JP6214380B2 - 画像形成装置、及び、画像形成装置の制御方法 - Google Patents

画像形成装置、及び、画像形成装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、現像器にトナーを補給するトナー補給制御に関する。
電子写真方式の画像形成装置は、現像器に収容されたトナーを消費て、画像形成装置に入力された画像データに基づトナー像を形成する。
また、画像形成装置は、現像器に収容されている現像剤に対するトナーの割合[wt%](以降、トナー濃度と称す。)に応じて、現像された画像(トナー像)の濃度が変化することが知られている。そのため、画像形成装置は、現像器に収容されている現像剤のトナー濃度が目標濃度(目標比率[wt%])となるように、収容容器から現像器にトナーを補給する必要がある。
従来、トナー像を形成することによって現像器から消費されるトナーの量(消費量)と、現像器に収容されている現像剤のトナー濃度と目標濃度の差分とに基づいて、トナー補給量を決定する画像形成装置が知られている。例えば、画像データに基づいて予測されたトナーの消費量、収容部に収容されている現像剤のトナー濃度と目標トナー濃度の差分、及び、この差分の累積値に基づいて、トナー補給量を決定する画像形成装置がある(特許文献1)。
ここで、トナーの消費量は計算による理論的なものなので、実際に現像器から消費されるトナーの実消費量と前述の予測された消費量とには若干の誤差がある。さらに、収容容器から現像器に補給されるトナーの量にも誤差がある。これにより、前述の決定されたトナー補給量に基づいて現像器にトナーが補給されても、現像器内の現像剤のトナー濃度が目標トナー濃度とならない可能性がある。そのため、特許文献1においては、現像器に収容されている現像器のトナー濃度と目標トナー濃度の差分にも基づいて現像器に収容されている現像剤のトナー濃度を目標トナー濃度とするための補正量を決定し、消費量と補正量とを合算することによってトナー補給量を決定している。
特開2013−160969号公報
しかしながら、特許文献1に記載の画像形成装置は、現像器内のトナーの量が目標量よりも多い状態で、複数の低トナー消費量のトナー像を形成した後に複数の高トナー消費量のトナー像を形成する場合、高トナー消費量のトナー像を形成し始めた後に速やかに現像器にトナーが補給されないという問題があった。
現像器内のトナーの量が目標量よりも多い状態で、複数の低トナー消費量のトナー像を形成している間に算出された前述の補正量はトナーの補給量を抑制するような値となる。具体的には、補正量に含まれるトナー濃度と目標トナー濃度との差分の累積値がトナーの補給量を抑制するような値となる。
そのため、複数の低トナー消費量のトナー像を形成した後に、高トナー消費量のトナー像を形成する場合、高トナー消費量のトナー像に応じて予測されるトナー消費量よりもトナーの補給量を抑制させるような補正量が大きくなってしまう可能性がある。これにより、高トナー消費量のトナー像が形成され始めて、現像器内のトナーが減少しているにも拘わらず、現像器にトナーが補給されなくなってしまう。
そこで、本発明の目的は、現像器へのトナーの補給を高精度に制御できる画像形成装置、及び、画像形成装置の制御方法を提供することにある。
記課題を解決するため、請求項に記載の画像形成装置は、トナーを含む現像剤を収容する現像器を備え、前記現像器に収容された前記トナーを用いて、画像データに基づき画像を形成する画像形成手段と、前記現像器にトナーを補給する補給手段と、前記画像形成手段が前記像を形成することによって前記現像器から消費される前記トナーの消費量を前記画像データに基づいて演算する消費量演算手段と、前記現像器に収容された現像剤のトナー濃度を検知する検知手段と、前記検知手段により検知された前記トナー濃度と、前記現像器に収容される現像剤のトナー濃度の目標値との差を演算する差分演算手段と、前記差分演算手段により演算された前記差の累積値を演算する累積値演算手段と、前記差の累積値の少なくとも上限値と下限値とのいずれか一方を設定する設定手段と、前記消費量演算手段により演算された前記消費量、前記差分演算手段により演算された前記差、前記累積値演算手段により演算された前記差の累積値、及び、前記設定手段により設定された少なくとも前記上限値と前記下限値とのいずれか一方に基づいて、前記補給手段を制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
また、上記課題を解決するため、他の請求項に記載の画像形成装置の制御方法は、トナーを含む現像剤を収容する現像器を備え、前記現像器に収容された前記トナーを用いて、画像データに基づき画像を形成する画像形成手段と、前記現像器にトナーを補給する補給手段と、前記現像器に収容された現像剤のトナー濃度を検知する検知手段とを有する画像形成装置の制御方法であって、前記画像形成手段が前記像を形成することによって前記現像器から消費される前記トナーの消費量を決定する工程と、前記検知手段により検知された前記トナー濃度前記現像器に収容される現像剤のトナー濃度の目標値との差を演算する工程と、前記差の累積値を演算する工程と、前記差の累積値の少なくとも上限値と前記差の累積値の下限値のいずれか一方を決定する工程と、前記消費量、前記差、前記差の累積値、及び、少なくとも前記上限値と前記下限値とのいずれか一方に基づいて、前記補給手段を制御する工程とを有することを特徴とする。
本発明によれば、現像器へのトナーの補給を高精度に制御できる。
画像形成装置の概略構成図 画像形成装置に具備された現像器の要部概略図 実施例1のトナー補給に係る電気的な構成を示すブロック図 実施例1のトナー補給制御を表すフローチャート図 ビデオカウント値とトナー消費量の換算テーブルの説明図 実施例1における積分制限値の説明図 実施例1と比較例とのトナー濃度の推移を表した遷移図 実施例2のトナー補給に係る電気的な構成を示すブロック図 実施例2のトナー補給制御を表すフローチャート図 実施例2における積分ゲインの説明図 実施例2と比較例とのトナー濃度の推移を表した遷移図
