JP4794337B2 - スプリットゲート型不揮発性半導体記憶装置の製造方法 - Google Patents

スプリットゲート型不揮発性半導体記憶装置の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、不揮発性半導体記憶装置に関し、特に、スプリットゲート型不揮発性半導体記憶装置と呼ばれる不揮発性メモリの構造および製造方法に関する。
電源を切った場合においても記憶内容が消えないという特性を有する不揮発性半導体記憶装置として、スプリットゲート型不揮発性半導体記憶装置が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。近年、不揮発性半導体記憶装置に対して大容量化の要求が強く、そのため記憶素子の微細化を行うことが必須となっている。また、低消費電力に対する要求も強く、低電圧での書き込み、低電圧での消去、および、低電流での読み出し必要になってきている。これらの要求を満足するためには、複数の記憶素子の各々の電気的特性が均一である必要がある。そのためには、記憶素子の各々の形状が、均一に、かつ、安定的に構成される必要がある
図1は、上記特許文献1に記載のスプリットゲート型不揮発性半導体記憶装置(以下、スプリットゲート型不揮発性メモリと呼ぶ。)の構成を示す断面図である。特許文献1に記載の不揮発性メモリ(以下、スプリットゲート型不揮発性メモリ101と呼ぶ。)は、ソース拡散層103とドレイン拡散層104とを備えている。図1を参照すると、ソース拡散層103とドレイン拡散層104とは、基板102に形成されている。図1に示されているように、スプリットゲート型不揮発性メモリ101は、フローティングゲート105とコントロールゲート106とを備えている。フローティングゲート105は、ゲート酸化膜107を介して基板102の上層に構成されている。また、コントロールゲート106は、トンネル酸化膜108を介して基板102の上層に構成されている。さらに、フローティングゲート105とコントロールゲート106との間にはトンネル酸化膜108が構成されている。
特許文献1に記載のスプリットゲート型不揮発性メモリ101の動作を、図面を参照して説明を行う。図2は、従来のスプリットゲート型不揮発性メモリ101の動作を示す図である。図2の(a)は、スプリットゲート型不揮発性メモリ101の書き込み動作を示している。図2の(b)は、スプリットゲート型不揮発性メモリ101の消去動作を示している。図2の(c)は、スプリットゲート型不揮発性メモリ101の読み出し動作を示している。図2の(a)を参照すると、スプリットゲート型不揮発性メモリ101でデータの書き込みを行う場合、ドレイン拡散層103に比較して、ソース拡散層104を高電位にする。これにより、チャネルのソース側でホットエレクトロン(高エネルギー状態の電子)を得る。このホットエレクトロンがゲート酸化膜107を介してフローティングゲート105に注入されることによって、データの書き込みが行われる。書き込みされた後、フローティングゲートは負に帯電した状態になる。
図2の(b)を参照すると、スプリットゲート型不揮発性メモリ101のデータの消去を行う場合、フローティングゲート105からトンネル電流により、トンネル酸化膜108を介してコントロールゲート106に電子を引き抜くことで、データの消去を行っている。つまり、消去のときは,コントロールゲート106に電圧を印加してフローティングゲート105の先端の尖った部分(鋭角部110)に電界を集中させ、フローティングゲート105から電子を抜き取る仕組みとなっている。消去された後、フローティングゲートは正に帯電した状態になる。
図2の(c)を参照すると、スプリットゲート型不揮発性メモリ101でデータの読み出しを行なう場合、コントロールゲート106に所定の電圧を印加し、コントロールゲート106とソース拡散層103とドレイン拡散層104とで構成されるトランジスタを活性化させる。このとき、フローティングゲート105に注入されている電荷に応答して、ソース、ドレイン間に流れる電流値が変化する。これによってデータの読み出しが行われる。
したがって、このような構造を有するスプリットゲート型不揮発性メモリ101においては、フローティングゲート105の鋭角部110を高精度かつ安定的に形成することが要求される。上記の鋭角部110を高精度に形成する技術が知られている(例えば、特許文献2参照。)。
