JP2007119145A - 搬送台車 - Google Patents

搬送台車 Download PDF

Info

Publication number
JP2007119145A
JP2007119145A JP2005311801A JP2005311801A JP2007119145A JP 2007119145 A JP2007119145 A JP 2007119145A JP 2005311801 A JP2005311801 A JP 2005311801A JP 2005311801 A JP2005311801 A JP 2005311801A JP 2007119145 A JP2007119145 A JP 2007119145A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carriage
driven
drive
driving
cart
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005311801A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigemi Sugawara
茂美 菅原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Filing Co Ltd
Original Assignee
Nippon Filing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Filing Co Ltd filed Critical Nippon Filing Co Ltd
Priority to JP2005311801A priority Critical patent/JP2007119145A/ja
Publication of JP2007119145A publication Critical patent/JP2007119145A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】荷の搬出入の作業効率を向上させることができる小型で低コストの搬送台車を供する。
【解決手段】載置する荷を走行方向と直角方向に移動する移載コンベヤを備え走行駆動源16を有して自ら走行できる駆動台車10と、載置する荷を走行方向と直角方向に移動する移載コンベヤを備える少なくとも1台の従動台車50と、駆動台車10に少なくとも1台の従動台車50を順次連結し、連結する台車間の間隔を変更することができる各連結機構90とを備え、配列された搬出入コンベヤと複数の前記移載コンベヤとの間で荷の搬出・搬入の複数の作業を組み合わせ自由に行うことができる搬送台車。
【選択図】図1

