JP2019148708A - 画像形成装置及び現像剤回収先決定方法 - Google Patents

画像形成装置及び現像剤回収先決定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】交換対象ユニットの使用可能期間を従来と比べて長くできるようにする。【解決手段】消耗部品と現像剤回収容器とを有する交換可能な複数の交換対象ユニットと、前記複数の交換対象ユニットが有する現像剤回収容器のうち、現像剤の回収先となる現像剤回収容器を決定する決定部とを備え、前記決定部は、前記交換対象ユニットごとに、前記消耗部品の寿命に対する使用量の進度を表す消耗部品寿命進度と、前記現像剤回収容器の容量に対する使用量の進度を表す回収容器容量進度を取得し、取得した前記消耗部品寿命進度と前記回収容器容量進度をもとに、現像剤の回収先となる現像剤回収容器を決定するようにした。【選択図】図6

Description

本発明は、画像形成装置及び現像剤回収先決定方法に関するものであり、例えば、現像剤回収部を備える画像形成装置に適用して好適なものである。
従来、電子写真方式を用いた画像形成装置は、現像剤としてのトナーを用いて画像を形成する画像形成ユニットと、転写部と、廃トナー(後述する)を回収する廃トナー回収容器とを有している。カラー画像に対応する画像形成装置の場合、画像形成ユニットは、各色ごとに設けられ、それぞれ像担持体としての感光ドラムとクリーニングブレードとを有している。各画像形成ユニットは、感光ドラム上に形成された静電潜像をトナーにより現像することで感光ドラム上にトナー像を形成する。転写部は、各画像形成ユニットにより形成されたトナー像を、用紙などの媒体に転写する。
また各画像形成ユニットは、感光ドラム上に残ってしまった残トナーをクリーニングブレードにより除去する。画像形成装置は、各画像形成ユニットの感光ドラムから除去した残トナーを、廃トナーとして各画像形成ユニットから廃トナー回収容器へと搬送して廃トナー回収容器に回収するようになっている(例えば特許文献1参照)。
また、画像形成ユニット内部に発生した劣化トナーを感光ドラム上に吐き出してクリーニングブレードにより除去し、除去した劣化トナーを廃トナーとして廃トナー回収容器に回収するようにした画像形成装置もある。
さらに、複数の画像形成ユニットのそれぞれに廃トナー回収容器を設け、各画像形成ユニットで除去した残トナー及び劣化トナーを、廃トナーとして各画像形成ユニットの廃トナー回収容器に回収するようにした画像形成装置もある。
特開2012−255994号公報
ところで、複数の画像形成ユニットを有する画像形成装置では、形成する画像の内容にもよるが、通常、画像形成ユニットごとにトナーの消費量が異なってくる。また、各画像形成ユニットでは、トナーの消費量が少ない画像形成を繰り返した場合に、劣化トナーが発生し易い。ゆえに、複数の画像形成ユニットのそれぞれに廃トナー回収容器を有する画像形成装置では、各画像形成ユニットが有する廃トナー回収容器の空き容量に偏りが生じる。
また一方で、各画像形成ユニットは、消耗部品としての感光ドラムが寿命に達した場合、もしくは廃トナー回収容器が満杯になった場合に交換となる。つまり、画像形成ユニットは、消耗部品の寿命に余裕があっても、廃トナー回収容器が満杯になると、交換しなければならない。特に、劣化トナーの発生量が他の画像形成ユニットと比べて多い画像形成ユニットについては、廃トナー回収容器が満杯になるまでの期間が短く、消耗部品が寿命に達するまでに余裕があるにもかかわらず、他の画像形成ユニットと比べて交換時期が早くなる。
このように、従来の画像形成装置では、廃トナー回収容器へ廃トナーを回収することにともなって、画像形成ユニットの交換時期が早まり使用可能期間が短くなってしまう場合があるという問題を有していた。
本発明は以上の点を考慮したものであり、交換対象ユニットの使用可能期間を従来と比べて長くできる画像形成装置及び現像剤回収先決定方法を提案しようとするものである。
本発明は、画像形成装置の決定部が、消耗部品と現像剤回収容器とを有する交換可能な複数の交換対象ユニットごとに、前記消耗部品の寿命に対する使用量の進度を表す消耗部品寿命進度と、前記現像剤回収容器の容量に対する使用量の進度を表す回収容器容量進度を取得し、取得した前記消耗部品寿命進度と前記回収容器容量進度をもとに、現像剤の回収先となる現像剤回収容器を決定するようにした。
これにより本発明は、複数の交換対象ユニットのうち、例えば、消耗部品の寿命に対する使用量の進度に比べて現像剤回収容器の容量に対する使用量の進度が小さい交換対象ユニットの現像剤回収容器、すなわち消耗部品の残り寿命と比較して現像剤回収容器の空き容量に余裕があるユニットの現像剤回収容器を、現像剤の回収先とすることができる。こうすることで本発明は、複数の交換対象ユニットがそれぞれ有する現像剤回収容器にできるだけ偏りなく現像剤を回収させることができる。
かくして、本発明は、交換対象ユニットの使用可能期間を従来と比べて長くできる画像形成装置及び現像剤回収先決定方法を実現できる。
画像形成装置の主要部の構成を示す側面図である。 画像形成ユニットの構成を示す拡大側面図である。 画像形成装置の機能構成を示すブロック図である。 劣化トナー廃棄用パターンに劣化トナーが付着した状態の感光ドラム表面の展開図である。 印刷開始時の動作を示すフローチャートである。 劣化トナー廃棄処理の手順を示すフローチャートである。 或る時点での画像形成装置の状態例を数値で示す表である。
以下、発明を実施するための形態(以下、これを実施の形態と呼ぶ)について、図面を用いて詳細に説明する。
[1.画像形成装置の主要部の構成]
図1に、画像形成装置1の主要部の構成を示す。画像形成装置1は、図示しないPC(パーソナルコンピュータ)などの上位装置から受け取った印刷データに応じて、用紙などの媒体Pに画像を印刷(形成)する電子写真方式のカラープリンタである。この画像形成装置1は、略箱型の装置筐体2を有している。尚、ここでは、装置筐体2の図中左側を前面、図中右側を後面として、装置筐体2の前面から後面への方向を後方向、後面から前面への方向を前方向、装置筐体2の下側から上側への方向を上方向、装置筐体2の上側から下側への方向を下方向、装置筐体2の図中手前側から奥側への方向を右方向、装置筐体2の図中奥側から手前側への方向を左方向とする。
装置筐体2の内部には、媒体Pの搬送路R1に沿って各部が配置されている。すなわち、装置筐体2の内部には、その下部に、媒体Pを積層する媒体格納トレイ10が装置筐体2に対して着脱自在に設けられている。さらに、装置筐体2の内部には、媒体格納トレイ10の後端側にピックアップローラ11が設けられている。媒体格納トレイ10に積層されている媒体Pは、ピックアップローラ11により、一番上から順に、媒体格納トレイ10の後端部と接続されている搬送路R1へと繰り出されるようになっている。
さらに、装置筐体2の内部には、その上部に、画像形成装置1で扱う複数色の現像剤(例えば、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の3色のトナー)の各色に対応する3個の画像形成ユニット12C、12M、12Yが、搬送路R1に沿って前後方向に並べて設けられている。
尚、画像形成装置1では、3個の画像形成ユニット12(12C、12M、12Y)が1つの一体型画像形成ユニットPUとして一体になっていて、この一体型画像形成ユニットPUが、装置筐体2に対して着脱自在に設けられている。
3個の画像形成ユニット12(12C、12M、12Y)は、図1にくわえて図2の拡大図に示すように、同一構成であり、それぞれ像担持体としての感光ドラム20と、帯電部材としての帯電ローラ21と、現像剤担持体としての現像ローラ22と、現像剤供給部材としての供給ローラ23と、露光装置としてのLEDヘッド24と、クリーニングブレード25と、トナーカートリッジ26と、ドラム廃トナー回収容器27とを有している。
LEDヘッド24は、感光ドラム20の上方に対向配置され、上位装置から受け取った印刷データに含まれる画像データをもとに感光ドラム20の表面に光を照射して露光することで、感光ドラム20の表面に静電潜像を形成する装置である。
帯電ローラ21は、感光ドラム20の表面に圧接するように設けられ、感光ドラム20の表面を一様且つ均一に帯電させる部材である。現像ローラ22は、感光ドラム20の表面に圧接するように設けられ、感光ドラム20の表面に形成された静電潜像にトナーを付着させてトナー像を形成する部材である。
