JP4799575B2 - インプリント方法 - Google Patents

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Description

本発明は、インプリント方法およびインプリント用のテンプレートに関するものである。
近年、半導体装置の微細化の進行にともなって、半導体装置の製造プロセスに用いられているフォトリソグラフィ工程での課題が顕著になりつつある。つまり、現時点における最先端の半導体装置の設計ルールはハーフピッチ22nmまで微細化してきており、従来の光を用いた縮小パターンによるリソグラフィ技術では解像力が不足し、パターン形成が困難な状況になってきている。そこで、近年では、このようなリソグラフィに変わってナノインプリント技術が提案されている(たとえば特許文献1および特許文献2参照)。
このナノインプリント技術は、転写すべきパターンがあらかじめ形成された原版の型(テンプレート)を、処理対象である基板上に塗布された有機材料に押し付け、光を加えながら有機材料を硬化させることによって、有機材料層にパターンを転写する方法である。このため、このナノインプリント技術によれば、従来の光を用いたリソグラフィで問題となっていた焦点深度や収差、露光量などの変動要因が少なく、簡易かつ精度よくパターニングを行うことができる。
ところで、このナノインプリント技術では、各パターン転写領域ごとに、順次、有機材料を塗布し、テンプレートと有機材料とを接触させ、有機材料を硬化させながら、パターニングを行う工程を繰り返していく。しかしながら、すでに各パターン転写領域に塗布される有機材料を硬化させたショットに隣接するショットにテンプレートを降下させてパターニングを行おうとしたときに、パターニングが終了したショットのうち膜厚の厚い有機材料部分が、パターニング対象となる隣接パターン転写領域にまで侵食していた場合には、この硬化後の有機材料にテンプレートの降下が阻害され、パターニング対象のパターン転写領域でテンプレートと有機材料とが十分に接触できず、転写不良が発生してしまうことがあった。
このため、従来のナノインプリント技術においては、すでにパターニングが終了した硬化後の有機材料が隣接するショット領域にまで侵食しないように各ショット領域間にそれぞれ数百μmの隙間を別途設けていたため、基板全面をパターン形成のために有効に使用することができず、基板に形成できるショット数が限られるという問題があった。
特開2001−68411号公報 特開2000−194142号公報
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、パターン転写不良を防止できるインプリント方法およびこのインプリント方法において用いられるテンプレートを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様によれば、光硬化材料が塗布された試料面にテンプレートの凹凸パターン形成面を接触させた状態で光を照射することによって、前記試料に塗布された光硬化材料を硬化させてパターニングを行なうインプリント方法において、前記光硬化材料の所定のショットへの1回あたりの照射において、前記テンプレートの凹凸パターンを含むパターン形成領域に接触する光硬化材料領域への照射光量は、前記パターン形成領域よりも外部であるパターン外周領域の少なくとも一部に接触する光硬化材料領域への照射光量よりも大きいことを特徴とするインプリント方法が提供される。
さらに、本発明の一態様によれば凹凸パターンが形成されたインプリント用のテンプレートにおいて、前記凹凸パターンを含むパターン形成領域の光透過率よりも、前記パターン形成領域よりも外部であるパターン外周領域の少なくとも一部における光透過率の方が小さいことを特徴とするテンプレートが提供される。
本発明によれば、パターン転写不良を防止でき、基板全面をパターン形成のために有効に使用して基板に形成できるショット数を従来よりも増やすことができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかるインプリント方法およびテンプレートの最良な実施の形態を詳細に説明する。なお、これらの実施の形態により本発明が限定されるものではない。また、以下の実施の形態で用いられるテンプレートの断面図は模式的なものであり、実際の厚みや比率を示すものではない。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるナノインプリント装置の構成の一例を模式的に示す図である。図1に示すように、本第1の実施の形態におけるナノインプリント装置1は、ナノインプリント技術を用いて試料である基板14にパターン転写を行うナノインプリント機構2、ナノインプリント装置1の各構成部位の動作処理を制御する制御部3と、ナノインプリント装置1の処理動作に関する指示情報を入力する入力部4と、ナノインプリント装置1の処理情報を出力する出力部5とを備える。
ナノインプリント機構2は、光硬化材料である有機材料を硬化させる紫外光を発する光源10と、表面に凹凸パターンが形成されたテンプレート11と、テンプレート11を保持するテンプレート保持部12と、テンプレート保持部12にそれぞれ対応して設けられテンプレート保持部12を昇降させることによってテンプレート11を矢印Y1のように昇降させる昇降機構13と、基板14を保持する基板保持部15と、基板保持部15を移動させることによって基板14を矢印Y2のように移動させる基板移動機構16と、基板移動機構16を駆動させる基板移動駆動部17と、基板14面に塗布される有機材料を保持する容器18と、容器18内の有機材料を基板14におけるパターン転写対象のショットに塗布する塗布機構19とを備える。保持部12は、テンプレート12の凹凸パターン形成面が基板14のパターン形成対象面と平行に対向するようにテンプレート12を保持する。
