JP4804926B2 - 半導体集積回路 - Google Patents
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Description
複数の回路ブロックで構成される半導体集積回路では、回路ブロック間で信号を伝送するためのブロック間信号線(グローバル信号線)の配線長が増加する傾向にあり、ブロック間信号線の配線長の増加が半導体集積回路の性能(動作速度や消費電力など)を低下させる大きな要因の一つとなっている。そこで、配線長が長い信号線を有する半導体集積回路の性能を改善する技術の開発が進んでいる。例えば、特許文献1には、配線長が長い信号線による信号伝送を高速化し、電源線の電圧ゆらぎを緩和する技術が開示されている。
本発明の目的は、負荷が大きい信号線に起因する消費電力を低減し、半導体集積回路の低消費電力化を実現することにある。
本発明に関連する第1技術では、半導体集積回路は、信号線および駆動回路を備えて構成される。駆動回路は、入力信号に応じて信号線を駆動する。駆動回路は、第1p型トランジスタおよび第1n型トランジスタを備えて構成される。第1p型トランジスタのソースは、信号線に接続される。第1p型トランジスタのドレインは、低電源線に接続される。第1p型トランジスタのゲートは、入力信号を受ける。第1n型トランジスタのソースは、信号線に接続される。第1n型トランジスタのドレインは、高電源線に接続される。第1n型トランジスタのゲートは、入力信号を受ける。
本発明に関連する第1技術における好ましい例では、半導体集積回路は、信号線および駆動回路に加えて、受信回路を備えて構成される。受信回路は、信号線の電位が閾値より大きいときに出力信号を低電源線の電位に設定し、信号線の電位が閾値より小さいときに出力信号を高電源線の電位に設定する。駆動回路は、第1p型トランジスタおよび第1n型トランジスタに加えて、第2n型トランジスタ、第2p型トランジスタ、第1スイッチ回路および第2スイッチ回路を備えて構成される。第2n型トランジスタのドレインは、信号線に接続される。第2n型トランジスタのゲートは、入力信号の反転信号を受ける。第2p型トランジスタのドレインは、信号線に接続される。第2p型トランジスタのゲートは、入力信号の反転信号を受ける。第1スイッチ回路は、第2n型トランジスタのソースと低電源線との間に設けられる。第1スイッチ回路は、信号線の電位が受信回路の閾値を上回るのに伴ってオンし、信号線の電位が受信回路の閾値を下回るのに伴ってオフする。第2スイッチ回路は、第2p型トランジスタのソースと高電源線との間に設けられる。第2スイッチ回路は、信号線の電位が受信回路の閾値を下回るのに伴ってオンし、信号線の電位が受信回路の閾値を上回るのに伴ってオフする。
図3は、本発明の第1比較例を示している。第1比較例を説明するにあたって、第1実施形態で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。半導体集積回路ICC1は、半導体集積回路IC11(図1)に対して駆動回路DC11を駆動回路DCC1に置き換えて構成されている。
図4は、本発明の第2実施形態を示している。第2実施形態を説明するにあたって、第1実施形態で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。半導体集積回路IC12は、半導体集積回路IC11(図1)に対して受信回路RC11を受信回路RC12に置き換えて構成されている。受信回路RC12は、受信回路RC11に対してnMOSトランジスタTR13、pMOSトランジスタTR14(遮断回路)およびインバータIR11を加えて構成されている。
このような構成の半導体集積回路IC14では、インバータID12は受信回路RC11と同一の回路構成を有するため、インバータID12の出力信号と受信回路RC11の出力信号とでは、立ち上がり変化および立ち下がり変化がほぼ同一のタイミングで発生する。このため、nMOSトランジスタTD15およびpMOSトランジスタTD16のオン/オフをインバータID13の出力信号(インバータID12の出力信号の反転信号)でそれぞれ制御することにより、nMOSトランジスタTD13による信号線GL11の駆動が不要になった時点で即座にnMOSトランジスタTD15をオフさせることができ、pMOSトランジスタTD14による信号線GL11の駆動が不要になった時点で即座にpMOSトランジスタTD16をオフさせることができる。この結果、接地線VSSおよび電源線VDDから信号線GL11への過剰な電位供給を確実に回避できる。
