JP5739036B1 - 搬送装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】積荷を行う場所における複数の搬送物の間隔と、脱荷を行う場所における複数の搬送物の間隔とが異なる場合であっても、積荷と脱荷を行うことができる搬送装置を提供する。【解決手段】搬送路RLと、搬送路RLに沿って走行する搬送台車Tと、搬送台車Tの運行を制御する運行制御装置91と、を備える。搬送台車Tは、搬送台車本体10と、複数の搬送物Mを保持する複数の保持部30A、30Bと、複数の保持部30A、30Bを支持するとともに、複数の保持部30A、30Bの間隔を搬送路RLに沿った方向に変更する支持装置40A、40Bと、を有する。運行制御装置91は、搬送台車Tの停止中、及び/又は、搬送台車Tの走行中に、支持装置40A、40Bを制御して複数の保持部30A、30Bの間隔を変更する間隔制御部95を有する。【選択図】図3
Description
本発明は、搬送路と、搬送路に沿って走行する搬送台車とを備える搬送装置に関する。より詳細には、一台の搬送台車で複数の搬送物を保持でき、かつ、複数の搬送物の間隔が異なる場合であっても、積荷及び脱荷を行うことができる搬送装置に関する。
従来、搬送路と、搬送路に沿って走行する搬送台車とを備える搬送装置が知られている。搬送装置は、工場や倉庫等において用いられている。例えば、特開2004−182384号公報には、天井に設置される搬送路に沿って搬送台車が走行し、搬送台車の前後に設けられたハンガーで搬送物を保持する搬送装置が開示されている。
工場や倉庫等によっては、一箇所の積荷場所に複数の搬送物が供給されている場合や、一箇所の脱荷場所に複数の搬送物を脱荷する場合がある。従来の搬送装置について、図を用いて説明する。
図12は、従来の搬送装置200における積荷場所AR201のレイアウトの一例を示す平面簡略図である。図13は、従来の搬送装置200における脱荷場所AR202のレイアウトの一例を示す平面簡略図である。図12と図13は、同一の搬送装置200における積荷場所AR201と脱荷場所AR202のレイアウトを示すものとする。また、図12と図13において、搬送台車T11、T12の走行方向は、矢印FWの方向とする。
図12に示すように、積荷場所AR201には、搬送装置200に対して2本の積荷用コンベア301、302が配置されている。つまり、一箇所の積荷場所AR201において、2個の搬送物Mが供給されている。2個の搬送物Mは、間隔L1をおいて搬送装置200に供給されている。
図13に示すように、脱荷場所AR202では、搬送装置200に対して2台の検査装置311、312が配置されている。つまり、一箇所の脱荷場所AR202において、2個の搬送物Mが脱荷される。2個の搬送物Mは、間隔L2をおいて搬送装置200から検査装置311、312に脱荷される。
図12及び図13に示すようなレイアウトの場合、2台の搬送台車T11、T12を用いて搬送物Mを搬送することが考えられる。搬送台車T11、T12には、搬送物Mを保持する保持装置が1台づつ設置されているものとする。2台の搬送台車T11、T12を用いて搬送物Mを搬送する場合、図12において、搬送台車T11によって積荷用コンベア301から搬送物Mを積荷し、搬送台車T12によって積荷用コンベア302から搬送物Mを積荷する。搬送台車T11、T12はそれぞれ搬送物Mを積荷場所AR201から脱荷場所AR202に搬送する。図13において、搬送台車T11は検査装置311へ搬送物Mを脱荷し、搬送台車T12は検査装置312へ搬送物Mを脱荷する。
しかしながら、図12において、積荷用コンベア301、302の間隔L1が狭いと、搬送台車T11、T12が同時に積荷用コンベア301、302で搬送物Mの積荷を行うことができない場合がある。搬送台車T11が積荷用コンベア301で停止して搬送物Mの積荷を行っている場合、搬送台車T12が積荷用コンベア302まで移動すると搬送台車T11に衝突するおそれがあり、搬送台車T12が積荷用コンベア302まで移動できないためである。この場合、搬送台車T11が積荷用コンベア301で積荷を完了するまで、搬送台車T12は積荷用コンベア302から離れた位置で待機し、搬送台車T11が積荷用コンベア301から移動した後、搬送台車T12は積荷用コンベア302に移動して搬送物Mの積荷を行う。このように、2台の搬送台車T11、T12を用いると、2個の搬送物Mの積荷に時間差が発生し、搬送効率が低下する場合がある。
