JP5282296B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は複写機等の画像形成装置に関し、特に画像形成装置においてプリントジョブ実行中にトナーカートリッジが交換された際の動作制御に関する。
この種装置では、トナーカートリッジ交換用の専用扉が設けられており、プリントジョブ実行中であっても、そのプリント動作を停止することなくトナーカートリッジを交換することができる。
通常、プリントジョブ実行中にトナーカートリッジを交換するのは、トナーカットリッジ内のトナーが空になったり、少なくなったりした場合である。その場合、現像器として例えば2成分現像器を用いている機器では、トナー濃度が低下している可能性が高い。トナーカートリッジ交換後、現像器のトナー濃度を回復させるべく、プリント動作と並行して、交換したトナーカートリッジから現像器へのトナー補給が行われる。
ところが、印刷対象となる画像のトナー消費予定量によっては、トナー補給が間に合わず、トナー濃度が低下した状態のままでプリントされてしまう場合がある。トナー濃度が低下した状態でのプリントは、原稿の画像濃度の低下を招く。
トナー濃度が低下した状態でのプリントを防止する先行技術としては、下記の特許文献1に記載のものがある。特許文献1に記載の画像形成装置は、トナー濃度が記憶手段に記憶されたジョブ間基準濃度以上であるときはプリントジョブを開始する一方、トナー濃度がジョブ間基準濃度未満であるときはトナー濃度がジョブ間基準濃度以上になるまでトナー補給を行ってからプリントジョブを開始する。また、他の先行技術文献としては、以下の特許文献2に示すものがある。
特開2005−266382号公報 特開平10−123906号公報
しかしながら、上述の先行技術は、あくまでトナーカートリッジにトナーが残留していることを前提としており、プリントジョブ実行中にトナーカートリッジが交換されることを想定しているものではない。
プリントジョブ実行中にトナーカートリッジが交換された場合においてトナー濃度が低下した状態でのプリントを防止する技術については、有効な技術が存在しないのが現状である。
本発明はプリントジョブ実行中にトナーカートリッジが交換された場合において画像濃度の低下を防止しつつ、可能な限りユーザの待ち時間を発生させない画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、像担持体上に形成される静電潜像をトナーで現像する現像器と、前記現像器中のトナー濃度を検出する濃度検出センサと、画像形成装置本体に着脱自在に装填されるトナーカートリッジと、前記トナーカートリッジと前記現像器の間に設けられ、前記トナーカットリッジから供給されるトナーを前記現像器に補給するサブホッパ部と、前記サブホッパ部のトナー残量を検出する残量検出センサと、プリントジョブ実行中にトナーカートリッジが装填された場合に、当該プリントジョブにおいてトナーカートリッジ装填後に印刷対象となる画像データのトナー消費予定量を算出し、少なくとも算出したトナー消費予定量検出したトナー濃度及び検出したトナー残量に基づいて、当該プリントジョブを続行させるか、あるいは当該プリントジョブを停止し、前記現像器のトナー濃度を回復させるかの制御を行う制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記現像器のトナー濃度を回復させるにあたり、前記サブホッパ部から前記現像器へトナー補給させると共に、前記トナーカートリッジから前記サブホッパ部へトナー補給させ、前記停止されたプリントジョブを、前記現像器のトナー濃度の回復後に再開させるにあたり、当該プリントジョブの停止時の前記トナー消費予定量が所定量以上の場合は、前記トナー濃度及びトナー残量に応じた条件を満たした場合に再開し、前記トナー消費予定量が所定量未満の場合は前記トナー濃度及びトナー残量のうち前記トナー濃度のみに応じた条件を満たした場合に再開する画像形成装置である。
本発明は上記の構成を備えることにより、プリントジョブ実行中にトナーカートリッジが装填された場合に、少なくともトナー消費予定量及びトナー濃度に基づいて、当該プリントジョブを続行させるか、あるいは当該プリントジョブを停止し、現像器のトナー濃度を回復させるかの制御を行うことができる。
例えば、トナー濃度が低下しておらず、トナー消費予定量が少ない場合には、プリントジョブを続行させることにより、待ち時間が発生しない、快適な利用環境をユーザに提供することができる。
トナー濃度が低下している場合や、トナー濃度が低下してはいないがトナー消費予定量が多い場合には、プリントジョブを停止し現像器のトナー濃度を回復させることにより、画像濃度の低下を防止することができる
しかも、トナーカートリッジからサブホッパ部に一旦トナーを移すことができるので、トナー補給を安定させることができる。また、一旦サブホッパ部でトナーを受けることにより、トナーカートリッジ内のトナーを使い切ることができるため、トナーの使用効率を向上させることができる。
