JP7346268B2 - インプリント用のテンプレート、テンプレートを用いたインプリント方法 - Google Patents

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Description

本発明は、インプリント用のテンプレート、テンプレートを用いたインプリント方法に関する。
半導体デバイスを構成する要素パターンを形成するための技術の一つにインプリント技術がある。従来から、テンプレートに形成されている凹凸パターンと基板上に配置されている光硬化性材料とを接触させた状態で、光硬化性材料に光を照射して、基板上に凹凸パターンをもつ硬化物を形成するインプリント方法が知られている。
また、インプリント方法の一例として、押印動作を繰り返すことで、基板の複数のショット領域に順次パターンを形成するインプリント方法が知られている。
このようなインプリント方法において、あるショット領域に押印したときにテンプレートのエッジからはみ出した光硬化性材料に光が照射されると、テンプレートの側面に硬化物として付着してしまう恐れがある。この付着物は、後続するショット領域におけるインプリント処理あるいはデバイス製造プロセスにおいて不利に働く場合がある。
特許文献1には、上面(パターン面とは反対側の面の)に遮光膜が配置されたテンプレートが記載されている。当該文献では、パターン形成領域よりも外側のパターン外周領域の光硬化性樹脂を完全には硬化させないようにして、隣接ショット領域の存在によりテンプレートの降下が阻害されることを抑制することが記載されている。
特開2009-212449号公報
近年、テンプレートのパターン面の外縁をジグソー形状にして、基板の複数のショット領域に順次パターンを形成するインプリント方法も提案されている。これにより、外縁が長方形状である場合に比べて、スクライブライン(アライメントマークが形成される領域)の幅を小さくし、歩留まりを高くできる場合がある。
しかしながら、このようなテンプレートに対して、テンプレートのエッジに沿って単純に同じ幅の遮光部材を配置した場合、インプリント装置の照明系から照射される照射領域(典型的には長方形)に対して適切に遮光ができない恐れがあった。
本発明は、ジグソー形状の外縁のパターン面をもつテンプレートであって、テンプレート側面への硬化物の付着を軽減するために有利なテンプレートを提供することを目的とする。
本発明によれば、テンプレート側面への硬化物の付着を軽減するために有利なテンプレートを提供することができる。
インプリント装置の概略を示す図 型(テンプレート)の下面図 図2の型のA-A’断面図 図2の型のパターン面PSと遮光面SSの詳細を示す図 本発明を実施しない場合における遮光面と照射領域の関係を示す図 変形例を示す図 本発明のテンプレートを用いたインプリント方法のフローを示す図 ジグソー形状の複数のショット領域を示す図
〔実施例〕
以下、本発明を実施するための形態を、図面を用いながら説明する。
図1に、本実施例のインプリント装置を示す。図1においてZ軸方向を鉛直方向とし、Z軸に直交するXY方向を水平方向としている。インプリント装置100は、テンプレート(型)に形成されている凹凸パターンと基板上に配置されている光硬化性のインプリント材108とを接触させた状態で、インプリント材に光を照射して、基板109上に凹凸パターンを有する硬化物を形成する。本実施例では、波長200~380nmの光(紫外線)の照射によってインプリント材108を硬化させる装置の例で説明するが、これに限られない。
基板109の基材はシリコンウエハであり、直径300mmの円形状である。しかしながら、材質およびサイズはこれに限るものではない。例えば、アルミニウム、チタン-タングステン合金、アルミニウム-ケイ素合金、アルミニウム-銅-ケイ素合金、酸化ケイ素、サファイア、チッ化ケイ素等の公知の基材を適用しうる。基板109は、基材の上にデバイス層や密着層が形成されたものであってもよい。
本実施例では、インプリント材として、紫外線硬化性の樹脂が用いられる。紫外線硬化性の樹脂は、アクリレートやメタクリレートのようなモノマーであってもよい。また、インプリント材は、重合性化合物、光重合開始材、非重合性化合物、溶剤のいずれかを含んでもよく、非重合性化合物として、増感剤、水素供与体、内添型離型材、界面活性剤、酸化防止剤、ポリマー成分の少なくともいずれかを含んでもよい。本実施例のインプリント材は、波長200~380nmの光(紫外線)の照射により硬化する。