供給ローラ23は、現像ローラ22に圧接するように設けられ、トナーカートリッジ26から供給されたトナーを現像ローラ22に供給する部材である。クリーニングブレード25は、感光ドラム20に圧接するように設けられ、感光ドラム20に付着しているトナーを除去する部材である。ドラム廃トナー回収容器27は、クリーニングブレード25により感光ドラム20から除去された廃トナーを回収する容器である。尚、図中省略しているが、3個の画像形成ユニット12(12C、12M、12Y)には、それぞれクリーニングブレード25により除去された廃トナーを、ドラム廃トナー回収容器27へと搬送する搬送部も有している。
一体型画像形成ユニットPUは、交換対象ユニットであり、3個の画像形成ユニット12(12C、12M、12Y)のうちのいずれかの感光ドラム20が寿命に達した場合、もしくはいずれかのドラム廃トナー回収容器27が満杯になった場合に、新しいものと交換されるようになっている。
さらに、装置筐体2の内部には、一体型画像形成ユニットPUの直下に転写ユニット13が設けられている。転写ユニット13は、装置筐体2に対して着脱自在に設けられ、図1にくわえて図2に示すように、転写ベルト30と、転写部材としての3個の転写ローラ31と、ベルトクリーニングブレード32と、ベルト廃トナー回収容器33とを有している。
転写ベルト30は、搬送路R1に沿って走行自在に設けられ、媒体Pを搬送路R1に沿って搬送する部材である。3個の転写ローラ31は、転写ベルト30を間に挟んで3個の感光ドラム20のそれぞれの下方に対向配置されている。転写ローラ31は、転写ベルト30により搬送されてくる媒体Pが、転写ローラ31と感光ドラム20との間を通過する際に、媒体Pをトナーとは逆極性に帯電させることで、感光ドラム20上に形成されたトナー像を媒体Pに転写する部材である。
ベルトクリーニングブレード32は、転写ベルト30に圧接するように設けられ、転写ベルト30に付着しているトナーを除去する部材である。ベルト廃トナー回収容器33は、ベルトクリーニングブレード32により転写ベルト30から除去された廃トナーを回収する容器である。転写ユニット13は、交換対象ユニットであり、転写ベルト30が寿命に達した場合、もしくはベルト廃トナー回収容器33が満杯になった場合に、新しいものと交換されるようになっている。
図1に戻り、装置筐体2の内部には、媒体格納トレイ10から転写ベルト30までの搬送路R1上に、搬送路R1を挟んで対向配置された搬送ローラ14A〜14Cが設けられている。搬送ローラ14A〜14Cは、媒体格納トレイ10から繰り出された媒体Pを、搬送路R1に沿って転写ベルト30へと搬送するようになっている。
さらに、装置筐体2の内部には、転写ベルト30よりも媒体搬送方向下流側(つまり前方)に定着装置15が設けられている。定着装置15は、搬送路R1を挟んで対向配置された加熱ローラとバックアップローラを有していて、転写ユニット13によって媒体P上に転写されたトナー像を加圧及び加熱することで媒体Pに定着させるようになっている。
さらに、装置筐体2の上面外側は、媒体Pが排出される排出スタッカ16となっていて、搬送路R1は、この排出スタッカ16に接続されている。さらに、装置筐体2の内部には、定着装置15から排出スタッカ16までの搬送路R1上に、搬送路R1を挟んで対向配置された搬送ローラ14Dが設けられている。搬送ローラ14Dは、定着装置15によってトナー像が定着した媒体Pを搬送路R1に沿って排出スタッカ16へと搬送するようになっている。
さらに、装置筐体2の内部には、転写ユニット13及び定着装置15と、媒体格納トレイ10との間に、両面印刷用の搬送部(これを両面印刷用搬送部と呼ぶ)17が設けられている。両面印刷用搬送部17は、搬送路R2と、搬送路R2を挟んで対向配置された搬送ローラ14E〜14Hとを有している。
搬送路R2は、搬送路R1に対して、定着装置15よりも媒体搬送方向下流側と転写ベルト30よりも媒体搬送方向上流側との2箇所で接続されていて、媒体Pを裏返して搬送するための折り返し部を有している。搬送ローラ14E〜14Hは、両面印刷時、定着装置15より媒体搬送方向下流側で搬送路R1から搬送路R2へと搬送されてきた媒体Pを、搬送路R2に沿って搬送しながら裏返し、転写ベルト30より媒体搬送方向上流側で搬送路R1に戻すようになっている。
さらに、装置筐体2の内部には、搬送路R1、R2上の複数箇所に、媒体Pの位置を検知する媒体検知センサ18A〜18Gが設けられている。画像形成装置1の全体構成は、以上のようになっている。
ここで、画像形成装置1による片面印刷時の印刷動作について簡単に説明する。画像形成装置1は、印刷動作を開始すると、媒体格納トレイ10に積載された媒体Pを、ピックアップローラ11により1枚ずつ分離して、搬送路R1へと繰り出す。搬送路R1へと繰り出された媒体Pは、転写ユニット13へと搬送され、転写ユニット13の転写ベルト30により画像形成ユニット12Y、12M、12Cへと順に搬送される。
ここで、画像形成ユニット12Y、12M、12Cでは、それぞれ感光ドラム20の表面を、帯電ローラ21により帯電させてLEDヘッド24により露光することで、感光ドラム20の表面に静電潜像を形成する。さらに、画像形成ユニット12Y、12M、12Cでは、それぞれ感光ドラム20の表面に形成された静電潜像に、現像ローラ22上に薄層化されたトナーを静電的に付着させることで、感光ドラム20の表面上にトナー像を形成する。
このようにして感光ドラム20の表面上に形成されたトナー像は、転写ローラ31によって、転写ベルト30により搬送されている媒体P上に転写され、これにより媒体P上にトナー像が形成される。
画像形成ユニット12Y、12M、12Cによりトナー像が形成された媒体Pは、転写ユニット13から定着装置15へと搬送される。定着装置15は、媒体Pを加圧及び加熱することにより、媒体Pにトナー像を定着させる。これにより、媒体P上に画像が形成(つまり印刷)される。その後、この媒体Pは、排出スタッカ16へと搬送され、排出スタッカ16上に排出される。画像形成装置1の印刷動作は以上のようになっている。
[2.画像形成装置の機能構成]
次に、画像形成装置1の機能構成について説明する。図3に、画像形成装置1の機能構成を示す。画像形成装置1は、機能構成として、制御部40と、画像形成部41と、記憶部42と、表示部43と、入力部44と、通信部45とを有している。
画像形成部41は、画像を形成する機能を有する部分であり、画像形成ユニット12(12C、12M、12Y)が有するトナーカートリッジ26、感光ドラム20、帯電ローラ21、現像ローラ22、供給ローラ23、LEDヘッド24、クリーニングブレード25と、転写ユニット13が有する転写ローラ31と、定着装置15とで構成されている。
記憶部42は、各種情報を記憶する機能を有する部分であり、RAM(Random Access Memory)50と、ROM(Read Only Memory)51とで構成されている。RAM50は、例えば不揮発性メモリであり、ドラムカウント記憶部50A、ベルトカウント記憶部50B、ドラム廃トナーカウント記憶部50C、ベルト廃トナーカウント記憶部50D、ドラム寿命進度記憶部50E、ベルト寿命進度記憶部50F、ドラム廃トナー進度記憶部50G、ベルト廃トナー進度記憶部50H、ドラム廃トナー先行率記憶部50I、ベルト廃トナー先行率記憶部50Jとして機能する。一方、ROM51は、プログラム格納部51A、ドラム寿命値記憶部51B、ベルト寿命値記憶部51C、ドラム廃トナー寿命値記憶部51D、ベルト廃トナー寿命値記憶部51Eとして機能する。
RAM50のドラムカウント記憶部50Aは、感光ドラム20の使用数を表す値であるドラムカウントを、画像形成ユニット12(12C、12M、12Y)が有する感光ドラム20ごとに記憶する。具体的に、このドラムカウントは、制御部40によって、例えばA4媒体Pを3枚連続して印刷した際の感光ドラム20の回転量/3を基準回転量として、感光ドラム20がこの基準回転量分回転するごとに+1される。ベルトカウント記憶部50Bは、転写ベルト30の使用数を表す値であるベルトカウントを記憶する。具体的に、このベルトカウントは、制御部40によって、例えば媒体Pを1枚印刷するごとに+1される。