また、制御手段は、トナー消費予定量及びトナー濃度に加えて、さらに検出したトナー残量に基づいてプリントジョブを続行するか停止するかの制御を行うので、例えば、現像器のトナー濃度が低下している場合においてトナーカートリッジにトナーが残留していない場合であっても、サブホッパ部にトナーが残留している場合には、プリントジョブを続行することにより、ユーザの待ち時間が発生するのを回避することができる。
また、例えば、現像器のトナー濃度が低下しており、サブホッパ部のトナー残量がないうえ、さらにトナー消費予定量が多い場合には、現像器及びサブホッパ部への強制トナー補給を行い、サブホッパ部にトナーが残留し、かつトナー濃度が目標の濃度になった場合に、プリントジョブを再開させる。これにより、現像器へのトナー補給が追い付かず、プリントする際の画像濃度が低下するという状況を回避することができる。
ここで、前記制御手段は、前記プリントジョブを続行させる際、前記トナーカートリッジが装填される前よりもプリント間隔を空けてプリントさせるとしてもよい。
トナーカートリッジが装填される前よりもプリント間隔を空けてプリントさせることで、現像器の回転時間を長くすることができ、その分トナー補給の時間を長く確保することができる。
ここで、前記サブホッパ部のトナー残量がない場合において、前記トナー濃度が所定濃度以上あるか否かを判定し、判定が肯定的な場合、前記現像器へのトナー補給を抑止し、前記トナーカートリッジから前記サブホッパ部へのみトナー補給させる抑止手段をさらに備えるとしてもよい。
これにより、前記サブホッパ部のトナー残量がない場合において、前記トナー濃度が所定濃度以上である場合には、前記現像器へのトナー補給を抑止し、前記トナーカートリッジから前記サブホッパ部へのみトナー補給させるので、現像器へのトナー補給も行う場合と比較し、プリントジョブの停止時間を短縮することができる。
<実施の形態1>
(1)プリンタの全体の構成
図1は、プリンタとしてタンデム型のカラープリンタを示す図である。このプリンタは、装置本体1の下部に給紙部200を、中央部にカラー画像形成部100を、上部に排紙部600を配した構成である。給紙部200から排紙部600に渡っては給紙部200から繰り出されたシートSを垂直上方へ搬送するシート搬走路206が架設されている。
カラー画像形成部100は、本体1中央に、駆動ローラ40と従動ローラ50により水平に支架された中間転写ベルト30の矢印で示す走行方向に沿って、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(B)各色の作像ユニット10Y、10M、10C、10Bを配し、各作像ユニット10Y、10M、10C、10Bで作成されたトナー画像を重ね合わせて転写ベルト30上に転写し、転写ベルト30搬送端(図中右端)でシート搬走路206を搬送されてくるシートに対して2次転写を行った後、定着部300へ送給してトナー画像の定着を行うようにしたものである。
各作像ユニット10Y、10M、10C、10Bは、静電複写方式により作像するもので、感光体ドラム11Y、11M、11C、11B、それらの周囲に配設された帯電器12Y、12M、12C、12B、内部に四個のレーザダイオード、ポリゴンミラー、及び走査レンズ等を備えるプリントヘッド21、並びに四つの反射ミラー22等を備える露光部20、現像器13Y、13M、13C、13B、転写器14Y、14M、14C、14Bなどを配してなる。
また、各作像ユニット10Y、10M、10C、10Bの現像器13Y、13M、13C、13Bにトナーを補給する補給機構として、トナーカートリッジ70Y、70M、70C、70B及びサブホッパ80Y、80M、80C、80Bが各作像ユニット10Y、10M、10C、10Bの上方位置に配されている。
トナーカートリッジ70Y、70M、70C、70Bは、装置本体1の前面に設けられた専用ドア(以下、「TC扉カバー」という)(図外)を開けることにより外部に取り出したり、外部から新たなカートリッジを装填したりすることが出来る。
図2は、トナーカートリッジ、サブホッパ、現像器の構成を示す図である。実際には、これらの構成は作像ユニットの数だけ存在するが、ここでは、代表的に黒色(B)のものだけ示す。他の色の構成もトナー色が異なる以外は基本的に同一構成である。
トナーカートリッジ70Bは、図に見られるように半円筒状をし、内部にトナーを充填する空間を有している。カートリッジ70Bの奥側端壁には、ギア機構72が設けられ、このギア機構に一端が支着されたスパイラルバネ71がカートリッジ空間内に拡がっている。また、トナーカートリッジ70Bの前面壁よりの下部にはトナー繰り出し孔80Pが形成されている。この孔は、カートリッジが装填された状態で、その下方にあるサブホッパ80Bの上部入口と一致する位置関係にある。トナーカートリッジ70Bが専用ドアを開けて装填されると、奥壁のギア機構72が装置本体側に設けられたステッピングモータ(以下、「カートリッジモータ」ともいう)(図外)と連結し、スパイラルバネ71を回転駆動する。その結果、カートリッジ内部のトナーが前記繰り出し孔から適量ずつ繰り出される。
