JP2010152058A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】次に実行すべき残りの画像形成回数や、特定の画像形成モードを実行する時期を予測乃至認識していない画像形成装置においても、画像濃度測定動作の実行時期を適切な状態に近づけることができ、トナーの消費や画像形成動作の遅延等を回避しつつ、画像濃度が変動するのを抑制することが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】像担持体上に形成された画像濃度検出用トナー像の濃度を測定する画像濃度測定動作を実行する画像濃度測定動作実行手段と、画像形成装置で既に実行された複数回の画像形成動作における、各画像形成動作の内容とその実行頻度に関する前記画像形成装置の使用特性を検出する使用特性検出手段と、前記使用特性検出手段によって検出された前記画像形成装置の使用特性に基づいて、前記画像濃度測定動作実行手段による画像濃度測定動作の実行時期を変更する実行時期変更手段とを備えるように構成した。
【選択図】図1

Description

この発明は、画像形成装置に関するものである。
特開平10−142864号公報 特開2001−066842号公報
従来、上記画像形成装置においては、像担持体の非画像部に画像濃度検出用の基準パッチを形成し、当該基準パッチの濃度を検出して画像形成条件を種々変更し、画像濃度を安定化させる技術が採用されている。
かかる画像濃度の安定化に関連する技術としては、例えば、特開平10−142864号公報や特開2001−066842号公報等に開示されたものが既に提案されている。
上記特開平10−142864号公報に係る画像形成装置は、像担持体上に画像データに基づく画像を形成すると共に、所定のタイミングで前記画像の形成を中断して像担持体上に基準パッチを形成し、形成された基準パッチの濃度に基づいて画像形成に係る処理を制御する画像形成装置であって、基準パッチの形成サイクルとしての第1の回数及び前記第1の回数より少ない第2の回数を予め記憶した回数記憶手段と、基準パッチを形成した後に行われた画像形成の回数を認識する形成回数認識手段と、前記回数記憶手段により記憶された第1の回数と前記形成回数認識手段により認識された回数とが等しい場合、新たに基準パッチを形成する基準パッチ形成手段と、実行すべき残りの画像形成回数を認識する残回数認識手段と、基準パッチを形成した後に行われた画像形成の回数が前記第1の回数に達した場合でも、前記残りの画像形成回数が前記第2の回数以下であれば、基準パッチの形成を禁止する基準パッチ形成禁止手段と、を有するように構成したものである。
また、上記特開2001−066842号公報に係る画像形成装置は、それぞれ異なる色の現像剤を有する現像器を複数備え、原稿画像の色情報に応じて、前記複数の現像器を使用して画像を形成する第1の画像形成モードと、そのうちの特定の色の現像剤を有する現像器のみを使用して画像を形成する第2の画像形成モードとを切り換えて、記録シートもしくは転写体上に画像を形成する画像形成装置であって、前記各色の基準パターンを形成し、形成された各基準パターンの検出結果から、各色の画像の作像条件を適正化するための第1の画像安定化調整を行う第1の画像安定化手段と、前記特定の色の基準パターンを形成し、当該基準パターンの検出結果から、当該色のみの画像の作像条件を適正化するための第2の画像安定化調整を行う第2の画像安定化手段と、画像形成動作の履歴に基づき、第1と第2の各画像安定化調整の必要性を判定する判定手段と、前記判定手段により、第2の画像形成モード設定時に第2の画像安定化調整が必要であると判定された場合において、次に第1の画像形成モードを実行する時期を予測し、次に第2の画像安定化調整の必要が生じるまでに当該第1の画像形成モードを実行する時期が到来する場合には、第1の画像安定化手段を選択して第1の画像安定化調整を実行させる制御手段とを備えるように構成したものである。
ところで、この発明が解決しようとする課題は、次に実行すべき残りの画像形成回数や、特定の画像形成モードを実行する時期を予測乃至認識していない画像形成装置においても、画像濃度測定動作の実行時期を適切な状態に近づけることができ、トナーの消費や画像形成動作の遅延等を回避しつつ、画像濃度が変動するのを抑制することが可能な画像形成装置を提供することにある。
すなわち、請求項1に記載された発明は、像担持体上に形成された画像濃度検出用トナー像の濃度を測定する画像濃度測定動作を実行する画像濃度測定動作実行手段と、
画像形成装置で既に実行された複数回の画像形成動作における、各画像形成動作の内容とその実行頻度に関する前記画像形成装置の使用特性を検出する使用特性検出手段と、
前記使用特性検出手段によって検出された前記画像形成装置の使用特性に基づいて、前記画像濃度測定動作実行手段による画像濃度測定動作の実行時期を変更する実行時期変更手段と
を備えたことを特徴とする画像形成装置である。
また、請求項2に記載された発明は、画像形成動作の途中に実行する第1の画像濃度測定動作と、画像形成動作の終了時に実行する第2の画像濃度測定動作の実行時期を個別に有し、前記使用特性検出手段によって検出された前記画像形成装置の使用特性に基づいて、前記第1及び第2の画像濃度測定動作の実行時期をそれぞれ独立して変更することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置である。
さらに、請求項3に記載された発明は、前記画像形成装置は、一定の待ち時間内に画像形成指示を受けた場合には、当該画像形成指示に従って画像形成動作を連続して実行し、前記一定の待ち時間内に画像形成指示がない場合には、停止動作を実行することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置である。
又、請求項4に記載された発明は、前記画像形成装置が実行する画像形成動作の内容は、当該画像形成装置の動作モードに応じて識別され、前記画像形成装置の動作モード毎の実行頻度に基づいて、前記画像濃度測定動作の実行時期を変更することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置である。
更に、請求項5に記載された発明は、前記使用特性検出手段は、1回の画像形成動作における画像形成枚数及び/又は画像形成動作の回数から使用特性を検出することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画像形成装置である。
また、請求項6に記載された発明は、前記使用特性検出手段は、最も使用頻度の高い画像形成動作における画像形成枚数から使用特性を検出することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画像形成装置である。
さらに、請求項7に記載された発明は、複数の前記使用特性検出手段と、前記複数の使用特性検出手段から1つを選択する選択手段を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画像形成装置である。
又、請求項8に記載された発明は、前記選択手段は、実際の画像形成動作の履歴に基づいて前記複数の使用特性検出手段から1つの使用特性検出手段を選択することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画像形成装置である。