図1に示すインプリント装置100は光源101を有し、光源101は、基板109上に塗布されたインプリント材108を硬化させる光113を照射する。またインプリント装置100は、光源101からの光113を導光するレンズやミラーを含む光学系107を有していてもよい。これらの光学系は、光強度を均一にするために用いられてもよい。また、光源101からの光束の形状を制御するための遮光機構102を有する。遮光機構102は、遮光板と、遮光板を駆動する駆動機構とを有する。駆動機構として、例えばモータが用いられるが、これに限られない。遮光板は、典型的には、X方向に平行なエッジをもつ1対の遮光板と、Y方向に平行なエッジをもつ1対の遮光板からなり、これらの駆動を制御して、所定のサイズの長方形の開口を形成する。
ステージ104は基板109を保持するためのチャック(基板チャック)110を支持する。支持体112は、テンプレート111を保持するためのチャック103(型チャック)を支持する。また、装置100は、チャック103を駆動する複数のアクチュエータ(不図示)を有する。チャック103は、複数のアクチュエータにより、鉛直方向およびチルト方向に駆動される。基板109上に塗布されたインプリント材108にテンプレート111のパターン面(凹凸パターンが形成されている面)を接触させ、この状態でインプリント材に光源101から光を照射し、インプリント材を硬化させる。硬化後にテンプレート111を上方に移動させると、基板109上には、テンプレート111の接触面に応じた表面形状の硬化物が形成される。このようにしてインプリント装置は基板上にパターンを形成する。
ステージ104は、基板109をチャック110に保持させた状態で、不図示のベース上をXY方向に移動可能である。基板109をチャック110上に搬入または搬出する際に、チャック103の下方から離れた位置にステージ104を移動させる。また、基板109の複数のショット領域に順次パターンを形成するために、ステージ104は移動を繰り返す。
ステージ104を駆動する駆動部として、本実施例ではリニアモータを用いる。ただし、これに限らず、ボールねじと回転モータを組み合わせた駆動機構など、公知の技術を適用しうる。本実施例では、ステージ104の移動方向をX方向とY方向の2軸方向としているが、これに限らず6軸方向としてもよい。ステージ104は、天板を有し、さらに天板に連結された板状部材を有してもよい。
チャック110は、ステージ109に締結あるいは吸着により固定される。チャック110は基板109を保持する保持面を有する。チャック110による基板109の保持方式として、真空吸着方式、静電吸着方式などの公知の技術を適用しうる。真空吸着方式の場合には、チャック110の表面に形成された凹部(溝)と負圧発生装置とが連通させる。基板109を保持面に載置した状態で凹部の内側を負圧にすることで基板109を保持することができる。
チャック103はテンプレート111を保持する保持面を有する。チャック103によるテンプレート111の保持方式として、真空吸着方式、静電吸着方式などの公知の技術を適用しうる。真空吸着方式の場合には、チャック103の表面に形成された凹部(溝)と負圧発生装置とが連通させる。テンプレート111を保持面に載置した状態で凹部の内側を負圧にすることでテンプレート111を保持することができる。
ディスペンサ105は、基板109上にインプリント材の液滴を吐出するノズル(吐出部)を有する。吐出方式として、ピエゾジェット方式やマイクロソレノイド方式を用いることができる。ノズルの数は特に限定されず、1列のノズルアレイとしてもよく、複数列のノズルアレイとしてもよい。
インプリント装置100は、基板を搬送するための搬送ハンドを有する。さらに、テンプレート111に形成されているマークと基板109に形成されているマークとの相対位置を検出するためのスコープを備えてもよい。また、テンプレート111とインプリント材との接触状態を観察するためのカメラを備えてもよい。
ディスペンサ105や支持体112は、不図示の本体により支持される。本体は、さらに、上述のスコープやカメラを支持してもよい。
