JP4569264B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式の画像形成装置に関し、特に画質の劣化を低減した画像形成装置及びそのトナー濃度調整方法に関する。
画像形成装置の形成する画像の濃度を制御する方法として、画像密度による予測トナー補給と、トナー濃度測定結果によるフィードバックトナー補給とを組み合わせて濃度制御を行なう方法が知られている。
画像密度からトナー消費量を予測し、それに見合う量をトナー補給する一方で、環境変動による濃度のずれや、現像器や感光体の機械毎の特性のばらつきによる濃度のずれを解消するようにフィードバックトナー補給を行なうことで、濃度制御を良好に行なうことができる。またフィードバックトナー補給は、トナー濃度測定結果と目標値との差分に応じて補給量を決定する方法が精度のよい方法として知られている。
ところで、フィードバックトナー補給は、必要トナー量という観点からセンサの検出特性と、トナー補給手段の補給能力により決定されるが、実際の機械においては現像器の受け入れ可能トナー量というものも存在する。
例えば、画像密度の少ない画像形成を続けている時は、トナーの入れ替わりがほとんど起こらない。また画像密度の少ない画像形成を続けているとトナー表面や、トナーに添加される外添剤の付きかたが変わり、トナーの物理的特性が変化する。それにより、補給されたトナーが現像器内のトナーと充分に混合されず、トナーかぶり等が発生しやすい状態となる。
このような問題に対して、特許文献1では、画像密度に応じてトナー濃度目標値又は検出値を補正する技術を開示している。また特許文献2では、画像密度に応じて、トナー補給量をトナー濃度検出結果によって切り替える技術を開示している。
特許3018395号公報 特開平3−185478号公報
しかしながら特許文献1では、濃度測定が正確に行なえたとしても、制御の遅れや一日の電源投入直後など、トナーの目標値と真のトナー濃度に隔たりがあることがよくある。このような場合に、特許文献1に開示の技術でもトナーかぶり等の発生を防止することはできない。
また特許文献2では、受け入れ可能トナー量を超える補給を防ぐことができるが、受け入れ可能トナー量以内においては、検知結果に対する補給能力を低く抑えてしまうため、本来の目的である濃度のずれの補正能力を失う結果となる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、かぶり等の画質欠陥を起こすことなく、トナー濃度の制御を正確に行なうことができる画像形成装置及びトナー濃度調整方法を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために本発明の画像形成装置は、像担持体上の画像濃度を測定して、トナー濃度を検出するトナー濃度検出手段と、出力画像の画素数又は画像密度を算出する画素数/画像密度算出手段と、前記トナー濃度の検出結果と前記トナー濃度の目標値との差分に応じてトナー補給量を決定すると共に、該決定したトナー補給量を所定の分割数で除算し、前記分割数の回数に分けて補給するトナー補給量を決定する制御手段とを有し、前記制御手段は、前記画素数又は前記画像密度に応じて、前記所定の分割数を変更すると共に、前記画素数又は前記画像密度が基準となる標準画像の前記画素数又は前記画像密度よりも小さい時に、前記所定の分割数を大きくする構成としている。
このように本発明は、トナー濃度の検出結果に応じてトナー濃度のずれを補うトナー補給を行ないつつ、現像器の受け入れ可能トナー量を判定する。この受け入れ可能トナー量が低い場合には、所定量のトナー補給を複数回に分けて行い、一回に補給するトナー量を少なくすることで、受け入れ可能トナー量を超えるトナーの補給を行なわない。従って、かぶり等の画質劣化を起こすことなく、濃度制御を正確に行なうことができる。また、画素数又は前記画像密度が、基準となる標準画像の画素数又は画像密度よりも小さい時に、所定量のトナーを複数回に分け、一回に補給するトナー量を少なくすることで、現像器の受け入れ可能トナー量を超えるトナーの補給を行なわない。従って、かぶり等の画質劣化を起こすことなく、濃度制御を正確に行なうことができる。
本発明は、かぶり等の画質欠陥を起こすことなく、トナー濃度の制御を正確に行なうことができる。
添付図面を参照しながら本発明の最良の実施例を説明する。
まず、図1を参照しながら本実施例の構成を説明する。所定のプリント開始信号を受けて、図示しない画像処理部より出力された画像データをレーザ露光器(ROS)1で光信号に変換し、矢印方向に回転する感光体ドラム3に照射する。感光体ドラム3表面は帯電器2により例えば−700Vに一様帯電されており、ROS1からの光照射を受けて、その表面に静電潜像が形成される。
