JP4609077B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、画像形成装置におけるトナー不足を検知するための技術に関する。
電子写真記録方式の画像形成装置は、一般にトナーとキャリアからなる2成分現像剤を用いて現像プロセスを実行する。トナーは「トナーカートリッジ」と呼ばれる補給装置に収容されており、必要に応じて、適量のトナーが補給装置から現像装置に供給される。仮に補給装置内のトナーが全て無くなったとしても、現像装置の内部には或る程度の量のトナーが残っているので、短期間であれば、その後も継続して現像プロセスを実行し得るようになっている。よって、利用者は現像装置内に残存しているトナーが尽きる前にトナーカートリッジを新たなものに交換すればよい。従来から画像形成装置におけるトナー不足に対処するための様々な技術が提唱されているが、例えば特許文献1,2には、補給装置内のY,M,C,Kの各色のトナー残量を測定し、トナーが不足するような場合にはその旨を報知するなどの処理を行うことが提案されている。
ところで、最近では省スペース化或いはコストダウンといった観点から、画像形成装置の小型化・簡略化が進んでいる。これによって、現像装置自身が保持することが可能なトナーの量が少なくなってきており、補給装置内のトナーが無くなってしまってから現像プロセスを継続して実行し得る期間が短縮化する傾向にある。このように、トナーが無くなってから現像プロセスを実行し得る期間が短くなると、利用者が新しいトナーカートリッジを用意して画像形成装置に装着するまでの時間的な余裕が無くなり、画像形成装置の使用中止を余儀なくされてしまうことがある。
また、コストダウンの観点からは画像形成装置内のセンサーレス化も進んでいる。これによって、トナー残量を検知するための専用センサが省かれてしまい、トナー残量の測定精度が悪化しているという事情がある。トナー残量の測定精度が悪いと、例えばトナーカートリッジ内のトナー残量が多いのにも関わらず、“トナーが不足している”と誤って判断され、利用者が交換する必要のないトナーカートリッジをも交換してしまう、という無駄が発生する。
特開2002−357941号公報 特許第2972206号公報
本発明は、上述のような背景に鑑みてなされたものであり、利用者の利便性を考慮したうえでトナー不足による諸問題を解消し得る仕組みを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、複数色の画像を形成する画像形成装置であって、少なくとも黒色を含む複数色のトナーをそれぞれ収容する現像容器を有し、該現像容器に収容されているトナーを用いて現像を行う複数の現像装置と、前記現像容器に対して各色のトナーをそれぞれ補給する複数の補給装置と、黒色のトナー不足を検知するための検知手段であって、黒色のトナーを収容する前記現像容器に接続されたトナーカートリッジに設けられ、当該トナーカートリッジ内のトナーの残量に応じた出力信号を出力するトナーエンプティセンサと、黒色以外の色のトナーの不足を検知するための検知手段であって、黒色以外の色のトナーを収容する前記現像容器に設けられ当該現像容器内のトナー濃度を透磁率又は光透過率によって測定し、測定したトナー濃度に応じた出力信号を出力するトナー濃度センサと、前記トナーエンプティセンサからの出力信号の値に基づいて黒色のトナーが前記トナーカートリッジに残っていないと判断した場合にはその旨のメッセージを報知する一方、前記トナー濃度センサからの出力信号の値に基づいて検知対象のトナーが前記現像容器内に残っていないと判断した場合にはその旨のメッセージを報知するとともに前記画像形成装置の動作を停止させるコントローラとを備えることを特徴とする画像形成装置を提供する。この発明によれば、黒色トナーの不足を黒色以外の色のトナーよりも早く判定することが可能となる。画像形成装置において最も頻繁に利用されるトナーは黒色トナーであるが、本発明によれば、黒色トナーが無くなったが故に画像形成装置の動作を停止せざるを得ない時間(ダウンタイム)をより少なくする効果を期待できる。
本発明の好ましい態様においては、前記コントローラは、前記トナーエンプティセンサからの出力信号の値が連続して閾値未満である回数が所定回数に到達すると、黒色のトナーが前記トナーカートリッジに残っていないと判断して、その旨のメッセージを報知する一方、前記トナー濃度センサからの出力信号の値が連続して閾値未満である回数が所定回数に到達すると、検知対象のトナーが前記現像容器内に残っていないと判断して、その旨のメッセージを報知するとともに前記画像形成装置の動作を停止させるようにしてもよい。
