JP6071863B2 - 画像形成装置、現像装置のトナー補給方法、及びプログラム - Google Patents

画像形成装置、現像装置のトナー補給方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、現像装置にトナーを補給する画像形成装置、現像装置にトナーを補給するトナー補給方法、及び現像装置にトナーを補給する制御のプログラムに関する。
電子写真方式によって用紙に画像を形成する複写機やプリンターなどの画像形成装置には、トナーを用いて現像を行う現像装置が備えられている。前記現像装置の一例としてトナー及び磁性キャリアを用いる二成分現像法によって現像を行う現像装置が知られている。感光体などの像担持体上に形成された静電潜像は、現像装置によってトナーが供給されて、トナー像として現像される。そして、このトナー像は、転写装置によって感光体から用紙上に転写される。トナー像が転写された用紙は、定着装置によって加熱及び加圧される。これにより、トナー像が用紙に定着して用紙に画像が形成される。これによって一連の画像形成動作が完了する。
上述の画像形成動作に使用されるトナーを含む現像剤は、現像装置の内部に収容されている。画像形成動作が繰り返されると、現像装置の内部に収容されたトナーが消費されてトナーの量が少なくなる。そのため、画像形成装置には、消費されたトナー量を検知する検知部が設けられており、検知されたトナーの消費量に基づいて、現像装置内のトナーの量が常に規定量となるようにトナーコンテナからトナーが自動的に補給される。また、現像装置は、トナーを撹拌しつつ一方向へ搬送させる撹拌部が設けられている。供給されたトナーは、撹拌部によって適度に撹拌される。これにより、現像に必要な電荷がトナーに帯電する。
ところで、用紙への印字率が高い領域と印字率が低い領域とが混在する画像データに基づいて現像が行われると、現像装置内の現像剤には、消費されたトナー量が多い領域と消費された少ない領域とが生じる。そして、暫くの間その状態を維持したまま循環搬送される。このようにトナー量が異なる領域が混在した状態で、次の画像形成動作が実行されると、トナー量の差に起因して、現像されたトナー画像の濃度に斑が生じる恐れがある。これに対して特許文献1には、トナー収容室内のトナー濃度の低い領域を検知して、その領域に規定量不足のトナーを補給することによって、トナー量の差をなくし、現像装置内のトナー量を均一化させる技術が開示されている。
特開2007−304524号公報
前記特許文献1に開示された技術は、用紙にベタ塗りの黒画像が形成された場合など局所的に大量のトナーが消費された場合に、その領域に限定してトナーを補給する。この場合、新たに補給されたトナーは、次の現像に使用されるまでに十分に撹拌されないため帯電不良が生じ静電潜像以外にトナーが付着して、形成される用紙にかぶり現像を発生させる。また、新たに補給されたトナーの帯電量と現像装置内に留まっているトナーの帯電量とが異なるため、現像性が不均一になる。この状態で、ハーフトーン画像等を用紙に形成すると画像に濃度斑が生じることがある。
本発明の目的は、トナーの補給動作により生じる帯電量の不均一を是正し、かぶり現象を抑制することが可能な画像形成装置、現像装置のトナー補給方法、及びプログラムを提供することにある。
本発明の一の局面に係る画像形成装置は、現像装置、撹拌搬送部、収容部、補給部、消費量算出部、及び補給制御部を備える。前記現像装置は、像担持体の表面に形成された画像データに基づく静電潜像にトナーを供給して、前記静電潜像をトナーで現像する。前記撹拌搬送部は、前記現像装置内に設けられ、少なくともトナーを含む現像剤を撹拌しながら循環搬送する。前記収容部は、前記現像装置に補給するためのトナーを収容する。前記補給部は、前記収容部に収容されたトナーを前記現像装置に補給する。前記消費量算出部は、前記現像装置内で循環搬送される前記現像剤における複数の領域ごとにトナーの消費量を、前記画像データに基づいて算出する。前記補給制御部は、前記消費量算出部によって算出された算出消費量が予め定められた第1消費量未満である第1領域に前記第1領域の前記算出消費量に対応する第1補給量のトナーを前記補給部によって前記収容部から補給させ、前記消費量算出部によって算出された前記算出消費量が前記第1消費量以上である第2領域に前記第2領域の前記算出消費量よりも少ない第2補給量のトナーを前記補給部によって前記収容部から補給させる。
本発明の他の局面に係る現像装置のトナー補給方法は、第1ステップ乃至第4ステップを含む。前記第1ステップは、少なくともトナーを含む現像剤が現像部内で循環搬送される際に、前記現像剤における複数の領域ごとの消費量を、前記現像部がトナーを供給して現像する静電潜像の画像データに基づいて算出する。第2ステップは、前記第1ステップによって算出された前記複数の領域ごとの算出消費量が予め定められた第1消費量未満である第1領域か、又は前記第1消費量以上である第2領域かを判定する。第3ステップは、前記第2ステップによって前記第1領域と判定された場合に、前記第1領域の前記算出消費量に対応する第1補給量のトナーを、トナーが収容された収容部から前記第1領域に補給させる。第4ステップは、前記第2ステップによって前記第2領域と判定された場合に、前記第2領域の前記算出消費量よりも少ない第2補給量のトナーを、前記収容部から前記第2領域に補給させる。
本発明の他の局面に係るプログラムは、画像形成装置を制御するコンピューターに、第1ステップ乃至第4ステップを実行させるためのものである。前記第1ステップは、少なくともトナーを含む現像剤が現像部内で循環搬送される際に、前記現像剤における複数の領域ごとの消費量を、前記現像部がトナーを供給して現像する静電潜像の画像データに基づいて算出する。第2ステップは、前記第1ステップによって算出された前記複数の領域ごとの算出消費量が予め定められた第1消費量未満である第1領域か、又は前記第1消費量以上である第2領域かを判定する。第3ステップは、前記第2ステップによって前記第1領域と判定された場合に、前記第1領域の前記算出消費量に対応する第1補給量のトナーを、トナーが収容された収容部から前記第1領域に補給させる。第4ステップは、前記第2ステップによって前記第2領域と判定された場合に、前記第2領域の前記算出消費量よりも少ない第2補給量のトナーを、前記収容部から前記第2領域に補給させる。
本発明によれば、トナーの補給動作により生じる帯電量の不均一を是正し、かぶり現象を抑制することが可能である。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す図。 図1の画像形成装置が備える現像装置の斜視図。 図2における切断面III−IIIの断面を示す図。 画像形成部の構成を示す図。 本発明の補給制御システムの概略構成を示す機能ブロック図。 現像装置の仮想領域と用紙に現像される画像の位置との関係を示す図。 トナー濃度に基づき仮想領域にトナーを補給した場合の一例を示す図。 トナー帯電量に基づき仮想領域にトナーを補給した場合の一例を示す図。 トナー濃度に基づき仮想領域にトナーを補給した場合とトナー帯電量に基づき仮想領域にトナーを補給との比較の一例を示す図。 トナー補給量とトナー帯電量及び画像濃度との対応関係を示す図。 トナー帯電量に応じて変化するトナーの飛翔力とトナーの付着力との関係の一例を示す図。 制御部により実行される補給制御処理の手順の一例を示すフローチャート。 制御部により実行される補給制御処理の手順の他の一例を示すフローチャート。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。