以下に、従来のスプリットゲート型不揮発性メモリ101の製造方法に関して説明を行う。図3、図4および図5は、特許文献2に記載のスプリットゲート型不揮発性メモリ101の製造工程を示す図である。図3の(a)から図3の(c)は、従来のスプリットゲート型不揮発性メモリ101を製造する第1工程から第3工程を示している。図4の(a)から図4の(c)は、従来のスプリットゲート型不揮発性メモリ101を製造する第4工程から第6工程を示している。図5の(a)から図5の(c)は、従来のスプリットゲート型不揮発性メモリ101を製造する第7工程から第9工程を示している。
図3の(a)を参照すると、従来の第1工程において、シリコン基板102上にゲート酸化膜111を8nm、ポリシリコン膜112を80nm、窒化珪素膜113を300nmで順次生成し、フォトレジスト124により窒化珪素膜113上に、フローティングゲート、並びにソース形成予定部をパターニング形成する。図3の(b)を参照すると、従来の第2工程において、パターニング形成されたフォトレジスト124をマスクにドライエッチング装置にて窒化珪素膜113をドライエッチングして開口し、アッシング装置にてレジストを灰化する。図3の(c)を参照すると、従来の第3工程において、開口された窒化珪素膜113をマスクに、ポリシリコン膜112を約30nmの深さにエッチングし、テーパ角度45°の形状にする。
図4の(a)を参照すると、従来の第4工程において、ポリシリコン膜112の表面上に、850℃で約6nmの熱酸化膜114を生成する。図4の(b)を参照すると、従来の第5工程において、LPCVD法により全面に約20nmのTEOS−NSG膜を生成する。次に、例えばRIE型のドライエッチング装置でTEOS−NSG膜をエッチングすると、ポリシリコン膜112のテーパ部分がちょうど隠れる程度のNSGスペーサ120が形成される。図4の(c)を参照すると、従来の第6工程において、約850℃のアニール処理を行い、TEOS−NSG膜をアニールする。次に、約160nmのNSG膜をLPCVD法により形成し、ドライエッチング装置によりエッチングしNSGスペーサ115を形成する。
図5の(a)を参照すると、従来の第7工程において、NSGスペーサ116、ソース拡散領域117、ポリシリコンプラグ118、熱酸化膜119を形成する。次に、窒化珪素膜113を例えば、150℃のHPOにて除去する。図5の(b)を参照すると、従来の第8工程において、NSGスペーサ115、NSGスペーサ120、および熱酸化膜119をマスクにしてポリシリコン膜112をドライエッチング装置にてドライエッチングし、鋭角部110を形成する。図5の(c)を参照すると、従来の第9工程において、例えば、5%フッ酸40秒でNSGスペーサ120を除去し、鋭角部110の尖端形状を形成している。
米国特許第6525371B2号明細書 特開2004−200181号公報
上述した特許文献1、2には、鋭角部110が鋭角に形成されている断面図が示されている。しかしながら、従来の第2工程において、窒化珪素膜113はその高さによってコントロールゲートの高さを規定することから、300nm程度の厚さで形成する必要が有る。このような厚い窒化珪素膜113を基板に垂直に、かつ安定的にドライエッチングすることは技術的に非常に困難である。図6は、窒化珪素膜113が基板に垂直にエッチングされなかった場合の製造過程を示す図である。図6の(a)を参照すると、上述したように、従来の第1工程ではシリコン基板102上にゲート酸化膜111を8nm、ポリシリコン膜112を80nm、窒化珪素膜113を300nmで順次生成し、フォトレジスト124により窒化珪素膜113上に、フローティングゲート、並びにソース形成予定部をパターニング形成する。
図6の(a)を参照すると、レジストマスク124は第1距離L1の間隔で形成されている。ここで、第1距離L1は、最終的に構成したいスプリットゲート型不揮発性メモリ101のフローティングゲート長に対応した長さである。図6の(b)を参照すると、第2工程において、パターニング形成されたフォトレジスト124をマスクにドライエッチング装置にて窒化珪素膜113をドライエッチングして開口し、アッシング装置にてレジストを灰化する。図6の(b)に示されているように、この工程において、エッチングによって開口された窒化珪素膜113の側壁が、基板の法線方向に平行に形成されない場合がある。このとき、ポリシリコン膜112が露出する面の長さは第2距離L2になる。
図6の(c)を参照すると、従来の第6工程において、NSGスペーサ115、NSGスペーサ120、および熱酸化膜119をマスクにしてポリシリコン膜112をドライエッチングし、鋭角部110を有するフローティングゲートを形成する。図6の(c)に示されているように、窒化珪素膜113の開口部の側壁が傾斜する場合、その傾斜に対応してNSGスペーサ120の側壁も鋭角部110の外側に傾斜してしまうことがある。そのため、フローティングゲート112を形成する工程において、ソース側の端部から第4距離L4でエッチングが行われことがある。
