JP2009288586A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 標準画像に対して画像面積率が異なる画像データを印刷する場合でも、現像画像の画像品質を維持できる画像形成装置の提供を目的とする。
【解決手段】 本発明の画像形成装置は、画像データに応じて画像を形成し前記画像の形成に係る動作条件情報を保持する画像形成手段と、前記画像形成手段に収納され画像形成に使用される交換部材と、前記交換部材の使用量を算出する使用量算出部と、前記交換部材の交換情報の報知を制御する報知制御部とを有し、前記報知制御部は前記使用量算出部の算出した算出結果と前記画像形成手段の動作の条件に基づき前記交換情報を報知する時期を制御することを特徴とする。
【選択図】 図7

Description

本発明は、画像データに基づき像担持体に静電潜像を形成し記録媒体に現像する電子写真プロセスを用い、且つ、トナーを収納するトナーカートリッジ等の消耗部材が着脱可能である画像形成装置に関する。
従来、プリンタ、複写機、ファクシミリ装置、及び電子写真カラー記録装置等の画像形成装置においては、帯電装置により均一に帯電された感光体ドラムの表面を露光源により露光して静電潜像を形成し、現像ローラにより静電潜像を現像して感光体ドラム上に現像剤であるトナーを用いてトナー像を形成した後、 トナー像を記録媒体に転写し定着される。
ここで、画像形成装置内のプロセスカートリッジには、交換可能なトナーカートリッジが装着されトナーが補給される。なお、現像装置内のトナー残量が一定値以下になると画像品質を維持することができなくなるため、 トナー使用量が所定のレベルを超えるとトナー残量検出機構がトナーロー又はトナーエンドを検出して画像形成装置の表示部に警告を表示させることで、画像形成装置のユーザに対してトナーカートリッジの交換を促した後に、印刷動作を継続できるようにしている画像形成装置がある(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11-38744号公報
しかしながら、 前述の構成では、画像形成装置の表示部にトナーロー又はトナーエンドを表示させる時期は、標準画像を継続して印刷することを前提として設定している。このため、画像形成装置のユーザが標準画像と比較して画像面積率等が異なる画像データを印刷した場合、トナーロー又はトナーエンドを表示しても、画像形成装置内のトナーが想定値より早く減少したり、トナー劣化が進むことで現像画像の画像品質が劣化する問題があった。
そこで、本発明は前述の技術的な課題に鑑み、画像データに含まれる画像面積率等に依存せず、現像画像の画像品質を良好に維持できる画像形成装置の提供を目的とする。
前述の課題を解決すべく、本発明に係る画像形成装置は、画像データに応じて画像を形成し前記画像の形成に係る動作条件情報を保持する画像形成手段と、前記画像形成手段に収納され画像形成に使用される交換部材と、前記交換部材の使用量を算出する使用量算出部と、前記交換部材の交換情報の報知を制御する報知制御部とを有し、前記報知制御部は前記使用量算出部の算出した算出結果と前記画像形成手段の動作の条件に基づき前記交換情報を報知する時期を制御することを特徴とする。
また、本発明に係る画像形成装置は、画像データに応じて画像を形成し前記画像の形成に係る動作条件情報を保持する画像形成手段と、画像形成に使用される消耗部材と、前記消耗部材の使用量を算出する使用量算出部と、前記消耗部材の交換情報の報知を制御する報知制御部と、前記報知制御部は前記使用量算出部の算出した算出結果と前記画像形成手段の動作条件情報に基づき前記交換情報を報知する時期を制御することを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置によれば、画像形成装置の使用状況に応じてトナーロー又はトナーエンドの表示制御を変更する。したがって、トナーカートリッジを交換する時まで良好な画像品質を維持することができる。
以下、本発明の画像形成装置に係る好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、本発明の画像形成装置は、以下の記述に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、適宜変更可能である。
[第1の実施形態]
第1の実施形態に係る画像形成装置は、画像データの画像面積率に基づいて、トナーローの表示時期及びトナーエンドの表示時期を変更する。このような構成にすることで、プロセスカートリッジ内のトナーの残量が少なくなった状態において、 画像面積率が低い若しくは画像面積率が高い画像データの印刷動作を繰り返しても、現像画像の画像品質が劣化することを防ぐことを特徴とする。
まず、本実施形態の画像形成装置1について説明する。図1に画像形成装置1の構成図を示し、図2及び図3に画像形成装置1内に設けたトナー残量検出機構35の構成図を示す。
画像形成装置1は、シアン色、マゼンタ色、イエロー色、及びブラック色の各色に対応する画像情報に基づいて記録媒体21に印刷するプロセスカートリッジ2C、2M、2Y、及び2Kと、給紙カセット22を始点として画像情報を印刷した記録媒体21が排出されるスタッカ33を終点とする略S字状の用紙搬送経路3を備えている。
まず、画像形成装置1内部に設けられたプロセスカートリッジ2C、2M、2Y、及び2Kについて説明する。なお、プロセスカートリッジ2C、2M、2Y、及び2Kは、互いに略同一の構成であるため、以下の説明においてはプロセスカートリッジ2と称す。また、プロセスカートリッジ2は画像形成手段である。プロセスカートリッジ2は、画像情報に基づく静電潜像を担持する感光体ドラム11と、感光体ドラム11の表面に電荷を蓄えさせる帯電ローラ12と、画像情報に対応した光を感光体ドラム11の表面に照射する画像形成装置1本体に設けられたLEDヘッド13と、トナー34を収容するトナーカートリッジ14と、トナーカートリッジ14内のトナー34を攪拌する攪拌シャフト15と、感光体ドラム11表面の静電潜像をトナー34によって現像する現像ローラ16と、トナーカートリッジ14内のトナー34の残量を検出するトナー残量検出機構35とを有する。また、プロセスカートリッジ2は画像形成装置1に対して着脱可能に配設されている。以下、プロセスカートリッジ2に含まれる各構成部材について、図1を参照しながら具体的に説明する。なお、トナー残量検出機構35については、図1に加えて図2及び図3を用いて詳細に説明する。
