JP2005333618A - 出力バッファ回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 スイッチングノイズを抑えながら、動作周波数の向上と出力電圧レベルの維持の双方を達成する出力バッファ回路を提供すること。
【解決手段】 相補的な導電型のトランジスタであり、入力電圧が所定の閾値電圧を超えることにより出力を開始するCMOSインバータ5と、CMOSインバータ5に並列に接続される相補的な導電型のトランジスタであるCMOSインバータ6とを有し、CMOSインバータ5の出力によって、当該出力バッファ回路の出力電圧が出力端子に接続される回路のオン又はオフを示す基準電圧に到達した後に、CMOSインバータ6が出力を開始する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、出力バッファ回路に関し、特に半導体集積回路装置において外部負荷を駆動する出力バッファ回路に関するものである。
出力バッファ回路をLEDのスイッチや大電流ポートとして使用する場合、あるいは外付けメモリ等との通信手段として利用する場合などには、出力バッファ回路に対して動作周波数の向上と、十分な出力電圧レベルの維持の双方が要求される。
出力バッファ回路を構成する出力バッファのサイズを小さくするとトランジスタの容量が小さくなり、動作を高速化して信号伝播遅延時間を小さくすることができる。しかしながら、駆動する外部負荷が大きい場合には、出力電圧を必要なレベルまでスイングすることができず、所要の出力電圧レベルを満足できなくなる。
逆に、トランジスタサイズを大きくすると、所要の出力電圧レベルは満足できても、それを急激にオンさせることによって、過渡電流によるスイッチングノイズの増大や出力波形に生じるリンギングの増大が発生してしまう。一方、緩やかにオンさせるとノイズは低減できるが、信号伝播遅延時間が大きくなって所要の動作周波数を満足できなくなる。
このような、動作周波数の向上と出力電圧レベルの維持という相反する条件に対応するための出力バッファ回路が、従来から提案されている。このうち、複数の出力バッファを並列に接続して構成した出力バッファ回路が特許文献1に開示されている。
特許文献1には、第1のCMOSインバータと第2のCMOSインバータの2つのCMOSインバータを有する出力バッファ回路の働きを、スピード面で必要な部分と出力電圧レベルのスペックに必要な部分とに分けて出力動作を行うことにより、第1のCMOSインバータのダウンサイズによって電源ノイズによる誤動作を抑制することができ、又出力バッファの駆動する負荷が小さいときは、出力バッファのダウンサイズにより、寄生容量が減ることから高速化につながる旨開示されている。また、第2のCMOSインバータの出力により、出力電圧レベルのスペックについても要求の値を達成することができる旨開示されている。さらにまた、第2のCMOSインバータの前段に遅延回路を設けることにより、第1のCMOSインバータが駆動を開始した後に、第2のCMOSインバータが駆動を開始する旨開示されている。
特開平10−75167号公報
特許文献1に開示された出力バッファ回路のように、2つのCMOSインバータの駆動タイミングに時間差を設けることは、スイッチングノイズの低減には効果がある。しかしながら、出力バッファ回路が駆動する外部負荷が大きい場合には、2つのCMOSインバータの駆動タイミングに時間差を設けて動作させるだけでは、信号伝播遅延時間の増加を抑えて所要の動作周波数を満足し、かつ外部負荷の駆動に十分な出力電圧レベル得るためには十分ではなく、以下に述べる課題がある。
2つのCMOSインバータを並列に接続し、2つのCMOSインバータの駆動タイミングに時間差を設けた出力バッファ回路の一例を図4に示す。
図4の出力バッファ回路40では、入力端子INからの入力信号は、インバータ回路であるプリドライバ41乃至44に接続される。プリドライバ41乃至44の出力はそれぞれ、第1のCMOSインバータ45を構成するPチャネルMOSトランジスタP41及びNチャネルMOSトランジスタN41、並びに第2のCMOSインバータ46を構成するPチャネルMOSトランジスタP42及びNチャネルMOSトランジスタN42のゲートに接続される。また、PチャネルMOSトランジスタP41及びP42のソースは電源端子VDDに接続され、ドレインは出力端子OUTに接続される。さらに、NチャネルMOSトランジスタN41及びN42のソースは、接地端子VSSに接続され、ドレインは出力端子OUTに接続される。
また、小さなプリドライバ41及び42によって容量の小さい第1のCMOSインバータ45を駆動して先に電流を流し、後で大きなプリドライバ3及び4によって容量の大きな第2のCMOSインバータ46を駆動して大電流を流す構成である。
