が開始されたことをトリガとして開始する。
当該手順が開始すると、トナー補給機構302は、濃度キャリブレーションにおいて決定された電圧印加部601の出力設定に基づいてトナー補給用モータ312の回転速度を設定する(ステップS701)。
このとき、ドットカウント演算部611は、露光用画像データ入力部612において画像データが生成される(あるいは、露光用画像データ入力部612から画像データが出力される)まで待機する(ステップS702No)。ドットカウント演算部611は、印刷対象の画像データを検知すると、ドットカウントに基づくトナー消費量を算出する(ステップS702Yes、S703)。
その後、印刷が実行されてトナーが消費されると、ドットカウント演算部611は、先のトナー補給以降の累積トナー消費量が予め指定された値に到達した否か等のトナー補給条件を満足したか否かを判定する(ステップS705)。そして、トナー補給条件を満足している場合、トナー補給機構302へトナー補給の実行を指示する(ステップS705Yes、S706)。当該指示に応じて、トナー補給機構302は、現像器205にトナーを補給する。このとき、トナー補給用モータ312は先に設定された回転速度によりトナー補給を実施する。一方、トナー補給条件を満足していない場合、トナー補給は実施されない(ステップS705No)。
以上のように、印刷が実行されている過程で、上述の濃度キャリブレーションが実行されると、濃度センサ209の検知結果に基づいて電圧印加部601の出力が決定される。このとき、トナーエンド判定部602は、トナー像の濃度が最大となるDCバイアス(上述の例では、400V)が電圧印加部601の出力設定として決定されているか否かを確認する(ステップS707)。トナー像の濃度が最大となるDCバイアスが電圧印加部601に出力設定として決定されていない場合、トナー補給機構302は、濃度キャリブレーションにおいて決定された電圧印加部601の出力設定に基づいてトナー補給用モータ312の回転速度を設定する(ステップS707No、S701)。
一方、トナー像の濃度が最大となるDCバイアスが出力設定として決定されている場合、トナーエンド判定部602は、トナー補給機構302のトナー補給用モータ312の回転速度を設定可能な最大値に設定し、トナー補給を実行させる(ステップS707Yes、S708)。また、トナーエンド判定部602は、電圧印加部601に、濃度キャリブレーションの実行を指示する。そして、トナーエンド判定部602は、当該濃度キャリブレーションの完了後に、トナー像の濃度が最大となるDCバイアスが電圧印加部601の出力設定として決定されているか否かを確認する(ステップS709)。トナー像の濃度が最大となるDCバイアスが出力設定として決定されている場合(すなわち、電圧印加部601の出力設定が変動しなかった場合)、トナーエンド判定部602は、トナー容器230内のトナーがすべて消費されたと判定する(ステップS709No、S710)。なお、トナー像の濃度が最大となるDCバイアスには、実質的にトナー像の濃度が最大とみなすことができる、DCバイアスが含まれる。
このように複合機100では、濃度キャリブレーションにおいて、電圧印加部601の出力としてトナー像の濃度が最大となるDCバイアスが決定された場合、トナー補給機構302の単位時間あたりのトナー補給量が最大となる状態でトナーが補給される。そして、再度、濃度キャリブレーションが実行される。すなわち、本実施形態では、画像濃度の調整のために複合機100において変動が許容されているDCバイアス値の上限値において単位時間あたりのトナー補給量が最大となる状態でトナーを補給し、その後の濃度キャリブレーションにより決定される圧印加部601の出力に基づいてトナーエンドを検知している。言い換えると、正常な画像品質が得られる範囲の上限において単位時間あたりのトナー補給量が最大となる状態でトナーを補給し、トナーエンドを検知している。したがって、トナーエンドが検知されたときに、現像器205内は、キャリアとトナーとの比率が狙い値よりも大きく低下している状態になっていない。また、最大能力でのトナー補給を実施しているため、トナーエンドを確実に検知することができる。