また、本発明は、複数色の画像を形成する画像形成装置であって、少なくとも黒色を含む複数色のトナーをそれぞれ収容する現像容器を有し、該現像容器に収容されているトナーを用いて現像を行う複数の現像装置と、前記現像容器に対して各色のトナーをそれぞれ補給する複数の補給装置と、黒色のトナーの不足を検知するための検知手段であって、黒色のトナーを収容する前記現像容器に設けられ黒色のトナーに関する当該現像容器内のトナー濃度を透磁率又は光透過率によって測定し、当該測定したトナー濃度に応じた出力信号を出力するトナー濃度センサと、黒色以外の色のトナー不足を検知するための検知手段であって、前記現像装置によって現像された画像が転写された中間転写ベルトにおける当該画像の濃度に基づいてトナー濃度を測定する画像濃度センサと、前記トナー濃度センサからの出力信号の値に基づいて黒色のトナーが残っていないと判断した場合にはその旨のメッセージを報知する一方、前記画像濃度センサからの出力信号の値に基づいて検知対象のトナーが前記現像容器内に残っていないと判断した場合にはその旨のメッセージを報知するともに前記画像形成装置の動作を停止させるコントローラと、を備えることを特徴とする画像形成装置を提供する。
また、本発明の好ましい態様においては、前記コントローラは、前記トナー濃度センサからの出力信号の値が連続して閾値未満である回数が所定回数に到達すると、黒色のトナーが残っていないと判断して、その旨のメッセージを報知する一方、前記画像濃度センサからの出力信号の値が連続して閾値未満である回数が所定回数に到達すると、検知対象のトナーが前記現像容器内に残っていないと判断して、その旨のメッセージを報知するとともに前記画像形成装置の動作を停止させるようにしてもよい。
複数色の画像を形成するカラー画像形成装置において最も頻繁に利用されるトナーは黒色トナーであり、この黒色トナーが不足するような事態をできるだけ避けるようにすべきである。つまり、黒色トナーが無くなったが故に画像形成装置の動作を停止せざるを得ない時間(ダウンタイム)をより少なくすべきである。特に画像形成装置がプリント機能の他にファクシミリ機能も備えた複合機であるような場合、トナーが不足しているが故に、受信したファクシミリデータを出力できない、といった事態が利用者にとっては最も都合が悪い。そこで、本発明は、画像形成装置において最も頻繁に利用される黒色トナーのトナー不足を回避する仕組みをできるだけ簡易な構成で実現するようにしたものである。その具体的方策は以下の(i)〜(vi)である。
(i)黒色トナーの補給装置にのみ、トナーの不足を検知するトナーエンプティセンサを設け、黒色トナーのトナー不足を黒色以外の色のトナー不足よりも高精度に検知する(第1実施形態)。
(ii)黒色トナーの現像装置にのみ、現像装置内のトナー濃度を検知するトナー濃度センサを設け、黒色トナーのトナー不足を黒色以外の色のトナー不足よりも高精度に検知する(第2実施形態)。
(iii)黒色トナーの現像装置とトナー補給装置の間に、黒色トナーを一時的に蓄えるリザーブタンクを設ける(第3実施形態)。
(iv)黒色トナーの現像装置のトナー収容能力を黒色以外の色の現像装置よりも大きくする(第4実施形態)。
(v)黒色トナーについては、トナー不足の旨の報知を黒色以外の色のトナーよりも早めに行う(第5実施形態)。
(vi)黒色トナーが不足し始めた場合には、黒色トナーをできるだけ消費しないような動作モード(エコノミーモード)で現像プロセスを実行する(第6実施形態)。
以下、上記の第1実施形態〜第6実施形態について図面を参照しながら説明する。
(1)第1実施形態
図1は、本発明の第1実施形態における画像形成装置100の構成を示す図である。この画像形成装置100は、中間転写ベルトを用いるタンデム構成の画像形成装置であり、Y(イエロー),M(マゼンダ),C(シアン),K(ブラック)の各色に対応した4系統の処理系を備えている。中間転写ベルト20は、一方向に回転する駆動ロール(図示略)と、従動ロール22と、中間転写ベルト20に張力を加えるテンションロール23とに張架され、駆動ロールにより上流から下流へ駆動される。また、トナー像が一次転写される位置よりも上流側には、中間転写ベルト20をクリーニングするベルトクリーニング装置(図示略)が設けられている。
画像形成装置100は、上流から下流へ順に配設された、各色のトナー像を形成するユニット10Y,10M,10C及び10Kと、中間転写ベルト20をユニット10Y,10M,10C及び10Kに押し付けることにより、ユニット10Y,10M,10C及び10Kに形成された4色分のトナー像を重ね合わせて中間転写ベルト20に一次転写する1次転写ロール5Y,5M,5C及び5Kと、4色分のトナー像が重ね合わせて一次転写された中間転写ベルト20に図示しない搬送ロールにより搬送された用紙を押し付ける2次転写ロール15と、2次転写ロール15によりトナー像が2次転写された用紙を過熱および加圧することにより当該トナー像を用紙に定着させる定着器(図示略)とを備えている。