図5は、従来の出力バッファ回路40の動作を示す出力波形のグラフである。図5(a)は、入力端子INへの入力信号が“L”(図5では0V)から“H”(図5では+5V)に変化した際のプリドライバ41及び43の出力波形(トランジスタP41及びP42のゲート入力波形)、並びにトランジスタP41及びP42の出力を合成して得られる出力電圧波形を示している。図中のL1がプリドライバ41の出力波形、L2がプリドライバ43の出力波形、OUTがトランジスタP41及びP42の出力を合成して得られる出力波形である。また、Vonは出力バッファ回路に接続される回路がオンとなる基準電圧を表し、VthはCMOSインバータが45及び46が駆動を開始するために必要なゲート電圧の閾値電圧を表している。図5(b)はこのときの、出力電流特性を示したグラフである。
図5に示されるとおり、出力波形OUTがVonレベルに到達する時間T1より前に、L2で示されるプリドライバ43の出力電圧が第2のCMOSインバータ46が出力を開始する閾値電圧Vth以下となっており、第1のCMOSインバータ45と、第1のCMOSインバータ45に遅れて駆動される第2のCMOSインバータ46の双方の出力によって、出力波形OUTがVonレベルに達することになる。このとき、出力バッファ回路40の立ち上がり動作時の電流変化は、図5(b)に示すように、電流のピーク値及び電流変化率が低く抑えられたものとなり、スイッチングノイズの発生を低減することができる。
しかしながら、2つのCMOSインバータの駆動タイミングに時間差を設けた従来の出力バッファ回路において、信号伝播遅延時間を低減するために、プリドライバのサイズを大きくすると出力電圧波形に生じるリンギングが大きくなり、使用が困難になってしまう。従来の出力バッファ回路40において、信号伝播遅延時間を低減するためにプリドライバ43及び44のサイズを大きくした場合の出力波形は、図6の破線に示す形になる。図のように出力電圧波形に生じるリンギングが大きくなってしまう。
以上に述べたように、2つのCMOSインバータの駆動タイミングに時間差を設けた従来の出力バッファ回路では、信号伝播遅延時間を小さくするためにプリドライバを大きくすると、出力信号に生じるノイズが大きくなるため、信号伝播遅延時間を低減による動作周波数の向上が困難であるという課題がある。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、スイッチングノイズ、出力電圧波形のリンギングを抑えながら、動作周波数の向上と出力電圧レベルの維持の双方を達成する出力バッファ回路を提供することを目的とする。
本発明にかかる出力バッファ回路は、相補的な導電型のトランジスタを備え、入力電圧が所定の閾値電圧を超えることにより出力を開始する第1の出力バッファ部と、前記第1の出力バッファ部に並列に接続され、相補的な導電型のトランジスタを備え、入力電圧が所定の閾値電圧を超えることにより出力を開始する第2の出力バッファ部とを有する出力バッファ回路であって、前記第1の出力バッファ部の出力によって、前記出力バッファ回路の出力電圧がオン又はオフを示す基準電圧に到達した後に、前記第2の出力バッファ部が出力を開始するものである。このような構成により、前記第1の出力バッファ部の出力によって出力波形を速やかに立ち上げ又は立ち下げて動作周波数を向上するとともに、前記第2の出力バッファ部の出力によって、十分な出力電圧レベルを得ることができ、さらにスイッチングノイズ、出力波形のリンギングを抑えることができる。
また、上述の出力バッファ回路は、前記第1の出力バッファ部の制御端子に電圧を印加する第1のプリドライバ部と、前記第2の出力バッファ部の制御端子に電圧を印加する第2のプリドライバ部とを備え、前記第1の出力バッファ部が出力を開始する時間と前記第2の出力バッファ部が出力を開始する時間の時間差は、前記第1のプリドライバ部と前記第2のプリドライバ部の駆動能力の差によって発生することが望ましい。このような構成により、遅延回路を新たに追加することなく複数の出力バッファ部の駆動開始時間の差を生じさせることができるため、半導体デバイス面積の拡大を生じさせずに済む。
さらに、前記第1のプリドライバ部の駆動能力は、前記第2のプリドライバ部の駆動能力より大きくするとよい。このような構成により、第1の出力バッファ部の出力立ち上がり又は立下りを高速化し、第2の出力バッファ部の出力立ち上がり又は立下りを低速にすることができるため、スイッチングノイズ、出力波形のリンギングをさらに抑えながら、出力波形をさらに速やかに立ち上げ又は立ち下げることができる。