Description

本発明は、荷を搬送し移載し搬入・搬出を行う搬送台車に関する。
かかる搬送台車は、図書館等で図書を棚に分類して入庫しておき、自動的に所要の図書を搬入・搬出する自動書庫等において使用されており、その自動書庫については既に提案された例(例えば、特許文献1参照)がある。
特開2005−059997号公報
同特許文献1に記載された自動書庫の概略構成図を図9に示す。
図書が分類されてコンテナ01に収容された状態で入庫された棚02が複数列配列されており、同複数の棚列に沿って移動するスタッカクレーン03が、コンテナ01を搬送し所要の棚小間にコンテナ01を入庫または出庫し、同スタッカクレーン03は、受渡し機04とコンテナ01のやり取りをする。
この受渡し機04は、棚列の端に1列に並んでおり、複数の受渡し機04に沿って搬送ライン05が設けられ、搬送ライン05に案内されて天井走行機等の移載手段を備えた搬送台車06が移動し、搬送台車06が受渡し機04と入出庫カウンタ07との間でコンテナ01を移動させる。
複数の受渡し機04に対して搬送台車06は1台なので、入庫作業と出庫作業はいずれか一方の作業をしているときは、他の作業はすることはできず、前の作業が完全に終了するまでは次の作業に移ることはできないため、作業効率が良くなかった。
搬送台車06を複数台搬送ライン05に設けると、作業効率は向上するが、自ら走行できる駆動台車を複数台とするので、コスト高となるとともに、駆動制御が複雑となる。
また、1台の搬出入車が複数の移載手段を備えることにすると、相隣り合う受渡し機04どうしの間隔が常に一定ならばよいが、一定でないと、複数の移載手段を受渡し機04に常に対向させることはできず、また搬出入車自体が大型化してしまう。
本発明は、かかる点に鑑みなされたもので、その目的とする処は、荷の搬出入の作業効率を向上させることができる小型で低コストの搬送台車を供する点にある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、載置する荷を走行方向と直角方向に移動する移載コンベヤを備え走行駆動源を有して自ら走行できる駆動台車と、載置する荷を走行方向と直角方向に荷を移動する移載コンベヤを備える少なくとも1台の従動台車と、前記駆動台車に少なくとも1台の前記従動台車を順次連結し、連結する台車間の間隔を変更することができる各連結機構とを備え、配列された搬出入コンベヤと複数の前記移載コンベヤとの間で荷の搬出・搬入の複数の作業を組み合わせ自由に行うことができる搬送台車とした。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の搬送台車において、前記駆動台車および同駆動台車に連結された少なくとも1台の前記従動台車は、同一の軌道上を走行することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または請求項2記載の搬送台車において、前記駆動台車の走行駆動源の駆動により前記駆動台車とともに前記従動台車が走行中に、連結される台車間の間隔を前記連結機構が調整することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1から請求項3までのいずれかの項記載の搬送台車において、前記連結機構は、前記駆動台車側に支持された駆動源により駆動されて連結される台車間の間隔を変更することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1から請求項3までのいずれかの項記載の搬送台車において、前記連結機構は、前記従動台車側に支持された駆動源により駆動されて連結される台車間の間隔を変更することを特徴とする。
請求項1記載の搬送台車によれば、連結機構により駆動台車に少なくとも1台の従動台車を順次連結し、連結する台車間の間隔を変更することができるので、駆動台車が少なくとも1台の従動台車を牽引して移動し、複数の搬出入コンベヤが間隔をそれぞれ異ならせて配列されていたとしても、連結機構を調整して各搬出入コンベヤに駆動台車および従動台車を対向させることが可能で複数の搬出入コンベヤと複数の前記移載コンベヤとの間で荷の搬出・搬入を組み合わせ自由に行うことができ、作業効率を向上させることができる。
また、搬送台車を駆動台車と複数の従動台車に分けることで、小型化および低コスト化を図ることができる。
請求項2記載の搬送台車によれば、駆動台車および同駆動台車に連結された少なくとも1台の従動台車は、同一の軌道上を走行するので、停止位置および姿勢を容易に決めることができる。
請求項3記載の搬送台車によれば、駆動台車の走行駆動源の駆動により駆動台車とともに従動台車が走行中に、連結される台車間の間隔を前記連結機構が調整するので、より一層作業効率を向上させることができる。
請求項4記載の搬送台車によれば、駆動台車側に支持された駆動源により連結機構が駆動されて連結される台車間の間隔を変更できるので、駆動台車側に駆動源を集中させて電気配線もまとめ易く、従動台車側の電気配線等は簡素化することができる。
なお、駆動台車に1台の従動台車が連結されることを想定している。
請求項5記載の搬送台車によれば、従動台車側に支持された駆動源により連結機構が駆動されて連結される台車間の間隔を変更できるので、駆動台車に従動台車を複数台連結しても、従動台車間の間隔も変更することができる。
以下、本発明に係る一実施の形態について図1ないし図6に基づいて説明する。
本実施の形態に係る搬送台車1は、自動書庫等に使用できるものである。
本搬送台車1の側面図を図1に、平面図を図2に、正面図を図3に図示する。
床面に敷設された一対の走行レール2,2上に駆動台車10と従動台車50が走行自在に載っている。