(実施例1)
(画像形成装置について)
図1は、画像形成装置の概略構成図である。図1において、原稿31の画像はリーダによって読み取られる。リーダは原稿31に光を照射し、原稿31から反射された光をレンズ32によってCCD等の撮像素子33に投影することによって原稿31の読み取りを行う。この撮像素子33は原稿31の画像の濃度に対応したアナログ画像信号を発生する。撮像素子33から出力されるアナログ画像信号は画像信号処理回路34に送られ、ここで画素毎の濃度に対応した出力レベルを有するデジタル画像信号に変換され、パルス幅変調回路35に送られる。
このパルス幅変調回路35は入力されるデジタル画像信号に基づき、各画素の濃度に応じた時間幅(時間長)のパルス信号を出力する。パルス幅変調回路35から出力されたパルス信号は半導体レーザ36に供給される。半導体レーザ36はパルス信号の時間幅に基づいてレーザ光を出射する。
半導体レーザ36から出射されたレーザ光36aは回転多面鏡37によって偏向され、f/θレンズ等のレンズ38やミラー39によって感光ドラム40上に照射される。なお、感光ドラム40は図中矢印方向へ回転駆動される。回転多面鏡37により偏向されたレーザ光36aは、回転多面鏡37の回転によって、感光ドラム40の回転軸と平行な方向(主走査方向)に走査される。
感光ドラム40は、除電器41で除電された後、帯電器42により均一に帯電される。露光装置は、半導体レーザ36、回転多面鏡37、レンズ38、ミラー39を有する。この露光装置が、デジタル画像信号に対応して変調されたレーザ光36aによって感光ドラム40を露光し、感光ドラム40上にデジタル画像信号に対応した静電潜像を形成する。現像器44は、トナーとキャリアとを含む二成分現像剤43を収容する収容部である。現像器44は、感光ドラム40上に形成された静電潜像を、トナーを用いて現像してトナー像を形成する。記録材担持ベルト47は、2個のローラ45、及び46に架け回されており、記録材48を担持して図中矢印方向へ搬送する。転写帯電器49は、感光ドラム40上に形成されたトナー像を、記録材担持ベルト47に担持された記録材48に転写する。
このトナー像が転写された記録材48は記録材担持ベルト47から分離されて図示しない定着器へ向けて搬送される。定着器は、ヒータを有する加熱ローラと加熱ローラを押圧する加圧ローラとを備え、トナー像が形成された記録材48に熱と圧力を加えることによって、記録材48上のトナー像を記録材48に定着する。ドラムクリーナ50は、感光ドラム40上のトナー像が記録材48に転写された後、この感光ドラム40上に残った残留トナーを除去する。
なお、以上の説明において、感光ドラム40、除電器41、帯電器42、現像器44、転写帯電器49、及びドラムクリーナ50を備えた画像形成ステーションが1つの画像形成装置について説明したが、複数の画像形成ステーションを有する画像形成装置であってもよい。例えば、シアン、マゼンタ、イエロー、及びブラックの各色に対する4つの画像形成ステーションが、記録材担持ベルト47の搬送方向に沿って並んで配置されたフルカラーの画像形成装置であってもよい。この構成とする場合、原稿の画像をシアン、マゼンタ、イエロー、及びブラックに色分解し、各画像形成ステーションに対応した色成分毎のトナー像が感光ドラム上に形成される。そして、各画像形成ステーション上の色成分毎のトナー像が、記録材担持ベルト47に担持された記録材48に順次転写され、フルカラーのトナー像が形成される。
図2は、現像器44の要部概略図である。現像器44は感光ドラム40に対向して配置されている。現像器44の内部は、隔壁51によって現像室52と撹拌室53とに区画されている。現像室52には矢印方向に回転する非磁性の現像スリーブ54が配置されており、この現像スリーブ54内にマグネット55が固定されている。
現像スリーブ54に担持された現像剤43は規制ブレード56によって、その層厚が規制される。現像スリーブ54に担持された現像剤43は、現像スリーブ54の矢印方向への回転に伴い、感光ドラム40と対向する現像領域を通過することによって、感光ドラム40に供給される。これによって、感光ドラム40上の静電潜像が現像される。なお、現像スリーブ54には電源57から直流電圧に交流電圧を重畳した電圧が印加されている。
撹拌スクリュー58は現像室52中の現像剤43を撹拌すると共にこの現像剤43を搬送する。また、撹拌スクリュー59は、ホッパー60(図1)のトナー排出口61から搬送スクリュー62の回転によって供給されたトナーと、撹拌室53に収容されている現像剤43とを撹拌し、現像剤43中のトナーの割合(以降、トナー濃度と称す。)を均一にする。隔壁51には現像室52と撹拌室53とを相互に連通させる不図示の現像剤通路が形成されている。これにより、撹拌スクリュー58、及び59が回転することによって、現像室52と撹拌室53とに収容されている現像剤43が現像器44内を循環する。
現像室52の底壁には、現像器44に収容されている現像剤43のトナー濃度を検知するインダクタンスセンサ20が配置されている。具体的に述べると、インダクタンスセンサ20は、現像室52に収容されている現像剤43の透磁率を検出し、現像剤43中のトナーの割合に応じた信号を出力する。コントローラ1100(図3)がインダクタンスセンサ20の出力信号に基づいて現像剤43におけるトナーの割合(単位は[wt%])を検知する。
現像室52に収容されている現像剤43は、トナーと磁性を有するキャリアを含んでいる。そのため、現像剤43のトナー濃度が増加すると、現像剤43中のキャリアの割合が減少するので、インダクタンスセンサ20の出力値が減少する。一方、現像剤43のトナー濃度が低下すると、現像剤43中のキャリアの割合が増加するので、インダクタンスセンサ20の出力値が増加する。つまり、インダクタンスセンサ20は、現像室52内に蓄積された現像剤43中のトナーの割合を検知し、この割合に応じた信号をコントローラ1100(図3)に出力する。