ユニット10Kは、黒色(K)のトナー像が形成される感光体ドラム1Kと、感光体ドラム1Kを帯電させる帯電器2Kと、黒色の画像信号の供給を受けると当該画像信号を用いて変調した露光光を感光体ドラム1Kに照射し、静電潜像を形成する露光部3と、静電潜像が形成された感光体ドラム1Kに、黒色のトナーを付着させてトナー像を形成する2成分現像方式の現像装置4Kと、形成されたトナー像が中間転写ベルト20に1次転写された後に感光体ドラム1Kをクリーニングして残留トナーを取り除くクリーニング装置(図示略)とを備えている。なお、露光部3は、ユニット10Kに加えて、ユニット10Y,10M,10Cに共通する部品であり、それぞれに対応する色の画像信号の供給を受けると当該画像信号を用いて変調した露光光を各ユニットの感光体ドラムに照射するものである。
現像装置4Kは、現像剤を収容するための現像容器41Kと、現像剤に含まれているトナーを用いて現像を行う現像ロール42Kとを備えている。なお、現像容器41Kや現像ロール42Kの長手方向は図中奥行き方向と一致している。現像容器41Kにはトナーカートリッジ7Kが接続されており、このトナーカートリッジ7Kから適量の黒色トナーが現像容器41Kに補給される。現像容器41Kへ補給されるトナーの量は、ディスペンスモータ9Kの回転時間により調整される。トナーエンプティセンサ431Kは、トナーカートリッジ7Kに設けられている。トナーエンプティセンサ431Kからはトナーの残量に応じた出力信号が出力され、濃度制御部35及びコントローラ32に入力される。また、現像容器41Kには、その内部のトナー濃度を透磁率又は光透過率によって測定するトナー濃度センサ43Kが設けられている。トナー濃度センサ43Kからは、現像容器41K内のトナー濃度に応じた出力信号が出力され、濃度制御部35及びコントローラ32に入力される。
以上がユニット10Kの構成である。これに対し、ユニット10Y,10M及び10Cは、ユニット10Kが備えているようなトナーエンプティセンサ431Kを備えておらず、現像容器41Y,41M,41C内のトナー濃度を透磁率又は光透過率によって測定するトナー濃度センサ43Y,43M,43Cのみを備えている。トナー濃度センサ43Y,43M,43Cからは、トナーカートリッジ41Y,41M,41C内のトナー濃度に応じた出力信号が出力され、濃度制御部35及びコントローラ32に入力される。ユニット10Kのトナーエンプティセンサ431Kは、トナーの有無を直接測定するものであるのに対し、トナー濃度センサ43Y,43M,43C,43Kは現像剤(トナー+キャリア)中のトナーの残存割合を測定するものである。よって、トナー濃度そのものを検知してトナー濃度制御を行うためにはトナーエンプティセンサよりもトナー濃度センサのほうが適しているが、トナーが無くなったこと自体を高精度に検知するには、トナー濃度センサよりもトナーエンプティセンサのほうが適している。よって、黒(K)色のトナーの不足を検知するための検知手段は、黒色以外の色(Y,M,C)のトナー不足を検知するための検知手段よりも、高精度にトナー不足の程度を検知することができる。
さらに、画像形成装置100は、IIT(画像読取部)30と、画像処理部31と、コントローラ32と、画素カウンタ33とを備えている。IIT30は、複写する原稿画像を読み取って画像信号を出力する。画像処理部31は、IIT30から出力された画像信号(図中点線で示す矢印)を入力し、この画像信号にスクリーン処理等の画像処理を行い、画像処理後の画像信号を出力する。コントローラ32は、画像処理部31から出力された画像信号を入力し、この画像信号に色変換を行ってYMCK各色の画像信号を生成し、生成した画像信号を露光部3へ供給する。また、コントローラ32は、画像形成装置100の外部の機器(例えばパーソナルコンピュータ)からの画像信号(図中点線示す矢印)をインタフェース(I/F)38を介して入力し、この画像信号に色変換を行ってYMCK各色の画像信号を生成し、生成した画像信号を露光部3へ供給する。画素カウンタ33は、コントローラ32から露光部3へ供給される画像信号を用いて、YMCKの色毎に画像の画素数をカウントして画像密度を算出し、算出結果を示す信号を出力する。この出力信号は、濃度制御部35及びコントローラ32に入力されるようになっている。
また、画像形成装置100は、利用者に対して各種の情報を提示したり、利用者が各種設定を行ったりするためのUI(ユーザインターフェイス)36や、画像形成装置100の内部の温度および湿度を測定する温・湿度センサ6を備えている。温・湿度センサ6からの出力信号は濃度制御部35に入力される。
濃度制御部35は、UI36からの信号と、トナー濃度センサ43Y,43M,43C及び43Kからの出力信号と、温・湿度センサ6からの出力信号と、画素カウンタ33からの出力信号とが入力されると、これらの信号が示す値に応じた回転時間となるようにディスペンスモータ9Y,9M,9C及び9Kの回転を制御する。なお、濃度制御部35は、画素カウンタ33からの出力信号が示す画像密度からトナーの消費量を予測し、ディスペンスモータ9Y,9M,9C及び9Kの回転時間を定める際には、この予測値を用いるようになっている。
次に、上記構成からなる第1実施形態の動作について説明する。