なお、本実施の形態において、駆動台車10を先頭として前進する方向を前方、その前方を向いて右手方向を右方、左手方向を左方とする。
駆動台車10は、矩形の筐体11の前側に左右の軸受12f,12fを介して回転自在に支持された車軸13fの両側部に車輪14f,14fが嵌着され、筐体11の後側に左右の軸受12r,12rを介して回転自在に支持された車軸13rの両側部に車輪14r,14rが嵌着されている。
筐体11内に支持された走行用モータ16の出力軸の回転を減速するギヤボックス17の出力軸17aにプーリ18が嵌着され、一方車軸13fにプーリ19が嵌着され、プーリ18とプーリ19との間にドライブベルト20が架渡され、走行用モータ16の駆動でドライブベルト20を介して車軸13fが車輪14f,14rとともに回転して駆動台車10は走行レール2,2上を走行することができる。
なお、図3に示すように、駆動台車10の左側(図3では右側)の前車輪14fの両側に筐体11から支軸45,45が垂下して、支軸45,45の下端にそれぞれガイドローラ46,46が回転自在に軸支されており、両ガイドローラ46,46により走行レール2が左右から挟まれ構造を有して、車輪14fが走行レール2から脱線しないようになっている。
駆動台車10の筐体11の上部左右に一対の断面コ字状の支持フレーム21,21が前後方向に指向して設けられており、同支持フレーム21,21上に移載コンベヤであるベルトコンベヤ30が構成されている。
ベルトコンベヤ30は、左右の支持フレーム21,21間に前後一対の前側軸受フレーム31,31および後側軸受フレーム32,32が架設され、前側軸受フレーム31,31と後側軸受フレーム32,32の双方に軸支されて共通の回転駆動軸33が右側に軸支されており、回転駆動軸33の前後に駆動プーリ34,34が嵌着されている。
一方、前側軸受フレーム31,31と後側軸受フレーム32,32の左側にそれぞれ回転駆動軸35a,35aが従動プーリ35,35を嵌着されて回転自在に軸支されている。
回転駆動軸33の前側の駆動プーリ34と前側軸受フレーム31,31に軸支された従動プーリ35との間にベルト36が架渡され、回転駆動軸33の後側の駆動プーリ34と後側軸受フレーム32,32に軸支された従動プーリ35との間にベルト36が架渡されている。
筐体11の右側上部にはコンベヤ用モータ37が支持されており、同コンベヤ用モータ37の後方に突出した駆動軸にギヤ38が嵌着され、同ギヤ38に前記回転駆動軸33の後側駆動プーリ34寄りに嵌着されたギヤ39が噛合している。
したがって、コンベヤ用モータ37の駆動によりギヤ38,39の噛合を介して回転駆動軸33が駆動プーリ34,34とともに回転し、前後のベルト36,36が回動し、同ベルト36,36上に載せられたコンテナCを進行方向と直角の左右方向に移動することができる。
前後一対の前側軸受フレーム31,31のうち前側軸受フレーム31と前後一対の後側軸受フレーム32,32のうち後側軸受フレーム32のそれぞれに前後方向に指向してガイド板40,41が鉛直に立設されており、ベルト36,36上に載せられたコンテナC3を前後のガイド板40,41がガイドする。
他方、従動台車50は、駆動台車10と同様に同形である矩形の筐体51の前後に軸受52f,52f、52r,52rを介して回転自在に支持された車軸53f,53rの両側部に車輪54f,54f、54r,54rが嵌着されているが、走行用モータ等の走行駆動機構はない。
従動台車50の筐体51の上部左右に設けられた支持フレーム61,61上に構成されるベルトコンベヤ70は、駆動台車10に設けられたベルトコンベヤ30と同じ構造であり、前側軸受フレーム71,71と後側軸受フレーム72,72に共通の回転駆動軸73、それぞれに回転駆動軸75a,75aが回動自在に設けられ、回転駆動軸73に嵌着された駆動プーリ74,74と回転駆動軸75aに嵌着された従動プーリ75,75との間にベルト76,76が架渡され、コンベヤ用モータ77の駆動によりギヤ78,79を介して回動させられる。
ガイド板80,81も前側軸受フレーム71と後側軸受フレーム72にそれぞれ立設されている。
したがって、従動台車50は、外力により走行レール1,1上を走行することができ、また、コンベヤ用モータ77の駆動によりベルト76,76に載せられたコンテナ3を進行方向と直角の左右方向にガイド板80,81に案内されて移動することができる。
そして、駆動台車10と従動台車50は、連結機構90により連結される。
すなわち、駆動台車10の筐体11の後板から支持ブラケット91が若干左寄りで後方に突設され、同支持ブラケット91にギヤボックス93を介して間隔可変用モータ92が支持されており、ギヤボックス93の下方に突出した出力軸93aに基端部を嵌着されたレバー94が水平に旋回可能に設けられている。
従動台車50の筐体11の前板から支持ブラケット95が若干左寄りに突設され、同支持ブラケット95に垂設されたピボット軸96に基端を軸支されたリンク部材97の先端が、前記レバー94の先端にピン98で連結されている。
このように、連結機構90は、レバー94とリンク部材97によりクランク機構が構成されている。
したがって、連結機構90の間隔可変用モータ92を駆動することにより、レバー94が旋回してピン98により連結されたリンク部材97を介して駆動台車10と従動台車50の間隔を拡げたり縮めたりすることができる。
走行用モータ16を搭載する駆動台車10が間隔可変用モータ92も搭載することで、駆動台車10に駆動源を集中させて電気配線もまとめ易く、従動台車50側の電気配線等は簡素化することができる。
本搬送台車1は、以上のように構成されており、駆動台車10と従動台車50が走行する走行レール2は、図4を参照して、自動書庫の複数配列された搬出入コンベヤである受渡しコンベヤ5,5,5,5,……に沿って敷設されており、受渡しコンベヤ5,5,5,5,……の背後には入出庫カウンタ6および棚7が、図4に示すように配列され、棚間口面と受渡しコンベヤ5,5,5,5,……の側面に沿ってスタッカクレーン8が走行可能である。
