JP2004361752A - 画像形成装置 - Google Patents

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JP2004361752A JP2003161298A JP2003161298A JP2004361752A JP 2004361752 A JP2004361752 A JP 2004361752A JP 2003161298 A JP2003161298 A JP 2003161298A JP 2003161298 A JP2003161298 A JP 2003161298A JP 2004361752 A JP2004361752 A JP 2004361752A
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伸介 三浦
Toshiaki Yajima
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Abstract

【課題】トナー残量を管理し、最後までトナーを使い切ることのできるプリンタを提供する。
【解決手段】着脱可能なトナーユニットC2を備えるプリンタ31において、フォトセンサ83を用いてトナー残量を所定量まで検知し、その後はトナー管理制御部112で、ドットカウント方式を用いて、印刷処理が行われる毎に、上記の所定量より算出された印刷可能なドット数から単位枚数当たりのドット数を差し引いていくことにより、課題の解決を図る。
【選択図】 図14

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
トナー残量を管理するための画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、パーソナルコンピュータ(以下、PCという)がオフィスや一般家庭等に普及し、それに伴い、様々な用途に応じた様々な種類のPC周辺機器が普及している。その中でも、プリンタ(画像形成装置)は最も利用されているPC周辺機器の1つである。プリンタは、PCから印刷要求のあったデータを出力する装置であり、トナーを印刷用紙に定着させることで、そのデータを印刷用紙上に表現している。
【0003】
さて、このトナーは印刷される毎に消耗していくものなので、消耗し切ったら、またはその前にトナーを補充、またはそのトナーの入った交換ユニットであるトナーセットを交換しなければならない。
そこで、トナーセット内のトナー残量をトナー濃度センサを用いて検出する方法がある(たとえば、特許文献1)。
【0004】
また、トナーを攪拌する回転部材であるアジテータの回転速度をセンサにより検知し、トナー残量を管理する方法がある(特許文献2)。この方法でトナー残量を約13%〜1%までは検知することができるが、さらにトナーが少なくなると正確に残量を検知することができなくなる。そこで、トナー残量が1%と検知されたところで、トナー交換予告をプリンタのディスプレイ等に表示し、交換予告表示後、100枚印刷したところをトナー寿命、すなわち、印刷枚数カウントで100カウントした後をトナーが無くなった状態としている。
【0005】
【特許文献1】
特開平4−136962号(第1−5頁、第1−4図)
【特許文献2】
特開2001−188410号(第1−8頁、第1−17図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来のトナー残量検知は、上述した通り、トナー交換予告後100枚印刷したところで、トナーを交換しなければならない。ユーザーの使用方法や使用環境によって異なるが、図20のような場合、200枚印刷することができるところ100枚印刷しかできずにトナーを無駄にしてしまうという問題があった。
【0007】
上記の課題に鑑み、本発明では、トナー残量を管理し、最後までトナーを使い切ることのできる画像形成装置を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、請求項1記載の発明によれば、現像剤を保有する着脱可能な現像剤ユニットを備える画像形成装置において、前記現像剤ユニット内の前記現像剤を攪拌する攪拌軸に設けられている回転盤の回転速度に基づいて、該現像剤の残量を検知する検知手段と、該検知手段より検知された該現像剤の残量が所定量より少なくなった場合、該所定量より印字することができるドット数を算出し、印刷処理が行われる毎に、該算出されたドット数から単位枚数当たりのドット数を差し引く算出手段と、該算出手段より得られる印刷可能な枚数を示す情報を出力する出力手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置を提供することによって達成できる。
【0009】
このように構成することによって、トナー残量をドットカウント方式で管理することができるので、正確にトナーを使い切ることができる。