静電潜像は最大濃度部で例えば−200V程度まで減衰するが、このときレーザ露光量を変化させると静電潜像の電位が変化し、最終的に得られる画像濃度が変化する。感光体ドラム3の回転に伴い、静電潜像は現像器4によりトナー像として顕像化される。現像器4の内部には、トナーと、トナーを帯電および搬送するキャリアとが混合されて充填されており、この混合比率を変化させることで、最終的に得られる画像濃度が変化する。
またトナーとキャリアを感光体ドラム3表面に搬送する現像ロール43には現像バイアス電圧が印加されており、静電潜像と現像バイアス電圧の間で作る電位差(現像コントラスト電位)によりトナーが現像ロール43より感光体ドラム3表面へ移動し、その感光体ドラム3表面にトナー像が形成される。このとき現像バイアスを変化させると現像コントラスト電位が変化し最終的に得られる画像濃度が変化する。
現像器4により感光体ドラム3の表面に形成されたトナー像は転写補助帯電器10によりその電荷が調整されて転写装置5に達する。一方、駆動ロール、従動ロールにより張架されて転写ベルト51が矢印方向に循環移動し、感光体ドラム3との間に転写部を形成している。
また、画像記録の指示を受けて給紙手段は、複数の用紙トレイのうちから何れかを選択して画像が記録されるべき用紙を用紙搬送路を経由して転写部に搬送する。転写部へ搬送された用紙に、感光体ドラム3上のトナー像が転写される。なお、このとき転写ベルト51には、転写ローラ52を経由することによるトナーとは逆極性の電圧が印加されている。その後用紙は、さらに用紙搬送路を経由して定着器8に搬送され、そこで熱と圧力によりトナーが恒久的に用紙に定着される。用紙にトナーが定着され画像が形成された用紙は、用紙搬送路を経由し排出ロールから画像形成装置外に排出される。
また現像器4には、現像器4内より消費されたトナーを補充するトナー容器41と、このトナー容器からトナーを現像器4に搬送するディスペンスモータ42とが設けられている。
また、ESVセンサ9は、ROS1で一様帯電した感光体ドラム3の表面電位と、露光後の電位とを測定する。TC(Toner Concentration)センサ12は、現像器4内のトナー濃度を測定する。また、ADCセンサ(Auto density control)11は、感光体ドラム3上に形成された画像濃度検出用のトナーパッチの濃度を検出する。
次に、図2を参照しながら制御装置の構成について説明する。図2に示すように制御装置は、CPU等の制御部20と、メモリ21とを有している。制御部20は、帯電器2、ROS1、転写装置5、定着器8、ディスペンスモータ42、TCセンサ12、ADCセンサ11、プリント画像ピクセル数計数手段22、ADCセンサ11、ESVセンサ9等の制御を行なう。プリント画像ピクセル数計数手段22は、画像データから出力画像の画素数や画像密度を算出する。
またメモリ21には、プリント数、ICDC(Image Count Dispense Control)係数、ADC(Auto Developability Control)係数、ATC(Auto Toner Concentration Control)係数、ディスペンスバッファ、蓄積ピクセル数、通常用トナー補給量上限値、低密度用トナー補給量上限値、パッチ濃度目標値、IC目標値、通常用分割数、低密度用分割数、通常用分割数上限値、低密度用分割数上限値とが記録されている。なお、ICDC係数は画像補給係数を表し、出力画像の画素数にICDC係数を積算することで、トナー補給量が算出される。より具体的には、現像器4にトナーを補給するディスペンスモータ42の駆動時間を算出する。また、ADC係数は画像濃度補給係数を表し、感光体ドラム3上に作成したADCパッチのパッチ濃度と、パッチ濃度の目標値との濃度差にADC係数を積算することで、トナー補給量が算出される。これも具体的にはディスペンスモータ42の駆動時間が算出される。ATC係数はトナー濃度補給係数を表し、TCセンサ12によって測定された現像器4内のトナー濃度の測定値と、目標値との差に、このATC係数を積算することでトナー補給量が算出される。これもディスペンスモータ42の駆動時間が算出される。なお、その他の定数については、後述する。
本実施例のトナー濃度の調整手順を図3に示すフローチャートを参照しながら説明する。本実施例は、トナー濃度の検出結果に応じてトナー濃度のずれを補うトナー補給を行ないつつ、現像器4の受け入れ可能トナー量を判定し、受け入れ可能トナー量を超えるトナー量の補給を行なわないようにする。現像器4の受け入れ可能トナー量は、画素数又は画像密度が基準となる標準画像の画素数又は前記画像密度よりも小さいかどうかで判定する。