受渡しコンベヤ5,5,5,5,……は、ローラコンベヤであり、載置されたコンテナCを走行レール2の指向する方向と直角の方向に移動することができ、受渡しコンベヤ5の対向する位置に停止した駆動台車10または従動台車50のベルトコンベヤ30,70と受渡しコンベヤ5との間でコンテナ3を移載することができる。
なお、受渡しコンベヤ5は、駆動台車10および従動台車50の前後長と略同じ幅長を有する。
受渡しコンベヤ5,5の背後に対向して入出庫カウンタ6があり、作業者が出庫されてきたコンテナCに収容されていた図書を貸出しなどの処理に供し、棚に戻す図書をコンテナCに収容して入庫に供する。
受渡しコンベヤ5,5,……の背後には棚7があり、側方にはスタッカクレーン8が横付け可能である。
受渡しコンベヤ5,5と受渡しコンベヤ5,5というように2つずつ組みをなして、両組間は広く離れており、図5(1)に示すように、受渡しコンベヤ5,5の間隔Lは連結機構90が駆動台車10と従動台車50の間隔を最も拡げたときの駆動台車10と従動台車50の間隔に等しく、受渡しコンベヤ5,5の間隔Lは連結機構90が駆動台車10と従動台車50の間隔を最も縮めたときの駆動台車10と従動台車50の間隔に等しい。
本搬送台車1における走行用モータ16や間隔可変用モータ92の駆動およびコンベヤ用モータ37,77の駆動は、自動書庫全体の制御を集中管理するコンピュータにより遠隔制御される。
図5および図6は、コンテナの棚への入庫と棚からの出庫作業の一例を、経時的に示したものである。
図5(1)に示すように、まず駆動台車10と従動台車50が、両者の間隔を最も縮めた状態で、受渡しコンベヤ5,5に対向した位置に停止しており、駆動台車10のベルトコンベヤ30上には入庫するコンテナCaが載り、受渡しコンベヤ5には出庫するコンテナCbが載っている。
駆動台車10のベルトコンベヤ30と受渡しコンベヤ5を駆動して、ベルトコンベヤ30上のコンテナCaを受渡しコンベヤ5上に移載し、同時に受渡しコンベヤ5と従動台車50のベルトコンベヤ70を駆動して、受渡しコンベヤ5上のコンテナCbをベルトコンベヤ70上に移載する。
こうして図5(2)に示すように、従動台車50のベルトコンベヤ70上にコンテナCbが載り、受渡しコンベヤ5上にコンテナCaが載り、コンテナCaはスタッカクレーン8により棚7に戻される。
そして駆動台車10の走行用モータ16の駆動で、駆動台車10は連結機構90により連結された従動台車50とともに入出庫カウンタ6に対応する受渡しコンベヤ5,5の方に走行する。
このとき、受渡しコンベヤ5には次に入庫するコンテナCcが待機している。
図5(3)に示すように、この走行中に連結機構90の間隔可変用モータ92を駆動して駆動台車10と従動台車50の間隔を拡げる作業を同時に行う。
そして、駆動台車10が受渡しコンベヤ5に対向した位置に停止したときには、図6(4)に示すように、従動台車50は駆動台車10との間隔を最も拡げた状態で受渡しコンベヤ5に対向した位置に停止する。
そして、従動台車50のベルトコンベヤ70と受渡しコンベヤ5を駆動して、ベルトコンベヤ70上のコンテナCbを受渡しコンベヤ5上に移載し、同時に受渡しコンベヤ5と駆動台車10のベルトコンベヤ30を駆動して、受渡しコンベヤ5上のコンテナCcをベルトコンベヤ30上に移載する(図6(5)参照)。
このとき、受渡しコンベヤ5には出庫を待つコンテナCdが待機している。
そして、駆動台車10の走行用モータ16の駆動で、駆動台車10は連結機構90により連結された従動台車50とともに受渡しコンベヤ5,5,…の方に走行する。
以上のように、本搬送台車1は、受渡しコンベヤ5,5,5,5,……の間隔が異なっていても、連結機構90により駆動台車10と従動台車50の間隔を調整して2つの受渡しコンベヤに同時に対向させてコンテナCの入庫作業と出庫作業を同時に行うことができ、作業効率を向上させることができる。
このように、通常の運用は、入庫作業と出庫作業を同時に行うことが多いが、一方の作業が集中した場合も、複数の入庫作業または出庫作業を同時に行うこともでき、同時に行う入出庫の組み合わせを自由に設定することができる。
そして、いずれの場合も駆動台車10と従動台車50の間隔の変更を、走行中に行うことで、より一層作業効率を向上させることができる。
なお、搬送台車1は、駆動台車10と従動台車50に分けられて、搬送台車1自体を大型化せずに小型化が図られているとともに、一方を走行駆動源を有しない従動台車50として低コスト化も図られている。
上記実施の形態における自動書庫は、1台のスタッカクレーンに対して受渡し可能な受渡しコンベヤを1台対応させていたので、同じ棚列の棚7からの入出庫は同時にできない。
そこで、図7に示すように受渡しコンベヤを追加して1台のスタッカクレーン8に対して2台の受渡しコンベヤが対応するようにすれば同じ棚列の棚7からの入出庫を同時にすることができる。
すなわち、1台のスタッカクレーン8の受渡し停止位置の左右にそれぞれ受渡しコンベヤ5a,5b(5a,5b、5a,5b、5a,5b、…,…)が配置され、一方の受渡しコンベヤ5a(5a、5a、5a、…)を入庫用に使用し、他方の受渡しコンベヤ5b(5b、5b、5b、…)を出庫用に使用するような運用の仕方がある。
この場合の一対の受渡しコンベヤ5a,5b(5a,5b、5a,5b、5a,5b、…,…)間の間隔を、駆動台車10と従動台車50の最大の間隔L以下(最小の間隔Lより大きいことは図7から明らか)とすれば、駆動台車10と従動台車50の間隔を調整して、例えば図7に示すように、駆動台車10を受渡しコンベヤ5bに対向させ、同時に従動台車50を受渡しコンベヤ5aに対向させることができる。