[画像形成装置100の概略構成]
まず、本発明の実施形態の画像形成装置100の概略構成について説明する。図1に示されるように、画像形成装置100は、画像読取部1、ADF(Automatic Document Feeder)2、画像形成部3、給紙部4、制御部5、及び操作表示部6などを備えている。操作表示部6は、制御部5からの制御指示に従って各種の情報を表示し、ユーザー操作に応じて制御部5に各種の情報を入力するタッチパネルなどである。ここで、図1(A)は、画像形成装置100の正面図であり、図1(B)は、画像読取部1の平面図である。なお、説明の便宜上、画像形成装置100が使用可能に設置された状態の鉛直方向を上下方向7と定義し、操作表示部6が設けられている側を手前側(正面)として前後方向8を定義し、操作表示部6を正面として左右方向9を定義する。また、画像形成装置100は、本発明の画像形成装置の一例に過ぎず、例えば、プリンター、FAX装置、複写機などであってもよい。
画像読取部1は、用紙Pから画像データを取得する。画像読取部1は、原稿カバー2A、コンタクトガラス11、読取ユニット12、ミラー13、ミラー14、光学レンズ15、及びCCD(Charge Coupled Device)16などを備えた画像読取手段である。コンタクトガラス11は、画像読取部1の上面に設けられており、画像形成装置100の画像読取対象となる用紙Pが載置される透明な用紙台である。
原稿カバー2Aは、必要に応じてコンタクトガラス11を覆うものである。そして、画像読取部1は、制御部5によって制御されることによって、コンタクトガラス11上に載置された用紙Pから画像を読み取る。
読取ユニット12は、LED光源121及びミラー122を備えており、ステッピングモーターなどの不図示の移動機構によって副走査方向(図1における左右方向9)へ移動可能に構成されている。そして、前記移動機構によって読取ユニット12が副走査方向に移動されると、LED光源121からコンタクトガラス11に向けて照射される光が副走査方向に走査される。
LED光源121は、画像形成装置100の主走査方向(図1における前後方向8)に沿って配列された多数の白色LEDを備えている。LED光源121は、コンタクトガラス11上の読取位置12Aにある用紙Pに向けて1ライン分の白色光を照射する。なお、読取位置12Aは、読取ユニット12の副走査方向への移動に伴って副走査方向へ移動する。
ミラー122は、LED光源121から読取位置12Aにある用紙Pに光を照射したときの反射光をミラー13に向けて反射させる。そして、ミラー122で反射した光は、ミラー13及びミラー14によって光学レンズ15に導かれる。光学レンズ15は、入射した光を集光してCCD16に入射させる。
CCD16は、受光した光をその光量に応じた電気信号(電圧)に変換して制御部5に出力する光電変換素子である。具体的には、CCD16は、LED光源121から光が照射されたときに用紙Pから反射した光に基づいて用紙Pの画像に対応する電気信号に基づいて画像データを生成する。
ADF2は、原稿カバー2Aに設けられている。ADF2は、用紙トレイ21、給送機構22、複数の搬送ローラー23、用紙押さえ24、及び排紙部25などを備えた自動原稿送り装置である。ADF2は、給送機構22及び搬送ローラー23各々を不図示のステッピングモーターで駆動させることによって、用紙トレイ21にセットされた用紙Pをコンタクトガラス11上の読取位置12Aを通過させて排紙部25まで搬送させる。この際に、画像読取部1によって読取位置12Aを通過する用紙Pの画像が読み取られる。
用紙押さえ24は、コンタクトガラス11上の読取位置12Aの上方に用紙Pが通過できる間隔を隔てた位置に設けられている。用紙押さえ24は、主走査方向に長尺状に形成されており、その下面(コンタクトガラス11側の面)には白色のシートが貼り付けられている。画像形成装置100では、前記白色のシートの画像データが白色基準データとして読み取られる。前記白色基準データは、周知のシェーディング補正などで用いられる。
画像形成部3は、画像読取部1で読み取られた画像データ、又は外部のパーソナルコンピューターなどの情報処理装置から入力された画像データに基づいて画像形成処理(印刷処理)を実行する電子写真方式の画像形成手段である。画像形成部3は、感光体31(本発明の像担持体の一例)、帯電装置32、LSU(Laser Scanner Unit)33、現像装置34(本発明の現像部の一例)、転写装置35、除電装置36、定着ローラー37、加圧ローラー38、及びトナーコンテナ39(本発明の収容部の一例)などを備えている。
画像形成部3では、給紙部4から給送された用紙Sに以下の手順で画像が形成され、画像形成後の用紙Sは排紙トレイ40に排紙される。具体的には、まず、帯電装置32によって円筒形状に形成された感光体31が所定の電位に一様に帯電される。次に、LSU33によって感光体31の表面に画像データに基づく光が照射される。これにより、感光体31の表面に静電潜像が形成される。そして、感光体31上の静電潜像は、現像装置34からトナーが供給され、トナー像として現像(可視像化)される。続いて、感光体31に形成されたトナー像は転写装置35によって用紙Sに転写される。その後、用紙Sに転写されたトナー像は、その用紙Sが定着ローラー37及び加圧ローラー38の間を通過して排出される際に定着ローラー37で加熱されて用紙Sに溶融定着する。感光体31の電位は除電装置36で除電される。なお、現像装置34の詳細については後述する。
給紙部4は、画像形成部3において画像が形成される用紙Sを給送する。給紙部4は、不図示のカセット装着部に装着された不図示の給紙カセットに載置された複数の用紙Sを一枚ずつ画像形成部3に給送する。
[現像装置34の構成]
次に、図2乃至図5を参照しつつ、現像装置34について詳細に説明する。現像装置34は、少なくともトナーを含む現像剤を収容し、トナーを用いて現像する現像装置である。
図2及び図3に示されるように、現像装置34は、前後方向8に長い形状に形成されている。現像装置34は、前後方向8に長い筐体60を有している。筐体60は、現像ローラー61(図4参照)を支持するフレームの役割や、内部に現像剤を収容する容器の役割を担う。現像装置34の外側には、補給口70が形成されている。図4に示されるように、トナーコンテナ39は、現像装置34に補給するためのトナーを収容している。トナーコンテナ39が現像装置34に装着されると、補給口70を開閉するシャッターが開き、トナーコンテナ39から現像装置34にトナーを補給できるようになる。トナーコンテナ39の内部には、コンテナスクリュー69(本発明の補給部の一例)が備えられている。コンテナスクリュー69は、軸周りに螺旋形状の羽が設けられており、図示しない駆動モーターによって回転されることにより、トナーコンテナ39に収容されたトナーを現像装置34に設けられた補給口70に補給する。