コントローラ32は、図2のフローチャートに示すように、トナー不足の対象が黒色トナーであるか否かに応じて異なる処理を実行する。検知対象が黒色トナーである場合(ステップS1;Yes)、コントローラ32は、トナーエンプティセンサ431Kからの出力信号を取り込み(ステップS2)、その出力信号の値が、閾値未満か否かを判断する(ステップS3)。閾値以上であれば(ステップS3;No)、トナーの残量は十分であるので、コントローラ32の処理は終了する。なお、ステップS3で用いた閾値は、トナー不足の程度を判断するために予め決められた値であり、コントローラ32内のメモリに記憶されている。
これに対し、出力信号の値が閾値未満であれば(ステップS3;Yes)、コントローラ32は、ステップS3において、出力信号の値が所定回数(例えば5回)だけ連続して閾値を下回っているか否かを判断する(ステップS4)。出力信号の値が閾値未満であった回数が所定回数に満たない場合(ステップS4;No)、コントローラ32は連続して閾値未満と判定された回数を記憶してから、処理を終了する。
一方、出力信号の値が連続して閾値未満である回数が所定回数(例えば5回)に到達すると(ステップS4;Yes)、コントローラ32は、黒色のトナーがトナーカートリッジ7K内に残っていないと判断し、その旨のメッセージをUI36に表示する。この時点においては、トナーカートリッジ7K内にトナーは無いが、現像装置4K内にはいくらかの量のトナーが残存している。よって、ステップS4において黒色のトナーがトナーカートリッジ7K内に残っていないと判断されたとしても、現像装置4K内のトナー残量と、プリントする画像の濃度とにもよるが、何ページかの画像形成処理は依然として可能である。この画像形成処理がなされている間に、ユーザは上記メッセージにしたがって新たなトナーカートリッジを用意することができる。
ただし、現像装置4K内のトナーが尽きても新たなトナーカートリッジが装着されなければ、コントローラ32は、画像形成装置100の動作を停止させる(ステップS5)。さらに、コントローラ32はトナー不足となった日時や、そのトナーの色(ここでは黒色)を自身のメモリに記憶しておき、その記憶内容をメンテナンスセンタ等の拠点に図示せぬネットワークを介して通知するようにしてもよい。そして、黒色のトナーカートリッジ7Kが利用者によって新たなものに交換されると(ステップS6;Yes)、コントローラ32は画像形成装置100の動作を再開する(ステップS7)。
以上の動作に対し、検知対象が黒色以外の色のトナー、つまり、Y,M,Cのトナーの場合(ステップS1;No)、コントローラ32は、検知対象のトナーの現像容器に設けられているトナー濃度センサ43Y,43M,43Cからの出力信号を取り込み(ステップS8)、その信号の値が閾値未満か否かを判断する(ステップS9)。閾値以上であれば(ステップS9;No)、コントローラ32の処理は終了する。
これに対し、出力信号の値が閾値未満であれば(ステップS9;Yes)、コントローラ32は、ステップS8において出力信号の値が所定回数だけ連続して閾値を下回っているか否かを判断する(ステップS10)。出力信号の値が連続して閾値未満であった回数が所定回数に満たない場合(ステップS10;No)、コントローラ32は連続して閾値未満であった回数を記憶してから、処理を終了する。
一方、出力信号の値が連続して閾値未満である回数が所定回数に到達すると(ステップS10;Yes)、コントローラ32は、検知対象の現像容器内のトナーが残っていないと判断し、その旨のメッセージをUI36に表示するとともに、画像形成装置100の動作を停止させる(ステップS11)。このステップS10の判定において肯定的な判定になるということは、現像容器内のトナー濃度の低下量が所定値を上回っていること(つまり相当低下していること)を意味する。よって、この時点ですでにトナーカートリッジにはトナーが残っていないことはもちろんのこと、現像容器内におけるトナー濃度も相当に低下しているため、速やかに画像形成処理を停止させる必要がある。そして、トナーカートリッジが新たなものに交換されると(ステップS6;Yes)、コントローラ32は画像形成装置100の動作を再開する(ステップS7)。
以上述べた第1実施形態によれば、黒色トナーのトナーカートリッジ(補給装置)にのみ、トナーが無くなったことを検知するトナーエンプティセンサを設けているので、トナーエンプティセンサを全色のトナーカートリッジ(補給装置)に設ける場合と比較して、画像形成装置を簡易かつ低コストで構成することができる。さらに、黒色トナーに関しては、トナーカートリッジ内の黒色トナーは無くなっているが現像装置内にはトナーが残存しているという、問題レベルが比較的小さい時点で検知できる一方、黒色以外の色のトナーに関しては、トナーカートリッジ内のトナーが全く無くなった後、さらに現像装置内のトナー量も相当に低下した時点で初めて検知が可能になる。これによって、黒色トナーの不足を検知してから画像形成装置を使用し得る期間は長くなる。つまり、黒色トナーが無くなったが故に画像形成装置の動作を停止せざるを得ない時間(ダウンタイム)をより少なくする効果を期待できる。
