JP4783372B2 - 外科用クリップを付与するための装置 - Google Patents

Description

本出願は、２００４年１０月８日に出願された米国仮出願番号第６０／６１７，０１７号からの優先権を主張し、その全体の内容は、本明細書中に参考として援用される。

（背景）
（１．技術分野）
本開示は、一般に、外科用クリップを組織に付与するための装置に関する。より詳細には、本開示は、一連のクリップを組織に逐次付与するための装置に関する。

（２．関連技術の背景）
外科的手順は、しばしば、出血を制御または停止するために、血管、いくつかの組織および／またはその他の器官の結紮を必要とする。組織の周りに外科用クリップを迅速に付与するためのクリップ付与装置は周知である。このようなクリップ付与装置は、単一クリップアプリケータおよび複数クリップアプリケータを含む。単一クリップアプリケータでは、新たなクリップが、各クリップの付与の後にこの装置に装填される。複数クリップアプリケータは、外科的手順の経過の間に組織に逐次的に付与され得る一連のクリップを含む。外科的手順は、通常、複数の外科用クリップの使用を必要とし、複数クリップアプリケータが一般に好ましい。

代表的には、クリップ付与装置は、ハンドル機構、細長い本体部分、およびクリップクリンプアセンブリ、例えば、顎または顎の対を含む。このようなクリップ付与装置は、内視鏡手順または開放外科的手順のための形態である。個々のクリップを逐次的に進行するために公知のクリップ付与装置は、良好な結果を提供しているけれども、より複雑でなく、そして効率的な止血を提供するクリップ付与装置に対する継続する必要性が存在する。

本開示によれば、外科用クリップを付与するための装置が提供され、これは、ハウジングおよび少なくとも１つの移動可能なハンドルを含むハンドル部分、およびクリップスタックを収容する本体部分を含む。一対の顎が、この本体部分の遠位端で支持されている。上記本体部分は、クリッププッシャー、カム作用部材およびクリップフォロワーを含む。このクリッププッシャーは、上記本体部分内で移動可能に位置決めされ、そして上記クリップスタックから最遠位クリップを上記一対の顎の間の位置まで進行するように作動可能である。上記カム作用部材は、上記本体部分内で移動可能に位置決めされ、そして上記一対の顎を互いに向かって接近または移動し、上記クリップスタックの最遠位クリップを変形するように作動可能である。上記クリップフォロワーは、上記クリップスタックの近位方向に位置決めされ、そして上記クリップスタックを上記一対の顎に向かって遠位方向に押すように作動可能である。１つの実施形態では、上記本体部分は、ロックアウト部材およびストップ部材を含む。このロックアウト部材は、上記カム作用部材に対してスライド可能な関係にある第１の位置から、上記カム作用部材と相互ロックされる第２の位置まで移動可能である。その第２の位置では、上記ロックアウト部材は、上記ストップ部材に接するように位置決めされ、上記カム作用部材の遠位方向移動を制限する。

１つの実施形態では、上記ロックアウト部材は、突出部を有する少なくとも１つの可撓性脚を含み、そして上記カム作用部材は、この突出部を受容するような寸法の少なくとも１つのスロットを含むか、またはロックアウト部材を上記カム作用部材に相互ロックする。上記少なくとも１つの可撓性脚は、一対の可撓性脚を含み、そして上記少なくとも１つのスロットは一対のスロットを含み得る。

上記ロックアウト部材は、その第１の位置に位置決めされ、上記ロックアウト部材を離脱可能に保持する弾力性フィンガーを含み得る。１つの実施形態では、上記本体部分は、セパレータプレートをさらに含み、このセパレータプレートは、上記ロックアウト部材の弾力性フィンガーの一部分を受容する寸法である開口部を含む。上記クリップフォロワーはタブを含み、そして上記ロックアウト部材は係合部材を含み、上記タブが上記係合部材中に移動可能であり、上記ロックアウト部材をその第１の位置からその第２に位置に移動する。１つの実施形態では、上記タブは、上記最近位クリップが上記一対の顎に進行された後に上記係合部材を係合するように位置決めされる。あるいは、上記タブは、１つ以上のクリップが上記装置中に残っているとき、上記係合部材を係合するように位置決めされ得る。

１つの実施形態では、外科用クリップを付与するための装置が提供され、これは、少なくとも１つの移動可能なハンドルを含むハンドル部分、およびクリッププッシャーおよびカム作用部材を含む。このクリッププッシャーは、上記本体部分内で移動可能に支持され、クリップスタックの最遠位クリップを上記本体部分の遠位端で支持された一対の顎の間の位置に進行する。上記カム作用部材は、本体部分内で退却位置から進行位置まで移動可能に支持され、該一対の顎を接近する。ラッチアセンブリは、上記クリッププッシャー上に支持され、そして上記カム作用部材上に支持されたアバットメントと係合する第１の位置から、該カム作用部材のアバットメントから脱係合する第２の位置に移動可能である旋回ラッチ部材を含む。上記カム作用部材は、上記少なくとも１つの移動可能ハンドルに、この少なくとも１つの移動可能なハンドルの作動ストロークによる移動が、上記カム作用部材のその進行位置からその退却位置までの移動を行うように作動可能に連結される。１つの実施形態では、この旋回ラッチ部材は、付勢部材によってその第１の位置に、上記カム作用部材のその退却位置からその進行位置までの移動が、最初に、上記クリッププッシャーの進行に影響するように押される。ラッチカムは、上記本体部分上に固定して支持され、そして、上記クリッププッシャーが上記クリップスタックの最遠位クリップを上記顎の間の位置に進行した後に上記旋回ラッチ部材を係合するように位置決めされ、上記ラッチ部材を上記アバットメントから脱係合する。１つの実施形態では、付勢部材が、上記ラッチ部材が、上記アバットメントから脱係合された後、上記クリッププッシャーを退却位置に押すように位置決めされる。１つの実施形態では、上記本体部分は、ハウジング本体およびハウジングカバーを含み、そして上記ラッチカムはこのハウジングカバー上に支持される。上記ハンドル部分は、上記カム作用部材の近位端に連結されるヨークを含み得る。１つの実施形態では、上記少なくとも１つのハンドルは、少なくとも１つの前方リンクによって、上記少なくとも１つのハンドルの作動ストロークによる移動が、上記ヨークおよび上記カム作用部材の進行を行うように上記ヨークに作動可能に連結される。上記ハンドル部分は、一対のハンドルを含み、各ハンドルが１つの上記前方リンクによって上記ヨークに作動可能に連結される。１つの実施形態では、一対の後方リンクが提供される。後方リクの各々は、第１の旋回部材によって個々の前方リンクに旋回可能に連結される第１の端部、および第２の旋回部材によって上記ハンドル部分に旋回可能に連結される第２の端部を有する。上記一対のハンドルの各々は、上記第１の旋回部材の個々の１つをスライド可能に受容するためのカムチャネルを規定する。