現像装置34の筐体60の内部には、現像剤貯留部63、スクリューフィーダー64(本発明の撹拌搬送部の一例)、現像ローラー61、磁気ローラー62などが備えられている。図3及び図4に示されるように、現像剤貯留部63は、筐体60の底部分に形成されており、トナーコンテナ39から補給されたトナー及び磁性体のキャリアを含む現像剤が貯留された容器である。現像剤担持体である磁気ローラー62は、現像剤貯留部63の上方に配置される。トナー担持体である現像ローラー61は、磁気ローラー62の斜め上方位置で磁気ローラー62に対向配置される。
また、図5に示されるように、現像ローラー61、磁気ローラー62、スクリューフィーダー64A、及びスクリューフィーダー64Bは、ステッピングモーター65に接続されている。ステッピングモーター65は、ギヤを介して回転力を供給してスクリューフィーダー64A、スクリューフィーダー64B、現像ローラー61、及び磁気ローラー62を連動して回転させる。現像ローラー61及び磁気ローラー62は、現像時に感光体31にトナーを供給する正回転方向へ回転され、これに連動してスクリューフィーダー64A、及びスクリューフィーダー64Bもギヤによって定められた正回転方向に回転する。
現像剤貯留部63は、現像装置34の長手方向(前後方向8)に延びる2つの隣り合う現像剤貯留室63A,63Bを含む。現像剤貯留室63A,63Bそれぞれは、前後方向8に長い円筒状の形状に形成されている。現像剤貯留室63A,63Bは、筐体60に一体に形成され前後方向8に延びる仕切り板によって互いに仕切られている。ただし、現像剤貯留室63A,63Bは完全に仕切られているのではなく、前後方向8における両端部には仕切り板が設けられていない。具体的には、現像剤貯留室63A,63Bそれぞれの前後方向8の両端部は連通路によって互いに連通されている。また、現像剤貯留室63Aの前後方向8の前側には、補給口70が設けられており、トナーコンテナ39からトナーが補給される補給位置である。
各現像剤貯留室63A,63Bには、軸回りに回転されることにより現像剤を撹拌及び搬送するスクリューフィーダー64A,64Bが収容されている。スクリューフィーダー64A,64Bには、軸周りに螺旋形状の羽が設けられている。スクリューフィーダー64A,64Bは、ステッピングモーター65によって回転される。スクリューフィーダー64A,64Bそれぞれの回転方向は、互いに逆方向に設定されている。これにより現像剤は、現像剤貯留室63A及び現像剤貯留室63B間を撹拌されつつ循環搬送される。また、スクリューフィーダー64は、前記補給位置を経由して現像剤を撹拌しながら循環搬送するため、トナーコンテナ39から補給されたトナーを元々現像装置34内にある現像剤と合わせて撹拌する。この撹拌により、トナーとキャリアとが混合された現像剤のトナーが電荷を持つようになる。
磁気ローラー62は、現像装置34の長手方向(前後方向8)に長く形成されている。磁気ローラー62は、現像装置34に沿って配置されており、現像時に回転される。磁気ローラー62の内部には、固定式の所謂磁石ロール(図示せず)が配置されている。磁石ロールは複数の磁極を有しており、磁力によって現像剤貯留部63から現像剤をその磁気ローラー周面上に磁気的に汲み上げる。磁気ローラー周面上に付着した現像剤層が、磁気ローラー62の回転に伴って規制ギャップに搬送されると、現像剤層の層厚は前記規制ギャップにおいて規制される。これにより、磁気ローラー周面上には所定厚さの均一な現像剤層が形成される。
現像ローラー61は、現像装置34の長手方向(前後方向8)に長く形成されている。現像ローラー61は、磁気ローラー62及び感光体31に対して平行に延びるように対向して配置されており、現像時に回転される。現像ローラー61は、磁気ローラー周面上に保持された現像剤層に接触した状態で回転しつつ、前記現像剤層からトナーを受け取ってトナー層を担持する現像ローラー周面を有する。現像動作が行なわれる現像時には、前記トナー層のトナーが感光体31の周面に供給される。
[領域ごとのトナー消費量]
図6に示されるように、用紙Sに形成されるトナー像に、搬送方向9Aに沿って延びる細長い領域ごとに濃淡がある場合、現像装置34内の現像剤の消費量が不均一になる。トナーは流動性を有する粉体であるが、流動性が低い。そのため、トナー量が不均一な状況が暫く維持される。トナー量が不均一な現像剤は、スクリューフィーダー64により循環搬送される。スクリューフィーダー64による現像装置34内で撹拌されながら搬送される現像剤が同じ位置に戻るまでの1周の時間が、感光体31が1回転する時間よりも十分遅い。例えば、現像装置34内の現像剤の移動速度は30mm/sであり、感光体31の回転速度は、300〜400mm/sである。そこで、現像装置34内で循環搬送される現像剤における複数の領域を、現像剤が現像装置34内で循環搬送される方向(矢印71)に対して、感光体31が1回転する時間内に現像剤が移動する距離よりも長く均等に分割する。図6に示される例では、現像剤における複数の領域は、現像剤貯留室63A,63Bそれぞれに対応する16領域に分割される。現像剤における複数の領域は、現像剤貯留室63全体に対応する32領域に分割される。これらの領域は、現像剤の循環搬送に伴って現像装置34内を移動する。これによって、現像剤の部分的なトナー消費量を複数の領域ごとに取り扱うことが容易になる。図6に示される例では、用紙Sに現像されたトナー像が、D4領域、D9領域、及びD14領域の順にトナー消費量が多く、これに対応して現像剤における領域4、領域9、及び領域14の順に現像剤に含まれるトナー量が少なくなる。スクリューフィーダー64によって循環搬送される現像剤の前記複数の領域が、補給口70が設けられた前記補給位置に到達したときに、コンテナスクリュー69によってトナーコンテナ39から前記複数の領域にトナーを補給することができる。コンテナスクリュー69によって、トナーコンテナ39から現像剤における領域4、領域9、及び領域14それぞれにトナー消費量に応じた量のトナーを補給することができる。
ここで、現像剤の領域ごとのトナー消費量に対応したトナー量を補給した場合について説明する。ここでは、図6に示される例と同様に、現像装置34の現像剤における領域4、領域9、及び領域14のトナーが消費され、他の領域のトナーは消費されなかったものとして説明する。なお、図7(A)は、領域ごとのトナー消費量を示すトナー濃度の値を示す図である。図7(B)は、領域ごとのトナー補給量を示す図である。図7(C)は、トナー補給後の領域ごとのトナー濃度を示す図である。図7(D)は、トナー補給後の領域ごとのトナー帯電量を示す図である。図7(E)は、トナー補給後の現像剤を用いて、一様な画像濃度の静電潜像に基づいて現像したトナー画像の濃度を示す図である。