図10は、本発明の第6実施形態を示している。第6実施形態を説明するにあたって、第5実施形態で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。半導体集積回路IC22は、半導体集積回路IC21(図8)に対して、駆動回路DC21を駆動回路DC22に置き換えて構成されている。
図14は、本発明の第2比較例を示している。第2比較例を説明するにあたって、第8実施形態で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。半導体集積回路ICC2は、半導体集積回路IC31(図12)に対して正相側駆動回路DC31Aおよび逆相側駆動回路DC31Bを正相側駆動回路DCC2Aおよび逆相側駆動回路DCC2Bにそれぞれ置き換えて構成されている。
図15は、本発明の第9実施形態を示している。第9実施形態を説明するにあたって、第8実施形態で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。半導体集積回路IC32は、半導体集積回路IC31(図12)に対して正相側駆動回路DC31Aおよび逆相側駆動回路DC31Bを正相側駆動回路DC32Aおよび逆相側駆動回路DC32Bにそれぞれ置き換えて構成されている。
(付記1)
信号線と、
入力信号に応じて前記信号線を駆動する駆動回路とを備え、
前記駆動回路は、
ソースが前記信号線に接続され、ドレインが低電源線に接続され、ゲートが入力信号を受ける第1p型トランジスタと、
ソースが前記信号線に接続され、ドレインが高電源線に接続され、ゲートが入力信号を受ける第1n型トランジスタとを備えることを特徴とする半導体集積回路。
(付記2)
付記1記載の半導体集積回路において、
前記信号線の電位が閾値より大きいときに出力信号を前記低電源線の電位に設定し、前記信号線の電位が閾値より小さいときに出力信号を前記高電源線の電位に設定する受信回路を備え、
前記受信回路は、動作停止要求に応答して前記低電源線および前記高電源線からの電位供給を遮断する遮断回路を備えることを特徴とする半導体集積回路。
(付記3)
付記1記載の半導体集積回路において、
前記信号線の電位が閾値より大きいときに出力信号を前記低電源線の電位に設定し、前記信号線の電位が閾値より小さいときに出力信号を前記高電源線の電位に設定する受信回路を備え、
前記駆動回路は、
ドレインが前記信号線に接続され、ゲートが入力信号の反転信号を受ける第2n型トランジスタと、
ドレインが前記信号線に接続され、ゲートが入力信号の反転信号を受ける第2p型トランジスタと、
前記第2n型トランジスタのソースと前記低電源線との間に設けられ、前記信号線の電位が前記受信回路の閾値を上回るのに伴ってオンし、前記信号線の電位が前記受信回路の閾値を下回るのに伴ってオフする第1スイッチ回路と、
前記第2p型トランジスタのソースと前記高電源線との間に設けられ、前記信号線の電位が前記受信回路の閾値を下回るのに伴ってオンし、前記信号線の電位が前記受信回路の閾値を上回るのに伴ってオフする第2スイッチ回路とを備えることを特徴とする半導体集積回路。
(付記4)
付記3記載の半導体集積回路において、
前記駆動回路は、前記信号線の電位と前記受信回路の閾値との大小関係の入れ替わりを検出するために設けられ、前記受信回路と同一の回路構成を有する検出回路を備え、
前記第1スイッチ回路は、前記検出回路の出力信号の立ち下がり変化に応答してオンし、前記検出回路の出力信号の立ち上がり変化に応答してオフし、
前記第2スイッチ回路は、前記検出回路の出力信号の立ち上がり変化に応答してオンし、前記検出回路の出力信号の立ち下がり変化に応答してオフすることを特徴とする半導体集積回路。
(付記5)
信号線と、
負論理のパルス信号を入力信号として受け、入力信号に応じて前記信号線を駆動する駆動回路とを備え、
前記駆動回路は、
ソースが前記信号線に接続され、ドレインが低電源線に接続され、ゲートが入力信号を受ける第1p型トランジスタと、