感光体ドラム11は、現像剤像が形成される像担持体であり、画像情報に基づく静電潜像を担持するために表面に電荷を蓄えることが可能なように構成されている。なお、感光体ドラム11は、円筒形状部からなり、回転可能なように設けられている。この様な感光体ドラム11は、アルミニウム等からなる導電性基層に光導電層と電荷輸送層からなる感光層を形成している。また、帯電ローラ12は、図示せぬ電源を用いて感光体ドラム11の表面に所定の正電圧又は負電圧を印加することにより、感光体ドラム11の表面に対して一様に電荷を蓄えさせるためのものである。帯電ローラ12は、一定の圧力で感光体ドラム11の表面に接触しながら回転可能なように設けられている。この様な帯電ローラ12は、導電性の金属シャフトにシリコーン等の半導電性ゴムを被覆することで構成されている。また、LEDヘッド13は、画像情報に対応した光を感光体ドラム11の表面に照射して感光ドラム11の表面に静電潜像を形成することが可能なように構成されており、感光体ドラム11の上方に設けられている。この様なLEDヘッド13は、複数のLED素子、レンズアレイ、及びLED駆動素子を組み合わせたものから構成されている。
トナーカートリッジ14は、交換部材である。具体的には、トナー34を収容する収容器であり、現像ローラ16の上方に配置されている。トナーカートリッジ14は、トナー34が消耗した時に交換できるように、プロセスカートリッジ2に対して着脱自在に構成されている。また、攪拌シャフト15は、トナーカートリッジ14のトナー収容部14A内に回転可能に設けられ、トナー34を攪拌させる。なお、攪拌シャフト15は、硬質材料から成り、例えば側面部が略円形の棒状部から形成されていたり、例えば側面部が略長方形の板状部から形成されている。また、現像ローラ16は、感光体ドラム11にトナー層を形成する現像部であり、一定の圧力で感光体ドラム11の表面に接触しながら回転可能なように構成され、且つ、クランク形状を有する。また、現像ローラ16は、回転しながらトナー34を感光体ドラム11に搬送し、感光体ドラム11の表面に形成された静電潜像をトナー34によって現像する。この様な現像ローラ16は、導電性を有する金属シャフトに半導電ウレタンゴム材等を被覆することで構成されている。
トナー残量検出機構35は、プロセスカートリッジ2内に設けられ、トナーカートリッジ14内のトナー34の残量を検出するものである。なお、トナー残留検出機構35により検出したトナー34の残量に基づいて、後述するトナーロー及びトナーエンドに係る判定を行う。以下、トナー残量検出機構35を構成する各構成部材について、図1に加えて図2及び図3を参照しながら詳細に説明する。
まず、トナー残量検出機構35の構造の概要について、図2(a)、図2(b)、及び図2(c)を用いて説明する。トナー収容部14Aの下方にプロセスカートリッジ2に設けられたトナー残量検出部48が備えられている。また、トナー収容部14A内には攪拌シャフト15が設けられている。攪拌シャフト15は、攪拌シャフト15の一端である回転軸部15Aを中心として回転させることで、攪拌シャフト15の他端である攪拌部15Bによりトナー34を攪拌させる。なお、回転軸部15Aには図示せぬギアが設けられており、攪拌シャフト15に設けられた図示せぬ所定の速度で回転する突起部と当接することにより、図2(a)を基準とすると、攪拌シャフト15は時計回りに一定速度で回転する。但し、攪拌シャフト15が図2(b)に示した点線位置から実線位置に移動する場合には、攪拌シャフト15の自重によって突起部の回転より速い速度で回転する。また、トナー残量検出部48は、攪拌シャフト15の回転周期を検出することによりトナーカートリッジ14内のトナー残量を検出する。例えば、残量40%(使用量60%)が検出できる。
以下、トナーカートリッジ14において、トナー収容部14A内のトナー34の残量が多い場合と、トナー収容部14A内のトナー34の残量が少ない場合に、場合分けして説明する。
まず、トナー収容部14A内のトナー34の残量が多い場合は、トナー収容部14A内の攪拌シャフト15は回転軸部15Aを中心として、図2(a)、図2(b)、及び図2(c)に示した順に回転し、図2(b)では自由落下するが、トナー収容部14A内のトナー34の残量が多いため、攪拌シャフト15は、図2(c)のようにトナー34上で停止し、結局所定速度で回転してきた突起部により押されてトナー34内を回転し、トナー残量検出部48で検出される。つまり、攪拌シャフト15の回転周期は突起部の回転周期と同一である。
次に、トナー収容部14A内のトナー34の残量が少ない場合について図3を参照しながら説明する。トナー収容部14A内の攪拌シャフト15は回転軸部15Aを中心として、図3(a)、図3(b)、及び図3(c)に示した順に回転し、図3(b)でも自由落下する。その時、トナー収容部14A内のトナー34の残量が少ないため、攪拌シャフト15は図3(c)のように下部まで落下してトナー残量検出部48により検出されることになる。よって、攪拌シャフト15の回転周期は突起部の回転周期より短くなる。
上述した通り、攪拌シャフト15がトナー残量検出部48に検出される周期はトナー34の残量に依存する。従って、攪拌部15Bの回転周期を検出することにより、トナー34の残量を計測できる。
次に、画像形成装置1内部に設けられた用紙搬送経路3について説明する。用紙搬送経路3は、給紙カセット22を始点とし、ホッピングローラ23、レジストローラ24、レジストローラ25、転写ベルトユニット26、転写ローラ30、定着器31、排出ローラ32を経て、スタッカ33を終点とする経路から構成される。以下、用紙搬送経路3に含まれる各構成部材について、図1を参照しながら具体的に説明する。
記録媒体21は、モノクロ又はカラーの画像情報を現像させるための所定寸法の記録用紙であり、一般的には、再生紙、光沢紙、及び上質紙のような紙、若しくはOHPフィルムからなる。また、給紙カセット22は、複数枚の記録媒体21を収納しておき、印刷動作が開始されると記録媒体21を画像形成装置1内に供給するためのものである。なお、給紙カセット22は、画像形成装置1から脱着可能なように構成されている。また、ホッピングローラ23は、給紙カセット22に収納した記録媒体21に対して圧接した状態で回転することにより給紙カセット22から1枚ずつ取り出した記録媒体21を、レジストローラ24及びレジストローラ25に供給するためのものである。また、レジストローラ24及びレジストローラ25は、ホッピングローラ23から供給された記録媒体21の斜行取り等を行い転写ベルトユニット26に搬送する。
転写ベルトユニット26は、従動ローラ27、駆動ローラ28、及び転写ベルト29から構成されるユニットである。また、従動ローラ27及び駆動ローラ28は、無端状に形成された転写ベルト29の両端に設けられ、転写ベルト29に一定の張力を与えている。従動ローラ27及び駆動ローラ28は、高摩擦抵抗から成る部材で形成されている。従動ローラ27及び駆動ローラ28を図示せぬ駆動系によって回転させると、転写ベルト29が連動して駆動する。また、転写ベルト29は、記録媒体21をプロセスカートリッジ2に搬送して画像情報を現像するための搬送手段であり、転写ベルト29の周面上に記録媒体21を吸着できるようにした無端状のベルトである。転写ローラ30は、感光体ドラム11の下方に位置し、転写ローラ30と感光体ドラム11により記録媒体21を挟むように当接した状態で、回転可能に設けられている。転写ローラ30には、トナー帯電とは逆の極性のバイアス電圧が供給されていて、感光体ドラム11の表面に形成されたトナー画像を記録媒体21に転写することができる。
