JP2013152402A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成装置の生産性を向上させること。
【解決手段】画像形成装置において、補給トナー量算出手段は、ドットカウント手段およびエッジカウント手段でカウントされたドット数およびエッジ数の積算値に基づくタイミングで(S31〜S34)、現像手段内のトナー量測定を開始する(S35)。このトナー量測定において、補給トナー量算出手段は、所定パターンを表す画像データを露光手段に出力して、該所定パターンを表すトナー像をトナー像担持体に形成させた後、トナー像担持体に形成された所定パターンのトナー像に含まれるトナー量の検出結果に基づいて、トナーの消費量の補正値を求める。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像データに基づきトナー消費量を推定して、既知のパターン画像を用いてトナー消費量の補正値を求める画像形成装置に関する。
従来の画像形成装置において、トナー消費量の補正は、大略的には、以下の手順で行われていた。まず、入力画像データに基づき、印刷対象となる画像のドット数およびエッジ数がカウントされる。これらドット数およびエッジ数に基づき、トナー消費量(推定値)が算出され、トナー消費量分のトナーがトナーホッパーから現像器へと補給される。上記のようなトナー消費量(推定値)の算出手法は、例えば、特許文献1に記載されている。
また、ドット数は積算されており、この積算値が所定の基準値を超えると、既知のパターンを表すトナー画像(以下、パターン画像という)が実際に形成され中間転写ベルト等に転写される。その後、パターン画像に含まれるトナー量がセンサによって検出され、この検出結果を用いて、以降の印刷時においてトナー消費量(推定値)は補正されていた。
電子写真方式では、感光体ドラムに対する露光の実施後、現像処理が行われ、これによってトナー画像が形成される。この時、露光領域のエッジ部には、非エッジ部と比較して多くのトナーが付着すること(エッジ効果)が知られている。したがって、複数の画像データが互いに同じドット数を含んでいたとしても、それらドットの集まりの状態によってはトナーの付着量が異なる。
さらには、エッジ部でのトナー付着量は、たとえエッジ部のドット数が同じであっても、感光体ドラムの個体差、印刷時の温湿度等の環境的な条件、過去の印刷枚数によっても変動する。
特開2003−122205号公報
しかしながら、従来の画像形成装置では、ドット数の積算値が所定の基準値を超えるたびに、パターン画像を生成する必要があるため、画像形成装置の生産性を低下させるという問題点があった。
それゆえに、本発明の目的は、生産性を向上させる画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の一局面に係る画像形成装置は、潜像担持体と、入力画像データに基づく光ビームで潜像担持体上に静電潜像を形成する露光手段と、前記潜像担持体上の静電潜像をトナーで現像して、トナー像を形成する現像手段と、前記潜像担持体上のトナー像が転写されるトナー像担持体と、前記静電潜像のドット数を、前記画像データからカウントするドットカウント手段と、前記静電潜像のエッジのドット数を、前記画像データからカウントするエッジカウント手段と、前記ドットカウント手段および前記エッジカウント手段のカウント値に基づき、前記現像手段で消費されたトナーの量を推定する補給トナー量算出手段と、前記補給トナー量算出手段によって求められたトナー消費量に基づき、前記現像手段にトナーを補給するトナー補給手段と、を備えている。
前記補給トナー量算出手段は、前記ドットカウント手段および前記エッジカウント手段でカウントされたドット数およびエッジ数の積算値に基づくタイミングで、前記現像手段内のトナー量測定を開始して、所定パターンを表す画像データを前記露光手段に出力して、該所定パターンを表すトナー像を前記トナー像担持体に形成させた後、前記トナー像担持体に形成された前記所定パターンのトナー像に含まれるトナー量の検出結果に基づいて、前記トナーの消費量の補正値を求める。
上記構成によれば、画像形成装置の生産性を向上させることが可能となる。
画像形成装置の基本的な構成を示す模式図である。 トナー補給処理を示す模式図である。 図1の制御手段の処理手順を示すフローチャートである。 トナー量の測定処理の概要を示す模式図である。 図3のS35の代替処理の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態に係る画像形成装置1について、図1〜図5を参照して説明する。