(2)第2実施形態
次に、第2実施形態を説明する。図3は、第2実施形態における画像形成装置101の構成を示す図である。画像形成装置101が、図1に示した画像形成装置100の構成と異なる点は、トナーエンプティセンサ431Kがトナーカートリッジ7Kに設けられていないところと、現像容器41Y,41M,41Cにトナー濃度センサ43Y,43M,43Cが設けられておらず、その代わりに中間転写ベルト20の近傍に画像濃度センサ40が設けられているところである。トナー濃度センサ43Kからは、現像容器41K内のトナー濃度に応じた出力信号が出力され、濃度制御部35及びコントローラ32に入力される。画像濃度センサ40からは、中間転写ベルト20上の各色(Y,M,C)の画像の濃度に応じた出力信号が出力され、濃度制御部35及びコントローラ32に入力される。
トナー濃度センサ43Kが現像剤(トナー+キャリア)中のトナーの残存割合を測定するものであるのに対し、画像濃度センサ40は、中間転写ベルト20に転写された画像の濃度に基づいてトナー濃度を測定するものである。よって、トナーカートリッジ7K内の黒色トナーが無くなったことを正確に検知するには、画像濃度センサ40よりもトナー濃度センサ43Kのほうが高精度で都合がよい。
次に、第2実施形態の動作について説明する。
コントローラ32は、図4に示すフローチャートに従って、トナー不足の対象が黒色トナーであるか否かに応じて異なる処理を実行する。検知対象が黒色トナーである場合(ステップS31;Yes)、コントローラ32は、トナー濃度センサ43Kからの出力信号を取り込み(ステップS32)、その信号の値が閾値未満か否かを判断する(ステップS33)。閾値以上であれば(ステップS33;No)、コントローラ32の処理は終了する。なお、ここで用いた閾値は、トナー不足の程度を判断するために予め決められた値であり、コントローラ32内のメモリに記憶されたものである。
これに対し、出力信号の値が閾値未満であれば(ステップS33;Yes)、コントローラ32は、ステップS33において出力信号の値が所定回数だけ連続して閾値を下回っているか否かを判断する(ステップS34)。出力信号の値が連続して閾値未満である回数が所定回数に満たない場合(ステップS34;No)、コントローラ32は連続して閾値未満であった回数を記憶してから、処理を終了する。
一方、出力信号の値が連続して閾値未満である回数が所定回数に到達すると(ステップS34;Yes)、コントローラ32は、黒色のトナーが残っていないと判断し、その旨のメッセージをUI36に表示するこの時点においては、トナーカートリッジ7K内にトナーは無いが、現像装置4K内にはいくらかの量のトナーが残存している。よって、ステップS34において黒色のトナーがトナーカートリッジ7K内に残っていないと判断されたとしても、或る程度の枚数の用紙に対しての画像形成処理は依然として可能である。なお、画像形成可能な用紙の枚数は、現像装置4K内のトナー残量と、プリントする画像の濃度とに応じて決まる。そして、この画像形成処理がなされている間に、ユーザは上記メッセージにしたがって新たなトナーカートリッジを用意することができる。ただし、現像装置4K内のトナーが尽きても新たなトナーカートリッジが装着されなければ、コントローラ32は、画像形成装置101の動作を停止させることになる(ステップS35)。さらに、トナー不足となった日時や、そのトナーの色(ここでは黒色)をメモリに記憶しておき、その記憶内容をメンテナンスセンタ等の拠点に通知するようにしてもよい。そして、黒色のトナーカートリッジ7Kが新たなものに交換されると(ステップS36;Yes)、コントローラ32は画像形成装置101の動作を再開する(ステップS37)。
以上の動作に対し、検知対象が黒色以外、つまり、Y,M,Cの場合(ステップS31;No)、コントローラ32は、画像濃度センサ40からの出力信号を取り込み(ステップS38)、その信号の値が閾値未満か否かを判断する(ステップS39)。閾値以上であれば(ステップS39;No)、コントローラ32の処理は終了する。
これに対し、出力信号の値が閾値未満であれば(ステップS39;Yes)、コントローラ32は、ステップS38において出力信号の値が所定回数だけ連続して閾値を下回っているか否かを判断する(ステップS40)。出力信号の値が連続して閾値未満である回数が所定回数に満たない場合(ステップS40;No)、コントローラ32は連続して閾値未満であった回数を記憶してから、処理を終了する。
一方、出力信号の値が連続して閾値未満である回数が所定回数に到達すると(ステップS40;Yes)、コントローラ32は、検知対象の現像容器内のトナーが残っていないと判断し、その旨のメッセージをUI36に表示するとともに、画像形成装置101の動作を停止させる(ステップS41)。このステップS41の判定において肯定的な判定になるということは、現像容器内のトナー濃度の低下量が所定値を上回っていること(つまり相当に低下していること)を意味する。よって、この時点ですでにトナーカートリッジにはトナーが残っていないことはもちろんのこと、現像容器内におけるトナー濃度も相当に低下しているため、速やかに画像形成処理を停止させる必要がある。そして、トナーカートリッジが交換されると(ステップS36;Yes)、コントローラ32は画像形成装置101の動作を再開する(ステップS37)。