図7(A)に示されるように、トナーが消費されていない領域のトナー濃度が8.0Wt%、領域4のトナー濃度が7.5Wt%、領域9のトナー濃度が7.0Wt%、及び領域14のトナー濃度が6.5Wt%である。トナー濃度に対応するトナー消費量は、領域4が15mg、領域9が30mg、及び領域14が45mgに相当する。ここで、現像剤の領域ごとのトナー消費量に対応したトナー量を補給する。図7(B)に示されるように、コンテナスクリュー69によってトナーコンテナ39から補給されるトナー量は、領域4が15mg、領域9が30mg、及び領域14が45mgである。このように補給されると、現像装置34内のトナー濃度が均一になる。図7(C)に示されるように、現像装置34内の全ての領域のトナー濃度が8.0Wt%になる。しかし、新たに補給されるトナー量が多いと、次の現像に使用されるまでに十分に撹拌されず、帯電不良が生じる。図7(D)に示されるように、トナーが補給されていない領域のトナー帯電量が20μC/g、領域4の帯電量が18μC/g、領域9の帯電量が17μC/g、及び領域14の帯電量が15μC/gである。この状態で、ハーフトーン画像が用紙Sに形成されると、図7(E)に示されるように、帯電量が不十分な領域のトナーを使用した用紙Sの領域D4、D9、及びD14の画像の濃度が他の領域の画像の濃度と異なることになる。
[領域ごとのトナー帯電量を考慮したトナー補給]
次に、現像剤の領域ごとのトナー帯電量を考慮したトナー量を補給した場合について説明する。ここでは、図6及び図7に示される例と同様に、現像装置34の現像剤における領域4、領域9、及び領域14のトナーが消費され、他の領域のトナーは消費されなかったものとして説明する。また、現像装置34からトナーを補給した、現像剤貯留室63Bに対応する16領域について説明する。なお、図8(A)は、領域ごとのトナー消費量を示すトナー濃度の値を示す図である。図8(B)は、領域ごとのトナー補給量を示す図である。図8(C)は、トナー補給後の領域ごとのトナー濃度を示す図である。図8(D)は、トナー補給後の領域ごとのトナー帯電量を示す図である。図8(E)は、トナー補給後の現像剤を用いて、一様な画像濃度の静電潜像に基づいて現像したトナー画像の濃度を示す図である。
図8(A)に示されるように、図7(A)と同様に、トナーが消費されていない領域のトナー濃度が8.0Wt%、領域4のトナー濃度が7.5Wt%、領域9のトナー濃度が7.0Wt%、及び領域14のトナー濃度が6.5Wt%である。トナー濃度に対応するトナー消費量は、領域4が15mg、領域9が30mg、及び領域14が45mgに相当する。しかし、図8に示される例では、制御部5は、トナー帯電量を考慮したトナー量をコンテナスクリュー69によって補給させる。トナー消費量に対応するトナー量を補給してもトナー帯電量が許容範囲内の領域には、トナー消費量に対応するトナー量が補給され、トナー消費量に対応するトナー量を補給されるとトナー帯電量が許容範囲外になる領域には、トナー消費量よりも少ないトナー量が補給される。図8(B)に示される例では、トナー消費量に対応するトナー量を補給してもトナー帯電量が許容範囲内か否かの第1消費量(本発明の第1消費量の一例)は、15mgである。なお、以後、領域のトナー消費量が第1消費量未満の領域を第1領域(本発明の第1領域の一例)と称し、領域のトナー消費量が第1消費量以上の領域を第2領域(本発明の第2領域の一例)と称する。なお、トナー消費量が前記第1消費量に一致する15.0mgである第2領域4には、トナー消費量に対応するトナー量15.0mgが補給される。トナー消費量が前記第1消費量よりも多い領域9(本発明の第2領域の一例)、及び領域14(本発明の第2領域の一例)には、トナー消費量よりも少ないトナー量が補給される。
第2領域9及び第2領域14に供給されるトナー量は、各前記第2領域のトナー消費量から前記基準消費量を引いた残りの第2消費量(本発明の第2消費量の一例)に対して1未満の係数を乗じた第3消費量(本発明の第3消費量の一例)と前記第1消費量とを加算したトナー量である。図8(B)に示される例では、第2領域9について、第2領域9のトナー消費量である30mgから前記第1消費量である15mgを引いた残りの前記第2消費量である15mgに0.5を乗じた前記第3消費量が7.5mgである。前記第3消費量である7.5mgと前記第1消費量である15mgを加算した22.5mgが、第2領域9のトナー補給量である。同様に第2領域14について、第2領域14のトナー消費量である45mgから前記第1消費量である15mgを引いた残りの前記第2消費量である30mgに0.5を乗じた前記第3消費量が15mgである。前記第3消費量である15mgと前記第1消費量である15mgを加算した30mgが、第2領域14のトナー補給量である。
トナー消費量が前記第1消費量である15.0mg未満の前記第1領域1〜3、5〜8、10〜13、15、及び16には、トナー消費量に対応するトナー量(第1補給量)が補給される。前記第2領域に補給されるトナー補給量がトナー消費量よりも少ないため、不足する不足トナー量が均等に分割され、前記第1領域に均等分割されたトナー量が補給される。言い換えると、前記第2領域がある場合に、前記第2消費量から前記第3消費量を引いた量に対応する第3補給量を均等に分割して、前記第1領域に均等量のトナーが補給される。図8(B)に示される例では、第2領域4に15mg補給され、第2領域9には22.5mg補給され、及び第2領域14には30mg補給される。第2領域4の不足するトナー補給量は0mg、第2領域9の不足するトナー補給量は7.75mg、及び第2領域14の不足するトナー補給量は15mgであり、合計22.5mgの補給不足が生じる。そこで、22.5mgを残りの前記第1領域の数である13で均等に分割した約1.7mgが前記第1領域に補給される。
図8(B)に示されるように、トナー帯電量を基準にした補給が成されると、現像装置34内のトナー濃度は均一にならない。図8(C)に示されるように、前記第1領域のトナー濃度は8.1Wt%、第2領域4のトナー濃度は8.0Wt%、第2領域9のトナー濃度は7.7Wt%、及び第2領域14のトナー濃度は7.6Wt%になる。しかし、トナー消費量が多い領域のトナー補給量は相対的に少なくされ、トナー補給量が少ない領域のトナー補給量は相対的に多くなり、次の現像に使用されるまでに略均等に撹拌され、帯電量が略均一になる。図8(D)に示される例では、前記第1領域及び前記第2領域の帯電量は、19μC/gである。この状態で、ハーフトーン画像が用紙Sに形成されると、図8(E)に示されるように、画像の濃度が略均一になる。前回の現像でトナー消費量が多かった第2領域4、9及び14のトナーによって現像される用紙Sの領域D4、D9及びD14は、他の前記第1領域のトナーによって現像される用紙Sの他の領域と略同じ画像濃度になる。