ソースが高電源線に接続され、ドレインが前記信号線に接続され、ゲートが入力信号の反転信号を受ける第2p型トランジスタとを備えることを特徴とする半導体集積回路。
(付記6)
付記5記載の半導体集積回路において、
前記信号線の電位が閾値より大きいときに出力信号を前記低電源線の電位に設定し、前記信号線の電位が閾値より小さいときに出力信号を前記高電源線の電位に設定する受信回路を備え、
前記駆動回路は、
ドレインが前記信号線に接続され、ゲートが入力信号の反転信号を受けるn型トランジスタと、
前記n型トランジスタのソースと前記低電源線との間に設けられ、前記信号線の電位が前記受信回路の閾値を上回るのに伴ってオンし、前記信号線の電位が前記受信回路の閾値を下回るのに伴ってオフするスイッチ回路とを備えることを特徴とする半導体集積回路。
(付記7)
付記6記載の半導体集積回路において、
前記駆動回路は、前記信号線の電位と前記受信回路の閾値との大小関係の入れ替わりを検出するために設けられ、前記受信回路と同一の回路構成を有する検出回路を備え、
前記スイッチ回路は、前記検出回路の出力信号の立ち下がり変化に応答してオンし、前記検出回路の出力信号の立ち上がり変化に応答してオフすることを特徴とする半導体集積回路。
(付記8)
正相側信号線と、
逆相側信号線と、
負論理の正相パルス信号を入力信号として受け、入力信号に応じて前記正相側信号線を駆動する正相側駆動回路と、
負論理の逆相パルス信号を入力信号として受け、入力信号に応じて前記逆相側信号線を駆動する逆相側駆動回路と、
前記正相側信号線の電位が閾値より大きいときに出力信号を低電源線の電位に設定し、前記正相側信号線の電位が閾値より小さいときに出力信号を高電源線の電位に設定する正相側受信回路と、
前記逆相側信号線の電位が閾値より大きいときに出力信号を前記低電源線の電位に設定し、前記逆相側信号線の電位が閾値より小さいときに出力信号を前記高電源線の電位に設定する逆相側受信回路と、
前記正相側受信回路の出力信号の立ち上がり変化に応答して第1動作状態から第2動作状態に遷移し、前記逆相側受信回路の出力信号の立ち上がり変化に応答して第2動作状態から第1動作状態に遷移する状態遷移回路とを備え、
前記正相側駆動回路は、
ソースが前記正相側信号線に接続され、ドレインが前記低電源線に接続され、ゲートが入力信号を受ける正相側第1p型トランジスタと、
ソースが前記高電源線に接続され、ドレインが前記正相側信号線に接続され、ゲートが入力信号の反転信号を受ける正相側第2p型トランジスタとを備え、
前記逆相側駆動回路は、
ソースが前記逆相側信号線に接続され、ドレインが前記低電源線に接続され、ゲートが入力信号を受ける逆相側第1p型トランジスタと、
ソースが前記高電源線に接続され、ドレインが前記逆相側信号線に接続され、ゲートが入力信号の反転信号を受ける逆相側第2p型トランジスタとを備えることを特徴とする半導体集積回路。
(付記9)
付記8記載の半導体集積回路において、
前記正相側駆動回路は、
ドレインが前記正相側信号線に接続され、ゲートが入力信号の反転信号を受ける正相側n型トランジスタと、
前記正相側n型トランジスタのソースと前記低電源線との間に設けられ、前記正相側信号線の電位が前記正相側受信回路の閾値を上回るのに伴ってオンし、前記正相側信号線の電位が前記正相側受信回路の閾値を下回るのに伴ってオフする正相側スイッチ回路とを備え、
前記逆相側駆動回路は、
ドレインが前記逆相側信号線に接続され、ゲートが入力信号の反転信号を受ける逆相側n型トランジスタと、
前記逆相側n型トランジスタのソースと前記低電源線との間に設けられ、前記逆相側信号線の電位が前記逆相側受信回路の閾値を上回るのに伴ってオンし、前記逆相側信号線の電位が前記逆相側受信回路の閾値を下回るのに伴ってオフする逆相側スイッチ回路とを備えることを特徴とする半導体集積回路。
(付記10)
付記9記載の半導体集積回路において、
前記正相側駆動回路は、前記正相側信号線の電位と前記正相側受信回路の閾値との大小関係の入れ替わりを検出するために設けられ、前記正相側受信回路と同一の回路構成を有する正相側検出回路を備え、
前記正相側スイッチ回路は、前記正相側検出回路の出力信号の立ち下がり変化に応答してオンし、前記正相側検出回路の出力信号の立ち上がり変化に応答してオフし、