他方、本発明にかかる別の出力バッファ回路は、相補的な導電型のトランジスタを備え、入力電圧が所定の閾値電圧を超えることにより出力を開始する第1の出力バッファ部と、前記第1の出力バッファ部に並列に接続され、相補的な導電型のトランジスタを備え、入力電圧が所定の閾値電圧を超えることにより出力を開始する第2の出力バッファ部と、前記第1の出力バッファ部の制御端子に電圧を印加する第1のプリドライバ部と、前記第2の出力バッファ部の制御端子に電圧を印加する第2のプリドライバ部とを有する出力バッファ回路であって、前記第1のプリドライバ部の駆動能力は、前記第2のプリドライバ部の駆動能力より大きく、前記第1の出力バッファ部が出力を開始した後に、前記第2の出力バッファ部が出力を開始するものである。このような構成によっても、大きな駆動能力を有する第1のプリドライバ部によって第1の出力バッファ部の出力を速やかに立ち上げ又は立ち下げるとともに、第2の出力バッファ部の出力は、緩やかに立ち上げ又は立ち下げることができるため、バッファスイッチングノイズ、出力波形のリンギングを抑えながら、動作周波数を向上することができる。
また、前記第1の出力バッファ部の出力によって、前記出力バッファ回路の出力電圧がオン又はオフを示す基準電圧に到達した後に、前記第2の出力バッファ部が出力を開始する、請求項4に記載の出力バッファ回路。このような構成により、さらに、スイッチングノイズ、出力波形のリンギングを抑えることができる。
さらにまた、前記第1の出力バッファ部のサイズは、予め定められた時間内に、前記出力バッファ回路の出力電圧を、前記第1の出力バッファ部の出力によってオン又はオフを示す基準電圧に到達させるために必要なサイズであり、前記第2の出力バッファ部のサイズは、前記出力バッファ回路の出力電圧を、前記第1の出力バッファ部の出力と前記第2の出力バッファ部の出力によって電源電圧又は接地電圧に到達させるために必要なサイズを有するよう構成することが望ましい。
このような構成により、第1の出力バッファ部の出力によって動作周波数を確保するとともに、第2の出力バッファ部の出力によって、必要な出力電圧レベルも確保することができる。
また、さらに、前記第1のプリドライバ部は、第1の出力バッファ部を構成するP型トランジスタ及びN型トランジスタを個別に駆動する2つのインバータ回路を備え、前記第2のプリドライバ部は、第2の出力バッファを構成するP型トランジスタ及びN型トランジスタを個別に駆動する2つのインバータ回路を備えるよう構成するとよい。このような構成により、プリドライバの出力オンオフを個別に設定することでき、入力信号変化時あるいは入力端子が中間電位となった時に出力バッファを流れる貫通電流を低減し、貫通電流に起因するスイッチングノイズの発生を低減できるため、スイッチングノイズをさらに低減しながら、動作周波数を向上することができる。
なお、上述の出力バッファ回路における前記第1の出力バッファ部及び前記第2の出力バッファ部は、CMOSインバータによって構成するとよい。
本発明にかかる別の出力バッファは、第1のゲート容量を有する相補型トランジスタによって構成され出力端に接続された第1の出力バッファと、前記第2のゲート容量より大きなゲート容量を有する相補型トランジスタによって構成され前記出力端に接続された第2の出力バッファと、前記第1の出力バッファを第1の電流供給能力によって駆動する第1のプリドライバと、前記第2の出力バッファを前記第1の電流供給能力よりも小さな第2の電流供給能力によって駆動する第2のプリドライバと、を備えることを特徴とする。
このような構成によって、小さなゲート容量の第1の出力バッファは所定の電圧まで高速に駆動され、大きなゲート容量の第2の出力バッファは予め設定された時間だけ遅れて駆動され電流のピーク値及び電流変化率が低く抑えられたものとなり、スイッチングノイズの発生を低減することができる。
さらに、本発明にかかる出力バッファは、第1の電源ラインと出力端との間に接続された一導電型の第1のトランジスタ及び前記出力端と第2の電源ラインとの間に接続された第二導電型の第2のトランジスタを含む第1のメインバッファと、前記第1の電源ラインと前記出力端との間に接続された前記一導電型の第3のトランジスタ及び前記出力端と前記第2の電源ラインとの間に接続された前記第二導電型の第4のトランジスタを含み前記第1のメインバッファよりも大きな電流駆動能力を有する第2のメインバッファと、入力端子と前記第1、第2、第3及び第4のトランジスタの制御端子との間に接続され、前記入力端子に供給された入力信号に応答して前記第1のトランジスタ又は第2のトランジスタの一方を速やかに導通状態から非導通状態とし他方を緩やかに非導通状態から導通状態へ遷移させると共に、前記第3のトランジスタ又は第2のトランジスタに一方を速やかに導通状態から非導通状態とし他方を緩やかに非導通状態から導通状態へ遷移させるプリドライバであって、前記第1又は第2のトランジスタによって前記出力端が所定のレベルになった後に前記第3又は第4のトランジスタを導通させるプリドライバと、を備えることを特徴とする出力バッファ。
このような構成によって、電流のピーク値及び電流変化率が低く抑えられたものとなり、スイッチングノイズの発生を低減することができる。
本発明により、スイッチングノイズを抑えながら、動作周波数の向上と出力電圧レベルの維持の双方を達成する出力バッファ回路を提供することができる。
発明の実施の形態1.