なお、このタイプのプリンタは、トナーカートリッジを4本備えるが、スパイラルバネを駆動するステッピングモータは2台としている。そして、1台はYM色のトナーカートリッジ用として、残り1台はCK色のカートリッジ用として割り当てている。そして、Y色とK色のギア機構72は偶数個のギアと一方向クラッチで構成し、M色とC色のギア機構は奇数個のギアと一方向クラッチで構成している。この結果、ステッピングモータを正転した場合には、Y色用スパイラルバネとC色用スパイラルバネが回転して、残りのスパイラルバネが空転し、ステッピングモータを逆転した場合は、K色用とM色用のスパイラルバネが回転し、残りが空転することとなる。
また、サブホッパ80Bの下部にもトナー繰り出し孔80Qが形成されている。この孔は、その下方にある現像器13Bの上部入口と一致する位置関係にある。
図3は、サブホッパの詳細な構成を示す図である。サブホッパ80Bはその内部に掻き揚げパドル82、スパイラルローラ83、及びピエゾセンサ84を備え、外壁には図2に示すように、ステッピングモータ(以下、「サブホッパモータ」という)81が設けられている。スパイラルローラ83の本体一部に掻き揚げパドル82は固定されており、また、スパイラルローラ83の一端はサブホッパモータと連結しており、スパイラルローラ83及び掻き揚げパドル82を回転駆動する。その結果、サブホッパ内部のトナーが前記繰り出し孔80Qから適量ずつ繰り出される。
また、サブホッパ80Bの内壁に設置されたピエゾセンサ84により、サブホッパ80B内のトナーの有無が検知される。
図4は、現像器13内の詳細な構成を示す図である。現像器13B内には現像剤(トナーとキャリア)が充填されている。現像器13Bにはモータ駆動の攪拌スクリュー13aが設けられ、攪拌スクリュー13aにはマイラー13bが装備されている。マイラー13bが回転することで現像器13B内の現像剤が攪拌される。
また、現像器13B内の底面には磁気式TCRセンサ13cが設置されており、トナー濃度を検出する。攪拌スクリュー13aに装備されたマイラー13bにより磁気式TCRセンサ13c周辺の現像剤が攪拌され、TCRセンサ13c周辺には新たな現像剤が流れ込む。すなわち、攪拌スクリュー1周(1リップル)おきにTCRセンサ周辺の現像剤を入れ替えることができる。
トナー濃度の検出は、TCRセンサ13c周辺の単位体積当たりのキャリアに含まれる鉄分の透磁率を読み取ることで行われる。したがって、TCRセンサ13cで読み取ったアナログ信号のAD変換値(分解能10bit)が大きいほどトナー濃度は小さくなる。
(2)制御部400の構成
図5は、制御部400の構成を示すブロック図である。
同図に示すように、制御部400は、主な構成要素として、CPU401、通信インターフェース(I/F)部402、画像処理部403、画像メモリ404、レーザダイオード駆動部405、ROM406、RAM407、エンジン制御部408などを備える。
通信I/F部402は、LANカード、LANボードといったLANに接続するためのインターフェースであり、外部からのプリントジョブのデータを受信して、受信したデータを画像処理部403に送る。
画像処理部403は、通信I/F部402からのプリントジョブのデータをY〜Kの再現色の画像データに変換して、画像メモリ404に出力し、この画像データを再現色ごとに格納させる。
レーザダイオード駆動部405は、各色の画像データを画像メモリ404から読み出して、露光部20の各レーザダイオードを駆動する。
ROM406には、画像形成動作に関する制御プログラム及びプリントジョブ実行中にトナーカートリッジが装填された場合の動作制御に関する制御プログラムのほか、後述する補給量決定制御にて用いられる、トナー濃度のルックアップテーブル及びトナー補給量のルックアップテーブルなどが格納されている。
RAM407は、CPU401のワークエリアとして用いられる。
CPU401は、ROM406から必要なプログラムを読み出して、画像処理部403での画像データの変換処理や、画像メモリ404における画像データの書き込み/読み出し等を行う。
また、カラー画像形成部100や給紙部200などの動作を、タイミングを取りながら統一的に制御して円滑なプリント動作を実行させる。
さらに、エンジン制御部408から入力されるエンプティ情報に基づいて操作パネル部500にトナーカートリッジ70Y、70M、70C、70Bの交換時期に関する所定メッセージを表示させる。
エンジン制御部408は、TCRセンサ13cやピエゾセンサ84、トナーカートリッジセットセンサからの検出信号を受け付けると共に、ROM406から必要なプログラムを読み出して、トナーカートリッジ装填時において当該装填後に印刷対象となる画像データのトナー消費予定量(以下、「B/W比」ともいう)を画像メモリ404に格納されている画像データに基づいて算出する。そして、各検出信号及びB/W比に基づいて、プリントを継続するか、あるいはプリントを中断してトナー濃度を回復させるかを判断し、判断に基づきカートリッジモータ及びサブホッパモータ81を制御することで、トナー補給を実現する。
また、各検出信号に基づいてトナーカートリッジ70Y、70M、70C、70B及びサブホッパ80Y、80M、80C、80Bにおけるトナーの状態を判断し、判断結果をエンプティ情報としてCPU401に送信する。
トナー補給制御には大きく分けてトナーカートリッジ70Y、70M、70C、70Bからサブホッパ80Y、80M、80C、80Bへのトナー補給制御とサブホッパ80Y、80M、80C、80Bから現像器13Y、13M、13C、13B内へのトナー補給制御がある。ここでは、代表的に黒色(B)のものだけ示す。他の色に関するトナー補給制御もトナー色が異なる以外は基本的に同一制御である。