図6の(d)を参照すると、上述の工程によって、スプリットゲート型不揮発性メモリ101の鋭角部110が不適切に形成されていることが示されている。上述したように、窒化珪素膜113は300nm程度の厚さで形成する必要が有り、この場合第1窒化膜113を基板に垂直に、かつ安定的にエッチングすることは技術的に非常に困難である。例えば、エッチング時の反応性生物が窒化膜側面に付着し、エッチングを阻害する場合がある。この場合、下方に行くほど開口幅が狭くなる方向に傾斜してしまうという問題がある。従って、従来の技術を用いて、鋭角部110を有するフローティングゲート105を形成する場合、窒化珪素膜113の傾斜角のばらつきに起因して、実際の鋭角部110を理想的な形状に形成できないことがある。
上述したように、従来のスプリットゲート型不揮発性メモリは、フローティングゲートに蓄積された電荷を、鋭角部110を経由してコントロールゲートに引き抜くことよってデータ消去を行っている。そのフローティングゲートの鋭角部110が適切に形成されている場合には、鋭角部110に電界を集中させることが可能となり、フローティングゲート105から適切に電子を抜き取ることができる。しかしながら、製造段階において、窒化珪素膜113の開口部が傾斜してしまうと、その傾斜角に起因して、実際の鋭角部110を理想的な形状で形成できないことがある。鋭角部110の形状にばらつきが大きいと、消去特性のばらつきも大きくなり、スプリットゲート型不揮発性メモリが正常に、かつ安定的に動作しなくなってしまうという問題があった。
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用される番号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号を、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明は、上記問題を鑑み、適切に形成された鋭角部を有するスプリットゲート型不揮発性メモリと、そのスプリットゲート型不揮発性メモリの鋭角部を安定的に形成することが出来る技術を提供するものである。
本発明は、上記課題を解決するために、側面と上部とで形成された鋭角部(10)を有するフローティングゲート(5)と、前記鋭角部(10)に対向するように設けられたコントロールゲート(6)と、前記フローティングゲート(6)の上部に設けられた絶縁領域(28)とを基板上(2)に備えるスプリットゲート型不揮発性半導体記憶装置を構成する。ここで、前記絶縁領域(8)の側面のうち前記コントロールゲート側(6)に相当する側面は、前記基板(2)の法線方向を基準として、前記コントロールゲート(6)と離れる方向に傾斜する。
その不揮発性半導体記憶装置は、スプリットゲート型である。ここにおいて、フローティングゲートは、セルフアラインで形成される。このとき、フローティングゲートの上層に形成される絶縁領域8(スペーサー)は、そのフローティングゲート(5)にオーバーラップするような傾斜を有して形成される。したがって、その絶縁領域8(スペーサー)をマスクとしてポリシリコン膜をエッチングしてフローティングゲート(5)を形成する場合、フローティングゲート(5)の鋭角部(10)を所望の形状で形成することができる。
本発明によると、データ消去を、フローティングゲートからコントロールゲートに電子を引き抜くことによって行うスプリットゲート型不揮発性メモリにおいて、そのデータ消去の動作を適切に、かつ安定的に行うことができる不揮発性メモリを構成することが可能である。
以下に、図面を参照して、本発明を実施するための形態について説明を行う。図7は、本発明の実施形態におけるスプリットゲート型不揮発性メモリの一部の構成を例示する平面図である。図7を参照すると、本実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリは、第1方向に延伸するビットライン11と、そのビットライン11と直角な方向に延伸するコントロールゲート6とを含んで構成されている。また、本実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリは、ビットライン11と直角な方向に延伸するソースライン9を備えている。コントロールゲート6とソースライン9は、ビットライン11の下層に構成されている。また、コントロールゲート6とソースライン9とは、スペーサー28によって電気的に絶縁されている。