ドラム廃トナーカウント記憶部50Cは、ドラム廃トナー回収容器27に収容された廃トナー(すなわちクリーニングブレード25により感光ドラム20から除去されたトナー)の量を表す値であるドラム廃トナーカウントを、画像形成ユニット12(12C、12M、12Y)が有する感光ドラム20ごとに記憶する。具体的に、このドラム廃トナーカウントは、ドットカウントの単位で表される。ドットカウントとは、トナー量を、LEDヘッド24による露光単位であるドット単位の値に換算したものである。このドラム廃トナーカウントは、制御部40によって、後述する所定の算出方法で算出される。
ベルト廃トナーカウント記憶部50Dは、ベルト廃トナー回収容器33に収容された廃トナー(すなわちベルトクリーニングブレード32により転写ベルト30から除去されたトナー)の量を表す値であるベルト廃トナーカウントを記憶する。具体的に、このベルト廃トナーカウントは、ドラム廃トナーカウントと同様、ドットカウントの単位で表される。このドラム廃トナーカウントについても、制御部40によって、後述する所定の算出方法で算出される。
ドラム寿命進度記憶部50Eは、消耗部品としての感光ドラム20の寿命に対する使用量を表す値であるドラム寿命進度を、画像形成ユニット12(12C、12M、12Y)が有する感光ドラム20ごとに記憶する。具体的に、このドラム寿命進度は、感光ドラム20の現在の消耗率として表される。つまり、このドラム寿命進度が100%に達すると、このことは、感光ドラム20が寿命に達したことを意味する。ベルト寿命進度記憶部50Fは、消耗部品としての転写ベルト30の寿命に対する使用量を表す値であるベルト寿命進度を記憶する。具体的に、このベルト寿命進度は、転写ベルト30の現在の消耗率として表される。つまり、このベルト寿命進度が100%に達すると、このことは、転写ベルト30が寿命に達したことを意味する。
ドラム廃トナー進度記憶部50Gは、ドラム廃トナー回収容器27の容量に対する使用量の進度を表す値であるドラム廃トナー進度を、画像形成ユニット12(12C、12M、12Y)が有するドラム廃トナー回収容器27ごとに記憶する。具体的に、このドラム廃トナー進度は、ドラム廃トナー回収容器27の現在の使用率として表される。つまり、このドラム廃トナー進度が100%に達すると、このことは、ドラム廃トナー回収容器27が廃トナーで満杯になったことを意味する。ベルト廃トナー進度記憶部50Hは、ベルト廃トナー回収容器33の容量に対する使用量の進度を表す値であるベルト廃トナー進度を記憶する。具体的に、このベルト廃トナー進度は、ベルト廃トナー回収容器33の現在の使用率として表される。つまり、このベルト廃トナー進度が100%に達すると、このことは、ベルト廃トナー回収容器33が廃トナーで満杯になったことを意味する。
ドラム廃トナー先行率記憶部50Iは、ドラム寿命進度に対してドラム廃トナー進度がどれだけ先行しているのかを表す値であるドラム廃トナー先行率を記憶する。ベルト廃トナー先行率記憶部50Jは、ベルト寿命進度に対してベルト廃トナーがどれだけ先行しているのかを表す値であるベルト廃トナー先行率を記憶する。
また、ROM51のプログラム格納部51Aは、制御部40によって実行される各種プログラムを格納する。ドラム寿命値記憶部51Bは、感光ドラム20の寿命を表すドラム寿命値を記憶する。具体的に、このドラム寿命値は、ドラムカウントの単位で表される。ベルト寿命値記憶部51Cは、転写ベルト30の寿命を表すベルト寿命値を記憶する。具体的に、このベルト寿命値は、ベルトカウントの単位で表される。ドラム廃トナー寿命値記憶部51Dは、ドラム廃トナー回収容器27の容量を表す値であるドラム廃トナー寿命値を記憶する。具体的に、このドラム廃トナー寿命値は、ドットカウントの単位で表される。ベルト廃トナー寿命値記憶部51Eは、ベルト廃トナー回収容器33の容量を表す値であるベルト廃トナー寿命値を記憶する。具体的に、このベルト廃トナー寿命値は、ドットカウントの単位で表される。
制御部40は、画像形成装置1の各部を制御する機能を有する部分であり、寿命進度算出部40A、廃トナー進度算出部40B、廃トナー先行率算出部40C、廃トナー先行率比較部40D、劣化トナー廃棄実行制御部40Eとして機能する。
寿命進度算出部40Aは、上述したドラム寿命進度及びベルト寿命進度を算出する。廃トナー進度算出部40Bは、上述したドラム廃トナー進度及びベルト廃トナー進度を算出する。廃トナー先行率算出部40Cは、上述したドラム廃トナー先行率及びベルト廃トナー先行率を算出する。廃トナー先行率比較部40Dは、ドラム廃トナー先行率とベルト廃トナー先行率とを比較し、その比較結果をもとに、廃トナーの回収先を、ドラム廃トナー回収容器27とベルト廃トナー回収容器33のどちらにするか決定する。
劣化トナー廃棄実行制御部40Eは、画像形成部41を制御して、劣化トナー廃棄処理を実行する。劣化トナー廃棄処理は、媒体Pへの印刷開始前に行われる処理であり、画像形成ユニット12(12C、12M、12Y)の内部に発生した劣化トナーを、画像形成ユニット12(12C、12M、12Y)の感光ドラム20に吐き出させて、ドラム廃トナー回収容器27またはベルト廃トナー回収容器33に回収する処理である。
例えば、画像形成ユニット12Yの内部に発生した劣化トナーを、画像形成ユニット12Yのドラム廃トナー回収容器27に回収する場合、劣化トナー廃棄実行制御部40Eは、画像形成ユニット12Yの内部に発生した劣化トナーを感光ドラム20上に吐き出させた後、転写ベルト30には転写させずに、クリーニングブレード25により除去し、除去した劣化トナー(廃トナー)をドラム廃トナー回収容器27に回収する。画像形成ユニット12M、12Cの内部に発生した劣化トナーを、画像形成ユニット12M、12Cのドラム廃トナー回収容器27に回収する場合も同様の処理となる。
一方、例えば、画像形成ユニット12Yの内部に発生した劣化トナーを、転写ユニット13のベルト廃トナー回収容器33に回収する場合、劣化トナー廃棄実行制御部40Eは、画像形成ユニット12Yの内部に発生した劣化トナーを感光ドラム20上に吐き出させた後、転写ベルト30に転写させ、ベルトクリーニングブレード32により除去し、除去した劣化トナー(廃トナー)をベルト廃トナー回収容器33に回収する。画像形成ユニット12M、12Cの内部に発生した劣化トナーを、ベルト廃トナー回収容器33に回収する場合も同様の処理となる。
尚、劣化トナー廃棄実行制御部40Eは、転写ローラ31への印加電圧を制御することで、感光ドラム20上に吐き出させた劣化トナーを、転写ベルト30に転写させるかさせないかを切り替えるようになっている。
また、劣化トナー廃棄実行制御部40Eは、劣化トナー廃棄処理実行時、LEDヘッド24に対して、劣化トナー廃棄用の静電潜像パターン(これを劣化トナー廃棄用パターンと呼ぶ)を感光ドラム20上に形成するよう指示し、感光ドラム20上に形成された劣化トナー廃棄用パターンに劣化トナーを付着させることで、感光ドラム20上に劣化トナーを吐き出させるようになっている。図4に、劣化トナー廃棄用パターンの一例を示す。図4は、劣化トナー廃棄用パターンに劣化トナーが付着した状態の感光ドラム20表面の展開図である。図4に示すように、劣化トナー廃棄パターンは、感光ドラム20の軸方向(図中左右方向)に、濃度50%でトナーが付着する部分PT1とトナーが付着しない部分PT0とを交互に繰り返す静電潜像パターンとなっている。
図3に戻り、表示部43は、各種情報を表示する機能を有する部分であり、例えば画像形成装置1の状態などを表示する液晶パネルである。入力部44は、ユーザからの操作を受け付ける機能を有する部分であり、例えばタッチパネルや操作ボタンである。表示部43及び入力部44は、例えば、装置筐体2の前面上部に設けられている。通信部45は、上位装置と通信する機能を有する部分であり、例えばUSBやLANなどのインターフェースである。画像形成装置1の機能構成は、以上のようになっている。
ここで、ドラム廃トナー回収容器27に回収された廃トナーの量を表すドラム廃トナーカウントと、ベルト廃トナー回収容器33に回収された廃トナーの量を表すベルト廃トナーカウントの算出方法について説明する。
画像形成ユニット12C、12M、12Yでは、印刷時にクリーニングブレード25により感光ドラム20から除去されたトナー(つまり残トナー)と、劣化トナー廃棄処理時にクリーニングブレード25により感光ドラム20から除去されたトナー(つまり劣化トナー)とを、ドラム廃トナー回収容器27に回収するようになっている。
ここで、印刷時にクリーニングブレード25により感光ドラム20から除去されるトナーの量は、印刷データに含まれる画像データのドットカウント(つまり感光ドラム20に付着するトナー量)に、媒体Pへ転写されずに感光ドラム20へと残ってしまうトナー量の割合を示す所定の係数を乗算した値として算出される。つまり、制御部40は、印刷時、印刷データに含まれる画像データのドットカウントに所定の係数を乗算した値を、ドラム廃トナーカウント記憶部50Cに記憶されているドラム廃トナーカウントに加算する。