また上記課題は、請求項2記載の発明によれば、現像剤を保有する着脱可能な現像剤ユニットを備える画像形成装置において、前記現像剤の残量を検知する検知手段と、印字される画像データから所定の色素を計測する色素計測手段と、前記現像剤の残量に基づいて、前記検知手段の動作と前記色素計測手段の動作とを切り替え、該現像剤の残量に対する印刷可能な枚数を示す情報を算出する制御手段と、該制御手段より得られる印刷可能な枚数を示す情報を出力する出力手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置を提供することによって達成できる。
【0010】
このように構成することによって、所定のトナー残量に達するまで、フォトセンサによりトナー残量を管理し、所定のトナー残量に達したら、ドットカウントを用いてトナー残量を管理することができる。
また上記課題は、請求項3記載の発明によれば、前記制御手段は、印刷処理を行う毎に、該印刷された総印刷枚数に対する印刷された総ドット数より算出される平均印字率に基づいて、印刷枚数を算出する第3の算出する請求項2記載の画像形成装置を提供することによって達成できる。
【0011】
このように構成することによって、印刷の度に、印字された総ドット数/総印刷枚数を算出し、次回の印刷にフィードバックさせることにより、逐一トナー残量のずれを補正しながら、印刷を行うことができる。
また上記課題は、請求項4記載の発明によれば、前記平均印字率は、印刷サイズ別に算出され、格納されることを特徴とする請求項2、または3記載の画像形成装置を提供することによって達成できる。
【0012】
このように構成することによって、様々な画像サイズの印刷に対するトナー残量を管理することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態は、ドットカウントを用いて、トナー残量をドット数で管理することにより、トナーを最後まで使い切ることができる。また、ドットカウントを用いて、トナー残量を印字可能枚数を印字可能ドット数に基づき校正を行い、正確に表示することで、ユーザーに分かり易くトナー残量を伝えることができる。
【0014】
図1は、本発明における実施形態の画像形成装置であり、所謂タンデム方式のカラープリンタの例である。また、本例の画像形成装置は両面印刷用のプリンタでもある。同図において、プリンタ装置31は、不図示のケーブルによってパーソナルコンピュータ等のホスト機器に接続されている。
【0015】
プリンタ装置31は装置本体上部32と装置本体下部33によって構成され、装置本体上部32にはオペレーションパネル34が配設され、またその上面には印字用紙の排紙部35も形成されている。オペレーションパネル34は複数のキーが配設されたキー操作部34aと、不図示のCPUから出力される表示情報に基づき表示を行う液晶ディスプレイ34bで構成されている。また、排紙部35には、排紙ロール36の回動によって後述する画像形成ユニットにより作成された印刷出力が排出され、排紙部35上に順次積載される。
【0016】
また、装置本体下部33には、後述する両面印刷用搬送ユニットや給紙カセットがセットされ、例えばプリンタ装置31の側面に設けられた不図示の蓋を開放することによって、後述する両面印刷用搬送ユニットを着脱できる構成である。また、装置本体下部33には、その前面に開閉可能なフロントカバー37及び装置本体下部33より着脱自在な給紙カセット38が設けられ、例えばフロントカバー37はジャム処理やメンテナンス等において開放される。
【0017】
また、装置本体下部33の右側面には、MPFトレイ(マルチペーパーフィードトレイ)の装着部39、及びカバー40が設けられている。但し、図1において上記装着部39にMPFトレイは装着されていない状態である。また、カバー40は後述する用紙搬送路確認用のカバーであり、このカバー40を開放して、用紙詰まり等のメンテナンスを行う。
【0018】
尚、図2は上記フロントカバー37及びカバー40を開放した状態を示すプリンタ装置31の外観図である。また、本例のプリンタ装置31の最下段には前述のように給紙カセット38が収納され、給紙カセット38に用紙を補給する際、例えば取手38aを手前に引くことによって、給紙カセット38を矢印方向に引き出すことができる。
【0019】
図3は上記外観を有するプリンタ装置31の内部構成を説明する断面図である。同図において、プリンタ装置31は画像形成部41、両面印刷用搬送ユニット42、及び給紙部43で構成されている。ここで、画像形成部41は4個の画像形成ユニット44〜47を矢印方向に並設した構成であり、同図の紙面右側から左側に向かってマゼンダ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、ブラック(K)の順に配設されている。また、この中のマゼンダ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)の画像形成ユニット44〜46は減法混色によりカラー印刷を行う構成であり、ブラック(K)の画像形成ユニット47はモノクロ印刷に使用する。
【0020】