更に、請求項9に記載された発明は、前記使用特性検出手段は、1回の画像形成動作における画像形成枚数を、当該画像形成枚数における画像形成動作の発生頻度と対応させた使用特定を検出し、前記画像形成枚数にその発生頻度を乗算した値を、発生頻度の合計値で除算した加重平均値を計算し、当該加重平均値に応じて、画像濃度測定動作の実行時期を変更することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画像形成装置である。
また、請求項10に記載された発明は、前記実行時期変更手段は、前記使用特性検出手段によって検出された加重平均値を閾値と比較し、加重平均値が閾値よりも大きい場合には、画像形成動作の終了時に実行する第2の画像濃度測定動作の実行時期を増加させることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置である
さらに、請求項11に記載された発明は、前記実行時期変更手段は、前記使用特性検出手段によって検出された加重平均値を前記第1の画像濃度測定動作の実行時期と比較し、加重平均値が前記第1の画像濃度測定動作の実行時期よりも大きい場合には、画像形成動作の途中に実行する第1の画像濃度測定動作の実行時期を減少させることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置である。
請求項1に記載された発明によれば、次に実行すべき残りの画像形成回数や、特定の画像形成モードを実行する時期を予測乃至認識していない画像形成装置においても、画像濃度測定動作の実行時期を適切な状態に近づけることができ、トナーの消費や画像形成動作の遅延等を回避しつつ、画像濃度が変動するのを抑制することが可能となる。
また、請求項2に記載された発明によれば、画像形成装置の使用特性に応じて、第1及び第2の画像濃度測定動作の実行時期を最適化することができる。
さらに、請求項3に記載された発明によれば、次に実行すべき残りの画像形成回数や、特定の画像形成モードを実行する時期を予測乃至認識していない画像形成装置において、画像濃度測定動作の実行時期を適切な状態に近づけることができ、トナーの消費や画像形成動作の遅延等を回避しつつ、画像濃度が変動するのを抑制することが可能となる。
又、請求項4に記載された発明によれば、画像形成装置の動作モード毎に応じて、画像濃度測定動作の実行時期を最適化することができる。
さらに、請求項5に記載された発明によれば、画像形成装置の使用特性を把握することが可能となる。
また、請求項6に記載された発明によれば、画像形成装置の使用特性を把握することが可能となる。
さらに、請求項7に記載された発明によれば、画像形成装置の使用特性を把握することが可能となる。
又、請求項8に記載された発明によれば、画像形成装置の使用特性を把握することが可能となる。
更に、請求項9に記載された発明によれば、画像形成装置の使用特性を統計的に精度良く把握することが可能となる。
また、請求項10に記載された発明によれば、画像形成装置において1回の画像形成枚数が多い傾向がある場合であっても、画像形成動作の終了時に画像濃度測定動作をより確実に実行することができる。
さらに、請求項11に記載された発明によれば、画像形成装置において1回の画像形成枚数が多い傾向がある場合に、画像形成動作の途中に第2の画像濃度測定動作が実行される回数を減少させることができ、画像形成動作の停止時間を短縮できる。
以下に、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1
図2はこの発明の実施の形態1に係る画像形成装置としてのタンデム型のデジタルカラープリンタを示す概略構成図である。また、このタンデム型のデジタルカラープリンタは、画像読取装置を備えており、フルカラー複写機やファクシミリとしても機能するようになっている。なお、上記画像形成装置としては、画像読取装置を備えずに、図示しないパーソナルコンピュータ等から出力される画像データに基づいて画像を形成するものであっても勿論よい。
図2において、1はタンデム型のデジタルカラープリンタの本体を示すものであり、このデジタルカラープリンタ本体1は、その一側(図示例では、左側)の上部に、原稿2の画像を読み取る画像読取装置3を備えている。また、上記カラープリンタ本体1の内部には、当該画像読取装置3や図示しないパーソナルコンピュータ等から出力される画像データ、あるいは電話回線やLAN等を介して送られてくる画像データに対して、予め定められた画像処理を施す画像処理装置4が配設されているとともに、デジタルカラープリンタ本体1の内部には、画像処理装置4で予め定められた画像処理が施された画像データに基づいて画像を出力する画像出力装置5が配設されている。
上記画像読取装置3は、プラテンカバー6を開閉することにより、原稿2をプラテンガラス7上に載置し、当該プラテンガラス7上に載置された原稿2を光源8によって照明するとともに、原稿2からの反射光像を、フルレートミラー9及びハーフレートミラー10、11及び結像レンズ12からなる縮小走査光学系を介してCCD等からなる画像読取素子13上に走査露光して、この画像読取素子13によって原稿2の画像を予め定められたドット密度で読み取るように構成されている。
上記画像読取装置3によって読み取られた原稿2の画像は、例えば、赤(R)、緑(G)、青(B)(例えば、各8bit)の3色の原稿反射率データとして画像処理装置4に送られ、この画像処理装置4では、原稿2の反射率データに対して、シェーディング補正、位置ズレ補正、明度/色空間変換、ガンマ補正、枠消し、色/移動編集等の予め定められた画像処理が施される。
そして、上記の如く画像処理装置4で予め定められた画像処理が施された画像データは、同じく画像処理装置4によりイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の4色の画像データに変換されて、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色の画像形成ユニット14Y、14M、14C、14Kの画像露光装置15Y、15M、15C、15Kに送られ、これらの画像露光装置15Y、15M、15C、15Kでは、対応する色の画像データに応じてレーザー光による画像露光が行われる。
ところで、上記タンデム型のデジタルカラープリンタ本体1の内部には、上述したように、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の4つの画像形成ユニット14Y、14M、14C、14Kが、水平方向に一定の間隔をおいて並列的に配置されている。
これら4つの画像形成ユニット14Y、14M、14C、14Kは、図2に示すように、形成する画像の色以外はすべて同様に構成されており、大別して、矢印A方向に沿って所定の速度で回転駆動される像担持体としての感光体ドラム16と、この感光体ドラム16の表面を一様に帯電する一次帯電用のスコロトロン17と、当該感光体ドラム16の表面に各色に対応した画像データに基づいて画像露光を施して静電潜像を形成する画像書込手段としての画像露光装置15と、感光体ドラム16上に形成された静電潜像をトナーによって現像する現像装置18と、感光体ドラム16の表面に残留したトナー等を清掃するクリーニング装置19とから構成されている。