一方、図13に示す検査装置311、312では、2個の搬送物Mの検査を同時に開始しなければならない場合がある。しかしながら、搬送台車T11、T12による搬送物Mの積荷に時間差が発生すると、検査装置311、312への搬送物Mの脱荷にも時間差が発生する。つまり、先に積荷が完了した搬送台車T11による搬送物Mの脱荷と、遅れて積荷を行った搬送台車T12による搬送物Mの脱荷との間に時間差が発生する。先に搬送台車T11によって検査装置311に搬送物Mが脱荷されていても、後の搬送台車T12によって検査装置312に搬送物Mが脱荷されるまで、検査装置311、312は検査を開始できないため、2個の搬送物Mの検査に要する時間が全体として長くなり、処理効率が低下する場合がある。
また、図12及び図13に示した2台の搬送台車T11、T12ではなく、1台の搬送台車で2個の搬送物Mの積荷と脱荷を行うことも考えられる。この場合、1台の搬送台車には2台の保持装置が設置される。しかしながら、図12、図13に示すように、積荷場所AR201における2個の搬送物Mの間隔L1と、脱荷場所AR202における2個の搬送物Mの間隔L2とが異なる場合がある。このため、1台の搬送台車に単に2台の保持装置を設置しても、積荷場所AR201と脱荷場所AR202における搬送物Mの間隔が異なる場合には、2個の搬送物Mの積荷と脱荷をそれぞれ同時に行うことは困難である。
特開2004−182384号公報には、搬送台車の前後に設けられたハンガーの間隔を変更する技術が開示されている。しかしながら、特開2004−182384号公報に開示されている技術は、1台の搬送物(車体)を積荷及び脱荷する際にハンガーの間隔を変更する技術であり、複数の搬送物を保持する複数の保持部の間隔を変更する技術ではない。また、特開2004−182384号公報では、ハンガーの間隔を変更するのは、搬送台車が停止中の場合に限られ、走行中はロック手段が作動しているため、ハンガーの間隔を変更することはできない。
つまり、従来の搬送装置では、一箇所の積荷場所に複数の搬送物が供給されるレイアウトや、一箇所の脱荷場所に複数の搬送物を脱荷するレイアウトを採った場合に、搬送装置の搬送効率が低下したり、搬送物を供給又は処理する装置の処理効率が低下するという問題があった。
本発明は、1台の搬送台車で複数の搬送物を搬送することができ、しかも、積荷を行う場所における複数の搬送物の間隔と、脱荷を行う場所における複数の搬送物の間隔とが異なる場合であっても、積荷と脱荷を行うことができる搬送装置を提供することを目的とする。
本発明の搬送装置は、搬送路と、搬送路に沿って走行する搬送台車と、搬送台車の運行を制御する運行制御装置と、を備える。搬送台車は、搬送路に沿って走行するための走行駆動部を有する搬送台車本体と、複数の搬送物を保持する複数の保持部と、複数の保持部を支持するとともに、複数の保持部の間隔を搬送路に沿った方向に変更する支持装置と、を有する。支持装置は、搬送台車本体に連結される固定部と、固定部に対して移動可能に設けられるとともに、保持部が取り付けられる移動部と、を有する間隔変更機構と、固定部に対して移動部を移動させる間隔変更駆動部と、移動部に接続されるとともに、搬送路に沿って走行し、搬送路に移動部を支持させるサブキャリアと、を有する。運行制御装置は、搬送台車の停止中、及び/又は、搬送台車の走行中に、支持装置の間隔変更駆動部の動作を制御して複数の保持部の間隔を変更する間隔制御部を有する。
本発明の搬送装置は、1台の搬送台車で複数の搬送物を搬送することができ、しかも、積荷を行う場所における複数の搬送物の間隔と、脱荷を行う場所における複数の搬送物の間隔とが異なる場合であっても、積荷と脱荷を行うことができる。
本発明の一実施形態にかかる搬送装置は、搬送路と、搬送路に沿って走行する搬送台車と、搬送台車の運行を制御する運行制御装置と、を備える。搬送台車は、搬送路に沿って走行するための走行駆動部を有する搬送台車本体と、複数の搬送物を保持する複数の保持部と、複数の保持部を支持するとともに、複数の保持部の間隔を搬送路に沿った方向に変更する支持装置と、を有する。支持装置は、搬送台車本体に連結される固定部と、固定部に対して移動可能に設けられるとともに、保持部が取り付けられる移動部と、を有する間隔変更機構と、固定部に対して移動部を移動させる間隔変更駆動部と、移動部に接続されるとともに、搬送路に沿って走行し、搬送路に移動部を支持させるサブキャリアと、を有する。運行制御装置は、搬送台車の停止中、及び/又は、搬送台車の走行中に、支持装置の間隔変更駆動部の動作を制御して複数の保持部の間隔を変更する間隔制御部を有する(第1の構成)。