ここで、上記各画像形成ユニット44〜46はそれぞれドラムセットC1(第1のプロセスユニット)とトナーセットC2(第2のプロセスユニット)で構成され、現像容器に収納された現像剤(の色)を除き同じ構成である。したがって、イエロー(Y)用の画像形成ユニット46を例にして構成を説明する。ドラムセットC1には感光体ドラム、帯電器、印字ヘッド、クリーナが収納され、トナーセットC2には現像ロールやトナーが収納されている。感光体ドラム50は、その周面が例えば有機光導電性材料で構成され、感光体ドラム50の周面近傍には、帯電器51a、印字ヘッド51b、現像ロール51c、転写器51d、クリーナ51eが順次配設されている。感光体ドラム50は矢印方向に回動し、先ず帯電器51aからの電荷付与により、感光体ドラム50の周面を一様に帯電する。そして、印字ヘッド51bからの印字情報に基づく光書き込みにより、感光体ドラム50の周面に静電潜像を形成し、現像ロール51cによる現像処理によりトナー像を形成する。この時、感光体ドラム50の周面に形成されるトナー像は、現像容器51cに収納したイエロー(Y)色のトナーによる。このようにして感光体ドラム50の周面に形成されるトナー像は、感光体ドラム50の矢印方向の回動に伴って転写ロール51dの位置に達し、感光体ドラム50の直下を矢印方向に移動する用紙に転写される。
【0021】
一方、用紙の搬送は、前述の給紙部43を構成する給紙カセット38、待機ロール52、搬送ベルト53、駆動ロール54等で構成され、給紙コロ55の回動によって給紙カセット38から搬出された用紙は、待機ロール52まで送られ、更にトナー像に一致するタイミングで搬送ベルト53上に送られ、転写部51dに達する。そして、転写部51dにおいてトナー像が転写され、トナー像が転写された用紙は搬送ベルト53の移動に従って、搬送ベルト53上を矢印方向に移動し、定着ユニット56において熱定着処理が施される。
【0022】
また、用紙の上面には、上記イエロー(Y)のトナー像のみならず、他の色のドラムセットC1及びトナーセットC2によって転写されたマゼンダ(M)や、シアン(C)のトナー像も転写され、前述の減法混色に従った色の印刷が行われる。
【0023】
尚、上述の用紙は給紙カセット38から搬出される用紙のみならず、MPFトレイ39bから供給される用紙も含まれ、この場合には用紙は給紙コロ39aによって搬入され、前述の経路に沿って印刷処理が行われる。
また、上記定着ユニット56は熱ロール56a、56b、及びクリーニングロール56cで構成され、用紙Pが上述の熱ロール56aと56b間を挟持搬送される間、用紙に転写された例えば複数色のトナー像は溶融して用紙Pに熱定着する。また、クリーニングロール56cは熱ロール56a周面に離型性オイルを塗布すると共に熱ロール56aに残るトナーを除去する機能を有する。尚、定着ユニット56によってトナー像が定着された用紙は切換板61を介して上方、又は紙面左方向に搬送される。
【0024】
一方、両面印刷用搬送ユニット42は装置本体に対して着脱自在に構成され、本例のプリンタ装置31によって両面印刷を行う際装着するユニットであり、内部に複数の搬送ロール60a〜60eが配設されている。両面印刷の場合には、上記切換板61によって一旦上方に用紙が送られ、例えば用紙の後端が搬送ロール62に達した時、用紙の搬送を停止し、更に用紙を逆方向に搬送する。この制御によって、用紙は点線で示す位置に設定された切換部61の左側を下方に搬送され、両面印刷用搬送ユニット42の用紙搬送路に搬入され、搬送ロール60a〜60eによって用紙が送られ、待機ロール52に達し、前述と同様トナー像と一致するタイミングで転写部に送られ、トナー像が用紙の裏面に転写される。
【0025】
図4は、装置本体上部32を開成した状態を示す図である。同図に示すように、装置本体上部32は、装置本体下部33に対し略水平を保ったまま開成される。よって、開成時には、ドラムセットC1、トナーセットC2は、略水平方向で抜き差し可能となる。
【0026】
これより、ドラムセットC1を交換する場合には、図5に示すようにドラムセットC1を手前に抜き出し、新たなドラムセットC1を挿入する。また、トナーセットC2を交換する場合も同様に、図6に示すようにトナーセットC2を手前に抜き出し、新たなトナーセットC2を挿入する。したがって、本例によればドラムセットC1やトナーセットC2の交換を容易に行うことができる。このように、本実施形態の画像形成装置においては、ドラムセットC1、トナーセットC2をそれぞれ独立に装置本体に挿脱可能である。
【0027】
図7は上記トナーセットC2の構成を示す図である。尚、同図に示すエンコーダ70はトナーセットC2の後ろ側に設けられている。また、エンコーダ70は攪拌部材を回動させる攪拌軸71に取り付けられている。また、72は前述の現像ロール51cの回転軸であり、73はトナーセットC2を前述のドラムセットC1に接続する際に使用する回転機構である。
【0028】
