JP2006093707A - 半導体素子及びその製造方法 - Google Patents

半導体素子及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006093707A
JP2006093707A JP2005274714A JP2005274714A JP2006093707A JP 2006093707 A JP2006093707 A JP 2006093707A JP 2005274714 A JP2005274714 A JP 2005274714A JP 2005274714 A JP2005274714 A JP 2005274714A JP 2006093707 A JP2006093707 A JP 2006093707A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gate
floating gate
forming
insulating film
semiconductor device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2005274714A
Other languages
English (en)
Inventor
Hee-Seog Jeon
喜錫 田
Seung-Beom Yoon
勝範 尹
Jeong-Uk Han
韓 晶▲ウク▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from KR1020040075907A external-priority patent/KR100621553B1/ko
Application filed by Samsung Electronics Co Ltd filed Critical Samsung Electronics Co Ltd
Publication of JP2006093707A publication Critical patent/JP2006093707A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L29/00Semiconductor devices adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching, or capacitors or resistors with at least one potential-jump barrier or surface barrier, e.g. PN junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof  ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/68Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
    • H01L29/76Unipolar devices, e.g. field effect transistors
    • H01L29/772Field effect transistors
    • H01L29/78Field effect transistors with field effect produced by an insulated gate
    • H01L29/788Field effect transistors with field effect produced by an insulated gate with floating gate
    • H01L29/7881Programmable transistors with only two possible levels of programmation
    • H01L29/7884Programmable transistors with only two possible levels of programmation charging by hot carrier injection
    • H01L29/7885Hot carrier injection from the channel
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L29/00Semiconductor devices adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching, or capacitors or resistors with at least one potential-jump barrier or surface barrier, e.g. PN junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof  ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/40Electrodes ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/41Electrodes ; Multistep manufacturing processes therefor characterised by their shape, relative sizes or dispositions
    • H01L29/423Electrodes ; Multistep manufacturing processes therefor characterised by their shape, relative sizes or dispositions not carrying the current to be rectified, amplified or switched
    • H01L29/42312Gate electrodes for field effect devices
    • H01L29/42316Gate electrodes for field effect devices for field-effect transistors
    • H01L29/4232Gate electrodes for field effect devices for field-effect transistors with insulated gate
    • H01L29/42324Gate electrodes for transistors with a floating gate
    • H01L29/42328Gate electrodes for transistors with a floating gate with at least one additional gate other than the floating gate and the control gate, e.g. program gate, erase gate or select gate
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B41/00Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates
    • H10B41/30Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates characterised by the memory core region
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B69/00Erasable-and-programmable ROM [EPROM] devices not provided for in groups H10B41/00 - H10B63/00, e.g. ultraviolet erasable-and-programmable ROM [UVEPROM] devices