まず、プリントジョブを開始すると(ステップS1)、プリント枚数をカウントするカウンタの値を1インクリメントする(ステップS2)。次に、画像データからプリント画像のピクセル数を求め、これにICDC係数を積算し、ICDCディスペンス時間を求める(ステップS3)。このICDCディスペンス時間は、ディスペンスモータ42を駆動する駆動時間に当たる。
ディスペンスモータ42の駆動時間の情報は、ディスペンスバッファに記録されている。ディスペンスバッファに既に記録されているICDCディスペンス時間に、ステップS3で求めたICDCディスペンス時間を加算して、新たなICDCディスペンス時間を算出する(ステップS4)。求めた新しいICDCディスペンス時間は、ディスペンスバッファに記録される。
次に、プリント画像のピクセル数を累積ピクセル数に加算し、累積ピクセル数を算出する(ステップS5)。求めた累積ピクセス数をプリント数で除算し、平均ピクセル数を求める(ステップS6)。
平均ピクセル数が求められると、この平均ピクセル数と、画像が低密度であるか否かを判定する低密度閾値と比較する(ステップS7)。比較結果により画像が低密度であると判定すると(ステップS7/YES)、トナー補給量の上限値を低密度用のトナー補給量上限値に設定する(ステップS8)。また画像が低密度ではないと判定すると(ステップS7/NO)、トナー補給量の上限値を通常用のトナー補給量の上限値に設定する(ステップS9)。
次に、プリント数をカウントするカウンタの値を参照し、ADCパッチの作成タイミングとなったか否かをチェックする(ステップS10)。ADCパッチは、所定枚数のプリントごとに感光体ドラム3上に作成され、ADCパッチの濃度測定を行なうことで、トナー濃度を測定する。ADCパッチの作成タイミングになったと判定すると(ステップS10/YES)、ADCパッチを作成し、この濃度を測定して、パッチ濃度差を計算する(ステップS11)。パッチ濃度差は、測定したパッチ濃度からパッチ濃度の目標値を減算した値である。
次に、累積ピクセル数、プリント枚数をカウントするカウンタの値を共にゼロにセットし(ステップS12)、ADCディスペンス時間を求める(ステップS13)。ADCディスペンス時間は、ステップS11で求めたパッチ濃度差にADC係数を積算した値である。次に、ディスペンスバッファに記録しているADCディスペンス時間を0にし(ステップS14)、ADCディスペンス時間をトナー補給量上限値と比較する(ステップS15)。
ADCディスペンス時間がトナー補給量上限値よりも上回った場合には(ステップS15/YES)、ADCディスペンス時間をトナー補給量上限値に固定し(ステップS16)、このトナー補給量上限値をディスペンスバッファに書き込む(ステップS17)。また、ADCディスペンス時間がトナー補給量上限値を上回っていない場合には(ステップS15/NO)、そのままADCディスペンス時間をディスペンスバッファに書き込む(ステップS17)。
次に、ディスペンスバッファに記録したADCディスペンス時間の累積時間が、ディスペンス単位時間のN倍以上になったか否かを判定する(ステップS18)。ADCディスペンス時間の累積時間が、ディスペンス単位時間のN倍以上になった場合には(ステップS18/YES)、ディスペンスモータをディスペンス単位時間×N回分駆動する(ステップS19)。そして、ディスペンスバッファに記録したADCディスペンス時間から、ディスペンス単位時間×N時間を減算する(ステップS20)。この後、ジョブの終了したか否かをチェックし(ステップS21)、ジョブが続いていた場合には(ステップS21/YES)、ステップS1からの動作を繰り返す。この後、パッチの作成タイミングとなるまでは、出力画像の画素数に応じたディスペンスモータ42の駆動時間をステップS3で求め、トナー使用量に応じたトナーを現像器4に補充する。
このように本実施例は、現像器4の受け入れ可能トナー量が低いと判定できる場合には、トナー補給量の上限値を変更することで、受け入れ可能トナー量を超えるトナーの補給を行なわない。従って、かぶり等の画質劣化を起こすことなく、濃度制御を正確に行なうことができる。
また判定条件として、画素数又は画像密度が基準となる標準画像の画素数又は画像密度よりも小さい時に、トナー補給量の上限値を小さくする。従って、現像器4の受け入れ可能トナー量が低いかどうかを正確に判定することができる。
なお、本実施例の変形例として、図7のステップS101〜S103に示すように現像器4内のトナー濃度をTCセンサ17により測定して、ATCディスペンス時間を算出するものであってもよい。この手順について説明すると、まず前回のトナー濃度の測定から規定の時間を経過したか否かを判定する。規定時間を経過していると判定すると(ステップS100/YES)、現像器4内のトナー濃度を測定し、トナー濃度差を求める(ステップS101)。トナー濃度差は、トナー濃度の目標値からトナー濃度測定値を減算した値である。