本実施例においては、I/F504から転送された画像データと、インダクタンスセンサ20により検知されたトナー濃度とに基づいて、コントローラ1100がホッパー60から現像器44へトナーを補給するトナー補給制御処理を実施する。以下、トナー補給制御処理について説明する。
図3は画像形成装置のトナー補給に係る電気的な構成を示すブロック図である。コントローラ1100は、トナー補給制御処理を実施するために各部を制御する制御回路である。コントローラ1100の内部は、説明を判り易くするためにトナー補給制御処理においてコントローラ1100によって実行される各機能をブロックで表現している。
インダクタンスセンサ20は図2において説明しているので、ここでの説明を省略する。補給モータ駆動回路69は、搬送スクリュー62を回転駆動するモータ70(図1)を制御する。スクリュモータ駆動回路1202は、撹拌スクリュー58、及び59(図1)を回転駆動するモータ(不図示)を制御する。
操作部501は、複写枚数や複写倍率などを入力するテンキー、画像形成を開始するためのコピーボタン、複写枚数や記録材Pの紙種やサイズなどを設定する設定ボタン、画像形成装置1の各種走査を補助するためのガイダンスを表示可能な液晶画面を備えている。
カウンタ66は、I/F504によりコントローラ1100に入力された画像データに基づいて、1ページ分の画像に含まれる画素毎の濃度の総和(以降、ビデオカウント値と称す。)を計数する。また、原稿31に基づいてトナー像を形成する場合、撮像素子33からコントローラ1100に入力されたアナログ画像信号に基づいて、ビデオカウント値を計数する。なお、アナログ画像信号も画像データに含まれる。
カウンタ66により計数されたビデオカウント値は、画像形成ステーションが記録材1ページのトナー像を形成することによって現像器44から消費されるトナーの消費量に相当する。即ち、ビデオカウント値とは、画像データの濃度に関する情報である。なお、ビデオカウント値を取得する方法は、公知の技術であるので説明を省略する。
本実施例においては、コントローラ1100が、インダクタンスセンサ20により出力された出力値と、カウンタ66により取得されたビデオカウント値とに基づいて、現像器44に補給すべきトナーの補給量を決定する。さらに、コントローラ1100は、決定した補給量の累積値に基づいて、補給モータ駆動回路69により搬送スクリュー62を回転させてホッパー60(図1)内のトナー63を現像器44へ補給する。
(トナー補給制御について)
以下、本実施例のトナー補給制御について図4に基づいて説明する。図4は、コントローラ1100の動作を示すフローチャートである。
コントローラ1100は、リーダが原稿31を読み取ることによって生成された原稿に基づく画像データがコントローラ1100に転送されることに応じてトナー補給制御を開始する。或いは、不図示のPCにより出力された画像データがI/F504によりコントローラ1100に転送されることに応じてコントローラ1100がトナー補給制御を開始する。画像形成ステーションがI/F504から転送された画像データに基づいて複数の画像を形成する場合、コントローラ1100は記録材1ページの画像が形成される度にトナー補給制御処理を実施する。
なお、コントローラ1100は、不図示のスキャナから画像データを受信したことに応じて、或いは、操作部501のコピーボタンが押されたことに応じて、トナー補給制御処理を実施する構成としてもよい。
また、フローチャートに記載していないが、コントローラ1100は、画像データが入力されると、スクリュモータ駆動回路1202により撹拌スクリュー58、及び59(図1)を回転駆動させる。
コントローラ1100は画像データに基づいてトナー消費量を演算する(S100)。ステップS100において、カウンタ66が画像データに基づいてビデオカウント値Vnを計数する。そして、第2補給量決定部1106はビデオカウント値とトナー消費量との対応関係を示す換算テーブル(図5)を参照することによって、カウンタ66により計数されたビデオカウント値Vnに対応したトナー消費量Tvを決定する。ステップS100において、カウンタ66と第2補給量決定部1106はトナー消費量を画像データに基づいて演算する消費量演算手段として機能する。
ここで、図5に示した換算テーブルの変換特性を説明する。図5においてX軸はビデオカウント値を示している。ビデオカウント値は、現像器44によって1ページ分の記録材に形成されたベタ塗りのトナー像を画像Duty100[%]としている。図5において画像Duty100[%]とは、A4サイズの記録材にベタ塗りのトナー像が形成されたときのビデオカウント値を意味する。つまり、ビデオカウント値とは記録材のサイズと、記録材の画像を形成できる領域に対するトナー像が形成される領域の割合とによって決定される。なお、図5に示した換算テーブルは、予めROM503に記憶されている。
図4に戻りトナー補給制御の説明を続ける。本実施形態において、第2補給量決定部1106は、転送された画像データに基づいて、記録材1ページ分のトナー像が画像形成ステーションに形成されることによって現像器44から消費されるトナーの消費量Tvを出力する。
また、カウンタ66は、記録材1ページ毎に前述の計数したビデオカウント値Vnを第2補給量決定部1106と後述の平均ビデオカウント算出部1109に転送する。
コントローラ1100は、現像器44に収容されている現像剤43のトナー濃度を、インダクタンスセンサ20の出力信号に基づいて検知する(S101)。
次いで、差分算出部1101が、現像器44に収容されている現像剤のトナー濃度と、トナー濃度目標値決定部1102により出力される目標濃度との差分ΔDを演算する(S102)。ステップS102において、トナー濃度目標値決定部1102は、画像形成装置に設けられた不図示の環境センサにより検知された画像形成装置の周囲の温度や湿度に基づき、現像器44に収容されている現像剤43の目標濃度(目標比率)[wt%]を決定する。