上記画像露光装置15は、図2に示すように、半導体レーザー20を画像処理装置4から出力される対応する色の画像データに応じて変調し、この半導体レーザー20からレーザー光LBを画像データに応じて出射する。この半導体レーザー20から出射されたレーザー光LBは、ミラー21、22等を介して回転多面鏡23の表面に照射され、当該回転多面鏡23によって偏向走査された後、図示しないf−θレンズや反射ミラー22、24、25等を介して感光体ドラム16上にその回転軸方向(主走査方向)に沿って走査露光される。
上記画像処理装置4からは、図2に示すように、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色の画像形成ユニット14Y、14M、14C、14Kの画像露光装置15Y、15M、15C、15Kに対して対応する色の画像データが順次出力され、これらの画像露光装置15Y、15M、15C、15Kから画像データに応じて出射されるレーザー光LBが、対応する感光体ドラム16Y、16M、16C、16Kの表面に走査露光されて静電潜像が形成される。上記各感光体ドラム16Y、16M、16C、16Kの表面に形成された静電潜像は、現像装置18Y、18M、18C、18Kによって、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色のトナー像として現像される。
上記各画像形成ユニット14Y、14M、14C、14Kの感光体ドラム16Y、16M、16C、16K上に順次形成されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色のトナー像は、図2に示すように、各画像形成ユニット14Y、14M、14C、14Kの下方に配置された無端ベルト状の中間転写体としての中間転写ベルト26上に、一次転写位置N1において一次転写ロール27Y、27M、27C、27Kによって多重に転写される。この中間転写ベルト26は、駆動ロール28と、張力付与ロール29と、蛇行制御用ロール30と、従動ロール31と、背面支持ロール32と、従動ロール33との間に一定の張力で掛け回されており、図示しない定速性に優れた専用の駆動モーターによって回転駆動される駆動ロール28により、矢印B方向に沿って予め定められた移動速度で循環駆動されるようになっている。上記中間転写ベルト26としては、例えば、可撓性を有するポリイミドやポリアミドイミド等の合成樹脂フィルムを帯状に形成し、この帯状に形成された合成樹脂フィルムの両端を溶着等の手段によって接続することにより、無端ベルト状に形成したものが用いられる。
上記中間転写ベルト26上に多重に転写されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色のトナー像は、背面支持ロール32によってトナーと逆極性(正極性)の転写電圧が印加されるとともに、背面支持ロール32に圧接する接地された二次転写ロール34によって、二次転写位置N2において圧接力及び静電気力で記録媒体としての記録用紙35上に二次転写され、形成する画像の色に応じたトナー像が転写された記録用紙35は、二連の搬送ベルト36、37によって定着装置38へと搬送される。そして、上記各色のトナー像が転写された記録用紙35は、定着装置38によって熱及び圧力で定着処理を受け、プリンタ本体1の外部に設けられた排出トレイ39上に排出される。
上記記録用紙35は、図2に示すように、プリンタ本体1の底部に配設された給紙トレイ40から所望のサイズ及び材質のものが、給紙ロール41及び図示しない用紙分離用のロール対によって1枚ずつ分離された状態で給紙され、複数の搬送ロール42、43、44が配設された用紙搬送路45を介してレジストロール46まで一旦搬送される。上記給紙トレイ40から供給された記録用紙35は、予め定められたタイミングで回転駆動されるレジストロール46によって中間転写ベルト26の二次転写位置N2へと送出される。なお、上記給紙トレイ40は、1つのみ図示されているが、互いに異なったサイズ又は同一サイズの記録用紙35を備えた複数の給紙トレイを備えていても良く、給紙トレイ40からは、多数枚の記録用紙35を連続して給紙可能となっている。
それに先だって、上記イエロー色、マゼンタ色、シアン色及び黒色の4つの画像形成ユニット14Y、14M、14C、14Kでは、上述したように、それぞれイエロー色、マゼンタ色、シアン色、黒色のトナー像が予め定められたタイミングで順次形成されるようになっている。
なお、上記感光体ドラム16Y、16M、16C、16Kは、トナー像の転写工程が終了した後、クリーニング装置19Y、19M、19C、19Kによって残留トナー等が除去されて、次の画像形成プロセスに備える。また、中間転写ベルト26は、従動ロール33と対向するように配設されたベルト用クリーナー47によって残留トナーや紙粉等が除去される。
ところで、上記の如く構成されるデジタルカラープリンタでは、後述するように、予め定められたタイミングで、感光体ドラム16上に画像濃度検出用のトナー像(以下、「基準パッチ」という。)50Y、50M、50C、50Kが形成されるとともに、図 に示すように、当該基準パッチ50Y、50M、50C、50Kが像担持体としての中間転写ベルト26上に転写され、中間転写ベルト26上に転写された基準パッチ50Y、50M、50C、50Kの濃度が、図2に示すように、黒色の画像形成ユニット14Kの中間転写ベルト移動方向下流側に配設された濃度センサー48によって測定されるように構成されている。
上記基準パッチ50Y、50M、50C、50Kは、例えば、イエロー色、マゼンタ色、シアン色及び黒色の各色のものが濃度Cin=60%とCin=20%の2種類の濃度で、中間転写ベルト26の非画像領域に、当該中間転写ベルト26の移動方向に沿って予め定められた間隔を隔てて形成されるか、又は中間転写ベルト26の非画像領域に、当該中間転写ベルト26の移動方向と交差する方向に予め定められた間隔を隔てて並列的に形成される。なお、図3はプリント動作中に基準パッチを形成する場合を示している。
図1はこの発明に係る画像形成装置としてのカラープリンタの制御回路を示すブロック図である。
図1において、100はカラープリンタの動作を制御するCPU等からなる制御装置を示すものであり、この制御装置100は、外部インターフェイス101を介してネットワーク102と接続されており、ネットワーク102に接続された図示しないホストコンピュータ等からのプリント指示に基づいてプリント動作を実行するように構成されている。
また、上記制御装置100は、プリント動作を実行するにあたり、画像形成部5の各画像形成ユニット14Y、14M、14C、14Kにおける帯電手段17、露光手段15、現像手段18等の各画像形成手段を制御するとともに、濃度センサー48から基準パッチ50Y、50M、50C、50Kの濃度測定データが入力される。
さらに、上記制御装置100は、画像処理部4とデータのやりとりを行い、プリントすべき画像データに対して、画像処理部4によって予め定められた画像処理を施すとともに、プリント条件判断部103との間でデータのやりとりを行い、外部のホストコンピュータ等から外部インターフェイス101を介して送られてくるプリント指示を実行する際に、当該プリント条件を判断する。