同様に、劣化トナーをベルト廃トナー回収容器33に回収する劣化トナー廃棄処理時に、クリーニングブレード25により感光ドラム20から除去されたトナーの量は、劣化トナー廃棄用パターンのドットカウントに、転写ベルト30へ転写されずに感光ドラム20へと残ってしまうトナー量の割合を示す所定の係数を乗算した値として算出される。つまり、制御部40は、劣化トナーをベルト廃トナー回収容器33に回収する劣化トナー廃棄処理時、劣化トナー廃棄用パターンのドットカウントに所定の係数を乗算した値を、ドラム廃トナーカウント記憶部50Cに記憶されているドラム廃トナーカウントに加算する。
さらに、劣化トナーをドラム廃トナー回収容器27に回収する劣化トナー廃棄処理時に、クリーニングブレード25により感光ドラム20から除去されたトナーの量は、劣化トナー廃棄用パターンのドットカウントとなる。つまり、制御部40は、劣化トナーをドラム廃トナー回収容器27に回収する劣化トナー廃棄処理時、劣化トナー廃棄用パターンのドットカウントを、ドラム廃トナーカウント記憶部50Cに記憶されているドラム廃トナーカウントに加算する。
このようにして、制御部40は、印刷時と、劣化トナー廃棄処理時に、クリーニングブレード25により感光ドラム20から除去されるトナー量を表すドットカウントを算出して、これをドラム廃トナーカウント記憶部50Cに記憶されているドラム廃トナーカウントに加算していくようになっている。これにより、ドラム廃トナーカウント記憶部50Cには、ドラム廃トナー回収容器27に回収された廃トナーの量を表すドラム廃トナーカウントが記憶されることになる。
一方、転写ユニット13では、劣化トナー廃棄処理時にベルトクリーニングブレード32により転写ベルト30から除去されたトナーを、ベルト廃トナー回収容器33に回収するようになっている。
ここで、劣化トナー廃棄処理時にベルトクリーニングブレード32により転写ベルト30から除去されるトナーの量は、劣化トナー廃棄用パターンのドットカウント(つまり感光ドラム20に付着するトナー量)に、転写ベルト30へと転写されるトナー量の割合を示す所定の係数を乗算した値として算出される。つまり、制御部40は、劣化トナー廃棄処理時、劣化トナー廃棄用パターンのドットカウントに所定の係数を乗算した値を、ベルト廃トナーカウント記憶部50Dに記憶されているベルト廃トナーカウントに加算する。
このようにして、制御部40は、劣化トナー廃棄処理時に、ベルトクリーニングブレード32により転写ベルト30から除去されるトナー量を表すドットカウントを算出して、これをベルト廃トナーカウント記憶部50Dに記憶されているベルト廃トナーカウントに加算していくようになっている。これにより、ベルト廃トナーカウント記憶部50Dには、ベルト廃トナー回収容器33に回収された廃トナーの量を表すベルト廃トナーカウントが記憶されることになる。
尚、ここで説明した、ドラム廃トナーカウント及びベルト廃トナーカウントの算出方法は、一例であり、他の方法(例えば既知の方法)で、ドラム廃トナーカウント及びベルト廃トナーカウントを算出するようにしてもよい。例えば、より多くの情報とより複雑な計算式を用いて、より正確にドラム廃トナーカウント及びベルト廃トナーカウントを算出するなどしてもよい。
[3.印刷開始時の動作]
次に、画像形成装置1による印刷開始時の動作について、図5に示すフローチャートを用いて詳しく説明する。尚、この印刷開始時の動作は、制御部40が、プログラム格納部51Aから読み出したプログラムにしたがって動作することで実現されるものである。
制御部40は、ステップSP1において、通信部45を介して上位装置から印刷データを受信すると、つづくステップSP2において、画像形成部41に対し、印刷開始前のウォーミングアップを開始するよう指示する。尚、ウォーミングアップとは、画像形成部41に印刷準備を行わせるものであり、このウォーミングアップには、例えば、感光ドラム20の回転開始、帯電ローラ21、供給ローラ23、転写ローラ31への電圧印加、定着装置15の加熱などが含まれる。
つづくステップSP3において、制御部40の劣化トナー廃棄実行制御部40Eは、劣化トナー廃棄処理を実行するか否かを、画像形成ユニット12(12C、12M、12Y)ごとに判定する。ここで、劣化トナー廃棄処理を実行するか否かの判定は、画像形成ユニット12(12C、12M、12Y)の内部に発生している劣化トナーの量をもとに行われる。画像形成ユニット12(12C、12M、12Y)では、それぞれトナーの消費量が少ない画像形成、つまり印刷デューティが小さい画像形成を繰り返した場合に、内部に劣化トナーが発生し易い。印刷デューティとは、印字率とも呼ばれ、媒体Pの印刷可能領域全体を塗りつぶすのに必要なドット数に対する、実際に印刷されたドット数の割合であり、例えば、媒体Pの印刷可能領域全体にベタ塗り印刷した場合には100%、媒体Pの印刷可能領域に何も印刷しなかった場合には0%となる。画像形成ユニット12(12C、12M、12Y)では、この印刷デューティが例えば1%以下の印刷(これを低デューティ印刷と呼ぶ)を繰り返した場合に、内部に劣化トナーが発生し易くなっている。
そこで、劣化トナー廃棄実行制御部40Eは、画像形成ユニット12(12C、12M、12Y)ごとに、低デューティ印刷が行われた際に発生する劣化トナーの量を推定して、劣化トナーの量の累計が所定量以上となっている画像形成ユニット12を、劣化トナー廃棄処理の実行対象(つまり劣化トナーの回収対象)とするようになっている。
具体的に、劣化トナー廃棄実行制御部40Eは、印刷時に、画像形成ユニット12(12C、12M、12Y)のそれぞれについて、媒体Pのサイズと画像データとをもとに印刷デューティを算出する。そして、劣化トナー廃棄実行制御部40Eは、算出した印刷デューティが1%以下の画像形成ユニット12を、今回、低デューティ印刷を行った画像形成ユニット12とする。さらに、劣化トナー廃棄実行制御部40Eは、印刷デューティ1%の印刷を行った場合のドットカウントの値(つまり媒体Pに転写されたトナー量)をもとに、今回の低デューティ印刷によるドットカウントの値を算出する。尚、印刷デューティ1%の印刷を行った場合のドットカウントの値は、媒体Pのサイズごとに用意され、ROM51に記憶されている。
ここで、例えば、A4サイズの媒体Pに対して印刷デューティ1%の印刷を行った場合のドットカウントが100であり、今回、A4サイズの媒体Pに対して行った低デューティ印刷によるデューティ比が0.6%であるとすると、今回の低デューティ印刷によるドットカウントは、100×0.6=60となる。さらに、劣化トナー廃棄実行制御部40Eは、印刷デューティ1%の印刷によるドットカウントの値(例えば100)から、今回の低デューティ印刷によるドットカウントの値(例えば60)を引いた値(例えば40)を、今回の低デューティ印刷で消費されずに画像形成ユニット12の内部に残ったトナーの量、つまり今回発生した劣化トナーの量とする。
このように、劣化トナー廃棄実行制御部40Eは、印刷時、画像形成ユニット12(12C、12M、12Y)ごとに、今回の印刷で発生した劣化トナーの量を算出する。そして、劣化トナー廃棄実行制御部40Eは、画像形成ユニット12(12C、12M、12Y)ごとに、今回の印刷で発生した劣化トナーの量を、RAM50に既に記憶されている過去の印刷で発生した劣化トナーの量に加算する。こうすることで、RAM50には、画像形成ユニット12(12C、12M、12Y)ごとの劣化トナーの量の累計が記憶される。
劣化トナー廃棄実行制御部40Eは、RAM50から、画像形成ユニット12(12C、12M、12Y)ごとの劣化トナーの量の累計を読み出し、劣化トナーの量の累計が所定量以上となっている画像形成ユニット12を、劣化トナー廃棄処理の実行対象とする。
尚、ここでは、一例として、印刷デューティとドットカウントをもとに劣化トナーの量を推定する方法について説明したが、これに限らず、他の方法(例えば既知の方法)で、劣化トナーの量を推定するようにしてもよい。また、ここでは、画像形成ユニット12(12C、12M、12Y)ごとの劣化トナーの量の累計が所定量以上となった画像形成ユニット12を、劣化トナー廃棄処理の実行対象としたが、これに限らず、他の方法で、劣化トナー廃棄処理の実行対象を選択するようにしてもよい。例えば、前回低デューティ印刷を行っていた画像形成ユニット12を劣化トナー廃棄処理の実行対象としたり、低印刷デューティが所定枚数分繰り返された画像形成ユニット12を劣化トナー廃棄処理の実行対象としたりしてもよい。