スタッカクレーン8が搬送してきた出庫するコンテナは、受渡しコンベヤ5bに移され、対向する駆動台車10に受け渡される間に、同時に従動台車50により搬送された入庫するコンテナが、受渡しコンベヤ5aに受け渡され、出庫するコンテナを受渡しコンベヤ5bに移して待機しているスタッカクレーン8に移すことができる。
このように本自動書庫の場合は、同じスタッカクレーン8を使用した同じ棚列の棚7または当該スタッカクレーン8の両側の棚列の棚7からの入出庫を同時に実行することができ、益々入出庫作業を効率良く実行することができる。
なお、本例の場合も、駆動台車10と従動台車50の間隔の変更を、走行中に行うことで、より一層作業効率を向上させることができる。
次に駆動台車110に従動台車120を3台連結した搬送台車100の実施の形態について図8に基づき説明する。
駆動台車110と従動台車120は、前記実施の形態の駆動台車10と従動台車50と同じ構造をしている。
台車と台車を連結するとともに台車間の間隔を拡大・縮小する連結機構130は、前記連結機構90と同じクランク機構を構成するが、駆動源である間隔可変用モータ131は、従動台車120側に搭載される。
駆動台車110に順次3台の従動台車120,120,120が連結機構130,130,130により連結されて走行レール102上を走行する。
走行レール102に沿ってローラコンベヤである搬出入コンベヤ105,105,105,105,……が順に配列され、隣り合う搬出入コンベヤ間の間隔は一定でなく、搬出入コンベヤ105,105間と搬出入コンベヤ105,105間が最大間隔Laであり、搬出入コンベヤ105,105間と搬出入コンベヤ105,105間が最小間隔Lcであり、搬出入コンベヤ105以降の搬出入コンベヤ間の間隔は一定Lb(Lc<Lb<La)となっているとする。
例えば、図8(1)に示すように、駆動台車110と3台の従動台車120,120,120が、それぞれ搬出入コンベヤ105,105,105,105に対向させるのに、駆動台車110と1番目の従動台車120の間隔および3番目と4番目の従動台車120の間隔を連結機構130が最大に拡大し、2番目と3番目の従動台車120の間隔を最小に縮小している。
また、図8(2)に示すように、駆動台車110と3台の従動台車120,120,120が、それぞれ搬出入コンベヤ105,105,105,105に対向する位置に移動するのに、駆動台車110と1番目の従動台車120の間隔および3番目と4番目の従動台車120の間隔を最小に縮小し、2番目と3番目の従動台車120の間隔を最大に拡大している。
さらに、図8(3)に示すように、駆動台車110と3台の従動台車120,120,120が、それぞれ搬出入コンベヤ105,105,105,105に対向する位置に移動する場合は、駆動台車110と1番目の従動台車120の間隔および2番目と3番目の従動台車120の間隔を中間幅Lbに調整する。
隣り合う搬出入コンベヤ間の間隔は一定でなくても、台車間の間隔の最大拡大幅以下であれば、常に台車4台を同時に各搬出入コンベヤに対向させることができ、最大で4つの搬出・搬入作業を同時に実行することができ、作業効率を益々向上させることができる。
なお、連結機構130による台車間の間隔の変更は、走行移動中に行うことで時間効率をよくすることができる。
本搬送台車100は、1台の駆動台車110と3台の従動台車120に分けられて、搬送台車100自体を大型化せずに小型化が図られているとともに、1台の駆動台車110以外は全て走行駆動源を有しない従動台車120としてコストの削減が図られている。
以上の実施の形態では、台車間の間隔を変更する連結機構は、モータ駆動によりクランク機構を作動するものであったが、ボールねじ機構やパンタグラフ機構を利用したもの、ソレノイドやエアシリンダ等を用いたものなどが考えられる。
この発明は、以上の実施の形態に限定されるものではなく、この他にその要旨を逸脱しない範囲で種々の実施の形態が考えられる。
本発明の一実施の形態に係る搬送台車の側面図である。 同平面図である。 同正面図である。 同搬送台車を使用した自動書庫の概略構成を示す平面図である。 同搬送台車による作業例を経時的に示す説明図である。 図5の作業例の続きを示す説明図である。 上記自動書庫の変形例の概略構成を示す平面図である。 別の実施の形態に係る搬送台車の作業例を示す説明図である。 従来の自動書庫の概略構成図である。
符号の説明
1…搬送台車、2…走行レール、3…コンテナ、5,5,5,5,……受渡しコンベヤ、6…入出庫カウンタ、7…棚、8…スタッカクレーン、
10…駆動台車、11…筐体、12f,12r…軸受、13f,13r…車軸、14f,14r…車輪、16…走行用モータ、17…ギヤボックス、18,19…プーリ、20…ドライブベルト、21…支持フレーム、30…ベルトコンベヤ、31…前側軸受フレーム、32…後側軸受フレーム、33…回転駆動軸、34…駆動プーリ、35…従動プーリ、36…ベルト、37…コンベヤ用モータ、38,39…ギヤ、40,41…ガイド板、45…支軸、46…ガイドローラ、
50…従動台車、54f,54r…車輪、61…支持フレーム、70…ベルトコンベヤ、76…ベルト、77…コンベヤ用モータ、78,79…ギヤ、80,81…ガイド板、
90…連結機構、91…支持ブラケット、92…間隔可変用モータ、93…ギヤボックス、94…レバー、95…支持ブラケット、96…ピボット軸、97…リンク部材、98…ピン、
a,5b、5a,5b、5a,5b、5a,5b、……受渡しコンベヤ、
100…搬送台車、102…走行レール、105,105,105,105,……搬出入コンベヤ、110…駆動台車、120…従動台車、130…連結機構、131…間隔可変用モータ。