定着器31は、加熱ローラとバックアップローラから構成される。加熱ローラとバックアップローラは転写ベルト29によって搬送された記録媒体21を挟むように配置され、プロセスカートリッジ2で記録媒体21に現像されたトナー画像を記録媒体21に定着させる。具体的には、加熱ローラ内部に配設された図示しないハロゲンランプ等の熱源から供給された熱を用いて記録媒体21上に付着したトナー画像を溶解した上で、バックアップローラの加圧力によりトナー画像を記録媒体21に定着させる。また、排出ローラ32は、定着器31によりトナー画像を定着させた記録媒体21をスタッカ33に排出するためのものである。また、スタッカ33は、画像情報を現像して排出された記録媒体21を積載して収容する収納スペースである。
次に、本実施形態の画像形成装置1内に設けられたトナーカートリッジ14の交換に係る制御について説明する。図4にトナーカートリッジ14の交換に係る制御のブロック図を示す。画像形成装置1は、マイクロプロセッサ、CPU、ROM、RAM、入出力ポート、及びタイマ等から構成される制御部41を設けており、この制御部41から指令を出して画像情報を記録媒体21に現像する一連のプロセスを制御する。なお、制御部41はトナー34の使用量を算出する使用量算出部でもある。また、制御部41は、インターフェイス部(I/F)42、記憶部43、トナー残量検出部48、LEDヘッド制御部49、給紙制御部50、及び表示制御部52と相互に接続する。以下、制御部41と相互に接続している各構成部材について、図4を参照しながら具体的に説明する。
インターフェイス部(I/F)42は、図示せぬパーソナルコンピュータ等の上位装置から画像データを受信して制御部41に送信する。また、記憶部43は、ドットカウンタ44、印刷サイズメモリ45、印刷枚数カウンタ46、及び表示判定値47から構成される。なお、ドットカウンタ44は、画像データに応じて発光するLEDヘッド13のドット数をトナーカートリッジ14の交換時からカウントしドットの累積数を記憶部43に格納する。また、印刷サイズメモリ45は、制御部41が受信した画像データに含まれる印刷サイズ情報を読み取り記憶部43に格納する。また、印刷枚数カウンタ46は、記録媒体21の印刷枚数をトナーカートリッジ14の交換時からカウントして印刷枚数の累積数を記憶部43に格納する。なお、印刷枚数の累積数は印刷サイズメモリ45に格納されている印刷サイズをA4サイズに換算することにより、A4サイズに換算した累積印刷枚数として記憶部43に格納する。また、表示判定値47は、プロセスカートリッジ2内に収容されているトナー34が、トナーロー及びトナーエンドの状態であるか否かを判定するための閾値である。なお、表示判定値47は画像データの画像印刷率に依存する。
また、トナー残量検出部48は、プロセスカートリッジ2に装着されたトナーカートリッジ14内のトナー34の残量を検出する。また、LEDヘッド制御部49は、制御部41からの指令に基づきLEDヘッド13の発光動作を制御する。また、給紙制御部50は、制御部41からの指令に基づき給紙部51の給紙動作を制御する。また、表示制御部52は、報知制御部であり、制御部41からの指令に基づき画像形成装置1に係るトナー34の残量や動作状態等を表示する表示部53を制御する。具体的には、トナーカートリッジ14内の使用可能なトナー34の量が予め設定しておいた閾値以下になると、画像形成装置1の表示部53にトナーロー表示を点灯させる。同様に、トナーカートリッジ14内に使用可能なトナー34が無くなると、画像形成装置1の表示部53にトナーエンド表示を点灯させる。
次に、本実施形態の画像形成装置1内のプロセスカートリッジ2に装着されたトナーカートリッジ14の交換のタイミングについて説明する。図5に画像面積率に対する表示判定値47に係るトナーロー表示及びトナーエンド表示の関係図を示す。
まず、画像形成装置1内におけるトナー34の供給方法について説明する。トナー34は、プロセスカートリッジ2内部において、トナーカートリッジ14から現像ローラ16を経て感光体ドラム11に供給される。また、トナーカートリッジ14には例えば100gのトナー34を収容でき、プロセスカートリッジ2内には例えば40gのトナー34を収容できる。ここで、トナーカートリッジ14をプロセスカートリッジ2に装着する前に、プロセスカートリッジ2内にトナー34が例えば20g既に収容されている。この場合、100gのトナー34を収容したトナーカートリッジ14をプロセスカートリッジ2に装着すると、トナーカートリッジ14から20gのトナー34がプロセスカートリッジ2に供給される。従って、プロセスカートリッジ2内には収容限度である40gのトナー34が収容される。また、この時、画像形成装置1内のトナー34の総量は120gである。ここで、印刷動作が開始されると、トナー34の使用量に応じて、プロセスカートリッジ2内部でトナーカートリッジ14から現像ローラ16を経て感光体ドラム11にトナー34が供給される。
次に、画像形成装置1内においてトナー34が減少した場合について説明する。トナーローは、トナーカートリッジ14内の使用可能なトナー34の量が一定値以下である状態を示す。例えば、トナーカートリッジ14内のトナー34の残量が10g以下になった時点でトナーローと判断する。この時、画像形成装置1には、プロセスカートリッジ2内に収容された40gのトナー34と、トナーカートリッジ14に収容された10gのトナー34とを合わせて合計50gのトナー34が収納されている。なお、トナーローになると画像形成装置1の表示部53にトナーロー表示を点灯させる。また、トナーエンドは、トナーカートリッジ14内に使用可能なトナー34が無い状態を示す。トナーカートリッジ14に収容されていた100gのトナー34を全て使用した時点でトナーエンドと判断する。この時、画像形成装置1には、プロセスカートリッジ2内に収容されていた20g分のトナー34が収納されている。なお、トナーエンドになると画像形成装置1の表示部53にトナーエンド表示を点灯させる。
次に、図5中に示した画像面積率と表示判定値47についてそれぞれ説明する。図5の縦軸に使用している表示判定値47は、トナーカートリッジ14内におけるトナー34が、トナーロー及びトナーエンドの状態であるか否かを判定するための閾値である。また、図5の横軸に使用している画像面積率は、記録媒体21の印刷可能な全領域にトナー濃度が100%となるべタ画像を印刷する場合に点灯するLEDヘッド13のドット数を100とした場合における、実際の印刷動作でLEDヘッド13が点灯するドット数の割合で定義する。
