JP5332802B2 - 低速ドライバ回路 - Google Patents

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    • H03K19/0185Coupling arrangements; Interface arrangements using field effect transistors only
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    • H03K19/018521Interface arrangements of complementary type, e.g. CMOS

Description

本発明は,出力の立ち上がりと立ち下がりが遅い低速ドライバ回路に関する。
低速ドライバ回路は,ドライバ自身の出力インピーダンスを下げることなく,出力信号の立ち上がりと立ち下がりのスルーレートを低くまたは遅く(立ち上がりと立ち下がりの傾斜が緩やか)したドライバ回路であり,例えば,USBデバイスやI2Cの出力ドライバ回路に適用される。USBデバイスやI2Cは,出力ドライバの出力インピーダンスを低くすることなく出力信号のスルーレートを遅くする通信規格である。
通常のCMOSトランジスタによる出力ドライバ回路では出力信号の立ち上がりと立ち下がりが速すぎて,スルーレートを十分遅くすることができない。そこで,低速ドライバ回路は,出力トランジスタを駆動するプリバッファ回路のスルーレートを遅くする構成を有する。すなわち,最終段のCMOS出力トランジスタのゲートをそれぞれ駆動するプリバッファ回路に電流を所定の値に制限した電流源を設け,プリバッファ回路の出力の立ち上がりと立ち下がりを遅くしている。その結果,プリバッファ回路の出力信号で駆動される最終段のCMOS出力トランジスタの駆動能力が抑制され,その出力のスルーレートを遅くすることができる。
上記の低速ドライバ回路は,たとえば,以下の特許文献1,2に記載されている。
特開2003−309460号公報 特開2008−205768号公報
プリバッファ回路の電流源は,例えばミラー回路などにより構成される。しかしながら,プロセスばらつきに起因するトランジスタの閾値のばらつきに依存して,電流源の電流値がばらつき,プリバッファ回路のスルーレートがばらつく。その結果,最終段のCMOSトランジスタの動作もばらつき,適正な立ち上がり及び立ち下がり波形や遅延時間特性を有する出力信号を生成することができない。
例えば,USBデバイスのドライバ回路は,1対のドライバ回路で差動信号を生成し相手側のUSBデバイスにそれを転送する。差動信号は,所定のアイパターンであることが規格上規定されており,ドライバ回路の出力波形が適正でないと,アイパターンの規格を満たすこともできなくなる。
そこで,本発明の目的は,プロセスばらつきによる動作特性の変動を抑制した低速ドライバ回路を提供することにある。
開示のドライバ回路の第1の側面によれば,入力信号に応答して出力端子を駆動するドライバ回路において,前記出力端子と基準電圧との間に設けられた第2導電型の出力トランジスタと,前記入力信号に応答して前記出力トランジスタのゲートを駆動するプリバッファ回路とを有し,前記プリバッファ回路は,前記入力信号がゲートに供給され前記出力トランジスタのゲートを駆動する第1導電型の第6のトランジスタと前記第2導電型の第7のトランジスタと,前記第6のトランジスタと電源電圧との間に設けられた電流源と,前記基準電圧と第7のトランジスタとの間に設けられダイオード接続された前記第2導電型の第8のトランジスタとを有することを特徴とするドライバ回路。
第1の側面によれば,低速のドライバ回路において,プロセスばらつきによる動作特性の変動を抑制することができる。
一般的な低速ドライバ回路を示す図である。 従来の出力ドライバ回路の構成図である。 図2の出力ドライバ回路の動作を示すタイミングチャート図である。 第1の実施の形態における出力ドライバ回路12を示す図である。 図4のドライバ回路12の動作を示すタイミングチャート図である。 第2の実施の形態における出力ドライバ回路を示す図である。 図6の出力ドライバ回路の動作を示すタイミングチャート図である。 第3の実施の形態における出力ドライブ回路を示す図である。 図8の第3の実施の形態における出力ドライブ回路の動作を示すタイミングチャート図である。 図8の第3の実施の形態における出力ドライブ回路の動作を示すタイミングチャート図である。 図4の第1の実施の形態をI2Cに適用した場合の出力ドライバ回路を示す図である。 図6の第2の実施の形態をI2Cに適用した場合の出力ドライバ回路を示す図である。 図8の第3の実施の形態をI2Cに適用した場合の出力ドライバ回路を示す図である。
図1は,一般的な低速ドライバ回路を示す図である。この例はUSBデバイスに適用される例であり,例えば,ホストコンピュータ側のUSBデバイス10と周辺機器側のUSBデバイス20とは,伝送線路30,32で接続されている。ホストコンピュータ側のUSBデバイス10は,1対の出力ドライバ回路12,14と,差動入力バッファ回路16と,シングルエンド信号用の入力バッファ回路15,17とを有し,入出力端子18,19が伝送線路30,32にそれぞれ接続される。また,周辺機器側のUSBデバイス20は,1対の出力ドライバ回路24,26と,差動入力バッファ回路22と,シングルエンド信号用の入力バッファ回路25,27とを有し,入出力端子28,29が伝送線路30,32にそれぞれ接続される。
1対の出力ドライバ回路12,14は,互いに逆相の出力信号を出力し,差動入力バッファ回路22はその差動信号を入力する。逆に,1対の出力ドライバ回路24,26は,互いに逆相の出力信号を出力し,差動入力バッファ回路16はその差動信号を入力する。したがって,伝送線路30,32は,双方向に信号が伝搬し,ホストコンピュータ側からはデータDATA1が,周辺機器側からはデータDATA2が,それぞれ相手側に供給される。
入力バッファ回路15,17,25,27は,シングルエンド信号を入力する入力バッファ回路である。
出力ドライバ回路12は,PチャネルトランジスタP1とNチャネルトランジスタN2とからなりそれらの接続点に出力信号を生成するメインドライバ回路と,それらのトランジスタP1,N2のゲートをそれぞれ駆動するプリバッファ回路とを有する。