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/04Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS
    • G11C16/0408Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS comprising cells containing floating gate transistors
    • G11C16/0433Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS comprising cells containing floating gate transistors comprising cells containing a single floating gate transistor and one or more separate select transistors

Abstract

【課題】 半導体素子及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明の一実施形態による半導体素子は、第1のジャンクション領域と第2のジャンクション領域とを有する半導体基板を含む。絶縁されたフローティングゲートは、基板上に形成され、第1のジャンクション領域と少なくとも一部重畳する。絶縁されたプログラムゲートは、フローティングゲート上に形成され、湾曲された上面を有する。半導体素子は、基板上に設けられてフローティングゲートと隣接し絶縁された消去ゲートをさらに含む。消去ゲートは、第2のジャンクション領域と一部重畳する。これにより、自己整列工程を通じて形成された消去ゲートを含み、写真エッチング工程によって製造された従来のEEPROMと比較してセルサイズを縮めさせうる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、半導体素子に係り、より詳しくは、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)のような不揮発性メモリ及びその製造方法に関する。
図1は、従来のEEPROM単位セル構造を示した断面図であって、従来のセル構造は、隣接するメモリセルの間の干渉(例えば、所望ではないプログラム動作又は消去動作)問題を克服するためのものである。
図1を参照すれば、従来のEEPROM単位セルは、基板10上に形成されたメモリトランジスタ20とセレクトトランジスタ30とを含む。ここで、基板10は、共通ソース領域50とドレイン領域60とを含む。ソース領域50は、n+型高濃度不純物領域32とn−型低濃度不純物領域36とから構成された二重接合構造を有する。同様に、ドレイン領域60は、n+型高濃度不純物領域33とn−型低濃度不純物領域37とから構成された二重接合構造を有する。ソース領域50とドレイン領域60との間の距離L1は、従来EEPROM単位セルの幅である。
また、基板10は、n−型低濃度不純物領域35より成ったチャネル領域40を含む。n+型高濃度不純物領域31は、メモリトランジスタ20の下部のチャネル領域40と隣接するように設けられる。
メモリトランジスタ20は、トンネリング絶縁膜15と、ゲート絶縁膜17と、フローティングゲート21と、ゲート間絶縁膜22と、センスライン(sense line)23と、フローティングゲート21と、ゲート間絶縁膜22およびセンスライン23と、その側壁に設けられるスペーサ18と、を含む。
セレクトトランジスタ30は、ゲート絶縁膜17によって基板10から絶縁されたワードライン25を含む。また、スペーサ18は、ワードライン25の側壁上に形成されている。センスライン23とワードライン25との間の距離はL2である。従来のEEPROM単位セルは、隣接したセルの間の意図しないプログラム又は消去動作を抑制するワードライン25を使用して、かかる干渉問題を克服している。従って、従来のEEPROM単位セルでは、センスライン23とワードライン25が、共に形成される必要がある。
下の表1は、充電(charge)、放電(discharge)及び読み取り動作の間、従来のEEPROM単位セルに印加される電圧を示したものである。
Figure 2006093707
充電動作時に、センスライン23には、15Vが、ワードライン25には17Vが印加される。ドレイン領域60と基板10に0Vが印加される間、ソース領域50はフローティング状態(floating state)に維持される。この際、チャネル領域40からフローティングゲート21にF−Nトンネリング(Fowler−Nordheim tunneling)が発生し、素子のスレッショルド電圧Vthが増加する。
放電動作時に、センスライン23には0Vが、ワードライン25には17Vが印加される。ドレイン領域60に15Vが、基板10に0Vが印加される間、ソース領域50は、フローティング状態に維持される。フローティングゲート21からチャネル領域40にF−Nトンネリングが発生し、素子のスレッショルド電圧Vthが減少される。
読み取り動作時に、素子の充電又は放電状態を感知して素子の“1”又は“0”状態を読み取る。ドレイン領域60が、0.5Vに維持される間、センスライン23とワードライン25は、1.8V(読み取り電圧)に維持される。ソース領域50と基板10は0Vにある。
このような従来EEPROM単位セルの場合、F−Nトンネリングによって充電動作と放電動作が起こるため相対的に動作速度が遅い問題がある。ひいてはセンスライン23とワードライン25は、十分に物理的に分離されていなければならないため、従来のEEPROM単位セルは、相対的にサイズL1が大きい。また、不純物領域31とフローティングゲート21との間に十分な重畳マージン(overlap margin)を確保しなければならないためL1を縮めにくい。結果的に素子のサイズを縮めにくい。
また、半導体素子が高集積化されることによってメモリセルの間のパンチスルー(punch through)又はプログラム干渉が次第に深刻になっている。特に、充電又は放電動作の間、トンネリング絶縁膜15を通じた電子のF−Nトンネリングのためジャンクション領域に高電圧を印加する必要がある場合、さらに深刻な問題が台頭する。
特開2003−100913号公報
本発明の技術的課題は、単位セルのサイズが小さく、動作電圧が低い半導体素子を提供するところにある。
本発明の他の技術的課題は、こうした半導体素子の製造方法を提供するところにある。
本発明の技術的課題は、以上で言及した技術的課題に制限されず、言及されないさらに他の技術的課題は、下の記載から当業者に明確に理解できる。
前述した技術的課題を達成するための本発明の一実施形態による半導体素子は、第1のジャンクション領域と第2のジャンクション領域とを有する半導体基板を含む。基板上に絶縁されたフローティングゲートが設けられる。フローティングゲートは、第1のジャンクション領域と一部重畳する。基板上に絶縁されたプログラムゲートが設けられる。プログラムゲートは、湾曲された上面を有する。半導体素子は、さらに、フローティングゲートと隣接し、基板上に設けられる絶縁された消去ゲートを含む。消去ゲートは、第2のジャンクション領域と一部重畳する。
また、前述した他の技術的課題を達成するための本発明の一実施形態による半導体素子の製造方法は、基板上にゲート絶縁膜を形成する段階と、ゲート絶縁膜上にフローティングゲート層を形成する段階と、フローティングゲート層上にフローティングゲート層の所定領域を露出させる絶縁膜パターンを形成する段階と、露出されたフローティングゲート層上に第1の熱酸化膜を形成する段階と、フローティングゲート層から第1の熱酸化膜を除去する段階と、絶縁膜パターンの側壁に絶縁側壁を形成する段階と、露出されたフローティングゲート層上にカップリング絶縁膜を形成する段階と、カップリング絶縁膜と絶縁側壁とに接触するプログラムゲートとを形成する段階と、ゲート絶縁膜が露出されるようにカップリング絶縁膜及びフローティングゲート層を部分的に除去して、カップリング絶縁膜とフローティングゲート層とを通して延長されたトレンチ領域を形成する段階と、を含む。