なお、本実施例は、インダクタンスセンサ20の出力信号に基づいて現像器44内の現像剤43のトナー濃度が検知される構成としたが、インダクタンスセンサ20の出力信号に基づいて現像器44内に蓄積されているトナーの量が検知される構成としてもよい。この構成とする場合、ステップS102において演算された差分ΔDは、トナー濃度目標値決定部1102において、現像器44に収容されているトナーの量と、現像器44に収容されるべきトナーの目標量との差分として演算される。
ステップS102において、差分算出部1101はインダクタンスセンサ20により検知された現像器44内のトナーの濃度と目標濃度との差分ΔDを演算する差分演算手段(第1の演算部)として機能する。
差分算出部1101により差分ΔDが演算された後、第1補給量決定部1104が差分の累積値を演算する(S103)。ステップS103において、第1補給量決定部1104は、トナー補給制御が実行される度に差分算出部1101によって算出された差分ΔDを加算することによって差分の累積値ΣΔDを演算する累積値演算手段として機能する。
ここで、従来の画像形成装置のトナー補給制御においては、消費量Tv、差分ΔD、及び、差分の累積値ΣΔDに基づいて、ホッパー(図1)から現像器44に補給すべきトナーの必要量Xを、例えば、式(1)に基づいて演算する。
X=Tv+(Kp×ΔD)+(Ki×ΣΔD) …(1)
ここで、定数Kp、及びKiはゲインの値である。なお、KpとKiとは0以下の値である。
しかし、課題において説明した様に、現像器44に蓄積された現像剤43のトナー濃度が目標濃度よりも濃い状態(現像剤43におけるトナーの割合が高い状態)で低トナー消費量の画像が連続して形成される場合、現像器44のトナー濃度は緩やかに低下する。現像器44に蓄積された現像剤43のトナー濃度が目標濃度よりも濃い状態で低トナー消費量の画像が連続して形成される場合、ΔΣDの値が過剰に蓄積するので、(Kp×ΔD)+(Ki×ΣΔD)≪0となってしまう。これにより、現像器44に蓄積された現像剤43のトナー濃度が目標濃度よりも濃い状態で、低トナー消費量の画像が連続して形成される場合、必要量Xが0以下となってしまう。つまり、現像器44へのトナーの補給が抑制されてしまう。
トナー補給制御においては、トナーの必要量Xの累積値が閾値を越えるまで現像器44へのトナーの補給が開始されないので、前述の場合においては高トナー消費量の画像が形成された後、必要量Xの累積値が閾値を越えるまで現像器44にトナーが補給されない。つまり、高トナー消費量の画像が形成されることによって、現像器44内のトナー濃度が低下しているにも拘わらず速やかなトナーの補給が行われない可能性があった。
また、現像器44のトナー濃度が目標濃度よりも薄い状態(現像剤43におけるトナーの割合が低い状態)で高トナー消費量の画像を連続して形成した場合、現像器44にトナーを補給し続けても現像器44のトナー濃度が目標濃度よりも薄い状態が続いてしまう。これによって、差分の累積値ΣΔDの値が増大してしまい、(Kp×ΔD)+(Ki×ΣΔD)≫0となる。そして、画像形成ステーションが高トナー消費量の画像の後に低トナー消費量の画像を形成するときに必要量Xが著しく大きな値となってしまうと、現像器44に過剰にトナーが補給されてしまう可能性があった。
そこで、本実施例においては、差分の累積値ΣΔDに制限値を設定することによって、上記のような問題が発生することを抑制する。つまり、必要量Xを演算するための積分項(Ki×ΣΔD)を制限することによって、現像器44へのトナーの補給を高精度に制御する。
本実施例においては、差分の累積値ΣΔDに上限値と下限値とを夫々設定する構成とする。具体的には、コントローラ1100が過去Nページ分の画像データから計数されたビデオカウント値の平均値Vaveに基づいて、差分の累積値ΣΔDの上限値と下限値とを夫々設定する。そして、コントローラ1100は、累積値ΔΣDが上限値を上回っていれば消費量Tv、差分ΔD、及び上限値に基づいて必要量Xを演算し、累積値ΔΣDが上限値を上回っていなければ消費量Tv、差分ΔD、及び累積値ΣΔDに基づいて必要量Xを演算する。また、コントローラ1100は、累積値ΔΣDが下限値を下回っていれば消費量Tv、差分ΔD、及び下限値に基づいて必要量Xを演算し、累積値ΔΣDが下限値を下回っていなければ消費量Tv、差分ΔD、及び累積値ΣΔDに基づいて必要量Xを演算する。
以下、上限値と下限値とを夫々決定する方法について説明する。平均ビデオカウント算出部1109は、カウンタ66により計数された過去Nページ分のビデオカウント値Vnを積算し、平均ビデオカウント値Vaveを算出する。本実施例においては、平均ビデオカウント算出部1109が、例えば、5ページ分の画像データに基づいて平均ビデオカウント値Vaveを算出する。
なお、本実施例においては、使用するメモリ(不図示)に4ページ分の平均ビデオカウント値Vprevが記憶されている構成とする。平均ビデオカウント算出部1109は、不図示のメモリから平均ビデオカウント値Vprevを読み出し、平均ビデオカウント値Vprevと前回形成されたページのビデオカウント値Vnとに基づいて平均ビデオカウント値Vaveを演算する。
ここで、過去4ページ分の平均ビデオカウント値VprevはΣVn−1/n−1によって演算される。本実施形態においては、式2に示す修正移動平均法を用いる。しかし、平均ビデオカウント値を演算する方法は修正移動平均法に限らない。
ave=V/N+Vprev×(N−1)/N …(2)
なお、本実施例においてNは、例えば5である。