図8は上述のエンコーダ70の構成を説明する図であり、同図(a)はエンコーダ70の断面図であり、同図(b)はエンコーダ70の正面図である。エンコーダ70はその外周近傍に同一形状の開口74を複数有し、各開口74は同じ間隔で配設されている。この開口74は後述するフォトセンサの光が通過する穴である。また、エンコーダ70の中心には前述の攪拌軸71を取り付ける穴75が設けられている。また、エンコーダ70には渦巻き状の溝76が形成され、この渦巻き状の溝76には後述するピンが嵌入する。
【0029】
一方、図9はトナーセットC2の新旧を検知する検知部材77であり、この検知部材77にはリブ78、及びリブ78の裏面側に設けられた2本のリブ79a、79bが立設されている。ここで、リブ78は前述のエンコーダ70に形成された渦巻き状の溝76に嵌入する。一方、リブ79a、79bは後述するエンコーダカバー80に形成される溝に嵌入する。
【0030】
図10は上記構成の検知部材77をエンコーダ70及びエンコーダカバー81に取り付けた構造を示す正面図であり、図11はその断面構成を示す。前述のように攪拌軸71にはエンコーダ70が取り付けられ、エンコーダ70は不図示の攪拌部材の回動に従って回転する。また、エンコーダカバー81はトナーセットC2に取り付けられ、検知部材77はホルダー82を介してエンコーダカバー81に上下に移動可能に取り付けられている。尚、同図には現像ロール51cの配設構成も示されている。
【0031】
また、図10に示すように、エンコーダカバー81側には上下に長い長溝84a、84bが設けられ、長溝84aには前述の検知部材77に形成されたリブ79aが嵌入し、長溝84bには検知部材77に形成されたリブ79bが嵌入する。また、フォトセンサ83は前述のエンコーダ70を挟んで配設され、開口74を通して光りの透光又は遮光を検出する。また、前述の検知部材77は新品時上記開口74を遮蔽する位置にある。
【0032】
次に上記構成において、検知部材77の駆動動作を説明する。先ず、新品のトナーセットC2においては工場設定時、検知部材77がエンコーダ70の最も低い位置に位置する。この場合、検知部材77のリブ78は図8(b)に示す渦巻き状の溝76の外周位置にあり、リブ79a、79bは長溝84a、84bの最下位置にある。この状態において、プリンタ装置31を使用すると攪拌部材が回動し、攪拌軸71を介してエンコーダ70を回転する。この回転により、フォトセンサ83は開口74を介して光の透過を判断するが、トナーセットC2が新品状態では検知部材77が光を遮断し、光検出を行うことができない。したがって、フォトセンサ83から出力される信号によってトナーセットC2が新品であることが検知される。
【0033】
一方、プリンタ装置31が駆動を継続すると、エンコーダ70は回転を続け、渦巻き状の溝76に嵌入したリブ78(検知部材77)を除々に上方に移動する。その後、例えばリブ78が渦巻き状の溝76の最内周部に達すると、検知部材77はフォトセンサ83の光を遮断する位置より上方に移動し、以後エンコーダ70の回転に従ってフォトセンサ83は開口74の通過を判断する。この場合、フォトセンサ83から出力される信号はオン、オフを所定時間間隔で繰り返す信号となる。したがって、フォトセンサ83から出力される一定時間間隔のオン、オフ信号によってトナーセットC2が旧品であると判断する。
【0034】
その後、プリンタ装置31は印刷処理を繰り返し、トナーが欠乏すると攪拌軸71が等速回転しなくなる。すなわち、トナーが充分存在する時には一定負荷により攪拌軸71が等速回転するが、トナーが欠乏すると攪拌軸71の回転が不安定になる。したがって、フォトセンサ83の出力が一定周期のオン、オフ信号でなくなった時、トナーセットC2の交換時期であると判断する。
【0035】
図12は、フォトセンサ83の出力波形を示す。図12(a)はトナーが充分にある場合の出力波形を示し、図12(b)はトナー欠乏時の場合の出力波形を示す。同図より、トナーが充分にある場合には、出力波形が一定していて安定であるが、トナー欠乏時には、出力波形の間隔が不規則になっているのが確認できる。
【0036】
さて、以下の実施形態では、上記の画像形成装置を用いた実施例について説明する。
<第1の実施形態>
本実施形態は、トナーを用いて印字を行う画像形成装置において、センサとドットカウントにより、トナー残量管理を行う。概要としては、所定の残量を検知するまで(従来式の)トナー残量検出方法で残量検知を行い(本実施形態では、トナーセットの攪拌部材の回転速度を検知している)、所定残量の検知以降、印刷画像データのドットカウント(後述する)を行い、これにより得られた結果をトナー残量としてオペレーションパネルに表示させ(あと何枚印刷できる旨の表示)、エンプティ表示・プリンタ停止制御を行う。また、用紙(サイズ)別の平均印字率を総合的にまたは所定印刷ジョブ毎に算出し、残印刷枚数を予測表示する。
【0037】
(実施例1)
本実施例は、ドットカウントを用いてトナー残量を管理する方法であり、トナーを使い切ることを目的としている。ドットカウントとは、以下のことである。解像度が例えば600dpi(主走査及び副走査方向とも)のプリンタの場合、解像度をmmに換算すると、23.6dot/mmになるので、A4サイズの用紙を考えると用紙サイズは、210×297mmだから、