又、上記制御装置100は、メモリ部104に接続されており、当該メモリ部104に記憶された各種のデータに基づいてプリント動作や画像濃度測定動作等を実行するものである。上記メモリ部104には、前回基準パッチを形成した後のプリント枚数をカウントする前回パッチ形成後のカウンタ107が設けられている。
更に、上記メモリ部104には、画像形成動作の途中に実行する画像濃度測定動作の実行時期であるジョブ中パッチ間隔の値を記憶したジョブ中パッチ間隔領域105が設けられている。このジョブ中パッチ間隔領域105には、ジョブ中にパッチを形成する間隔であるプリント枚数として、例えば、100枚という値が記憶されており、プリントジョブ中に前回パッチ作成後のカウンタ107の値が100枚に達した場合には、プリント動作を中断して濃度パッチの測定動作及び画像濃度安定化動作が実行される。
また、上記メモリ部104には、画像形成動作の終了時に実行するジョブエンドパッチ間隔の値を記憶したジョブエンドパッチ間隔領域106が設けられている。このジョブエンドパッチ間隔領域106には、ジョブエンドにパッチを形成する間隔であるプリント枚数として、例えば、40枚という値が記憶されており、プリントジョブ終了時に前回パッチ作成後のカウンタ107の値が40枚以上である場合には、プリント動作を終了した後に濃度パッチの測定動作及び画像濃度安定化動作が実行される。
さらに、上記メモリ部104には、プリンタで既に実行された複数回のプリント動作における、各プリント動作の内容とその実行頻度に関するプリンタの使用特性を検出する使用特性検出手段としての各種カウンタのカウント値を記憶するカウンタ領域108が設けられている。第1のカウンタ領域1081には、1回のジョブにおいてプリント枚数が2枚以下のプリント動作を何回実行したかを示すカウント値が記憶される。
同様に、第2のカウンタ領域1082には、プリント枚数が2枚を超えて4枚以下のプリント動作を何回実行したかを示すカウント値が、第3のカウンタ領域1083には、プリント枚数が4枚を超えて8枚以下のプリント動作を何回実行したかを示すカウント値が、最終段のカウンタ領域108nには、プリント枚数が1024枚を超えたプリント動作を何回実行したかを示すカウント値が、それぞれ記憶されている。
なお、カウンタそのものとしては、制御装置100がソフトウエアカウンタの機能を果たしており、制御装置100がプリント条件判断部103からのデータ等に基づいて、プリントジョブの内容を判断して、対応するカウンタ領域107、108に値を記憶するようになっている。
また、上記メモリ104には、濃度パッチの濃度目標値を記憶する濃度目標値領域109が設けられており、当該濃度目標値領域109には、例えば、濃度パッチの濃度目標値として、Cin=60%とCin=20%の2つの値が記憶されている。
以上の構成において、この実施の形態に係る画像形成装置としてのデジタルカラープリンタでは、次のようにして、次に実行すべき残りの画像形成回数や、特定の画像形成モードを実行する時期を予測乃至認識していない画像形成装置においても、画像濃度測定動作の実行時期を適切な状態に近づけることができ、トナーの消費や画像形成動作の遅延等を回避しつつ、画像濃度が変動するのを抑制することが可能となっている。
すなわち、この実施の形態に係るデジタルカラープリンタでは、図1に示すように、外部インターフェイス101を介して、ネットワーク102に接続された図示しないホストオンピュータ等からプリント指示を受け付けると、制御装置100では、プリント指示に基づいて各種のプリント動作が実行される。
上記デジタルカラープリンタでは、プリント動作が実行されると、プリント条件判断部103の動作モードに応じた判断処理に基づき、例えば、当該プリンタで実行された複数のプリント動作における、各プリント動作の内容とその実行頻度に関するプリンタの使用特性が、使用特性検出手段としての制御装置100によって検出される。
上記プリント動作の内容としては、例えば、プリント枚数が用いられるが、これに限定されるものではなく、1回のプリント動作における感光体ドラム16の回転数や、1回のプリント動作に要した経過時間、あるいはジョブ中パッチとジョブエンドパッチの作成回数、更にはプリント動作を実行する際の温度等の環境条件や後処理の有無など、プリント動作の内容に関連するあらゆる情報を用いることができる。
また、プリント動作の実行頻度としては、例えば、1回のプリント動作におけるプリント枚数が16枚未満や、16枚以上32枚未満、32枚以上64枚未満といったように、ある程度の範囲毎に実行頻度がカウントされる。
制御装置100は、例えば、1回のプリント動作におけるプリント枚数をカウントし、そのカウント値をメモリ部104の対応するカウンタ領域107及びカウンタ領域1081〜108nに順次記憶していく。その結果、1台のデジタルカラープリンタがある期間にわたってユーザーに使用されると、例えば、図4に示すように、1回のプリント動作におけるプリント枚数であるジョブの長さと、当該ジョブの長さの累積発生頻度がメモリ部104の各カウンタ領域1081〜108nに記憶される。
図4によれば、一般オフィスの場合には、16枚未満の累積発生頻度が0.8程度であり、プリント動作の約8割がプリント枚数16枚未満であり、プリント枚数が16枚以上32枚未満のものが約1割、32枚以上が約1割を占めていることがわかる。
また、印刷業者の場合には、逆に、プリント枚数が128枚未満の累積発生頻度が0.1程度と少なく、256枚未満が約1割、プリント枚数が256枚以上512枚未満のものが3割程度、プリント枚数512枚以上が約5割を占めていることがわかる。
さらに、昼間はオフィス仕様で、夜間はデータを一定量あるいは一定期間蓄積し、まとめて一括してプリントするバッチ処理を行うユーザーの場合には、一般オフィスと印刷業者との中間的な累積発生頻度であり、定例会議の多い官公庁では、プリント枚数が64枚未満の累積発生頻度が約3割5分程度であり、64枚以上128枚未満が約4割、プリント枚数が128枚以上が2割5分程度を占めていることがわかる。
上記制御装置100は、プリント動作を開始すると、図5に示すように、プリント動作を実行する前に、パッチ作成時期の修正動作を実行する(ステップ101)。
このパッチ作成時期の修正動作は、図6に示すフローチャートに従って実行される。まず、制御装置100は、ジョブ長さのカウンタ領域1081〜108n群のカウント値にジョブ長さを掛けた加重平均値を演算する(ステップ201)。
加重平均値=(第1のカウンタ領域1081のカウント値×1.5(1と2中央値)+第2のカウンタ領域のカウント値×3(2と4の中央値)+第3のカウンタ領域のカウント値×6(4と6の中央値)・・・第nのカウンタ領域のカウント値×m)/すべてのカウント値の合計
但し、m=(2n-1+2n)/2
なお、各カウンタ領域108のカウント値に乗算する値は、各カウンタ領域1081〜108nの中央値を示している。
次に、制御装置100は、上記の如く求めたジョブ長さ加重平均値が第1の閾値Aを超えているか否かを判別し(ステップ202)、ジョブ長さ加重平均値が第1の閾値Aを超えていなければ、当該パッチ作成時期の修正動作を終了する。
また、制御装置100は、ジョブ長さ加重平均値が閾値を超えていると判別すると、ジョブエンドのパッチ作成時期を、ジョブエンドパッチ間隔領域106に記憶されたジョブエンドパッチ作成時期の値に補正係数を乗算した値に変更して(ステップ203)、当該パッチ作成時期の修正動作を終了する。