図1に本発明の実施の形態にかかる出力バッファ回路10の構成図を示す。入力端子INからの入力信号は、インバータ回路であるプリドライバ1乃至4に接続される。プリドライバ1乃至4の出力はそれぞれ、第1のCMOSインバータ5(第1のメインバッファ)を構成するPチャネルMOSトランジスタP1及びNチャネルMOSトランジスタN1、第2のCMOSインバータ6(第2のメインバッファ)を構成するPチャネルMOSトランジスタP2及びNチャネルMOSトランジスタN2のゲートに接続される。なお、図1にインバータの大きさで示したようにプリドライバ1、2は、プリドライバ3、4よりも大きな電流駆動能力を有するものとする。また、PチャネルMOSトランジスタP1及びP2のソースは電源端子VDDに接続され、ドレインは出力端子OUTに接続される。さらに、NチャネルMOSトランジスタN1及びN2のソースは、接地端子VSSに接続され、ドレインは出力端子OUTに接続される。
駆動する外部負荷が極端に小さい場合を除いて、トランジスタP1及びN1のサイズは、トランジスタP2及びN2のサイズに比べて小さいものである。具体的には、トランジスタP1及びN1のサイズは、出力バッファ回路の出力電圧を、予め定められた時間内に、出力端子に接続される回路のオン又はオフを示す基準電圧(以下、「オン又はオフを示す基準電圧」とする)に到達させるために必要な最小限のサイズであればよい。例えば、オン又はオフを示す基準電圧は、出力端子に接続される回路のCMOSトランジスタにおけるPchMOSトランジスタ又はNchMOSトランジスタがONする閾値電圧である。他方、トランジスタP2及びN2は、トランジスタP1及びN1による寄与を除いて所要の出力電圧レベルを満足するために十分大きなサイズであればよい。
また、プリドライバ1及び2は、トランジスタP1及びN1の出力の立ち上がり及び立下りが、予め定められた時間内に、出力バッファ回路の出力電圧をオン又はオフを示す基準電圧になるように、P1及びN1を個別に駆動するものである。一方、プリドライバ3及び4は、トランジスタP2及びN2を個別に駆動するものである。ここで、トランジスタP2及びN2は、所要の出力電圧レベルを満足するための出力バッファであり、トランジスタP1又はN1が動作して出力バッファ回路の出力電圧が”H“または”L“に落ち着いた後に出力を開始するものであって、動作周波数や出力信号の信号伝播遅延時間に影響しないものである。すなわち、トランジスタP2及びN2は、一度基準電圧を超えた出力端子の電圧が出力端子に接続された回路等の動作によって基準電圧以下に落ちてしまうことを防止するために設けられている。したがって、プリドライバ1及び2に遅れて動作させる必要があるため、プリドライバ3及び4は、トランジスタP2及びN2のゲートを緩やかに駆動(充放電)するサイズの小さいものが望ましい。
本実施の形態にかかる出力バッファ回路10と従来の出力バッファ回路40との差分は以下の通りである。まず、CMOSインバータ5をオン又はオフを示す基準電圧に到達させるために必要なサイズにまで大きくし、残りの容量をCMOSインバータ6に割り当てたことから、CMOSインバータ5サイズがCMOSインバータ45に比べて大きく、CMOSインバータ6サイズがCMOSインバータ46に比べて小さくなっている。また、プリドライバ1、2は、予め定められた時間内に、出力バッファ回路の出力電圧をオン又はオフを示す基準電圧になるようCMOSインバータ5駆動するために、プリドライバ41より駆動能力の大きいものとしている。さらに、プリドライバ3,4は、CMOSインバータ6を低速で起動すればよいため、プリドライバ42より駆動能力の小さいものとしている。すなわち、プリドライバ1、2は、CMOSインバータ5のゲート容量を高速に充放電するため大きな電流駆動能力を有し、プリドライバ3、4はCMOSインバータ6のゲート容量を緩やかに充放電するため、プリドライバ1,2よりも小さな電流駆動能力を有している。なお、CMOSインバータ5は、CMOSインバータ6よりも電流駆動能力が小さいため、ゲート容量も小さいものとする。また、プリドライバ1、2は、インバータを複数並列にして電流供給能力を大きく設定し、プリドライバ3,4は、インバータの並列個数をプリドライバ1、2に比べ少なくすることや、トランジスタのゲート長Lを大きくすることによって電流供給能力を小さく設定することができる。
次に、図2を用いて、本実施の形態にかかる出力バッファ回路10の動作を説明する。