出力トランジスタP1のゲートのノードNd1を駆動するプリバッファ回路は,ゲートが共通接続されたPチャネルトランジスタP3とNチャネルトランジスタN4と,ゲートが所定の電圧V1に接続されたNチャネルトランジスタN5とを有する。トランジスタN5は電流値が所望の電流に制限された電流源であり,これにより,ノードNd1の立ち下がりのスルーレートが小さく制限され,トランジスタP1の電流量の変化を小さくして電流量を過渡的に制限することができる。
同様に,出力トランジスタN1のゲートのノードNd2を駆動するプリバッファ回路は,ゲートが共通接続されたPチャネルトランジスタP6とNチャネルトランジスタN7と,ゲートが所定の電圧V2に接続されたPチャネルトランジスタP8とを有する。トランジスタP8は電流値が所望の電流に制限された電流源であり,これにより,ノードNd2の立ち上がりのスルーレートが小さく制限され,トランジスタN2の電流量の変化を小さくして電流量を過渡的に制限することができる。逆相側の出力ドライバ回路14も,出力ドライバ回路12とおなじ構成である。
そして,データDATA1がHレベルの場合は,ノードNd1,Nd2が共にLレベルになり,トランジスタP1がオン(導通),N2がオフ(非導通)になり,入出力端子18の出力信号OUTはHレベルになる。その場合,出力端子19の出力信号はその逆相のLレベルになる。電流源トランジスタN5によりノードNd1の立ち下がりのスルーレートが小さいので,トランジスタP1の電流量が過渡的に小さく制限される結果,出力信号OUTの立ち上がりのスルーレートを小さくすることができる。この場合,ノードNd2の立ち下がりのスルーレートは十分に大きく急峻に立ち下がる。
一方,データDATA1がLレベルの場合は,ノードNd1,Nd2が共にHレベルになり,トランジスタP1はオフ,N2はオンになり,出力信号OUTはLレベルになる。この場合も,ノードNd2の立ち上がりのスルーレートが小さいので,トランジスタN2の電流量が過渡的に小さく制限され,出力信号OUTの立ち下がりのスルーレートを小さくすることができる。この場合,ノードNd1の立ち上がりのするーレートは十分に大きい。
また,出力ドライバ回路がI2Cに適用される場合は,出力トランジスタは図1のようなプッシュプル構成ではなく,トランジスタP1とその出力ドライバ回路P3,N4,N5は設けられておらず,出力端子18はオープンドレイン構成になっている。ただし,伝送線路30はプルアップ抵抗を介して高い電源Vddに接続されている。もしくは,図1の出力トランジスタP1が常時オフになるように制御される構成の場合もある。したがって,I2Cに適用される出力ドライバ回路の場合は,トランジスタN2とその出力ドライバ回路P8,P6,N7とで構成され,トランジスタN2の電流量の変化を小さくしてその電流量を過渡的に制限する。
図2は,従来の出力ドライバ回路の構成図である。この出力ドライバ回路12は,前述の特許文献2に開示されたものである。ノードNd1を駆動するプリバッファP3,N4,N5に,補助NチャネルトランジスタN10が設けられ,ノードNd1の電源電圧VddからVdd−Vthp(VthpはPチャネルトランジスタP1の閾値)までの立ち下がり速度を速くしている。さらに,補助トランジスタN10がノードNd1がVdd−Vthpに達したことを検知して補助トランジスタN10をオフにする検知回路33が設けられている。この検知回路33は,ノードNd1がHレベルの間はトランジスタP12がオフ状態になり,インバータIN14を介してトランジスタN10のゲートをHレベルにして補助トランジスタN10をオン可能状態にしている。ただし,ノードNd1がHレベルの間はトランジスタN4がオフ状態である。
同様に,ノードNd2を駆動するプリバッファP6,N7,P8に,補助PチャネルトランジスタP11が設けられ,ノードNd2のグランド電圧VssからVss+Vthn(VthnはNチャネルトランジスタN2の閾値)までの立ち上がり速度を速くしている。さらに,補助トランジスタP11をオフにする検知回路34が設けられている。この検知回路34の動作は,検知回路33と逆の関係になる。
図3は,図2の出力ドライバ回路12の動作を示すタイミングチャート図である。この図では,時間t1でデータDATAがHレベルからLレベルに立ち下がっている。これに応答して,ノードNd1,Nd2はグランド電圧Vssから電源電圧Vddに立ち上がるが,ノードNd1は急峻に立ち上がり出力トランジスタP1はオフ状態になる。一方,ノードNd2はVssからVss+Vthnまでの間は補助トランジスタP11の電流L2とトランジスタP8の電流L1とにより急峻に立ち上がり,検出回路34がノードNd2がVss+Vthnに達したことを検出して補助トランジスタP11をオフ状態にする。そのため,ノードNd2がVss+VthnからVddまでの間は低いスルーレートで上昇する。このように,ノードNd2のVss+Vthnまでの立ち上がりを速くすることで,出力トランジスタN2が導通するタイミングが時間t1から遅れることを防止している。
時間t2でデータDATAはLレベルからHレベルに立ち上がっている。これに応答して,ノードNd2は急峻に立ち下がり出力トランジスタN2はオフ状態になる。一方,ノードNd1はVddからVdd−Vthpまでの間は補助トランジスタN10の電流L4が電流L3に加わり,ノードNd1の立ち下がりは急峻になる。しかし,検出回路33がノードNd1がVdd−Vthpに達したことを検出して補助トランジスタN10をオフ状態にするので,その後のノードNd1の立ち下がりのスルーレートは小さくなる。これにより,出力トランジスタP1が導通するタイミングが時間t2から遅れることを防止している。
図2に示したドライバ回路12では,第1に,検出回路33においてトランジスタP12と抵抗R13とに常時電流が発生し,検出回路34においても抵抗R15とトランジスタN16とに常時電流が発生し,消費電流が大きい。
第2に,プロセスばらつきに起因してトランジスタN10の閾値のばらつきと抵抗R13の抵抗値のばらつきが発生し,トランジスタN10がオフするタイミングにばらつきが生じる。その結果,出力トランジスタP1のゲートのノードNd1の立ち下がり特性36(図3中)が上下にばらつく。同様に,プロセスばらつきに起因してトランジスタP11の閾値のばらつきと抵抗R15の抵抗値のばらつきが発生し,トランジスタP11がオフするタイミングにばらつきが生じる。その結果,出力トランジスタN2のゲートのノードNd2の立ち上がり特性38(図3中)が上下にばらつく。このような特性36,38の上下へのばらつきは,出力トランジスタP1,N2によるスルーレートのばらつきや遅延時間の変動を招き,差動の出力信号OUTの信号品質を低下させる。