その他、実施形態の具体的な事項は、詳細な説明及び図面に含まれている。
本発明の実施形態による不揮発性メモリセルは、自己整列工程を通じて形成された消去ゲートを含み、写真エッチング工程によって製造された従来のEEPROMと比較してセルサイズを縮めさせうる。
以下、添付した図面を参照して本発明の好適な実施形態を詳細に説明する。本発明は、以下で開示される実施形態に限定されるものではなく、単に本実施形態は、本発明の開示が完全となり、当業者に発明の範疇を完全に知らせるために提供されるものである。当業者は、特許請求の範囲の記載に基づいた本発明の範疇を外れずも本発明の相異なる多様な形態で具現されうることを理解できるものである。
図2は、本発明の一実施形態によるEEPROM単位セルアレイを示した配置図である。図2の配置図は、限定された紙面に表示されたが、本発明はこれに限定されず拡張できる。
図2を参照すれば、一対のビットライン320が配置されている。A−A’線は、ビットライン320の長手方向に沿ってビットライン320を二分する。
ドレイン領域219は、第1の不純物領域又はソース領域215の一側に設けられる。ここで、ソース領域215の長手方向は、ビットライン320の長手方向について実質的に垂直である。言い換えれば、ソース領域215は、ビットライン320について垂直に配置される。非規則的な点で表現されたフィールド領域340は、アクティブ領域330を限定する。
消去ゲート(erase gate)218とプログラムゲート(program gate)210は、ソース領域215と同様の方向に伸びている。ひいては規則的に配列された円で表現されたフローティングゲート214は、消去ゲート218と一部重畳し、プログラムゲート210と重畳されるように形成される。しかしながら、図3に示されたように、フローティングゲート214は、消去ゲート218と必ずしも重畳する必要はない。
図3は、図2のEEPROM単位セルの断面図であり、図2のA−A’線に沿って切開した断面図である。
図3を参照すれば、ドレイン領域219とソース領域215は、基板201内に形成される。ここで、基板201としてはシリコン基板、SOI(Silicon On Insulator)、ガリウム砒素基板、シリコンゲルマニウム基板、セラミック基板、石英基板又はディスプレイ用ガラス基板などを例に取ることができる。ビットライン320は、層間絶縁膜350内に形成されたコンタクトホール(contact hole)を通じてドレイン領域219と接触する。フローティングゲート214は、ゲート絶縁膜202によって基板201と分離され、プログラムゲート210は、カップリング絶縁膜209によってフローティングゲート214と分離される。フローティングゲート214には、消去ゲート218に向いて突出したチップ214’が形成されている。フローティングゲート214は、トンネリング絶縁膜216によって消去ゲート218と分離される。電界がチップ214’に集中されることによって低電圧でもF−Nトンネリングが発生できる。このような消去動作については詳細に後述する。
絶縁側壁208は、各プログラムゲート210と各消去ゲート218との間に設けられる。
隣り合うドレイン領域219の中心間の距離Lは、二個のEEPROM単位セル間の長さに該当する。各単位セルは、プログラムゲート210と、フローティングゲート214と、消去ゲート218と、を含む。図3に示されたように、絶縁物質213は、隣接した単位セル310の間に設けられる。絶縁側壁208、プログラムゲート210及び消去ゲート218は、湾曲された表面を有する。すなわち、絶縁側壁208、プログラムゲート210及び消去ゲート218の表面のうち一つは、実質的に垂直方向から、殆ど又は実質的に、水平方向まで緩やかに湾曲される。
図4A〜図4Mは、図2及び図3のEEPROM単位セルの製造方法を示す断面図である。図4A〜図4Mは、図3と同様の視角から見た断面図である。すなわち、図4A〜図4Mは、図2のA−A’線に沿って切開した断面図である。
図4Aを参照すれば、ゲート絶縁膜202を基板201上に形成する。ゲート絶縁膜202は、約50Å〜150Åの厚さを有する熱酸化物で形成できる。また、ゲート絶縁膜202として異なる絶縁体、例えば誘電定数が大きい絶縁体(high−k dielectric material)を使用できる。
次いで、フローティングゲート層203を約500Å〜1500Åの厚さにゲート絶縁膜202上に蒸着する。好ましくは、フローティングゲート層203は、ポリシリコンより成ることができる。
そして、絶縁膜(図示せず)を約2000Å〜4000Åの厚さにフローティングゲート層203上に蒸着する。好ましくは、絶縁膜は窒化膜より成ることができる。こうした絶縁膜をパターニングしてフローティングゲート層203を一部露出させる絶縁膜パターン204を形成する。
図4Bを参照すれば、熱酸化工程を通じて熱酸化膜205を露出されたフローティングゲート層203上に形成する。好ましくは、熱酸化膜205は約500Å〜1500Åの厚さを有する。図4Bに示されたように、熱酸化膜205は、その厚さが次第に縮小されて絶縁膜パターン204と隣接した領域において尖っている。
図4Cを参照すれば、熱酸化膜205を除去する。好ましくは、湿式エッチング工程を用いることができる。これにより、絶縁膜パターン204と隣接した領域で上を凹にして湾曲されたフローティングゲート層203の上面が形成される。すなわち、熱酸化膜205が除去されて、絶縁膜パターン204の側壁と隣接したフローティングゲート層203に実質的なラウンド領域206が形成される。
図4Dを参照すれば、ラウンド領域206でフローティングゲート層203の上面は、電荷損失を誘発できる表面欠陥を有することができるため、選択的な熱酸化膜207をラウンド領域206上に形成できる。言い換えれば、選択的な熱酸化膜207は、フローティングゲート層203のラウンド領域206上に形成される。好ましく熱酸化膜207は、約50Å〜150Åの厚さを有する。
次に、絶縁側壁208を熱酸化膜207上に形成する。絶縁側壁208は、絶縁膜パターン204の側壁と接触する。絶縁側壁208は、化学気相蒸着(CVD)法、高温酸化物(High Temperature Oxide;HTO)を形成するための850℃以上の高温熱酸化工程によって形成できる。そして絶縁側壁208は、絶縁物質を形成した後、異方性エッチング又はエッチバック(etch back)を実施して形成できる。ここで、絶縁側壁208は、実質的に垂直方向から、実質的に水平方向に、緩やかに湾曲した表面を有する。好ましくは、絶縁側壁208の横方向厚さは、約500Å〜1500Åの厚さを有する。絶縁側壁208は、後続工程で形成されるプログラムゲートと消去ゲートとの間の分離膜として使用される。
図4Eを参照すれば、カップリング絶縁膜209をフローティングゲート層203の露出された表面に形成する。好ましくカップリング絶縁膜209は、熱酸化膜207と同様の厚さに形成できる。カップリング絶縁膜209は、熱酸化工程、高温酸化物HTOを形成するためのCVD工程、又は熱酸化工程と中間温度酸化物(Medium−Temperature Oxide;MTO)を形成するためのCVD工程(約750℃〜850℃)が組み合われた工程を通じて形成できる。
次いで、プログラムゲート210を約1500Å〜3000Åの厚さに形成する。好ましくプログラムゲート210を形成するために絶縁側壁208の間の領域に例えば、CVD工程などを用いてポリシリコンを蒸着する。そして、ポリシリコンについて異方性エッチング又はエッチバックを実施してプログラムゲート210を形成できる。ここで、プログラムゲート210の上端は、実質的に垂直方向から傾斜した方向まで湾曲された表面を有する。
図4Fを参照すれば、ゲート絶縁膜202の一部が露出されるまでカップリング絶縁膜209とフローティングゲート層203の一部とを湿式又は乾式エッチングを用いて除去する。これと同時にプログラムゲート210の一部がエッチングされることができるので、図4Eに示されたプログラムゲート210と比較してプログラムゲート210の高さが縮小されている。こうしたエッチング工程によってトレンチ領域211が形成される。