図2(a)は、入力端子INへの入力信号が“L”(図2では0V)から“H”(図2では+5V)に変化した場合のプリドライバ1及び3の出力電圧波形(トランジスタP1及びP2のゲート入力波形)、並びにトランジスタP1及びP2の出力を合成して得られる出力波形を示している。図中のL1がプリドライバ1の出力波形、L2がプリドライバ3の出力波形、OUTがトランジスタP1及びP2の出力を合成して得られる出力波形である。また、Vonは出力バッファ回路の出力電圧がオンとなる基準電圧を表し、VthはCMOSインバータが45及び46が駆動を開始するために必要なゲート電圧の閾値電圧を表している。
入力端子INの入力信号が“L”から“H”に変化すると、インバータ回路であるプリドライバ1及び3の出力は、“H”から“L”に変化する。このとき、L1で示される第1のプリドライバ1の出力波形は、図5(a)に示した従来のプリドライバ41の波形と比較して急峻に変化しているのに対し、L2で示される第2のプリドライバ3の出力波形は従来のプリドライバ43の波形に比べて緩やかな変化となっている。
図2(a)に示すように、まず第1のCMOSインバータ5が駆動を開始し、第1のCMOSインバータ5の出力によって、時間T1に出力波形OUTがVonレベルに到達する。出力波形OUTがVonレベルに到達する時間T1は、図5(a)で示した従来のものに比べて早くなっている。一方、T1の時点では、L2によって示される第2のCMOSインバータ6のゲートに印加される電圧は、第2のCMOSインバータ6が駆動を開始する閾値電圧Vthまで低下していない。つまり、第1のCMOSインバータ5の出力によって、出力電圧がVonレベルまで到達したT1の時点では、第2のCMOSインバータ6は、出力を開始しておらず、時刻T1を経過した後に出力を開始することになる。時刻T1の経過後に出力を開始した第2のCMOSインバータ6の出力によって、出力バッファ回路10の出力電圧はVDDレベルまで到達する。第1のCMOSインバータ5によって、出力バッファ回路10の出力電圧は、オン又はオフを示す基準電圧に達して動作周波数が決定しているため、その後に出力を開始する第2のCMOSインバータ6は、動作周波数の決定に寄与せず、スイッチングノイズや出力電圧波形のリンギングを発生させないよう低速で駆動させることができる。
これによって、図5(a)を用いて先に説明した従来の出力波形と比べ、出力バッファの出力波形が立ち上がるまでの信号伝播遅延時間が小さくなり、さらに従来の出力波形において立ち上がり時に生じていたリンギングが改善される。図3は、従来例との比較のために、図4に示した従来の出力バッファ回路40の出力波形と本実施の形態にかかる出力バッファ回路10の出力波形を合わせて記載したグラフである。
また、図2(b)は、図2(a)の出力バッファ回路10の動作時における出力信号の電流特性を示すグラフである。同図から分かるように、本実施の形態における出力信号の電流のピーク値及び電流変化率は、図5(b)に示した従来のものと同程度であるため、本実施の形態にかかる出力バッファ回路で信号伝播遅延時間が低減されても、スイッチングノイズの増大は発生しないことがわかる。
図6は、図4に示した従来の出力バッファ回路40において、信号伝播遅延時間を本実施の形態の出力バッファ回路10と同程度に小さくするためにプリドライバ43及び44のサイズを大きくした場合の出力波形と、本実施の形態にかかる出力バッファ回路10の出力波形を比較したグラフである。実線で示した波形が本実施の形態の出力バッファ回路10の出力波形であり、破線で示した波形が従来例の出力波形である。図のように、従来の従来の出力バッファ回路40の出力波形では、立ち上がり時のリンギングが大きくなってしまうのに対し、本発明の実施の形態にかかる出力バッファ回路10ではリンギングを生じることなく、信号伝播遅延時間の低減を達成可能であることが分かる。
なお、本実施例においては、プリバッファ1及び2はCMOSインバータ5のPchMOSトランジスタP1及びNchMOSトランジスタN1が同時にON状態とならないようお互いにタイミングをずらしてPchとNchMOSトランジスタとで別々の構成とすることが望ましく(同一のプリバッファで駆動するとPch及びNchMOSトランジスタが同時にONする期間が生じてしまうため)、同様の理由からプリバッファ3及び4も別々の構成とすることが望ましい。
発明の実施の形態2.