次に、制御装置100は、図5に示すように、プリント動作を開始し(ステップ102)、前回パッチ作成からのプリントカウンタ領域107のカウント値を1アップし(ステップ103)、次のプリント指示は来ているか否かを判別する(ステップ104)。
そして、制御装置100は、次のプリント指示が来ていない場合には、カウンタ107のカウント値がジョブエンドパッチの作成時期106の値以上か否かを判別し(ステップ105)、カウンタ107のカウント値がジョブエンドパッチの作成時期106の値未満である場合には、ジョブ長さ情報について該当するカウンタ領域1081〜108nの値を1アップして(ステップ108)、プリント動作を終了する。また、制御装置100は、カウンタ107のカウント値がジョブエンドパッチの作成時期106の値を超えている場合には、基準パッチを作成するとともに、当該基準パッチの測定動作を実行して(ステップ106)、前回のパッチ作成からのプリントカウンタ107をクリアするとともに(ステップ107)、ジョブ長さ情報について該当するカウンタ領域108の値を1アップして(ステップ108)、プリント動作を終了する。なお、上記基準パッチの測定動作に連動して、必要に応じて画像露光量の調整や現像装置中のトナー濃度の調整動作などが実行される。
一方、制御装置100は、図5に示すように、次のプリント指示が来ている場合には、カウンタ107のカウント値がジョブ中パッチの作成時期105の値以上か否かを判別し(ステップ109)、カウンタ107のカウント値がジョブ中パッチの作成時期105の値未満である場合には、ステップ102に戻ってプリント動作を実行する。また、制御装置100は、カウンタ107のカウント値がジョブ中パッチの作成時期105の値を超えている場合には、濃度パッチを作成するとともに、当該濃度パッチの測定動作を実行して(ステップ110)、前回のパッチ作成からのプリントカウンタ107をクリアするとともに(ステップ111)、ステップ102に戻り、プリント動作を実行する。
ここで、ジョブ長さ加重平均値が第1の閾値Aを超えている場合に、ジョブエンドのパッチ作成時期を、ジョブエンドパッチ間隔領域106に記憶されたジョブエンドパッチ作成時期に補正係数を乗算した値に変更する理由は、次の通りである。
ジョブ長さ加重平均値が第1の閾値を超えている場合は、上記プリンタにおいて、ユーザーが一度に多くの枚数のプリント動作を実行することが統計的に多いことを意味する。そのため、かかるユーザーにおいては、ジョブエンドパッチ間隔領域106に記憶されたジョブエンドパッチ作成時期の値が、初期の値である40枚のままであると、例えば、最初に30枚、以後200枚のプリントジョブを繰り返し実行した場合に、最初の30枚プリントジョブでは、ジョブ中パッチ間隔の100枚に達することはなく、さらにジョブ終了時においても、前回パッチ作成後のカウンタ107の値は30であって、ジョブエンドパッチ間隔の40枚未満なので、ジョブエンドパッチが作成されることはない。
続いて実行される200枚のプリントジョブでは、前回パッチ作成後のカウンタ107の値は30枚からカウントが開始され、プリント開始から70枚目、170枚目に前回パッチ作成後のカウンタ107がジョブ中パッチ間隔である100枚に達するので、ジョブ中パッチが作成され、当該パッチの測定結果に基づいて画像濃度の制御動作が実行される。このジョブの終了時には前回パッチ作成後のカウンタ107の値は30であって、ジョブエンドパッチ間隔の40枚未満なので、ジョブエンドパッチが作成されることはない。個の後に繰り返される200枚のプリントジョブも全く同じことが行われ、ジョブ中パッチが2回ずつ実施されることになる。
そこで、この実施の形態1では、ジョブ長さ加重平均値が第1の閾値Aを超えており、ユーザーが一度に多くの枚数のプリント動作を実行することが統計的に多いと判別されると、ジョブエンドのパッチ作成時期を、ジョブエンドパッチ間隔領域106に記憶されたジョブエンドパッチ作成時期に補正係数を乗算した値に変更し、初期的に40枚であったジョブエンドパッチ作成時期の値を、例えば、より小さな値に変更するために補正係数(例えば、0.5)を乗算して1/2の20枚に変更する。
こうすることによって、上述した例では、最初の30枚のプリントのジョブ終了時に、前回パッチ作成後のカウンタ107の値がジョブエンドパッチ間隔の20枚未満なのでジョブエンドパッチが作成される。
そのため、その後の200枚のプリントジョブは、前回パッチ作成後のカウンタ107の値は0からカウントが開始され、プリント開始から100枚目に前回パッチ作成後のカウンタ107がジョブ中パッチ間隔である100枚に達するので、ジョブ中パッチが作成され、当該パッチの測定結果に基づいて画像濃度の制御動作が実行される。また、ジョブエンドの終了時には前回パッチ作成後のカウンタ107の値は100であって、ジョブエンドパッチ間隔の20枚を超えているので、ジョブエンドパッチが作成される。このようにジョブエンドパッチの作成頻度が増え、ジョブ中パッチの作成頻度が減ることにより、画像形成動作の遅延を回避することができる。
ここで、予めジョブエンドパッチ間隔を20枚に設定する場合を考えると、一度にプリンする枚数が20枚以下の場合がほとんどあるユーザーに対しては、本来40枚に1回のジョブエンドパッチ作成で十分な性能が得られるにもかかわらず、20枚に1回ジョブエンドパッチを作成するので、トナー消費が増加するので好ましくない。
実施の形態2
図7はこの発明の実施の形態2を示すものであり、この実施の形態2では、前記実行時期変更手段は、前記使用特性検出手段によって検出された加重平均値を前記第1の画像濃度測定動作の実行時期と比較し、加重平均値を前記第1の画像濃度測定動作の実行時期よりも大きい場合には、画像形成動作の途中に実行する第1の画像濃度測定動作の実行時期を減少させるように構成されている。
すなわち、この実施の形態2に係るデジタルカラープリンタでは、図2に示すように、外部インターフェイス101を介して、ネットワーク102に接続された図示しないホストオンピュータからプリント指示を受けると、制御装置100は、プリント動作を開始する。
上記制御装置100は、プリント動作を開始すると、図5に示すように、パッチ作成時期の修正動作を実行する(ステップ101)。
このパッチ作成時期の修正動作は、図7に示すフローチャートに従って実行される。まず、制御装置100は、ジョブ長さのカウンタ群のカウント値にジョブ長さを掛けた加重平均値を計算する(ステップ301)。
加重平均値=(第1のカウンタ領域1081のカウント値×1.5(1と2中央値)+第2のカウンタ領域のカウント値×3(2と4の中央値)+第3のカウンタ領域のカウント値×6(4と6の中央値)・・・第nのカウンタ領域のカウント値×m)/すべてのカウント値の合計
但し、m=(2n-1+2n)/2
次に、制御装置100は、上記の如く求めたジョブ長さ加重平均値が、ジョブ中のパッチ作成時期を超えており、かつジョブ長さ加重平均値が第2の閾値B未満であるか否かを判別し(ステップ302)、ジョブ長さ加重平均値が、ジョブ中のパッチ作成時期を超えていないか、又はジョブ長さ加重平均値が第2の閾値B以上のいずれかである場合は、当該パッチ作成時期の修正動作を終了する。