以上述べた第2実施形態によれば、黒色トナーの現像容器にのみ、トナーの濃度を検知するトナー濃度センサを設けているので、画像形成装置を簡易かつ低コストで構成することができる。さらに、黒色トナーに関しては、トナーカートリッジ内の黒色トナーが無くなったという、問題レベルが比較的小さい時点で検知できる一方、黒色以外の色のトナーに関しては、トナーカートリッジ内のトナーが全く無くなった後、さらに現像装置内のトナー量も相当に低下した時点で初めて検知が可能になる。よって、黒色トナーが無くなったが故に画像形成装置の動作を停止せざるを得ない時間(ダウンタイム)をより少なくする効果を期待できる。
(3)第3実施形態
次に、第3実施形態では、黒色トナーの現像装置とトナーカートリッジ(補給装置)の間に、黒色トナーを一時的に蓄えるリザーブタンクを設けている。図5は、第3実施形態における画像形成装置102の構成を示す図である。画像形成装置102が、図1に示した画像形成装置100の構成と異なる点は、現像装置4Kとトナーカートリッジ7K(補給装置)の間に、黒色トナーを一時的に蓄えるリザーブタンク50が設けられているところである。このように黒色トナーに対してのみリザーブタンク50が設けられているので、黒色トナーカートリッジ7K内のトナーが不足していることが確認できた後も、リザーブタンク50内に残存している黒色トナーによって現像プロセスを或る程度の期間は継続することができる。また、トナーカートリッジ交換後、新たに装着されたトナーカートリッジ7Kから黒色トナーを供給するのではなく、リザーブタンク50内の黒色トナーを全て使い切ってから、濃度制御部は、ディスペンスモータ9Kの回転時間の計数値、画素カウンタ33の計数値、または画像の総面積の係数値を初期値にリセットする。このようにすれば、トナーカートリッジ使用開始からの予測残量判定の精度を、交換前の現像プロセスと同様のレベルに保つことができる。
(4)第4実施形態
次に、第4実施形態では、図6に示すように、黒色トナーの現像装置4Kの現像容器41Kが他色の現像装置4Y,4M,4Cの現像容器よりも大きくなっている。このようにすれば、トナーが無いとの判定が実施された時の現像容器41K内の黒色トナーの残量が、黒色以外の色の残量よりも多くなるため、黒色トナーがトナー不足と判定された後であっても、現像プロセスを継続し得る時間が相対的に長くなるというわけである。
(5)第5実施形態
次に、第5実施形態では、黒色のトナー不足の旨の報知を、黒色以外の色のトナー不足の報知よりも早めに実行する。具体的には図1に示すような構成の画像形成装置100において、図2に示したステップS3で用いた黒色トナーの閾値を、ステップS9で用いた黒色以外の色のトナーの閾値よりも大きくしておく。このようにすれば、黒色トナーの不足を黒色以外の色のトナー不足よりも早めに報知することができる。この結果、黒色トナーに関してはトナー不足と判定され、その旨が報知された後であっても、現像プロセスを継続し得る時間が長くなる。
(6)第6実施形態
第6実施形態では、黒色トナーが不足し始めた場合には、黒色トナーをできるだけ消費しないような動作モード(エコノミーモード)で画像形成プロセスを実行する。黒色トナーをできるだけ消費しないような動作モードとは、画像の単位面積あたりに使用するトナーの消費量を抑えるような動作モードであり、例えば現像コントラストを小さめに抑えるとか、低画像密度になるようTRC(Toner Reproduction Curve)を用いて画素の濃度を変更することで実現される。図7は、第6実施形態における画像形成装置104の構成を示す図である。画像形成装置104が、図1に示した画像形成装置100の構成と異なる点は、トナーエンプティセンサ431Kがトナーカートリッジ7Kに設けられていないところと、現像容器41Kに設けられたトナー濃度センサ43Kがトナー濃度を制御するという目的に加えて、トナーが無いことを検知することを目的としているところである。トナー濃度センサ43Kからは、現像容器41K内のトナー濃度に応じた出力信号が出力され、濃度制御部35及びコントローラ32に入力される。
次に、第6実施形態の動作について説明する。
コントローラ32は、図8に示すフローチャートにおいて、トナー不足の対象が黒色トナーであるか否かに応じて異なる処理を実行する。検知対象が黒色トナーである場合(ステップS51;Yes)、コントローラ32は、トナー濃度センサ43Kからの出力信号を取り込み(ステップS52)、その信号の値が第1の閾値未満か否かを判断する(ステップS53)。第1の閾値以上であれば(ステップ53;No)、コントローラ32の処理は終了する。なお、ステップS53で用いた第1の閾値は、黒色のトナー不足の程度を判断するために予め決められた値であり、コントローラ32内のメモリに記憶されている。