平均ビデオカウント算出部1109において演算された平均ビデオカウント値Vaveが制限値算出部1104aに入力されると、制限値算出部1104aは平均ビデオカウント値Vaveに基づいて上限値と下限値を決定する(S104)。ステップS104において、制限値算出部1104aは、所定ページ分の画像データから計数された平均ビデオカウント値Vaveに基づいて、差分の累積値ΣΔDの上限値、及び下限値を設定する設定部として機能する。なお、説明を簡略化するために制限値算出部1104aと第1補給量決定部1104とを別のブロックとして説明したが、第1補給量決定部1104が上限値、及び下限値を設定する構成としてもよい。
ここで、図6は、過去5ページ分の画像データに基づいて演算された平均ビデオカウント値Vaveと差分の累積値ΣΔDの制限値との対応関係を示した模式図である。なお、ビデオカウント値は、記録材のサイズに対応して予め決まっている領域に含まれる全ての画素の内、前記記録材上のトナー像が形成される領域の画素の数に相当する。
図6においては、説明を簡略化するため、ビデオカウント値(X軸)を百分率で表している。即ち、図6において、平均ビデオカウント値Vave(X軸)は過去5ページ分の画像が全てベタ塗りの画像であった場合を100[%]とし、過去5ページ分の画像が白紙の画像であった場合を0[%]としている。また、制限値(Y軸)は、インダクタンスセンサ20により検知された現像剤43におけるトナーの割合[wt%]を累積した値(差分の累積値ΣΔD)を制限する制限値である。現像剤43におけるトナーの割合[wt%]が目標比率であれば、差分ΔDは0となる。
図6に示したように、平均ビデオカウント値Vaveが低下するほど、差分の累積値ΣΔDを制限する上限値、又は下限値の絶対値が減少する。なお、上限値と下限値の絶対値は必ず等しい値とする必要はなく、上限値の絶対値と下限値の絶対値とが異なる値であってもよい。
ここで、トナー濃度が目標濃度よりも濃い状態で低トナー消費量の画像が連続して形成された後に高トナー消費量の画像が形成される場合について述べる。低トナー消費量の画像が連続して形成されている間、差分の累積値ΣΔDが負の値となるので積分項(Ki×ΣΔD)が負の値となる。つまり、現像器44へのトナーの補給が抑制される値となる。
しかし、低トナー消費量の画像が形成される場合の制限値の絶対値は、高トナー消費量の画像が形成される場合の制限値の絶対値よりも小さいので、差分の累積値ΣΔDが抑制される。例えば、白紙の画像が連続して形成される場合、制限値の上限値、及び下限値が0になる。この場合、現像器44に補給すべきトナーの必要量Xは、トナー消費量Tvが0であり、積分項(Ki×ΣΔD)が0に制限されるので、X=(Kp×ΔD)となる。
従って、高トナー消費量の画像が形成されることによって現像器44のトナー濃度が目標濃度よりも低下すると、必要量Xの演算結果が正の値に切り替わる。つまり、現像器44へのトナーの補給を促す値となる。これにより、高トナー消費量の画像が形成され始めてから現像器44にトナーが補給されるまでの時間が遅れてしまうことを抑制できる。
次に、トナー濃度が目標濃度よりも薄い状態で高トナー消費量の画像が連続して形成された後に低トナー消費量の画像が形成される場合について述べる。高トナー消費量の画像が連続して形成されている間、差分の累積値ΣΔDが正の値となるので積分項(Ki×ΣΔD)が正の値となる。つまり、現像器44へのトナーの補給を促す値となる。
例えば、トナー濃度が目標濃度よりも薄い状態でベタ塗りの画像が連続して形成される場合、差分の累積値の制限値は−10[wt%]となる。つまり、差分の累積値ΣΔDが−10[wt%]を下回るまで、現像器44に補給すべきトナーの必要量Xは、前述の式(1)に基づいて演算される。従って、高トナー消費量の画像が形成されている間に現像器44のトナー濃度と目標濃度との差が増大してしまうことを抑制できる。さらに、高トナー消費量の画像が形成されている間に演算された差分の累積値ΣΔDが下限値に制限されるので、低トナー消費量の画像が形成された後に、現像器44に過剰にトナーが補給されることも抑制できる。
図4に戻りトナー補給制御の説明を続ける。ステップS104において制限値算出部1104aが上限値と下限値とを決定した後、第1補給量決定部1104は差分の累積値ΣΔDが上限値よりも大きいか否かを判定する(S105)。ステップS105において、差分の累積値ΣΔDが上限値よりも大きければ、第1補給量決定部1104は累積値ΣΔDを上限値に制限し(S106)、差分ΔDと上限値とに基づいてトナー濃度の偏差分を補正するために必要な補給量を決定する(S109)。ステップS109において、第1補給量決定部1104は、差分の累積値ΣΔDが上限値よりも大きい場合、差分ΔDと係数Kpを乗算した値と、上限値と係数Kiを乗算した値とを合算して補正量を演算する補正量演算手段として機能する。
また、ステップS103からステップS109にて、第1補給量決定部1104は現像器44内の現像剤43のトナー濃度と目標濃度との差分の累積値ΣΔDを演算し、差分の累積値ΣΔDを過去5ページ分の画像データに基づいて補正する第2の演算部として機能する。
そして、補給量合算部1107は、第1補給量決定部により演算された補正量と、第2補給量決定部1106により演算された消費量Tvとに基づいて必要量Xを演算する(S110)。即ち、ステップS110において、補給量合算部1107は、前述の式(1)の演算を行う。つまり、差分の累積値ΣΔDが上限値を上回っていた場合、補給量合算部1107は、消費量Tv、差分ΔD、及び上限値に基づいて必要量Xを決定する。
一方、ステップS105において累積値ΣΔDが上限値以下であれば、第1補給量決定部1104は累積値ΣΔDが下限値よりも小さいか否かを判定する(S107)。ステップS107において、差分の累積値ΣΔDが下限値よりも小さければ、第1補給量決定部1104は累積値ΣΔDを下限値に制限し(S108)、差分ΔDと下限値とに基づいてトナー濃度の偏差分を補正するために必要な補給量を決定する(S109)。ステップS109において、第1補給量決定部1104は、差分の累積値ΣΔDが下限値よりも小さい場合、差分ΔDと係数Kpを乗算した値と、下限値と係数Kiを乗算した値とを合算して補正量を決定する補正量演算手段として機能する。