次に、プログラムゲート210の露出された表面を保護するため選択的熱酸化膜212を形成する。好ましく熱酸化膜212は、約50Å〜150Åの厚さを有する。
図4Gを参照すれば、トレンチ領域211内にイオン注入を実施する。例えば、As又はPのような不純物を約1×1015ions/cmドーズ量にイオン注入する。こうしたイオン注入によって基板201内に共通ソース領域215のような不純物領域が形成される。こうした共通ソース領域215は、後続する熱処理工程によって拡張されてフローティングゲート214の少なくとも一部と重畳する。これと同時にプログラムゲート210にも不純物がイオン注入できる。共通ソース領域215の外郭部は、フローティングゲート層203の真下に設けられることができる。選択的に共通ソース領域215は、ハロー(halo)領域(図示せず)を含むことができる。ここで、ハロー領域は、隣接するメモリセル間のパンチスルーを防止し、プログラム動作時にドレイン領域219から共通ソース領域215を向いて電子が生成されることを防止できる。
図4Hを参照すれば、トレンチ領域211を充填し、絶縁膜パターン204の上面を覆うように絶縁物質213を蒸着する。絶縁物質213は、好ましくCVD工程を用いて約5000Å〜10000Åの厚さに形成できる。絶縁物質213は、酸化物を含むことができる。
次いで、化学機械的研磨(Chemical Mechanical Polishing;CMP)を通じて絶縁膜パターン204の上面が露出されるように絶縁物質213を平坦化する。
図4Iを参照すれば、絶縁膜パターン204を除去してフローティングゲート層203の一部を露出させる。絶縁膜パターン204として窒化物を使用する場合、燐酸を用いて絶縁膜パターン204を選択的に除去できる。
次いで、図4Jを参照すれば、エッチングマスクとして図4Iに示された構造物を用いてフローティングゲート層203の露出された部分をエッチングしてフローティングゲート214を形成する。好ましく異方性乾式エッチングを用いてフローティングゲート層203の露出された部分を除去する。こうしたエッチング後、ゲート絶縁膜202の一部をフローティングゲート214によって露出させて残すことができる。
次に、ゲート絶縁膜202のこうした一部を除去する。選択的に、カップリング絶縁膜209の一部も除去できる。結果的にフローティングゲート214のチップ214’が露出される。
図4Kを参照すれば、フローティングゲート214のチップ214’と露出された半導体基板201の一部上にトンネリング絶縁膜216aを形成する。トンネリング絶縁膜216aは、熱酸化工程を通じて約50Å〜150Åの厚さに形成できる。
図4Lを参照すれば、酸化膜216bのような追加トンネリング絶縁膜を形成して図4Kに示されたトンネリング絶縁膜216aを含む結果構造物を覆う。酸化膜216bは、CVD工程を通じて形成できる。酸化膜216bを追加で積層することによって、絶縁膜216aの特性を向上させうる。図3及び図4Lを比較すれば、図3のトンネリング絶縁膜216は、図4Lの絶縁膜216aと酸化膜216bとから構成されることが分かる。また、酸化膜216bは、本発明の技術的思想及び範囲内で酸化物以外の異なる適切な絶縁物質より成ることができる。
図4Mを参照すれば、消去ゲート層(図示せず)を図4Lの結果構造物上に蒸着する。好ましく消去ゲート層は、約1500Å〜3000Åの厚さを有したポリシリコンで形成できる。その後、異方性エッチング工程又はエッチバック工程を通じて消去ゲート層をエッチングして消去ゲート218を形成する。消去ゲート218は、制御ゲート(control gate)を意味することもできる。図4Mに示されたように、消去ゲート218は、プログラムゲート210と絶縁側壁208とに類似した湾曲された表面を有することができる。従って、消去ゲート218は、写真エッチング工程(photolithographic process)を使用せずとも、絶縁側壁208とフローティングゲート214の形に沿って自己整列(self−align)されて形成される。結果的に本発明の素子サイズは、従来技術による素子と比較して約2/3程度に縮小できる。こうした消去ゲート218を用いてプログラム又は読み取り動作時に、データはビットライン320を通じてメモリ単位セル310に入力されることもでき、単位セル310に貯蔵されたデータは、ビットライン320に出力されることもできる。
次いで、イオン注入を実施してドレイン領域219を形成する。ドレイン領域219の一部は、消去ゲート218の真下に設けられることができる。
図3を再び参照すれば、ドレイン領域218を形成した後、図4Mの構造物上に層間絶縁膜350を形成し、層間絶縁膜350内にドレイン領域219を露出させるコンタクトホールを形成する。次いで、層間絶縁膜350内のコンタクトホールを通じてドレイン領域219と接続するビットライン320を形成する。
図3に示されたように、フローティングゲート214の下部から消去ゲート218の上部までの垂直距離d1は、フローティングゲート214の下部からプログラムゲート210の上部までの垂直距離d2より長い。
また、トンネリング絶縁膜216の厚さは、カップリング絶縁膜209の厚さより厚い。
本発明は、多様な方法に実施でき、以下で言及される例示は本発明の一実施形態として本発明を制限しない。
本発明の一実施形態において、図3に示された半導体素子は第1のジャンクション領域215と第2のジャンクション領域219とを有する半導体基板201を含む。こうした素子は、基板201に絶縁されて設けられ、第1のジャンクション領域215と少なくとも一部重畳するフローティングゲート214と、フローティングゲート214上に絶縁されて設けられ、湾曲された上面を有するプログラムゲート210と、基板201上に設けられてフローティングゲート214と隣接し、第2のジャンクション領域219と一部重畳する消去ゲート218と、を含む。
本発明の一実施形態による消去ゲート218は、湾曲された上面を有する。
本発明の一実施形態による絶縁されたプログラムゲート210は、エッチバックスペーサ(etched−back spacer)形状を有する。
本発明の一実施形態による絶縁された消去ゲート218は、エッチバックスペーサ形状を有する。
本発明の一実施形態によるフローティングゲート214は、消去ゲート218と隣接した突出された外側端又はチップ214’を有する。
本発明の一実施形態によるカップリング絶縁膜209は、フローティングゲート214とプログラムゲート210との間に介在され、トンネリング絶縁膜216は、フローティングゲート214と消去ゲート218との間に介在される。トンネリング絶縁膜216はカップリング絶縁膜209より厚い。
本発明の一実施形態によるプログラムゲート210の実質的に垂直な面は、フローティングゲート214の実質的に垂直な面に整列されるか、或いは実質的に平行である。
本発明の一実施形態による絶縁側壁208は、消去ゲート218とプログラムゲート210との間に設けられる。絶縁側壁208は、カップリング絶縁膜209より厚くできる。好ましく絶縁側壁208は、約500Å〜1500Åの厚さを有する。
本発明の一実施形態による消去ゲート218の上端は、プログラムゲート210の上端よりさらに高く延長されている。
以下で言及する表2は、素子の他のモードについて図3のEEPROM単位セルに印加される典型的な動作電圧レベルを示したものである。
Figure 2006093707
表2を参照すれば、プログラム(充電)動作の場合、消去ゲート218にはスレッショルド電圧Vth、例えば1.5Vが印加できる。プログラムゲート210には、5V〜10Vの電圧が印加できる。従って、ドレイン領域219から生成された熱電子(hot electron)は、共通ソース領域215を向いて移動し、ゲート絶縁膜202を通過した後、フローティングゲート214に蓄積される。