上記の実施の形態では、CMOSインバータ5及び2のトランジスタP1、N1、P2、N2をそれぞれ駆動するプリドライバ1乃至4を備えたものについて説明したが、下記では、他の実施の形態について説明する。
本実施の形態では、CMOSインバータ5及びCMOSインバータ6の構成は同一のため、説明を省略し、構成の異なるプリドライバ81及び82について図8を用いて詳述する。
プリドライバ81は、電源端子VDDと接地端子との間に直列に接続されたPchMOSトランジスタP81、抵抗素子R81及びNchMOSトランジスタN81とから構成されている。PchMOSトランジスタP81及びNchMOSトランジスタN82のゲートはバッファ83を介して入力信号が入力される入力端に接続されている。PchMOSトランジスタP81と抵抗素子R81との節点はCMOSインバータ5のPchMOSトランジスタP1のゲートに接続され、NchトランジスタN81と抵抗素子R81との節点はCMOSインバータ5のNchMOSトランジスタN1のゲートに接続されている。
同様に、プリドライバ82は、電源端子VDDと接地端子との間に直列に接続されたPchMOSトランジスタP82、抵抗素子R82及びNchMOSトランジスタN82とから構成されている。PchMOSトランジスタP82及びNchMOSトランジスタN82のゲートはバッファを介して入力信号が入力される入力端に接続されている。PchMOSトランジスタP82と抵抗素子R82との節点はCMOSインバータ6のPchMOSトランジスタPのゲートに接続され、NchトランジスタN82と抵抗素子R82との節点はCMOSインバータ6のNchMOSトランジスタN2のゲートに接続されている。
ここで、抵抗素子R82の抵抗値は抵抗素子R81よりも高く設定され、抵抗素子R82によって電流供給能力(充放電能力)が制御されているものとし、本実施例では抵抗素子としてゲート長が太いCMOSトランジスタ対によって形成されたトランスファゲートを用いる。なお、トランスファゲートの活性・非活性化Enable信号によって行われる。以下、動作について説明する。
入力端の入力信号が”Low”であるとき、プリドライバ81のPchMOSトランジスタP81はON、NchMOSトランジスタN81はOFFとなっているため、CMOSインバータ5のPchMOSトランジスタP1のゲートは”High”、NchMOSトランジスタN1のゲートは”Low”となり出力端子OUTに”High”を出力し、同様にプリドライバ82のPchMOSトランジスタP82はON、NchMOSトランジスタN82はOFFとなっているため、CMOSインバータ6のPchMOSトランジスタP2のゲートは”High”、NchMOSトランジスタN2のゲートは”Low”となり出力端子OUTに”High”を出力している。
この状態から入力信号が”High”に変化すると、プリドライバ81のPchMOSトランジスタP81はOFFとなり、NchMOSトランジスタN81はON状態となる。その結果、CMOSインバータ5のNchMOSトランジスタN1のゲートはNchMOSトランジスタN81を介して接地端子Vssと接続されるため、NchMOSトランジスタN1は速やかにOFFとなるが、PchMOSトランジスタP1のゲートは抵抗素子R81及びNchMOSトランジスタN81を介して接地端子Vssと接続されるため”High”の状態から抵抗素子R81によって絞り込まれた電流供給能力によって電荷が引き抜かれて”Low”となり、CMOSインバータ5の出力が”High”となる。同様にして、プリドライバ82のプリドライバ81のPchMOSトランジスタP82はOFFとなり、NchMOSトランジスタN82はON状態となる。その結果、CMOSインバータ6のNchMOSトランジスタN2のゲートはNchMOSトランジスタN82を介して接地端子Vssと接続されるため、NchMOSトランジスタN2は速やかにOFFとなるが、PchMOSトランジスタP2のゲートは抵抗素子R82及びNchMOSトランジスタN82を介して接地端子Vssと接続されるため”High”の状態から抵抗素子R82によって絞り込まれた電流供給能力によって電荷が引き抜かれるためPchMOSトランジスタP1から電流供給能力に応じて遅れて”Low”となり、CMOSインバータ6の出力が”High”となる。