図7に示されているように、本実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリは、STIを用いて素子分離が行われている。また。ビットライン11は、上述の基板(図示されず)に形成されたドレイン拡散層4と、ビットコンタクト12を介して接続されている。
図8は、上述の図7に示されて点Aから点A’の断面を示す断面図である。図8は、本願発明の理解を容易にするために、スプリットゲート型不揮発性メモリを構成するメモリセル(以下、スプリットゲート型不揮発性メモリセル1と呼ぶ)の構成を簡略化した断面を例示している。図8に示されているように、本実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1は、二つのトランジスタ(T1、T2)が対称的に構成されている。図8を参照すると、本実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1は、基板2に形成されたソース拡散層3とドレイン拡散層4とを含んで構成されている。なお、以下に述べる実施形態では、基板2がP型半導体基板であることを前提に説明を行う。これは、本発明において基板2がP型半導体基板に制限されることを意味するものではない。
基板2は、そのソース拡散層3とドレイン拡散層4との間にチャネル領域を含んで構成されている。また、スプリットゲート型不揮発性メモリセル1は、フローティングゲート5とコントロールゲート6とを含んで構成されている。図8に示されているように、フローティングゲート5は、ゲート酸化膜7を介して基板2の上層に構成されている。また、コントロールゲート6は、ゲート絶縁膜として作用するトンネル酸化膜8を介して基板2の上層に構成されている。そして、フローティングゲート5とコントロールゲート6とは、トンネル酸化膜8を介して隣り合うように構成されている。フローティングゲート5の上層には、スペーサー28が形成されている。また、ソース拡散層3の上層にはソースライン9が形成されている。ソースライン9とフローティングゲート5とは、サイドウォール29の作用により電気的に絶縁されている。したがって、フローティングゲート5は、ゲート酸化膜7、トンネル酸化膜8、スペーサー28およびサイドウォール29の作用により、他の導体部分から電気的に絶縁されている。
図8を参照すると、本実施形態のフローティングゲート5は、鋭角部10を含んで構成されている。また、スペーサー28は、ソースライン9の方向に傾斜して構成されている。本実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1は、セルフアライン技術(マスクの位置あわせなしで加工できる技術。すでに基板上に形成されているパターンを用いて、そのパターンをマスクがわりにしてエッチングや不純物拡散等を行う技術。)を用いて製造されている。例えば、フローティングゲート5を形成する場合、スペーサー28をマスクとして作用させてフローティングゲート5を形成している。スペーサー28がソースライン9の方向に傾斜していることによって、フローティングゲート5の鋭角部10は、データ消去動作を精度よく、かつ安定的に行える角度で構成される。
以下に、図面を参照して、本実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1を製造する製造方法に関して説明を行う。図9は、本実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1を製造するための第1から第3の工程を示す断面図である。図9の(a)は、第1の工程を示している。図9の(b)は、第2の工程を示している。図9の(c)は、第3の工程を示している。
図9の(a)を参照すると、第1の工程において、熱酸化法により80〜100nm程度基板2の上層に初期絶縁膜21を形成する。その初期絶縁膜21は、最終的に、スプリットゲート型不揮発性メモリセル1において、フローティングゲート5と基板2とを絶縁するゲート酸化膜7として機能する。その初期絶縁膜21を形成した後、さらにその上層にポリシリコン膜22を80〜100nm程度形成する。ポリシリコン膜22は、最終的にフローティングゲート5として機能する。本実施形態に述べるスプリットゲート型不揮発性メモリセル1の製造方法において、その第1の工程では、従来の第1の工程と異なり、ポリシリコン膜22の上層に酸化膜23を300nm程度形成する。