前記逆相側駆動回路は、前記逆相側信号線の電位と前記逆相側受信回路の閾値との大小関係の入れ替わりを検出するために設けられ、前記逆相側受信回路と同一の回路構成を有する逆相側検出回路を備え、
前記逆相側スイッチ回路は、前記逆相側検出回路の出力信号の立ち下がり変化に応答してオンし、前記逆相側検出回路の出力信号の立ち上がり変化に応答してオフすることを特徴とする半導体集積回路。
(付記11)
付記8記載の半導体集積回路において、
前記正相側受信回路は、前記状態遷移回路の第1動作状態から第2動作状態への遷移に応答して前記高電源線からの電位供給を遮断する正相側遮断回路を備え、
前記逆相側受信回路は、前記状態遷移回路の第2動作状態から第1動作状態への遷移に応答して前記高電源線からの電位供給を遮断する逆相側遮断回路を備えることを特徴とする半導体集積回路。
(付記12)
信号線と、
正論理のパルス信号を入力信号として受け、入力信号に応じて前記信号線を駆動する駆動回路とを備え、
前記駆動回路は、
ソースが前記信号線に接続され、ドレインが高電源線に接続され、ゲートが入力信号を受ける第1n型トランジスタと、
ソースが低電源線に接続され、ドレインが前記信号線に接続され、ゲートが入力信号の反転信号を受ける第2n型トランジスタとを備えることを特徴とする半導体集積回路。
(付記13)
付記12記載の半導体集積回路において、
前記信号線の電位が閾値より大きいときに出力信号を前記低電源線の電位に設定し、前記信号線の電位が閾値より小さいときに出力信号を前記高電源線の電位に設定する受信回路を備え、
前記駆動回路は、
ドレインが前記信号線に接続され、ゲートが入力信号の反転信号を受けるp型トランジスタと、
前記p型トランジスタのソースと前記高電源線との間に設けられ、前記信号線の電位が前記受信回路の閾値を下回るのに伴ってオンし、前記信号線の電位が前記受信回路の閾値を上回るのに伴ってオフするスイッチ回路とを備えることを特徴とする半導体集積回路。
(付記14)
付記13記載の半導体集積回路において、
前記駆動回路は、前記信号線の電位と前記受信回路の閾値との大小関係の入れ替わりを検出するために設けられ、前記受信回路と同一の回路構成を有する検出回路を備え、
前記スイッチ回路は、前記検出回路の出力信号の立ち上がり変化に応答してオンし、前記検出回路の出力信号の立ち下がり変化に応答してオフすることを特徴とする半導体集積回路。
(付記15)
正相側信号線と、
逆相側信号線と、
正論理の正相パルス信号を入力信号として受け、入力信号に応じて前記正相側信号線を駆動する正相側駆動回路と、
正論理の逆相パルス信号を入力信号として受け、入力信号に応じて前記逆相側信号線を駆動する逆相側駆動回路と、
前記正相側信号線の電位が閾値より大きいときに出力信号を低電源線の電位に設定し、前記正相側信号線の電位が閾値より小さいときに出力信号を高電源線の電位に設定する正相側受信回路と、
前記逆相側信号線の電位が閾値より大きいときに出力信号を前記低電源線の電位に設定し、前記逆相側信号線の電位が閾値より小さいときに出力信号を前記高電源線の電位に設定する逆相側受信回路と、
前記正相側受信回路の出力信号の立ち下がり変化に応答して第1動作状態から第2動作状態に遷移し、前記逆相側受信回路の出力信号の立ち下がり変化に応答して第2動作状態から第1動作状態に遷移する状態遷移回路とを備え、
前記正相側駆動回路は、
ソースが前記正相側信号線に接続され、ドレインが前記高電源線に接続され、ゲートが入力信号を受ける正相側第1n型トランジスタと、
ソースが前記低電源線に接続され、ドレインが前記正相側信号線に接続され、ゲートが入力信号の反転信号を受ける正相側第2n型トランジスタとを備え、
前記逆相側駆動回路は、
ソースが前記逆相側信号線に接続され、ドレインが前記高電源線に接続され、ゲートが入力信号を受ける逆相側第1n型トランジスタと、
ソースが前記低電源線に接続され、ドレインが前記逆相側信号線に接続され、ゲートが入力信号の反転信号を受ける逆相側第2n型トランジスタとを備えることを特徴とする半導体集積回路。
(付記16)
付記15記載の半導体集積回路において、
前記正相側駆動回路は、
ドレインが前記正相側信号線に接続され、ゲートが入力信号の反転信号を受ける正相側p型トランジスタと、