トナー消費量に対応したトナー量の補給とトナー帯電量を考慮したトナー補給との現像性の違いについて説明する。図9(A)は、図7で示された領域ごとのトナー消費量に対応いたトナー補給量の表である。図9(B)は、図7で示された領域ごとのトナー消費量に対応いたトナー補給による各領域のトナー濃度、帯電量、及び現像された用紙Sの画像濃度を示す表である。図9(C)は、図8で示された領域ごとのトナー帯電量を考慮したトナー補給量の表である。図9(D)は、図8で示された領域ごとのトナー帯電量を考慮したトナー補給量による各領域のトナー濃度、帯電量、及び現像された用紙Sの画像濃度を示す表である。図9(B)に示されるように、トナー消費量に対応した補給の場合、補給後のトナー濃度の標準偏差が0.077であるのに対して、図9(D)に示されるように、トナー帯電量を考慮した補給の場合、補給後のトナー濃度の標準偏差が0.151である。そのため、トナー濃度を考慮した補給では、トナー濃度のばらつきが大きくなる。しかし、トナー消費量に対応した補給の場合、補給後のトナー帯電量の標準偏差が1.672であるのに対して、トナー帯電量を考慮した補給の場合、補給後のトナー帯電量の標準偏差が0.544である。そのため、トナー帯電量を考慮した補給では、トナー帯電量のばらつきが小さくなる。そのため、トナー消費量に対応した補給の場合、補給後の画像濃度を示す値(GrayI.D.)の標準偏差が0.021であるのに対して、トナー帯電量を考慮した補給の場合、補給後の画像濃度を示す値(GrayI.D.)の標準偏差が0.008である。そのため、トナー帯電量を考慮した補給では、画像濃度を示す値(GrayI.D.)の標準偏差が1桁低い値になる。トナー帯電量を考慮した補給の方が、画像濃度が均一化されている。
ここで、トナー帯電量と画像濃度(GrayI.D.)の関係について説明する。図10(A)は、1領域へのトナー補給量とトナー帯電量との関係を示すグラフである。図10(B)は、1領域へのトナー補給量と画像濃度との関係を示すグラフである。トナー帯電量は、1領域の補給量が10mgを超えると徐々に低下していく傾向がある。これに対して、画像濃度は、1領域の補給量が30mgを超えると悪化する傾向がある。そのため、トナー帯電量が多少低下しても画像濃度に影響はほとんどないが、トナー帯電量が大きく低下すると画像濃度が悪化する傾向がある。これは、トナー補給量が多くなると、1つのトナーとキャリアとの接触頻度が少なくなり、トナー帯電量が現像に適するまでに時間がかかる。そのため、前記第2領域が次の現像に使用のために搬送されて使用されるときに、トナー帯電量が十分でなく、画像濃度に斑が生じる原因と考えられる。
トナー帯電量と画像濃度の関係について、図11を用いて更に詳しく検討する。図11の横軸は、トナー帯電量を示し、縦軸は各トナー帯電量における力の強度を表す。実線F1は、現像時に必要な現像電界を加えたときのトナーの飛翔力を表し、式(1)F=qEにより表すことができる。なお、qはトナー帯電量、Eは現像電界である。破線F2は、トナーと現像ローラー61との間に働く付着力を表し、式(2)F=kq+Dにより表すことができる。なお、kはk=1/(4πε)の比例定数であり、Dは電磁気力以外の前記付着力を表す。図11に示されるように前記飛翔力を表す式(1)と前記付着力を表す式(2)は、2箇所で重なり、帯電量が小さい方をα、帯電量が大きい方をγとする。また、前記飛翔力と前記付着力の差が最も大きい箇所をβとする。βは、式(1)と式(2)との差分をトナー帯電量qで微分し、微分により得られた値がゼロとなるときのトナー帯電量qを求めることにより得られる。トナー帯電量qの値は、q=E/2Kであり、そのときのβの値は、β=E/2Kである。トナー帯電量qがαよりも小さい範囲A1及びトナー帯電量qがγよりも大きい範囲A4では、前記付着力が前記飛翔力を上回るため、トナーを感光体31まで飛翔させることができず、現像することができない。そのため、トナーコンテナ39から現像装置34に供給されるトナー量は、スクリューフィーダー64によって撹拌されることにより、仮に補給口70から補給されるトナーが現像に使用される現像貯留室63Bに搬送されるまでに、トナーを前記静電潜像に供給する際にトナーを付着させる現像ローラー61の前記付着力よりトナーが感光体31に飛翔する前記飛翔力の方が強くすることが可能な量である。
トナー帯電量qがαよりも大きくγよりも小さい範囲は、βよりも小さい範囲A2とβよりも大きい範囲A3とに区分けされる。範囲A3では、トナー帯電量qが増加するにつれて前記付着力が前記飛翔力よりも強くなり、現像性が低下する。範囲A2では、トナー帯電量qが増加するにつれて前記飛翔力が前記付着力よりも強くなり、現像性が向上する。ただし、範囲A2では、トナー帯電量qが低いため、トナーのかぶり現象が生じる可能性がある。そのため、現像装置34が現像にトナーを用いる際には、トナー帯電量qの値がβ〜γの範囲であることが望ましい。言い換えると、補給されるトナー量は、仮に補給及び撹拌されるトナー帯電量qが増加するに応じて、前記飛翔力と前記付着力の差が縮まる範囲に帯電させることが可能な量である。トナーコンテナ39から補給されるトナー量は、トナーの前記飛翔力と前記付着力が上述の関係を維持することが可能な量である。このトナー量は、現像ローラー61のバイアス電圧、感光体31の帯電電圧、感光体31と現像ローラー61の距離、スクリューフィーダー64の形状及び回転数、及び補給口70から現像剤貯留室63Bまでの長さなどによって定められる。
[制御部5の構成]
制御部5は、画像形成装置100を統括制御するものである。図1に示されるように、制御部5は、CPU5A、ROM5B、RAM5C、EEPROM5D、及びDRIVER5Eなどを主な構成要素とするマイクロコンピュータとして構成されている。なお、制御部5は、集積回路(ASIC、DSP)などの電子回路で構成されたものであってもよい。
制御部5は、画像形成装置100の内部において、画像読取部1、ADF2、画像形成部3、給紙部4、及び操作表示部6などに接続されており、これらの構成要素を制御する。また、制御部5は、画像形成部3を構成する各要素、具体的には、帯電装置32、LSU33、現像装置34、転写装置35、除電装置36、定着ローラー37、加圧ローラー38、及びコンテナスクリュー69などに接続されている。ROM5Bには、画像形成処理を実行するためのプログラムが記憶されている。CPU5Aは、ROM5B内の制御プログラムを実行することによって、制御部5に接続された各要素を制御して、印刷用紙に画像を印刷する。
本実施形態では、制御部5のROM5Bに、後述するトナー補給処理を実行するためのプログラムなどが記憶されている。CPU5Aは、このプログラムを実行することにより、前記トナー補給処理を実行する。また、CPU5Aが前記プログラムを実行することにより、前記トナー補給処理において、制御部5は、走査制御部51、消費量算出部52(本発明の消費量算出部の一例)、比較部53、補給制御部54(本発明の補給制御部の一例)、及び駆動制御部55として機能する。