Claims (5)

  1. 載置する荷を走行方向と直角方向に移動する移載コンベヤを備え走行駆動源を有して自ら走行できる駆動台車と、
    載置する荷を走行方向と直角方向に移動する移載コンベヤを備える少なくとも1台の従動台車と、
    前記駆動台車に少なくとも1台の前記従動台車を順次連結し、連結する台車間の間隔を変更することができる各連結機構とを備え、
    配列された搬出入コンベヤと複数の前記移載コンベヤとの間で荷の搬出・搬入の複数の作業を組み合わせ自由に行うことができることを特徴とする搬送台車。
  2. 前記駆動台車および同駆動台車に連結された少なくとも1台の前記従動台車は、同一の軌道上を走行することを特徴とする請求項1記載の搬送台車。
  3. 前記駆動台車の走行駆動源の駆動により前記駆動台車とともに前記従動台車が走行中に、連結される台車間の間隔を前記連結機構が調整することを特徴とする請求項1または請求項2記載の搬送台車。
  4. 前記連結機構は、前記駆動台車側に支持された駆動源により駆動されて連結される台車間の間隔を変更することを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかの項記載の搬送台車。
  5. 前記連結機構は、前記従動台車側に支持された駆動源により駆動されて連結される台車間の間隔を変更することを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかの項記載の搬送台車。