制御部40は、劣化トナー廃棄処理の実行対象となる画像形成ユニット12が1つもなかった場合、上述のステップSP3で否定結果を得てステップSP5に移り、画像形成部41を制御して、媒体Pへの印刷処理を開始する。
これに対して、劣化トナー廃棄処理の実行対象となる画像形成ユニット12が1つでも存在する場合、制御部40は、上述のステップSP3で肯定結果を得て、ステップSP4に移り、劣化トナー廃棄処理を実行する。劣化トナー廃棄処理の手順については後述する。劣化トナー廃棄処理を実行した後、制御部40は、ステップSP5に移り、画像形成部41を制御して、媒体Pへの印刷処理を開始する。画像形成装置1による印刷開始時の動作は、以上のようになっている。
ここで、ステップSP4で行う劣化トナー廃棄処理の手順について、図6に示すフローチャートを用いて詳しく説明する。最初のステップSP10において、寿命進度算出部40Aは、画像形成ユニット12(12C、12M、12Y)が有する感光ドラム20ごとに、ドラム寿命進度を算出する。すなわち、寿命進度算出部40Aは、ドラムカウント記憶部50Aに記憶されているドラムカウントと、ドラム寿命値記憶部51Bに記憶されているドラム寿命値とを用いて、ドラム寿命進度を算出する。より具体的には、寿命進度算出部40Aは、ドラムカウント/ドラム寿命値の値(単位は%)をドラム寿命進度とする。寿命進度算出部40Aは、このようにして、画像形成ユニット12(12C、12M、12Y)が有する感光ドラム20ごとに算出したドラム寿命進度を、ドラム寿命進度記憶部50Eに記憶させる。
つづくステップSP11において、寿命進度算出部40Aは、ベルト寿命進度を算出する。すなわち、寿命進度算出部40Aは、ベルトカウント記憶部50Bに記憶されているベルトカウントと、ベルト寿命値記憶部51Cに記憶されているベルト寿命値とを用いて、ベルト寿命進度を算出する。より具体的には、寿命進度算出部40Aは、ベルトカウント/ベルト寿命値の値(単位は%)をベルト寿命進度とする。寿命進度算出部40Aは、このようにして算出したベルト寿命進度を、ベルト寿命進度記憶部50Fに記憶させる。
つづくステップSP12において、廃トナー進度算出部40Bは、画像形成ユニット12(12C、12M、12Y)が有する感光ドラム20ごとに、ドラム廃トナー進度を算出する。すなわち、廃トナー進度算出部40Bは、ドラム廃トナーカウント記憶部50Cに記憶されているドラム廃トナーカウントと、ドラム廃トナー寿命値記憶部51Dに記憶されているドラム廃トナー寿命値とを用いて、ドラム廃トナー進度を算出する。より具体的には、ドラム廃トナーカウント/ドラム廃トナー寿命値の値(単位は%)をドラム廃トナー進度とする。廃トナー進度算出部40Bは、このようにして、画像形成ユニット12(12C、12M、12Y)が有する感光ドラム20ごとに算出したドラム廃トナー進度を、ドラム廃トナー進度記憶部50Gに記憶させる。
つづくステップSP13において、廃トナー進度算出部40Bは、ベルト廃トナー進度を算出する。すなわち、廃トナー進度算出部40Bは、ベルト廃トナーカウント記憶部50Dに記憶されているベルト廃トナーカウントと、ベルト廃トナー寿命値記憶部51Eに記憶されているベルト廃トナー寿命値とを用いて、ベルト廃トナー進度を算出する。より具体的には、ベルト廃トナーカウント/ベルト廃トナー寿命値の値(単位は%)をベルト廃トナー進度とする。廃トナー進度算出部40Bは、このようにして算出したベルト廃トナー進度を、ベルト廃トナー進度記憶部50Hに記憶させる。
つづくステップSP14において、廃トナー先行率算出部40Cは、画像形成ユニット12(12C、12M、12Y)が有する感光ドラム20ごとに、ドラム廃トナー先行率を算出する。すなわち、廃トナー先行率算出部40Cは、ドラム寿命進度記憶部50Eに記憶されているドラム寿命進度と、ドラム廃トナー進度記憶部50Gに記憶されているドラム廃トナー進度を用いて、ドラム廃トナー先行率を算出する。より具体的には、廃トナー先行率算出部40Cは、ドラム廃トナー進度−ドラム寿命進度の値をドラム廃トナー先行率とする。このドラム廃トナー先行率が正の場合、ドラム寿命進度よりもドラム廃トナー進度が先行していること、つまり感光ドラム20の消耗率よりもドラム廃トナー回収容器27の使用率の方が大きいことを意味する。廃トナー先行率算出部40Cは、このようにして画像形成ユニット12(12C、12M、12Y)が有する感光ドラム20ごとに算出したドラム廃トナー先行率を、ドラム廃トナー先行率記憶部50Iに記憶させる。
つづくステップSP15において、廃トナー先行率算出部40Cは、ベルト廃トナー先行率を算出する。すなわち、廃トナー先行率算出部40Cは、ベルト寿命進度記憶部50Fに記憶されているベルト寿命進度と、ベルト廃トナー進度記憶部50Hに記憶されているベルト廃トナー進度を用いて、ベルト廃トナー先行率を算出する。より具体的には、廃トナー先行率算出部40Cは、ベルト廃トナー進度−ベルト寿命進度の値をベルト廃トナー先行率とする。このベルト廃トナー先行率が正の場合、ベルト寿命進度よりもベルト廃トナー進度が先行していること、つまり転写ベルト30の消耗率よりもベルト廃トナー回収容器33の使用率の方が大きいことを意味する。廃トナー先行率算出部40Cは、このようにして算出したベルト廃トナー先行率を、ベルト廃トナー先行率記憶部50Jに記憶させる。ここまでの処理で、画像形成ユニット12C、12M、12Yごとのドラム廃トナー先行率と、転写ユニット13のベルト廃トナー先行率が得られたことになる。
つづくステップSP16において、廃トナー先行率比較部40Dは、劣化トナー廃棄処理の実行対象となっている画像形成ユニット12について、ドラム廃トナー先行率とベルト廃トナー先行率とを比較し、ベルト廃トナー先行率≧ドラム廃トナー先行率であるかどうか、つまりベルト廃トナー先行率の方がドラム廃トナー先行率より進んでいるかどうかを判定する。尚、劣化トナー廃棄処理の実行対象となっている画像形成ユニット12が複数存在する場合、ステップSP16以降の処理は、劣化トナー廃棄処理の実行対象となっている複数の画像形成ユニット12を順に選択して行われるようになっている。
ここで、ベルト廃トナー先行率≧ドラム廃トナー先行率である場合、このことは、選択中の画像形成ユニット12のドラム廃トナー回収容器27の方が、転写ユニット13のベルト廃トナー回収容器33よりも廃トナーの収容に余裕があることを意味する。この場合、廃トナー先行率比較部40Dは、ステップSP16で肯定結果を得て、ステップSP17に移る。ステップSP17において、劣化トナー廃棄実行制御部40Eは、選択中の画像形成ユニット12の内部に発生している劣化トナーの回収先を、ドラム廃トナー回収容器27に決定する。そして、劣化トナー廃棄実行制御部40Eは、選択中の画像形成ユニット12の内部に発生している劣化トナーを感光ドラム20に吐き出させてクリーニングブレード25により除去し、ドラム廃トナー回収容器27に回収する。
一方で、ドラム廃トナー先行率>ベルト廃トナー先行率である場合、このことは、選択中の画像形成ユニット12のドラム廃トナー回収容器27よりも、転写ユニット13のベルト廃トナー回収容器33の方が廃トナーの収容に余裕があることを意味する。この場合、廃トナー先行率比較部40Dは、ステップSP16で否定結果を得て、ステップSP18に移る。
ステップSP18において、廃トナー先行率比較部40Dは、選択中の画像形成ユニット12のドラム廃トナー先行率が、全ての画像形成ユニット12の中で一番大きい(進んでいる)かどうかを判定する。ここで、廃トナー先行率比較部40Dにより、選択中の画像形成ユニット12が、全ての画像形成ユニット12の中で一番ドラム廃トナー先行率が進んでいると判定されると、制御部40は、ステップSP18で肯定結果を得て、ステップSP19に移る。ステップSP19において、劣化トナー廃棄実行制御部40Eは、選択中の画像形成ユニット12の内部に発生している劣化トナーの回収先を、ベルト廃トナー回収容器33に決定する。そして、劣化トナー廃棄実行制御部40Eは、画像形成部41を制御して、選択中の画像形成ユニット12の内部に発生している劣化トナーを感光ドラム20に吐き出させて転写ベルト30に転写させ、ベルトクリーニングブレード32により除去し、ベルト廃トナー回収容器33に回収する。