そして、補給量合算部1107は、第1補給量決定部により演算された補正量と、第2補給量決定部1106により演算された消費量Tvとに基づいて必要量Xを演算する(S110)。つまり、差分の累積値ΣΔDが下限値を下回っていた場合、補給量合算部1107は、消費量Tv、差分ΔD、及び下限値に基づいて必要量Xを決定する。
また、ステップS107において累積値ΣΔDが下限値以上であれば、差分の累積値ΣΔDが上限値以下、且つ、下限値以上であると判定される。この場合、第1補給量決定部1104は差分の累積値ΣΔDを制限せずに、差分ΔDと差分の累積値ΣΔDとに基づいて補正量を演算する(S109)。ステップS109にて、第1補給量決定部1104は、差分の累積値ΣΔDが上限値以下、且つ、下限値以上ならば、差分ΔDと係数Kpを乗算した値と、差分の累積値ΣΔDと係数Kiを乗算した値とを合算して補正量を演算する補正量演算手段として機能する。
そして、補給量合算部1107が、第1補給量決定部により演算された補正量と、第2補給量決定部1106により演算された消費量Tvとに基づいて必要量Xを演算する。つまり、差分の累積値ΣΔDが上限値よりも小さければ、又は、下限値よりも大きければ、補給量合算部1107は、消費Tv、差分ΔD、及び、制限していない差分の累積値ΣΔDに基づいて必要量Xを決定する。
ステップS110において必要量Xが決定された後、補給制御部1108は必要量Xの累積値ΣXを演算し、累積値ΣXが所定量よりも小さいか否かを判定する(S111)。ステップS111において、累積値ΣXが所定量よりも小さければ、現像器44へのトナーの補給を行わずにトナー補給制御処理を終了する。
一方、ステップS111において累積値ΣXが所定量以上ならば、補給制御部1108は補給モータ駆動回路69によって搬送スクリュー62を1回転させ、ホッパー60(図1)から現像器44にトナーを補給する(S112)。ステップS112において、補給モータ駆動回路69はモータ70を回転駆動させ、搬送スクリュー62を所定の回転速度で1回転させる。
本実施形態においては、モータ70が搬送スクリュー62を回転駆動することによって、ホッパー60内のトナーが略一定量ずつ現像器44に供給される。そのため、補給制御部1108は、ホッパー60から現像器44に補給すべきトナーの量の累積値ΣXに基づいて、搬送スクリュー62の回転回数を決定できる。つまり、累積値ΣXが閾値の2倍以上、且つ、3倍未満であれば搬送スクリュー62は2回転し、累積値ΣXが閾値の3倍以上、且つ、4倍未満であれば搬送スクリュー62は3回転する。本実施形態において、画像形成ステーションがトナー像を形成している間に、モータ70は補給制御部1108により決定された回転回数に従って搬送スクリュー62を回転駆動させる。
なお、本実施形態においては、搬送スクリュー62の最小回転量を1回転(360度)とした。そのため、ホッパー60から現像器44に補給すべきトナーの量の累積値ΣXが所定量を上回っていなければ、搬送スクリュー62は回転しない。ここで、1回分の補給動作が実施された場合、即ち、搬送スクリュー62を1回転させた場合にホッパー60から現像器44に補給されることが予測されるトナーの量は、実験によって予め決まっている。
次いで、補給制御部1108は、ホッパー60から現像器44に補給すべきトナーの必要量の累積値ΣXから所定量を減算した後(S113)、ステップS111へ移行する。ステップS111からステップS113の処理において、ホッパー60から現像器44に補給すべきトナーの必要量の累積値ΣXが所定量未満となるまで、補給制御部1108はモータ70によって搬送スクリュー62を回転駆動させる。以上が本実施例のトナー補給制御処理である。
(効果の比較)
本実施形態のトナー補給制御処理と比較例のトナー補給制御処理を実施した場合における現像器44内のトナー濃度の推移を図7に基づいて説明する。
図7は、画像Duty100[%]の画像(ベタ塗り画像)を連続して10ページ形成した後に、画像Duty5[%]の画像を連続して100ページ形成した場合のトナー濃度をインダクタンスセンサ20の出力信号に基づいて検知した結果である。実線(本実施例)は、差分の累積値ΣΔDを制限値に基づいて制限した場合の現像器44内のトナー濃度の推移を示している。また、短い破線(比較例1)は、差分の累積値ΣΔDを制限しない場合の現像器44内のトナー濃度の推移を示している。
図7に示したように、差分の累積値ΣΔDを制限しない(比較例1)場合、現像器44に収容された現像剤43のトナー濃度が低下した状態で画像Duty5[%](低トナー消費量)の画像が形成されるので、差分の累積値ΣΔDが0以下となる。そのため、現像器44に補給すべきトナーの必要量Xが過剰に増大してしまい、画像Duty5[%](低トナー消費量)の画像が形成されている間にトナー濃度が急激に増加してオーバーシュートしてしまう。
一方、差分の累積値ΣΔDを制限した(本実施例)場合、現像器44に収容された現像剤43のトナー濃度が低下した状態で画像Duty5[%](低トナー消費量)の画像が形成されても差分の累積値ΣΔDが制限される。つまり、現像器44に補給すべきトナーの必要量Xが過剰に増大することが抑制される。そのため、画像Duty5[%]の画像が形成されている間にトナー濃度が急激に増加しない。
従って、本実施例によれば、画像形成ステーションにより形成される画像の濃度が急激に変動した場合であっても、現像器44内の現像剤43のトナー濃度を目標濃度に高精度に制御することができる。
また、第1の実施例においては、制限値算出部1104aが平均ビデオカウント算出部1109により算出された平均ビデオカウント値Vaveに基づいて制限値を決定する構成としたが、制限値を決定する構成はこの構成に限定されない。例えば、サービスマンが操作部501を用いて制限値を手動で設定する構成であってもよい。この構成とした場合、コントローラ1100は操作部501から入力された制限値情報をメモリ(不図示)に記憶し、第1補給量決定部がメモリに記憶された制限値情報に基づいて積分項を制限すればよい。このとき、操作部501は制限値情報を取得する取得部として機能する。