<トナーカートリッジ70Bからサブホッパ80Bへのトナー補給制御>
トナーカートリッジ70Bからサブホッパ80Bへの補給制御では、サブホッパ80B内のピエゾセンサ84の出力に基づいてトナーが補給される。より詳細には、サブホッパモータ81の駆動中にサブホッパ80B内のピエゾセンサ84出力を200ms周期で検出し、出力が所定時間オフの場合に、カートリッジモータを駆動させて、トナーカートリッジ70Bからサブホッパ80Bへの補給制御を行う。
<サブホッパ80Bから現像器13B内へのトナー補給制御>
サブホッパ80Bから現像器13B内への補給制御では、現像器13B内のトナー濃度(現像剤に対するトナーの割合)(以下、「TC」ともいう)が目標の割合となるようトナーが補給される。
より詳細には、サブホッパ80Bから現像器13B内への補給制御は、補給量決定制御と補給制御とからなる。
<補給量決定制御>
現像スリーブ回転中に現像器13B内のTCRセンサ13cの出力電圧を測定し、トナー濃度のルックアップテーブルから測定した出力電圧におけるトナー濃度を決定する。そして、予め決められた目標トナー濃度及び決定したトナー濃度に基づいてトナー補給量のルックアップテーブルからトナー補給量を決定する。
<補給制御>
補給制御では、補給量決定制御にて決定されたトナー補給量だけ現像器13B内にトナーを補給するよう、サブホッパモータ81を回転させる。サブホッパモータ81は、Y〜K色のそれぞれに対応するよう複数設けられ、各色に対応するサブホッパモータ81は各々非同期で制御させることが可能である。
また、補給制御には、プリントジョブ実行中に行われる通常トナー補給制御と、プリントジョブを中断して行われる強制トナー補給制御とがある。通常トナー補給制御では、補給可能な最大時間はプリントのための現像器回転時間であり、プリント中は律速されるので、プリント中に目標のトナー濃度に達することができない場合があるのに対して、強制トナー補給制御では、トナー濃度が目標のトナー濃度になるまでトナー補給機構と現像器13とを回転させる。
<状態遷移>
続いて図6は、トナーカートリッジ70B及びサブホッパ80Bにおけるトナーの状態遷移を示す図である。
トナーカートリッジ70B及びサブホッパ80Bにおけるトナーの状態(トナー関連のエンプティ)には、カートリッジニアエンプティ、カードリッジエンプティ、サブホッパエンプティ、通常状態の四つの状態が存在する。
カートリッジニアエンプティは、カートリッジモータ回転時にカートリッジモータ回転量を積算し、トナーカートリッジからサブホッパへ補給されたトナー量を推定した結果、トナーカートリッジ内のトナー残留がニアエンプティ領域となっている状態である。トナーカートリッジを交換することによりトナー残留がニアエンプティ領域を脱すると、通常状態に遷移する。
カートリッジエンプティは、カートリッジモータ回転時にサブホッパ内のピエゾセンサの出力が所定時間オフとなっている状態である。このとき、サブホッパ内には100枚程度コピー可能なトナーが残っているので、プリントは許可される。トナーカートリッジを交換した後、通常トナー補給によりサブホッパ内のトナー残量が回復し、ピエゾセンサの出力がオンになると、通常状態に遷移する。
サブホッパエンプティは、カートリッジエンプティからサブホッパのトナーがなくなり、更に現像器内のトナーも消費されてトナー濃度が低下している状態である。具体的には、TCRセンサにより検出された現像器内のトナー濃度が、目標トナー濃度より1%以上低下しており、かつ、それが連続30回検出された状態である。このとき、プリント禁止とする。トナーカートリッジ及びサブホッパに強制補給することで通常状態に遷移する。
通常状態は、上記以外の状態である。通常状態においてトナーカートリッジ内のトナー残留がニアエンプティ領域になると、カートリッジニアエンプティに遷移する。
カートリッジニアエンプティ、カートリッジエンプティの場合には、液晶ディスプレイにトナーがもうすぐエンプティになる旨の警告が表示され、サブホッパエンプティの場合には、トナーが無くなった旨の全面警告がされ、プリント禁止となる。
図7は、液晶ディスプレイに表示されるメッセージの一例を示す図である。ここでは、ブラック(B)のトナーカートリッジのトナー状態がカートリッジニアエンプティであるとする。その場合には、例えば、「まもなくトナーカートリッジ(B)の交換時期です」という警告が表示される。
カートリッジニアエンプティ、カートリッジエンプティ、通常状態のときはプリント中、待機中に関わらず、ユーザはトナーカートリッジを交換することができる。
サブホッパエンプティのときは待機中、及びプリント中においてプリント禁止となった後のプリント中断期間にトナーカートリッジを交換することができる。
<トナーカートリッジが交換された際の動作制御>