一方、制御装置100は、ジョブ長さ加重平均値がジョブ中のパッチ作成時期を超えており、かつジョブ長さ加重平均値が第2の閾値B未満であると判別すると(ステップ302)、ジョブ中パッチの作成時期をジョブ長さ加重平均値に、定数Cを加算した値に変更して(ステップ303)、当該パッチ作成時期の修正動作を終了する。
ここで、ジョブ長さ加重平均値がジョブ中のパッチ作成時期を超えており、かつジョブ長さ加重平均値が第2の閾値B未満であると判別すると(ステップ302)、ジョブ中パッチの作成時期をジョブ長さ加重平均値に、定数Cを加算した値に変更する理由は、次の通りである。
ジョブ長さ加重平均値がジョブ中のパッチ作成時期(この実施の形態では100枚)を超えているということは、ユーザーがプリント動作を実行する際に、当該プリント動作の途中にジョブ中パッチの作成動作が実行される確率が高いことを意味する。
また、ジョブ長さ加重平均値が第2の閾値B未満であることを条件としたのは、かかる条件を設けないと、ジョブ長さ加重平均値がかなり大きい場合にも、ジョブ中パッチの作成動作が実行されないこととなり、画像濃度が変動する虞れがあるため、これを回避する理由からである。上記第2の閾値Bとしては、例えば、150枚程度に設定される。
そして、ジョブ中パッチの作成時期をジョブ長さ加重平均値に、定数Cを加算した値に変更すると、制御装置100は、ユーザーがジョブ長さ加重平均値に定数Cを加算した値以下のプリントジョブを実行している場合には、1回のプリントジョブの途中にジョブ中パッチの作成動作が実行されるのを回避することができ、ジョブ中パッチ作成及び画像濃度制御動作のためのプリント停止時間を解消することができる。
なお、上記定数Cは、例えば、ジョブ長さ加重平均値の10%程度の値に設定するのが望ましい。
実施の形態3
図8はこの発明の実施の形態3を示すものである。
すなわち、この実施の形態3に係るデジタルカラープリンタでは、図1に示すように、外部インターフェイス101を介して、ネットワーク102に接続された図示しないホストオンピュータからプリント指示を受けると、制御装置100は、プリント動作を開始する。
上記制御装置100は、プリント動作を開始すると、図5に示すように、パッチ作成時期の修正動作を実行する(ステップ101)。
このパッチ作成時期の修正動作は、図8に示すフローチャートに従って実行される。まず、制御装置100は、512枚を超えたジョブ長さカウンタ108の合計値が、第3の閾値Dを超えているか否かを判別する(ステップ401)。
次に、制御装置100は、上記の如く求めた512枚を超えたジョブ長さカウンタ108の合計値が、第3の閾値Dを超えていない場合は、当該パッチ作成時期の修正動作を終了する。
一方、制御装置100は、上記の如く求めた512枚を超えたジョブ長さカウンタ108の合計値が、第3の閾値Dを超えていると判別すると、ジョブ中パッチの作成時期をジョブ中パッチ作成時期に補正係数を乗算した値に変更して(ステップ402)、当該パッチ作成時期の修正動作を終了する。
ここで、512枚を超えたジョブ長さカウンタの合計値が、第3の閾値Dを超えている場合に、ジョブ中パッチの作成時期をジョブ中パッチ作成時期に補正係数を乗算した値に変更する理由は、次の通りである。
512枚を超えたジョブ長さカウンタの合計値が、第3の閾値Dを超えているということは、ユーザーがプリント動作を実行する際に、512枚という多数枚のプリント動作を実行する回数が多いことを意味する。
そこで、ジョブ中パッチの作成時期をジョブ中パッチ作成時期に補正係数を乗算した値、例えば、ジョブ中パッチ作成時期である100枚に、補正係数4を乗算した値、つまり400枚に変更する。ここで、400枚は、画像濃度変動を保証できる上限値未満であって上限値に近い値に設定されている。
すると、変更前では、例えば、550枚のプリント時に、100枚、200枚、300枚、400枚、500枚と100枚プリントする毎に5回実行されていたジョブ中のパッチ作成動作が、400枚プリント時の1回に減少させることができ、ジョブ中パッチ作成動作のための時間及びトナー消費を大幅に削減することができる。
ただし、この実施の形態3では、ユーザーが画像濃度変動が多少発生しても、生産性を重視する場合や、400枚連続してプリントした場合であっても、画像濃度変動がある程度の許容できる範囲内に抑制することが保証できる場合などに実施されるのが望ましい。
また、この実施の形態では、図9に示すように、プリンタの図示しないラッチスイッチ等によって、図示しないフロントドアの閉時の動作が開始されたことが検知されると、次の動作が実行される。
即ち、制御装置100は、感光体ドラム16が交換されたか否かを判別し(ステップ501)、感光体ドラム16が交換されことを判別した場合には、ジョブの長さをカウントするカウンタ群108のカウント値をすべてクリアする(ステップ502)。
こうすることによって、感光体ドラム16が交換された場合には、ジョブの長さをカウントするカウンタ108をクリアすることにより、装置の使用開始状態と等しい状態で使用することができる。
その他の構成及び作用は、前記実施の形態1と同様であるので、その説明を省略する。
実施の形態4
図10はこの発明の実施の形態4を示すものである。
すなわち、この実施の形態4に係るデジタルカラープリンタでは、図1に示すように、外部インターフェイス101を介して、ネットワーク102に接続された図示しないホストオンピュータからプリント指示を受けると、制御装置100は、プリント動作を開始する。
上記制御装置100は、プリント動作を開始すると、図5に示すように、パッチ作成時期の修正動作を実行する(ステップ101)。
このパッチ作成時期の修正動作は、図10に示すフローチャートに従って実行される。まず、制御装置100は、感光体ドラム16の回転数を取得した後(ステップ601)、ジョブ長さのカウンタ群108のカウント値にジョブ長さを掛けた加重平均値を演算する(ステップ602)。
加重平均値=(第1のカウンタ領域1081のカウント値×1.5(1と2中央値)+第2のカウンタ領域のカウント値×3(2と4の中央値)+第3のカウンタ領域のカウント値×6(4と6の中央値)・・・第nのカウンタ領域のカウント値×m)/すべてのカウント値の合計
但し、m=(2n-1+2n)/2
次に、制御装置100は、上記の如く求めたジョブ長さ加重平均値が、第4の閾値Fを超えているか否かを判別し(ステップ603)、ジョブ長さ加重平均値が、第4の閾値Fを超えていない場合には、ジョブ中のパッチ作成時期をジョブ中のパッチ作成時期×感光体回転数×補正係数Gの値に変更して(ステップ604)、当該パッチ作成時期の修正動作を終了する。
一方、制御装置100は、ジョブ長さ加重平均値が、第4の閾値Fを超えていると判別した場合には、ジョブ中のパッチ作成時期をジョブ中のパッチ作成時期×感光体回転数×補正係数Hの値に変更して(ステップ605)、当該パッチ作成時期の修正動作を終了する。ここで。補正係数Hは、補正係数Gよりも小さな値に設定されている。
この実施の形態では、感光体ドラム16の劣化が進むと、濃度安定性が悪化することから、感光体ドラム16の回転数(使用時間)に応じてジョブ中またはジョブエンドのパッチの作成間隔を大きい値から小さい値に変更するように構成されている。