具体的には、画像面積率はトナーカートリッジ14の交換後からの累積ドットカウント数を、累積印刷枚数とA4サイズ1枚当たりの印刷可能領域のドット数を掛けた値で割った値に、100を掛けることで算出する。すなわち、画像面積率は、トナーカートリッジ14を交換した後に印刷した、A4サイズに換算した全ての記録媒体21の印刷可能領域に占める画像面積の平均値となる。なお、画像面積率は数式1で算出される。
[数式1]画像面積率[%]={累積ドットカウント数/(累積印刷枚数×A4サイズ1枚当たりの印刷可能領域のドット数)}×100
また、画像面積率は、例えば直近N回(Nは例えば100)の印刷ジョブにおいて算出しても良い。この方法を用いれば、直近に印刷した画像データの傾向に合わせて画像面積率を決定することができる。 なお、この場合の画像面積率は数式2で算出される。
[数式2]画像面積率[%]={直近N回印刷ジョブの累積ドットカウント数/(直近N回印刷ジョブの累積印刷枚数×A4サイズ1枚当たりの印刷可能領域のドット数)}×100
もしくは、トナーカートリッジ14を交換した後から現時点までの印刷ジョブの画像面積率の推移から、今後の印刷ジョブの画像面積率を統計的に予測して、当該予想値を画像面積率に設定しても良い。
次に、画像形成装置1内におけるトナー34の減少に係る表示判定値47の設定について説明する。なお、従来は画像データの画像面積率が5%の場合が標準状態であった。以下、画像面積率が5%から15%の場合と、画像データの画像面積率が5%に満たない場合と、及び画像面積率が15%を越える場合の3つに場合分けして説明する。
まず、画像データの画像面積率が5%から15%の場合について述べる。画像面積率が5%から15%の範囲の場合、画像面積率の判定値は例えば5%を基準とする。なお、画像面積率が5%から15%の範囲では、トナーエンドとなるまで、記録媒体21に現像された画像の印刷品位が良好であることから、可能な限りプロセスカートリッジ2内のトナー34を使用できるように判定値を設定する。具体的には、画像濃度が5%から15%の範囲の場合には、トナーロー及びトナーエンドの表示判定値47は次の通りとする。すなわち、トナーローの表示判定値47は、トナーカートリッジ14内におけるトナー34の使用量が例えば90%となった時のトナー34の量を基準とする。具体的には、例えば100gのトナー34を収容できるカートリッジ14の場合には、90gのトナー34を使用して、トナー34の残量が10gとなった時を基準とする。同様に、トナーエンドの表示判定値47は、トナーカートリッジ14内におけるトナー34の使用量が例えば100%となった時のトナー34の量を基準とする。具体的には、例えば100gのトナー34を収容できるカートリッジ14の場合には、100gのトナー34を全て使用して、トナー34の残量が0となった時を基準とする。
次に、画像データの画像面積率が5%に満たない場合について述べる。画像データの画像面積率が低い場合、トナーカートリッジ14内に収容しているトナー34が少なくなると、現像ローラ16から感光体ドラム11に現像されなかったトナー34が、現像ローラ16やトナー供給ローラ等の回転等により攪拌や摩擦を繰り返すことで、ダメージを受ける。この結果、トナー34の帯電異常等に起因したカブリ印刷や汚れ印刷などの画像欠陥が生じることがある。そこで、上述した画像欠陥を回避するために、トナーエンド表示時のトナー34の残量の閾値を高く設定することで、画像形成装置1のユーザにトナーカートリッジ14の早期交換を促す。具体的には、例えば画像濃度が1%の場合には、トナーロー及びトナーエンドの表示判定値47は次の通りとする。すなわち、トナーロー表示判定値は、トナー34の使用量が例えば75%となった時のトナー34の量を基準とする。同様にトナーエンド表示判定値は、トナー34の使用量が例えば85%となった時のトナー34の量を基準とする。このようにすることにより、早めにトナー交換を促し、新しいトナー34を供給することで、プロセスカートリッジ2内の劣化トナーの比率を低下させる。
次に、画像データの画像面積率が15%を越える場合について述べる。画像面積率が高い場合には、パッチパターン等のいわゆるトナー濃度が100%のべタ画像を印刷する確率が高い。トナー34の残量が少なくなると記録媒体21に現像したベタ画像がカスレやすくなる。そこで、現像画像のカスレを回避するために、トナーエンド表示時のトナー34の残量の閾値を高く設定することで、画像形成装置1のユーザにトナーカートリッジ14の早期交換を促す。具体的には、例えば画像濃度が50%の場合、トナーロー表示判定値は、トナー34の使用量が例えば70%となった時のトナー34の量を基準とする。同様にトナーエンド表示判定値は、トナー34の使用量が例えば80%となった時のトナー34の量を基準とする。
以上、画像データの画像面積率が5%から15%の範囲の場合には、トナーロー表示判定値はトナー34の使用量が例えば90%となった時のトナー34の量を基準とする。同様にトナーエンド表示判定値はトナー34の使用量が例えば100%となった時のトナー34の量を基準とする。また、画像面積率が5%未満及び15%を超えるような場合には、当該画像面積率に応じて、トナーロー表示判定値及びトナーエンド表示判定値を下げる。上述した構成により、画像データの画像面積率に依存せず記録媒体21に現像される画像の印刷品位を安定させることができる。
なお、図5を用いて説明した画像面積率に対する表示判定値47に係る、トナーロー表示及びトナーエンド表示に関する構成は一例である。従って、上述した構成に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。例えば、図6に示すように、トナーロー表示判定値は画像面積率に依存して制御するが、トナーエンド表示判定値は画像面積率に関わらずトナーカートリッジ14内におけるトナー34の使用量が例えば100%となった時のプロセスカートリッジ2内のトナー34の量を基準としても良い。このような場合でも、トナーローについては記録媒体21に現像される画像の品質に劣化が生じる前に画像形成装置1のユーザに報知される。また、トナーカートリッジ14及びプロセスカートリッジ2内におけるトナー34の収容量やトナー34の残量の設定は一例である。従って、当該数値に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。なお、トナー残量検出機構35はトナーカートリッジ14内に設ける構造としているが、プロセスカートリッジ2内に設けても良い。