これに対し、出力信号の値が第1の閾値未満であれば(ステップS53;Yes)、コントローラ32は、トナー濃度センサ43Kからの出力信号の値が第2の閾値未満か否かを判断する(ステップS54)。なお、第2の閾値とは第1の閾値よりも小さく、この第2の閾値もコントローラ32内のメモリに記憶されている。出力信号の値が第2の閾値以上であれば(ステップ54;No)、トナーが不足し始めてはいるがトナーが完全に足りないという状態ではないので、コントローラ32は画像形成装置104の動作モードを通常モードから上述したエコノミーモードに切り替えて現像プロセスを実行する(ステップS55)。
出力信号の値が第2の閾値未満であれば(ステップS54;Yes)、コントローラ32は、ステップS53において出力信号の値が所定回数だけ連続して第2の閾値を下回っているか否かを判断する(ステップS56)。出力信号の値が連続して第2の閾値未満である回数が所定回数に満たない場合(ステップS56;No)、コントローラ32は連続して閾値未満であった回数を記憶してから、画像形成装置104の動作モードを通常モードから上述したエコノミーモードに切り替えて現像プロセスを実行する(ステップS55)。
一方、出力信号の値が連続して閾値未満である回数が所定回数に到達すると(ステップS56;Yes)、コントローラ32は、黒色のトナーが残っていないと判断し、その旨のメッセージをUI36に表示するとともに、画像形成装置104の動作を停止させる(ステップS57)。さらに、トナー不足となった日時や、そのトナーの色(ここでは黒色)をメモリに記憶しておき、その記憶内容をメンテナンスセンタ等の拠点に通知するようにしてもよい。そして、黒色のトナーカートリッジ7Kが新たなものに交換されると(ステップS58;Yes)、コントローラ32は画像形成装置104の動作を再開する(ステップS59)。
以上の動作に対し、検知対象が黒色以外、つまり、Y,M,Cの場合(ステップS51;No)、コントローラ32は、検知対象のトナーの現像容器41Y,41M,41Cに設けられているトナー濃度センサ43Y,43M,43Cからの出力信号を取り込み(ステップS60)、その信号の値が上述した第2の閾値未満か否かを判断する(ステップS61)。第2の閾値以上であれば(ステップS61;No)、コントローラ32の処理は終了する。
これに対し、出力信号の値が第2の閾値未満であれば(ステップS61;Yes)、コントローラ32は、出力信号の値が所定回数だけ連続して第2の閾値を下回っているか否かを判断する(ステップS62)。出力信号の値が連続して第2の閾値未満である回数が所定回数に満たない場合(ステップS62;No)、コントローラ32は連続して第2の閾値未満であった回数を記憶してから、処理を終了する。
一方、出力信号の値が連続して第2の閾値未満である回数が所定回数に到達すると(ステップS62;Yes)、コントローラ32は、検知対象のトナーが残っていないと判断し、その旨のメッセージをUI36に表示するとともに、画像形成装置104の動作を停止させる(ステップS63)。そして、トナーカートリッジが新たなものに交換されると(ステップS58;Yes)、コントローラ32は画像形成装置104の動作を再開する(ステップS59)。
以上述べた第6実施形態によれば、黒色トナーが不足し始めたときにはエコノミーモードに遷移して黒色トナーを節約するので、黒色トナーが無くなったが故に画像形成装置の動作を停止せざるを得ない時間(ダウンタイム)をより少なくする効果を期待できる。
(7)変形例
以上述べた第1実施形態〜第6実施形態は次のように変形することができる。
第1,3〜6実施形態において、黒色以外のY,M,Cのトナー濃度の検知する検知手段は、第2実施形態のように画像濃度に基づいてトナー濃度を算出するようにしてもよいし、それ以外にも、トナー供給累積時間(ディスペンスモータの駆動時間)からトナー濃度を算出するようにしてもよいし、画素カウンタ33による累積カウント数からトナー濃度を算出するようにしてもよい。
また、第2実施形態においては、黒色以外のY,M,Cのトナー濃度を検知する検知手段としてトナー供給累積時間(ディスペンスモータの駆動時間)からトナー濃度を算出するようにしてもよいし、画素カウンタ33による累積カウント数からトナー濃度を算出するようにしてもよい。
なお、画像形成装置は、第1実施形態〜第6実施形態で説明したタンデム構成ではなく、複数サイクル構成の画像形成装置であってもよい。また、中間転写ベルトに代えて他の中間転写体を用いる画像形成装置であってもよい。また、中間転写方式ではなく搬送ベルトや搬送ロール等の記録媒体搬送手段により搬送される記録媒体にトナー像を直接的に転写する方式の画像形成装置であってもよい。