１つの実施形態では、外科用クリップを付与するための装置は、ハンドル部分、このハンドル部分から遠位方向に延びる本体部分、および上記本体部分の遠位端で支持される顎本体を含む。この顎本体は、間隔を置いた位置からより接近した位置まで移動可能な第１および第２の顎を含む顎本体を含む。１つの実施形態では、上記本体部分は、退却位置から進行位置まで移動可能であって、上記第１の顎および第２の顎のそれらの間隔を置いた位置からそれらのより接近した位置までの移動を行うカム作用部材を含む。上記本体部分は、上記第１および第２の顎の間に取り外し可能に位置決めされ、これらの顎がそれらの間隔を置いた位置からそれらのより接近した位置まで移動することを防ぐ弾力性顎ロック部材をさらに含む。１つの実施形態では、この顎ロック部材は弾力性プレートの形態であり、そして上記顎本体は一対の内方に変形可能な脚を含む。これら脚の各々は上記第１および第２の顎の１つを支持し、上記ロック部材が上記顎本体の脚の間に位置決めされる。上記カム部材の遠位端は、上記顎本体の脚の周りにスライド可能に位置決めされ、そしてその退却位置からその進行位置まで移動可能であり、上記ロック部材を上記顎本体の脚の間から上記ロック部材を移動し、そして次に上記第１および第２の顎のそれらのより接近した位置までの移動を行う。

（実施形態の詳細な説明）
現在開示される外科用クリップ付与器の実施形態は、ここで、図面を参照して詳細に説明され、ここで、同様の参照番号は、いくつかの図面の各々で同一または対応する要素を指定する。本明細書を通じ、用語「近位」は、操作者に最も近い器具の位置をいい、そして用語「遠位」は、操作者から最も遠い器具の位置をいう。

図１〜４を参照して、一般に、１０として示される、現在開示される外科用クリップ付与器は、ハンドル部分１２、ハンドル部分１２から遠位方向に延びる細長い本体部分１４、および本体部分１４の遠位端から延びる第１および第２の顎を含む。簡単には、ハンドル部分１２は、ハンドルハウジング２０、および一対の移動可能なハンドルまたはトリガー２２を含む。各ハンドル２２は、外科医の手の指を受容するための指ループ２２ａを含む。

図５〜９をまた参照して、ハンドルハウジング２０は、成形されたハウジング半分セクション２０ａおよび２０ｂ（図５）から形成され、これらは、ねじ３０およびナット３２を用いてともに固定される。あるいは、その-他の固定技法が、ハウジング半分セクション２０ａおよび２０ｂをともに固定するために用いられ得、例えば、溶接、リベット、相互ロック構造、接着剤などがある。１つの実施形態では、各ハンドル２２の遠位端は、旋回部材３４の周りに、ハンドル２２が、能動化されるとき、はさみ様の様式で移動するように旋回可能に固定される。各旋回部材３４は、半分セクション２０ａおよび２０ｂ中に形成される凹部３６ａおよび３６ｂ間に位置決めされ、そして個々のハンドル２２と一体に、または代替物では、個々のハンドル２２から別個の要素として形成され得る。１つの実施形態では、各ハンドル２２は、その外面に固定されるスリップ抵抗性グリップ部材４０、およびその内面上に形成されるカムチャネル４２を有する。スリップ抵抗性グリップ部材４０は、クッション材料から形成され得、そして各ハンドル２２上にオーバーモールドされる。その他のスリップ抵抗性材料および付与の方法が、グリップ部材４０を形成するために用いられ得、そしてグリップ部材４０をハンドル２２に付与することがまた企図される。各カムチャネル４２は、以下により詳細に記載されるように、一対の旋回リンクを連結するために旋回部材を受容するような形態である。

図１０を参照して、細長い本体部材１４は、外科用クリップ付与器１０の内部構成要素を受容するためのチャネル２６を規定するハウジング本体２４を含む。ハウジングカバー２８は、ハウジング本体２４に固定され、そしてチャネル２６を覆う。１つの実施形態では、ハウジングカバー２８は、ハウジング本体２４のチャネル壁２６ａに沿って形成された開口部５２内に受容されるような寸法である一連の突出部５０を有し、ハウジングカバー２８をハウジング本体２４に固定する。あるいは、その他の固定技法、例えば、接着剤、クリンプ留め、ねじなどが企図される。

図１３〜１５をまた参照して、ハウジングカバー２８の内面は、第１の長軸方向溝５４および第２の長軸方向溝５６を含む。溝５４および５６は、以下により詳細に論議されるように、細長い本体部分のその他の構成要素を収容する。ハウジングカバー２８の遠位端は、ハウジング本体２４に向かって下方にテーパー状または角度をなす外面２８ａを含む。角度をなす外面２８ａは組織へのより容易な接近を提供し、そして使用の間にクリップ付与器が組織を捕らえる可能性を低減する。ハウジングカバー２８の遠位端上に形成された内面２８ｂは、顎１６および１８の上面の湾曲に対応する湾曲を有する。内面２８ｂは、顎１６および１８に接する関係で位置決めされ、クリップ付与器１０の操作の間に顎１６および１８に安定性を提供し、そしてそれらの誤整列を防ぐ。