(画像形成装置の基本構成)
図1において、画像形成装置1は、電子写真方式及びタンデム方式を採用した複合機等であり、大略的に、画像読取装置2と、本体装置3、少なくとも1段の供給装置(図示は3段)4と、制御手段5と、を備えている。
画像読取装置2は、本体装置3の上方に設けられ、例えば、ADF(Automatic Document Feeder)により、ユーザがセットした原稿を自動的に内部に取り込む。画像読取装置2は、取り込んだ原稿を読み取って、R(赤)、G(緑)、B(青)の3原色で表す画像データを生成して制御手段5に出力する。RGBの画像データは、制御手段5により、Y(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン),K(ブラック)の画像データに変換される。
本体装置3には、Y,M,C,K用のイメージングユニット10A,10B,10C,10Dが着脱自在に装着されている。ここで、本実施形態では、参照番号の後に続くアルファベット大文字のA,B,C,Dは、Y,M,C,Kを表すとする。
イメージングユニット10A〜10Cは互いに実質同じ大きさである。それに対し、イメージングユニット10Dのサイズは、ブラックのトナーの利用頻度が他色よりも高いことから、他のイメージングユニット10A〜10Cのサイズよりも大きい。
また、イメージングユニット10A〜10Dは、潜像担持体の典型例としての感光体ドラム11A〜11Dと、この感光体ドラム11A〜11Dの周面を帯電させる帯電器12A〜12Dと、トナー画像を形成する現像器13A〜13Dと、を含んでいる。
また、本体装置3には、トナーカートリッジ20A〜20Dが、トナーホッパー30A〜30Dに対し着脱自在に装着されている。トナーカートリッジ20A〜20Dは、現像器13A〜13Dへの補給用トナーを内部に収容している。制御手段5により補給用モータ31A〜31D(図2等を参照)が駆動されると、トナーカートリッジ20A〜20Dに収容された対応色の補給用トナーがトナーホッパー30A〜30Dへと送られる。トナーホッパー30A〜30Dは、トナーカートリッジ20A〜20Dから送られてくる補給用トナーを現像器13A〜13Dに補給する。
制御手段5は、マイコンやメモリ等から構成され、画像形成装置1の各部を制御する。
(画像形成装置における印刷処理)
次に、画像形成装置1がフルカラー画像を記録媒体Shに印刷する際の概略的な動作について説明する。まず、制御手段5の制御下で、感光体ドラム11A〜11Dは回転させられ、それぞれの周面は帯電器12A〜12Dによって帯電させられる。
また、本体装置3には、露光ユニット14がさらに備えられる。露光ユニット14には、制御手段5からYMCK各色の画像データが入力される。露光ユニット14は、各色用の画像データに基づいて、光ビームを内蔵の光源(図示せず)によって生成する。各色の光ビームは、副走査方向に回転する感光体ドラム11A〜11Dの周面に、主走査方向に沿って照射される。これにより、感光体ドラム11A〜11Dのそれぞれには、対応色の静電潜像が形成される。
現像器13A〜13Dは、内部に収容する対応色のトナーを、感光体ドラム11A〜11Dの周面に形成された静電潜像に供給する。これによって、感光体ドラム11A〜11Dの周面には、対応色のトナー画像が形成される。
感光体ドラム11A〜11Dの上方で、駆動ローラ40aと従動ローラ40bの間には、トナー像担持体の一例としての中間転写ベルト40が張り渡されている。駆動ローラ40aは、図示しないモータにより回転させられ、中間転写ベルト40を矢印αの方向に回転駆動する。回転する中間転写ベルト40上には、感光体ドラム11A〜11Dの周面上のトナー画像が、図示しない一次転写ローラによって順次転写されていく。これにより、中間転写ベルト40上には、各色のトナー画像が重ね合わせられたフルカラーの合成トナー画像が生成される。
本体装置3にはさらに、二次転写ローラ50がさらに備えられる。二次転写ローラ50は、中間転写ベルト40と当接して転写ニップを形成している。
ここで、供給装置4について説明する。供給装置4は、大略的には、供給トレイと、供給ローラと、を含んでいる。供給トレイには、未印刷の記録媒体Shが複数枚積載される。供給ローラは、供給トレイから記録媒体Shを一枚ずつ取り出して、タイミングローラ対60に向けて送り出す。