制御部106は、CPU等のプロセッサと、RAM、ROM、HDD等の記憶部と、外部デバイスとプロセッサとを接続するためのインターフェース部と、を含む。インターフェース部には、ホストコンピュータとの通信を行う通信インターフェースも含まれる。ホストコンピュータは、例えば、インプリント装置100が配置された工場全体または工場の一領域を制御するコンピュータである。プロセッサは記憶部に記憶されたプログラムを実行し、インプリント装置の動作を制御する。制御部106は、複数の回路基板を有していてもよい。また、制御部106の全部あるいは一部は、インプリント装置100のチャンバ(筐体)の内部にあるラックに配置されていてもよく、チャンバの外部に配置されていてもよい。
制御部106は、インプリント装置100の動作を制御する。ここで、インプリント装置100の動作は、各ユニットの動作を含む。制御部106は、インプリント材への光の照射、ステージの動作などを制御する。
図2は、本実施例のテンプレートを示す下面図(チャック103に保持されている状態で基板側から見た図)であり、図3は図2のA-A’断面図である。
テンプレート111の本体111aは、底面BSと、底面BSに対して突出した部分の表面にある中位面MSと、中位面MSに対して突出した部分の表面にあるパターン面PSを有する。パターン面PSには凹凸パターンが形成されている。パターン面PSと底面BSと中位面MSはすべて高さが異なり、いずれも同じ側(図3では上側)に面している。すなわち、本体111aには、高さが異なる面をもつように段差が形成されている。底面BSは、パターン面PSを基準として、中位面MSよりも離れた位置(型111の被保持面HSにより近い位置)にある。
テンプレート111は、紫外線を透過可能な材質である。本実施例では、石英が用いられるが、これに限られない。テンプレート111の材質として、ガラス、PMMA(Polymethyl methacrylate)、ポリカーボネート樹脂などを用いてもよい。
中位面MSには、遮光部材111bが形成されている。遮光部材11の材質は、例えばクロム(Cr)であるが、これに限られない。遮光部材111bの紫外線の透過率は、本体111aの紫外線の透過率よりも小さい。好適には、本体111aの透過率の50%以下が好ましく、さらには30%以下あるいは10%以下であることが好ましい。
パターン面PSと底面BSの距離は、凹凸パターンの深さ(あるいは高さ)よりも大きい。また遮光部材111bの厚さは、パターン面PSと中位面MSの距離よりも小さい。すなわち、遮光部材111bの表面(SS)は、パターン面PSと中位面MSとの間の高さに位置する。好適には、凹凸パターンの深さよりパターン面PSと底面BSの距離は大きく、凹凸パターンの深さよりも遮光部材の厚さは大きく、凹凸パターンの深さよりもパターン面PSと遮光部材の表面SSの距離は大きい。例えば、凹凸パターンの深さ(あるいは高さ)を30~100nm、パターン面PSと底面BSの距離を200~800nm、遮光部材111bの厚さを100nm~300nmとしてもよい。
また、テンプレート111の本体111aは、被保持面HSを有する。また、テンプレート111のパターン面PSとは反対側には凹部HLが形成されている。チャック103にテンプレート111が保持されている状態において、凹部HLにインプリント装置からガスを供給および排出可能にすることで、インプリント時にテンプレート111の湾曲形状を制御できる。例えば、テンプレート111と基板109上のインプリント材とを接触させる際に、パターン面PSを基板109側に向けて凸形状にすることで、ガストラップを低減することができる。
図2における破線は、凹部HLの輪郭を示し、好適には円形であるが、これに限られない。
図4は、図3の上側から見た図(平面図)であり、パターン面PSと遮光部材111aの表面SS(斜線)の外縁を示す図である。
パターン面PSの外縁はジグソー形状である。基板109の複数のショット領域に図8に示すように順次パターンを形成する。このようにパターン面PSの外縁をジグソー形状とすることで、外縁が長方形状である場合に比べて、スクライブライン(アライメントマークが配置される領域)の幅を小さくし、歩留まりを高くできる場合がある。ジグソー形状は、各辺に凸または凹となる形状を有する形状であり、図4に示す形状に限定されない。