一方、トナー像の濃度が最大となるDCバイアスが電圧印加部601の出力設定として決定されていない場合(すなわち、電圧印加部601の出力設定が変動した場合)、トナーエンド判定部602は、その旨をトナー補給機構302に通知する。当該通知を受けたトナー補給機構302は、濃度キャリブレーションにおいて決定された電圧印加部601の出力設定に基づいてトナー補給用モータ312の回転速度を設定する(ステップS709No、S701)。
なお、上記実施形態では、現像ローラ401と磁気ローラ402とを備え、トナー像の濃度を調整するために磁気ローラ402に印加するDCバイアスを変更する現像器205に適用した事例について説明した。しかしながら、トナー像の濃度を調整するために、感光体ドラムに対向する現像スリーブに印加するDCバイアスを変更する、一般的な二成分方式の現像器にも適用可能である。
以上説明したように、複合機100では、電圧印加部601の出力設定と、トナー補給機構302のトナー補給動作状態とによりトナーエンドを検知するため、トナー容器230のトナー残量検知用センサや現像器205のトナー濃度センサ等を使用する必要がない。そのため、低コストで実現可能である。なお、トナー濃度センサを設けないことは必須ではなく、必要に応じてトナー濃度センサを採用してもよい。
また、複合機100では、トナー像の濃度を低下させることのない状態までトナー容器230内のトナーを消費でき、トナー資源を有効に利用することができる。したがって、画像形成装置の生産性を低下させることなく、適切な時期にトナー容器(トナーコンテナ)の交換を実行できる。
なお、上述した実施形態は本発明の技術的範囲を制限するものではなく、既に記載したもの以外でも、本発明の範囲内で種々の変形や応用が可能である。例えば、上記実施形態では、いわゆるタンデム方式の複合機に適用した事例を例示したが、ロータリー方式の複合機に適用してもよい。また、カラー複合機に限らず、モノクロ複合機に適用することもできる。
また、トナー補給機構も上述の構成に限定されるものではなく、任意の構成を採用することができる。例えば、トナー補給用モータの回転速度が一定であり、回転量を変更することでトナー補給量を変更する構成であってもよい。この構成では、トナーエンド判定部602は、トナー補給用モータの駆動時間に基づいてトナー補給動作状態を取得することができる。また、この構成では、トナー補給機構によるトナー補給が予め指定された時間継続されたときに電圧印加部の出力設定が変化しないという条件を、トナーエンド判定部602がトナー容器内のトナーがすべて消費されたと判定する条件とすることができる。
また、上記実施形態では、特に好ましい形態として、トナー像の濃度が最大となるDCバイアスが電圧印加部601の出力設定として決定されている状態で実施されるトナー補給機構302によるトナー補給を、単位時間あたりのトナー補給量が最大となる状態で実施する構成を例示した。しかしながら、単位時間あたりのトナー補給量を最大にすることは必須ではなく、トナー容器230にトナーが存在している状況下で、濃度キャリブレーションの際に電圧印加部601の出力設定が変更される補給量であればよい。
さらに、図7に示したフローチャートは、等価な作用を奏する範囲において、各ステップの順序を適宜変更可能である。例えば、トナー補給用モータの回転速度設定ステップS701は、印刷実行ステップS704までに実行されていればよい。
加えて、上述の実施形態では、デジタル複合機として本発明を具体化したが、デジタル複合機に限らず、ファクシミリ、複写機等任意の画像形成装置に本発明を適用することも可能である。
本発明によれば、低コストで適切なトナーエンドを検知することができ、画像形成装置として有用である。
100 複合機
202 感光体ドラム(像担持体)
205 現像器
209 濃度センサ(濃度検知部)
210 転写ベルト
230、230C、230M、230Y、230K トナー容器
302 トナー補給機構
312 トナー補給用モータ
401 現像ローラ(トナー担持体)
402 磁気ローラ(現像剤担持体)
601 電圧印加部
602 トナーエンド判定部

Claims (7)

  1. トナーを収容するトナー容器と、
