JP4780120B2 - 有軌道台車システム - Google Patents

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Description

この発明は有軌道台車のシステムに関し、特にガイドローラの配置に関する。
特許文献1:特開2007−82307は、走行レールを両側からガイドローラで挟み込んで、有軌道台車をガイドすることを提案している。このようなガイド方式を、L字状の走行ルートに適用した従来例を図4に示す。4,40はL字状のレールで、外側のレール4で走行車輪45,46を支持すると共に、ガイドローラ49,50をガイドする。また内側のレール40で走行車輪47,48を支持し、ガイドローラ50を通すために、L字のカーブ(頂点)で、内側のレール40の先端と外側レール4との間に隙間41を設ける。有軌道台車42,43はリフタ44を備え、有軌道台車42で搬送物品16を受台12,14間で搬送し、有軌道台車43で搬送物品16を受台13,14間で搬送する。そしてリフタ44により、物品16を有軌道台車42,43と受台12,13,14間で積み替える。
図4の従来例では、外側のレール4側の走行車輪45,46と、内側のレール40側の走行車輪47,48とで、車輪の間隔が異なる。これはガイドローラ50を通すために隙間41が必要だからである。車輪の間隔が内側レールと外側レールとで異なると、有軌道台車の構造が複雑になる。
特開2007−82307
この発明の課題は、L字の先端で内側の走行レールと外側の走行レールとの間に隙間を設ける必要を無くし、かつ比較的コンパクトに有軌道台車をガイドすることにある。
請求項2の発明での追加の課題は、さらにコンパクトなシステムにすることにある。
請求項3の発明での追加の課題は、ガイドローラからの力が外側の走行車輪に均等に加わるようにすることにある。
この発明は、2本の平行な走行レールを内側と外側とに各々L字状に配置して、有軌道台車の少なくとも3輪の走行車輪を支持する有軌道台車システムであって、
前記外側の走行レールのさらに外側に、走行レールと平行にガイドレールを設けると共に、
前記有軌道台車に、前記外側の走行レールの外側面でガイドされる第1のガイドローラと、前記ガイドレールの内側面でガイドされる第2のガイドローラとを設けて、前記第1のガイドローラと前記第2のガイドローラのみでガイドされるようにしたことを特徴とする。第1のガイドローラと第2のガイドローラは例えば各々複数個ずつ設ける。
好ましくは、前記第1のガイドローラと第2のガイドローラとを、有軌道台車の走行方向に沿って前後にずらして配置する。
さらに好ましくは、外側の走行レールにより、有軌道台車の前後2輪の走行車輪を支持し、該2輪の走行車輪の各々の前後に、第1及び第2のガイドローラを設ける。
この発明では、ガイドローラは外側の走行レールよりもさらに外側にあるので、内側の走行レールと外側の走行レールとの間に、L字の先端で隙間を設ける必要がない。
またガイドレールの外側にはガイド用のローラが無いので、ガイドレールを両側からガイドローラで挟み込む場合よりも、コンパクトなシステムになる。
ここで第1のガイドローラと第2のガイドローラとを前後にずらして配置すると、外側の走行レールとガイドレールとの間の隙間をガイドローラ2個分の幅よりも狭くでき、よりコンパクトなシステムになる。
また外側の走行レールにより、有軌道台車の前後2輪の走行車輪を支持し、該2輪の走行車輪の各々の前後に、第1及び第2のガイドローラを設けると、ガイドローラからの力が走行車輪の前後に加わるため、走行車輪に無理な負担が加わらない。
以下に本発明を実施するための最適実施例を示す。
図1〜図3に実施例の有軌道台車システム2を示す。各図において、4,6は走行レールでそれぞれL字状をし、平行に配置されている。4は外側の走行レール、6は内側の走行レールで、外側の意味はL字の頂点が突き出す側が外側である。L字の頂点の内側で、内側の走行レール6が突き出し8,9により外側の走行レール4まで隙間無しに達している。外側の走行レール4のさらに外側に、走行レール4,6と平行にガイドレール10があり、走行レール4とガイドレール10の間隔は一定である。L字状の走行レール4,6に沿って受台12〜14を設け、フラットパネルディスプレイや半導体などのカセットなどの搬送物品16を載置する。受台12,13は走行レール4,6の両端付近に、受台14は走行レールの頂点の付近に設ける。
走行レール4,6に沿って2台の有軌道台車20,21を往復走行させる。有軌道台車20は受台12と受台14との間で搬送物品16を搬送し、有軌道台車21は受台13と受台14との間で搬送物品16を搬送する。なお受台13や受台12はスタッカークレーンや他の有軌道台車、無人搬送車などとの間のステーションとして用い、有軌道台車システム2はスタッカークレーンなどと有軌道台車や無人搬送車などの他の搬送台車との間の搬送システムなどとして使用する。