主走査方向1ラインには、210×23.6=4956≒5000dot
副走査方向1ラインには、297×23.6=7009.2≒7000dot
のドットが存在する。よって、A4サイズ用紙1面には、約3500万ドットのドット画像を印刷することが可能である。
【0038】
通常の印刷物は、面積にして、約5%程度が画像として記録されると考えられるので(写真や、新聞、文字などの画像によって印字率は異なる)、平均的には、A4サイズの用紙1枚に3500万×0.05=175万ドットが記録される。
【0039】
トナーカートリッジには、新品状態で、約10000枚(A4サイズ5%印字率)が印刷できるトナーが封入されている。よって、1個のカートリッジが印刷できる総ドット数は、約175万ドット×10000枚=175億ドットとなる。
尚、トナーカートリッジ1個に封入されているトナーの重量は、例えば約400gである(この重量はトナーの材料によって変わる)。残り100枚(1%)のところまで、通常のセンサートナー残量検知を行う。
【0040】
従って、理論的には、175万ドット×100枚≒1億7500万ドット印刷できるトナー残量に達したとき残量センサが働くように設定される。センサートナー残量検知で、残り100枚時点で検知方式の切り換えを行う。すなわち、
400g×(100/10000)≒4g
の重量のトナーが残る状態になるとトナー残量センサが、残量検知方式をトナーカウントモードに切り換える時期に達したとして検知する。トナーカウントモードに入ってから、必ずしも平均的な印字率(5%)の原稿データで印刷が行われるとは限らないので、100枚でトナーセットが空(エンプティ)になるとは限らない。
【0041】
トナーカウンタは、残量センサからのドットカウント起動信号を受けると、その後ドットカウント処理を継続し、上述のように1億7500万カウントでアップし、エンプティアラームを発生させるように制御する。
前述のトナーカウンタの設定値は、プリンタの解像度に応じて変更される。従って、解像度変更が可能なプリンタにおいては、このカウントアップ値を適宜変更することによって、エンプティ報知制御が可能になる。また、上記数値は1例であり、トナーカートリッジのトナーの封入量(重量)、印刷可能枚数などは、トナーの材料や印刷原稿情報の傾向によって変化する。
【0042】
図13は、フォトセンサ83とドットカウントとナー残量を管理した場合のトナー残量と印刷枚数の関係を示したものである。上述した残量検知方法で、残量1%まではフォトセンサ83での管理を行う(領域A)。しかしながら、実際にはまだトナー残量があるので、そのフォトセンサでは管理することができない部分、すなわち図13の領域Bを対象にドットカウントを導入する。このドットカウントを用いれば、同図に示すようにトナー残量がなくなるまで、またはそれに近い精度でトナー残量を管理することができる。
【0043】
トナー残量が例えば4g(1%)に達したところで、トナー交換予告をオペレーションパネル34に表示する。このときのトナー残量は一定であるため、トナーがこの場合だと4g残っているのが分かり、また、上記の通り1ドットで何gのトナーを使用するかも分かっている。
【0044】
よって、「トナー残量(g)/1ドット当たりに使用するトナー(g/dot)」で残り印字可能ドット数が算出され、後は、印刷が行われる度にドットカウントを行い、残り印字可能ドット数から引いていき、0になったところでオペレーションパネル34に「トナー交換」と表示する。この管理方法を用いれば、トナーを最後まで使い切ることができる。
【0045】
図14は、本実施例におけるプリンタの制御機構の概要を示す。同図において、プリンタ32は、画像データ生成部110、ヘッドコントローラ111、トナー管理制御部112、オペレーションパネル34からなる。トナー管理制御部112では、主にトナーセット、またはトナーに関してのプリンタの制御を行う。トナー管理制御部112は、少なくともCPU(中央演算装置)、記憶装置(メモリ)、それらを接続するバス等で構成されている。
【0046】
図15は、フォトセンサの検知動作を示す。それでは、図14,図15を用いて、本発明の概要を説明する。まず、ホスト100から印刷対象となる画像データが送信され、画像データ生成部110でその画像データが展開される。その展開された画像データに基づいて、ヘッドコントローラ111は、LEDヘッド51b(光書き込み装置)の各素子を発光させ、上述したプロセスで印刷動作が行われる。このとき、トナーセットC2内のトナー残量は上述の通り、フォトセンサ83からの入力情報に基づいて、トナー残量検知部120が検知している。
【0047】
トナー残量が所定の量に達したとき、その情報をフォトセンサ83から受け取ったトナー残量検知部120は、トナー管理制御部112にドットカウント起動信号の情報を伝える。