その際、上記プリンタで実行されているジョブの内容を判別し、ジョブ長さ加重平均値が、第4の閾値Fを超えているか否かによって、比較的プリント枚数が少ないジョブが多いか、比較的プリント枚数が多いジョブが多いかを識別している。
そして、例えば、比較的プリント枚数が少ないジョブが多いプリンタでは、パッチの作成間隔を短く設定すると、確実にパッチの作成回数が増加するのに対して、比較的プリント枚数が多いジョブが多いプリンタでは、パッチの作成間隔を短く設定しても、それ程パッチの作成回数が増加しない。
そこで、この実施の形態では、補正係数G>補正係数Hを満たすように設定して、ジョブ長さ加重平均値が、第4の閾値Fを超えている場合には、ジョブ中のパッチ作成時期を当初のジョブ中パッチ作成時期よりも短く(小さな値に設定)して、パッチの作成間隔をより短く設定して、感光体ドラム16の劣化に起因した濃度安定性の低下を補うようになっている。
その結果、画質とパッチの作成時期の双方の要求を満足することができる。
その他の構成及び作用は、前記実施の形態1と同様であるので、その説明を省略する。
実施の形態5
図11及び図12はこの発明の実施の形態5を示すものである。
すなわち、この実施の形態5に係るデジタルカラープリンタでは、図1に示すように、外部インターフェイス101を介して、ネットワーク102に接続された図示しないホストオンピュータからプリント指示を受けると、制御装置100は、プリント動作を開始する。
上記制御装置100は、プリント動作を開始すると、図11に示すように、プリント動作の実行に先立って、パッチ作成時期の修正動作を実行する(ステップ701)。
このパッチ作成時期の修正動作は、図12に示すフローチャートに従って実行される。まず、制御装置100は、現在の温度が閾値I未満であるか否かを判別し(ステップ802)、現在の温度が閾値I未満であると判別した場合には、低温用として設けられたジョブ長さのカウンタ群108のカウント値にジョブ長さを掛けた加重平均値を演算し(ステップ802)、現在の温度が閾値I以上であると判別した場合には、常温用として設けられたジョブ長さのカウンタ群108のカウント値にジョブ長さを掛けた加重平均値を演算する(ステップ803)。
加重平均値=(第1のカウンタ領域1081のカウント値×1.5(1と2中央値)+第2のカウンタ領域のカウント値×3(2と4の中央値)+第3のカウンタ領域のカウント値×6(4と6の中央値)・・・第nのカウンタ領域のカウント値×m)/すべてのカウント値の合計
但し、m=(2n-1+2n)/2
次に、制御装置100は、上記の如く求めたジョブ長さ加重平均値が、第5の閾値Jを超えているか否かを判別し(ステップ804)、ジョブ長さ加重平均値が、第5の閾値Jを超えていない場合には、パッチ作成時期の修正動作を終了する。
一方、制御装置100は、上記の如く求めたジョブ長さ加重平均値が、第5の閾値Jを超えていると判別した場合には、ジョブ中のパッチ作成時期をジョブ中のパッチ作成時期×補正係数の値に変更して(ステップ805)、当該パッチ作成時期の修正動作を終了する。
次に、制御装置100は、図11に示すように、プリント動作を開始し(ステップ702)、前回パッチ作成からのプリントカウンタ領域107のカウント値を1アップし(ステップ703)、次のプリント指示は来ているか否かを判別する(ステップ704)。
そして、制御装置100は、次のプリント指示が来ていない場合には、カウンタ107のカウント値がジョブエンドパッチの作成時期106の値以上か否かを判別し(ステップ705)、カウンタ107のカウント値がジョブエンドパッチの作成時期106の値未満である場合には、現在の温度が閾値I未満であるか否かを判別し(ステップ708)、現在の温度が閾値I未満であると判別した場合には、低温用として設けられたジョブ長さのカウンタ群108の該当するカウント値を1アップして(ステップ709)、次のプリント指示が来ているか否かを識別する(ステップ710)。また、現在の温度が閾値I未満でないと判別した場合には、常温用として設けられたジョブ長さのカウンタ群108の該当するカウント値を1アップして(ステップ711)、次のプリント指示が来ているか否かを識別する(ステップ710)。制御装置100は、次のプリント指示が来ていない場合には、プリント動作を終了し、次のプリント指示が来ている場合には、ステップ702に戻り、プリント動作を実行する。
また、制御装置100は、ステップ704において、次のプリント指示が来ていると判別すると、定着装置の温度回復工程等が実施されておらず、プリント可能な状態か否かを判別し(ステップ712)、プリント可能な状態でない場合は、ジョブ中であっても、カウンタ107のカウント値がジョブエンドパッチの作成時期106の値未満であるか否かを判別する(ステップ705)。
そして、制御装置100は、カウンタ107のカウント値がジョブエンドパッチの作成時期106の値を超えていると判別すると、パッチ作成及び測定動作を実行する(ステップ706)。
また、制御装置100は、ステップ712において、プリント可能な状態であると判別すると、通常通り、カウンタ107のカウント値がジョブ中パッチの作成時期105の値未満であるか否かを判別し(ステップ713)、カウンタ107のカウント値がジョブ中パッチの作成時期105の値未満である場合は、ステップ702に戻ってプリント動作を実行し、カウンタ107のカウント値がジョブ中パッチの作成時期105の値を超えている場合には、パッチ作成及び測定動作と(ステップ714)、カウンタのクリア動作を実行し(ステップ715)、ステップ702に戻ってプリント動作を実行する。
この実施の形態では、現在の温度が閾値I未満か否かを判別し、現在の温度が閾値I未満である場合には、連続してプリントする枚数が多いと、連続したプリント動作時に、定着装置の温度が低下し、温度回復工程が実施されることが予想されるため、ジョブ中のパッチ作成時期を短く設定し、ジョブ中のパッチ作成動作等が終了したときには、温度回復工程を実施することなく、定着装置の温度が予め定められた温度以上を維持するように構成し、定着装置の温度回復工程と、ジョブ中のパッチ作成動作が別個に行われることに比較して、プリント動作の停止時間を短縮することができ、結果的に画質を維持しつつ生産性を向上させることができる。
なお、上記実施の形態では、現在の温度が閾値I未満か否かを判別して、ジョブ中のパッチ作成動作の実施時期を変更したが、これに限定されることなく、画像処理部からの画像データの転送の遅れや、プリンタに組み合わせた後処理装置における表紙付けやステープリングなどの後処理に要する時間の遅れなど、画像形成動作や環境条件に応じて、画像形成処理に待ち時間が必要となるなどの条件をも加味して、パッチ作成の実施時期を変更しても良い。
その他の構成及び作用は、前記実施の形態1と同様であるので、その説明を省略する。
その他の実施の形態
前記実施の形態では、使用特性検出手段が加重平均値に基づいて、使用特性を検出する場合について説明したが、図1に示すように、使用特性検出手段は、1回の画像形成動作における画像形成枚数及び/又は画像形成動作の回数から使用特性を検出するように構成しても良い。
この場合、前記使用特性検出手段は、例えば、最も使用頻度の高い画像形成動作における画像形成枚数から使用特性を検出するように構成することができる。