JP2005311801A 2005-10-26 2005-10-26 搬送台車 Pending JP2007119145A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005311801A JP2007119145A (ja) 2005-10-26 2005-10-26 搬送台車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005311801A JP2007119145A (ja) 2005-10-26 2005-10-26 搬送台車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007119145A true JP2007119145A (ja) 2007-05-17

Family

ID=38143399

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005311801A Pending JP2007119145A (ja) 2005-10-26 2005-10-26 搬送台車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007119145A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012086932A (ja) * 2010-10-19 2012-05-10 Murata Machinery Ltd 物品供給排出装置
JP2015081017A (ja) * 2013-10-23 2015-04-27 株式会社日立産機システム 自動搬送装置
JP5739036B1 (ja) * 2014-03-27 2015-06-24 株式会社椿本チエイン 搬送装置
CN107310895A (zh) * 2017-05-16 2017-11-03 江西天地人环保科技有限公司 遗体输送车的无轨智能输送系统及方法
CN109501890A (zh) * 2018-12-28 2019-03-22 泰州鑫驱自动化装备有限公司 一种同步液压升降式小车系统
JP7088515B1 (ja) * 2021-03-09 2022-06-21 株式会社イング 搬送台車、搬送装置、搬送システム、レールへの搬送台車の取付方法、および、レールへの搬送装置の取付方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6194917A (ja) * 1984-08-08 1986-05-13 フランチェスコ・カンツィア−ニ 自己駆動運搬台付品目分類装置
JPH02152815A (ja) * 1988-12-06 1990-06-12 Nec Kyushu Ltd 半導体素子の搬送路
JPH0672318A (ja) * 1991-08-16 1994-03-15 Furukawa Electric Co Ltd:The 連続輸送装置
JPH06234414A (ja) * 1993-02-08 1994-08-23 Daifuku Co Ltd 荷搬送装置
JPH10137811A (ja) * 1996-11-13 1998-05-26 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 走間接合装置
JP2005059997A (ja) * 2003-08-08 2005-03-10 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 図書入出庫方法及び自動書庫