図16は、トナー管理制御部112の制御フローを示す。まず、トナー残量検知部120からドットカウント起動信号を受け取ると(ステップS1、以下ステップをSと略す)、トナー管理制御部112のCPUは、以下の演算より、残り印字印字可能ドット数を算出する(S2)。
残り印字印字可能ドット数(dot)=トナー残量(g)/1ドット当たりに使用するトナー(g/dot)
次に、残り印字印字可能ドット数が0か否かを判定する(S3)。S3で残り印字印字可能ドット数=0を満たさない場合、印刷を行う(S4)。次に、残り印字印字可能ドット数から単位枚数のドット数を差し引いた値を新たな残り印字印字可能ドット数とし(S5)、S3に戻る。S3の条件を満たすまでS4,S5の処理を繰り返し、S3の条件を満たしたら(残り印字印字可能ドット数=0)、オペレーションパネル34にトナーセットの交換を促すメッセージを表示させる(S6)。
【0048】
以上より、トナー残量をドットカウント方式で管理したことにより、正確にトナーを使い切ることができる。
(実施例2)
実施例1では、トナー残量をドット数で管理したが、g数で管理してもよく、更には、%で管理しても良い。また、実施例1では、トナー残量が1%になってからドットカウントによる管理を切り替えたが、トナーの量が正確に分かるところであれば何%からでもよく、さらには、始めからセンサを使わずにドットカウントによるトナー残量管理にしても良い。
【0049】
<第2の実施形態>
本実施形態は、第1の実施形態を基に、トナー残量を印字可能枚数として表示する方法である。印字可能枚数を出すには、ユーザー固有の平均印字率を知る必要がある。たとえば、あるユーザーは文字情報の印刷が多いが、別のユーザーは、画像情報の印刷が多いというように、ユーザーによって印刷に傾向(偏り)があり、その印刷の偏りは印字率で表現することが可能である。
【0050】
そこで、平均印字率を導入することとする。ここでいう平均印字率(AVE)は、印字された総ドット数/総印刷枚数で表されるものとする。平均印字率は、印刷が終了するたびに更新される(サイズ別に算出される)。
図17は、本実施例におけるフォトセンサ83とドットカウントとでトナー残量を管理した場合のトナー残量と印刷枚数の関係を示したものである。印刷用紙に印字されるトナーは、印刷画像によって異なるので、実際は同図に示すように、トナー残量と印刷枚数の関係は一次線形ではなく、不規則に蛇行している。
【0051】
つまり、印字率の高い画像データを印刷した場合には、トナー残量は急激に減少するが、印字率の低い画像データを印刷した場合には、トナー残量は緩やかに減少するので、トナー残量=0となる場合にも画像データによって印刷枚数に幅がある。
【0052】
そこで、同図に示すように、印刷可能枚数がCより少なくなったら、フォトセンサー83による検知ができなくなる。そこで、F地点でキャリブレーションを行い(本発明の実行による印刷可能枚数の最計算)、新たに印刷可能枚数を算出す。すると、フォトセンサーのみでは印刷可能枚数がD(150枚)であるが、キャリブレーション後は印刷可能枚数がE(200枚)となり、従来よりも50枚も多く印刷することが可能である。
【0053】
本実施例では、第1の実施形態と同様に、トナー残量センサ検知限界までセンサでの管理を行い、トナー交換予告をオペレーションパネルに表示する。同時に、残り印字可能枚数も表示し、カウントダウンしていく。残り印字枚数は、第1の実施の形態で示したように、残り印字可能ドット/印字率で算出される。トナー交換後は、残り印字枚数ドット数と残り印字可能枚数(枚数はサイズ別に)の両方でトナー残量の管理を行い、どちらかが0となったところでトナー交換のメッセージをオペレーションパネルに表示する。
【0054】
しかし、図17のように、トナー消費量が大きく変化する場合、残り印字可能枚数と残り印字可能ドット数に差が出てしまい、印字可能枚数が0になってもトナーが残ってしまうケースや印字可能枚数が0になる前にトナー交換のメッセージが出てしまうケースが想定される。
【0055】
ところが、その問題は、図17の拡大部分に示すように、残り印字可能ドット数がある値になったときに、残り印字可能枚数のキャリブレーションを行い、再表示することで解決することができる。キャリブレーション回数が多いほど、印字可能枚数と印字可能ドット数が0になるタイミングが等しくなり、より正確に印字可能枚数を表示することができる。
【0056】
このように、本実施例では、印刷の度に、印字された総ドット数/総印刷枚数を算出し、次回の印刷にフィードバックさせることにより、逐一トナー残量のずれを補正しながら、印刷を行う。
(実施例1)
図18は、本実施例におけるプリンタの制御機構の概要を示す。同図では、図14及び図15のプリンタ32に、ドットカウント130(ブラック(K)のトナーセット用ドットカウント130a、イエロー(Y)のトナーセット用ドットカウント130b、シアン(C)のトナーセット用のドットカウント130c、マゼンダ(M)のトナーセット用ドットカウント130d)と、トナー管理制御部112に印字率格納部131を追加した構成となっている。
【0057】