さらに、ナノインプリント機構2は、テンプレート11の凹凸パターン形成面とは逆の面側であるテンプレート11上に光源10からの紫外光を遮断できる遮光部材20と、この遮光部材20を移動させる遮光部材移動機構21とを備える。遮光部材移動機構21は、遮光部材20を、矢印Y3のように、基板14の表面およびテンプレート11の凹凸パターン形成面と平行な面に沿って移動させる。なお、この遮光部材20および遮光部材移動機構21は、テンプレート11およびテンプレート保持部12と一体となって昇降する。
まず、テンプレート11について説明する。図2は、テンプレート11の凹凸パターン形成面を示す図である。図2に示すように、テンプレート11の凹凸パターン形成面は、基板14の1ショット領域に対応するパターン転写領域外周Ctよりも広く形成されている。そして、テンプレート11の凹凸パターン形成面は、半導体素子パターン、次リソグラフィ工程との重ね合わせ用アラメントマークパターンおよびその他半導体素子製造に要するパターンに対応した凹凸パターンが形成されるパターン領域Cpを含むパターン形成領域Spと、パターン形成領域Spよりも外部の領域であるパターン外周領域Stとによって構成される。パターン形成領域Spは、たとえば転写領域外周Ctから5〜10μm程度内側までの領域である。また、パターン外周領域St下方の基板14領域は、隣り合うショット領域へのパターニング工程においても光源10からの光が照射される領域である。
そして、遮光部材20は、このテンプレート11の凹凸パターン形成面におけるパターン外周領域Stに対応して設けられる。図3は、テンプレート11の基板14への光照射時における遮光部材20を上部から見た平面図である。図3に示すように、遮光部材20は、パターン形成領域Spに対応する領域ではなく、パターン外周領域Stに対応する領域に位置する。この遮光部材20として、パターン外周領域Stに対応する領域のうち、隣り合うショットへのパターニング工程によって2回光が照射される4箇所の辺領域には遮光板20aがそれぞれ設けられており、隣り合うショットへのパターニング工程によって4回光が照射されるパターン外周領域Stの4箇所の角部領域には遮光板20bがそれぞれ設けられている。各遮光板20a,20bは、それぞれ遮光部材移動機構21と接続し、独立して移動可能である。各遮光板20aは、矢印Y31のようにテンプレート外に対応する方向へ移動可能であり、各遮光板20bは、矢印Y32のようにテンプレート外に対応する方向へ移動可能である。
ナノインプリント装置1においては、矢印Y31,Y32のように各遮光板20a,20bをパターン外周領域Stからテンプレート外に対応する方向へ移動させることによって、基板14のパターン外周領域Stに対応する領域への紫外光の照射時間を調節して、照射光量を調整している。具体的には、ナノインプリント装置1においては、各遮光板20a,20bをパターン外周領域Stからテンプレート外に対応する方向へ移動させて、基板14のパターン外周領域Stに対応する領域への照射時間を、基板14のパターン形成領域Spに対応する領域への照射時間よりも短くすることによって、基板14への1回あたりの照射光量のうち、パターン外周領域Stに対応する領域への照射光量を、パターン形成領域Spに対応する領域への照射光量よりも少なくしている。
この結果、基板14に塗布された有機材料のうち、テンプレートのパターン外周領域Stに接触する領域に塗布された有機材料の硬化率がパターン形成領域Spに接触する領域の完全に硬化した有機材料の硬化率よりも低くなる。このため、基板14のパターン外周領域Stに接触する領域に塗布された有機材料は、基板14のパターン形成領域Spに接触する領域に塗布され完全に硬化した有機材料よりも柔らかくなる。基板14のパターン外周領域Stに接触する領域に塗布された有機材料が柔らかい場合には、テンプレート11の降下時にテンプレート11端部が接触した場合であっても、テンプレート11の降下を阻害することはなく、テンプレート11によるパターニング工程が適切に実行される。
また、パターン外周領域Stに接触する有機材料形成領域に対しては、隣り合うショットへのパターニング工程によって複数回光が照射される。ここで、ナノインプリント装置1においては、隣り合う全てのショットに対してパターニングが行なわれた場合における基板14のパターン外周領域Stに対応する領域への照射光量の合計が、基板14面のパターン形成領域Spに対応する領域への照射光量であって完全に有機材料が硬化可能である照射量とほぼ同等となるように設定されている。言い換えると、基板14面の全ショットに対してパターニングが行なわれた場合における基板14のパターン外周領域Stに対応する領域への照射光量合計は、基板14のパターン形成領域Spに対応する領域への照射光量であって完全に有機材料が硬化可能である照射量とほぼ同等となるように設定されている。
具体的に、図4を参照して、基板14上に塗布された有機材料のうち、テンプレートのパターン外周領域Stおよびパターン形成領域Spに接触するそれぞれの領域への紫外光の照射量について説明する。図4は、紫外光の照射量とナノインプリント技術において使用される有機材料の硬化率との関係を示した図である。なお、図中における照射量は、照射強度と照射時間とを乗じた値に対応する。
図4に示すように、基板14上に塗布される有機材料は、紫外光の照射量が増加するにしたがって硬化率が高くなり、照射量Iで硬化率100%で完全に硬化する。基板14上の有機材料のパターン形成領域Spに接触する領域に対しては、一度の照射処理で完全に硬化する必要があるため、この硬化率100%に対応する照射量Iで照射処理を行なう。