図１０および２１を参照して、ハウジング本体２４は、顎１６および１８をスライド可能に受容するような形態の一対の遠位方向に配置された切り抜き６０を含む。切り抜き６０は、顎１６および１８を拘束するような寸法であり、クリップ付与器の作動の間に顎の誤整列を防ぐ（図３０）。ハウジング本体２４の近位端は、ハウジング半分セクション２０ａおよび２０ｂ中に形成される凹部６４内に受容される寸法である、一対の横方向に延びるウイング６２（図９）を含み、細長い本体部分１４をハンドル部分１２に固定する。

図１０に示されるように、クリップ付与器１０の内部構成要素は、顎本体６６、カム作用部材６８、クリッププッシャー７０、クリッププッシャーロックアウト７２、クリップスタックフォロワー７４、および最遠位クリップ７６ａおよび最近位クリップ７６ｂを含むクリップスタック７６を含む。図２３をまた参照して、顎本体６６は、顎１６および１８、近位取り付け部分６６ａおよび一対の遠位方向に延びる脚６６ｂを含む。顎１６および１８の各々は、脚６６ｂの個々の１つの遠位端上に支持され、そしてクリップチャネル１６ａおよび１８ａをそれぞれ含む。カム面７０は、各顎１６および１８の外面上に形成される。カム面７０は、以下により詳細に説明される様式でカム作用部材６８によって係合されるように位置決めされる。顎本体６６は、ボルト６７などを用いてハウジング本体２４のチャネル２６内に取り付けられる。ボルト６７は、本体６６中の開口部６６ｄを通り、そしてハウジング本体２４を通って延びる。

ここで図１０および１６を参照して、カム作用部材６８は、ハウジング本体２４のチャネル２６内にスライド可能に支持され（図１０）、そして顎本体６６の脚６６ｂの周りに位置決めされる遠位係合部材７２を含む（図４８）。係合部材７２は、実質的に矩形の形態を有し得る。あるいは、その他の形態、例えば、Ｃ形状の形態が企図される。カム部材６８の近位端は、ブラケット７４を含み、以下にさらに詳細に論議されるように、カム作用部材６８をハンドル部分６８に作動可能に連結する。ハンドル部分１２のハンドル（図１）は、カム部材６８を、ハウジング本体２４のチャネル２６に沿って退却位置と進行位置との間で移動するように作動可能である。カム部材６８の退却位置では、係合部材７２は、顎本体６６の脚６６ｂの周りでカム面７０の近位方向の位置に位置決めされる（図４６）。カム部材６８の進行位置では、係合部材７２は、顎本体６６の脚６６ｂの周りでカム面７０に接する関係で位置決めされる（図６０）。

カム作用部材６８の近位端は、アバットメント部材７９を支持する。１つの実施形態では、アバットメント部材７９は、カム作用部材６８の近位端中に形成される切り抜き７８内に支持される。切り抜き７８は、アバットメント部材７９上に形成されるトングまたは突出部８２を受容する複数の溝７８ａを含み、アバットメント部材７９をカム作用部材に固定する。このアバットメント部材７９は、その他の公知の固定技法を用いてカム作用部材に取り付けられ得ることが想定される。あるいは、アバットメント部材７９は、カム作用部材と一体に形成され得る。アバットメント部材７９は、以下に論議されるように、プッシャーラッチアセンブリ８０を係合するように位置決めされる。

図１０、１６、１７および２０を参照して、クリッププッシャー７０は、細長い本体８２、遠位フィンガー８４、および近位ラッチアセンブリマウント８６を含む。遠位フィンガー８４は形状が半円形であり、そしてクリッププッシャー７０が退却位置から進行位置まで移動されるとき、クリップ７６の最遠位クリップ７６ａを係合するように位置決めされる（図５３）。ラッチアセンブリマウント８６は、一対の間隔を置いた垂直ブラケット８８を含む。ブラケット８８の各々は、プッシャーラッチアセンブリ８０の旋回ピン９２（図１６）を受容するための開口部９０を含む。

プッシャーラッチアセンブリ８０は、ラッチ部材９４、付勢部材９６、および旋回ピン９２を含む。ラッチ部材９４は、旋回ピン９２の周りでクリッププッシャー７０のブラケット８８間のその遠位端で旋回可能に固定される。付勢部材９６は、クリッププッシャー７０とラッチ部材９４との間に位置決めされ、ラッチ部材９４の近位端を、カム部材６８がその退却位置からその進行位置まで移動されるとき、クリッププッシャー７０から離して押し、アバットメント部材７９を係合するように位置決めする。ラッチ部材９４は、クリッププッシャー７０の近位端に向かう付勢部材９６の押しに対して旋回し、以下にさらに詳細に論議されるように、ラッチ部材９４をアバットメント部材７９との係合から外れるように移動する。

図１０および１８を参照して、セパレータプレート９８が、ハウジング本体２４とハウジングカバー２８との間に固定して支持される。セパレータプレート９８は、ハウジングカバー２８中に形成される凹部１０２内に受容される一連の突出部１００を含み、セパレータプレート９８をハウジングカバー２８に固定する。セパレータプレート９８の遠位端は、一対の間隔を置いたスプリングフィンガー１０４を含み、これは、クリップスタック７６の最遠位クリップ７６ａを顎１６および１８中に案内するように位置決めされる。付勢部材固定部材１０６（図１９）がセパレータプレート９８上に形成される。コイルスプリング１０８であり得る付勢部材は、クリッププッシャー７０上に形成されるセパレータプレート９８の固定部材１０６に固定される１つの端部および固定部材１１０に固定される第２の端部を有する（図２０）。コイルスプリング１０８は張力下にあり、そしてクリッププッシャー７０をその退却位置に押す。ハンドル２２（図１）が、カム作用部材６８をその退却位置からその進行位置まで移動するように作動されるとき、アバットメント部材７９は、ラッチ部材９４を係合し、ラッチ部材９４およびクリッププッシャー７０を、コイルスプリング１０８の押しに対してその進行位置に向かって遠位方向に移動する。クリッププッシャー７０がカム部材６８とともに遠位方向に移動するとき、クリッププッシャー７０の遠位フィンガー８２は、クリップスタック７６の最遠位クリップ７６ａを係合し、最遠位クリップ７６ａを顎１６および１８中に進行する。