次に、本実施形態の画像形成装置1内に設けられたトナーカートリッジ14の交換に係る動作について説明する。図7にトナーカートリッジ14の交換に係る動作のフローチャートを示す。
画像形成装置1において印刷ジョブが終了すると、制御部41からの指令により、トナーカートリッジ14の交換に係る情報を画像形成装置1の表示部53に表示させるか否かを判定する、交換表示判定シーケンスを開始する(S1)。
まず、トナー残量検出部48でトナーカートリッジ14内のトナー34の残量を検出し、トナー34の残量が閾値以上の場合(Yes)には手順S3に進み、トナー34の残量が閾値に満たない場合(No)には交換表示判定シーケンスを終了する。 なお、本実施形態においては、トナーカートリッジ14内のトナー34の残量の閾値は画像形成装置1毎や使用環境に応じて事前に設定することができる。このため、トナー34の残量の閾値を例えば40%とする。この場合、トナー34の使用量が60%に到達した時点で、トナーカートリッジ14内のトナー34についてトナー残量検出部48がトナーローを検出する(S2)。
次に、手順3に進んだ場合、制御部41の指令により、トナーカートリッジ14を交換した後からの全ての画像データの画像面積率を算出する(S3)。
次に、トナーエンド表示判定値が、画像面積率に基づいて記憶部43から読み出される。例えば、画像面積率が5%の場合におけるトナーエンドの表示判定値47は、トナーカートリッジ14内におけるトナー34の使用量が例えば100%となった時のトナー34の量を基準とする。したがって、例えば100gのトナー34を収容できるカートリッジ14の場合には、100gのトナー34を全て使用して、トナー34の残量が0となった時が基準となる(S4)。
次に、制御部41において、トナーカートリッジ14を交換した後からの累積ドットカウント値とトナーエンド表示判定値を比較して、現トナー使用量=(累積ドットカウント値×1ドット当たりのトナー使用量/初期トナーカートリッジ内トナー量)がトナーエンド表示判定値以上である場合(Yes)には手順6に進み、トナーエンド表示判定値に満たない場合(No)には手順7に進む(S5)。
次に、累積ドットカウント値がトナーエンド表示判定値以上であり手順6に進むと、制御部41の指令により、画像形成装置1の表示部53にトナーエンド表示を点灯させることで、ユーザに対してトナーカートリッジ14の交換を促した後に、交換表示判定シーケンスを終了する(S6)。
次に、累積ドットカウント値がトナーエンド表示判定値に満たず手順7に進むと、制御部41の指令により、トナーロー表示判定値が、画像面積率に基づいて記憶部43から読み出される。例えば、画像面積率が5%の場合におけるトナーロー表示判定値は、トナーカートリッジ14内におけるトナー34の使用量が例えば90%となった時のトナー34の量を基準とする。したがって、例えば100gのトナー34を収容できるカートリッジ14の場合には、90gのトナー34を使用して、トナー34の残量が10gとなった時が基準となる(S7)。
次に、制御部41において、トナーカートリッジ14を交換した後からの累積ドットカウント値とトナーエンド表示判定値を比較して、現トナー使用量=(累積ドットカウント値×1ドット当たりのトナー使用量/初期トナーカートリッジ内トナー量)がトナーロー表示判定値以上である場合(Yes)には手順9に進み、トナーロー表示判定値に満たない場合(No)には交換表示判定シーケンスを終了する(S8)。
次に、累積ドットカウント値がトナーロー表示判定値以上であり手順9に進むと、制御部41の指令により、画像形成装置1の表示部53にトナーロー表示を点灯させることで、ユーザに対してトナーカートリッジ14の交換を促した後(S9)に、交換表示判定シーケンスを終了する(S10)。
以上、上述したトナーカートリッジ14の交換に係る動作のフローによりトナーカートリッジ14の交換表示判定シーケンスが終了すると、画像形成装置1は次の印刷動作に備えた状態となる。すなわち、画像形成装置1の表示部53にトナーエンドが点灯している場合には、トナーカートリッジ14の交換が実施されるまで印刷動作を停止する。また、画像形成装置1の表示部53にトナーローが点灯している場合及び表示が無い場合には、次の画像データを受信すると印刷動作を開始する。
以上、第1の実施形態によれば、トナーカートリッジ14の交換を判定する時点までの画像面積率に基づき、 トナーローの表示時期及びトナーエンドの表示時期を変更する。したがって、トナーカートリッジ14内のトナー34の残量が少なくなった状態で、 画像面積率が低い画像の印刷を繰り返すことによって現像画像に生じるカブリ印刷及び汚れ印刷等を防止する。また、画像面積率が高い画像の印刷を行うことによって現像画像に生じるカスレ印刷等の画像劣化を防止する。このため、トナーカートリッジ14を交換する時まで現像印刷において良好な画像品質を維持することができる。
[第2の実施形態]
第2の実施形態に係る画像形成装置は、画像形成装置に係る温度及び相対湿度により規定される環境値に基づいて、トナーローの表示時期及びトナーエンドの表示時期を変更する。このような構成にすることで、プロセスカートリッジ内のトナーの残量が少なくなった状態において、高温高湿条件下若しくは低温低湿条件下で印刷動作を繰り返すことにより、現像画像の画像品質が劣化することを防ぐことを特徴とする。
以下、本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置61について図8を用いて説明する。但し、本実施形態の画像形成装置61は、前述の第1の実施形態で述べた画像形成装置1と比較して、温度及び相対湿度を検出する環境センサ機能を設けた点において異なる作用を有しており、他の構造はほぼ同様である。なお、本実施形態では、簡単のため重複した説明は省略し、異なる構成部分のみ説明する。
まず、本実施形態の画像形成装置61について説明する。図8に画像形成装置61の構成図を示す。画像形成装置61は環境センサ機能を設けており、画像形成装置61の使用環境における温度及び相対湿度を印刷動作に反映させることができる。
画像形成装置61の構成部材は第1の実施形態とほぼ同様である。ここで、画像形成装置61では第2の実施形態に特有の構成部材である環境センサ75を設けている。環境センサ75は、画像形成装置61内に設けられ、温度及び湿度を検出する。
次に、本実施形態の画像形成装置61内に設けられたトナーカートリッジ14の交換に係る制御について説明する。図9にトナーカートリッジ14の交換に係る制御の構成を示すブロック図を示す。
制御部71は、第1の実施形態と同様の構成部材に加えて、第2の実施形態に特有の構成部材である環境検出部74と相互に接続する。また、制御部71内には環境値算出部72が新たに設けられている。同様に、記憶部43内には環境値73が新たに設けられている。以下、環境検出部74、環境値算出部72、及び環境値73について、図9を参照しながら具体的に説明する。