一方で、廃トナー先行率比較部40Dにより、選択中の画像形成ユニット12のドラム廃トナー先行率の進みが、全ての画像形成ユニット12の中で1番ではないと判定された場合、制御部40は、ステップSP18で否定結果を得て、ステップSP17に移る。ステップSP17において、劣化トナー廃棄実行制御部40Eは、選択中の画像形成ユニット12の内部に発生している劣化トナーの回収先を、ドラム廃トナー回収容器27に決定する。そして、劣化トナー廃棄実行制御部40Eは、画像形成部41を制御して、選択中の画像形成ユニット12の内部に発生している劣化トナーを感光ドラム20に吐き出させてクリーニングブレード25により除去し、ドラム廃トナー回収容器27に回収する。
制御部40は、上述したステップSP16〜ステップSP19の処理を、劣化トナー廃棄処理の実行対象となっている画像形成ユニット12の全てに対して行った後、劣化トナー廃棄処理を終了する。ステップSP4で行う劣化トナー廃棄処理の手順は、以上のようになっている。
上述したように、劣化トナー廃棄処理では、ベルト廃トナー回収容器33と比べてドラム廃トナー回収容器27に余裕がない画像形成ユニット12のうち、ドラム廃トナー先行率が1番進んでいる画像形成ユニット12に対してのみ、廃トナーの回収先をベルト廃トナー回収容器33とし、残りの画像形成ユニット12に対しては、廃トナーの回収先を自身のドラム廃トナー回収容器27とするようになっている。
このようにした理由は、画像形成ユニット12C、12M、12Yが一体型画像形成ユニットPUであり、画像形成ユニット12C、12M、12Yのそれぞれが有するドラム廃トナー回収容器27のうちの1つが満杯になった時点で、画像形成ユニット12C、12M、12Yの全てが交換となるからである。つまり、ベルト廃トナー回収容器33と比べてドラム廃トナー回収容器27に余裕がない画像形成ユニット12のうち、ドラム廃トナー先行率が1番進んでいる画像形成ユニット12に対してのみ、廃トナーをベルト廃トナー回収容器33に回収させるようにすれば、ドラム廃トナー先行率が1番進んでいる画像形成ユニット12のドラム廃トナー先行率がさらに進んでしまうことを極力抑えることができ、画像形成ユニット12のうちの1つのドラム廃トナー先行率が、他の画像形成ユニット12と比べて突出して進んでしまう状況を防ぐことができる。
尚、これに限らず、ステップSP18を省略して、単純に、ベルト廃トナー回収容器33と比べてドラム廃トナー回収容器27に余裕がない画像形成ユニット12に対しては、全て廃トナーをベルト廃トナー回収容器33に回収させるようにしてもよい。このようにする場合、ドラム廃トナー回収容器27の容量と比べて、ベルト廃トナー回収容器33の容量が大きいことが望ましい。
また、これに限らず、ベルト廃トナー回収容器33と比べてドラム廃トナー回収容器27に余裕がない画像形成ユニット12のうち、ドラム廃トナー先行率が1番進んでいる画像形成ユニット12に対してのみ、廃トナーをベルト廃トナー回収容器33に回収させるようにするか、ベルト廃トナー回収容器33と比べてドラム廃トナー回収容器27に余裕がない画像形成ユニット12に対しては、全て廃トナーをベルト廃トナー回収容器33に回収させるようにするかを、例えば、表示部43及び入力部44を介して画像形成装置1上で選択できるようにしてもよい。
ここで、上述した劣化トナー廃棄処理について、具体的な数値例を用いて、より具体的に説明する。図7に、或る時点での画像形成装置1の状態例を示す。このとき、画像形成ユニット12Cが有する感光ドラム20のドラムカウントは15000、ドラム寿命値は25000であり、ドラム寿命進度は、15000/25000×100の60%となっている。また、画像形成ユニット12Mが有する感光ドラム20については、ドラムカウント、ドラム寿命値、ドラム寿命進度がそれぞれ15000、25000、60%であり、画像形成ユニット12Yが有する感光ドラム20についても、ドラムカウント、ドラム寿命値、ドラム寿命進度がそれぞれ15000、25000、60%となっている。
さらに、画像形成ユニット12Cが有するドラム廃トナー回収容器27のドラム廃トナーカウントは630000、ドラム廃トナー寿命値は1086480、ドラム廃トナー進度は630000/1086480×100の57%、ドラム廃トナー先行率は57%−60%の−3%となっている。つまり、画像形成ユニット12Cでは、感光ドラム20の消耗率に対して、ドラム廃トナー回収容器27の使用率が3%余裕があることを意味する。
また、画像形成ユニット12Mが有するドラム廃トナー回収容器27については、ドラム廃トナーカウント、ドラム廃トナー寿命値、ドラム廃トナー進度、ドラム廃トナー先行率がそれぞれ750000、1086480、69%、9%となっている。つまり、画像形成ユニット12Mでは、感光ドラム20の消耗率に対して、ドラム廃トナー回収容器27の使用率が9%先行していることを意味する。
さらに、画像形成ユニット12Yが有するドラム廃トナー回収容器27については、ドラム廃トナーカウント、ドラム廃トナー寿命値、ドラム廃トナー進度、ドラム廃トナー先行率がそれぞれ800000、1086480、73%、13%となっている。つまり、画像形成ユニット12Yでは、感光ドラム20の消耗率に対して、ドラム廃トナー回収容器27の使用率が13%先行していることを意味する。
また、転写ユニット13が有する転写ベルト30のベルトカウントは62000、ベルト寿命値は10000であり、ベルト寿命進度は、62000/100000×100の62%となっている。さらに、転写ユニット13が有するベルト廃トナー回収容器33のベルト廃トナーカウントは2400000、ベルト廃トナー寿命値は3965648、ベルト廃トナー進度は2400000/3965648×100の60%、ベルト廃トナー先行率は60%−62%の−2%となっている。つまり、転写ユニット13では、転写ベルト30の消耗率に対して、ベルト廃トナー回収容器33の使用率が2%余裕があることを意味する。
ここで、画像形成ユニット12Cが劣化トナー廃棄処理の実行対象である場合、この画像形成ユニット12Cでは、ベルト廃トナー先行率(−2%)>ドラム廃トナー先行率(−3%)となる(つまりドラム廃トナー回収容器27の方がベルト廃トナー回収容器33より余裕がある)ことから、ドラム廃トナー回収容器27に劣化トナーを回収する。
また、画像形成ユニット12Mが劣化トナー廃棄処理の実行対象である場合、この画像形成ユニット12Mでは、ドラム廃トナー先行率(9%)>ベルト廃トナー先行率(−2%)となる(つまりドラム廃トナー回収容器27よりベルト廃トナー回収容器33の方が余裕がある)が、ドラム廃トナー先行率が一番大きくはないことから、ドラム廃トナー回収容器27に劣化トナーを回収する。
さらに、画像形成ユニット12Yが劣化トナー廃棄処理の実行対象である場合、この画像形成ユニット12Yでは、ドラム廃トナー先行率(13%)>ベルト廃トナー先行率(−2%)となり(つまりドラム廃トナー回収容器27よりベルト廃トナー回収容器33の方が余裕があり)、且つドラム廃トナー先行率が一番大きいことから、ベルト廃トナー回収容器33に劣化トナーを回収する。
[4.まとめと効果]
ここまで説明したように、画像形成装置1では、一体型画像形成ユニットPUを構成する画像形成ユニット12C、12M、12Yのうちの1つを、劣化トナー廃棄処理の実行対象として選択すると、画像形成ユニット12C、12M、12Yごとのドラム廃トナー先行率と、転写ユニット13のベルト廃トナー先行率とを取得し、取得したドラム廃トナー先行率及びベルト廃トナー先行率をもとに、廃トナー(つまり劣化トナー)の回収先を決定するようにした。
すなわち、画像形成装置1は、劣化トナー廃棄処理の実行対象である画像形成ユニット12のドラム廃トナー先行率よりも転写ユニット13のベルト廃トナー先行率の方が大きい(ベルト廃トナー先行率≧ドラム廃トナー先行率)場合、つまりドラム廃トナー回収容器27の方がベルト廃トナー回収容器33より廃トナーの回収に余裕がある場合には、余裕があるドラム廃トナー回収容器27を廃トナー(劣化トナー)の回収先に決定し、ドラム廃トナー回収容器27に廃トナーを回収するようにした。
一方で、転写ユニット13のベルト廃トナー先行率よりも劣化トナー廃棄処理の実行対象である画像形成ユニット12のドラム廃トナー先行率の方が大きい(ドラム廃トナー先行率>ベルト廃トナー先行率)場合、つまりベルト廃トナー回収容器33の方がドラム廃トナー回収容器27より廃トナーの回収に余裕がある場合、画像形成装置1は、劣化トナー廃棄処理の実行対象である画像形成ユニット12のベルト廃トナー先行率と、他の画像形成ユニット12のベルト廃トナー先行率とを比較する。