このように、抵抗素子R81とR82の抵抗値を制御することによって、CMOSインバータ5及びCMOSインバータ6を構成するPchトランジスタ及びNchトランジスタが同時にON状態となることを容易に防止することができると共に、抵抗値の制御によってCMOSインバータ5のPchMOSトランジスタまたはNchMOSトランジスタがONするタイミングと、CMOSインバータ6のPchMOSトランジスタ又はNchMOSトランジスタがONするタイミングを出力端子OUTに接続される回路のオン又はオフの基準電圧に併せて実施の形態1と同様に合わせ込むことも容易になる。すなわち、プリドライバ81によって、出力バッファ回路10の出力電圧は、オン又はオフを示す基準電圧に達して動作周波数が決定しているため、その後に出力を開始するプリドライバ82は、動作周波数の決定に寄与せず、スイッチングノイズや出力電圧波形のリンギングを発生させないよう低速で駆動させることができる。
前述した実施の形態では、第1の出力バッファ部と第2の出力バッファ部がそれぞれ1つのCMOSインバータ5又は6によって構成される場合について説明したが、駆動する外部負荷の大きさに応じて、複数のCMOSインバータを直列に接続した構成としてもよい。一例として、第1の出力バッファ部を、CMOSインバータ3つの直列接続とし、第2の出力バッファ部を、CMOSインバータ5つの直列接続とした本発明にかかる出力バッファ回路を、図7に示す。
また、前述した実施の形態では、出力が”Low”から”High”に変化するものについて説明をしたが、出力が”High”から”Low”に変化する場合にも対応している。
なお、上述したCMOSインバータ5のサイズは、要求される動作遅延時間内に、CMOSインバータ5の出力によって、出力バッファ回路10の出力電圧をオン又はオフを示す基準電圧に到達させるために必要な範囲内で、なるべく小さくすることが望ましい。それによって、出力電圧の立ち上げ又は立ち下げの時間を短くすることができ、さらなる動作周波数の向上に対応できるためである。
また、前述した実施の形態では、出力バッファの並列数が2の場合について説明したが、並列数を3以上とし、並列された出力バッファを別個のプリドライバで駆動するよう構成してもよい。
本発明にかかる出力バッファ回路の構成図である。 本発明にかかる出力バッファ回路の出力波形を示すグラフである。 本発明にかかる出力バッファ回路と従来との比較グラフである。 従来の出力バッファ回路の構成図である。 従来の出力バッファ回路の出力波形を示すグラフである。 従来の出力バッファ回路の出力波形を示すグラフである。 本発明にかかる出力バッファ回路の一例を示す構成図である。 本発明にかかる出力バッファ回路の別の構成図である。
符号の説明
1、2、3、4 プリドライバ
5、6 CMOSインバータ
P1、P2、P81、P82 PチャネルMOSトランジスタ
N1、N2、N81、N82 NチャネルMOSトランジスタ

Claims (16)

  1. 相補的な導電型のトランジスタを備え、入力電圧が所定の閾値電圧を超えることにより出力を開始する第1の出力バッファ部と、
    前記第1の出力バッファ部に並列に接続され、相補的な導電型のトランジスタを備え、入力電圧が所定の閾値電圧を超えることにより出力を開始する第2の出力バッファ部とを有する出力バッファ回路であって、
    前記第1の出力バッファ部の出力によって、前記出力バッファ回路の出力電圧がオン又はオフを示す基準電圧に到達した後に、前記第2の出力バッファ部が出力を開始する出力バッファ回路。
  2. 前記第1の出力バッファ部の制御端子に電圧を印加する第1のプリドライバ部と、
    前記第2の出力バッファ部の制御端子に電圧を印加する第2のプリドライバ部とを備え、
    前記第1の出力バッファ部が出力を開始する時間と前記第2の出力バッファ部が出力を開始する時間の時間差は、前記第1のプリドライバ部と前記第2のプリドライバ部の駆動能力の差によって発生することを特徴とする、請求項1に記載の出力バッファ回路。
  3. 前記第1のプリドライバ部の駆動能力は、前記第2のプリドライバ部の駆動能力より大きい、請求項2に記載の出力バッファ回路。
  4. 前記第1の出力バッファ部のトランジスタは、予め定められた時間内に、前記出力バッファ回路の出力電圧を、前記第1の出力バッファ部の出力によって前記オン又はオフを示す基準電圧に到達させるために必要なサイズのトランジスタによって構成され、
    前記第2の出力バッファ部のトランジスタは、前記出力バッファ回路の出力電圧を、前記第1の出力バッファ部の出力と前記第2の出力バッファ部の出力によって電源電圧又は接地電圧に到達させるために必要なサイズのトランジスタによって構成される請求項1乃至3のいずれかに記載の出力バッファ回路。
  5. 前記第2の出力バッファは、前記第1の出力バッファよりも、大きな電流供給能力を持っていることを特徴とする請求項1乃至4記載の出力バッファ回路。