また、第1の実施例においては、上限値と下限値との両方を設定する構成としたが、少なくとも上限値と下限値とのいずれか一方を設定する構成であってもよい。例えば、制限値算出部1104aは、平均ビデオカウント値Vaveが予め設定された閾値よりも大きい場合、差分の累積値ΣΔDの下限値を設定する構成とすればよい。或いは、例えば、制限値算出部1104aは、平均ビデオカウント値Vaveが予め設定された閾値よりも小さい場合、差分の累積値ΣΔDの上限値を設定する構成とすればよい。
(実施例2)
実施例1は、現像器44に収容された現像剤43のトナー濃度と目標濃度との差分の累積値を制限することによって必要量Xを演算する際の積分項の影響を抑制していた。本実施例においては、積分項に含まれる係数Kiを過去Nページ分の画像データに基づいて決定する構成とした。本実施例によっても、前述の実施例1と同様に、必要量を演算する際の積分項の影響を抑制することができる。
本実施例は、前述した実施例1に対して下記に示す点において相違する。本実施例のその他の要素は、前述の実施例1に対応する部分と同一なので、その説明を省略する。以下、本実施例のトナー補給制御を図8から図11に基づいて説明する。
図8は画像形成装置のトナー補給に係る電気的な構成を示すブロック図である。実施例1においては制限値算出部1104a(図3)が平均ビデオカウント値Vaveに基づいて制限値を設定していたが、本実施例においてはゲイン算出部1104fが係数Kiの値を設定する構成とした。
ゲイン算出部1104fは、予めメモリ(不図示)に記憶された変換テーブル(図10)を参照することによって、平均ビデオカウント算出部1109により算出された平均ビデオカウントVaveに基づく係数Kiを決定する。本実施形態においては、例えば、平均ビデオカウント値Vaveが100[%]の場合に係数Kiを−0.1とし、平均ビデオカウント値Vaveが0[%]の場合に係数Kiを0とした。なお、現像器44のトナー濃度が目標濃度よりも低い場合、前述の式(1)に基づいて演算された必要量Xが正の値となるように係数Kiの値は0以下の値となっている。
図10は、平均ビデオカウント値Vaveと係数Ki(積分ゲイン)との変換テーブルの模式図である。平均ビデオカウント値Vaveが増加するほど、係数Ki(積分ゲイン)を増加させる。つまり、低トナー消費量の画像が連続して形成された場合には平均ビデオカウント値Vaveが減少するので積分項の値を抑制させる。
以下、本実施例のトナー補給制御について図9に基づいて説明する。図9は、コントローラ1100の動作を示すフローチャートである。
ステップS100からステップS103までの処理は実施例1と同様の構成であるので、ここでの説明を省略する。
ステップS103において、第1補給量決定部1104は、トナー補給制御が実行される度に差分算出部1101によって算出された差分ΔDを加算することによって差分の累積値ΣΔDを演算する。
平均ビデオカウント算出部1109において演算された平均ビデオカウント値Vaveがゲイン算出部1104fに入力されると、ゲイン算出部1104fは平均ビデオカウント値Vaveに基づいて係数Kiを決定する(S204)。ステップS204において、ゲイン算出部1104fは、過去5ページ分の画像データに基づいて係数Kiを変更する補正部として機能する。なお、説明を簡略化するためにゲイン算出部1104fと第1補給量決定部1104とを別のブロックとして説明したが、第1補給量決定部1104が係数Kiを設定する構成としてもよい。
そして、第1補給量決定部1104は、トナー濃度の偏差分を補正するために必要な補給量を、差分ΔDに係数Kpを乗算した値と差分の累積値ΣΔDに係数Kiを乗算した値を合算して補正量を決定する(S110)。なお、ステップS110以降の処理も実施例1と同様なので、ここでの説明を省略する。
(効果の比較)
本実施形態のトナー補給制御処理と比較例のトナー補給制御処理を実施した場合における現像器44内のトナー濃度の推移を図11に基づいて説明する。
図11は、画像Duty100[%]の画像(ベタ塗り画像)を連続して10ページ形成した後に、画像Duty5[%]の画像を連続して100ページ形成した場合のトナー濃度[wt%]をインダクタンスセンサ20の出力信号に基づいて検知した結果である。実線(本実施例)は、平均ビデオカウント値Vaveに応じて積分ゲインKiを設定した場合の現像器44内のトナー濃度の推移を示している。また、短い破線(比較例1)は、積分ゲインKiを固定値とした場合の現像器44内のトナー濃度の推移を示している。
図11に示したように、積分ゲインKiを固定値とした(比較例1)場合、現像器44に収容された現像剤43のトナー濃度が低下した状態で画像Duty5[%](低トナー消費量)の画像が形成されるので、積分項(Ki×ΣΔD)が増大してしまう。そのため、現像器44に補給すべきトナーの必要量が過剰に増加してしまう。これにより、画像Duty5[%](低トナー消費量)の画像が形成されている間にトナー濃度が急激に増加してオーバーシュートしてしまう。
一方、積分ゲインKiが平均ビデオカウント値Vaveに基づいて可変する(本実施例)場合、現像器44に収容された現像剤43のトナー濃度が低下した状態で画像Duty5[%](低トナー消費量)の画像が形成されても積分ゲインKiが低下するので、積分項(Ki×ΣΔD)が抑制される。つまり、現像器44に補給すべきトナーの必要量Xが過剰に増加することが抑制される。そのため、画像Duty5[%]の画像が形成されている間にトナー濃度が急激に増加しない。
従って、本実施例によれば、画像形成ステーションにより形成される画像の濃度が急激に変動した場合であっても、現像器44内の現像剤43のトナー濃度を目標濃度に高精度に制御することができる。