これに対し、基板14上の有機材料のパターン外周領域Stに接触する領域は、隣り合うショットへのパターニング工程においても光源10から紫外光が照射される。すなわち、パターン外周領域Stに接触する有機材料には、隣り合うショットへのパターニング工程が行なわれることによって、複数回にわたって紫外光が照射される。このため、基板上の有機材料のパターン外周領域Stに接触する領域においては、一度の照射処理で完全に硬化させる必要はなく、隣り合う各ショットへのパターニング工程による全ての紫外光照射処理が終了したときに完全に硬化されていれば十分である。したがって、パターン外周領域Stのうち、隣り合うショットへのパターニング工程によって2回光が照射される図3の遮光板20aが設けられた4箇所の領域に対しては、この2回の紫外光の照射処理によって、硬化率100%に対応する照射量の紫外光が照射されればよいため、1回あたりのパターニング工程における紫外光の照射量は、硬化率50%に対応する照射量I50でよい。ナノインプリント装置1においては、遮光板20aが紫外光を遮光する遮光時間を調整して、隣り合うショットへのパターニング工程によって2回光が照射される4箇所の領域に対する1回あたりの紫外光の照射量を照射量I50としている。
そして、パターン外周領域Stのうち、隣り合うショットへのパターニング工程によって4回光が照射される図3の遮光板20bが設けられた4箇所の領域に対しては、この4回の紫外光の照射処理によって、硬化率100%に対応する照射量の紫外光が照射されればよいため、1回あたりのパターニング工程における紫外光の照射量は、硬化率25%に対応する照射量I25でよい。ナノインプリント装置1においては、遮光板20bが紫外光を遮光する遮光時間を調整して、隣り合うショットへのパターニング工程によって4回光が照射される4箇所の領域に対する1回あたりの紫外光の照射量を照射量I25としている。
このように、ナノインプリント装置1においては、テンプレート11におけるパターン外周領域St上に移動可能である遮光部材20を設けて、基板の1回あたりのパターン外周領域Stに対応する領域への紫外光の照射時間を調節し、この領域への照射量を照射量I25または照射量I50としている。これによって、ナノインプリント装置1においては、基板14のパターン外周領域Stに対応する領域に塗布された有機材料を完全に硬化させず柔らかな状態にして、隣り合うショットへのパターニング工程時でのテンプレート11の降下を阻害しないようにしている。さらに、ナノインプリント装置1においては、全ショットのパターニング工程終了時には完全に有機材料を硬化させて、次工程であるエッチング工程などが適切に行なえるようにしている。
つぎに、このナノインプリント装置1におけるパターニング工程について説明する。図5−1〜図5−12は、図1に示すナノインプリント装置1におけるパターニング工程の各手順の一例を模式的に示す断面図である。
まず、基板移動機構16は、基板保持部15に保持された基板14のパターニング処理対象のショットが塗布機構19下に位置するように、基板14を移動させる。次いで、塗布機構19は、図5−1に示すように、処理対象であるショット領域SAに有機材料Cをインクジョット方式で塗布する。
次いで、図5−2の矢印Y11に示すように、昇降機構13はテンプレート11を有機材料C上に降下させる。この場合、遮光部材20は、テンプレート11におけるパターン外周領域St上に位置している。言い換えると、基板14上のショット領域SAにおけるパターン外周領域Sta1,Sta2上に位置している。その後、図5−3に示すように、有機材料Cがテンプレート11の凹凸パターン間に充填するように一定の充填待ち時間の間、テンプレート11を降下位置で停止させる。
そして、基板14上の有機材料Cを硬化させるために、光源10から紫外光を照射する。この場合、図5−4に示すように、光源10から照射された紫外光Lは、遮光部材20によってパターン外周領域Sta1,Sta2上で遮断されるため、パターン形成領域Spaにのみ紫外光LA1が照射される。
パターン外周領域Stのうち、隣り合うショットへのパターニング工程によって2回光が照射される図3の遮光板20aが設けられた4箇所の領域に対しては、この2回の紫外光の照射処理によって有機材料の硬化率100%に対応する照射量の紫外光が照射されればよいため、1回あたりのパターニング工程における紫外光照射量が有機材料の硬化率50%となる照射量I50に対応するように紫外光の照射時間が設定される。この領域に対しては、基板上のパターン形成領域Spaに位置する有機材料の硬化率が100%となる照射量Iに対応する照射時間Tから、照射量I50に対応する照射時間T50を減じた時間の間、遮光板20aによる遮光処理が行なわれる。なお、2回目の露光量を必ずしも調整する必要はなく、たとえば1回目は硬化率が50%となる照射量で露光し、2回目で硬化率が100%となる照射量で露光してもよい。また、パターン外周領域Stのうち、隣り合うショットへのパターニング工程によって4回光が照射される図3の遮光板20bが設けられた4箇所の領域に対しては、この4回の紫外光の照射処理によって有機材料の硬化率100%に対応する照射量の紫外光が照射されればよいため、1回あたりのパターニング工程における紫外光照射量が有機材料の硬化率が25%となる照射量I25に対応するように紫外光の照射時間が設定される。この領域に対しては、基板14上のパターン形成領域Spaに位置する有機材料の硬化率が100%となる照射量Iに対応する照射時間Tから、照射量I25に対応する照射時間T25を減じた時間の間、遮光板20bによる遮光処理が行なわれる。なお、4回目の露光量を調整する必要はなく、たとえば1〜3回目はそれぞれ硬化率が100%未満となる照射量で照射し、4回目で硬化率が100%となる照射量で露光してもよい。