環境検出部74は、制御部71の指令に基づき、環境センサ75による画像形成装置61の温度検出及び相対湿度検出に係る動作を制御し、環境センサ75が検出した温度値と相対湿度値を、制御部71に送信する。また、環境値算出部72は、制御部71の指令に基づき、環境検出部74から送信された温度値と相対湿度値から環境値73を算出する。具体的には、制御部71は、環境値算出部72により算出された環境値73に基づき、トナーカートリッジ14の交換を促す情報を表示部53に表示するか否かを判定するための閾値である表示判定値47を記億部43から読み出す。そして、トナー残量検出部48からのトナーロー検出情報、累積ドットカウント数、及び表示判定値47を参照して、表示部53にトナーカートリッジ14の交換情報を表示するか否かを判定する。
次に、本実施形態の画像形成装置61内のプロセスカートリッジ2に装着されたトナーカートリッジ14の交換のタイミングについて説明する。図10に環境値73に係る温度に対する相対湿度の関係図を示す。また、図11に環境値73に対するトナーロー表示判定値及びトナーエンド表示判定値の関係図を示す。
図10に示すように、環境値73は温度及び相対湿度に応じて7段階のレベルに区切られている。例えば22℃及び50%の常温常湿環境における環境値73をe=4と規定する。また、例えば30℃及び80%の高温高湿環境における環境値73をe=1と規定する。さらに、例えば10℃及び20%の低温低湿環境における環境値73をe=7と規定する。また、図11に示したトナーロー表示判定値はトナーロー表示を判定するための閾値であり、トナーエンド表示判定値はトナーエンド表示を判定するための閾値である。
次に、画像形成装置61内におけるトナー34の減少に係る環境値73の設定について説明する。以下、画像形成装置61の駆動環境が常温常湿環境である場合、高温高湿環境である場合、及び低温低湿環境である場合の3つに場合分けして説明する。
まず、画像形成装置61の駆動環境が常温常湿である場合について述べる。画像形成装置61において常温常湿の環境が標準状態であり、この場合の環境値73をe=3、4,及び5と規定する。なお、トナーロー表示判定値は、トナーカートリッジ14を交換した後におけるトナー34の使用量が90%となった時を基準とする。同様に、トナーエンド表示判定値は、トナーカートリッジ14を交換した後におけるトナー34の使用量が100%となった時を基準とする。上述した常温常湿の環境条件では現像画像の画像品質が良好であり、プロセスカートリッジ2内のトナー34の残量が少ない場合でも良好な画像品質を保つことができることから、可能な限りプロセスカートリッジ2内のトナー34を使用することができる。
次に、画像形成装置61の駆動環境が高温高湿である場合について述べる。この場合の環境値73をe=1及び2と規定する。高温高湿条件ではトナーロー表示判定値及びトナーエンド表示判定値ともに低下させる。例えば、環境値73がe=1の場合、トナーロー表示判定値は、トナーカートリッジ14を交換した後におけるトナー34の使用量が70%となった時を基準とする。同様に、トナーエンド表示判定値は、トナーカートリッジ14を交換した後におけるトナー34の使用量が80%となった時を基準とする。上記の高温高湿の環境条件において、プロセスカートリッジ2内のトナー34の残量が少なくなった状態で印刷すると、プロセスカートリッジ2内では感光ドラム11に現像されないトナー34が現像ローラ16の回転等により援拌や摩擦を繰り返すことで、ダメージを受け易くなる。この結果、トナー34の帯電低下により現像画像へのカブリ印刷などの画像劣化が生じる場合がある。したがって、高温高湿の環境条件においては画像形成装置61の表示部53にトナーロー及びトナーエンドを早めに表示することで、ユーザにトナーカートリッジ14の交換を促す。
次に、画像形成装置61の駆動環境が低温低湿である場合について述べる。この場合の環境値73をe=6及び7と規定する。低温低湿条件においてもトナーロー表示判定値及びトナーエンド表示判定値を低下させる。例えば、環境値73がe=6の場合、トナーロー表示判定値は、トナーカートリッジ14を交換した後におけるトナー34の使用量が80%となった時を基準とする。同様に、トナーエンド表示判定値は、トナーカートリッジ14を交換した後におけるトナー34の使用量が90%となった時を基準とする。上記の低温低湿の環境条件において、プロセスカートリッジ2内のトナー34の残量が少なくなった状態で印刷すると、プロセスカートリッジ2内では感光ドラム11に現像されないトナー34が現像ローラ16の回転等により援拌や摩擦を繰り返すことで、ダメージを受け易くなる。この結果、トナー34の異常帯電により現像画像への汚れ印刷などの画像劣化が生じる場合がある。したがって、低温低湿の環境条件においては画像形成装置61の表示部53にトナーロー及びトナーエンドを早めに表示することで、ユーザにトナーカートリッジ14の交換を促す。
以上、本実施形態では温度と相対湿度の関係から算出される環境値73に基づいて、画像形成装置61の表示部53におけるトナーロー表示判定値及びトナーエンド表示判定値の表示を変更する。図10及び図11を用いて説明したトナーロー表示及びトナーエンド表示に関する構成は一例である。従って、上述した構成に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。例えば、トナーロー表示判定値は環境値73に依存して制御するが、トナーエンド表示判定値は環境値73に関わらずトナーカートリッジ14内におけるトナー34の使用量が例えば100%となった時のプロセスカートリッジ2内のトナー34の量を基準としても良い。このような場合でも、トナーローについては記録媒体21に現像される画像の品質に劣化が生じる前に画像形成装置61のユーザに報知される。また、トナーカートリッジ14及びプロセスカートリッジ2内におけるトナー34の収容量やトナー34の残量の設定は一例である。従って、当該数値に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
次に、本実施形態の画像形成装置61内に設けられたトナーカートリッジ14の交換に係る動作について説明する。図12にトナーカートリッジ14の交換に係る動作のフローチャートを示す。
画像形成装置61において印刷ジョブが終了すると、制御部71からの指令により、トナーカートリッジ14の交換に係る情報について、画像形成装置61の表示部53に表示させるか否かを判定する、交換表示判定シーケンスを開始する(S21)。
まず、トナー残量検出部48でトナーカートリッジ14内のトナー34の残量を検出し、トナー34の残量が閾値以上の場合(Yes)には手順S23に進み、トナー34の残量が閾値に満たない場合(No)には交換表示判定シーケンスを終了する。 なお、本実施形態において、トナー34の残量の閾値を例えば40%とする(S22)。