  6. 前記第1のプリドライバ部は、第1の出力バッファ部を構成するP型トランジスタ及びN型トランジスタを個別に駆動する2つのインバータ回路を備え、
    前記第2のプリドライバ部は、第2の出力バッファを構成するP型トランジスタ及びN型トランジスタを個別に駆動する2つのインバータ回路を備える、請求項2他は3のいずれかに記載の出力バッファ回路。
  7. 前記第1の出力バッファ部及び前記第2の出力バッファ部がCMOSインバータである、請求項1乃至6のいずれかに記載の出力バッファ回路。
  8. 第1のゲート容量を有する相補型トランジスタによって構成され出力端に接続された第1の出力バッファと、
    前記第2のゲート容量より大きなゲート容量を有する相補型トランジスタによって構成され前記出力端に接続された第2の出力バッファと、
    前記第1の出力バッファを第1の電流供給能力によって駆動する第1のプリドライバと、
    前記第2の出力バッファを前記第1の電流供給能力よりも小さな第2の電流供給能力によって駆動する第2のプリドライバと、を備えることを特徴とする出力バッファ回路。
  9. 前記第1のプリドライバによって駆動された第1の出力バッファによって前記出力端がオン又はオフを示す基準電圧になったときに、前記第2の出力バッファが前記出力端を駆動するよう前記第2のプリドライバの電流供給能力が設定されていることを特徴とする請求項8記載の出力バッファ回路。
  10. 前記第1のプリドライバ及び第2のプリドライバは、それぞれCMOSインバータによって構成されていることを特徴とする請求項8又は9のいずれかに記載の出力バッファ回路。
  11. 前記オン又はオフを示す基準電圧は、前記出力端が接続され駆動される回路によって設定されることを特徴とする請求項9記載の出力バッファ回路。
  12. 第1の電源ラインと出力端との間に接続された一導電型の第1のトランジスタ及び前記出力端と第2の電源ラインとの間に接続された第二導電型の第2のトランジスタを含む第1のメインバッファと、
    前記第1の電源ラインと前記出力端との間に接続された前記一導電型の第3のトランジスタ及び前記出力端と前記第2の電源ラインとの間に接続された前記第二導電型の第4のトランジスタを含み前記第1のメインバッファよりも大きな電流駆動能力を有する第2のメインバッファと、
    入力端子と前記第1、第2、第3及び第4のトランジスタの制御端子との間に接続され、前記入力端子に供給された入力信号に応答して前記第1のトランジスタ又は第2のトランジスタの一方を速やかに導通状態から非導通状態とし他方を緩やかに非導通状態から導通状態へ遷移させると共に、前記第3のトランジスタ又は第2のトランジスタに一方を速やかに導通状態から非導通状態とし他方を緩やかに非導通状態から導通状態へ遷移させるプリドライバであって、前記第1又は第2のトランジスタによって前記出力端が所定のレベルになった後に前記第3又は第4のトランジスタを導通させるプリドライバと、
    を備えることを特徴とする出力バッファ。
  13. 前記プリドライバは、
    前記第1の電源ラインと前記第1のトランジスタの制御端子との間に接続された第1のスイッチング素子と、
    前記第1のトランジスタの制御端子と前記第2のトランジスタの制御端子との間に接続された第1の抵抗素子と、
    前記第2のトランジスタの制御端子と前記第2の電源ラインとの間に接続された第2のスイッチング素子と、
    前記第1の電源ラインと前記第3のトランジスタの制御端子との間に接続された第3のスイッチング素子と、
    前記第3のトランジスタの制御端子と前記第4のトランジスタの制御端子との間に接続された第2の抵抗素子と、
    前記第4のトランジスタの制御端子と前記第2の電源ラインとの間に接続された第4のスイッチング素子とを含み、
    前記第2の抵抗素子は前記第1の抵抗素子よりも大きな抵抗値を有することを特徴とする請求項12記載の出力バッファ。
  14. 前記第1の抵抗素子及び第2の抵抗素子は、トランスファゲートによって構成されていることを特徴とする請求項13記載の出力バッファ。
  15. 前記第1、第2、第3及び第4のスイッチング素子は、それぞれ制御端子に入力信号を受けるトランジスタによって構成されていることを特徴とする請求項13記載の出力バッファ。
  16. 前記第1及び第3のスイッチング素子は、前記一導電型のトランジスタによって構成され、前記第2及び第4のスイッチング素子は、前記第2導電型のトランジスタによって構成されていることを特徴とする請求項13記載の出力バッファ。
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