第1の実施例、及び、第2の実施例においては、画像形成ステーションが記録材1ページの画像を形成する度にコントローラ1100がトナー補給制御処理を実施する構成とした。しかしながら、コントローラ1100がトナー補給制御処理を実施するタイミングは、この構成に限定されない。例えば、現像器44に蓄積されているトナーを撹拌する撹拌スクリュー58、及び59が回転している間、コントローラ1100が所定の時間間隔においてトナー補給制御処理を実行する構成としてもよい。この構成とすれば、画像形成ステーションがトナー像を形成していないタイミングにおいても、ホッパー60から現像器44にトナーを補給できる。
また、第1の実施例、及び、第2の実施例においては、トナー必要量Xが所定量以下となるまで搬送スクリューを1回転ずつ回転させる構成とした。しかしながら、補給制御部1108が必要量Xに基づいて搬送スクリュー62の回転回数を算出すると共に、この算出された回転回数分だけ搬送スクリュー62を回転させるように、補給モータ駆動回路69を制御する構成であってもよい。
また、第1の実施例、及び、第2の実施例においては、搬送スクリュー62がホッパー60から現像器44にトナーを補給する構成とした。しかしながら、現像器44にトナーを補給する構成はこの構成に限定されず、例えば、回転することによって内部に収容したトナーを現像器44に直接補給する収容容器を用いてトナーを補給する構成であってもよい。この構成とする場合、補給制御部1108は、補給モータ駆動回路69を用いて収容容器を回転駆動させるモータの回転速度と回転回数を制御すればよい。
20 インダクタンスセンサ
44 現像器
62 搬送スクリュー
1100 コントローラ
1104 第1補給量決定部
1106 第2補給量決定部
1108 補給制御部

Claims (8)

  1. トナーを含む現像剤を収容する現像器を備え、前記現像器に収容された前記トナーを用いて、画像データに基づき画像を形成する画像形成手段と、
    前記現像器にトナーを補給する補給手段と、
    前記画像形成手段が前記像を形成することによって前記現像器から消費される前記トナーの消費量を前記画像データに基づいて演算する消費量演算手段と、
    前記現像器に収容された現像剤のトナー濃度を検知する検知手段と、
    前記検知手段により検知された前記トナー濃度と、前記現像器に収容される現像剤のトナー濃度の目標値との差を演算する差分演算手段と、
    前記差分演算手段により演算された前記差の累積値を演算する累積値演算手段と、
    記差の累積値の少なくとも上限値と下限値とのいずれか一方を設定する設定手段と、
    前記消費量演算手段により演算された前記消費量、前記差分演算手段により演算された前記差、前記累積値演算手段により演算された前記差の累積値、及び、前記設定手段により設定された少なくとも前記上限値と前記下限値とのいずれか一方に基づいて、前記補給手段を制御する制御手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記設定手段は、前記画像形成手段による所定ページ分の出力画像の画像データに基づいて、少なくとも前記差の累積値の上限値と下限値とのいずれか一方を設定することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記累積値演算手段により演算された前記差の累積値が前記上限値を越えないように、前記差の累積値を前記上限値に基づいて変更し、前記消費量、前記差、及び前記変更された累積値に基づいて、前記補給手段を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記累積値演算手段により演算された前記差の累積値が前記下限値を下回らないように、前記差の累積値を前記下限値に基づいて変更し、前記消費量、前記差、及び前記変更された累積値に基づいて、前記補給手段を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、前記消費量、前記差、前記差の累積値、及び前記上限値と前記下限値とのいずれか一方に基づいて、前記現像器に補給すべきトナーの量を決定する決定部を備え、
    前記制御手段は、前記決定部により決定された前記補給すべきトナーの量に基づいて、前記補給手段を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、前記決定部により決定された前記補給すべきトナーの量を累積し、前記トナーの量の累積値が閾値を越えたことに応じて、前記補給手段により前記現像器にトナーを補給させることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記トナー濃度は、前記現像器に収容された前記現像剤における前記トナーの割合であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  8. トナーを含む現像剤を収容する現像器を備え、前記現像器に収容された前記トナーを用いて、画像データに基づき画像を形成する画像形成手段と、前記現像器にトナーを補給する補給手段と、前記現像器に収容された現像剤のトナー濃度を検知する検知手段とを有する画像形成装置の制御方法であって、
    前記画像形成手段が前記像を形成することによって前記現像器から消費される前記トナーの消費量を決定する工程と、
    前記検知手段により検知された前記トナー濃度前記現像器に収容される現像剤のトナー濃度の目標値との差を演算する工程と、
    前記差の累積値を演算する工程と、
    記差の累積値の少なくとも上限値と前記差の累積値の下限値のいずれか一方を決定する工程と、
    前記消費量、前記差、前記差の累積値、及び、少なくとも前記上限値と前記下限値とのいずれか一方に基づいて、前記補給手段を制御する工程とを有することを特徴とする制御方法。
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