所定の遮光時間経過後、図5−5の矢印Y30Aのように、遮光部材20はそれぞれテンプレート外に移動される。この結果、基板14上のパターン外周領域Sta1,Sta2では、遮光部材20による紫外光Lの遮断が解除されるため、パターン形成領域Spaとともにパターン外周領域Staに対しても紫外光LA2が照射される。このように、遮光部材20を紫外光L照射途中で移動させることによって、基板14のパターン外周領域Sta1,Sta2への照射光量をパターン形成領域Spaへの照射光量よりも少なくしている。このため、図5−6に示すように、パターン外周領域Sta1,Sta2における有機材料Csa1,Csa2は、パターン形成領域Spaにおける完全に硬化した有機材料Chよりも硬化率が低くなり、柔らかい状態を保持する。
そして、所定の硬化率で有機材料Csa1,Csa2,Chが硬化した後、光源10は紫外光Lの照射を停止し、昇降機構13は、図5−6の矢印Y12に示すように、テンプレート11を有機材料上から上昇させ、このショット領域SAに対するパターニング処理を終了する。なお、この場合、遮光部材20は、テンプレート11内のパターン外周領域上に移動される。
次いで、次の処理対象であるショット領域SBへのパターニング処理を行なうため、基板移動機構16は、ショット領域SBが塗布機構19下に位置するように基板14を移動させ、塗布機構19は、図5−7に示すように、ショット領域SBに有機材料Cをインクジョット方式で塗布する。
そして、図5−8の矢印Y13に示すように、昇降機構13はテンプレート11をショット領域SBの有機材料C上に降下させ、図5−9に示すように、一定の充填待ち時間の間、有機材料Cがテンプレート11の凹凸パターン間に充填するようにテンプレート11を降下位置で停止させる。この場合、ショット領域SBにおけるパターン外周領域Stb1,Stb2のうち、パターン外周領域Stb1は、既にパターニング工程が終了した隣り合うショット領域SAにおけるパターン外周領域Sta1と重なり合った領域となる。そして、パターン外周領域Stb1に既に形成された有機材料Csa2は、完全に硬化していない柔らかい状態を保持するため、テンプレート11の端部がパターン外周領域Stb1の有機材料Csa2と接触した場合であってもテンプレート11の降下は阻害されず、テンプレート11は所定の降下位置まで降下可能である。また、遮光部材20は、テンプレート11におけるパターン外周領域St上、すなわち、ショット領域SBにおけるパターン形成領域Spb外であるパターン外周領域Stb1,Stb2上に位置している。
次いで、図5−4に示す工程と同様に、図5−10に示すように、光源10から紫外光Lを照射する。この場合も、図5−4に示す場合と同様に、光源10から照射された紫外光Lは、遮光部材20によってパターン外周領域Stb1,Stb2上で遮断されるため、パターン形成領域Spbにのみ紫外光LB1が照射される。
所定時間経過後、図5−5に示す工程と同様に、図5−11の矢印Y30Bに示すように、遮光部材20はテンプレート外に移動される。この結果、パターン外周領域Stb1,Stb2では、遮光部材20による紫外光Lの遮断が解除され、パターン形成領域Spbとともにパターン外周領域Stb1,Stb2に対しても紫外光LB2が照射される。この場合、パターン外周領域Stb1に既に形成された完全に硬化していない半硬化状態の有機材料Csa2は、この紫外光LB2の照射によって硬化が進行し、完全に硬化する。なお、パターン外周領域Stb2における有機材料Csb1(図5−12に図示。)は、パターン形成領域Spbへの照射光量よりも照射される光量が少ないため、完全に硬化していない柔らかい状態を保持する。その後、光源10は紫外光Lの照射を停止し、昇降機構13は、図5−12の矢印Y14に示すように、テンプレート11を有機材料上から上昇させ、このショット領域SBに対するパターニング処理を終了する。上述した各手順にしたがって、ショットごとにパターニング処理が行なわれる。
このように、ナノインプリント装置1においては、テンプレートのパターン形成領域Spに接触する有機材料領域とパターン外周領域Stに接触する有機材料領域とで1回あたりの照射光量を変えて、ショット境界を含む基板上のパターン外周領域Staに塗布された有機材料を完全には硬化させず柔らかい状態にすることによって、隣り合うショットへのテンプレート降下を適切に行なえるようにしている。
ここで、従来の各ショットへのパターニング工程においては、ショットのいずれの領域に対しても硬化率100%の照射量で紫外光を照射して有機材料を完全に硬化させていた。しかしながら、パターニング工程においては、ショット面積に対応した量の有機材料を塗布しているものの、図6の基板平面図に示すように、処理対象であるショット領域SA0の境界B0を越えて隣接する未処理のショット領域SB0の領域Rchにまで有機材料Ch0が侵食し硬化してしまう場合があった。さらに、図7の基板断面図に示すように、未処理のショット領域SB0の領域Rchに侵食した有機材料Ch0が、テンプレート降下位置H0よりも厚い膜厚Tchで完全に硬化してしまう場合があった。この場合、ショット領域SA0に隣接するショット領域SB0に有機材料C0を塗布してパターニングを行おうとしたときに、領域Rchに侵食した領域A1内の硬い有機材料Ch0によってテンプレート110の降下が阻害されてしまう。この結果、テンプレート110が所定のテンプレート降下位置H0まで降下できなくなり、処理対象のショット領域SB0に塗布された有機材料C0とテンプレート110とが十分に接触できず、ショット領域SBにおいて転写不良が発生してしまうことがあった。
このため、従来においては、図8の基板断面図に示すように、隣り合うショット領域SA0,SB0の間に数百μmの隙間Rを別途設けて、ショット領域SA0の有機材料Ch0が隣接するショット領域SB0にまで侵食しないようにしていた。このように、従来においては、基板全面にパターン形成には関与しない隙間領域を別途設けていたため、基板全面をパターン形成のために有効に使用することができず、基板に形成できるショット数が限られるという問題があった。