タイミングローラ対60には、供給装置4からの記録媒体Shが突き当てられ、一旦停止する。タイミングローラ対60は、制御手段5の制御下でタイミング調整して、停止中の記録媒体Shを転写ニップに向けて送り出す。ここで、図1には、記録媒体Shの搬送経路が一点鎖線の矢印で示されている。
この転写ニップには、タイミングローラ対60によって送り出された記録媒体Shが導入される。また、上記合成トナー画像は、矢印αの方向に駆動される中間転写ベルト40によって転写ニップの位置まで搬送される。二次転写ローラ50には、転写バイアス電圧が印加されており、合成トナー画像は、印加された転写バイアス電圧により二次転写ローラ50の方向に引き寄せられる。その結果、転写ニップに導入された記録媒体Shに、合成トナー画像が転写される(2次転写)。2次転写済みの記録媒体Shは、転写ニップから定着器70に向けて送り出される。
定着器70は、転写ニップから記録媒体Shが導入されると、導入された記録媒体Shを加熱・加圧して、合成トナー画像を記録媒体Shに定着させる。
定着処理済みの記録媒体Shは、定着器70から送り出された後、排紙ローラ対(図示せず)を介して、本体装置3外に設けられた排紙トレイ(図示せず)に排出される。
(現像器へのトナー補給)
現像器13A〜13Dへのトナー補給のために、本体装置3には、図2に示すように、トナー量検出手段の一例としてIDCセンサ80が設けられる。IDCセンサ80は、例えば、反射型フォトセンサからなり、感光体ドラム11Dに対し中間転写ベルト40の駆動方向の下流側に配置される。IDCセンサ80は、中間転写ベルト40の駆動に伴って搬送されるトナー画像(詳細は後述)に向けて光を出射して、その反射光を受信する。IDCセンサ80は、受信反射光の強度を、トナー画像のトナー量として検出して、検出結果を制御手段5に出力する。
また、トナーホッパー30A〜30Dの下部には、補給用モータ31A〜31Dが設けられる。なお、図示の都合上、図2には、トナーホッパー30Dおよび補給用モータ31Dのみが示されている。補給用モータ31A〜31Dは、制御手段5の制御信号によって所定量回転させられ、その結果、算出された補給量のトナーがトナーホッパー30A〜30Dから現像器13A〜13Dに向けて送り出される。
また、制御手段5は、ソフトウェア的に組み込まれるエッジカウント手段51、ドットカウント手段52、補給トナー量算出手段53、およびトナー補給制御手段54を含んでおり、以下に説明する処理を行う。
まず、印刷時におけるトナー補給について説明する。エッジカウント手段51およびドットカウント手段52は、特開2003−122205号公報等に記載の手法で、印刷対象となる入力画像データに基づき、印刷すべき画像のエッジ数およびドット数をカウントする。補給トナー量算出手段53は、これらエッジ数およびドット数に基づいて、印刷で消費されるトナー量(推定値)を色毎に算出する。補給トナー量算出手段53は、色毎に、算出した推定値を、前回求めた補正値で補正する。トナー補給制御手段54は、色毎のトナー消費量(補正値)に相当する分、補給用モータ31A〜31Dを駆動させて、トナーホッパー30A〜30Dから対応色のトナーを現像器13A〜13Dに供給させる。
上記トナー消費量は推定値に基づくため、実際のトナー消費量との間にはズレが生じている。制御手段5では、図3に示す補正値の算出処理が行われる。図3のS31において、エッジカウント手段51は、今回得られたエッジ数を、前回までのエッジ積算値に加算して、色毎のエッジ積算値を更新する(S31)。
次のS32において、エッジカウント手段51は、S31で得られた色毎のエッジ積算値が第1基準値P以上か否かを判断する。第1基準値Pは、A4サイズの5%チャート60枚分に相当するエッジ数に予め設定される。S32では、要するに、エッジの多い画像が多く印刷されたか否かが判断される。
S32でYesと判断された場合、処理は、S35に進む。それに対し、Noの場合には、処理はS33に進む。
S33において、ドットカウント手段52は、今回得られたドット数を、前回までのドット積算値に加算して、色毎のドット積算値を更新する(S33)。
次のS34において、ドットカウント手段52は、S33で得られた色毎のドット積算値が第2基準値Q以上か否かを判断する。第2基準値Qは、A4サイズ5%チャート100枚分に相当するドット数に予め設定される。S34では、要するに、エッジ数は少ないが多数のドットが印刷されたか否かが判断される。