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6194917A (ja) * 1984-08-08 1986-05-13 フランチェスコ・カンツィア−ニ 自己駆動運搬台付品目分類装置
JPH02152815A (ja) * 1988-12-06 1990-06-12 Nec Kyushu Ltd 半導体素子の搬送路
JPH0672318A (ja) * 1991-08-16 1994-03-15 Furukawa Electric Co Ltd:The 連続輸送装置
JPH06234414A (ja) * 1993-02-08 1994-08-23 Daifuku Co Ltd 荷搬送装置
JPH10137811A (ja) * 1996-11-13 1998-05-26 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 走間接合装置
JP2005059997A (ja) * 2003-08-08 2005-03-10 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 図書入出庫方法及び自動書庫

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012086932A (ja) * 2010-10-19 2012-05-10 Murata Machinery Ltd 物品供給排出装置
JP2015081017A (ja) * 2013-10-23 2015-04-27 株式会社日立産機システム 自動搬送装置
JP5739036B1 (ja) * 2014-03-27 2015-06-24 株式会社椿本チエイン 搬送装置
CN107310895A (zh) * 2017-05-16 2017-11-03 江西天地人环保科技有限公司 遗体输送车的无轨智能输送系统及方法
CN107310895B (zh) * 2017-05-16 2019-11-05 江西天地人环保科技有限公司 遗体输送车的无轨智能输送系统及方法
CN109501890A (zh) * 2018-12-28 2019-03-22 泰州鑫驱自动化装备有限公司 一种同步液压升降式小车系统
JP7088515B1 (ja) * 2021-03-09 2022-06-21 株式会社イング 搬送台車、搬送装置、搬送システム、レールへの搬送台車の取付方法、および、レールへの搬送装置の取付方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5828241B2 (ja) コンベア装置
JP5212836B2 (ja) ワーク搬送設備
WO2020244271A1 (zh) 分拣机
JP2007119145A (ja) 搬送台車
JP5406312B2 (ja) ラック走行式コイル搬送装置
JP2001122422A (ja) スクリュで駆動する台車及び搬送装置
JP5597965B2 (ja) 台車搬送装置
KR101608746B1 (ko) 스태커 크레인의 주행대차 구동장치
JP4258838B2 (ja) 自走台車システム及びこれに用いられる自走台車
JP4727966B2 (ja) トレー送り機構及びこれを用いた物品格納装置
CN112429480A (zh) 物料搬运系统
US10077158B2 (en) Cargo transport system including motorized pallet
JP4780120B2 (ja) 有軌道台車システム
CN111016764A (zh) 块状海绵运输小车
JP3202346B2 (ja) 搬送装置
JP5851642B1 (ja) カゴ台車前詰め装置
JP2008150036A (ja) 台車連結装置
JP2012188036A (ja) 台車を利用した搬送装置
JPS5878913A (ja) タ−ン機構付台車
JP2019098904A (ja) 台車の車輪構造
JPH0948344A (ja) 搬送設備
JP4318521B2 (ja) 搬送設備
JP3663263B2 (ja) 搬送車
JP2002029618A (ja) トレー式物品搬送装置におけるリンクフレーム連結機構
JP5851643B1 (ja) カゴ台車前詰め装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081009

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20090421

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110428

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110510

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110616

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111227

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120417