図8〜11はトナーカートリッジが交換された際の動作制御を示すアクティビティ図である。本アクティビティ図において、黒色のトナーカートリッジ70Bが交換されたものとする。プリントジョブの実行を再開する際の条件となるトナー濃度(以下、「目標トナー濃度」という)を8%、強制トナー補給を実施する際の条件となるトナー濃度(以下、「低下判断トナー濃度」という)を7.5%とする。また、画像データのB/W比は、トナーカートリッジ70Bが交換された場合、当該交換後に印刷対象となる画像データのB/W比である。
プリントジョブの実行が開始された後(ステップS101)、TC扉カバーの開閉、すなわち、トナーカートリッジ70Bが交換されたことを検出すると(ステップS102、103)、サブホッパ80Bのトナー残量を検出する(ステップS104)。
サブホッパ80Bにトナーが残留している場合には、B/W比に関わらず、プリントジョブの実行を継続する(ステップS115)。サブホッパ80Bにトナーが残留しているため、トナー濃度は低下しておらず、プリントジョブの実行を継続したとしても、プリント中にトナー補給を行えばトナー濃度は回復するからである。したがって、この場合には、プリント中にトナー補給を行う通常のトナー補給制御が行われ、ユーザにはプリント再開までの待ち時間は全く発生しない。
サブホッパ80Bにトナーが残留している場合には、図6で説明したトナー状態のうち「通常状態」及び「カートリッジニアエンプティ」が該当する。
サブホッパ80Bにトナーが残留していない場合には、現像器13Bのトナー濃度を検出し(ステップS105)、印刷対象となる画像データのB/W比を算出する(ステップS106)。
検出したトナー濃度が7.5%以上か否かを判断し、トナー濃度が7.5%よりも低下している場合には、一旦プリントジョブの実行を停止し(ステップS107)、トナーカートリッジ70Bからサブホッパ80B及びサブホッパ80Bから現像器13Bへの強制トナー補給を行う(ステップS108)。プリントジョブを続行すると、プリントによるトナー消費にトナーカートリッジ70Bからのトナー補給が追い付かず、更にトナー濃度が低下する恐れがあるからである。
サブホッパ80Bにトナーが残留しておらず、かつ、トナー濃度が7.5%よりも低下している場合には、図6で説明したトナー状態のうち「カートリッジエンプティ」または「サブホッパエンプティ」が該当する。
ステップS108にて強制トナー補給が行われた後、一旦中断されたプリントジョブは再開されるが、再開のための条件は、算出した画像データのB/W比によって異なる。具体的には、再開のための条件は、B/W比が75%以上の場合は、サブホッパのトナー残量が回復し、かつ、トナー濃度が8%以上に回復することであり、B/W比が25%以上〜75%未満の場合は、トナー濃度が8%以上に回復することであり、B/W比が25%未満の場合は、トナー濃度が回復傾向にあることである。
したがって、強制トナー補給が開始されると、まず、ステップS106にて算出した画像データのB/W比が75%以上か、25%以上〜75%未満か、あるいは25%未満かを判断する。
画像データのB/W比が75%以上の場合には、トナー濃度及びサブホッパ残量を検出し(ステップS109)、サブホッパのトナー残量が回復し、かつ、トナー濃度が8%以上に回復したか否かを判断する。
サブホッパのトナー残量が回復し、かつ、トナー濃度が8%以上に回復した場合には、強制トナー補給を停止し、プリントジョブの実行を再開する(ステップS114)。この場合には、ユーザには最も長い待ち時間が発生することになる。
また、画像データのB/W比が25%以上〜75%未満の場合には、トナー濃度を検出し(ステップS110)、トナー濃度が8%以上に回復したか否かを判断する。
トナー濃度が8%以上に回復した場合には、サブホッパ残量の回復度合いに関わらず、強制トナー補給を停止し、プリントジョブの実行を再開する(ステップS114)。
さらに、画像データのB/W比が25%以下の場合には、トナー濃度を検出し(ステップS111)、トナー濃度が回復傾向にあるか否かを判断する。
トナー濃度が回復傾向にある場合には、サブホッパ残量の回復度合いに関わらず、強制トナー補給を停止し、プリントジョブの実行を再開する(ステップS114)。B/W比が低いため、トナー濃度が低いままプリントしたとしても、プリントによるトナー消費にトナーカートリッジ70Bからのトナー補給が追い付かず、更にトナー濃度が低下するという恐れはないからである。
なお、トナー濃度が補給開始時の濃度から目標の濃度(8%)に近づいていることが判断できた場合に、トナー濃度が回復傾向にあるとする。
また、ステップS105にて検出したトナー濃度が7.5%以上の場合には、ステップS106にて算出した画像データのB/W比が25%より高いか否かを判断する。
画像データのB/W比が25%より高い場合には、一旦プリントジョブの実行を停止し(ステップS112)、トナーカートリッジ70Bからサブホッパ80Bへの強制トナー補給を行い(ステップS113)、サブホッパのトナー残留が回復したか否かを判断する。
サブホッパのトナー残留が回復した場合には、強制トナー補給を停止し、プリントジョブの実行を再開する(ステップS114)。サブホッパ80Bに十分な補給がなされれば、プリントによるトナー消費にトナーカートリッジ70Bからのトナー補給が追い付かず、更にトナー濃度が低下するという恐れはないからである。