フローティングゲート214と消去ゲート218との間のトンネリング絶縁膜216は、フローティングゲート214とプログラムゲート210との間のカップリング絶縁膜209より厚いので、プログラムゲート210とフローティングゲート214との間の電界のサイズは、消去ゲート218とフローティングゲート214との間の電界より大きい。同時に消去ゲート218がフローティングゲート214に消去電圧を伝達することによってフローティングゲート214の電圧は減少できる。
消去(放電)動作の場合、消去ゲート218に10V〜13Vの電圧が印加され、プログラムゲート210、ソース領域215及びドレイン領域219は、全て0V状態にある。結果的に消去動作の間、フローティングゲート214に蓄積された電子は、消去ゲート218に印加される高電圧(例えば、10V〜13V)によってトンネリング絶縁膜216を通じて消去ゲート218に放電できる。すなわち、F−Nトンネリングが起こる。特に、フローティングゲート214と消去ゲート218との間の容量性カップリング比率(capacitive coupling ratio)が低い場合、相対的に低電圧がフローティングゲート214に誘導され、従ってフローティングゲート214に蓄積された電子は、F−Nトンネリングによって効果的にトンネリング絶縁膜216を通じて放電できる。同様に、プログラム動作の間、プログラムゲート210とフローティングゲート214との間の容量性カップリング比率が高い場合、相対的に高電圧がフローティングゲート214に誘導され、従って電子はゲート絶縁膜202を通じて効果的にフローティングゲート214に注入できる。こうした理由で、プログラム動作にはさらに高いカップリング比率が好ましく、消去動作にはさらに低いカップリング比率が好ましい。本発明においては、消去ゲート218に高電圧(例えば、10V〜13V)が印加されても、フローティングゲート214上に設けられる0V電位のプログラムゲート210が消去ゲート218とフローティングゲート214との間のカップリング効果を縮めることによってこうしたカップリング比率を相対的に低めることができる。従って、従来技術に比べて相対的に低電圧によっても消去動作を成功的に遂行できる。
読み取り動作の場合、消去ゲート218とプログラムゲート210には、1V〜2Vの電圧が、ソース領域215には、0Vの電圧が、ドレイン領域219には、0.4V〜1Vの電圧が印加される。
従って、本発明の一実施形態によれば、ジャンクション領域に印加される電圧(例えば、3V〜6V)とプログラムゲート210に印加される電圧(例えば、5V〜10V)は、フローティングゲート214のカップリングを誘導する。従って、プログラム動作は、従来技術と比較してさらに低い電圧でも遂行できる。なぜならば、フローティングゲート214のカップリングは、ジャンクションに印加される高電圧(例えば、15V)にのみ依存する必要がないためである。言い換えれば、プログラムゲート210は、フローティングゲート214の上部に設けられるので、プログラム動作の間、カップリング比率がさらに高くなることができる。こうした理由で、共通ソース領域215がフローティングゲート214と多くの部分を重畳する必要がなく、メモリセル間のパンチスルーを防止できる。
図5に示されたように、本発明の実施形態はメモリモジュール又はスマートカードのような多様な電子システムに適用できる。例えば、スマートカードは、暗号化(encryption)及び/又は解読(decryption)のための保安制御部(security controller)と、チップ動作システム(Chip Operation System;COS)から構成されたM−ROMと、臨時メモリのための基本入出力システム(Basic Input Output System;BIOS)と、チップ又はデータ制御のための中央処理装置(Central Processing Unit;CPU)と、前述した不揮発性メモリセルと、を含む。
結論的に、本発明の一実施形態によれば、消去ゲート218は、フローティングゲート214及び/又はプログラムゲート210に自己整列されるように形成できるので、従来技術に比べて素子サイズを十分に縮めることができ、工程マージンを実質的に増加させうる。また、センスラインから十分に物理的に離隔されるようにワードラインを形成する必要がないので、素子サイズを十分に縮めることができる。さらに、ジャンクション領域に印加される電圧だけではなく、プログラムゲート210に印加される電圧は、フローティングゲート214のカップリングを起こすことができる。従って、充電又は放電動作は、従来技術に比べて十分に低い電圧で遂行できる。言い換えれば、メモリセルの間又は消去ゲート218について、パンチスルー又は干渉を起こしていた従来素子に要求された高電圧が、本発明のジャンクションに印加される必要はない。結果的に、共通ソース領域215とドレイン領域219との間の距離Lを縮めてもメモリセルの間のパンチスルーのような従来技術の問題点を防止できる。従って、素子はプログラム干渉やパンチスルーを発生せずもそのサイズを縮めることができる。
以上、添付した図面を参照して本発明の好適な実施形態を説明したが、当業者であれば、本発明の技術的思想や必須的な特徴を変更せずに他の具体的な形態で実施されうることを理解することができる。したがって、上述した好適な実施形態は、例示的なものであり、限定的なものではないと理解されるべきである。
本発明の半導体素子は、メモリモジュール又はスマートカードのような多様な電子システムに適用されうる。
従来EEPROM単位セルを示した断面図である。 本発明の一実施形態によるEEPROM単位セルアレイを示した配置図である。 図2のEEPROM単位セルの断面図である。 図2及び図3のEEPROM単位セルの製造方法を示す断面図である。 図2及び図3のEEPROM単位セルの製造方法を示す断面図である。 図2及び図3のEEPROM単位セルの製造方法を示す断面図である。 図2及び図3のEEPROM単位セルの製造方法を示す断面図である。 図2及び図3のEEPROM単位セルの製造方法を示す断面図である。 図2及び図3のEEPROM単位セルの製造方法を示す断面図である。 図2及び図3のEEPROM単位セルの製造方法を示す断面図である。 図2及び図3のEEPROM単位セルの製造方法を示す断面図である。 図2及び図3のEEPROM単位セルの製造方法を示す断面図である。 図2及び図3のEEPROM単位セルの製造方法を示す断面図である。 図2及び図3のEEPROM単位セルの製造方法を示す断面図である。 図2及び図3のEEPROM単位セルの製造方法を示す断面図である。 図2及び図3のEEPROM単位セルの製造方法を示す断面図である。 本発明の不揮発性メモリセルを含むデータシステムを示す概略図である。
符号の説明
201 基板
202 ゲート絶縁膜
208 絶縁側壁
209 カップリング絶縁膜
210 プログラムゲート
213 絶縁物質
214 フローティングゲート
214’ チップ
215 共通ソース領域
216 トンネリング絶縁膜
218 消去ゲート
219 ドレイン領域

Claims (51)

  1. 第1のジャンクション領域と第2のジャンクション領域とを有する半導体基板;
    前記基板上に形成され、前記第1のジャンクション領域と一部重畳する絶縁されたフローティングゲート;
    前記フローティングゲート上に形成され、湾曲された上面を有する絶縁されたプログラムゲート;および
    前記基板上に前記フローティングゲートと隣接して形成され、前記第2のジャンクション領域と一部重畳する絶縁された消去ゲート;
    を含むことを特徴とする半導体素子。
  2. 前記絶縁された消去ゲートは、湾曲された上面を有することを特徴とする請求項1に記載の半導体素子。
  3. 前記絶縁されたプログラムゲートは、エッチバックスペーサ形状を有すること
    を特徴とする請求項1に記載の半導体素子。
  4. 前記絶縁された消去ゲートは、エッチバックスペーサ形状を有することを特徴とする請求項1に記載の半導体素子。
  5. 前記フローティングゲートは、前記消去ゲートと隣接した突出された外側端とを有することを特徴とする請求項1に記載の半導体素子。