図１０および１２を参照して、プッシャーラッチカム１１０は、ハウジング本体２４とハウジングカバー２８との間のチャネル２６中に支持される。プッシャーラッチカム１１０は、一対のタブ１１０ａを含み、これは、ハウジングカバー２８中に形成される凹部１１２内に受容され、ハウジングカバー２８に対してプッシャーラッチカム１１０を固定して取り付ける。プッシャーラッチカム１１０は、チャネル２６内でラッチ部材９４（図５７）の遠位端を係合するような位置に位置決めされ、最遠位クリップ７６ａが顎１６および１８中に完全に進行したとき、ラッチ部材９４を旋回し、そしてアバットメント部材７９から外す。ラッチ部材９４が、アバットメント部材７９から外されるとき、コイルスプリング１０８は、クリッププッシャー７０をその退却位置に戻す。プッシャーラッチカム１１０は、ブロック形状として示されているけれども、その他の形態が想定される。さらに、プッシャーラッチカムは、ハウジングカバー２８またはハウジング本体２４と一体に形成され得る。

図１０および２２を参照して、クリップスタック７６は、セパレータプレート９８の上面にスライド可能に支持される。クリップフォロワー７４は、クリップスタック７６の最近位クリップ７６ｂの背後に位置決めされる。クリップフォロワー７４は、一対の遠位方向に延びるアーム７４ａを含む。各アーム７４ａの遠位端は、最近位クリップ７６ｂのバックスパンを係合するような形態である。クリップフォロワー７４の上面は、スプリング固定部材１１２およびロックアウトタブ１１４を含む。ロックアウトタブ１１４は、ハウジングカバー２８の第２の長軸方向溝５６（図１４）を辿るように位置決めされ、そしてクリップフォロワー７４が細長い本体１４内でクリップスタック７６を遠位方向に移動するために進行されるとき、クリップフォロワー７４とともに移動可能である。

図１０および１１を参照して、クリップストップ部材１１６は、スプリングアーム１１８、スプリング固定部材１２０および一対の係留部材１２２を含む。係留部材１２２は、ハウジングカバー２８の遠位部分を通って形成される一対の開口部１２４中にスナップばめされるような寸法であり、クリップストップ部材１１６をハウジングカバー２８の下側に固定する。付勢部材１２６は、クリップストップ部材１１６のスプリング固定部材１２０とフォロワー７４のスプリング固定部材１１２との間に延びる。コイルスプリリングであり得る付勢部材１２６は、フォロワー７４とクリップストップ部材１１６との間で張力によって支持され、フォロワー７４およびクリップスタック７６を本体部分１４内で顎１６および１８に向かって遠位方向に押す。付勢部材１２６は、ハウジングカバー２８の第１の長軸方向溝５４内に位置決めされる（図１４）。クリップストップ部材１１６は、クリッププッシャー７０がその進行位置まで移動されるまで、最遠位クリップ７６ａが顎１６および１８中に遠位方向に押されることを防ぐ。クリッププッシャー７０がその進行位置に移動されるとき、クリップストップ部材１１６は、最遠位クリップ７６ａの移動によって上方に反らされる（図５３）。

顎ロック部材、例えば、プレート１３０（図１０）がハウジング本体２４のチャネル２６内でハウジング本体２４に固定される。顎ロックプレート１３０は、ハウジング本体２４上に形成される突出部１３３（図５９）を受容するような寸法である開口部１３１を含み、プレート１３０を本体２４に固定する。顎ロックプレート１３０は、顎本体６６の脚６６ｂ間に位置決めされる弾力性および可撓性のアーム１３０ａを有し、顎１６および１８が、手術部位でのクリップ付与器１０の位置決めの間に不注意に閉鎖されることを防ぐ。カム作用部材６８がその進行位置に移動されるとき、カム作用部材６８の係合部材７２の遠位端は、アーム１３０ａを下方に反り、アーム１３０ａを、顎１６と１８との間から移動し、そして顎１６および１８の閉鎖を可能にする（図５９）。あるいは、上記顎ロック部材は、平坦なプレートの形態である必要はなく、むしろその他の形態が想定され、例えば、円筒形または顎の閉鎖を防ぐような顎１６および１８間に位置決め可能な任意の形態である。

図１０および２４を参照して、ロックアウト部材７２は、ハウジング本体２４のチャネル２６内でカム作用部材６８の上に位置決めされる。ロックアウト部材７２は、中央本体部分１４０、一対の可撓性脚１４２および遠位方向に延びる係合部材またはフラグ１４４を含む。中央本体部分１４０は、セパレータプレート９８に向かって上方に延びる近位方向に延びる弾力性フィンガー１４６を含み、そして下方に湾曲した端部１４６ａを含む。端部１４６ａは、クリッププッシャー７０中に形成される細長いスロット１４８を通って延びるように位置決めされ、そしてセパレータプレート９８中に形成される開口部１５０内に部分的に受容される。セパレータプレート９８の開口部１５０中のフィンガー１４６の端部１４６ａの係合は、以下に詳細に論議されるように、外力が係合部材１４４に付与されるまで、ロックアウト７２をセパレータプレート９８に対して固定された位置に離脱可能に保持する。

ロックアウト７２の可撓性脚１４２の各々は、半径方向突出部１４２ａを含む。脚１４２は、カム作用部材６８の側壁１５２の領域内に位置決めされ、そして側壁１５２によって内方に押される。一対のスロット１５２ａが、側壁１５２内に、突出部１４２ａがスロット１５２ａとの整列に移動されるとき、脚１４２が外方に跳ね、半径方向突出部１４２ａをスロット１５２ａ中に移動するように形成される。突出部１４２ａがスロット１５２ａ内に位置決めされるとき、ロックアウト７２は、カム作用部材６８に固定して取り付けられる。