本発明の第1実施形態における画像形成装置の構成を示す図である。 第1実施形態の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態における画像形成装置の構成を示す図である。 第2実施形態の動作を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態における画像形成装置の構成を示す図である。 本発明の第4実施形態における画像形成装置の構成を示す図である。 本発明の第6実施形態における画像形成装置の構成を示す図である。 本発明の第6実施形態の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
100,101,102,103,104・・・画像形成装置、32・・・コントローラ、35・・・濃度制御部、40・・・画像濃度センサ、43K,43Y,43M,43C・・・トナーエンプティセンサ、431K・・・トナー濃度センサ、50・・・リザーブタンク。

Claims (4)

  1. 複数色の画像を形成する画像形成装置であって、
    少なくとも黒色を含む複数色のトナーをそれぞれ収容する現像容器を有し、該現像容器に収容されているトナーを用いて現像を行う複数の現像装置と、
    前記現像容器に対して各色のトナーをそれぞれ補給する複数の補給装置と、
    黒色のトナー不足を検知するための検知手段であって、黒色のトナーを収容する前記現像容器に接続されたトナーカートリッジに設けられ、当該トナーカートリッジ内のトナーの残量に応じた出力信号を出力するトナーエンプティセンサと、
    黒色以外の色のトナーの不足を検知するための検知手段であって、黒色以外の色のトナーを収容する前記現像容器に設けられ当該現像容器内のトナー濃度を透磁率又は光透過率によって測定し、測定したトナー濃度に応じた出力信号を出力するトナー濃度センサと、
    前記トナーエンプティセンサからの出力信号の値に基づいて黒色のトナーが前記トナーカートリッジに残っていないと判断した場合にはその旨のメッセージを報知する一方、前記トナー濃度センサからの出力信号の値に基づいて検知対象のトナーが前記現像容器内に残っていないと判断した場合にはその旨のメッセージを報知するとともに前記画像形成装置の動作を停止させるコントローラと
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記コントローラは、
    前記トナーエンプティセンサからの出力信号の値が連続して閾値未満である回数が所定回数に到達すると、黒色のトナーが前記トナーカートリッジに残っていないと判断して、その旨のメッセージを報知する一方、前記トナー濃度センサからの出力信号の値が連続して閾値未満である回数が所定回数に到達すると、検知対象のトナーが前記現像容器内に残っていないと判断して、その旨のメッセージを報知するとともに前記画像形成装置の動作を停止させる
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 複数色の画像を形成する画像形成装置であって、
    少なくとも黒色を含む複数色のトナーをそれぞれ収容する現像容器を有し、該現像容器に収容されているトナーを用いて現像を行う複数の現像装置と、
    前記現像容器に対して各色のトナーをそれぞれ補給する複数の補給装置と、
    黒色のトナーの不足を検知するための検知手段であって、黒色のトナーを収容する前記現像容器に設けられ当該現像容器内のトナー濃度を透磁率又は光透過率によって測定し、当該測定したトナー濃度に応じた出力信号を出力するトナー濃度センサと、
    黒色以外の色のトナー不足を検知するための検知手段であって、前記現像装置によって現像された画像が転写された中間転写ベルトにおける当該画像の濃度に基づいてトナー濃度を測定し、当該測定したトナー濃度に応じた出力信号を出力する画像濃度センサと、
    前記トナー濃度センサからの出力信号の値に基づいて黒色のトナーが残っていないと判断した場合にはその旨のメッセージを報知する一方、前記画像濃度センサからの出力信号の値に基づいて検知対象のトナーが前記現像容器内に残っていないと判断した場合にはその旨のメッセージを報知するともに前記画像形成装置の動作を停止させるコントローラと、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記コントローラは、
    前記トナー濃度センサからの出力信号の値が連続して閾値未満である回数が所定回数に到達すると、黒色のトナーが残っていないと判断して、その旨のメッセージを報知する一方、前記画像濃度センサからの出力信号の値が連続して閾値未満である回数が所定回数に到達すると、検知対象のトナーが前記現像容器内に残っていないと判断して、その旨のメッセージを報知するとともに前記画像形成装置の動作を停止させる
    ことを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
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