  6. 前記プログラムゲートは、前記フローティングゲートの実質的に垂直な面に整列された実質的に垂直な面を有することを特徴とする請求項1に記載の半導体素子。
  7. 前記フローティングゲートと前記プログラムゲートとの間に介在されたカップリング絶縁膜;および
    前記フローティングゲートと前記消去ゲートとの間に介在され、前記カップリング絶縁膜より厚いトンネリング絶縁膜;
    をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の半導体素子。
  8. 前記カップリング絶縁膜は、約50Å〜200Åの厚さに形成されたこと
    を特徴とする請求項7に記載の半導体素子。
  9. 前記消去ゲートと前記プログラムゲートとの間に設けられ、前記カップリング絶縁膜より厚い絶縁側壁をさらに含むことを特徴とする請求項7または8に記載の半導体素子。
  10. 前記絶縁側壁は、約500Å〜1500Åの厚さを有することを特徴とする請求項9に記載の半導体素子。
  11. 前記消去ゲートの上端は、前記プログラムゲートの上端よりさらに高く延長されたこと
    を特徴とする請求項1に記載の半導体素子。
  12. 基板上にゲート絶縁膜を形成する段階;
    前記ゲート絶縁膜上にフローティングゲート層を形成する段階;
    前記フローティングゲート層上に前記フローティングゲート層の所定領域を露出させる絶縁膜パターンを形成する段階;
    前記露出されたフローティングゲート層上に第1の熱酸化膜を形成する段階;
    前記フローティングゲート層から前記第1の熱酸化膜を除去する段階;
    前記絶縁膜パターンの側壁に絶縁側壁を形成する段階;
    前記露出されたフローティングゲート層上にカップリング絶縁膜を形成する段階;
    前記カップリング絶縁膜と前記絶縁側壁とに接触するプログラムゲートとを形成する段階;および
    前記ゲート絶縁膜が露出されるように前記カップリング絶縁膜及び前記フローティングゲート層を部分的に除去して、前記カップリング絶縁膜と前記フローティングゲート層内にトレンチ領域を形成する段階;
    を含むことを特徴とする半導体素子の製造方法。
  13. 前記ゲート絶縁膜を形成する段階は、約50Å〜150Å厚さの熱酸化膜を形成する段階であることを特徴とする請求項12に記載の半導体素子の製造方法。
  14. 前記フローティングゲート層を形成する段階は、約500Å〜1500Å厚さのポリシリコン層を形成する段階であることを特徴とする請求項12に記載の半導体素子の製造方法。
  15. 前記絶縁膜パターンを形成する段階は、
    前記フローティングゲート層上に別個の絶縁膜を形成する段階;および
    前記別個の絶縁膜をパターニングする段階;
    を含むことを特徴とする請求項12に記載の半導体素子の製造方法。
  16. 前記別個の絶縁膜を形成する段階は、約2000Å〜4000Å厚さの窒化膜を形成する段階であることを特徴とする請求項15に記載の半導体素子の製造方法。
  17. 前記絶縁側壁を形成する前に、
    前記フローティングゲート層上に別個の熱酸化膜を形成する段階をさらに含むことを特徴とする請求項12に記載の半導体素子の製造方法。
  18. 前記別個の熱酸化膜は、約50Å〜150Å厚さを有することを特徴とする請求項17に記載の半導体素子の製造方法。
  19. 前記第1の熱酸化膜は、約500Å〜1500Å厚さを有することを特徴とする請求項12に記載の半導体素子の製造方法。
  20. 前記第1の熱酸化膜を除去する段階は、湿式エッチングを用いることを特徴とする請求項12に記載の半導体素子の製造方法。
  21. 前記第1の熱酸化膜を除去する段階は、前記絶縁膜パターンの側壁と隣接した前記フローティングゲート層に実質的なラウンド領域を形成する段階を含むことを特徴とする請求項12に記載の半導体素子の製造方法。
  22. 前記絶縁側壁を形成する段階は、
    高温酸化物を蒸着する段階;および
    前記高温酸化物を異方性エッチングする段階;
    を含むことを特徴とする請求項12に記載の半導体素子の製造方法。
  23. 前記絶縁側壁は、約500Å〜1500Åの厚さを有することを特徴とする請求項22に記載の半導体素子の製造方法。
  24. 前記プログラムゲートを形成する段階は、
    前記カップリング絶縁膜上にポリシリコンを蒸着する段階;および
    写真エッチング工程を使用せず前記ポリシリコンを異方性エッチングする段階;
    を含むことを特徴とする請求項12に記載の半導体素子の製造方法。
  25. 前記ポリシリコンは、約1500Å〜3000Åの厚さに蒸着されることを特徴とする請求項24に記載の半導体素子の製造方法。
  26. 前記カップリング絶縁膜を部分的に除去しながら同時に前記プログラムゲートの上端を除去する段階をさらに含むことを特徴とする請求項12に記載の半導体素子の製造方法。
  27. 前記プログラムゲートの露出面を覆う選択的熱酸化膜を形成する段階をさらに含むこと
    を特徴とする請求項26に記載の半導体素子の製造方法。
  28. 前記選択的熱酸化膜の厚さは、約50Å〜150Åであることを特徴とする請求項27に記載の半導体素子の製造方法。
  29. 前記カップリング絶縁膜を形成する段階は、熱酸化工程、高温酸化物CVD工程及び熱酸化工程と中間温度酸化物CVD工程より成るグループから選択された一つの工程を使用することを特徴とする請求項12に記載の半導体素子の製造方法。
  30. 前記トレンチ領域内にイオン注入して前記基板内にソース領域を形成する段階;
    前記トレンチ領域を充填し、前記絶縁膜パターンを覆う絶縁物質を蒸着する段階;
    前記絶縁膜パターンが露出されるように前記絶縁物質を平坦化する段階;および
    前記フローティングゲート層の所定領域を露出させるように前記絶縁膜パターンを除去する段階;
    をさらに含むことを特徴とする請求項12に記載の半導体素子の製造方法。
  31. 前記イオン注入は、約1015ions/cmのドーズ量を有することを特徴とする請求項30に記載の半導体素子の製造方法。
  32. 前記絶縁物質を蒸着する段階は、CVD工程を用いて約5000Å〜10000Åの厚さに酸化膜を蒸着する段階であることを特徴とする請求項30に記載の半導体素子の製造方法。
  33. 前記絶縁膜パターンを除去する段階は、燐酸によって前記絶縁膜パターンを湿式エッチングする段階であることを特徴とする請求項30に記載の半導体素子の製造方法。
  34. 写真エッチング工程を用いずに、前記絶縁側壁及び前記絶縁物質をエッチングマスクとして用いて前記フローティングゲート層をエッチングしてフローティングゲートを形成する段階をさらに含むことを特徴とする請求項30に記載の半導体素子の製造方法。
  35. 前記フローティングゲート層をエッチングする段階は、異方性乾式エッチングを用いることを特徴とする請求項34に記載の半導体素子の製造方法。
  36. 前記フローティングゲートのチップが露出されるように前記フローティングゲート上の前記カップリング絶縁膜の一部及び前記フローティングゲートの下部の前記ゲート絶縁膜の一部を除去する段階;および
    前記フローティングゲートの前記チップ及び前記フローティングゲートの側壁上にトンネリング絶縁膜を形成する段階;
    をさらに含むことを特徴とする請求項34に記載の半導体素子の製造方法。
  37. 前記トンネリング絶縁膜を形成する段階は、約50Å〜150Å厚さの熱酸化膜を形成する段階であることを特徴とする請求項36に記載の半導体素子の製造方法。
  38. 前記トンネリング絶縁膜上に追加トンネリング絶縁膜を形成する段階をさらに含むこと
    を特徴とする請求項36に記載の半導体素子の製造方法。
  39. 前記追加トンネリング絶縁膜を形成する段階は、CVD工程を用いることを特徴とする請求項38に記載の半導体素子の製造方法。
  40. 前記基板上の消去ゲート層を形成する段階;
    前記消去ゲート層をエッチングして湾曲された上面を有する消去ゲートを形成する段階;および
    前記消去ゲート下にイオン注入してドレイン領域を形成する段階;