前記正相側p型トランジスタのソースと前記高電源線との間に設けられ、前記正相側信号線の電位が前記正相側受信回路の閾値を下回るのに伴ってオンし、前記正相側信号線の電位が前記正相側受信回路の閾値を上回るのに伴ってオフする正相側スイッチ回路とを備え、
前記逆相側駆動回路は、
ドレインが前記逆相側信号線に接続され、ゲートが入力信号の反転信号を受ける逆相側p型トランジスタと、
前記逆相側p型トランジスタのソースと前記高電源線との間に設けられ、前記逆相側信号線の電位が前記逆相側受信回路の閾値を下回るのに伴ってオンし、前記逆相側信号線の電位が前記逆相側受信回路の閾値を上回るのに伴ってオフする逆相側スイッチ回路とを備えることを特徴とする半導体集積回路。
(付記17)
付記16記載の半導体集積回路において、
前記正相側駆動回路は、前記正相側信号線の電位と前記正相側受信回路の閾値との大小関係の入れ替わりを検出するために設けられ、前記正相側受信回路と同一の回路構成を有する正相側検出回路を備え、
前記正相側スイッチ回路は、前記正相側検出回路の出力信号の立ち上がり変化に応答してオンし、前記正相側検出回路の出力信号の立ち下がり変化に応答してオフし、
前記逆相側駆動回路は、前記逆相側信号線の電位と前記逆相側受信回路の閾値との大小関係の入れ替わりを検出するために設けられ、前記逆相側受信回路と同一の回路構成を有する逆相側検出回路を備え、
前記逆相側スイッチ回路は、前記逆相側検出回路の出力信号の立ち上がり変化に応答してオンし、前記逆相側検出回路の出力信号の立ち下がり変化に応答してオフすることを特徴とする半導体集積回路。
(付記18)
付記15記載の半導体集積回路において、
前記正相側受信回路は、前記状態遷移回路の第1動作状態から第2動作状態への遷移に応答して前記低電源線からの電位供給を遮断する正相側遮断回路を備え、
前記逆相側受信回路は、前記状態遷移回路が第2動作状態から第1動作状態への遷移に応答して前記低電源線からの電位供給を遮断する逆相側遮断回路を備えることを特徴とする半導体集積回路。
Claims (3)
- 信号線と、
入力信号に応じて前記信号線を駆動する駆動回路と、
前記信号線の電位が閾値より大きいときに出力信号を低電源線の電位に設定し、前記信号線の電位が閾値より小さいときに出力信号を高電源線の電位に設定する受信回路とを備え、
前記駆動回路は、
ソースが前記信号線に接続され、ドレインが前記低電源線に接続され、ゲートが入力信号を受ける第1p型トランジスタと、
ソースが前記信号線に接続され、ドレインが前記高電源線に接続され、ゲートが入力信号を受ける第1n型トランジスタと、
ドレインが前記信号線に接続され、ゲートが入力信号の反転信号を受ける第2n型トランジスタと、
ドレインが前記信号線に接続され、ゲートが入力信号の反転信号を受ける第2p型トランジスタと、
前記第2n型トランジスタのソースと前記低電源線との間に設けられ、前記信号線の電位が前記受信回路の閾値を上回るのに伴ってオンし、前記信号線の電位が前記受信回路の閾値を下回るのに伴ってオフする第1スイッチ回路と、
前記第2p型トランジスタのソースと前記高電源線との間に設けられ、前記信号線の電位が前記受信回路の閾値を下回るのに伴ってオンし、前記信号線の電位が前記受信回路の閾値を上回るのに伴ってオフする第2スイッチ回路とを備えることを特徴とする半導体集積回路。 - 請求項1記載の半導体集積回路において、
前記駆動回路は、前記信号線の電位と前記受信回路の閾値との大小関係の入れ替わりを検出するために設けられ、前記受信回路と同一の回路構成を有する検出回路を備え、
前記第1スイッチ回路は、前記検出回路の出力信号の立ち下がり変化に応答してオンし、前記検出回路の出力信号の立ち上がり変化に応答してオフし、
前記第2スイッチ回路は、前記検出回路の出力信号の立ち上がり変化に応答してオンし、前記検出回路の出力信号の立ち下がり変化に応答してオフすることを特徴とする半導体集積回路。 - 請求項1または請求項2記載の半導体集積回路において、
前記受信回路は、動作停止要求に応答して前記低電源線および前記高電源線からの電位供給を遮断する遮断回路を備えることを特徴とする半導体集積回路。
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