S34でYesと判断された場合、処理はS35に進む。それに対し、Noの場合には、現時点で補正値を算出する必要はないとして、処理はS31に戻る。
S35において、補給トナー量算出手段53は、図4に示すように、現像器13A〜13D内のトナー量を実測するために、YMCKの少なくとも一色を用いたパターン画像TPを表す画像データを、露光ユニット14に出力する。その結果、中間転写ベルト40上には、パターン画像TPを表すトナー画像が形成され搬送される。ここで、パターン画像TPに関しては、生産性の観点からYMCK全色から構成されると好ましいが、これに限らず、YMCKのいずれか一色又は複数色で構成されても構わない。IDCセンサ80は、自身の上方を通過するパターン画像TPに含まれるトナー量(実測値)を検出して、補給トナー量算出手段53に出力する。補給トナー量算出手段53は、色毎に、トナー消費量の実測値および推測値の差を補正値として導出する。このようにして求められた補正値は、以降のトナー補給時に用いられる。
その後、S36において、エッジカウント手段51およびドットカウント手段52は、色毎のエッジ積算値およびドット積算値をリセットする。
(画像形成装置の作用・効果)
上記の通り、トナー消費量の推定値と実際の消費量とにはズレが生じる。ズレがあると、現像器等に収容されるトナーの量が多くなりすぎると、キャリアとの摩擦帯電不良に起因するトナーかぶりが発生する場合がある。また、現像器内のトナー量が少なくなりすぎると、キャリア付着が発生する場合がある。上記背景から、現像器内のトナー量の測定結果に基づく、トナー消費量の推定値の補正が行われていた。
従来では、ドット数の積算値が所定基準値以上になるという条件のみで、現像器内のトナー量の測定タイミングが定められていた。ここで、従来の所定基準値を定める際、トナーを多く消費するエッジ部(つまりエッジ数)を考慮しなければならない。それゆえ、所定基準値は、例えばA4サイズの5%チャート60枚相当のドット数というように相対的に小さめに定めざるをえなかった。その結果、従来の画像形成装置の生産性が低下していた。
それに対し、画像形成装置1は、図3に示すように、エッジ積算値が第1基準値P以上か否かを判断するS32と、ドット積算値が第2基準値Q以上か否かを判断するS34と、を別々に実行している。その結果、第1基準値Pを、例えばA4サイズの5%チャート60枚分に相当するエッジ数に、第2基準値Qを、従来よりも大きなドット数、例えばA4サイズ5%チャート100枚分に相当するドット数に設定することが可能となる。その結果、エッジ部が多い画像を印刷した場合、およびエッジ部が少ない画像を印刷した場合のそれぞれで最適なタイミングで、パターン画像形成が実行される。つまり、パターン画像の形成が従来よりも実状に沿ったタイミングで実施される。さらに言えば、大抵の場合、従来よりも遅いタイミングで実施されるため、現像器内のトナー量の測定の回数・頻度を少なくすることができる。このように、画像形成装置1によれば、従来よりも、生産性を向上させることが可能となる。
(制御手段の処理の代替例)
上記実施形態では、処理がS35に進めば、現像器内のトナー量の測定が行われていた。しかし、図3のS35に代えて、制御手段5は、図5に示すように、所定条件を満たす場合には、現像器内のトナー量の測定を遅らせても構わない。
具体的には、図5のS51において、補給トナー量算出手段53は、色毎に、前回のトナー量測定前のトナー補給量と、前回のトナー量測定で求まる現像器13A〜13Dにおける実際のトナー消費量との情報を保持しており、このトナー補給量と実際のトナー消費量との差(つまり、トナーのズレ量)を求める。
また、S52において、補給トナー量算出手段53は、エッジカウント手段51がカウントしたエッジ数を基に、前回のトナー量測定前の画像形成における1ページあたりの平均エッジ数を求める。補給トナー量算出手段53はさらに、前回のトナー量測定後から現在までについても同様の平均エッジ数を求め、さらに、今回の平均エッジ数と前回の平均エッジ数との差(平均エッジ数の変化量)を求める。
S53では、補給トナー量算出手段53は、トナーのズレ量が第3基準値R未満かつ平均エッジ数の変化量が第4基準値S未満か否かを判断する。要するに、S53では、トナー量の補給量と、実際に消費されたトナー量とのズレがさほど無く、かつこのズレ発生の大きな要因となるエッジ部の多い画像が全画像に占める割合もさほど多くないか否か判断される。その趣旨に沿って、第3基準値Rおよび第4基準値Sは適宜設定される。