    をさらに含むことを特徴とする請求項36に記載の半導体素子の製造方法。
  41. 前記消去ゲート層を形成する段階は、約1500Å〜3000Å厚さのポリシリコン層を蒸着する段階であることを特徴とする請求項40に記載の半導体素子の製造方法。
  42. 前記消去ゲート層をエッチングする段階は、写真エッチング工程を用いず異方性乾式エッチングを用いることを特徴とする請求項40に記載の半導体素子の製造方法。
  43. 前記プログラムゲートは、前記フローティングゲートの実質的垂直面に整列された実質的垂直面を含むことを特徴とする請求項40に記載の半導体素子の製造方法。
  44. 前記消去ゲートの上端は、前記プログラムゲートの上端より高く延長されたことを特徴とする請求項40に記載の半導体素子の製造方法。
  45. 請求項40による製造方法によって形成されたことを特徴とする半導体素子。
  46. 第1のジャンクション領域及び第2のジャンクション領域を有する半導体基板を形成する段階;
    前記半導体基板上に形成され、前記第1のジャンクション領域と少なくとも一部重畳する絶縁されたフローティングゲートを形成する段階;
    前記フローティングゲート上に形成され、湾曲された上面を有する絶縁されたプログラムゲートを形成する段階;および
    前記基板上に前記フローティングゲートと隣接して設けられ、前記第2のジャンクション領域と一部重畳する絶縁された消去ゲートを形成する段階;
    を含むことを特徴とする半導体素子の製造方法。
  47. 前記絶縁された消去ゲートは、湾曲された上面を有することを特徴とする請求項46に記載の半導体素子の製造方法。
  48. a)第1のジャンクション領域と第2のジャンクション領域とを有する半導体基板と、
    b)前記基板上に形成され、前記第1のジャンクション領域と一部重畳する絶縁されたフローティングゲートと、
    c)前記フローティングゲート上に形成され、湾曲された上面を有する絶縁されたプログラムゲートと、
    d)前記基板上に前記フローティングゲートと隣接して形成され、前記第2のジャンクション領域と一部重畳する絶縁された消去ゲートとを含む不揮発性メモリ;および
    前記不揮発性メモリと電気的に連結された中央処理装置;
    を含むことを特徴とする電子システム。
  49. 保安制御部をさらに含むことを特徴とする請求項48に記載の電子システム。
  50. SRAMをさらに含むことを特徴とする請求項49に記載の電子システム。
  51. M−ROMをさらに含むことを特徴とする請求項50に記載の電子システム。
JP2005274714A 2004-09-22 2005-09-21 半導体素子及びその製造方法 Withdrawn JP2006093707A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020040075907A KR100621553B1 (ko) 2004-09-22 2004-09-22 비휘발성 메모리 소자 및 그 제조방법
US11/187,424 US7271061B2 (en) 2004-09-22 2005-07-21 Method of fabricating non-volatile memory

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006093707A true JP2006093707A (ja) 2006-04-06

Family

ID=36234322

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005274714A Withdrawn JP2006093707A (ja) 2004-09-22 2005-09-21 半導体素子及びその製造方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7586146B2 (ja)
JP (1) JP2006093707A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007300098A (ja) * 2006-05-05 2007-11-15 Silicon Storage Technology Inc Norフラッシュメモリ及び製造方法
JP2009088061A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Nec Electronics Corp 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法
JP2014524670A (ja) * 2011-08-24 2014-09-22 シリコン ストーリッジ テクノロージー インコーポレイテッド 個別の消去ゲートを有するスプリットゲート不揮発性フローティングゲートメモリセルを製造する方法及びそれによって製造されたメモリセル
JP2017524260A (ja) * 2014-08-08 2017-08-24 シリコン ストーリッジ テクノロージー インコーポレイテッドSilicon Storage Technology, Inc. 制御ゲートと浮遊ゲートとの間の強化された横方向結合によりスケーリングが改良される分割ゲートフラッシュメモリセル

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8320191B2 (en) 2007-08-30 2012-11-27 Infineon Technologies Ag Memory cell arrangement, method for controlling a memory cell, memory array and electronic device
US8203861B2 (en) * 2008-12-30 2012-06-19 Invensas Corporation Non-volatile one-time—programmable and multiple-time programmable memory configuration circuit
US20110133266A1 (en) * 2009-12-03 2011-06-09 Sanh Tang Flash Memory Having a Floating Gate in the Shape of a Curved Section
US20130313625A1 (en) * 2012-05-28 2013-11-28 Ching-Hung Kao Semiconductor device and method of fabricating the same
US9450057B2 (en) 2014-02-18 2016-09-20 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Split gate cells for embedded flash memory
US9484351B2 (en) 2014-02-18 2016-11-01 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Split gate memory device and method of fabricating the same
CN104465524B (zh) 2014-12-30 2018-04-27 上海华虹宏力半导体制造有限公司 镜像分栅快闪存储器及其形成方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR940006094B1 (ko) * 1989-08-17 1994-07-06 삼성전자 주식회사 불휘발성 반도체 기억장치 및 그 제조방법
KR0152496B1 (ko) 1992-10-30 1998-10-01 윌리암 티. 엘리스 이이피롬 셀, 집적회로 이이피롬 이중 게이트 전계효과 트랜지스터 형성 방법 및 이이피롬 메모리 어레이 형성 방법