図4は,第1の実施の形態における出力ドライバ回路12をバスのドライバに適用した例を示す図である。出力ドライバ回路12,26と,入力バッファ回路25,15と,入出力端子18,28と,伝送線路30の関係は,図1と同様である。
この実施の形態の出力ドライバ回路12は,図1の回路と同様に,電源電圧Vddと基準電圧Vssとの間に直列に設けられたPチャネルの第1のトランジスタP1とNチャネルの第2のトランジスタN2とを有し,第1,第2のトランジスタの接続点が出力端子OUTである出力トランジスタ回路と,第1のトランジスタP1のゲートのノードNd1を駆動する第1のプリバッファ回路と,第2のトランジスタN2のゲートのノードNd2を駆動する第2のプリバッファ回路とを有する。
第1のプリバッファ回路PR1は,データ信号DATA1がNORゲート41を介してゲートに供給され第1のトランジスタP1のゲートNd1を駆動するPチャネルの第3のトランジスタP3とNチャネルの第4のトランジスタN4と,第4のトランジスタN4と基準電圧Vssとの間に設けられた電流源トランジスタN5と,電源電圧Vddと第3のトランジスタP3との間に設けられダイオード接続されたPチャネルの第5のトランジスタP21とを有する。
また,第2のプリバッファ回路PR2は,データ信号DATA1がNANDゲート42を介してゲートに供給され第2のトランジスタN2のゲートNd2を駆動するPチャネルの第6のトランジスタP6とNチャネルの第7のトランジスタN7と,第6のトランジスタP6と電源電圧Vddとの間に設けられた電流源トランジスタP8と,基準電圧Vssと第7のトランジスタN7との間に設けられダイオード接続されたNチャネルの第8のトランジスタN22とを有する。
すなわち,図4のドライバ回路12は,図1のドライバ回路12において,ゲートとドレイン間を接続したダイオード接続のトランジスタP21とN22とが,プリバッファ回路PR1,PR2にそれぞれ設けられた構成である。このダイオード接続のトランジスタP21を設けることにより,ノードNd1をVdd−VthpとVssとの間に制限することができ,図2のようにノードNd1を電源電圧VddからVdd−Vthpまで高速に立ち下げる動作を利用しなくて良いことになる。同様に,ダイオード接続のトランジスタN22を設けることにより,ノードNd2をVddとVss+Vthnとの間に制限することができ,図2のようにノードNd2を基準電圧VssからVss+Vthnまで高速に立ち上げる動作を利用しなくて良いことになる。
図5は,図4のドライバ回路12の動作を示すタイミングチャート図である。NORゲート41とNANDゲート42により図3とはデータ信号DATA1の極性が逆の関係になっている。図3と対比すると理解できるとおり,ダイオード接続のトランジスタP21を設けることにより,ノードNd1をVdd−VthpとVssとの間に制限している。したがって,ノードNd1の立ち下がり特性36のばらつきは抑制される。同様に,ダイオード接続のトランジスタN22を設けることにより,ノードNd2をVddとVss+Vthnとの間に制限している。したがって,ノードNd2の立ち上がり特性38のばらつきは抑制される。
図4のドライバ回路12では,出力トランジスタP1とダイオード接続トランジスタP21とが,共に,チャネルとソースが電源電圧Vddに直接接続されているので,同じV−I特性(ゲート電圧Vgに対するドレイン電流Idの関係特性)で動作する。しかも,これらのトランジスタの閾値電圧Vthpのばらつきは同じ方向にばらつくのが一般的である。そのため,時間t1−t2の間では,ノードNd1の電位はVdd−Vthpに維持され出力トランジスタP1は非導通状態にされ,時間t2後のノードNd1の立ち下がり特性36に応答して出力トランジスタP1が導通状態に遷移する。
同様に,出力トランジスタN2とダイオード接続トランジスタN22とが,共に,チャネルとソースが基準電圧Vssに直接接続されているので,同じV−I特性で動作する。しかも,これらのトランジスタの閾値電圧Vthnのばらつきは同じ方向にばらつくのが一般的である。そのため,時間t1の前や時間t2後では,ノードNd2の電位はVss+Vthnに維持され出力トランジスタN2は非導通状態にされ,時間t1後のノードNd2の立ち上がり特性38に応答して出力トランジスタN2が導通状態に遷移する。
このように,図4のドライバ回路によれば,出力トランジスタP1,N2の非導通状態から導通状態への遷移動作が,トランジスタや抵抗の製造ばらつきに影響を与えることが少なくなる。
図4において,入出力コントローラ40は,出力データ信号DATA1と,ハイインピーダンス制御信号HiZ_CTRLとを出力する。ハイインピーダンス制御信号HiZ_CTRLがLレベルのときは,データ信号DATA1にかかわらず,NORゲート41の出力Nd3がLレベルに固定され,NANDゲート42の出力Nd4がHレベルに固定される。その結果,ノードNd1はHレベル,ノードNd2はLレベルに固定され,出力トランジスタP1,N2は共にオフ状態に固定され,出力OUTはハイインピーダンス状態にされる。つまり,出力ドライバ回路12は出力OUTをハイインピーダンス状態にしてディセーブル状態になる。このとき,相手側のUSBデバイスの出力ドライバ回路26から入力バッファ回路16に信号が送信される。
一方,ハイインピーダンス制御信号HiZ_CTRLがHレベルのときは,データ信号DATA1に依存して,出力トランジスタP1,N2がオン,オフまたはオフ,オンになる。この状態が,出力OUTを駆動するドライバ状態である。このドライバ状態のときは,相手側のUSBデバイスの出力ドライバ回路26はハイインピーダンス状態に制御されている。
上記のハイインピーダンス状態では,ダイオード接続のトランジスタP21,N22を設けたことで,ノードNd1はVdd−Vthpに,ノードNd2はVss+Vthnになる。そのため,出力トランジスタP1,N2を完全なオフ状態にすることができない。
図6は,第2の実施の形態における出力ドライバ回路を示す図である。図4の出力ドライバ回路12と異なる構成は,ダイオード接続トランジスタP21に並列に設けられハイインピーダンス制御信号HiZ_CTRLにより制御されるPチャネルトランジスタP23と,ダイオード接続トランジスタN22に並列に設けられハイインピーダンス制御信号HiZ_CTRLの反転信号により制御されるNチャネルトランジスタN24とである。これらのトランジスタP23,N24は,ハイインピーダンス状態のときに,共にオン状態に制御され,ノードNd1,Nd2を電源電圧Vdd,基準電圧Vssにそれぞれ固定する。これにより,出力トランジスタP1,N2は完全にオフ状態にされる。一方,これらのトランジスタP23,N24は,ドライブ状態の時に共にオフ状態に制御される。