次に、累積ピクセル数、プリント数をカウントするカウンタの値をゼロクリアする(ステップS102)。次に、ATCディスペンス時間を求める。このATCディスペンス時間は、ATC係数に、トナー濃度差を積算して求められる(ステップS103)。以降、求めたATCディスペンス時間を使用してディスペンスモータの駆動時間を算出する。
本実施例は、上述した第1実施例と同様の構成を有しているため、構成の説明は省略する。本実施例は、トナー補給量を求め、求めた補給量を所定の回数に分けて補給する。この時、分割する分割数を通常の画像濃度の時と、低密度画像の時とで変更する。
本実施例の動作手順を図4のフローチャートを参照しながら説明する。なお、本実施例の手順は、図3に示す手順とほとんど同じ手順であるので、異なる点だけを説明する。ステップS35で、プリント画像ピクセル数に、蓄積ピクセル数を加算して蓄積ピクセル数を算出するまでの手順は、上述した実施例1での手順と同一である。
その後、平均ピクセル数と低密度判定用の閾値とを比較し(ステップS37)、画像が低密度であると判定すると(ステップS37/YES)、トナー補給回数を低密度用の分割数に設定する(ステップS38)。また画像が低密度ではないと判定すると(ステップS37/NO)、トナー補給回数を通常用の分割数に設定する(ステップS39)。
この後、図4に示すようにADCディスペンス時間を上述した実施例1と同様の手順で求める。ADCディスペンス時間が求められると、このADCディスペンス時間をステップS38、39で設定した分割数で分割し(ステップS46)、分割ADCディスペンス時間を求める。この後、ディスペンスバッファと分割カウンタの値をゼロクリアする(ステップS47)分割カウンタは、ステップS38、39で設定した分割数をカウントするためのカウンタであり、ディスペンスバッファに、分割ADCディスペンス時間が加算される毎に1インクリメントされる。
この分割カウンタが、ステップS38、又はS39で設定した分割数を超えていなかった場合には(ステップS48/YES)、ディスペンスバッファに記録されているADCディスペンス時間に、ステップS46で求めた分割ADCディスペンス時間を加算して、新たなADCディスペンス時間を求める。この値をディスペンスバッファに記録する(ステップS49)。ディスペンスバッファの書き換えが終わると、分割カウンタの値が1インクリメントされる(ステップS50)。以降は、図3に示す実施例1のフローと同様の手順を行なう。
このように本実施例は、現像器4の受け入れ可能トナー量が低いと判定できる場合には、所定量のトナー補給を複数回に分けて行い、一回に補給するトナー量を少なくすることで、受け入れ可能トナー量を超えるトナーの補給を行なわない。従って、かぶり等の画質劣化を起こすことなく、濃度制御を正確に行なうことができる。
なお、本実施例の変形例として、図8に示すように現像器4内のトナー濃度をTCセンサ17により測定して、ATCディスペンス時間を算出するものであってもよい。求めたATCディスペンス時間をADCディスペンス時間の代わりに使用してディスペンスモータの駆動時間を算出する。
本実施例も、上述した第1実施例と同様の構成を有しているため、構成の説明は省略する。本実施例も、トナー補給量を求め、求めた補給量を所定の回数に分けて補給する。この時、一回に補給するトナー補給量の上限値を通常の画像濃度の時と、低密度画像の時とで変更する。
本実施例の動作手順を図5、6に示すフローチャートを参照しながら説明する。なお、本実施例の手順は、図3に示す手順とほとんど同じ手順であるので、異なる点だけを説明する。ステップS66で、プリント画像ピクセル数に、蓄積ピクセル数を加算して蓄積ピクセル数を算出するまでの手順は、上述した実施例1での手順と同一である。
その後、平均ピクセル数と低密度判定用の閾値とを比較し(ステップS67)、画像が低密度であると判定すると(ステップS67/YES)、一回に補給するトナー補給量の上限値を低密度用の分割上限値に設定する(ステップS68)。また、画像が低密度ではないと判定すると(ステップS67/NO)、一回に補給するトナー補給量の上限値を通常用分割上限値に設定する(ステップS69)。
この後、図5に示すようにADCディスペンス時間を上述した実施例1と同様の手順で求める。ADCディスペンス時間が求められると、このADCディスペンス時間がトナー補給上限値よりも大きいか否かを判定する(ステップS74)。このトナー補給上限値は、予め設定されたトナー補給量の許容量である。ADCディスペンス時間がトナー補給上限値よりも大きい場合には(ステップS74/YES)、ADCディスペンス時間を、トナー補給量の上限値に設定する(ステップS75)。