有軌道台車20,21の構造は同一で、それぞれリフタ22を備え、例えば2輪の前輪24と2輪の後輪25とを備えている。また前輪24と後輪25との間隔は、走行レール4側も走行レール6側も共通である。ここでは4輪の有軌道台車20,21を示すが、走行レール4,6上に合計3輪の走行車輪で走行させても良い。外側の走行レール4とガイドレール10との間に、例えば各2輪で合計4輪のガイドローラ26,27を設け、ガイドローラ26はガイドレール10の内側の側面で、ガイドローラ27は外側の走行レール4の外側の側面でそれぞれガイドされる。そしてガイドローラ26,27を対にして、走行方向に沿って前輪24の両側と後輪25との前後に設け、ガイドローラ26,27は走行方向位置をずらして配置する。また有軌道台車20,21はガイドローラ26,27のみでガイドされる。
これらの結果、走行レール4とガイドレール10との間の間隔は、ガイドローラ26,27の直径の合計よりも小さくでき、有軌道台車システム2をコンパクトにできる。さらにガイドローラ26,27を前輪24や後輪25の前後に配置することにより、ガイドローラ26,27からの力を前輪24の前後や後輪25の前後に分散させ、走行車輪24,25への負担を小さくする。
図2,図3に示すように、例えば左右の前輪24,24を走行モータ30で駆動し、後輪25,25は従動輪とする。31は前輪24や後輪25を支持するための軸受けである。前輪24をモータ30で駆動する代わりに、後輪25を駆動しても良く、また前輪24と後輪25の4輪を各々モータで駆動しても良い。
実施例の作用を示す。例えば図示しないスタッカークレーンなどが受台13へ荷下ろしした搬送物品16を、受台12まで搬送する。有軌道台車21は受台13の間へ走行し、リフタ22を上昇させて受台13から物品を積み替え、L字の頂点付近まで走行して、受台14へ荷下ろしする。有軌道台車21が受台14付近から退避すると、有軌道台車20が受台14側へ進入し、リフタ22で搬送物品16を荷積みし、受台12まで搬送して荷下ろしする。このようにしてスタッカークレーンなどと他の搬送装置との間で、物品を搬送する。
実施例では以下の効果が得られる。
(1) 突き出し8,9と外側の走行レール4との間の隙間を必要としない。このため走行レール4,6の構造が単純になる。
(2) 前輪24と後輪25の間隔は走行レール4側と走行レール6側とで共通である。このため前輪24や後輪25などを有軌道台車に収まりよく配置できる。
(3) ガイドローラ26,27を走行レール4とガイドレール10の間に配置するため、ガイドレール10を左右からガイドローラで挟み込む場合に比べ、コンパクトなシステムとなる。
(4) ガイドローラ26,27を前後にずらして配置することにより、走行レール4とガイドレール10との間の隙間を小さくしてよりコンパクトにできる。
(5) ガイドローラ26とガイドローラ27を前輪24の前後や後輪25の前後にも配置することにより、ガイドローラからの力を走行車輪の前後に分散できる。
実施例の有軌道台車システムのレイアウトを示す平面図 図1の要部拡大平面図 有軌道台車とレールの正面図 従来例の有軌道台車システムのレイアウトを示す平面図
符号の説明
2 有軌道台車システム
4,6 走行レール
8,9 突き出し
10 ガイドレール
12〜14 受台
16 搬送物品
20,21 有軌道台車
22 リフタ
24 前輪
25 後輪
26,27 ガイドローラ
30 走行モータ
31 軸受け

Claims (3)

  1. 2本の平行な走行レールを内側と外側とに各々L字状に配置して、有軌道台車の少なくとも3輪の走行車輪を支持する有軌道台車システムであって、
    前記外側の走行レールのさらに外側に、走行レールと平行にガイドレールを設けると共に、
    前記有軌道台車に、前記外側の走行レールの外側面でガイドされる第1のガイドローラと、前記ガイドレールの内側面でガイドされる第2のガイドローラとを設けて、前記第1のガイドローラと前記第2のガイドローラのみでガイドされるようにしたことを特徴とする、有軌道台車システム。
  2. 前記第1のガイドローラと第2のガイドローラとを、有軌道台車の走行方向に沿って前後にずらして配置したことを特徴とする、請求項1の有軌道台車システム。
  3. 外側の走行レールにより、有軌道台車の前後2輪の走行車輪を支持し、該2輪の走行車輪の各々の前後に、第1及び第2のガイドローラを設けたことを特徴とする、請求項1の有軌道台車システム。
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