上記で論議されたように、フォロワー７４は、付勢部材１２６によって遠位方向に押され、クリップスタック７６をセパレータプレート９８に沿って遠位方向に押す。各クリップ７６ａが顎１６および１８中に進行されるとき、フォロワー７４は細長い本体１４内を遠位方向にさらに移動する。最近位クリップ７６ｂが顎１６および１８中に進行されるとき、フォロワー７４のロックアウトタブ１１４は、ロックアウト７２の係合部材またはフラッグ１４４を係合し、そしてカム作用部材６８に対してロックアウト７２の遠位方向移動を行い、その結果、最近位クリップ７６ｂが顎１６と１８との間にクリンプ留めされ、そしてカム作用部材６８がその退却位置に戻った後、半径方向突出部１４２ａがカム作用部材６８中のスロット１５２ａと整列し、ロックアウト７２をカム作用部材６８に固定して取り付ける。

ストップ部材１５６（図１０）は、顎本体６６の取り付け部分６６ａの近位端に固定される。１つの実施形態では、ストップ部材１５６は、円筒形ドエルを含む。あるいは、その他のストップ部材形態が想定される。ロックアウト７２の遠位端は、ストップ部材１５６を受容するための凹部１５８を含む。ストップ部材１５６は、ハウジング本体２４のチャネル２６内に固定して取り付けられるので、ロックアウト７２とストップ部材１５６との間の係合は、ロックアウト７２のさらなる遠位方向進行を防ぐ。上記で論議されたように、最近位クリップ７６ｂが組織に付与された後、ロックアウト７２はカム作用部材６８に固定して取り付けられる。ストップ部材１５６はまた、ロックアウト７２の凹部１５８内に受容される。従って、最近位クリップ７６ｂが組織に付与され、そしてロックアウト７２がカム作用部材８６に固定された後、ロックアウト７２とストップ部材１５６との間の係合は、カム作用部材６８の遠位方向進行を防ぐ。以下に論議されるように、カム作用部材６８は連結（リンケージ）を経由してハンドル２２に連結されるので、ロックアウト７２とストップ部材１５６との間の係合は、ハンドル２２の作動を防ぎ、そしてそれ故、外科医に、クリップ付与器クリップスタック７６が使い尽くされたことを示す。

図５、８、２５および２８を参照して、ハンドル部分１２は、退却位置と進行位置との間でハウジング半分セクション２０ａと２０ｂにスライド可能に位置決めされるヨーク１７０を含む。ヨーク１７０の遠位端は、カム作用部材６８のブラケット７４中に形成される半円形スロット１７４（図１６）中に位置決めされるような寸法である環状の凹部１７２を含み、ヨーク１７０をカム作用部材６８に取り付ける。ヨーク１７０の近位端は、旋回ピン１８０を受容するような寸法の貫通ボア１７８を有するＵ形状コネクター１７６を含む。旋回ピン１８０は、ヨーク１７０を、ハンドル２２をヨーク１７０に連結する連結アセンブリの前方リンク１８２ａおよび１８２ｂの遠位端に旋回可能に連結する。前方リンク１８２ａおよび１８２ｂの近位端は、旋回部材１８６によって、後方リンク１８４ａおよび１８４ｂの遠位端に旋回可能にそれぞれ固定される。後方リンク１８４ａおよび１８４ｂの近位端は、旋回部材１８８によって、互いに、およびハンドルハウジング２０に連結される。旋回部材１８８は、ハウジング半分セクション２０および２０ｂ中に形成されるボア１９０間に旋回可能に取り付けられる（図５）。旋回部材１８６は、個々のハンドル２２中に形成される個々のカムチャネル４２内に受容される。ハンドル２２が作動され、すなわち、ハウジングに向かって移動されるとき、旋回部材１８６は、前方リンク１８２ａ、１８２ｂおよび後方リンク１８４ａが、最初の誤整列された位置から整列位置に向かって移動されるように、カムチャネル４２内を通って移動されるようにする。後方リンク１８４ａおよび１８４ｂの近位端は、ハウジング半分セクション２０ａと２０ｂとの間で軸方向に固定され、前方リンク１８２ａおよび１８２ｂ、ならびに後方リンク１８４ａおよび１８４ｂの整列位置に向かう移動は、前方リンク１８２ａおよび１８２ｂの遠位端をハウジング２０内で遠位方向に移動する。上記で論議されたように、前方リンク１８２ａおよび１８２ｂの遠位端は、旋回部材１８０によってヨーク１７０に軸方向に固定される。従って、ハンドル２２が作動されるとき、ヨーク１７０は、遠位方向に移動され、カム作用部材６８を遠位方向に移動する。付勢部材、例えば、コイルスプリング１７９は、ヨーク１７０の遠位端の周りに位置決めされ、そしてハウジング２０内に支持されたスプリングストップ１８１に接し、ヨーク１７０をその退却位置に押す。

図２５〜２７を参照して、ハンドル部分１２は、つめ（ｐａｗｌ）１９２、ラック１９４、およびつめ付勢部材１９６を含む抗反転ラチェット機構を含む。ラック１９４は、一連の歯１９４ａを含み、そしてハウジング半分セクション２０ａ中に形成される凹部１９８内に支持される。１つの好ましい実施形態では、凹部１９８は、ハトの尾の形状であり、そしてラック１９４の後部は、凹部１９８内にスライド可能に受容されるハトの尾の形状の突出部１９４ｂを有し、ラック１９４をハウジング２０内に固定する。あるいは、その他の固定技法、例えば、接着剤、ピン、溶接などが、ラック１９４をハウジング２０内荷固定するために用いられ得る。