画像データのB/W比が25%以下の場合には、プリントジョブの実行を継続する(ステップS115)。トナー濃度が7.5%以上であり、B/W比が低いため、サブホッパ残量がなくとも、トナー濃度が低下するという恐れはないからである。
サブホッパ80Bにトナーが残留しておらず、かつ、トナー濃度が7.5%以上の場合には、図6で説明したトナー状態のうち「カートリッジエンプティ」が該当する。
サブホッパ80Bにトナーが残留していない場合において、トナー濃度が7.5%よりも低下しているか7.5%以上かに関わらず、「カートリッジエンプティ」に該当することはあり得るが、前者の場合では、「カートリッジエンプティ」を検出して暫く経過しており、トナー濃度が低下してきた状態であるのに対し、後者の場合では、「カートリッジエンプティ」を検出してすぐで、まだトナー濃度が低下していない状態である。
また、サブホッパ80Bにトナーが残留しておらず、かつ、トナー濃度が7.5%よりも低下している場合において、「サブホッパエンプティ」に該当するときは、プリントが禁止されるので、プリントジョブ実行中であった場合はその実行が強制的に停止された状態であり、この停止状態でトナーカートリッジが交換される。その他の場合はプリントジョブ実行中にトナーカートリッジを交換することができる。
このように、サブホッパ残量、トナー濃度、及び画像データのB/W比によってプリントジョブの実行を中断して強制トナー補給を実施するか否かを判断し、トナーカートリッジ70Bの交換後に印刷対象となる画像データのB/W比によって強制トナー補給を実施した場合のプリントジョブの実行再開条件を切り替える。
以上のように本実施の形態によれば、サブホッパ80Bにトナーが残留している場合には、プリントジョブの実行を継続することにより、ユーザの待ち時間が発生するのを回避することができ、トナー濃度が7.5%よりも低下している場合には、一旦プリントジョブの実行を停止し、強制トナー補給を行うことにより、トナー濃度が低下した状態でのプリントを回避することができる。
<実施の形態2>
実施の形態1では、トナー濃度が低下していれば一旦プリントジョブの実行を停止したが、本実施の形態では、トナー濃度が低下した場合であっても、B/W比が所定値以下の場合には、プリントジョブの実行を停止せずに、プリント間隔を空けてプリントジョブの実行を継続する。プリント間隔を空けることによりトナー補給時間を長く確保し、プリントジョブの実行停止によるユーザ待ち時間を発生させることなく、トナー濃度を回復させる。
図12、13はトナーカートリッジが交換された際の動作制御を示すアクティビティ図である。本アクティビティ図において、黒色のトナーカートリッジ70Bが交換されたものとする。目標トナー濃度、及び低下判断トナー濃度については、実施の形態1と同様にそれぞれ8%、7.5%とする。また、画像データのB/W比は、トナーカートリッジが交換された場合、当該交換後に印刷対象となる画像データのB/W比である。
プリントジョブの実行が開始された後(ステップS201)、TC扉カバーの開閉を検出すると(ステップS202、203)、現像器13Bのトナー濃度を検出し(ステップS204)、印刷対象となる画像データのB/Wを算出する(ステップS205)。
検出したトナー濃度が7.5%以上か否かを判断し、トナー濃度が7.5%以上の場合には、トナー濃度は低下していないので、プリントジョブの実行を継続する(ステップS213)。
トナー濃度が7.5%以上の場合には、図6に示したトナー状態のうち「通常状態」、「カートリッジニアエンプティ」、及び「カートリッジエンプティ」が該当する。
トナー濃度が7.5%よりも低下している場合には、ステップS205にて算出した画像データのB/W比が60%以上か否かを判断する。
画像データのB/W比が60%以上の場合には、一旦プリントジョブの実行を停止し(ステップS206)、トナーカートリッジ70Bからサブホッパ80B及びサブホッパ80Bから現像器13Bへの強制トナー補給を行う(ステップS207)。プリントジョブを続行すると、プリントによるトナー消費にトナーカートリッジ70Bからのトナー補給が追い付かず、更にトナー濃度が低下する恐れがあるからである。
トナー濃度が7.5%よりも低下している場合には、図6で説明したトナー状態のうち「カートリッジエンプティ」または「サブホッパエンプティ」が該当する。
トナー濃度が7.5%以上の場合、及びトナー濃度が7.5%よりも低下している場合の両方において、「カートリッジエンプティ」に該当することはあり得るが、前者の場合では、「カートリッジエンプティ」を検出してすぐで、まだトナー濃度が低下していない状態であり、後者の場合では、「カートリッジエンプティ」を検出して暫く経過しており、トナー濃度が低下してきた状態である。
また、トナー濃度が7.5%よりも低下している場合において「サブホッパエンプティ」に該当するときは、プリントが禁止されるので、プリントジョブ実行中に「サブホッパエンプティ」に該当する場合は、その実行が強制的に停止された状態であり、この停止状態でトナーカートリッジが交換される。その他の場合はプリントジョブ実行中にトナーカートリッジを交換することができる。
ステップS207にて強制トナー補給が開始されると、トナー濃度を検出し(ステップS208)、トナー濃度が8%以上に回復したか否かを判断する。