図9の(b)を参照すると、第2の工程において、酸化膜23の上層にレジストマスク24を形成する。本実施形態において、レジストマスク24は、予め製造されたフォトマスクを用いてパターンニングされる。
図9の(c)を参照すると、第3の工程において、レジストマスク24をマスクにして、ドライエッチングによって、酸化膜23をエッチングする。酸化膜23をエッチングすることによって第1酸化膜23aが形成される。図9の(c)に示されているように、第1酸化膜23aの側壁は、基板2の法線方向に垂直に形成されず、レジストマスク24の下方領域よりも外側に傾斜するような形で形成される。つまり、開口部は下方に行くほど狭くなっている。第3の工程において、第1酸化膜23aが、下方に行くほど開口幅が広くなる方向にエッチングされないことが好ましい。具体的には、傾斜角θが85度程度になることが好ましい。
以下に、本実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1を製造するための第4から第6の工程に関して説明を行う。図10は、本実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1を製造するための第4から第6の工程を示す断面図である。図10の(a)は、第4の工程を示している。図10の(b)は、第5の工程を示している。図10の(c)は、第6の工程を示している。図10の(a)を参照すると、第4の工程において、レジストマスク24を取り除く。その後、図10の(b)に示されているように、第5の工程において、第1酸化膜23aと露出したポリシリコン膜22とを覆うように窒化膜25を500〜600nm程度形成する。図10の(c)を参照すると、第6の工程において、積層されている窒化膜25の表面をCMP(Chemical Mechanical Polishing)やドライエッチングによるエッチバック等の技術を用いて平坦化を行う。図10の(c)に示されているように、その第6の工程において、第1窒化膜25aを形成する。
以下に、本実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1を製造するための第7から第9の工程に関して説明を行う。図11は、本実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1を製造するための第7から第9の工程を示す断面図である。図11の(a)は、第7の工程を示している。図11の(b)は、第8の工程を示している。図11の(c)は、第9の工程を示している。
図11の(a)を参照すると、第7の工程において、エッチングによって第1酸化膜23aを取り除く。これにより、第1酸化膜23aの下層に構成されていたポリシリコン膜22の表面が露出する。図11の(b)を参照すると、第8の工程において、露出したポリシリコン膜22の表面をエッチングし、傾斜部26を形成する。この工程によって形成される傾斜部26は、最終的に鋭角部10として機能する。図11の(c)を参照すると、第9の工程において、第1窒化膜25aと傾斜部26を有するポリシリコン膜22とを覆うように、第2酸化膜27が200nm程度形成される。
以下に、本実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1を製造するための第10から第12の工程に関して説明を行う。図12は、本実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1を製造するための第10から第12の工程を示す断面図である。図12の(a)は、第10の工程を示している。図12の(b)は、第11の工程を示している。図12の(c)は、第12の工程を示している。
図12の(a)を参照すると、第10の工程において、第2酸化膜27をエッチバックする。図12の(a)に示されているように、第2酸化膜27をエッチバックすることによって、第1窒化膜25aの側面にサイドウォール(以下、スペーサー28と呼ぶ)が形成される。また、第10の工程において、第2酸化膜27をエッチングすることによって、スペーサー28が形成される領域以外の部分において、ポリシリコン膜22が露出する。
図12の(b)を参照すると、第11の工程において、スペーサー28をマスクとして作用させ、セルフアラインによって、ポリシリコン膜22をエッチングする。この工程によって、スペーサー28および第1窒化膜25aに覆われていないポリシリコン膜22が取り除かれる。図12の(b)に示されているように、取り除かれたポリシリコン膜22の下方に形成されている初期絶縁膜21が露出する。本実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1では、第11の工程において、スペーサー28をマスクとして作用させ、基板2に不純物(例えばヒ素やリンのN型不純物)を注入してソース拡散層3を形成する。