つめ１９２は、旋回部材１８０を、つめ１９２が旋回部材１８０の周りでヨーク１７０に回転可能に取り付けられるように受容するような寸法である。つめ付勢部材１９６は、ブラケット１９６をヨーク１７０のプレート延長部２０２（図２８）に固定するために一対の取り付け穴２００を含む。つめ付勢部材１９６はまた、旋回部材１８０の周りで部分的にクリップされるように位置決めされる半円形の切り抜き２０４、およびつめ１９２の後方に形成されるスロット１９２ｂ内に位置決めされるカンチレバーまたはスプリングアーム２０６を含む。カンチレバーアーム２０６は、弾力性であり、そして付勢力を提供し、つめ１９２を、つめフィンガー１９２ｃがアーム２０６に実質的に垂直である位置に押す。フィンガー１９２ｃは、ラック１９４の歯１９４ａを係合するように位置決めされ、ヨーク１７０を、クリップ付与器１０の作動の間に、ヨーク１７０をその退却位置に押すスプリング１７９の付勢に対して、部分的に進行された位置に保持する。抗反転ラチェット機構は、ハンドル２２が部分的に作動された後、クリップ付与器が完全に作動されるまで、ヨーク１７０およびカム作用部材６８の退却を防ぐ。

図３６〜６７を参照して、クリップ付与器１０の操作がここで説明される。図３６〜５０は、ハンドル２２の作動前、すなわち、発射前位置にあるクリップ付与器１０を示す。発射前位置では、付勢部材１７９は、ヨーク１７０をその退却位置に押す。ヨーク１７０がその退却位置にあるとき、旋回部材１８６は、カムチャネル４２（図３６）に、前方リンク１８２ａおよび１８２ｂ、ならびに後方リンク１８４および１８４ｂがそれらの誤整列位置にあるように位置決めされ、ハンドル２２は、クリップ付与器１０のハウジング２０間隔を置かれ、そしてつめ１９２（図３８）は、ラック１９４（図３８）の近位方向に位置決めされる。図４０〜５０を参照して、発射前位置では、カム作用部材６８は、ヨーク１７０および付勢部材１７９によってその退却位置に押される（図３９）。クリッププッシャー７０は、付勢部材１０８によってその退却位置に押される（図４２）。クリップスタック７６は、本体１４内でフォロワー７４（図４４）および付勢部材１２６によって遠位方向に押されるが、最遠位クリップ７６ａは、クリップストップ部材１１６（図４０）のスプリングアーム１１８によって顎１６および１８中に移動することが防がれる。顎ロックプレート１３０は、顎の脚６６ｂ間に位置決めされ、顎１６および１８の不注意の閉鎖を防ぐ。プッシャーラッチアセンブリ８０のラッチ部材９４は、カム作用部材６８（図４４）上に支持されるアバットメント部材７９の遠位方向に置かれるがそれを係合する位置にある。さらに、ロックアウト７２の１４２ａ半径方向突出部１４２ａは、カム作用部材６８のスロット１５２ａの近位方向に位置決めされ、そしてロックアウト７２の凹部１５８は、ストップ部材１５６の近位方向に位置決めされる。

図５１〜６３は、作動の種々のステージにあるクリップ付与器を示す。図５１を参照して、ハンドル２２は、矢印「Ａ」によって示される方向にハウジング２０に向かって部分的に作動されるか、または移動される。ハンドル２２の作動は、前方リンク１８２ａおよび１８２ｂをそれらの整列位置に向かって移動し、ヨーク１７０を、矢印「Ｂ」によって示される方向で遠位方向に進める。図５２を参照して、ヨーク１７０が進行されるとき、ヨーク１７０に固定されるカム作用部材６８は、クリップ付与器１０の細長い本体１４内を遠位方向に進行される。アバットメント部材７９は、カム作用部材６８上に支持され、そしてまた細長い本体１４内を遠位方向に矢印「Ｃ」によって示される方向に進行される。ハンドル２２の初期作動ストロークの間に、アバットメント部材７９は、プッシャーラッチアセンブリ８０のラッチ部材９４を係合し、矢印「Ｄ」によって示される方向にクリッププッシャー７０の進行を行う。図５３を参照して、クリッププッシャー７０が進行するとき、クリッププッシャー７０の係合フィンガー８４は、クリップスタック７６の最遠位クリップ７６ａを、クリップストップ部材１１６のスプリングアーム１１８を超えて顎１６および１８中に進める。クリップスタック７６の最遠位クリップ７６ａが顎中に進行されるとき、付勢部材の力の下にあるフォロワー７４（図５２）は、クリップスタック７６を図５３中に矢印「Ｅ」によって示される方向で遠位方向に進め、第２の最遠位クリップ７７をクリップ停止部材１１６に隣接して位置決めする（図５３〜５５を参照のこと）。

図５５〜５７を参照して、カム作用部材６８およびクリッププッシャー７０が細長い本体１４内を進むとき、スプリング１０８中の張力は増加され、すなわち、スプリング１０８は伸張される（図５６）。最遠位クリップ７６ａが顎１６および１８内に完全に位置決めされるとき、プッシャーラッチカム１１０は、ラッチ部材９４の遠位端を係合し、そしてラッチ部材９４を、付勢部材９６の押しに対して矢印「Ｆ」によって示される方向に旋回し、ラッチ部材９４をアバットメント部材７９から開放する。ラッチ部材９４がアバットメント部材７９から開放されるとき、付勢部材１０８は、クリッププッシャー７０をその退却位置に戻す（図５８および５９）。

ハンドル２２が完全に退却、すなわち、ハウジング２０により近く移動されるとき、カム作用部材６８は、顎ロックプレート１３０（図５５）のフィンガー１３０ａを係合し、プレート１３０を、顎本体６６の脚６６ｂの間から下方に変形する。カム作用部材６８の継続する進行は、係合部材７２を顎１６および１８のカム作用部材７０中に進め、顎１６および１８を、間隔を置いた位置（図４６）からクリンプ留め位置（図６３）まで移動する。