ドットカウント130は、画像データ生成部(インターフェースコントローラ)110からヘッドコントローラへ送られる各色別(Y,M,C,K)のビデオ信号中に含まれる有効ドット数をカウントする。
図19は、本実施例におけるトナー残量管理の制御フローを示す。それでは、図14、図15、図18を参照しながら図19のフローについて説明する。なお、フローでは、4つあるトナーのうちの1つのトナーについて説明する。まず、上述したように、フォトセンサ83によってトナー残量を検知する(S10)。検知結果はトナー残量検知部120へ伝えられ、トナー残量検知部120において本フローがCPUによって読み込まれ、トナー残量が1%以下であるか否かを判定する(S11)。トナー残量が1%より多い場合には、S10の処理を行う。トナー残量が1%以下の場合には、ドットカウント起動信号がトナー管理制御部112へ伝えられ、ドットカウント起動信号を受信したトナー管理制御部112は、検知モードをドットカウントモードへ切り替える(S12)。
【0058】
次に、トナー管理制御部112はドットカウント処理中か否か、すなわち、ドットカウントモードに切り替わって1回目の処理か否かを判定する(S13)。既にドットカウントモードで処理されていて、このS13の処理が2回目以降の場合、S15へ進む。また、ドットカウントモードになって1回目の処理の場合、変数CNTに初期値をセットする(S14)。初期値として変数CNTにセットされる値は、フォトセンサ83による検出限界のトナー残量から算出されるドット数、すなわち、残り印字可能ドット数である。なお、S12から後述するS19までの処理はトナー管理制御部112によって制御、すなわち、トナー管理制御部112に備えられているCPUによって、演算、判定等されるものである。
【0059】
次に、ドットカウント130により得られたドット数を変数DOTに格納する(S15)。CNTからDOTを差し引いた値を残り印字可能枚数を表す変数REMに格納し、そのREMが0か否かを判定する。S16でREMが0でない場合、残印刷予想枚数を計算して、その値をオペレーションパネル34に表示させる(S17)。残印刷予想枚数を算出するにあたって、平均印字率AVEを用いる。平均印字率は、「AVE=印字された総ドット数/総印刷枚数」で算出される。残印刷予想枚数は、「残印刷予想枚数=REM/AVE」で算出される。ここで、印字された総ドット数は、工場出荷時から現在までの印字された総ドット数でもよいし、現ユーザーに納品された時点から現在までの印字された総ドット数でもよい。また、総印字枚数も同様に、工場出荷時から現在までの印字された総印刷枚数でもよいし、現ユーザーに納品された時点から現在までの印字された総印刷枚数でもよい。
【0060】
次に、今回印刷した分をAVEに反映させる(S19)。すなわち、「AVE=(印字された総ドット数+今回印刷したドット数)/(総印刷枚数+今回印刷した枚数)」をして、AVEを補正し、それをトナー管理制御部113には、印字率(AVE)格納部131へ格納する。そして、CNTにREMの値を格納し、本フローは、終了する。
【0061】
また、S16でREM=0の場合にはプリント禁止制御を行い(S18)、本フローは終了する。プリント禁止制御とは、印刷をすることができないように、すなわち、ユーザーからのオペレーションを受け付けない状態にして、オペレーションパネル34にトナーカートリッジを交換する旨を表示させる。
【0062】
本フローは、トナーセット毎に実行される。なお、本フローはサイズ毎に行われる。つまり、印字率(AVE)格納部131には、印刷用紙のサイズ別の平均印字率が格納されている。たとえば、A4AVEや、B4AVE、A3AVE等である。オペレーションパネルの操作によって、用紙サイズが変更されると、その変更されたサイズに対応するサイズの印字率が印字率(AVE)格納部131からCPUによって読み出され、S17の演算でのAVEとして用いられる。
【0063】
また、S17でオペレーションパネル34に残印刷予想枚数が表示されるが、この残印刷予想枚数は使用する用紙サイズにより異なっている。デフォルト設定ではA4換算された印刷残数が表示されるが、オペレーションパネルの操作によって、用紙サイズを変更することができる。
【0064】
以上より、トナー残量を印字可能枚数で表示したことにより、ユーザーにより分かり易くトナー残量を伝えることができるという利点がある。
(実施例2)
実施例1では、図17に示すように、印字可能枚数のキャリブレーションは1回だが、キャリブレーションは何回行ってもよく、更には、印刷終了後に何回行っても良い。また、実施例1では印刷可能枚数と印字可能ドット数の両方でトナー残量を管理するとしたが、どちらか片方だけで管理を行ってもよい。また、実施例1では、印刷可能枚数をオペレーションパネルに表示させたが、ユーザーのPC(パーソナルコンピュータ)にも表示させても良い。
【0065】
【発明の効果】