図7は,図6の出力ドライバ回路の動作を示すタイミングチャート図である。時間t1,t2の動作は図5と同じである。そして,時間t3にてハイインピーダンス制御信号HiZ_CTRLがLレベルになり,出力ドライバ回路12はドライブ状態からハイインピーダンス状態にされる。すなわち,時間t3で,ハイインピーダンス制御信号HiZ_CTRLのLレベルに応答して,トランジスタP23とトランジスタN24が共にオン状態になり,ノードNd1は電源電圧Vddに上昇し,ノードNd2は基準電圧Vssに下降している。その結果,出力トランジスタP1,N2は完全にオフ状態になる。
以上のように,第2の実施の形態では,ダイオード接続トランジスタP21,N22に並列にトランジスタP23,N24を設けることで,それらのトランジスタP21,N22を設けたことによるハイインピーダンス状態での動作を改善している。
第2の実施の形態の出力ドライバ回路12は,出力ハイインピーダンス状態から,出力のハイインピーダンス状態が解除されたドライブ状態に切りかわるとき,ノードNd1が電源電圧VddからVdd−Vthpに遷移,または,ノードNd2が基準電圧VssからVss+Vthnに遷移する。いずれのノードが遷移するかは,出力データ信号DATA1のレベルの切り替わり方向に対応する。一方で,一旦ドライブ状態になれば,ハイインピーダンス制御信号HiZ_CTRLがHレベルになり,トランジスタP23,N24はオフ状態になるので,ノードNd1,Nd2は,Vdd−VthpまたはVss+Vthnまでしか上昇または下降しない。すなわち,ドライブ状態では,ノードNd1が電源電圧VddからVdd−Vthpに遷移することもなく,または,ノードNd2が基準電圧VssからVss+Vthnに遷移することもない。
その結果,ハイインピーダンス状態からドライブ状態に切り替わった後の最初の出力データ信号の切り替わり時において,ノードNd1の電源電圧VddからVdd−Vthpへの遷移時間,またはノードNd2の基準電圧VssからVss+Vthnへの遷移時間が,出力OUTの遷移開始時間の遅れを招く。また,ノードNd1,Nd2の遷移時間が電流源トランジスタの特性ばらつきに起因してばらつき,出力OUTの遷移開始時間のばらつきも招く。
図8は,第3の実施の形態における出力ドライブ回路を示す図である。第3の実施の形態では,上記のハイインピーダンス状態からドライブ状態に切り替わった後の最初の出力データ信号の切り替わり時における不適切な動作を改善する。
図8の出力ドライブ回路12は,図6の出力ドライブ回路の構成に加えて,補助トランジスタN10,P11を有する補助回路32と,それらの導通と遮断を制御する検出回路33A,33Bとを有する。すなわち,出力トランジスタP1のゲートのノードNd1を駆動するプリバッファ回路PR1は,ノードNd1の立ち下がりのスルーレートを制御する電流源トランジスタN5に並列に,補助トランジスタN10と,その補助トランジスタN10のゲートを制御する検出回路33Aとを有する。検出回路33Aは,図2の検出回路のトランジスタP12,抵抗R13,インバータIN14に加えて,補助回路制御信号Sup_CTRLにより制御されるトランジスタP32,N31を有する。
補助回路制御信号Sup_CTRLがディセーブル状態(Lレベル)のときは,これらのトランジスタP32,N31はそれぞれオン,オフとなり,インバータIN14の出力をLレベルにして,補助トランジスタN10をオフにする。一方,補助回路制御信号Sup_CTRLがイネーブル状態(Hレベル)のときは,これらのトランジスタP32,N31はそれぞれオフ,オンとなり,ノードNd1がHレベルであればトランジスタP12もオフであり,インバータIN14の出力がHレベルになり,補助トランジスタN10がオンになり,ノードNd1の立ち下げを高速に行う。ただし,ノードNd1がVdd−Vthpに達するとトランジスタP12がオンになりインバータIN14の出力がLレベルになり,補助トランジスタN10はオフになる。トランジスタP12のオン電流は,トランジスタN31と抵抗R13の電流に打ち勝つ程度に大きく,インバータIN14の出力をLレベルにする。
同様に,出力トランジスタN2のゲートのノードNd2を駆動するプリバッファ回路PR2は,ノードNd2の立ち上がりのスルーレートを制御する電流源トランジスタP8に並列に,補助トランジスタP11と,その補助トランジスタP11のゲートを制御する検出回路34Aとを有する。検出回路34Aは,図2の検出回路のトランジスタN16,抵抗R15,インバータIN17に加えて,補助回路制御信号Sup_CTRLにより制御されるトランジスタP33,N34を有する。
補助トランジスタP11と検出回路34Aの動作は,プリバッファ回路PR1と逆になる。すなわち,補助回路制御信号Sup_CTRLがディセーブル状態(Lレベル)のときは,インバータ44により,トランジスタP33,N34はそれぞれオフ,オンとなり,インバータIN17の出力をHレベルにして,補助トランジスタN10をオフにする。一方,補助回路制御信号Sup_CTRLがイネーブル状態(Hレベル)のときは,インバータ44により,トランジスタP33,N34はそれぞれオン,オフとなり,ノードNd2がLレベルであればトランジスタN16もオフであり,インバータN14の出力がLレベルになり,補助トランジスタP11がオンになり,ノードNd2の立ち上げを高速に行う。ただし,ノードNd2がVss+Vthnに達するとトランジスタN16がオンになりインバータIN17の出力がHレベルになり,補助トランジスタP11はオフになる。トランジスタN16のオン電流は,トランジスタP33と抵抗R15の電流に打ち勝つ程度に大きく,インバータIN17の出力をHレベルにする。
抵抗R13,R15は,例えば,電流源トランジスタN5,P8と同様に,ゲートが所定の電圧に接続されたカレントミラー回路で構成されてもよい。カレントミラー回路構成にすることで,所望の電流を抵抗R13,R15に流すことができる。カレントミラー回路については,前述の特許文献2に開示されており,特許文献2が引用により本明細書に包含される。
図9,図10は,図8の第3の実施の形態における出力ドライブ回路の動作を示すタイミングチャート図である。これらの図では,時間t0でハイインピーダンス制御信号HiZ_CTRLがハイインピーダンス状態のLレベルからドライブ状態のHレベルに切り替わり,ドライブ状態において時間t1,t2で出力データ信号DATA1が切り替わっている。図9は,出力データ信号DATA1が時間t1でLレベルからHレベルに,時間t2でHレベルからLレベルにそれぞれ切り替わっている。また,図10は,出力データ信号DATA1のレベルがその逆になっている。