前述したとおり、中位面MSの表面には、パターン面側からみた平面視においてパターン面PSの外縁を囲むように、本体111aよりも光(紫外線)の透過率が低い遮光部材111bが配置されている。また、遮光部材111bは、少なくともジグソー形状の外縁における凹部の内側の全域に配置(形成)されている。遮光部材111bは、均一な幅ではなく、ジグソー形状の凸部に隣接する部分の幅は、例えば、凹部に隣接する部分の幅の1/2以下である。
図中、照射領域ILの内側の領域に光が照射される。照射領域ILは、遮光機構112の遮光板の開口に応じた長方形状である。
本発明を実施しないテンプレートを比較例として図5に示す。
比較例のテンプレート121は、本体121aと遮光部材121bとを有する。図5は、パターン面PS’と遮光部材121bの表面SS’(斜線)の外縁を示す図である。
図中、照射領域IL’の内側の領域に光が照射される。照射領域ILは、遮光機構112の遮光板の開口に応じた長方形状である。
図5のように、遮光板の位置をジグソー形状の凸部分に合わせると、凹部分が適切に遮光されない場合がある。そのような場合に、パターン面PS’をインプリント材に接触させる際に、パターン面PS’の外側にインプリント材がはみ出した場合、はみ出したインプリント材が硬化してしまう恐れがある。
また、凹部分を適切に遮光するために、装置側の遮光板の構成を複雑な形状にしたり、DMD(デジタルミラーデバイス)を用いて硬化光の照射領域を制御することも考えられるが、装置の高コスト化や複雑化を招いてしまう。
それに対して、図4に示す、本実施例によれば、ジグソー形状の外縁のパターン面をもつテンプレートであって、テンプレート側面への硬化物の付着を軽減することができる。
(変形例)
図6はテンプレートの変形例を示す図である。上述のとおり、インプリント装置100は、遮光機構102と光学系107を有する。遮光機構102によって長方形状に整形された光は、例えば光学系107を透過することによって、長方形状に対して歪む場合がある。
図6において、テンプレート211、本体211a、遮光部材211bは、図1~図4の符号テンプレート111、本体111a、遮光部材111bに対応する。図6は、図3の上側から見た図(平面図)であり、パターン面PSと遮光部材211bの表面SS(斜線)の外縁を示す図である。
図中、照射領域ILの内側の領域に光が照射される。照射領域ILは、遮光機構112の遮光板の開口に応じた長方形状に対して、各辺の中央が外側に向けて膨らんだ形状である。
変形例のテンプレート211での遮光部材211bの表面SSの外縁は、照射領域に対応し、各辺の中央が外側に向けて膨らんだ形状である。図6のように多段形状としてもよい。
(インプリント方法)
図7は、上述のテンプレートを用いたインプリント方法のフローを示す図である。本実施例のインプリント方法は、基板に対してテンプレートを用いた押印動作を繰り返すことで、基板の複数のショット領域にパターンを形成する。例えば、半導体デバイスのウエハにおいて100つ程度のショット領域を有する。下記の説明において、符号は実施例の符号を用いるが、変形例にも適用可能である。
インプリント方法は、テンプレート111と基板109を用意(搬入)する工程(S100、S110)を含む。
つづいて、テンプレート111と基板109上の光硬化性のインプリント材109とを接触させた状態で、光源101を用いて、インプリント材に光を照射する工程(S120)を含む。さらに、照射後に、テンプレート111と基板109とを引き離す工程(S130)を含む。
押印動作は、工程S120と工程S130を含み、押印動作の後に、基板上に他にインプリントすべき領域があるかどうかを判定し(S140)、ある場合(Y)にはこの動作を繰り返すことで、基板の複数のショット領域にパターンを形成する。ない場合(N)には、基板をインプリント装置の外へ搬出する(S150)。
図4に示すように、光を照射する工程における照射領域の外形は、パターン面側からみた平面視においてパターン面PSの外縁を囲む長方形状である。