また、ROM5Bには、前記プログラムの他に、前記トナー補給処理に用いられる電圧値、計算式、閾値、トナー消費量の値、及び補給タイミングなどが記憶されている。例えば、消費量算出部52で、走査制御部51で走査される画像データに基づいて、複数の領域ごとにトナーの消費量を算出する計算式がROM5Bに記憶されている。比較部53が、領域ごとのトナー消費量が前記第1消費量未満か以上かを判定する比較対象の閾値である前記第1消費量の値がROM5Bに記憶されている。補給制御部54が、領域ごとのトナー消費量に対応してトナーを補給する際に、前記第2補給量を算出する計算式、前記第1領域に均等に補給する補給量の計算式、及びトナーを補給する領域の位置を算出する計算式、及び補給するトナー量に応じてコンテナスクリュー69を駆動させる回転数などがROM5Bに記憶されている。なお、EEPROM5Dには、トナーコンテナ39のトナー残量などが記憶される。RAM5Cには、消費量算出部52で算出された領域ごとのトナー消費量の値、補給制御部54で補給する領域ごとのトナー補給量などが記憶される。DRIVER5Dは、コンテナスクリュー69を駆動させるステッピングモーターを動作させる。また、DRIVER5Dは、現像装置34のスクリューフィーダー64、現像ローラー61、及び磁気ローラー62などの各ローラーを駆動させるステッピングモーター65などを動作させる。
走査制御部51は、画像データに基づいて、LSU33を制御して、感光体31状に静電潜像を形成する。走査制御部51がLSU33に光を照射させる領域から現像装置34の現像剤のどの領域のトナーが消費されるかを算出することが可能となる。
消費量算出部52は、現像の元になる画像データに含まれるドット数に基づいて、搬送方向9Aに長い複数の領域ごとに、所定面積当たりにおける画像の面積を示す印字率を算出する。前記細長い複数の領域は、現像装置34の現像剤におけるトナーが消費される複数の領域に対応する。消費量算出部52は、複数の領域ごとに算出された印字率に応じたトナー消費量を算出する。消費量算出部52は、画像データに基づいて、複数の領域ごとのトナー消費量を算出することによって、現像装置34の現像剤のどの領域に、どの程度のトナーを補給する必要があるかを算出することができる。なお、消費量算出部52による具体的な消費量算出については後述する。
比較部53は、消費量算出部52によって算出された領域ごとのトナー消費量が前記第1消費量未満か以上かを判定する。比較部53は、トナー消費量に対応する第1補給量を補給しても現像性に問題を生じない前記第1領域と現像性に問題が生じる前記第2領域とを区分けする。この区分けにしたがい、補給制御部54が前記第1領域と前記第2領域とに応じたトナー補給処理をする。なお、比較部53による具体的な比較については後述する。
補給制御部54は、比較部53の比較結果に基づいて、前記第1領域にはトナー消費量に対応する前記第1補給量のトナーをコンテナスクリュー69によってトナーコンテナ39から補給させる。補給制御部54は、前記第2領域にはトナー消費量よりも少ない量の前記第2補給量のトナーをコンテナスクリュー69によってトナーコンテナ39から補給させる。これによって、前記第2領域において、トナー補給量が多くなりトナーの帯電不良が生じることを防止することができる。
前記第2補給量は、前記第1領域と前記第2領域とを区分けする基準となる前記第1消費量と、前記第1消費量を上回る第2消費量に1未満の係数を乗じて得られた第3消費量とを加算した量である。図8及び図9に示される例では、1未満の係数は0.5である。また、前記第2領域に補給されなかった、残りのトナー量は、均等に分割されて、前記第1領域に補給される。これにより、現像装置34全体としてトナーの補給不足が生じることを防止すると共に、トナーの帯電量を全体的に均一化することができる。なお、補給制御部54による具体的なトナー補給処理については後述する。
駆動制御部55は、現像装置34内の現像ローラー61、磁気ローラー62、スクリューフィーダー64A、及びスクリューフィーダー64Bなどを駆動するステッピングモーター65を回転又は停止させる。
[トナー補給処理]
以下、図12を参照して、制御部5によって実行されるトナー補給処理の手順を説明する。図12のフローチャートにおいてステップS1、S2、・・・は処理手順(ステップ)番号を表している。なお、制御部5による前記トナー補給処理は、画像形成装置100の画像形成処理を実行するときに行われる。ここに、前記トナー補給処理を実行するときの制御部5が本発明に係る消費量算出部、及び補給制御部に相当する。
(ステップS1)
ステップS1において、制御部5は、画像形成装置100の画像形成指示が入力されたか否かを判定する。具体的には、ユーザーからコピーや印刷などの指示が入力されたか否かを判定する。制御部5は、画像形成指示が入力されるまで待つ(S1のNO側)。制御部5は、画像形成指示が入力されると処理をステップS2に移行する(S1のYES側)。
(ステップS2)
ステップS2において、制御部5は、現像装置34内の各ローラーを駆動させるステッピングモーター65を駆動させる。これにより、現像装置34内のスクリューフィーダー64A及びスクリューフィーダー64Bが駆動され、現像剤が撹拌されつつ循環搬送される。現像剤のトナーは、撹拌により現像に適した帯電量に帯電される。
(ステップS3乃至ステップS5)
ステップS3において、制御部5は、LSU33によって感光体31の表面に画像データに基づいて、静電潜像を形成する。ステップS4において、制御部5は、画像データに基づいて静電潜像を形成する際に、搬送方向9Aに長い領域ごとに、LSU33に光を照射させ又は照射させない時間を算出する。これによって、制御部5は、搬送方向9Aに長い領域ごとに、画像データに含まれるドット数に基づいて、所定面積当たりにおける画像の面積を示す印字率を算出する。ステップS5において、制御部5は、印字率に基づいて現像剤における複数の領域ごとの消費量を算出する。なお、搬送方向9Aに長い領域は、現像装置34の現像剤の各領域に対応したものとする。また、ステップS4及びステップS5を実行するときの制御部5は、本発明の消費量算出部の一例である。ステップS4及びステップS5は、本発明の現像装置のトナー補給方法における第1ステップに相当する。
(ステップS6)
ステップS6において、制御部5は、現像剤における複数の領域ごとのトナー消費量が閾値である前記第1消費量以上の領域があるか否かを判定する。これにより、制御部5は、トナー消費量に対応する第1補給量のトナーを補給しても現像性に問題を生じない前記第1領域と現像性に問題が生じる前記第2領域とを区分けする。前記第1消費量以上の領域がないと判定されると、制御部5は、処理をステップS8に移行する(S6のNO側)。この場合、制御部5は、前記複数の領域は全て前記第1領域であると判定した。そのため、制御部5が領域ごとのトナー消費量に対応したトナー量を補給しても、トナーの現像性に問題が生じない。一方、前記第1消費量以上の領域があると判定されると、制御部5は、処理をステップS7に移行する(S6のYES側)。この場合、制御部5は、第1消費量以上の前記第2領域があると判定した。そのため、制御部5が領域ごとのトナー消費量に対応したトナー量をコンテナスクリュー69によって補給させると、トナーの現像性に問題が生じる領域がある。なお、ステップS6は、本発明の現像装置のトナー補給方法における第2ステップに相当する。