これに対し、本第1の実施の形態にかかるナノインプリント方法においては、基板14のパターン外周領域Staに対応する領域と紫外光の照射量をパターン形成領域Spaに対応する領域の照射量よりも少なくすることによって、図9の基板断面図に示すように、既にパターニング処理が行なわれたショット領域SAと次にパターニング工程が行なわれるショット領域SBとの境界Bを含むパターン外周領域Stbに塗布された有機材料Csを完全には硬化させず柔らかい状態にしている。このため、未処理のショット領域SB0内にテンプレート降下位置Hよりも膜厚の厚い有機材料Csが侵食した場合であっても、この有機材料Csは完全に硬化していないことから、テンプレート11端部が有機材料Csに接触しても、図9の矢印Y40のように有機材料Csが変形し、テンプレート11はテンプレート降下位置Hまで適切に降下できる。したがって、ナノインプリント装置1においては、すでにパターニング処理が終了したショット領域SAから処理対象のショット領域SB内に有機材料Csが侵食した場合であっても、処理対象のショット領域SBに塗布された有機材料Cとテンプレート11とが十分に接触できるため、転写不良が発生することがない。このため、本第1の実施の形態によれば、ショット領域SAとショット領域SBとの間に隙間を設けずとも、テンプレート11と有機材料Cとを十分に接触させることができるため、基板14の全面をパターン形成のために有効に使用することができ、基板14に形成できるショット数を従来よりも増加させることができる。
なお、本第1の実施の形態におけるナノインプリント装置として、遮光部材20および遮光部材移動機構21がテンプレート11およびテンプレート保持部12の直上に設けられた場合を例に説明したが、もちろんこれに限らない。遮光部材20および遮光部材移動機構21は、基板14のパターン外周領域Staに対応する領域への紫外光を所定時間遮断できればよいため、光源10とテンプレート11との間の光路中のいずれかに位置すれば足りる。このため、図10のナノインプリント機構2aに示すように、遮光部材20および遮光部材移動機構21を、テンプレート11およびテンプレート保持部12の上方に独立して設けた構成としてもよい。
また、本第1の実施の形態として、パターン外周領域Stの全領域に対応させて遮光部材20を設けた場合を例に説明したが、必ずしもパターン外周領域Stの全領域に対応させて遮光部材20を設ける必要はない。処理対象となるショットよりも後に処理が行なわれるショットのパターニング工程においてテンプレート11の降下が阻害されなければよいため、少なくともパターン外周領域Staのうちパターニング処理が行なわれていないパターン転写領域に隣接した領域の有機材料が完全に硬化しないようにすれば足りる。たとえば、図11−1および図11−2を参照して、ショット領域SC、ショット領域SA、ショット領域SBの順でパターニング処理が行なわれる場合であってショット領域SAに対してパターニング処理が行なわれる場合を例に説明する。
この図11−1に示すように、遮光部材20は、テンプレート11のパターニング処理が行なわれていないショット領域SB側のみに設けられており、既にパターニング処理が行なわれたショット領域SC側には設けられていない。このため、ショット領域SAに対する紫外光照射処理では、図11−1に示すように、硬化率100%の照射量である紫外光LA1の照射によって、ショット領域SAのパターン形成領域Spaの有機材料Cとともに既にパターニング処理が終了したショット領域SC側のパターン外周領域Sta1の有機材料Cも完全に硬化する。そして、ショット領域SB側のパターン外周領域Sta2における有機材料Cは、遮光部材20に紫外光を遮断されるため、硬化しないままとなる。そして、ショット領域SBにおいては、図11−2に示すように、テンプレート11降下時において、既にパターニング処理が終了したショット領域SA側のパターン外周領域Stb1(パターン外周領域Sta2と同じ領域となる。)における有機材料Cとテンプレート11とが接触した場合であっても、このパターン外周領域Stb1の有機材料は硬化していないため、テンプレート11のショット領域SBへの降下を阻害することはない。そして、このパターン外周領域Stb1の有機材料Cは、遮光部材20に紫外光を阻害されることなく、ショット領域SBのパターン形成領域Spbにおける有機材料Cとともに硬化率100%の照射量である紫外光LB1の照射によって完全に硬化する。
このように、光硬化材料の所定ショット及び所定ショットに隣接する隣接ショットに対して光照射してパターニングを行う際、所定ショットのうちテンプレートのパターン外周領域の少なくとも一部に接触する光硬化材料領域が、所定ショットに対するパターニング時の光照射により半硬化状態となり、さらに隣接ショットに対するパターニング時の光照射により硬化が進行するようなインプリント方法であればよい。例えば、最終的に基板14の全ショットのパターニング工程終了時に、基板14のパターン外周領域に対応する領域への紫外光の照射光量の合計が、基板14面のパターン形成領域に対応する領域への紫外光の照射光量、すなわち、硬化率100%の照射光量と同等であれば、テンプレート11の降下阻害を防止するとともに次工程であるエッチング工程の適切な実行が可能になるため、遮光部材20を必ずしもパターン外周領域Stの全領域に対応させて設ける必要はない。なお、図11−1および図11−2の場合には、基板14の端部ショット領域において、ショット端部領域に遮光部材20が位置する場合には、ショット端部の有機材料を完全に硬化させるため、遮光部材20をショット外に移動させた状態で紫外光を照射すればよい。
(第2の実施の形態)
つぎに、本発明の第2の実施の形態について説明する。前述した第1の実施の形態では、遮光部材によって所定時間遮光することによって基板のパターン外周領域に対応する領域への照射時間を調整した場合について説明したが、本第2の実施の形態では、基板と光源との間に所定の透過率を有する透過膜を設けて、基板面のパターン外周領域に対応する領域への照射強度を調整した場合について説明する。