以上より、本発明を用いることで、トナー残量をドット数で管理することができるので、トナーを最後まで使い切ることができる。また、トナー残量を印字可能枚数として管理し、印字可能枚数を印字可能枚数に基づき校正を行い、正確に表示することで、ユーザーに分かり易くトナー残量を伝えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の画像形成装置であり、所謂タンデム方式のカラープリンタの例である。
【図2】フロントカバー等を開放した状態を示すプリンタ装置の外観図である。
【図3】プリンタ装置の内部構成を説明する断面図である。
【図4】装置本体上部を開成した状態を示す図である。
【図5】ドラムセットを手前に抜き出し、新たなドラムセットを挿入する状態を説明する図である。
【図6】トナーセットを手前に抜き出し、新たなトナーセットを挿入する状態を説明する図である。
【図7】トナーセットの構成を示す図である。
【図8】(a)はエンコーダの断面図であり、(b)はエンコーダの正面図である。
【図9】検知部材の斜視図である。
【図10】検知部材をエンコーダ及びエンコーダカバーに取り付けた構造を示す正面図である。
【図11】図10の断面構成を示す図である。
【図12】フォトセンサの出力波形を示す。
【図13】第1の実施形態におけるフォトセンサとドットカウントとでトナー残量を管理した場合のトナー残量と印刷枚数の関係を示す図である。
【図14】第1の実施形態におけるプリンタの制御機構の概要を示す図である。
【図15】第1の実施形態におけるフォトセンサの検知動作を示す図である。
【図16】第2の実施形態におけるトナー管理制御部の制御フローを示す図である。
【図17】第2の実施形態におけるフォトセンサとドットカウントとでトナー残量を管理した場合のトナー残量と印刷枚数の関係を示す図である。
【図18】第2の実施形態におけるプリンタの制御機構の概要を示す図である。
【図19】第2の実施形態におけるトナー残量管理の制御フローを示す図である。
【図20】従来におけるトナー残量と印刷可能枚数を示す図である。
【符号の説明】
1 プリンタ装置
2 画像形成部
31 プリンタ装置
32 装置本体上部
33 装置本体下部
34 オペレーションパネル
34a キー操作部
34b 液晶ディスプレイ
35 排紙部
36 排紙ロール
37 フロントカバー
38 給紙カセット
39 MPFトレイ
40 カバー
41 画像形成部
42 両面印刷用搬送ユニット
43 給紙部
44〜47 画像形成ユニット
50 感光体ドラム
51a 帯電器
51b 印字ヘッド
51c 現像ロール
51d 転写器
51e クリーナ
52 待機ロール
53 搬送ベルト
54 駆動ロール
55 給紙コロ
56 定着ユニット
56a、56b 熱ロール
56c クリーニングロール
60a〜60e 搬送ロール
61 切換板
62 搬送ロール
70 エンコーダ
71 攪拌軸
72 回転軸
73 回転機構
74 開口
75 穴
76 渦巻き状の溝
77 検知部材
78 リブ
79a、79b リブ
80 エンコーダカバー
81 エンコーダカバー
82 ホルダー
83 フォトセンサ
84a、84b 長溝
110 画像データ生成部
111 ヘッドコントローラ
112 トナー管理制御部
120 トナー残量検知部
130(130a,130b,130c,130d) ドットカウント
131 印字率(AVE)格納部

Claims (4)

  1. 現像剤を保有する着脱可能な現像剤ユニットを備える画像形成装置において、
    前記現像剤ユニット内の前記現像剤を攪拌する攪拌軸に設けられている回転盤の回転速度に基づいて、該現像剤の残量を検知する検知手段と、
    該検知手段より検知された該現像剤の残量が所定量より少なくなった場合、該所定量より印字することができるドット数を算出し、印刷処理が行われる毎に、該算出されたドット数から単位枚数当たりのドット数を差し引く算出手段と、
    該算出手段より得られる印刷可能な枚数を示す情報を出力する出力手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 現像剤を保有する着脱可能な現像剤ユニットを備える画像形成装置において、
    前記現像剤の残量を検知する検知手段と、
    印字される画像データから所定の色素を計測する色素計測手段と、
    前記現像剤の残量に基づいて、前記検知手段の動作と前記色素計測手段の動作とを切り替え、該現像剤の残量に対する印刷可能な枚数を示す情報を算出する制御手段と、
    該制御手段より得られる印刷可能な枚数を示す情報を出力する出力手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、印刷処理を行う毎に、該印刷された総印刷枚数に対する印刷された総ドット数より算出される平均印字率に基づいて、印刷枚数を算出する第3の算出する請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記平均印字率は、印刷サイズ別に算出され、格納されることを特徴とする請求項2、または3記載の画像形成装置。
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