(ステップS7)
ステップS7において、制御部5は、各領域へのトナー補給量を補正する。制御部5は、前記第2領域であると判定された領域に、トナー消費量よりも少ないトナー量をトナー補給量とする。これにより、制御部5は、前記第2領域で現像性に問題が生じることを防ぐことができる。また、制御部5は、前記第1領域であると判定された領域に、トナー消費量に対応する前記第1補給量をトナー補給量とする。さらに、制御部5は、前記第1領域に、前記第2領域に補充されなかった量のトナー量を、前記第1領域の数で均等に分割して前記第1領域に補充するトナー量に加算する。これにより、現像装置34全体としてトナーの補給不足が生じることを防止すると共に、トナーの帯電量を全体的に均一化することができる。
(ステップS8)
ステップS8において、制御部5は、前記第1領域又は前記第2領域の現像剤が前記補給位置に到達したときにコンテナスクリュー69によってトナーコンテナ39からトナーを補給させる。なお、ステップS6乃至ステップS8を実行するときの制御部5は、本発明の補給制御部の一例である。ステップS7及びステップS8は、本発明の現像装置のトナー補給方法における第3ステップ及び第4ステップに相当する。
(ステップS9)
ステップS9において、制御部5は、全ての現像が終了したか否かを判定する。全ての現像が終了していないと判定されると、制御部5は、処理をステップS3に移行する(S9のNO側)。制御部5は、現像が行われている間、トナー補給処理を繰り返し実行する。一方、全ての現像が終了したと判定されると、制御部5は、処理をステップS10に移行させる(S9のYES側)。
(ステップS10)
ステップS10において、制御部5は、現像装置34内の各ローラーを駆動させるステッピングモーター65を停止させて処理を終了する。
[実施形態の効果]
以上説明したように、本発明の画像形成装置100によれば、トナーの補給動作により生じる帯電量の不均一を是正することができる。これによって、現像時にトナーのかぶり現象が発生することを抑制することができる。また、画像形成装置100は、トナー補給量を減らした前記第2領域とは異なる前記第1領域に不足するトナーを補給することによって、現像装置34全体のトナー量を均一にすることもできる。
[実施形態の変形例]
制御部5は、前記トナー補給処理において、前記第2領域の不足するトナー量を他の前記第1領域に補給したが、これに限るものではない。制御部5は、前記第2領域に前記第2補給量のトナーを補給した後に、補給口70が設けられた前記補給位置を再び前記第2領域が経由して循環搬送される際に、不足するトナー量を補給させるものでもよい。ここで、実施形態の変形例が前記実施形態と異なるところは、図13に示されたトナー補給処理であり、その他の部分は前記実施形態の構成及び処理と共通する。そのため、ここでは、異なる部分だけ説明して、共通する部分の説明は省略する。
(ステップS16)
ステップS5において、複数の領域ごとの消費量が算出されると、制御部5は、領域ごとに前記第1消費量以上の前記第2領域であるか否かを判定する。前記第1消費量以上の前記第2領域でないと判定されると、制御部5は、処理をステップS8に移行する(S16のNO側)。一方、前記第1消費量以上の前記第2領域があると判定されると、制御部5は、処理をステップS17に移行する(S16のYES側)。
(ステップS17)
ステップS17において、制御部5は、前記第2領域であると判定された領域に対してのみ、トナー補給量を修正して、処理をステップS8に移行する。制御部5は、前記第1領域のトナー補給量を維持する。このように、トナー帯電量に問題が生じ得る領域のみトナー補給量を変更する。
(ステップS21)
ステップS8において、各領域にトナーが補給された後に、ステップS21において、制御部5は、スクリューフィーダー64によって循環搬送される現像剤の前記第2領域が再び補給口70が設けられた前記補給位置を通過するか否かを判定する。制御部5は、前記第2領域が再び前記補給位置を通過するまで待つ(S21のNO側)。一方、制御部5は、前記第2領域が再び前記補給位置を通過する際に、処理をステップS22に移行する(S21のYES側)。
(ステップS22)
ステップS22において、制御部5は、前記第2領域に前回の補給時に減らしたトナー量を補給して、処理をステップS9に移行する。言い換えると、制御部5は、前記第2領域に、前記第2消費量から前記第3補給量を引いた量に対応する第3補給量のトナーを、トナーコンテナ39からコンテナスクリュー69によって補給させる。これによって、制御部5は、領域ごとの消費量に対応する消費量をその領域に補給させるとともに、トナー帯電量が不足することを防止することができる。
ステップS21及びステップS22の処理によって、前記第2領域に不足するトナーを補給する処理は、制御部5によって複数回に分けて実施されてもよい。言い換えると、制御部5は、前記第3補給量を1又は複数に分割した第4補給量のトナーを前記第2領域に1又は複数回にわたって補給させる。このように、前記第2領域の補給に不足するトナー量を、時間をかけて補給してもよい。
[実施形態の他の変形例]
本実施形態の説明では、トナー濃度センサーを備えない画像形成装置100について説明したがこれに限るものではない。現像装置34の内部にトナー濃度センサーの検知面が設けられ、制御部5は、画像データに基づくトナー消費量の算出と、トナー濃度センサーの濃度検知によるトナー消費量の算出とを組み合わせて補給してもよい。例えば、制御部5は、前記第2領域が前記補給位置を通過する際に前記第2補給量のトナーを補給し、次に前記第2領域が前記補給位置を通過する際にトナー濃度に基づく補給をするものでもよい。
本実施形態の説明では、前記第2補給量は、前記第1消費量と、前記第1消費量を上回る第2消費量に1未満の係数0.5(図8及び図9参照)を乗じて得られた第3消費量とを加算した量である場合について説明したが、この例に限るものではない。例えば、前記第2補給量を一律の係数ではなく、補給量ごとに定められた係数や、計算式に寄って求められる係数、及び補給量と帯電量との対応関係を保存した表などから補給量を抽出するものなどでもよい。
例えば、補給量と帯電量との対応関係を保存した表がEEPROM5Dに記憶されている場合について説明する。この場合、記憶される対応関係は、図10に示されるように、コンテナスクリュー69によって前記第2領域に補給される前記大に補給量と、現像装置34による現像に用いられるまでに前記第2領域に補給されたトナーがスクリューフィーダー64によって撹拌されて帯電する帯電量との関係である。そして、制御部5は、EEPROM5Dに記憶された前記対応関係に基づいて、トナー消費量に対応した第2補給量を抽出して、前記第2領域に前記第2補給量のトナーを補給させる。このような、対応関係の情報をEEPROM5Dに記憶することによって、制御部5は、一律の係数を用いて前記第2補給量を算出するよりも、トナーのかぶり現象を抑制することができる。