上記構成によれば、複数の保持部を有し、複数の保持部の間隔を搬送路に沿った方向に変更することができるため、1台の搬送台車で複数の搬送物を搬送することができる。また、積荷を行う場所における複数の搬送物の間隔と、脱荷を行う場所における複数の搬送物の間隔とが異なる場合であっても、搬送台車に設けた複数の保持部の間隔を変更することで、積荷と脱荷を行うことができる。
また、上記構成によれば、間隔変更駆動部の動作を制御して複数の保持部の間隔を変更することができる。また、走行駆動部とは別の間隔変更駆動部によって複数の保持部の間隔を変更するため、搬送台車の走行と、保持部の間隔の変更を別々に制御することができ、制御が容易になる。
また、上記構成によれば、サブキャリアは搬送路に沿って走行するため、支持装置及び保持部の位置が規制される。このため、複数の保持部の間隔が広い場合であっても、搬送物の積荷及び脱荷を精度よく行うことができる。
また、上記構成によれば、間隔変更駆動部の動作を制御して複数の保持部の間隔を変更することができる。また、走行駆動部とは別の間隔変更駆動部によって複数の保持部の間隔を変更するため、搬送台車の走行と、保持部の間隔の変更を別々に制御することができ、制御が容易になる。
また、上記構成によれば、サブキャリアは搬送路に沿って走行するため、支持装置及び保持部の位置が規制される。このため、複数の保持部の間隔が広い場合であっても、搬送物の積荷及び脱荷を精度よく行うことができる。
上記第1の構成において、間隔制御部は、搬送台車の走行中における複数の保持部の間隔が、搬送台車の停止中における複数の保持部の間隔よりも狭くなるように、搬送台車の走行中に、支持装置を制御するようにしてもよい(第2の構成)。
上記構成によれば、複数の保持部の間隔を搬送台車の走行中に変更して、搬送台車の走行中における複数の保持部の間隔を、搬送台車の停止中における複数の保持部の間隔よりも狭くすることができる。搬送台車の走行中に複数の保持部の間隔を変更するため、停止中に複数の保持部の間隔を変更してから走行する場合と比較して、サイクルタイムを短縮することができ、搬送効率が向上する。
上記第1〜第2のいずれかの構成において、間隔制御部は、搬送路の曲り部を走行する搬送台車の複数の保持部の間隔が、搬送台車の停止中における複数の保持部の間隔よりも狭くなるように、支持装置を制御するようにしてもよい(第3の構成)。
上記構成によれば、搬送路の曲り部を走行する搬送台車の複数の保持部の間隔を、搬送台車の停止中における複数の保持部の間隔よりも狭くすることができる。このため、搬送路の曲率半径を小さくすることができ、搬送装置のレイアウトの自由度が高くなる。
上記第1〜第3のいずれかの構成において、間隔変更駆動部は、サブキャリアに設けられるようにしてもよい(第4の構成)。
上記構成によれば、固定部や移動部に間隔変更駆動部を設けないため、固定部や移動部の構造を簡素化することができる。
上記第1〜第3のいずれかの構成において、搬送路は、天井に敷設され、搬送台車は、複数の保持部を昇降させる複数の昇降装置を更に備え、間隔変更機構及び間隔変更駆動部は、搬送台車本体の下方、かつ昇降装置の上方に配置されるようにしてもよい(第5の構成)。
上記構成によれば、間隔変更機構及び間隔変更駆動部を搬送台車本体と昇降装置の間にコンパクトに設置することができる。
[実施形態]
以下、図面を参照し、本発明の実施形態に係る搬送装置を詳しく説明する。図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。なお、説明を分かりやすくするために、以下で参照する図面においては、構成が簡略化または模式化して示されたり、一部の構成部材が省略されたりしている。また、各図に示された構成部材間の寸法比は、必ずしも実際の寸法比を示すものではない。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態に係る搬送装置を詳しく説明する。図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。なお、説明を分かりやすくするために、以下で参照する図面においては、構成が簡略化または模式化して示されたり、一部の構成部材が省略されたりしている。また、各図に示された構成部材間の寸法比は、必ずしも実際の寸法比を示すものではない。