図12の(c)を参照すると、第12の工程において、酸化膜を形成後、エッチバックすることで、ポリシリコン膜22の側面にサイドウォール29を形成する。そのサイドウォール29をマスクとして作用させて、初期絶縁膜21をエッチングする。この工程によって、基板2に形成されたソース拡散層3が露出する。
以下に、本実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1を製造するための第13から第15の工程に関して説明を行う。図13は、本実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1を製造するための第13から第15の工程を示す断面図である。図13の(a)は、第13の工程を示している。図13の(b)は、第14の工程を示している。図13の(c)は、第15の工程を示している。
図13の(a)を参照すると、第13の工程において、従来技術と同様にソース拡散層3の上層にソースライン9を形成する。ソースライン9を形成した後、ソースライン9の上部に熱酸化により酸化膜30を形成する。その後、図13の(b)に示されているように、第14の工程において、第1窒化膜25aを取り除く。この工程によって、第1窒化膜25aの下方に形成されていたポリシリコン膜22の表面が露出する。図13の(b)を参照すると、上述してきた工程によって形成されたスペーサー28は、ソース拡散層3の端部からの距離が距離k1の位置を基準として、その鉛直方向よりもソース拡散層3側に傾斜している。
図13の(c)を参照すると、第15の工程において、スペーサー28をマスクとして作用させ、露出しているポリシリコン膜22をエッチングする。ポリシリコン膜22をエッチングすることによってフローティングゲート5が形成される。上述のように、スペーサー28は、ソース拡散層3側に傾斜している。そのため、スペーサー28は、露出したポリシリコン膜22の面の法線方向に対して、重なる部分が存在しない。図13の(c)を参照すると、フローティングゲート5は、スペーサー28をマスクとしてセルフアラインによって形成された場合に、適切な鋭角部10を安定的に構成することができる。
以下に、本実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1を製造するための第16から第18の工程に関して説明を行う。図14は、本実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1を製造するための第16から第18の工程を示す断面図である。図14の(a)は、第16の工程を示している。図14の(b)は、第17の工程を示している。図14の(c)は、第18の工程を示している。
図14の(a)を参照すると、第16の工程において、スペーサー28をマスクとして露出している初期絶縁膜21をフッ酸によるウェットエッチングにより取り除く。この工程によって、基板2の表面が露出する。また、露出した初期絶縁膜21が取り除かれることによって、フローティングゲート5の下層に初期絶縁膜21が残り、その初期絶縁膜21がゲート酸化膜7として構成される。またこのとき、スペーサー28の一部分が、ソース拡散層3方向に後退する。
図14の(b)を参照すると、第17の工程において、露出した基板2、フローティングゲート5の側面、フローティングゲート5の上層、スペーサー28の側面及びソースライン9の上層を覆うようにトンネル酸化膜8を16nm程度形成する。図14の(c)を参照すると、第18の工程において、トンネル酸化膜8の上層にポリシリコン膜を形成する。そのポリシリコン膜をエッチングすることによってサイドウォール形状のポリシリコン(以下、コントロールゲート6と呼ぶ)を形成する。図13の(c)に示されているように、コントロールゲート6は、トンネル酸化膜8を介してフローティングゲート5と隣り合うように構成されている。コントロールゲート6は、フローティングゲート5の鋭角部10を覆うように形成されている。この鋭角部10が、鋭角的に形成されていることによって、データ消去の動作が適切に行われる。その後、上述したように、コントロールゲート6の側壁にサイドウォールを形成する。そのサイドウォールをマスクとして作用させ、セルフアラインによって基板2にドレイン拡散層4を形成する。