トナー濃度が8%以上に回復した場合には、強制トナー補給を停止し、プリントジョブの実行を再開する(ステップS209)。
ステップS205にて算出した画像データのB/W比が60%未満の場合には、用紙間隔を空けてプリントジョブの実行を継続する(ステップS210)。そのままの紙間でプリント動作を続けると、プリント中の通常トナー補給ではカートリッジからの補給がトナー消費に追い付かず、さらにトナー濃度が低下してしまう恐れがあるが、トナー濃度が低下しているとはいえ、B/W比は低いため、紙間を空けることで現像器13B回転時間を通常より長くすれば、トナー補給の時間を長く確保することができ、トナー濃度が低下してしまう恐れはなくなるからである。
ここで、紙間を空けるというのは、通常、A4横プリントの場合は用紙の間隔を50mmとるところを、例えば200mmとすることである。これにより現像器13Bの回転時間は、下記の(数式1)に示すように1.77倍に増加し、その分トナー補給時間を長く確保することができる。
(210+50+200)/(210+50)=1.77・・・(数式1)
プリントジョブの実行が用紙間隔を空けて継続されると、トナー濃度を検出し(ステップS211)、トナー濃度が8%以上に回復したか否かを判断する。トナー濃度が8%以上に回復した場合には、用紙間隔を元に戻してプリントジョブの実行を継続する(ステップS212)。
以上のように本実施の形態によれば、トナー濃度が7.5%以上の場合には、プリントジョブの実行を継続することにより、ユーザの待ち時間が発生するのを回避することができる。また、トナー濃度が7.5%よりも低下しているであっても、B/W比が低い場合には、用紙間隔を空けてプリントジョブの実行を継続することにより、ユーザの待ち時間が発生するのを回避することができる。
<実施の形態3>
本実施の形態では、プリントジョブ実行中にトナーカートリッジが交換された際、交換されたトナーカートリッジの色と、当該プリントジョブがモノクロ印刷かカラー印刷かを示すカラーモードとにより、当該プリントジョブの実行を停止して強制トナー補給を行うか否かを判断する。
エンジン制御部408は、トナーカートリッジセットセンサから入力される検出信号により、どの色のトナーカートリッジが交換されたかを判断する。また、CPU401からプリントジョブにおけるカラーモードを受け付ける。
図14、15はトナーカートリッジが交換された際の動作制御を示すアクティビティ図である。本アクティビティ図において、目標トナー濃度を8%とする。
プリントジョブの実行が開始された後(ステップS301)、TC扉カバーの開閉を検出すると(ステップS302、303)、当該プリントジョブがモノクロ印刷か、あるいはカラー印刷かを判断する。
プリントジョブがモノクロ印刷の場合には、黒のトナーカートリッジが交換されたのか、あるいはカラー(YMC)のトナーカートリッジが交換されたのかを判断する。
カラーのトナーカートリッジが交換された場合には、プリントジョブの実行を継続し、モノクロによるプリントを行う(ステップS308)。この場合には、YMCに対応する現像器13Y、13M、13Cは動いていないため、モノクロプリント中であってもその動作を停止することなく、強制的にトナーを補給することができるからである。
したがって、この場合には、交換されたトナーカートリッジに対応する現像器の回転を開始し(ステップS309)、交換後のトナーカートリッジからサブホッパ及びサブホッパから現像器への強制トナー補給を行う(ステップS310)。強制トナー補給が開始されると、トナー濃度を検出し(ステップS311)、トナー濃度が8%以上に回復したか否かを判断する。トナー濃度が8%以上に回復した場合には、強制トナー補給を停止し、当該色の現像器の回転を停止する(ステップS312)。
また、黒のトナーカートリッジが交換された場合、及びプリントジョブがカラー印刷の場合には、一旦プリントジョブの実行を停止し(ステップS304)、交換されたトナーカートリッジからサブホッパ及びサブホッパから現像器への強制トナー補給を行う(ステップS305)。強制トナー補給が開始されると、トナー濃度を検出し(ステップS306)、トナー濃度が8%以上に回復したか否かを判断する。トナー濃度が8%以上に回復した場合には、強制トナー補給を停止し、プリントジョブの実行を再開する(ステップS307)。
以上のように本実施の形態によれば、プリントジョブがモノクロ印刷の場合であり、かつ、交換されたトナーカートリッジの色がカラー(YMC)である場合には、プリントジョブの実行を継続することにより、ユーザの待ち時間が発生するのを回避することができる。
(変形例)
以上、本発明に係る画像形成装置について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は上記の実施の形態に限られないことは勿論である。
(I)上記実施の形態では、プリントジョブ実行中にトナーカートリッジが交換されることを想定しているが、プリントジョブ実行時でなくてもトナーカートリッジの交換は可能である。その場合には、例えば、B/W比は25%以下とする。