次に、ステップS73で求めたADCディスペンス時間を、ステップS68、S69で設定した分割上限値で割り、分割数を求める。なおここでの除算は、小数点以下を切り捨てる。また、ADCディスペンス時間を分割上限値で割った値から、分割数を減算して、余り分割数を求める(ステップS76)。なお、ここでの除算は、小数点以下を切り上げる。
次に、分割ADCディスペンス時間と、余りADCディスペンス時間とを求める(ステップS77)。分割ADCディスペンス時間は、分割上限値に等しい。また、余りADCディスペンス時間は、ADCディスペンス時間の合計時間から、分割上限値と分割数とを積算した値を減算した値となる。
次に、ディスペンスバッファの値と、分割カウンタの値をゼロクリアし(ステップS78)、分割カウンタの値と分割数とを比較する(ステップS79)。分割カウンタの値が分割数よりも小さい場合には(ステップS79/NO)、分割したADCディスペンス時間を、ディスペンスバッファに既に記録している値に加算し、新たなディスペンス時間を求め、この値をディスペンスバッファに記録する(ステップS80)。この後、分割カウンタの値を1インクリメントする(ステップS81)。
また、分割カウンタ数が分割数よりも大きくなると(ステップS79/YES)、ステップS76で求めた分割数と余り分割数との和が、分割カウンタ数を超えているか否かを判定する(ステップS82)。分割カウンタ数が、分割数と余り分割数の和よりも小さい場合(ステップS82/NO)、ステップS77で求めた余りADCディスペンス時間を、ディスペンスバッファに記録したディスペンス時間に加算し、新たなディスペンス時間を求める。この値をディスペンスバッファに記録する(ステップS83)。この後、分割カウンタの値を1インクリメントする。この処理を、分割カウンタ数が、分割数と余り分割数の和よりも大きくなるまで繰り返す(ステップS82/YES)。以降の処理は、図3に示す実施例1と同様であるため説明を省略する。
このように本実施例は、現像器4の受け入れ可能トナー量が低いと判定できる場合には、所定量のトナー補給を複数回に分けて行い、一回に補給するトナー量の上限値を設定することで、受け入れ可能トナー量を超えるトナーの補給を行なわない。従って、かぶり等の画質劣化を起こすことなく、濃度制御を正確に行なうことができる。
なお、本実施例の変形例として、図9、10に示すように現像器4内のトナー濃度をTCセンサ17により測定して、ATCディスペンス時間を算出するものであってもよい。求めたATCディスペンス時間をADCディスペンス時間の代わりに使用してディスペンスモータの駆動時間を算出する。
上述した実施例は、本発明の好適な実施例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。
画像形成装置の構成を示す図である。 制御装置の構成を示す図である。 実施例1の動作手順を示すフローチャートである。 実施例2の動作手順を示すフローチャートである。 実施例3の動作手順を示すフローチャートである。 実施例3の動作手順を示すフローチャートである。 実施例1の変形例の動作手順を示すフローチャートである。 実施例2の変形例の動作手順を示すフローチャートである。 実施例3の変形例の動作手順を示すフローチャートである。 実施例3の変形例の動作手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 ROS 2 帯電器
3 感光体ドラム 4 現像器
5 転写装置 6 クリーナ
7 除電器 8 定着器
9 ESVセンサ 10 転写補助帯電器
11 ADCセンサ 12 TCセンサ
41 トナー容器 42 ディスペンスモータ
43 現像ロール 51 転写ベルト
52 転写ローラ

Claims (1)

  1. 像担持体上の画像濃度を測定して、トナー濃度を検出するトナー濃度検出手段と、
    出力画像の画素数又は画像密度を算出する画素数/画像密度算出手段と、
    前記トナー濃度の検出結果と前記トナー濃度の目標値との差分に応じてトナー補給量を決定すると共に、該決定したトナー補給量を所定の分割数で除算し、前記分割数の回数に分けて補給するトナー補給量を決定する制御手段とを有し、
    前記制御手段は、前記画素数又は前記画像密度に応じて、前記所定の分割数を変更すると共に、前記画素数又は前記画像密度が基準となる標準画像の前記画素数又は前記画像密度よりも小さい場合に、前記所定の分割数を大きくすることを特徴とする画像形成装置。
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