第3の実施の形態において,補助回路制御信号Sup_CTRLは,(1)ハイインピーダンス状態とドライブ状態にかかわらず常にイネーブル状態(Hレベル)にする,(2)ハイインピーダンス状態ではディセーブル状態(Lレベル)にしドライブ状態では常にイネーブル状態(Hレベル)にする,(3)ハイインピーダンス状態ではディセーブル状態(Lレベル)にしドライブ状態では最初に出力データ信号が切り替わる時間t1までイネーブル状態(Hレベル)にしその後はディセーブル状態(Lレベル)に保つ,のいずれかにする。図9,図10には,補助回路制御信号Sup_CTRLを上記(3)の例を実線で示している。上記(2)の例は一点鎖線で示している。
図9について動作を説明する。時間t0より前のハイインピーダンス状態ではハイインピーダンス制御信号HiZ_CTRLがLレベルであると共に,補助回路制御信号Sup_CTRLがディセーブル状態(Lレベル)になっている。これにより,検出回路33AのトランジスタN31,トランジスタP33が共にオフになり,P12,N31,R13の経路の電流と,R15,P33,N16の経路の電流は遮断され,電流消費がない。
時間t0でハイインピーダンス状態からドライブ状態になるとき,ハイインピーダンス制御信号HiZ_CTRLをHレベルにすると共に,補助回路制御信号Sup_CTRLをイネーブル状態(Hレベル)にする。これにより,トランジスタP23,N4はオフになり,検出回路33A,34Aはイネーブル状態になる。
このとき,データ信号DATA1がLレベルであると,ノードNd3がHレベルになり,プリバッファ回路PR1はノードNd1を電源電圧Vddから立ち下げる。このとき,検出回路33Aがイネーブル状態になっているので,ノードNd1のHレベルによりインバータIN14の出力がHレベルであり,補助トランジスタN10がオンになり,電流源トランジスタN5もオンであるので,ノードNd1が電源電圧VddからVdd−Vthpまで急速に立ち下がり,その後は電流源トランジスタN5のオン電流だけで低いスルーレートで立ち下がる。
一方,プリバッファ回路PR2側では,データ信号DATA1がLレベルであるので,ノードNd4がHレベルであり,ノードNd2はグランド電圧Vssのまま維持される。ただし,検出回路34Aでは,インバータ44の出力がLレベルでありトランジスタP33がオンし,インバータIN17の出力がLレベルになり補助トランジスタP11はオン可能な状態になっている。
時間t1でデータ信号DATA1がLレベルからHレベルに切り替わると,プリバッファ回路PR2側で,ノードNd4がLレベルになりトランジスタP6がオンする。その結果,電流源トランジスタP8と補助トランジスタP11のオン電流により,ノードNd2が基準電圧VssからVss+Vthnまで急速に立ち上がる。ノードNd2がVss+Vthnに達すると,トランジスタN16がオンして,インバータIN17の出力がHレベルになり,補助トランジスタP11はオフになる。その後は,ノードNd2は電流源トランジスタP8のオン電流により小さいスルーレートで立ち上がる。
一方,プリバッファ回路PR1側では,ノードNd1はトランジスタP21,P3によりVdd−Vthpまで急速に立ち上がる。
時間t1でデータ信号DATA1が切り替わった後は,ノードNd1はVdd−VthとVssの間でレベルが上下し,ノードNd2はVss+VthnとVddの間でレベルが上下する。したがって,前述の(3)の例では,補助回路制御信号Sup_CNTLを時間t1後にディセーブル状態(Lレベル)にする。これにより,検出回路33A,34AにおいてトランジスタN31,P33がオフになり,検出回路内の貫通電流は遮断される。さらに,インバータIN14の出力がLレベルになり補助トランジスタN10はオフ状態になり,同様に,インバータIN17の出力がHレベルになり補助トランジスタP11もオフ状態になる。つまり,補助回路32はディセーブル状態になる。
時間t2で再びデータ信号DATA1がHレベルからLレベルに切り替わる。このときの動作は,図7の時間t2での動作と同じである。
ドライブ状態において,検出回路33A,34Aの貫通電流の存在がそれほど問題にならない場合は,前述の(2)の例のように,補助回路制御信号Sup_CTRLをイネーブル状態(Hレベル)に維持しても良い。そのように制御しても,ドライブ状態ではプリバッファ回路PR1側のダイオード接続のトランジスタP21によりノードNd1はVdd−Vthpまでしか上昇しないので,トランジスタP12はオン状態を維持し,インバータIN14の出力がLレベルを維持し補助トランジスタN10はほとんど動作しない。同様に,プリバッファ回路PR2側のダイオード接続のトランジスタN22によりノードNd2はVss+Vthnまでしか下降しないので,トランジスタN16はオン状態を維持し,補助トランジスタP11もほとんど動作しない。
図10の動作では,データ信号DATA1が時間t0ではHレベルであり,時間t1でHレベルからLレベルに切り替わり,時間t2でLレベルからHレベルに切り替わる。したがって,プリバッファ回路PR1,PR2の動作は,図9と逆の関係になる。図10の場合も,時間t0でハイインピーダンス状態からドライブ状態に切り替わり,補助回路制御信号Sup_CTRLがディセーブル状態からイネーブル状態(Hレベル)に切り替わる。それに応答して,プリバッファ回路PR2側で,ノードNd2が基準電圧VssからVss+Vthnまで急速に立ち上がり,その後低いスルーレートで立ち上がる。一方,時間t1でデータ信号DATA1がHレベルからLレベルに切り替わると,プリバッファ回路PR1側で,ノードNd1が電源電圧VddからVdd−Vssに急速に立ち下がり,その後低いスルーレートで立ち下がる。
時間t1の後に,補助回路制御信号Sup_CTRLがディセーブル状態(Lレベル)に切り換えられて補助トランジスタN10,P11が共にオフになっても,ダイオード接続のトランジスタP21,N22により,ノードNd1はVdd−VthとVss間を上下し,ノードNd2はVddとVss+Vth間を上下する。
上記と同様に,ドライブ状態において,補助回路制御信号Sup_CTRLはイネーブル状態(Hレベル)に維持されてもよい。ただし,その場合は,検出回路33A,34Aに貫通電流が流れる。
さらに,上記の(1)の例にあるとおり,検出回路33A,34Aが常時イネーブル状態にしてもよい。その場合は,図2の検出回路33,34を33A,34Aの代わりに用いても良い。