そして、画像形成装置1は、劣化トナー廃棄処理の実行対象である画像形成ユニット12のベルト廃トナー先行率が1番大きい場合にのみ、ベルト廃トナー回収容器33を廃トナーの回収先に決定してドラム廃トナー回収容器27に廃トナーを回収するようにし、それ以外の場合には、ドラム廃トナー回収容器27を廃トナーの回収先に決定してドラム廃トナー回収容器27に廃トナーを回収するようにした。
こうすることで、画像形成装置1では、できるだけ、廃トナー先行率(ドラム廃トナー先行率及びベルト廃トナー先行率)が1番進んでいる廃トナー回収容器(ドラム廃トナー回収容器27及びベルト廃トナー回収容器33)以外の廃トナー回収容器に廃トナーを回収させることができるので、各廃トナー回収容器に対して、できるだけ偏りなく廃トナーを回収させることができる。
逆の言い方をすると、画像形成装置1では、できるだけ、廃トナー先行率(ドラム廃トナー先行率及びベルト廃トナー先行率)が進んでいない廃トナー回収容器(ドラム廃トナー回収容器27及びベルト廃トナー回収容器33)に廃トナーを回収させることができるので、各廃トナー回収容器に対して、できるだけ偏りなく廃トナーを回収させることができる。
かくして、画像形成装置1では、一体型画像形成ユニットPUが有する3個のドラム廃トナー回収容器27、及び転写ユニット13が有するベルト廃トナー回収容器33のそれぞれが満杯になるまでの期間を延ばすことができ、これにともなって、一体型画像形成ユニットPU及び転写ユニット13の交換時期を遅らせて使用可能期間を従来と比べて長くすることができる。
[5.他の実施の形態]
[5−1.他の実施の形態1]
尚、上述した実施の形態では、画像形成ユニット12C、12M、12Yが、1つの一体型画像形成ユニットPUとして、装置筐体2に対して着脱自在に設けられているとした。これに限らず、画像形成ユニット12C、12M、12Yが、それぞれ個別の交換対象ユニットとして、装置筐体2に対して着脱自在に設けられていてもよい。
このようにした場合、劣化トナー廃棄処理では、図6に示すステップSP18を省略して、単純に、ベルト廃トナー回収容器33と比べてドラム廃トナー回収容器27に余裕がない画像形成ユニット12に対しては、廃トナーをベルト廃トナー回収容器33に回収させるようにしてもよい。
また、これに限らず、一体型画像形成ユニットPUが、画像形成ユニット12C、12M、12Yごとに1個ずつ計3個のドラム廃トナー回収容器27を有するのではなく、画像形成ユニット12C、12M、12Yで共有する1個のドラム廃トナー回収容器(図示せず)を有するようにしてもよい。この場合、画像形成装置1は、一体型画像形成ユニットPUが有する1つのドラム廃トナー回収容器と、転写ユニット13が有する1つのベルト廃トナー回収容器33とで、計2つの廃トナー回収容器を有することになる。
またこの場合、ドラム廃トナー先行率は、例えば、一体型画像形成ユニットPUが有する1つのドラム廃トナー回収容器についてのドラム廃トナー進度と、画像形成ユニット12C、12M、12Yのそれぞれのドラム寿命進度のうち、1番進んでいるドラム寿命進度との差分値とすればよい。さらにこの場合、劣化トナー廃棄処理では、図6に示すステップSP18を省略して、単純に、転写ユニット13のベルト廃トナー回収容器33と比べて一体型画像形成ユニットPUのドラム廃トナー回収容器に余裕がないときには、廃トナーをベルト廃トナー回収容器33に回収させるようにすればよい。
[5−2.他の実施の形態2]
また、上述した実施の形態では、ドラム廃トナー回収容器27に収容されている廃トナーの量を表すドラム廃トナーカウントを、印刷データに含まれる画像データのドットカウントを用いて算出し、このドラム廃トナーカウントと、ドラム廃トナー寿命値とをもとに、ドラム廃トナー進度を算出するようにした。これに限らず、画像形成ユニット12C、12M、12Yのそれぞれに、ドラム廃トナー回収容器27に収容されている廃トナーの量を検出するセンサなどのドラム廃トナー量検出部を設け、このドラム廃トナー量検出部により検出された廃トナーの量と、ドラム廃トナー回収容器27の容量とをもとに、ドラム廃トナー進度を算出するなどしてもよい。また、ドラム廃トナー回収容器27の容量に対する、収容されている廃トナーの量の割合(つまりドラム廃トナー進度)を検出するセンサなどのドラム廃トナー進度検出部を設けるなどしてもよい。
さらに、上述した実施の形態では、ベルト廃トナー回収容器33に収容されている廃トナーの量を表すベルト廃トナーカウントを、劣化トナー廃棄用パターンのドットカウントを用いて算出し、このベルト廃トナーカウントと、ベルト廃トナー寿命値とをもとに、ベルト廃トナー進度を算出するようにした。これに限らず、転写ユニット13に、ベルト廃トナー回収容器33に収容されている廃トナーの量を検出するセンサなどのベルト廃トナー量検出部を設け、このベルト廃トナー量検出部により検出された廃トナーの量と、ベルト廃トナー回収容器33の容量とをもとに、ベルト廃トナー進度を算出するなどしてもよい。また、ベルト廃トナー回収容器33の容量に対する、収容されている廃トナーの量の割合(つまりベルト廃トナー進度)を検出するセンサなどのベルト廃トナー進度検出部を設けるなどしてもよい。
[5−3.他の実施の形態3]
さらに、上述した実施の形態では、劣化トナー廃棄処理時に、ベルト廃トナー回収容器33と比べてドラム廃トナー回収容器27に余裕がない画像形成ユニット12のうち、ドラム廃トナー先行率が1番進んでいる画像形成ユニット12に対してのみ廃トナーの回収先をベルト廃トナー回収容器33とし、残りの画像形成ユニット12に対しては、廃トナーの回収先を自身のドラム廃トナー回収容器27とした。
これに限らず、例えば、ベルト廃トナー回収容器33と比べてドラム廃トナー回収容器27に余裕がない画像形成ユニット12のうち、ドラム廃トナー先行率が正の画像形成ユニット12(つまり感光ドラム20の消耗率よりドラム廃トナー回収容器27の使用率の方が大きい画像形成ユニット12)に対してのみ廃トナーの回収先をベルト廃トナー回収容器33としたり、ベルト廃トナー回収容器33と比べてドラム廃トナー回収容器27に余裕がない画像形成ユニット12のうち、ドラム廃トナー先行率とベルト廃トナー先行率との差が大きい(例えば5%以上)画像形成ユニット12に対してのみ廃トナーの回収先をベルト廃トナー回収容器33としたりしてもよい。
またこれに限らず、例えば、画像形成ユニット12のドラム廃トナー先行率が負の場合(つまりドラム廃トナー回収容器27の使用率より感光ドラム20の消耗率の方が大きい場合)には、ドラム廃トナー先行率とベルト廃トナー先行率との大小に関係なく、廃トナーの回収先をドラム廃トナー回収容器27とし、画像形成ユニット12のドラム廃トナー先行率が正の場合にのみ、図6に示した手順で、廃トナーの回収先を決定するようにしてもよい。
[5−4.他の実施の形態4]
さらに、上述した実施の形態では、劣化トナー廃棄処理でベルトクリーニングブレード32により転写ベルト30から除去されたトナーをベルト廃トナー回収容器33に回収する際に、ベルト廃トナーカウントを加算するようにした。これに限らず、例えば、劣化トナー廃棄処理時以外にも、ベルトクリーニングブレード32により転写ベルト30から除去されたトナーを現像剤回収容器としてのベルト廃トナー回収容器33に回収する機会を画像形成装置1が有している場合には、その都度、ベルト廃トナーカウントを加算するようにすればよい。例えば、画像形成装置1が、転写ベルト30上に濃度補正用画像を各色ごとに転写させ、これを濃度補正用センサ(図示せず)で読み取って各色の濃度補正を行う濃度補正機能を有する場合、濃度補正時にも、ベルト廃トナーカウントを加算するようにすればよい。尚、濃度補正時に、ベルトクリーニングブレード32により転写ベルト30から除去されるトナーの量は、例えば、濃度補正用画像のドットカウントをもとに算出すればよい。
また、上述した実施の形態では、印刷時と、劣化トナー廃棄処理時に、ドラム廃トナーカウントを加算するようにした。これに限らず、例えば、印刷時、及び劣化トナー廃棄処理時以外にも、クリーニングブレード25により感光ドラム20から除去されたトナーを現像剤回収容器としてのドラム廃トナー回収容器27に回収する機会を画像形成装置1が有している場合には、その都度、ドラム廃トナーカウントを加算するようにすればよい。
[5−5.他の実施の形態5]