変形例においては、図5に示すように、光を照射する工程における照射領域は、パターン面側からみた平面視においてパターン面PSの外縁を囲む長方形状を内包する形状(外縁を囲む長方形状に対して、各辺の中央が外側に向けて膨らんだ形状)である。
本実施例では、テンプレートのパターン面は基板上の1つのショット領域のサイズに対応しているが、これに限られない。例えば、1つのショット領域のサイズに対応するパターン面を複数(例えば2~4つ)有するテンプレートであってもよい。
(デバイス製造方法の例)
デバイス(半導体デバイス、磁気記憶媒体、液晶表示素子、回折格子等)の製造方法について説明する。かかる製造方法は、インプリント装置を用いて基板(ウエハ、ガラスプレート、フィルム状基板等)の表面にテンプレートのパターンを転写する工程を含む。かかる製造方法は、さらに、パターンを形成された基板を処理する工程を含む。当該処理工程は、当該パターンをマスクとして基板をエッチングする工程を含みうる。また、エッチングされた基板に対して電気的特性を付加する工程、電気的特性が付加された基板をダイイングしてチップとして取り出す工程、取り出されたチップをパッケージングする工程、を含む。
本実施形態におけるデバイスの製造方法は、従来に比べて、デバイスの性能、品質、生産性及び生産コストの少なくとも1つにおいて有利である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、これらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
111,211 テンプレート
111a,211a 本体
111b,211b 遮光部材
PS パターン面
SS 遮光部材の表面
MS 中位面
BS 底面
HS 被保持面

Claims (5)

  1. インプリント用のテンプレートにおいて、
    底面と、前記底面に対して突出した部分の表面にある中位面と、前記中位面に対して突出した部分の表面にあり、凹凸パターンが形成されているパターン面と、を有する本体を備え、
    前記パターン面の外縁はジグゾー形状であり、
    前記中位面の表面には、前記パターン面側からみた平面視において前記パターン面の外縁を囲むように、前記本体よりも光の透過率が低い遮光部材が配置され、
    前記遮光部材の外縁は、前記平面視において前記パターン面の外縁を囲む長方形に対して、各辺の中央が外側に向かって膨らんだ形状である、ことを特徴とするテンプレート。
  2. 前記遮光部材の前記外縁は、前記平面視において前記長方形に対して、各辺において端部から中央に向かうにつれて階段状に膨らんだ形状であることを特徴とする請求項1に記載のテンプレート。
  3. 前記本体は、前記底面とは反対側に被保持面を有することを特徴とする請求項1または2に記載のテンプレート。
  4. 前記遮光部材の表面は、前記パターン面と前記中位面との間の高さに位置することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のテンプレート。
  5. 基板に対してテンプレートを用いた押印動作を繰り返すことで、基板の複数のショット領域にパターンを形成するインプリント方法であって、
    テンプレートを用意する工程と、
    基板を用意する工程と、
    テンプレートと、基板上の光硬化性のインプリント材を接触させた状態で、前記インプリント材に光を照射する工程と、を有し、
    前記テンプレートは、底面と、前記底面に対して突出した部分の表面にある中位面と、前記中位面に対して突出した部分の表面にあり、凹凸パターンが形成されているパターン面と、を有する本体を備え、
    前記パターン面の外縁はジグゾー形状であり、
    前記中位面の表面には、前記パターン面側からみた平面視において前記パターン面の外縁を囲むように、前記本体よりも光の透過率が低い遮光部材が配置され、
    前記遮光部材の外縁は、前記平面視において前記パターン面の外縁を囲む長方形に対して、各辺の中央が外側に向けて膨らんだ形状である
    前記光を照射する工程における照射領域の外形は、前記パターン面側からみた平面視において前記パターン面の外縁を囲む長方形状であることを特徴とするインプリント方法。
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