100:画像形成装置
3:画像形成部
5:制御部
31:感光体
33:LSU
34:現像装置
39:トナーコンテナ
50:トナー補給部
51:走査制御部
52:消費量算出部
53:比較部
54:補給制御部
55:駆動制御部
61:現像ローラー
62:磁気ローラー
63A,63B:現像剤貯留室
64A,64B:スクリューフィーダー

Claims (9)

  1. 像担持体の表面に形成された画像データに基づく静電潜像にトナーを供給して、前記静電潜像をトナーで現像する現像部と、
    前記現像部内に設けられ、少なくともトナーを含む現像剤を撹拌しながら循環搬送する撹拌搬送部と、
    前記現像部に補給するためのトナーを収容する収容部と、
    前記収容部に収容されたトナーを前記現像部に補給する補給部と、
    前記現像部内で循環搬送される前記現像剤における複数の領域ごとにトナーの消費量を、前記画像データに基づいて算出する消費量算出部と、
    前記消費量算出部によって算出された算出消費量が予め定められた第1消費量未満である第1領域に前記第1領域の前記算出消費量に対応する第1補給量のトナーを前記補給部によって前記収容部から補給させ、前記消費量算出部によって算出された前記算出消費量が前記第1消費量以上である第2領域に前記第2領域の前記算出消費量よりも少ない第2補給量のトナーを前記補給部によって前記収容部から補給させる補給制御部と、
    を備え
    前記現像部は、前記像担持体に対向して配置され、一方向に長く形成されており、
    前記攪拌搬送部は、前記現像部の長手方向に沿って前記現像剤を循環搬送させ、
    前記複数の領域は、前記現像剤が前記現像部内で循環搬送される方向に対して、前記像担持体が1回転する時間内に前記現像剤が移動する距離よりも長く且つ均等に分割されている画像形成装置。
  2. 前記補給制御部は、前記第2領域がある場合には、前記算出消費量から前記第1消費量を引いた残りの第2消費量に対して1未満の係数を乗じた第3消費量と前記第1消費量とを加算した前記第2補給量のトナーを前記補給部によって前記第2領域に補給させる請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記補給制御部は、前記第2領域がある場合に、前記第2消費量から前記第3消費量を引いた量に対応する第3補給量を均等に分割して、前記第1領域に均等量のトナーを前記補給部によって補給させる請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記補給制御部は、前記第2領域がある場合に、前記第2消費量から前記第3消費量を引いた量に対応する第3補給量を1又は複数に分割した第4補給量のトナーを、前記第2領域に一又は複数回にわたって前記補給部によって補給させる請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記補給部によって前記第2領域に補給された前記第2補給量と、前記現像部による現像に用いられるまでに前記第2領域に補給されたトナーが前記撹拌搬送部によって撹拌されて帯電する帯電量との対応関係を記憶した記憶媒体を更に備え、
    前記補給制御部は、前記記憶媒体に記憶された前記対応関係に基づいて、前記第2領域に前記第2補給量のトナーを前記補給部によって補給させる請求項1〜4の何れかに記載の画像形成装置。
  6. 前記消費量算出部は、現像の元になる前記画像データに含まれるドット数に基づいて、前記複数の領域ごとに所定面積当たりにおける画像の面積を示す印字率を算出して、前記複数の領域ごとに算出された前記印字率に応じた消費量を算出して前記算出消費量とする請求項1〜5の何れに記載の画像形成装置。
  7. 前記補給部は、前記収容部に収容されたトナーを前記現像部に設けられた補給口に補給
    し、
    前記撹拌搬送部は、前記補給口が設けられた補給位置を経由して前記現像剤を撹拌しながら循環搬送させ、
    前記補給制御部は、前記撹拌搬送部によって循環搬送される前記第1領域又は前記第2領域の前記現像剤が前記補給位置に到達したときに、前記補給部によって前記収容部から前記補給口にトナーを補給させる請求項1〜の何れかに記載の画像形成装置。
  8. 少なくともトナーを含む現像剤が像担持体に対向して配置され一方向に長く形成された現像部内で循環搬送される際に、前記現像剤が前記現像部内で前記現像部の長手方向に沿って循環搬送される方向に対して前記像担持体が1回転する時間内に前記現像剤が移動する距離よりも長く且つ均等に分割されている前記現像剤における複数の領域ごとの消費量を、前記現像部がトナーを供給して現像する静電潜像の画像データに基づいて算出する第1ステップと、
    前記第1ステップによって算出された前記複数の領域ごとの算出消費量が予め定められた第1消費量未満である第1領域か、又は前記第1消費量以上である第2領域かを判定する第2ステップと、
    前記第2ステップによって前記第1領域と判定された場合に、前記第1領域の前記算出消費量に対応する第1補給量のトナーを、トナーが収容された収容部から前記第1領域に補給させる第3ステップと、
    前記第2ステップによって前記第2領域と判定された場合に、前記第2領域の前記算出消費量よりも少ない第2補給量のトナーを、前記収容部から前記第2領域に補給させる第4ステップと、
    を含む現像装置のトナー補給方法。
  9. 画像形成装置を制御するコンピューターに、
    少なくともトナーを含む現像剤が像担持体に対向して配置され一方向に長く形成された現像部内で循環搬送される際に、前記現像剤が前記現像部内で前記現像部の長手方向に沿って循環搬送される方向に対して前記像担持体が1回転する時間内に前記現像剤が移動する距離よりも長く且つ均等に分割されている前記現像剤における複数の領域ごとの消費量を、前記現像部がトナーを供給して現像する静電潜像の画像データに基づいて算出する第1ステップと、
    前記第1ステップによって算出された前記複数の領域ごとの算出消費量が予め定められた第1消費量未満である第1領域か、又は前記第1消費量以上である第2領域かを判定する第2ステップと、
    前記第2ステップによって前記第1領域と判定された場合に、前記第1領域の前記算出消費量に対応する第1補給量のトナーを、トナーが収容された収容部から前記第1領域に補給させる第3ステップと、
    前記第2ステップによって前記第2領域と判定された場合に、前記第2領域の前記算出消費量よりも少ない第2補給量のトナーを、前記収容部から前記第2領域に補給させる第4ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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