さらに、上述した実施の形態では、シアン、マゼンタ、イエローのそれぞれに対応する3個の画像形成ユニット12C、12M、12Yと転写ユニット13とを有する画像形成装置1に本発明を適用したが、これに限らず、消耗部品と現像剤回収容器とを有する交換対象ユニットを複数備える画像形成装置であれば、画像形成装置1とは異なる構成の画像形成装置にも適用できる。例えば、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックのそれぞれに対応する4個の画像形成ユニットと、転写ユニットとを有する画像形成装置に適用してもよい。また、画像形成ユニットで形成されたトナー像を、媒体Pに直接転写するのではなく、転写ベルトに転写させて所定の位置まで搬送した後、媒体Pに転写させる中間転写ユニットを有する画像形成装置に適用してもよい。
さらに、上述した実施の形態では、カラープリンタ構成の画像形成装置1に本発明を適用したが、これに限らず、消耗部品と現像剤回収容器とを有する交換対象ユニットを複数備える画像形成装置であれば、ファクシミリ、複合機などの画像形成装置に適用してもよい。
[5−6.他の実施の形態6]
さらに、上述した各実施の形態では、現像剤の回収先となる現像剤回収容器を決定する決定部の具体例として、制御部40を用いた。これに限らず、現像剤の回収先となる現像剤回収容器を決定することができるものであれば、制御部40とは異なる決定部を用いてもよい。例えば、画像形成装置1に、画像形成部41を制御する制御部40とは別に決定部を設けるなどしてもよい。さらに、上述した各実施の形態では、消耗部品寿命進度としてのドラム寿命進度に対して回収容器容量進度としてのドラム廃トナー進度がどれだけ先行しているかを示す現像剤回収先行率としてのドラム廃トナー先行率と、消耗部品寿命進度としてのベルト寿命進度に対して回収容器容量進度としてのベルト廃トナー進度がどれだけ先行しているかを示す現像剤回収先行率としてのベルト廃トナー先行率とを算出する先行率算出部の具体例として、廃トナー先行率算出部40Cを用いた。これに限らず、現像剤回収先行率を算出できるものであれば、廃トナー先行率算出部40Cとは異なる先行率算出部を用いてもよい。例えば、画像形成装置1に、制御部40とは別に先行率算出部を設けるなどしてもよい。
[5−7.他の実施の形態7]
さらに、本発明は、上述した各実施の形態に限定されるものではない。すなわち本発明は、上述した各実施の形態の一部または全部を任意に組み合わせた実施の形態や、一部を抽出した実施の形態にもその適用範囲が及ぶものである。
本発明は、プリンタ、ファクシミリ、複合機などの画像形成装置で広く利用することができる。
1……画像形成装置、12C、12M、12Y……画像形成ユニット、13……転写ユニット、20……感光ドラム、25……クリーニングブレード、27……ドラム廃トナー回収容器、30……転写ベルト、31……転写ローラ、32……ベルトクリーニングブレード、33……ベルト廃トナー回収容器、40……制御部、40A……寿命進度算出部、40B……廃トナー進度算出部、40C……廃トナー先行率算出部、40D……廃トナー先行率比較部、40E……劣化トナー廃棄実行制御部、41……画像形成部、42……記憶部、50……RAM、51……ROM、P……媒体、PU……一体型画像形成ユニット。

Claims (8)

  1. 消耗部品と現像剤回収容器とを有する交換可能な複数の交換対象ユニットと、
    前記複数の交換対象ユニットが有する現像剤回収容器のうち、現像剤の回収先となる現像剤回収容器を決定する決定部と
    を備え、
    前記決定部は、
    前記交換対象ユニットごとに、前記消耗部品の寿命に対する使用量の進度を表す消耗部品寿命進度と、前記現像剤回収容器の容量に対する使用量の進度を表す回収容器容量進度を取得し、取得した前記消耗部品寿命進度と前記回収容器容量進度をもとに、現像剤の回収先となる現像剤回収容器を決定する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記決定部は、
    前記交換対象ユニットごとに、前記消耗部品寿命進度に対して前記回収容器容量進度がどれだけ先行しているかを示す現像剤回収先行率を算出する先行率算出部を有し、前記先行率算出部により算出された前記現像剤回収先行率をもとに、現像剤の回収先となる現像剤回収容器を決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記決定部は、
    前記複数の交換対象ユニットが有する現像剤回収容器のうち、前記現像剤回収先行率が小さい交換対象ユニットの現像剤回収容器を、現像剤の回収先に決定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記複数の交換対象ユニットは、
    現像剤を用いて画像を形成する複数の画像形成ユニットを一体化した一体型画像形成ユニットと、前記一体型画像形成ユニットにより形成された画像を媒体に転写する1つの転写ユニットであり、
    前記複数の画像形成ユニットは、
    それぞれ消耗部品と現像剤回収容器とを有し、
    前記転写ユニットは、
    消耗部品と現像剤回収容器とを有し、
    前記決定部は、
    前記複数の画像形成ユニットのうちの少なくとも1つが現像剤の回収対象になると、前記複数の画像形成ユニットごとの前記現像剤回収先行率と、前記転写ユニットの前記現像剤回収先行率とを前記先行率算出部により算出し、算出した前記現像剤回収先行率をもとに、現像剤の回収対象である前記画像形成ユニットの現像剤回収容器と、前記転写ユニットの現像剤回収容器のどちらかを、現像剤の回収先に決定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記決定部は、
    前記転写ユニットの現像剤回収先行率が、現像剤の回収対象である前記画像形成ユニットの現像剤回収先行率未満であり、且つ現像剤の回収対象である前記画像形成ユニットの現像剤回収先行率が、前記複数の画像形成ユニットの中で1番大きい場合にのみ、前記転写ユニットの現像剤回収容器を現像剤の回収先に決定し、他の場合には、現像剤の回収対象である前記画像形成ユニットの現像剤回収容器を、現像剤の回収先に決定する
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記複数の交換対象ユニットは、
    現像剤を用いて画像を形成する複数の画像形成ユニットと、前記複数の画像形成ユニットにより形成された画像を媒体に転写する1つの転写ユニットであり、
    前記複数の画像形成ユニットは、
    それぞれ消耗部品と現像剤回収容器とを有し、
    前記転写ユニットは、
    消耗部品と現像剤回収容器とを有し、
    前記決定部は、
    前記複数の画像形成ユニットのうちの少なくとも1つが現像剤の回収対象になると、前記複数の画像形成ユニットごとの前記現像剤回収先行率と、前記転写ユニットの前記現像剤回収先行率とを前記先行率算出部により算出し、算出した前記現像剤回収先行率をもとに、現像剤の回収対象である前記画像形成ユニットの現像剤回収容器と、前記転写ユニットの現像剤回収容器のどちらかを、現像剤の回収先に決定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  7. 前記決定部は、
    前記転写ユニットの現像剤回収先行率が、現像剤の回収対象である前記画像形成ユニットの現像剤回収先行率以上である場合には、現像剤の回収対象である前記画像形成ユニットの現像剤回収容器を現像剤の回収先に決定し、前記転写ユニットの現像剤回収先行率が、現像剤の回収対象である前記画像形成ユニットの現像剤回収先行率未満である場合には、前記転写ユニットの現像剤回収容器を現像剤の回収先に決定する
    ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 画像形成装置が有する決定部が、消耗部品と現像剤回収容器とを有する交換可能な複数の交換対象ユニットごとに、前記消耗部品の寿命に対する使用量の進度を表す消耗部品寿命進度と、前記現像剤回収容器の容量に対する使用量の進度を表す回収容器容量進度を取得し、取得した前記消耗部品寿命進度と前記回収容器容量進度をもとに、現像剤の回収先となる現像剤回収容器を決定する
    ことを特徴とする現像剤回収先決定方法。
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