また、使用特性検出手段として、図1に示すように、複数の使用特性検出手段1081〜108nを備え、これら複数の使用特性検出手段から1つを選択する選択手段としての制御装置100を有するように構成しても良い。この場合、選択手段は、図13に示すような実際の画像形成動作の履歴に基づいて前記複数の使用特性検出手段から1つの使用特性検出手段を選択する。因みに、図13に示す例では、単純な1ジョブあたりの平均枚数では、B:定例会議の多い官公庁が156枚、D:昼間はオフィス、夜間バッチ出力が157枚と殆ど同じであるが、実際に使用頻度の最も高い枚数は、B:定例会議の多い官公庁が65〜128枚であるのに対し、D:昼間はオフィス、夜間バッチ出力が16枚以下と顕著な相違がある。そこで、この場合には、ジョブ長さ毎の使用頻度をカウントし、最も使用頻度の高いジョブ長さに応じて、パッチ作成間隔を変更することによって、精度の高い制御が可能となる。
また、上記選択手段としては、制御装置100によって構成する以外にも、サービスエンジニアやユーザーがプリント条件判断部103等を用いて適宜選択するように構成したものを用いても良い。
図1はこの発明の実施の形態1に係る画像形成装置としてのタンデム型のフルカラープリンターの制御回路を示すブロック図である。 図2はこの発明の実施の形態1に係る画像形成装置としてのタンデム型のフルカラープリンターを示す構成図である。 図3はジョブ中パッチの作成状態を示す説明図である。 図4はプリンタの用途によるジョブの長さの相違を示すグラフである。 図5はこの発明の実施の形態1に係る画像形成装置としてのタンデム型のフルカラープリンターの動作を示すフローチャートである。 図6はこの発明の実施の形態1に係る画像形成装置としてのタンデム型のフルカラープリンターの動作を示すフローチャートである。 図7はこの発明の実施の形態1に係る画像形成装置としてのタンデム型のフルカラープリンターの動作を示すフローチャートである。 図8はこの発明の実施の形態1に係る画像形成装置としてのタンデム型のフルカラープリンターの動作を示すフローチャートである。 図9はこの発明の実施の形態1に係る画像形成装置としてのタンデム型のフルカラープリンターの動作を示すフローチャートである。 図10はこの発明の実施の形態1に係る画像形成装置としてのタンデム型のフルカラープリンターの動作を示すフローチャートである。 図11はこの発明の実施の形態1に係る画像形成装置としてのタンデム型のフルカラープリンターの動作を示すフローチャートである。 図12はこの発明の実施の形態1に係る画像形成装置としてのタンデム型のフルカラープリンターの動作を示すフローチャートである。 図13はプリンタの用途によるジョブの長さの相違を示すグラフである。
符号の説明
100:制御装置、104:メモリ部、105:ジョブ中パッチ間隔領域、106:ジョブエンドパッチ間隔領域、107:前回パッチ作成後のカウンタ。

Claims (11)

  1. 像担持体上に形成された画像濃度検出用トナー像の濃度を測定する画像濃度測定動作を実行する画像濃度測定動作実行手段と、
    画像形成装置で既に実行された複数回の画像形成動作における、各画像形成動作の内容とその実行頻度に関する前記画像形成装置の使用特性を検出する使用特性検出手段と、
    前記使用特性検出手段によって検出された前記画像形成装置の使用特性に基づいて、前記画像濃度測定動作実行手段による画像濃度測定動作の実行時期を変更する実行時期変更手段と
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 画像形成動作の途中に実行する第1の画像濃度測定動作と、画像形成動作の終了時に実行する第2の画像濃度測定動作の実行時期を個別に有し、前記使用特性検出手段によって検出された前記画像形成装置の使用特性に基づいて、前記第1及び第2の画像濃度測定動作の実行時期をそれぞれ独立して変更することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成装置は、一定の待ち時間内に画像形成指示を受けた場合には、当該画像形成指示に従って画像形成動作を連続して実行し、前記一定の待ち時間内に画像形成指示がない場合には、停止動作を実行することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成装置が実行する画像形成動作の内容は、当該画像形成装置の動作モードに応じて識別され、前記画像形成装置の動作モード毎の実行頻度に基づいて、前記画像濃度測定動作の実行時期を変更することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記使用特性検出手段は、1回の画像形成動作における画像形成枚数及び/又は画像形成動作の回数から使用特性を検出することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記使用特性検出手段は、最も使用頻度の高い画像形成動作における画像形成枚数から使用特性を検出することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 複数の前記使用特性検出手段と、前記複数の使用特性検出手段から1つを選択する選択手段を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記選択手段は、実際の画像形成動作の履歴に基づいて前記複数の使用特性検出手段から1つの使用特性検出手段を選択することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 前記使用特性検出手段は、1回の画像形成動作における画像形成枚数を、当該画像形成枚数における画像形成動作の発生頻度と対応させた使用特定を検出し、前記画像形成枚数にその発生頻度を乗算した値を、発生頻度の合計値で除算した加重平均値を計算し、当該加重平均値に応じて、画像濃度測定動作の実行時期を変更することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. 前記実行時期変更手段は、前記使用特性検出手段によって検出された加重平均値を閾値と比較し、加重平均値が閾値よりも大きい場合には、画像形成動作の終了時に実行する第2の画像濃度測定動作の実行時期を増加させることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記実行時期変更手段は、前記使用特性検出手段によって検出された加重平均値を前記第1の画像濃度測定動作の実行時期と比較し、加重平均値を前記第1の画像濃度測定動作の実行時期よりも大きい場合には、画像形成動作の途中に実行する第1の画像濃度測定動作の実行時期を減少させることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013228614A (ja) * 2012-04-26 2013-11-07 Fuji Xerox Co Ltd 現像剤補給装置、画像処理装置、現像剤補給制御プログラム
JP2016511714A (ja) * 2013-02-18 2016-04-21 オセ−テクノロジーズ・ベー・ヴエーOce’−Nederland Besloten Vennootshap 印刷装置のためのメンテナンス時間間隔を確立する方法

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