S53でNoと判断された場合、処理は、S54をスキップしてS55に直接進む。S53でYesと判断された場合、今回のトナー量測定の開始を遅らせてもよいとみなされ、処理はS54に進む。
S54において、補給トナー量算出手段53は、S55の実行タイミングを遅らせるため、例えば印刷ページ数を50ページ分待機したうえで、上記S35と実質的に同じ処理であるS55を行う。
(代替例の作用・効果)
上記の通り、消費トナー量の推定値と実際に補給されたトナー量とのズレがさほど無く、かつこのズレ発生の大きな要因となるエッジ部の多い画像が全画像に占める割合もさほど多くない場合には、一定期間の間、トナー量の測定(補正値の算出)を遅らせる。これにより、画像形成装置1の生産性がさらに向上するとともに、パターン画像形成に必要となるトナー量の消費を抑えることが可能となる。
(付記)
代替例の説明では、好ましい例として、補給トナー量算出手段53が平均エッジ数の変化量に基づき、トナー量測定の開始を遅らせるか否かを判断していた。しかし、トナー量測定開始の判断は、平均ドット数の変化量に基づいていても構わない。
本発明に係る画像形成装置は、生産性を向上させることが可能で、プリンタ、ファクシミリ、複写機およびこれらの複合機等として有用である。
1 画像形成装置
2 画像読取装置
3 本体装置
11A〜11D 感光体ドラム
13A〜13D 現像器
20A〜20D トナーカートリッジ
30A〜30D トナーホッパー
31A〜31D 補給用モータ
40 中間転写ベルト
5 制御手段
51 エッジカウント手段
52 ドットカウント手段
53 補給トナー量算出手段
54 トナー補給制御手段
80 IDCセンサ
Sh 記録媒体

Claims (3)

  1. 潜像担持体と、
    入力画像データに基づく光ビームで潜像担持体上に静電潜像を形成する露光手段と、
    前記潜像担持体上の静電潜像をトナーで現像して、トナー像を形成する現像手段と、
    前記潜像担持体上のトナー像が転写されるトナー像担持体と、
    前記静電潜像のドット数を、前記画像データからカウントするドットカウント手段と、
    前記静電潜像のエッジのドット数を、前記画像データからカウントするエッジカウント手段と、
    前記ドットカウント手段および前記エッジカウント手段のカウント値に基づき、前記現像手段で消費されたトナーの量を推定する補給トナー量算出手段と、
    前記補給トナー量算出手段によって求められたトナー消費量に基づき、前記現像手段にトナーを補給するトナー補給手段と、を備え、
    前記補給トナー量算出手段は、
    前記ドットカウント手段および前記エッジカウント手段でカウントされたドット数およびエッジ数の積算値に基づくタイミングで、前記現像手段内のトナー量測定を開始し、
    前記トナー量測定において、所定パターンを表す画像データを前記露光手段に出力して、該所定パターンを表すトナー像を前記トナー像担持体に形成させ、その後、
    前記トナー像担持体に形成された前記所定パターンのトナー像に含まれるトナー量の検出結果に基づいて、前記トナーの消費量の補正値を求める、画像形成装置。
  2. 前記補給トナー量算出手段は、前記エッジカウント手段のカウント値の積算値が所定の第1基準値以上になるか、前記ドットカウント手段によるカウント値の積算値が所定の第2基準値以上になると、前記現像手段に収容されているトナー量を測定するために、所定パターンを表す画像データを前記露光手段に出力する、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記補給トナー量算出手段は、所定条件を満たす場合に、今回のトナー量測定の開始を遅らせ、
    前記所定条件は、
    前回の前記トナー量測定前の前記トナー補給手段によるトナー補給量と、前記現像手段における実際のトナー消費量との差分値が所定の第3基準値未満という条件、もしくは、
    前回の前記トナー量測定前の画像形成での1ページあたりの平均エッジ数または平均ドット数と、前回の前記トナー量測定後の画像形成での1ページあたりの平均エッジ数または平均ドット数との差が所定の第4基準値未満という条件である、請求項1または2に記載の画像形成装置。
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