以上の工程によってスプリットゲート型不揮発性メモリセル1を製造することで、図8に示されるようなスプリットゲート型不揮発性メモリセル1を構成することが可能となる。従来のスプリットゲート型不揮発性メモリセル101では、膜厚の厚い窒化膜に対して、ドライエッチングを行い、フローティングゲート5の上層部分を開口していた。さらに、その開口部分に酸化膜を形成することで、スペーサー128を形成していた。この場合、その開口部分の側壁を、基板に垂直に、かつ安定的に形成することが困難であり、製造ばらつきによる側壁部分が傾斜してしまう場合があった。側壁部分の傾斜がばらつくことによって、フローティングゲート5の鋭角部10が安定的に形成されなくなり、消去動作が安定しない問題が発生していた。また、フローティングゲート5のゲート長がばらつく原因でもあり、これによって書き込み、読み出し動作も安定しないという問題があった。
本実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセル1は、フローティングゲート5の鋭角部10を適切に、かつ安定的に形成することが可能である。また、上記の製造ばらつきに起因するフローティングゲート5のゲート長のばらつきを抑制することが可能となる。これによって、上述の図2で示す動作(データの書き込み、読み出しおよび消去)を適切に実行するスプリットゲート型不揮発性メモリセル1を構成することが可能となる。
図1は、従来のスプリットゲート型不揮発性メモリの構成を示す断面図である。 図2は、従来のスプリットゲート型不揮発性メモリの動作を示す図である。 図3は、従来のスプリットゲート型不揮発性メモリ101を製造する場合の第1〜3の工程を示す図である。 図4は、従来のスプリットゲート型不揮発性メモリ101を製造する場合の第4〜6の工程を示す図である。 図5は、従来のスプリットゲート型不揮発性メモリ101を製造する場合の第7〜9の工程を示す図である。 図6は、従来のスプリットゲート型不揮発性メモリ101を製造する場合、製造ばらつきの様子を示す図である。 図7は、本発明の実施形態におけるスプリットゲート型不揮発性メモリの構成を例示する平面図である。 図8は、本発明の実施形態におけるスプリットゲート型不揮発性メモリセルの断面を示す断面図である。 図9は、本実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセルを製造するための第1から第3の工程を示す断面図である。 図10は、本実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセルを製造するための第4から第6の工程を示す断面図である。 図11は、本実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセルを製造するための第7から第9の工程を示す断面図である。 図12は、本実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセルを製造するための第10から第12の工程を示す断面図である。 図13は、本実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセルを製造するための第13から第15の工程を示す断面図である。 図14は、本実施形態のスプリットゲート型不揮発性メモリセルを製造するための第16から第18の工程を示す断面図である。
符号の説明
1…スプリットゲート型不揮発性メモリセル
2…基板
3…ソース拡散層
4…ドレイン拡散層
5…フローティングゲート
6…コントロールゲート
7…ゲート酸化膜
8…トンネル酸化膜
9…ソースライン
10…鋭角部
11…ビットライン
12…ビットコンタクト
21…初期絶縁膜
22…ポリシリコン膜
23…酸化膜
23a…第1酸化膜
24…レジストマスク
25…窒化膜
25a…第1窒化膜
26…傾斜部
27…第2酸化膜
28…スペーサー
29…サイドウォール
101…スプリットゲート型不揮発性メモリ
102…基板
103…ソース拡散層
104…ドレイン拡散層
105…フローティングゲート
106…コントロールゲート
107…ゲート酸化膜
108…トンネル酸化膜
109…ソースライン
110…鋭角部
111…ゲート酸化膜
112…ポリシリコン膜
124…レジストマスク(フォトレジスト)
113…窒化珪素膜
114…熱酸化膜
115…NSGスペーサ
116…NSGスペーサ
117…ソース拡散領域
118…ポリシリコンプラグ
119…熱酸化膜
120…NSGスペーサ

Claims (6)