図12は、本第2の実施の形態におけるナノインプリント装置の構成の一例を模式的に示す図である。図12に示すように、本第2の実施の形態におけるナノインプリント装置201におけるナノインプリント機構202は、図1に示すナノインプリント機構2と比して、遮光部材20および遮光部材移動機構21を削除した構成を有する。また、ナノインプリント機構202は、図1に示すテンプレート11に代えて、所定の透過率を有する透過膜220が設けられたテンプレート211を備える。そして、ナノインプリント装置201は、図1に示す制御部3に代えて、ナノインプリント装置201の各構成部位を制御する制御部203を備える。
つぎに、図12に示すテンプレート211について説明する。図13は、テンプレート211を上部から見た平面図である。図13に示すように、テンプレート211には、パターン領域Cpを含むパターン形成領域Spよりも外部の領域であるパターン外周領域St2上には、所定の透過率を有する透過膜2201,2202が設けられている。このパターン外周領域St2下方の基板14領域は、隣り合うショットへのパターニング工程においても光源10からの光が照射される領域である。
パターン外周領域St2に対応する領域のうち、隣り合うショットへのパターニング工程によって2回光が照射される4箇所の辺領域には、透過膜2201がそれぞれ設けられており、隣り合うショットへのパターニング工程によって4回光が照射されるパターン外周領域St2の4箇所の角部領域には、透過膜2202がそれぞれ設けられている。
このナノインプリント装置201においては、パターン外周領域St2下方の基板14の領域への照射強度を調整することによって、基板14への1回あたりの照射光量のうち、パターン外周領域St2下方の領域への照射光量をパターン形成領域Sp下方の領域への照射光量よりも少なくし、基板14に塗布された有機材料のうち、パターン外周領域St2下方の領域に塗布された有機材料の硬化率をパターン形成領域Spに対応する領域の完全に硬化した有機材料の硬化率よりも低くしている。
そして、ナノインプリント装置201においては、第1の実施の形態におけるナノインプリント装置1と同様に、基板14面の全ショットに対してパターニングが行なわれた場合における基板14のパターン外周領域St2下方の領域への紫外光の照射量合計が、基板14のパターン形成領域Sp下方の領域への紫外光の照射量であって有機材料が完全に硬化可能である照射量とほぼ同等となるように設定されている。
たとえば、パターン外周領域St2のうち、隣り合うショットへのパターニング工程によって2回光が照射される図13の透過膜2201が設けられた4箇所の領域に対しては、この2回の紫外光の照射処理によって、有機材料の硬化率100%に対応する照射量Iの紫外光が照射されればよいため、1回あたりのパターニング工程における紫外光の照射量は、有機材料の硬化率50%に対応する照射量I50でよい。照射量は、照射強度と照射時間とを乗じた値である。そして、パターン外周領域St2には、パターン形成領域Spと同期間、紫外光が照射される。このため、透過膜2201は、紫外光の照射時間の間に透過膜2201を透過する全光量が照射量I50となるような透過率を備えればよい。また、パターン外周領域St2のうち、隣り合うショットへのパターニング工程によって4回光が照射される図13の透過膜2202が設けられた4箇所の領域に対しては、この4回の紫外光の照射処理によって、硬化率100%に対応する照射量Isの紫外光が照射されればよいため、1回あたりのパターニング工程における紫外光の照射量は、有機材料の硬化率25%に対応する照射量I25でよい。このため、透過膜2202は、紫外光の照射時間の間に透過膜2202を透過する全光量が照射量I25となるような透過率を備えればよい。
このように、テンプレート211では、透過膜220を設けることによって、凹凸パターンを含むパターン形成領域Spの透過光量よりも、パターン外周領域St2の透過光量のほうが少なくなっている。
そして、ナノインプリント装置201においては、パターン外周領域St2に対応させて所定の透過率を有する透過膜220をテンプレート211上に設けて、基板14のパターン外周領域St2下方の領域への光照射強度を、基板14のパターン形成領域Sp下方の領域への光照射強度よりも低くしている。これによって、基板14のパターン外周領域St2下方の領域への1回あたりの照射光量を、基板14のパターン形成領域Sp下方の領域への1回あたりの照射光量よりも少なくして、パターン外周領域St2下方の基板領域に塗布された有機材料を完全に硬化させず柔らかな状態にし、隣り合うショットへのパターニング工程時でのテンプレート211の降下を阻害しないようにしている。さらに、ナノインプリント装置201においては、全ショットのパターニング工程終了時には完全に有機材料を硬化させて、次工程であるエッチング工程が適切に行なえるようにしている。
つぎに、このナノインプリント装置201におけるパターニング工程について説明する。図14−1〜図14−6は、図12に示すナノインプリント装置201におけるパターニング工程の各手順の一例を模式的に示す断面図である。
まず、ナノインプリント201は、図5−1に示す工程と同様の工程で、処理対象であるショットに有機材料Cをインクジョット方式で塗布する。次いで、図14−1の矢印に示すように、昇降機構13は、テンプレート211を処理対象であるショット領域SAの有機材料C上に降下させ、一定の充填待ち時間の間、テンプレート211を降下位置で停止させる。なお、透過膜220は、ショット領域SAにおけるパターン外周領域Sta上に位置している。