次に、手順23に進んだ場合、現時点での環境値73が算出される。なお、環境値73は、環境センサ75で検出して環境検出部74を経て制御部71に送信された温度値と相対湿度値に基づき、環境値算出部72で算出する(S23)。
なお、手順S24乃至手順S30は、図7に示した第1の実施形態におけるトナーカートリッジ14の交換に係る動作のフローチャートで説明した、手順S4乃至手順S10にそれぞれ対応することから説明を省く。
以上、上述したトナーカートリッジ14の交換に係る動作のフローによりトナーカートリッジ14の交換表示判定シーケンスが終了すると、画像形成装置61は次の印刷動作に備えた状態となる。すなわち、画像形成装置61の表示部53にトナーエンドが点灯している場合には、トナーカートリッジ14の交換が実施されるまで印刷動作を停止する。また、画像形成装置61の表示部53にトナーローが点灯している場合及び表示が無い場合には、次の画像データを受信すると印刷動作を開始する。
以上、第2の実施形態によれば、トナーカートリッジ14の交換を判定する時点における画像形成装置61に係る温度及び相対湿度により規定される環境値73に基づいて、トナーローの表示時期及びトナーエンドの表示時期を変更する。したがって、トナーカートリッジ14内のトナー34の残量が少なくなった状態において、高温高湿条件下で印刷することによって現像画像に生じるカブリ印刷を防止する。また、低温低湿条件下で印刷することによって現像画像に生じる汚れ印刷などの画像劣化を防止する。このため、トナーカートリッジ14を交換する時まで現像印刷において良好な画像品質を維持することができる。
なお、第2の実施形態においては、記録媒体21の用紙の厚みに依存して転写率が変化することから、ユーザが使用する頻度の高い記録媒体21の用紙の厚みを考慮して、トナーカートリッジ14の交換情報に係る表示時期を変更しても良い。
また、画像形成装置1若しくは画像形成装置61が、例えばカラープリンタである場合、シアン色、マゼンタ色、イエロー色、及びブラック色のトナーカートリッジ14におけるトナー34の使用量の差異を考慮して、トナーカートリッジ14の交換情報の表示時期を変更しても良い。具体的には、他のトナーカートリッジ14よりも相対的に使用量が少ないトナーカートリッジ14に収容しているトナー34は、現像ローラ16の回転などにより損拌や摩擦を繰り返すことでダメージを受け易いことから、トナー帯電異常等により現像画像にカブリ印刷や汚れ印刷などの画像欠陥が生じる可能性が高い。このため、ユーザに対して他のトナーカートリッジ14よりも早めにトナーカートリッジ14を交換するように促すために、トナーカートリッジ14の交換情報に係る表示時期を早めても良い。
また、第1の実施形態及び第2の実施形態では、トナーカートリッジ14内のトナー34の残量を検出してトナーカートリッジ14の交換情報に係る表示を行う例について説明したが、 画像形成装置1及び画像形成装置61に着脱可能に装着されているその他の交換部材に対しても適用することが可能である。例えば、プロセスカートリッジ2の交換表示に対しても適用できる。具体的には、プロセスカートリッジ2においては、感光ドラム11の回転数をカウントし、記録媒体21の用紙の厚みに基づきトナーカートリッジ14の交換情報に係る表示時期を変更しても良い。ユーザの使用頻度の高い記録媒体21が厚紙の場合には、感光ドラム11の表面層の摩耗による膜減りが標準紙を印刷している場合と比較して早くなる。したがって、プロセスカートリッジ2の交換情報を早めに表示することにより、感光ドラム11の膜減りに起因する現像画像の縦スジ等の画像劣化を回避することが可能である。
さらに、本発明は消耗部材である定着器31の交換表示に対しても適用できる。定着器31については、現像画像を定着する記録媒体21の定着枚数をカウントし、記録媒体21の用紙厚に基づき交換情報の表示時期を変更することが可能である。具体的には、ユーザの使用頻度の高い用紙が厚紙の場合、定着性を確保するために標準紙を印刷している場合と比較して定着温度を高くする必要がある。このため、定着器31内部の部品を加熱するためのヒータに流す電流量を高くすることで、定着器31内部のヒートローラを高温に保っている。したがって、定着器31の交換情報を早めに表示することにより、高温条件下で多く使用することによるヒータや、ヒートローラのゴム特性の劣化に起因する現像画像の画像劣化を回避することが可能である。
また、本発明は消耗部材である転写ベルトユニット26の交換表示に対しても適用できる。転写ベルトユニット26については、転写する記録媒体21の転写枚数をカウントし、環境値73に基づき交換情報の表示時期を変更することが可能である。具体的には、低温低湿環境の場合、良好な転写性能を確保するために、常温常湿の条件下に対して転写電流を増加するように調整されている。しかし、転写電流が高い場合、転写ローラ30の経時劣化が標準の転写電流で印刷している場合と比較して早くなる。このため、転写べルトユニット26の交換情報を早めに表示することにより、転写ローラ30の劣化に起因するカスレなどの画像劣化を回避することが可能である
なお、本発明は消耗部材であるホッピングローラ23などの媒体搬送ローラの交換表示に対しても適用できる。媒体搬送ローラおいては搬送する記録媒体21の搬送枚数を図示しないカウンター等で計測することで、記録媒体21の用紙の厚みに基づき交換情報の表示時期を変更することが可能である。具体的には、ユーザの使用頻度の高い用紙が厚紙の場合、搬送ローラへの接触圧が標準紙を印刷している場合と比較して高くなる。したがって、媒体搬送ローラの摩耗量が大きくなることから、媒体搬送ローラの交換情報を早めに表示することにより、 媒体搬送ローラの表面磨耗による記録媒体21の搬送不良を回避することが可能である。
また、上述の第1及び第2の実施形態においては、画像形成装置を印刷装置として説明したが、本実施形態の画像形成装置を複写機、ファクシミリ装置、MFP装置などに設けても良い。