(II)上記実施の形態では、プリンタ1はサブホッパ80Y、80M、80C、80Bを含む構成としたが、サブホッパ80Y、80M、80C、80Bを省いて、トナーカートリッジ70Y、70M、70C、70Bから直接現像器13Y、13M、13C、13Bにトナーを補給する構成としてもよい。
(III)上記実施の形態では、液晶ディスプレイに表示されるメッセージの一例として、カートリッジニアエンプティの場合を示したが、「カートリッジエンプティ」の場合には、例えば、「トナーがなくなりました。トナーカートリッジ(B)を交換してください」という警告が表示されるとしてもよい。また、「サブホッパエンプティ」の場合には、上述した警告を全画面表示させるとしてもよい。
上記実施の形態及び上記変形例をそれぞれ組み合わせるとしてもよい。
また、本発明に係る画像形成装置は、その範囲を逸脱することなく本発明の趣旨に沿って様々な変形または修正が可能であることは言うまでもない。
本発明は、プリントジョブ実行中にトナーカートリッジの交換が可能な画像形成装置に広く適用することができる。
プリンタとしてタンデム型のカラープリンタを示す図である。 トナーカートリッジ、サブホッパ、現像器の構成を示す図である。 サブホッパの詳細な構成を示す図である。 現像器13内の詳細な構成を示す図である。 制御部400の構成を示すブロック図である。 トナーカートリッジ70B及びサブホッパ80Bにおけるトナーの状態遷移を示す図である。 液晶ディスプレイに表示されるメッセージの一例を示す図である。 実施の形態1においてトナーカートリッジが交換された際の動作制御を示すアクティビティ図である。 実施の形態1においてトナーカートリッジが交換された際の動作制御を示すアクティビティ図である。 実施の形態1においてトナーカートリッジが交換された際の動作制御を示すアクティビティ図である。 実施の形態1においてトナーカートリッジが交換された際の動作制御を示すアクティビティ図である。 実施の形態2においてトナーカートリッジが交換された際の動作制御を示すアクティビティ図である。 実施の形態2においてトナーカートリッジが交換された際の動作制御を示すアクティビティ図である。 実施の形態3においてトナーカートリッジが交換された際の動作制御を示すアクティビティ図である。 実施の形態3においてトナーカートリッジが交換された際の動作制御を示すアクティビティ図である。
符号の説明
1 プリンタ
100 カラー画像形成部
200 給紙部
600 排紙部
10Y、10M、10C、10B 作像ユニット
11Y、11M、11C、11B 感光体ドラム
12Y、12M、12C、12B 帯電器
20 露光部
13Y、13M、13C、13B 現像器
14Y、14M、14C、14B 転写器
70Y、70M、70C、70B トナーカートリッジ
80Y、80M、80C、80B サブホッパ

Claims (3)

  1. 画像形成装置であって、
    像担持体上に形成される静電潜像をトナーで現像する現像器と、
    前記現像器中のトナー濃度を検出する濃度検出センサと、
    画像形成装置本体に着脱自在に装填されるトナーカートリッジと、
    前記トナーカートリッジと前記現像器の間に設けられ、前記トナーカットリッジから供給されるトナーを前記現像器に補給するサブホッパ部と、
    前記サブホッパ部のトナー残量を検出する残量検出センサと、
    プリントジョブ実行中にトナーカートリッジが装填された場合に、当該プリントジョブにおいてトナーカートリッジ装填後に印刷対象となる画像データのトナー消費予定量を算出し、少なくとも算出したトナー消費予定量検出したトナー濃度及び検出したトナー残量に基づいて、当該プリントジョブを続行させるか、あるいは当該プリントジョブを停止し、前記現像器のトナー濃度を回復させるかの制御を行う制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、
    前記現像器のトナー濃度を回復させるにあたり、前記サブホッパ部から前記現像器へトナー補給させると共に、前記トナーカートリッジから前記サブホッパ部へトナー補給させ、
    前記停止されたプリントジョブを、前記現像器のトナー濃度の回復後に再開させるにあたり、当該プリントジョブの停止時の前記トナー消費予定量が所定量以上の場合は、前記トナー濃度及びトナー残量に応じた条件を満たした場合に再開し、前記トナー消費予定量が所定量未満の場合は前記トナー濃度及びトナー残量のうち前記トナー濃度のみに応じた条件を満たした場合に再開する
    画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記プリントジョブを続行させる際、前記トナーカートリッジが装填される前よりもプリント間隔を空けてプリントさせる
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記サブホッパ部のトナー残量がない場合において、前記トナー濃度が所定濃度以上あるか否かを判定し、判定が肯定的な場合、前記現像器へのトナー補給を抑止し、前記トナーカートリッジから前記サブホッパ部へのみトナー補給させる抑止手段をさらに備える
    請求項1または2に記載の画像形成装置。
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