次いで、基板14上の有機材料Cを硬化させるために、光源10から紫外光を照射する。この場合、図14−2に示すように、基板14上のパターン形成領域Spaには有機材料の硬化率100%となる照射量の紫外光LA1が照射される。そして、基板14上のパターン外周領域Staにおいては、透過膜220を透過した紫外光Lの一部の紫外光LA12であって、有機材料の硬化率50%または25%となる照射量の紫外光LA12が照射される。この結果、パターン外周領域Staにおける有機材料Csaは、パターン形成領域Spaにおける有機材料Chよりも硬化率が低くなり、柔らかい状態を保持する。
そして、所定の硬化率で有機材料Csa,Chがそれぞれ硬化した後、光源10は紫外光Lの照射を停止し、図14−3の矢印に示すように、昇降機構13はテンプレート211を有機材料上から上昇させ、このショット領域SAに対するパターニング処理を終了する。
次いで、次の処理対象であるショット領域SBへのパターニング処理を行なうため、図5−7に示す工程と同様の工程で、ショット領域SBに有機材料Cをインクジョット方式で塗布する。そして、図14−4の矢印に示すように、昇降機構13はテンプレート211をショット領域SBの有機材料C上に降下させ、一定の充填待ち時間の間、テンプレート11を降下位置で停止させる。この場合、ショット領域SBにおけるパターン外周領域Stbのうちショット領域SA側のパターン外周領域Stb(ショット領域SAにおけるショット領域SB側のパターン外周領域Staと同じ領域になる)に既に形成されている有機材料Csaは、完全に硬化していない柔らかい状態であることから、テンプレート211の端部がパターン外周領域Stbの有機材料Csaと接触した場合であっても、テンプレート211の降下は阻害されず、テンプレート211は所定の降下位置まで降下可能である。
次いで、図14−5に示すように、光源10から紫外光Lを照射する。この場合も、図14−2に示す場合と同様に、パターン形成領域Spaには、硬化率100%となる照射量の紫外光LB1が照射され、パターン外周領域Stbには、光源10から照射された紫外光Lのうち透過膜220を透過した紫外光Lの一部である紫外光LB12であって、硬化率50%または25%に対応した照射量の紫外光LB12が照射される。この結果、ショット領域SA側のパターン外周領域Stbに既に形成された完全に硬化していない有機材料Csaは、この紫外光LB12の照射によって完全に硬化する。その後、光源10は紫外光Lの照射を停止し、図14−6の矢印に示すように、昇降機構13はテンプレート211を有機材料上から上昇させ、このショット領域SBに対するパターニング処理を終了する。
このように、ナノインプリント装置201においては、第1の実施の形態におけるナノインプリント装置1と同様に、テンプレートのパターン形成領域Sp領域とパターン外周領域Stとに対して1回あたりの紫外光の照射量を変えることによって、ショット境界を含む基板14のパターン外周領域Staに塗布された有機材料を完全には硬化させず柔らかい状態にして、隣り合うショットへのテンプレート降下を適切に行なえるようにしている。このため、ナノインプリント装置201においても、ナノインプリント装置1と同様に、ショット間に隙間を設けずとも、テンプレート211と有機材料Cとを十分に接触させることができるため、基板全面をパターン形成のために有効に使用することができ、基板に形成できるショット数を従来よりも増加させることができる。
なお、本第2の実施の形態におけるテンプレートとして、透過膜220がテンプレート211直上に一体として設けられた場合を例に説明したが、もちろんこれに限らず、光源10とテンプレート211との間のいずれかであってパターン外周領域St2に対応する領域に設けられていれば足りる。このため、図15のテンプレート211aに示すように、テンプレート211直下に透過膜220aを設けてもよい。また、図16のナノインプリント機構202aに示すように、テンプレート11およびテンプレート保持部12の上方であってパターン外周領域St2に対応させた位置に、独立して透過膜220bを設けた構成としてもよい。
また、最終的に基板14面の全ショットのパターニング工程終了時に、基板のパターン外周領域に対応する領域への紫外光の照射光量の合計が、基板14面のパターン形成領域に対応する領域への紫外光の照射光量、すなわち、硬化率100%の照射光量と同等であればよいことから、透過膜220をパターン外周領域St2の全領域に対応させて設ける必要はなく、パターン外周領域St2の一部にのみ透過膜220を設けてもよい。
また、第1の実施の形態および第2の実施の形態においては、全ショットのパターニング工程が終了した場合であっても、基板最端部のショット端部では硬化率100%に対応する紫外光が照射されていない領域も発生する場合があるため、基板14全面に紫外光を照射して、有機材料を完全に硬化させてもよい。
第1の実施の形態におけるナノインプリント装置の構成の一例を模式的に示す図である。 図1に示すテンプレートの凹凸パターン形成面を示す図である。 図1に示す遮光部材を上部から見た平面図である。 紫外光の照射量とナノインプリント技術において使用される有機材料の硬化率との関係を示した図である。 図1に示すナノインプリント装置におけるパターニング工程の各手順の一例を模式的に示す断面図(その1)である。 図1に示すナノインプリント装置におけるパターニング工程の各手順の一例を模式的に示す断面図(その2)である。 図1に示すナノインプリント装置におけるパターニング工程の各手順の一例を模式的に示す断面図(その3)である。 図1に示すナノインプリント装置におけるパターニング工程の各手順の一例を模式的に示す断面図(その4)である。 図1に示すナノインプリント装置におけるパターニング工程の各手順の一例を模式的に示す断面図(その5)である。 図1に示すナノインプリント装置におけるパターニング工程の各手順の一例を模式的に示す断面図(その6)である。 図1に示すナノインプリント装置におけるパターニング工程の各手順の一例を模式的に示す断面図(その7)である。 図1に示すナノインプリント装置におけるパターニング工程の各手順の一例を模式的に示す断面図(その8)である。 