本発明の第1の実施形態の画像形成装置を示す構成図である。 本発明の第1の実施形態の画像形成装置におけるトナーカートリッジ内のトナーの残量が多い場合のトナー残量検出機構を示す構成図である。 本発明の第1の実施形態の画像形成装置におけるトナーカートリッジ内のトナーの残量が少ない場合のトナー残量検出機構を示す構成図である。 本発明の第1の実施形態の画像形成装置におけるトナーカートリッジの交換に係る構成を示すブロック図を示す。 本発明の第1の実施形態の画像形成装置における画像面積率に対する表示判定値を示す図である。 本発明の第1の実施形態の画像形成装置における画像面積率に対する表示判定値を示す図である。 本発明の第1の実施形態の画像形成装置におけるトナーカートリッジの交換に係る流れを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態の画像形成装置を示す構成図である。 本発明の第2の実施形態の画像形成装置におけるトナーカートリッジの交換に係る構成を示すブロック図を示す。 本発明の第2の実施形態の画像形成装置における環境値に係る温度に対する相対湿度を示す図である。 本発明の第2の実施形態の画像形成装置における環境値に対するトナーロー表示判定値及びトナーエンド表示判定値を示す図である。 本発明の第2の実施形態の画像形成装置におけるトナーカートリッジの交換に係る流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 画像形成装置
2,2C,2M,2Y,2K プロセスカートリッジ
3 用紙搬送経路
11 感光体ドラム
12 帯電ローラ
13 LEDヘッド
14 トナーカートリッジ
14A トナー収容部
15 攪拌シャフト
15A 回転軸部
15B 攪拌部
16 現像ローラ
21 記録媒体
22 給紙カセット
23 ホッピングローラ
24 レジストローラ
25 レジストローラ
26 転写ベルトユニット
27 従動ローラ
28 駆動ローラ
29 転写ベルト
30 転写ローラ
31 定着器
32 排出ローラ
33 スタッカ
34 トナー
35 トナー残量検出機構
41 制御部
42 I/F
43 記憶部
44 ドットカウンタ
45 印刷サイズメモリ
46 印刷枚数カウンタ
47 表示判定値
48 トナー残量検出部
49 LEDヘッド制御部
50 給紙制御部
51 給紙部
52 表示制御部
53 表示部
61 画像形成装置
71 制御部
72 環境値算出部
73 環境値
74 環境検出部
75 環境センサ

Claims (18)

  1. 画像データに応じて画像を形成し前記画像の形成に係る動作条件情報を保持する画像形成手段と、
    前記画像形成手段に収納され画像形成に使用される交換部材と、
    前記交換部材の使用量を算出する使用量算出部と、
    前記交換部材の交換情報の報知を制御する報知制御部とを有し、
    前記報知制御部は前記使用量算出部の算出した算出結果と前記画像形成手段の動作条件情報に基づき前記交換情報を報知する時期を制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像形成装置は前記報知制御部の指示により前記交換情報を表示する表示部を更に有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記交換情報は前記交換部材の使用可能な残量が少ない状態であることを示す警報であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記交換情報は前記交換部材が交換時期であることを示す警告であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記報知制御部は前記使用量算出情報と前記画像形成手段の動作条件情報に基づき前記交換部材の残使用可能量が少ない状態であることを示す警報を報知する時期を制御し、
    前記警報を報知した一定期間の後に前記交換部材が交換時期であることを示す警告を報知することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  6. 前記報知制御部は前記使用量算出情報と前記画像形成手段の動作条件情報に基づき 前記交換部材の残使用可能量が少ない状態であることを示す警報を報知する時期を制御し、
    さらに、前記使用量算出情報と前記画像形成手段の動作条件情報に基づき 前記交換部材が交換時期であることを示す警告を報知する時期を制御することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  7. 前記画像形成手段の動作条件情報は画像信号に応じたドット数のカウント値、記録媒体の印刷枚数のカウント値、 及び記録媒体の印刷サイズから算出される画像面積率であることを特徴とする請求項1及至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記画像面積率は前記交換部材の交換情報を報知するまでの画像面積率の平均値であることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記画像面積率は印刷ジョブ当たりの画像面積率の推移から前記交換部材の交換情報を報知する時点における画像面積率を予測した値であることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  10. 前記画像形成手段の動作条件情報は画像形成装置の周囲温度と周囲湿度により決定される環境値であることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記画像形成手段の動作条件情報は記録媒体の用紙の厚みであることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 前記交換部材はトナーカートリッジであることを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  13. 前記交換部材はプロセスカートリッジであることを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  14. 画像データに応じて画像を形成し前記画像の形成に係る動作条件情報を保持する画像形成手段と、
    画像形成に使用される消耗部材と、
    前記消耗部材の使用量を算出する使用量算出部と、
    前記消耗部材の交換情報の報知を制御する報知制御部と、
    前記報知制御部は前記使用量算出部の算出した算出結果と前記画像形成手段の動作条件情報に基づき前記交換情報を報知する時期を制御することを特徴とする画像形成装置。
  15. 前記消耗部材は前記画像形成装置に設けられた転写べルトユニットであることを特徴とする請求項14に記載の画像形成装置。
  16. 前記消耗部材は前記画像形成装置に設けられた定着器であることを特徴とする請求項14に記載の画像形成装置。
  17. 前記消耗部材は前記画像形成装置に設けられた媒体搬送用ローラであることを特徴とする請求項14に記載の画像形成装置。
  18. 前記使用量算出部は前記プロセスカートリッジもしくは前記トナーカートリッジにおけるトナー残量を検出する手段であることを特徴とする請求項12又は請求項13に記載の画像形成装置。
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