上記の通り,第3の実施の形態によれば,ハイインピーダンス状態からドライブ状態に切り替わった最初のデータ信号の切り替わりにおいても,ノードNd1,Nd2のVdd−Vthまでの立ち下がりまたはVss+Vthnまでの立ち上がりを高速化できるので,出力OUTの遷移開始タイミングが遅延することが回避される。
図11は,図4の第1の実施の形態をI2Cに適用した場合の出力ドライバ回路を示す図である。I2Cの場合は,出力端子がオープンドレイン構成である。よって,図11の出力ドライバ回路は,図4のトランジスタP1とそのプリバッファ回路PR1が設けられていない。その代わりに,伝送線路30がプルアップ抵抗Rpulを介して電源Vddに接続されている。それにより,トランジスタN2がオンになれば出力OUTはLレベル,トランジスタN2がオフになれば出力OUTはHレベルになる。プリバッファ回路PR2とトランジスタN2の動作は,図4と同じである。
図12は,図6の第2の実施の形態をI2Cに適用した場合の出力ドライバ回路を示す図である。この例も,同様に,図6のトランジスタP1とそのプリバッファ回路PR1が設けられていない。その代わりにプルアップ抵抗Rpulが設けられている。プリバッファ回路PR2とトランジスタN2の動作は,図6と同じである。
図13は,図8の第3お実施の形態をI2Cに適用した場合の出力ドライバ回路を示す図である。この例も,同様に,図8のトランジスタP1とそのプリバッファ回路PR1が設けられていない。その代わりにプルアップ抵抗Rpulが設けられている。プリバッファ回路PR2とトランジスタN2の動作は,図8と同じである。
図4,6,8において,出力トランジスタP1を常時オフ状態にして実質的にオープンドレイン構成にした出力ドライブ回路も,I2Cに適用することができる。
以上説明したとおり,上記の実施の形態によれば,低速ドライブ回路において,トランジスタの特性ばらつきによる出力信号の立ち上がり及び立ち下がり特性のばらつきを抑制することができる。
以上の実施の形態をまとめると,次の付記のとおりである。
(付記1)
入力信号に応答して出力端子を駆動するドライバ回路において,
電源電圧(Vdd)と基準電圧(Vss)との間に直列に設けられた第1導電型の第1のトランジスタ(P1)と第2導電型の第2のトランジスタ(N2)とを有し,前記第1,第2のトランジスタの接続点が前記出力端子である出力トランジスタ回路と,
前記入力信号に応答して前記第1のトランジスタ(P1)のゲートを駆動する第1のプリバッファ回路と,
前記入力信号に応答して前記第2のトランジスタ(N2)のゲートを駆動する第2のプリバッファ回路とを有し,
前記第1のプリバッファ回路は,前記入力信号がゲートに供給され前記第1のトランジスタ(P1)のゲートを駆動する前記第1導電型の第3のトランジスタ(P3)と前記第2導電型の第4のトランジスタ(N4)と,前記第4のトランジスタと前記基準電圧(Vss)との間に設けられた第1の電流源(N5)と,前記電源電圧(Vdd)と第3のトランジスタ(P3)との間に設けられダイオード接続された前記第1導電型の第5のトランジスタ(P21)とを有し,
前記第2のプリバッファ回路は,前記入力信号がゲートに供給され前記第2のトランジスタ(N2)のゲートを駆動する前記第1導電型の第6のトランジスタ(P6)と前記第2導電型の第7のトランジスタ(N7)と,前記第6のトランジスタと前記電源電圧(Vdd)との間に設けられた第2の電流源(P8)と,前記基準電圧(Vss)と第7のトランジスタ(N7)との間に設けられダイオード接続された前記第2導電型の第8のトランジスタ(N22)とを有することを特徴とするドライバ回路。
(付記2)
付記1において,
出力ハイインピーダンス状態時に,前記第1のトランジスタ(P1)と第2のトランジスタ(N2)とは共にオフ状態になり,出力ドライブ状態時に,前記第1のトランジスタ(P1)と第2のトランジスタ(N2)とは,前記入力信号のレベルに応じて,オン状態とオフ状態もしくはオフ状態とオン状態になり,
前記第1のプリバッファ回路は,さらに,前記電源電圧(Vdd)と第3のトランジスタ(P3)との間に前記第5のトランジスタ(P21)と並列に設けられ,前記出力ハイインピーダンス状態時に導通し出力ドライブ状態時に非導通する前記第1導電型の第9のトランジスタ(P23)を有し,
前記第2のプリバッファ回路は,さらに,前記基準電圧(Vss)と第7のトランジスタ(N7)との間に前記第8のトランジスタ(N22)と並列に設けられ,前記出力ハイインピーダンス状態時に導通し出力ドライブ状態時に非導通する前記第2導電型の第10のトランジスタ(N24)を有することを特徴とするドライバ回路。
(付記3)
付記2において,
前記出力ハイインピーダンス状態時に,前記第1のトランジスタ(P1)のゲートは前記電源電圧(Vdd)に維持され,前記第2のトランジスタ(N2)のゲートは前記基準電圧(Vss)に維持されることを特徴とするドライバ回路。
(付記4)
付記1または2において,
出力ハイインピーダンス状態時に,前記第1のトランジスタ(P1)と第2のトランジスタ(N2)とは共にオフ状態になり,出力ドライブ状態時に,前記第1のトランジスタ(P1)と第2のトランジスタ(N2)とは,前記入力信号のレベルに応じて,オン状態とオフ状態もしくはオフ状態とオン状態になり,
前記第1のプリバッファ回路は,さらに,前記第1の電流源(N5)に並列に設けられた前記第2導電型の第1の補助トランジスタ(N10)と,前記第1のトランジスタのゲートの電位が前記電源電圧(Vdd)の電位から前記第1導電型のトランジスタの閾値電圧低い電位まで低下する時に前記第1の補助トランジスタをオンにし,前記閾値電圧低い電位よりさらに低くなると前記第1の補助トランジスタをオフにする第1の検出回路(33A)とを有し,
前記第2のプリバッファ回路は,さらに,前記第2の電流源(P8)に並列に設けられた前記第1導電型の第2の補助トランジスタ(P11)と,前記第2のトランジスタのゲートの電位が前記基準電圧(Vss)の電位から前記第2導電型のトランジスタの閾値電圧高い電位まで上昇する時に前記第2の補助トランジスタをオンにし,前記閾値電圧高い電位よりさらに高くなると前記第2の補助トランジスタをオフにする第2の検出回路(34A)とを有することを特徴とするドライバ回路。
(付記5)
付記4において,
前記第1,第2の検出回路(33A,34A)は,前記出力ハイインピーダンス状態から出力ドライブ状態に切り替わってから少なくとも前記入力信号が最初に切り替わる時は,イネーブル状態に制御され,前記第1,第2の補助トランジスタのオン,オフを制御することを特徴とするドライバ回路。