DE69832019T2 (de) * 1997-09-09 2006-07-20 Interuniversitair Micro-Electronica Centrum Vzw Verfahren zur Löschung und Programmierung eines Speichers in Kleinspannungs-Anwendungen und Anwendungen mit geringer Leistung
US6388293B1 (en) * 1999-10-12 2002-05-14 Halo Lsi Design & Device Technology, Inc. Nonvolatile memory cell, operating method of the same and nonvolatile memory array
US6727545B2 (en) * 2000-09-20 2004-04-27 Silicon Storage Technology, Inc. Semiconductor memory array of floating gate memory cells with low resistance source regions and high source coupling
US6420233B1 (en) * 2001-01-19 2002-07-16 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd Split gate field effect transistor (FET) device employing non-linear polysilicon floating gate electrode dopant profile
US6635533B1 (en) * 2003-03-27 2003-10-21 Powerchip Semiconductor Corp. Method of fabricating flash memory
KR100645063B1 (ko) * 2005-03-14 2006-11-10 삼성전자주식회사 비휘발성 기억장치 및 그 제조방법

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007300098A (ja) * 2006-05-05 2007-11-15 Silicon Storage Technology Inc Norフラッシュメモリ及び製造方法
JP2009088061A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Nec Electronics Corp 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法
JP2014524670A (ja) * 2011-08-24 2014-09-22 シリコン ストーリッジ テクノロージー インコーポレイテッド 個別の消去ゲートを有するスプリットゲート不揮発性フローティングゲートメモリセルを製造する方法及びそれによって製造されたメモリセル
US9190532B2 (en) 2011-08-24 2015-11-17 Silicon Storage Technology, Inc. Method of making a split gate non-volatile floating gate memory cell having a separate erase gate, and a memory cell made thereby
JP2017524260A (ja) * 2014-08-08 2017-08-24 シリコン ストーリッジ テクノロージー インコーポレイテッドSilicon Storage Technology, Inc. 制御ゲートと浮遊ゲートとの間の強化された横方向結合によりスケーリングが改良される分割ゲートフラッシュメモリセル
US10312246B2 (en) 2014-08-08 2019-06-04 Silicon Storage Technology, Inc. Split-gate flash memory cell with improved scaling using enhanced lateral control gate to floating gate coupling

Also Published As

Publication number Publication date
US7586146B2 (en) 2009-09-08
US20080029808A1 (en) 2008-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7271061B2 (en) Method of fabricating non-volatile memory
JP2006093707A (ja) 半導体素子及びその製造方法
US6570213B1 (en) Self-aligned split-gate flash memory cell and its contactless NOR-type memory array
US7029974B2 (en) Split gate type nonvolatile semiconductor memory device, and method of fabricating the same
TWI590387B (zh) 具有自我對準浮動與抹除閘的非揮發性記憶體單元及其製造方法
JP5035775B2 (ja) ソース側消去を伴うフローティングゲートメモリセルの半導体メモリアレイを形成する自己整合法及びこれによって形成されるメモリアレイ
US20060076607A1 (en) Non-volatile memory and method of fabricating same
US9985039B2 (en) Semiconductor device and method of manufacturing the same
JP2006253685A (ja) スプリットゲート不揮発性メモリ装置及びそれの形成方法
JP2008251825A (ja) 半導体記憶装置の製造方法
JP2006005357A (ja) スプリットゲート型フラッシュメモリ素子及びその製造方法
JP2009099672A (ja) 不揮発性半導体記憶装置、不揮発性半導体記憶装置の製造方法
JPH0864697A (ja) 不揮発性半導体記憶装置の製造方法
JP4445353B2 (ja) 直接トンネル型半導体記憶装置の製造方法
EP3994731B1 (en) Method of forming split-gate flash memory cell with spacer defined floating gate and discretely formed polysilicon gates
US8324676B2 (en) Memory cell storage node length
KR100654359B1 (ko) 비휘발성 메모리 소자 제조 방법
KR100559523B1 (ko) 플래시 메모리 소자의 셀 제조 방법
JP4427431B2 (ja) 半導体記憶装置、半導体記憶装置の製造方法および半導体記憶装置の動作方法
JP2006108668A (ja) 不揮発性メモリ素子とその製造方法
JP2005260235A (ja) トレンチ内に独立制御可能な制御ゲートを有する埋込ビット線型不揮発性浮遊ゲートメモリセル、そのアレイ、及び製造方法
US20240138144A1 (en) Flash memory and manufacturing method thereof
JP2019054221A (ja) 半導体装置およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080821

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20090731