図５１を参照して、ヨーク１７０がハウジング２０内でその退却位置からその進行位置に移動されるとき、つめ１９２のフィンガー１９２ｃは、ラック１９４の歯１９４ａを係合し、ハンドル２２が開放されるとき、スプリング１７９がヨーク１７０をその退却位置
戻ることを防ぐ。従って、一旦、ハンドル２２が作動を開始し、そしてつめ１９２がラック１９４（図５１）を係合すると、ヨーク１７０は、クリップ付与器１０が完全に作動されるまでその退却位置に戻ることはできない。ヨーク１７０がその進行まで移動されるとき、ツメ１９２は、ラック１９４の遠位端のそばを通過され（図６１）、そしてつめ付勢部材１９６のカンチレバーまたはスブリングアーム２０６は、つめ１９２を図６１中の矢印「Ｇ」によって示される方向に、つめ１９２のフィンガー１９２ａが１２：００に位置決めされる位置に回転する。それ故、ハンドル２２が開放され、そしてスプリング１７９がヨーク１７０をその退却位置戻すとき（図６４）フィンガー１９２ｃは、ラック１９４の遠位端を係合し、そして図６４中で矢印「Ｈ」によって示される方向で半時計方向に回転し、そしてラック１９４の歯１９４ａの上にラチェト留めする。ヨーク１７０の完全に退却された位置では、つめ１９２は、ラック１９４の近位方向に位置決めされることに注目のこと。この位置では、カンチレバーアーム２０６（図６１）は、つめ１９２のフィンガー１９２ｃを上記１２：００の位置に戻す。

デバイスが、図６１〜６３に示されるように完全に作動され、そしてハンドル２２が開放された後、ヨーク１７０は、スプリング１７９によってその退却位置に移動される。ヨーク１７０に固定されるカム作用部材６８はまた、その退却位置に向かって移動される。これが生じるとき、弾性のある顎１６および１８は、それらの間隔を置いた位置に戻り、そしてカム作用部材６８は、顎ロックプレート１３０を超えて移動し、ロックプレートフィンガー１３０ａが、顎本体６６の脚６６ｂ間にある位置に戻ることを可能にする。上記で論議されるように、ロックプレート１３０の顎本体６６の脚６６ｂ間の位置決めは、顎１６および１８の不注意の閉鎖を防ぐ。

図６５および６６を参照して、最近位クリップ７６ｂがクリップストップ部材１１６を超えて進行された後、クリップフォロワー７４は、付勢部材１２６によってその完全に進行された位置に向かって進行される。これが起こるとき、フォロワー７４上に形成されたロックアウトタブ１１４は、ロックアウト７２の係合部材１４４を係合し、ロックアウト７２をカム作用部材６８に対して遠位方向に進行し、ロックアウト７２の可撓性脚１４２の半径方向突出部１４２ａをカム作用部材６８のスロット１５２ａ中に移動し、そしてロックアウト７２をカム作用部材６８に固定または相互ロックする。ロックアウト７２が細長い本体１４内をフォロワー７４によって遠位方向に移動されるとき、ロックアウト７２の遠位凹部１５８はストップ部材１５６を受け、これは、顎本体６６の取り付け部分６６ａに、ロックアウト７２の遠位端がストップ部材１５６を係合するように固定される。ロックアウト７２の遠位端とストップ部材１５６との間の係合は、ロックアウト７２、そしてそれ故、カム作用部材６８のさらなる遠位方向の移動を防ぐ。

本明細書中に開示される実施形態に種々の改変がなされ得ることが理解される。従って、上記の説明は、制限的であるとは解釈されるべきではなく、好ましい実施形態の単なる例示である。当業者は、本明細書に添付の特許請求の範囲の範囲および思想内のその他の改変を想定する。