    像担持体上に形成された静電潜像にトナーを付着させ、像担持体上にトナー像を形成する現像器と、
    前記トナー像の濃度を検知する濃度検知部と、
    前記トナー像の濃度を調整するために、前記現像器において前記トナーを含む二成分現像剤を担持する現像剤担持体に、濃度検知部の検知結果に基づいてDCバイアスを印加する電圧印加部と、
    前記現像器内のトナーの消費に応じて、前記トナー容器に収容されたトナーを前記現像器に補給するトナー補給機構と、
    前記濃度検知部の検知結果に基づいて決定された電圧印加部の出力設定と、前記トナー補給機構のトナー補給動作状態とに基づいて、前記トナー容器内のトナーが全て消費されたか否かを判定するトナーエンド判定部と、
    を備え、
    前記トナー補給機構は、単位時間あたりトナー補給量をトナー補給用モータの回転速度により変更し、前記トナーエンド判定部は、前記トナー補給用モータの回転速度に基づいて前記トナー補給動作状態を取得する、画像形成装置。
  2. 前記トナーエンド判定部は、前記トナー像の濃度が最大となるDCバイアスが前記電圧印加部の出力設定として決定されている状態で前記トナー補給機構によるトナー補給が実施された場合、新たに決定される前記電圧印加部の出力設定が予め指定された条件を満足するときに前記トナー容器内のトナーがすべて消費されたと判定する、請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記予め指定された条件が、前記電圧印加部の出力設定が変化しない、である、請求項記載の画像形成装置。
  4. 前記予め指定された条件が、前記トナー補給機構によるトナー補給が予め指定された時間継続されたときに前記電圧印加部の出力設定が変化しない、である、請求項又は請求項記載の画像形成装置。
  5. トナーを収容するトナー容器と、
    像担持体上に形成された静電潜像にトナーを付着させ、像担持体上にトナー像を形成する現像器と、
    前記トナー像の濃度を検知する濃度検知部と、
    前記トナー像の濃度を調整するために、前記現像器において前記トナーを含む二成分現像剤を担持する現像剤担持体に、濃度検知部の検知結果に基づいてDCバイアスを印加する電圧印加部と、
    前記現像器内のトナーの消費に応じて、前記トナー容器に収容されたトナーを前記現像器に補給するトナー補給機構と、
    前記濃度検知部の検知結果に基づいて決定された電圧印加部の出力設定と、前記トナー補給機構のトナー補給動作状態とに基づいて、前記トナー容器内のトナーが全て消費されたか否かを判定するトナーエンド判定部と、
    を備え、
    前記トナー像の濃度が最大となるDCバイアスが前記電圧印加部の出力設定として決定されている状態で実施される前記トナー補給機構によるトナー補給は、単位時間あたりのトナー補給量が最大となる状態で実施される、画像形成装置。
  6. トナーを収容するトナー容器と、
    像担持体上に形成された静電潜像にトナーを付着させ、像担持体上にトナー像を形成する現像器と、
    前記トナー像の濃度を検知する濃度検知部と、
    前記トナー像の濃度を調整するために、前記現像器において前記トナーを含む二成分現像剤を担持する現像剤担持体に、濃度検知部の検知結果に基づいてDCバイアスを印加する電圧印加部と、
    前記現像器内のトナーの消費に応じて、前記トナー容器に収容されたトナーを前記現像器に補給するトナー補給機構と、
    前記濃度検知部の検知結果に基づいて決定された電圧印加部の出力設定と、前記トナー補給機構のトナー補給動作状態とに基づいて、前記トナー容器内のトナーが全て消費されたか否かを判定するトナーエンド判定部と、
    を備え、
    前記現像器は、前記現像剤担持体から供給されるトナーを担持し、当該担持したトナーを前記像担持体に供給するトナー担持体をさらに備える、画像形成装置。
  7. 前記電圧印加部が前記現像剤担持体に印加する、前記トナー像の濃度が最大となるDCバイアスは、前記現像剤担持体と前記トナー担持体との間に印加可能な最大の電界を発生させる、請求項記載の画像形成装置。
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