  1. フローティングゲートとコントロールゲートとを有するスプリットゲート型不揮発性半導体記憶装置を製造する製造方法であって、
    (a)第1絶縁膜を介して基板の上層に前記フローティングゲート用のポリシリコン膜を形成するステップと、
    (b)前記ポリシリコン膜の上層に第2絶縁膜を形成し、前記第2絶縁膜の上層に、レジストマスクを形成するステップと、
    (c)前記レジストマスクを用いて、前記第2絶縁膜をエッチングして下方に行くほど狭くなるような第1開口部を形成するステップと、
    (d)前記第1開口部を第3絶縁膜で埋め込み、前記第2絶縁膜を取り除いて下方に行くほど広くなるような第2開口部を形成し、前記第2開口部によって露出した前記ポリシリコン膜の前記面をエッチングして傾斜部を形成するステップと、
    (e)前記第2開口部と前記第3絶縁膜の上層に、第4絶縁膜を形成し、前記第4絶縁膜をエッチバックして、ソースラインが形成される領域の方向に傾斜するサイドウォールを形成するステップと、
    (f)前記第3絶縁膜を取り除いて第3開口部を形成するステップと、
    (g)前記サイドウォールをマスクとして、前記第3開口部の前記ポリシリコン膜をエッチングして前記フローティングゲートを形成するステップ
    (h)前記第3開口部の下層に構成される前記基板の面を露出し、前記基板の前記面、前記フローティングゲートおよび前記サイドウォールを覆うように第5絶縁膜を形成して、前記第5絶縁膜の上層に、前記コントロールゲートを形成するステップ
    を具備する
    スプリットゲート型不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  2. 請求項1に記載のスプリットゲート型不揮発性半導体記憶装置の製造方法において、
    前記(c)ステップは、
    前記第1開口部を形成することによって、前記ポリシリコン膜の面を露出するステップを含み、
    前記(d)ステップは、
    前記第2開口部を形成することによって、前記ポリシリコン膜の面を露出するステップを含む
    スプリットゲート型不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  3. 請求項2に記載のスプリットゲート型不揮発性半導体記憶装置の製造方法において、
    前記傾斜部を形成するステップは、
    前記ポリシリコン膜の、前記第3絶縁膜の側面に近接する部分の膜厚が、前記ポリシリコン膜の他の部分よりも徐々に厚くなるように形成するステップ
    を含む
    スプリットゲート型不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  4. 請求項3に記載のスプリットゲート型不揮発性半導体記憶装置の製造方法において、
    前記(g)ステップは、
    前記サイドウォールをマスクとし、前記第3開口部の下層に構成される前記ポリシリコン膜を取り除いて、鋭角部を有する前記フローティングゲートを形成するステップ
    を含む
    スプリットゲート型不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  5. 請求項4に記載のスプリットゲート型不揮発性半導体記憶装置の製造方法において、
    前記(g)ステップは、
    前記傾斜部の前記第3絶縁膜の側面に接する位置を基準にしてエッチングを行うことにより前記鋭角部を形成するステップを含む
    スプリットゲート型不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  6. 請求項4または5に記載のスプリットゲート型不揮発性半導体記憶装置の製造方法において、
    前記(e)ステップは、さらに、
    前記サイドウォールをマスクとしポリシリコン膜をエッチングして第4開口部を形成するステップと、
    エッチングされた前記ポリシリコン膜の側面を覆うように第6絶縁膜を形成し、前記第6絶縁膜をエッチバックによりフローティングゲート側面を覆うサイドウォールを形成するステップと、
    前記第4開口部にポリシリコンプラグを形成するステップと、
    前記ポリシリコンプラグ上に第7絶縁膜を形成するステップ
    を含む
    スプリットゲート型不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
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