図1に示すナノインプリント装置におけるパターニング工程の各手順の一例を模式的に示す断面図(その9)である。 図1に示すナノインプリント装置におけるパターニング工程の各手順の一例を模式的に示す断面図(その10)である。 図1に示すナノインプリント装置におけるパターニング工程の各手順の一例を模式的に示す断面図(その11)である。 図1に示すナノインプリント装置におけるパターニング工程の各手順の一例を模式的に示す断面図(その12)である。 従来技術におけるパターニング工程での有機材料硬化状態を説明する基板平面図である。 従来技術におけるパターニング工程での有機材料硬化状態を説明する基板断面図である。 従来技術におけるショット配置を説明する基板断面図である。 図1に示すナノインプリント装置におけるテンプレート降下状態を説明する基板断面図である。 第1の実施の形態におけるナノインプリント機構の構成の他の例を模式的に示す図である。 第1の実施の形態におけるナノインプリント装置の構成の他の例におけるパターニング工程の各手順の一例を模式的に示す断面図(その1)である。 第1の実施の形態におけるナノインプリント装置の構成の他の例におけるパターニング工程の各手順の一例を模式的に示す断面図(その2)である。 第2の実施の形態におけるナノインプリント装置の構成の一例を模式的に示す図である。 図12に示すテンプレートを上部から見た平面図である。 図12に示すナノインプリント装置におけるパターニング工程の各手順の一例を模式的に示す断面図(その1)である。 図12に示すナノインプリント装置におけるパターニング工程の各手順の一例を模式的に示す断面図(その2)である。 図12に示すナノインプリント装置におけるパターニング工程の各手順の一例を模式的に示す断面図(その3)である。 図12に示すナノインプリント装置におけるパターニング工程の各手順の一例を模式的に示す断面図(その4)である。 図12に示すナノインプリント装置におけるパターニング工程の各手順の一例を模式的に示す断面図(その5)である。 図12に示すナノインプリント装置におけるパターニング工程の各手順の一例を模式的に示す断面図(その6)である。 図12に示すテンプレートの他の例を示す断面図である。 第2の実施の形態におけるナノインプリント機構の構成の他の例を模式的に示す図である。
符号の説明
1,201 ナノインプリント装置
2,2a,202,202a ナノインプリント機構
3,203 制御部
4 入力部
5 出力部
10 光源
11,110,211,211a テンプレート
12 テンプレート保持部
13 昇降機構
14 基板
15 基板保持部
16 基板移動機構
17 基板移動駆動部
18 容器
19 塗布機構
20 遮光部材
21 遮光部材移動機構
220,220a,220b 透過膜

Claims (5)

  1. 光硬化材料が塗布された試料面にテンプレートの凹凸パターン形成面を接触させた状態で光を照射することによって、前記試料に塗布された光硬化材料を硬化させてパターニングを行なうインプリント方法において、
    前記光硬化材料の所定のショットへの1回あたりの照射において、前記テンプレートの凹凸パターンを含むパターン形成領域に接触する光硬化材料領域への照射光量は、前記パターン形成領域よりも外部であるパターン外周領域の少なくとも一部に接触する光硬化材料領域への照射光量よりも大きく、
    前記光硬化材料の所定ショット及び前記所定ショットに隣接する隣接ショットに対して光照射してパターニングを行うとき、前記所定ショットのうち前記テンプレートのパターン外周領域の少なくとも一部に接触する光硬化材料領域は、前記所定ショットに対するパターニング時の光照射により半硬化状態となり、前記隣接ショットに対するパターニング時の光照射により硬化が進行することを特徴とするインプリント方法。
  2. 前記光硬化材料の所定のショットへの1回あたりの照射において、前記パターン外周領域の4角部分は、ほぼ均一に第1の照射量で光が照射され、前記パターン外周領域の4角部分以外の部分は、ほぼ均一に第2の照射量で光が照射されることを特徴とする請求項1に記載のインプリント方法。
  3. 前記第1の照射量は、前記第2の照射量よりも少ないことを特徴とする請求項2に記載のインプリント方法。
  4. 前記試料と前記光を発する光源との間に設けられた遮光部材を前記試料表面と平行な面に沿って移動させて、前記テンプレートのパターン外周領域に接触する光硬化材料領域への光照射時間を前記テンプレートのパターン形成領域に接触する光硬化材料領域への光照射時間よりも短くすることによって、前記テンプレートのパターン外周領域の少なくとも一部に接触する光硬化材料領域への1回あたりの照射光量を、前記テンプレートのパターン形成領域に接触する光硬化材料領域への1回あたりの照射光量よりも少なくすることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のインプリント方法。
  5. 前記試料と前記光を発する光源との光路中に、前記テンプレートの前記パターン外周領域を透過する光の一部を遮光するための所定の透過率を有する透過膜を設けて、前記テンプレートのパターン外周領域に接触する光硬化材料領域への光照射強度を前記テンプレートのパターン形成領域に接触する光硬化材料領域への光照射強度よりも低くすることによって、前記テンプレートのパターン外周領域の少なくとも一部に接触する光硬化材料領域への1回あたりの照射光量を、前記テンプレートのパターン形成領域に接触する光硬化材料領域への1回あたりの照射光量よりも少なくすることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のインプリント方法。
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