(付記6)
付記5において,
前記第1,第2の検出回路は,前記出力ハイインピーダンス状態から出力ドライブ状態に切り替わってから前記入力信号が最初に切り替わった後は,ディセーブル状態に制御され,前記第1,第2の補助トランジスタはオフに維持されることを特徴とするドライバ回路。
(付記7)
付記5において,
前記第1,第2の検出回路は,前記出力ハイインピーダンス状態から出力ドライブ状態に切り替わってから前記入力信号が最初に切り替わった後も,イネーブル状態に制御されることを特徴とするドライバ回路。
(付記8)
付記5において,
前記第1,第2の検出回路は,前記出力ハイインピーダンス状態では,ディセーブル状態に制御され,前記出力ドライブ状態に切り替わるときに,イネーブル状態に切り換えられることを特徴とするドライバ回路。
(付記9)
付記1において,
前記第1,第2の電流源は,カレントミラー回路により所定の電流値に設定されていることを特徴とするドライバ回路。
(付記10)
付記1において,
前記第1のトランジスタと第5のトランジスタは,チャネルとソースとが前記電源電圧に直接接続され,
前記第2のトランジスタと第8のトランジスタは,チャネルとソースとが前記基準電圧に直接接続されていることを特徴とするドライバ回路。
(付記11)
入力信号に応答して出力端子を駆動するドライバ回路において,
電源電圧(Vdd)と基準電圧(Vss)との間に直列に設けられた第1導電型の第1のトランジスタ(P1)と第2導電型の第2のトランジスタ(N2)とを有し,前記第1,第2のトランジスタの接続点が前記出力端子である出力トランジスタ回路と,
前記入力信号に応答して前記第1のトランジスタ(P1)のゲートを駆動する第1のプリバッファ回路と,
前記入力信号に応答して前記第2のトランジスタ(N2)のゲートを駆動する第2のプリバッファ回路とを有し,
前記第1のプリバッファ回路の前記電源電圧側に第1の導電型の第1のダイオード接続トランジスタを有し,前記第1のトランジスタと第1のダイオード接続トランジスタとは,そのチャネルとソースが直接前記電源電圧に接続され,
前記第2のプリバッファ回路の前記基準電圧側に第2導電型の第2のダイオード接続トランジスタを有し,前記第2のトランジスタと第2のダイオード接続トランジスタとは,そのチャネルとソースが直接前記基準電圧に接続されていることを特徴とするドライバ回路。
(付記12)
入力信号に応答して出力端子を駆動するドライバ回路において,
前記出力端子と基準電圧(Vss)との間に設けられた第2導電型の出力トランジスタ(N2)と,
前記入力信号に応答して前記出力トランジスタ(N2)のゲートを駆動するプリバッファ回路とを有し,
前記プリバッファ回路は,前記入力信号がゲートに供給され前記出力トランジスタ(N2)のゲートを駆動する第1導電型の第6のトランジスタ(P6)と前記第2導電型の第7のトランジスタ(N7)と,前記第6のトランジスタと電源電圧(Vdd)との間に設けられた電流源(P8)と,前記基準電圧(Vss)と第7のトランジスタ(N7)との間に設けられダイオード接続された前記第2導電型の第8のトランジスタ(N22)とを有することを特徴とするドライバ回路。
(付記13)
付記12において,
出力ハイインピーダンス状態時に,前記出力トランジスタ(N2)はオフ状態になり,出力ドライブ状態時に,前記出力トランジスタ(N2)は,前記入力信号のレベルに応じて,オン状態もしくはオフ状態になり,
前記プリバッファ回路は,さらに,前記基準電圧(Vss)と第7のトランジスタ(N7)との間に前記第8のトランジスタ(N22)と並列に設けられ,前記出力ハイインピーダンス状態時に導通し出力ドライブ状態時に非導通する前記第2導電型の第10のトランジスタ(N24)を有することを特徴とするドライバ回路。
(付記14)
付記13において,
前記出力ハイインピーダンス状態時に,前記出力トランジスタ(N2)のゲートは前記基準電圧(Vss)に維持されることを特徴とするドライバ回路。
(付記15)
付記12または13において,
出力ハイインピーダンス状態時に,出力トランジスタ(N2)はオフ状態になり,出力ドライブ状態時に,前記出力トランジスタ(N2)は,前記入力信号のレベルに応じて,オン状態もしくはオフ状態になり,
前記プリバッファ回路は,さらに,前記電流源(P8)に並列に設けられた前記第1導電型の補助トランジスタ(P11)と,前記出力トランジスタのゲートの電位が前記基準電圧(Vss)の電位から前記第2導電型のトランジスタの閾値電圧高い電位まで上昇する時に前記補助トランジスタをオンにし,前記閾値電圧高い電位よりさらに高くなると前記補助トランジスタをオフにする検出回路(34A)とを有することを特徴とするドライバ回路。
(付記16)
付記15において,
前記検出回路(34A)は,前記出力ハイインピーダンス状態から出力ドライブ状態に切り替わってから少なくとも前記入力信号が最初に切り替わる時は,イネーブル状態に制御され,前記補助トランジスタのオン,オフを制御することを特徴とするドライバ回路。
(付記17)
付記16において,
前記検出回路は,前記出力ハイインピーダンス状態から出力ドライブ状態に切り替わってから前記入力信号が最初に切り替わった後は,ディセーブル状態に制御され,前記補助トランジスタはオフに維持されることを特徴とするドライバ回路。
(付記18)
付記16において,
前記検出回路は,前記出力ハイインピーダンス状態から出力ドライブ状態に切り替わってから前記入力信号が最初に切り替わった後も,イネーブル状態に制御されることを特徴とするドライバ回路。
P1:第1のトランジスタ N2:第2のトランジスタ
P3:第3のトランジスタ N4:第4のトランジスタ
P21:第5のトランジスタ P6:第6のトランジスタ
N7:第7のトランジスタ N22:第8のトランジスタ
12:ドライバ回路 PR1:第1のプリバッファ回路
PR2:第2のプリバッファ回路 P23:第9のトランジスタ
N24:第10のトランジスタ 32:補助回路
33A:第1の検出回路 34A:第2の検出回路

Claims (10)

  1. 電源電圧と基準電圧との間に直列に設けられた第1導電型の第1のトランジスタと第2導電型の第2のトランジスタとを含み,前記第1,第2のトランジスタの接続点から出力信号を出力する出力トランジスタ回路と,