現在開示されるクリップ付与装置の種々の実施形態は、図面を参照して本明細書中で説明される。
図１は、現在開示されるクリップ付与装置の１つの実施形態の斜視図である。 図２は、図１に示されるクリップ付与装置の拡大斜視図である。 図３は、図１に示されるクリップ付与装置の平面図である。 図４は、図１に示されるクリップ付与装置の側面図である。 図５は、図４に示されるクリップ付与装置の近位部分の斜視図である。 図６は、図１に示されるクリップ付与装置の斜視図であり、上部ハウジング半分セクションは除去されている。 図７は、図６に示される詳細の示された領域の拡大図である。 図８は、図６に示される詳細の示された領域の拡大図である。 図９は、本体部分の近位端およびハウジングの半分セクションの斜視図であり、ハンドル部分の内部構成要素は除かれている。 図１０は、図１に示されるクリップ付与装置の本体部分の分解図である。 図１１は、図１に示されるクリップ付与装置のクリップストップ部材の斜視図である。 図１２は、図１０に示される領域の詳細の拡大図である。 図１３は、図１に示されるクリップ付与装置のハウジングカバーの底からの斜視図である。 図１４は、図１３に示される領域の詳細の拡大図である。 図１５は、図１３に示される領域の詳細の拡大図である。 図１６は、図１０に示される領域の詳細の拡大図である。 図１７は、図１に示されるクリップ付与装置のクリッププッシャーの近位端の斜視図である。 図１８は、図１に示されるクリップ付与装置のセバレータプレートの底からの斜視図である。 図１９は、図１８に示される領域の詳細の拡大図である。 図２０は、図１に示されるクリップ付与装置のクリッププッシャーの底からの斜視図である。 図２１は、図１に示されるクリップ付与装置のハウジング本体の底からの斜視図である。 図２２は、図１に示されるクリップ付与装置のクリップフォロワーの上からの斜視図である。 図２３は、図１に示されるクリップ付与装置の顎本体の上からの斜視図である。 図２４は、図１に示されるクリップ付与装置の上からの斜視図である。 図２５は、図１に示されるクリップ付与装置のハンドル部分の分解斜視図である。 図２６は、図２５に示されるハンドル部分のパール（つめ）の斜視図である。 図２７は、図２５に示されるハンドル部分のパール付勢部材の斜視図である。 図２８は、図２５に示されるハンドル部分のヨークの斜視図である。 図２９は、図１に示されるクリップ付与装置の本体部分の斜視図である。 図３０は、図２９に示される本体部分の遠位端の拡大斜視図である。 図３１は、図２９に示される本体部分の近位端の拡大斜視図である。 図３２は、図２９に示される本体部分の遠位端の拡大斜視図であり、クリップフォロワー付勢部材およびクリップステップ部材が取り除かれている。 図３３は、図３２に示される本体部分の遠位端の拡大斜視図であり、クリップスタックが取り除かれている。 図３４は、図３３に示される本体部分の遠位端の拡大斜視図であり、セパレータプレートが取り除かれている。 図３５は、図３４に示される本体部分の遠位端の拡大斜視図であり、クリッププッシャーが取り除かれている。 図３６は、図１に示されるクリップ付与装置のこの装置の作動前の上からの断面図である。 図３７は、図３６に示されるクリップ付与装置の側方断面図である。 図３８は、図３６に示される領域の詳細の拡大図である。 図３９は、図３７に示される領域の詳細の拡大図である。 図４０は、図３７に示される領域の詳細の拡大図である。 図４１は、図３６に示される領域の詳細の拡大図である。 図４２は、図３７に示される領域の詳細の拡大図である。 図４３は、図３６に示される領域の詳細の拡大図である。 図４４は、図３７に示される領域の詳細の拡大図である。 図４５は、図３６に示される領域の詳細の拡大図である。 図４６は、図３６に示されるクリップ付与装置の顎部材およびカム作用部材の遠位端の上からの平面図である。 図４７は、図４４の区分線４７−４７に沿ってとった断面図である。 図４８は、図４０の区分線４８−４８に沿ってとった断面図である。 図４９は、図４２の区分線４９−４９に沿ってとった断面図である。 図５０は、図４９の示される領域の詳細に拡大図である。 図５１は、ハンドル部分の初期能動化の間の、図１に示されるクリップ付与装置のハンドル部分の上からの断面図である。 図５２は、ハンドル部分の初期能動化の間の、図１に示されるクリップ付与装置の本体部分の近位部分の側方断面図である。 図５３は、ハンドル部分の初期能動化の間の、図１に示されるクリップ付与装置の本体部分の遠位端の側方断面図である。 図５４は、ハンドル部分のさらなる能動化の間の、図１に示されるクリップ付与装置の本体部分の遠位端の側方断面図である。 図５５は、ハンドル部分のさらなる能動化の間の、図１に示されるクリップ付与装置の本体部分の遠位端の側方断面図である。 図５６は、ハンドル部分のさらなる能動化の後の、図４２に示される本体部分の側方断面図である。 図５７は、ハンドル部分のさらなる能動化の後の、図４４に示される本体部分の側方断面図である。 図５８は、ハンドル部分のさらなる能動化の後の、図５７に示される本体部分の側方断面図である。 図５９は、ハンドル部分のさらなる能動化の後の、図５５に示される本体部分の遠位端の側方断面図である。 図６０は、カム作用部材がさらに遠位方向に進行される、図４６の顎本体およびカム作用部材の平面図である。 図６１は、ハンドル部分のさらなる能動化の後のハンドルを備えた図５１に示されるハンドル部分の上からの断面図である。 図６２は、ハンドル部分のさらなる能動化の後の、図５８に示される本体部分の側方断面図である。 図６３は、図６０に示される顎部材およびカム作用部材の平面図であり、カム作用部材は、完全に進行されている。 図６４は、ハンドル部分が非能動化位置に戻った後の図６１に示されるハンドル部分の上からの断面図である。 図６５は、図３６に示されるクリップ付与装置の本体部分の遠位部分の平面図であり、ロックアウトの係合部材を係合するクリップフェロワーのノックアウトタブを示す。 図６６は、図３６に示されるクリップ付与装置の本体部分の一部分の上からの斜視図であり、ストップ部材を係合するロックアウトを示す。 図６７は、組織の周りで変形された図３６に示されるクリップ付与装置のクリップスタックのクリップの斜視図である。

Claims (6)

1. 外科用クリップを付与するための装置であって：
   クリップスタックを収容する本体部分；および
   該本体部分の遠位端で支持された一対の顎；を備え、
   該本体部分が、クリッププッシャー、カム作用部材およびクリップフォロワーを含み、該クリッププッシャーが該本体部分内で移動可能に位置決めされ、そして該クリップスタックから最遠位クリップを該一対の顎の間の位置まで進行するように作動可能であり、該カム作用部材が該本体部分内で移動可能に位置決めされ、そして該一対の顎を接近し該最遠位クリップを変形するように作動可能であり、そして該クリップフォロワーが該クリップスタックの近位方向に位置決めされ、そして該クリップスタックを該一対の顎に向かって遠位方向に押すように作動可能であり；
   ここで、該本体部分が、ロックアウト部材およびストップ部材をさらに含み、該ロックアウト部材が、該カム作用部材に対してスライド可能な関係にある第１の位置から、該カム作用部材と相互ロックされる第２の位置まで移動可能であり、ここで、該第２の位置では、該ロックアウト部材が、該ストップ部材に接するように位置決めされ、該カム作用部材の遠位方向移動を制限し、
   そしてここで、該クリップフォロワーがタブを含み、そして該ロックアウト部材が係合部材を含み、該タブが該係合部材中に移動可能であり、該ロックアウト部材をその第１の位置からその第２の位置に移動する、装置。
2. 前記ロックアウト部材が、突出部を有する少なくとも１つの可撓性脚を含み、そして前記カム作用部材が、該突出部を受容するような寸法の少なくとも１つのスロットを含み、該ロックアウト部材を該カム作用部材に相互ロックする、請求項１に記載の装置。
3. 前記少なくとも１つの可撓性脚が一対の可撓性脚を含み、そして前記少なくとも１つのスロットが一対のスロットを含む、請求項２に記載の装置。
4. 前記ロックアウト部材が、前記第１の位置に位置決めされ、該ロックアウト部材を離脱可能に保持する弾力性フィンガーを含む、請求項１〜３のいずれかに記載の装置。
5. 前記本体部分が、セパレータプレートをさらに含み、該セパレータプレートが、前記ロックアウト部材の弾力性フィンガーの一部分を受容する寸法である開口部を含む、請求項４に記載の装置。
6. 前記タブが、前記最近位クリップが前記一対の顎に進行された後に前記係合部材を係合するように位置決めされる、請求項１〜５のいずれかに記載の装置。

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