    入力信号がゲート端子に入力され,前記第1のトランジスタのゲート端子を駆動する前記第1導電型の第3のトランジスタと前記第2導電型の第4のトランジスタと,前記第4のトランジスタと前記基準電圧との間に設けられた第1の電流源と,前記電源電圧と前記第3のトランジスタとの間に設けられダイオード接続された前記第1導電型の第5のトランジスタと,前記電源電圧と前記第3のトランジスタとの間に前記第5のトランジスタと並列に設けられた前記第1導電型の第9のトランジスタとを含む第1のプリバッファ回路と,
    前記入力信号がゲート端子に入力され,前記第2のトランジスタのゲート端子を駆動する前記第1導電型の第6のトランジスタと前記第2導電型の第7のトランジスタと,前記第6のトランジスタと前記電源電圧との間に設けられた第2の電流源と,前記基準電圧と第7のトランジスタとの間に設けられダイオード接続された前記第2導電型の第8のトランジスタと,前記基準電圧と前記第7のトランジスタとの間に前記第8のトランジスタと並列に設けられた前記第2導電型の第10のトランジスタとを含む第2のプリバッファ回路とを有し,
    前記第9および第10のトランジスタは,前記第1のトランジスタと前記第2のトランジスタとが共にオフ状態となる出力ハイインピーダンス状態時に導通され,前記第1のトランジスタと前記第2のトランジスタとが前記入力信号に応じてオン状態とオフ状態もしくはオフ状態とオン状態になる出力ドライブ状態時に非導通となる
    ことを特徴とするドライバ回路。
  2. 前記出力ハイインピーダンス状態時に,前記第1のトランジスタのゲート端子は前記電源電圧に維持され,前記第2のトランジスタのゲート端子は前記基準電圧に維持されることを特徴とする請求項1に記載のドライバ回路。
  3. 前記第1のプリバッファ回路は,さらに,前記第1の電流源に並列に設けられた前記第2導電型の第1の補助トランジスタと,前記第1のトランジスタのゲート端子の電位が前記電源電圧の電位から前記第1導電型のトランジスタの閾値電圧低い電位まで低下する時に前記第1の補助トランジスタをオン状態にし,前記閾値電圧低い電位よりさらに低くなると前記第1の補助トランジスタをオフにする第1の検出回路とを有し,
    前記第2のプリバッファ回路は,さらに,前記第2の電流源に並列に設けられた前記第1導電型の第2の補助トランジスタと,前記第2のトランジスタのゲート端子の電位が前記基準電圧の電位から前記第2導電型のトランジスタの閾値電圧高い電位まで上昇する時に前記第2の補助トランジスタをオン状態にし,前記閾値電圧高い電位よりさらに高くなると前記第2の補助トランジスタをオフ状態にする第2の検出回路とを有することを特徴とする請求項1に記載のドライバ回路。
  4. 前記第1,第2の検出回路は,前記出力ハイインピーダンス状態から前記出力ドライブ状態に切り替わってから少なくとも前記入力信号が最初に切り替わる時にイネーブル状態に制御され,前記第1,第2の補助トランジスタのオン状態,オフ状態を制御することを特徴とする請求項3に記載のドライバ回路。
  5. 前記第1,第2の検出回路は,前記出力ハイインピーダンス状態から前記出力ドライブ状態に切り替わってから前記入力信号が最初に切り替わった後は,ディセーブル状態に制御され,前記第1,第2の補助トランジスタはオフ状態に維持されることを特徴とする請求項4に記載のドライバ回路。
  6. 前記第1,第2の検出回路は,前記出力ハイインピーダンス状態から前記出力ドライブ状態に切り替わってから前記入力信号が最初に切り替わった後も,イネーブル状態に制御されることを特徴とする請求項4に記載のドライバ回路。
  7. 出力端子と基準電圧との間に設けられた第2導電型の出力トランジスタと,
    入力信号がゲート端子に入力され,前記出力トランジスタのゲート端子を駆動する第1導電型の第6のトランジスタと前記第2導電型の第7のトランジスタと,前記第6のトランジスタと電源電圧との間に設けられた電流源と,前記基準電圧と第7のトランジスタとの間に設けられダイオード接続された前記第2導電型の第8のトランジスタと,前記基準電圧と第7のトランジスタとの間に前記第8のトランジスタと並列に設けられた前記第2導電型の第10のトランジスタとを含むプリバッファ回路とを有し,
    前記第10のトランジスタは,前記出力トランジスタがオフ状態となる出力ハイインピーダンス状態時に導通され,前記出力トランジスタが前記入力信号に応じてオン状態もしくはオフ状態になる出力ドライブ状態時に非導通となることを特徴とするドライバ回路。
  8. 前記出力ハイインピーダンス状態時に,前記出力トランジスタのゲート端子は前記基準電圧に維持されることを特徴とする請求項7に記載のドライバ回路。
  9. 前記プリバッファ回路は,さらに,前記電流源に並列に設けられた前記第1導電型の補助トランジスタと,前記出力トランジスタのゲート端子の電位が前記基準電圧の電位から前記第2導電型のトランジスタの閾値電圧高い電位まで上昇する時に前記補助トランジスタをオン状態にし,前記閾値電圧高い電位よりさらに高くなると前記補助トランジスタをオフ状態にする検出回路とを有することを特徴とする請求項7に記載のドライバ回路。
  10. 電源電圧と基準電圧との間に直列に設けられた第1導電型の第1のトランジスタと第2導電型の第2のトランジスタとを含み,前記第1,第2のトランジスタの接続点から出力信号を出力する出力トランジスタ回路と,
    第1入力信号と第2入力信号とに基づいて前記第1のトランジスタのゲート端子を駆動する前記第1導電型の第3のトランジスタおよび前記第2導電型の第4のトランジスタと,前記第4のトランジスタと前記基準電圧との間に設けられた第1の電流源と,前記電源電圧と前記第3のトランジスタとの間に設けられダイオード接続された前記第1導電型の第5のトランジスタと,前記電源電圧と前記第3のトランジスタとの間に前記第5のトランジスタと並列に設けられた前記第1導電型の第9のトランジスタとを含む第1のプリバッファ回路と,
    前記第1入力信号と前記第2入力信号とに基づいて前記第2のトランジスタのゲート端子を駆動する前記第1導電型の第6のトランジスタおよび前記第2導電型の第7のトランジスタと,前記第6のトランジスタと前記電源電圧との間に設けられた第2の電流源と,前記基準電圧と第7のトランジスタとの間に設けられダイオード接続された前記第2導電型の第8のトランジスタと,前記基準電圧と第7のトランジスタとの間に前記第8のトランジスタと並列に設けられた前記第2導電型の第10のトランジスタとを含む第2のプリバッファ回路とを有し,
    前記第9および第10のトランジスタは,前記第2入力信号に基づいて共に導通または共に非導通となる
    ことを特徴とするドライバ回路。
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