[全体構成]
まず、搬送装置100の全体構成について説明する。図1は、本発明の実施形態1に係る搬送装置100のレイアウトを示す平面図である。本実施形態に係る搬送装置100は、天井に敷設される搬送路RLと、搬送路RLに沿って走行する搬送台車T(T1、T2)とを備える天井搬送装置である。
まず、搬送装置100の全体構成について説明する。図1は、本発明の実施形態1に係る搬送装置100のレイアウトを示す平面図である。本実施形態に係る搬送装置100は、天井に敷設される搬送路RLと、搬送路RLに沿って走行する搬送台車T(T1、T2)とを備える天井搬送装置である。
図1に示すように、搬送装置100は、搬送路RL、複数のステーションST(例えば、ST1、ST2、ST3、ST4)、及び搬送台車T(T1、T2)を有している。ステーションSTは、搬送路RLに沿って設けられている。本実施形態では、説明を簡単にするために、複数のステーションSTとして、ST1からST4が設けられているものとしているが、搬送路RLの経路やステーションSTの台数、あるいは搬送台車Tの台数等は本実施形態に限定されない。
搬送台車Tは、搬送路RLに沿って矢印FWの方向に走行し、搬送物の載荷又は脱荷のために指定されたステーションST(ST1、ST2、ST3、ST4)で停止する。各ステーションSTの下方には、種々の移載装置や、処理装置が配置されている。移載装置や処理装置は、搬送装置100に含まれない。
本実施形態では、ステーションST1の下方に、移載装置として、2本の積荷用コンベア101、102が配置されている。積荷用コンベア101、102は、それぞれ搬送物Mを搬送装置100に供給する。ステーションST2の下方を積荷場所AR1とすると、積荷場所AR1では、2本の積荷用コンベア101、102により、2個の搬送物Mが供給されることになる。2個の搬送物Mは、間隔(ピッチ)L1をおいて搬送装置100に供給される。尚、以下の説明では、間隔(ピッチ)とは、複数の搬送物Mや複数の保持部30等のそれぞれの中心間距離をいうものとする。
また、本実施形態では、ステーションST4の下方に、処理装置として、2台の検査装置111、112が間隔L2をおいて配置されている。検査装置111、112は、それぞれ搬送物Mを検査する。ステーションST5の下方を脱荷場所AR2とすると、脱荷場所AR2では、2台の検査装置111、112に対して、2個の搬送物Mが脱荷されることになる。2個の搬送物Mは、間隔L2をおいて搬送装置100から検査装置111、112に脱荷される。
本実施形態では、搬送台車Tは、ステーションST1で積荷を行い、ステーションST4で脱荷を行うように指定されている。具体的には、搬送台車T(T1、T2)は、ステーションST1で2本の積荷用コンベア101、102から2個の搬送物Mを積荷し、2個の搬送物MをステーションST1からステーションST4に搬送した後、ステーションST4で2台の検査装置111、112に対して2個の搬送物Mを脱荷するように指定されている。
図2は、搬送装置100の構成を示すブロック図である。図2に示すように、搬送装置100は、上位コントローラ90、運行制御装置91、通信部92、及び搬送台車Tを備えている。通信部92は、各ステーションSTに対応して複数設けられている。
上位コントローラ90は、搬送指令を運行制御装置91へ出力する。搬送指令は、例えば、搬送物Mを積荷及び脱荷するステーションSTの指示である。運行制御装置91は、上位コントローラ90からの搬送指令に基づいて搬送台車Tの運行を制御する。制御の対象となる動作は、例えば、搬送台車Tの積荷、脱荷、走行及び停止等である。通信部92は、搬送台車Tとの間で通信を行うように構成されている。
運行制御装置91は、間隔制御部95を有している。間隔制御部95は、搬送台車Tの複数の保持部30(30A、30B)の間隔を変更する制御を行う(図7、図8参照)。間隔制御部95については後に詳細に説明する。
搬送台車Tは、通信部11、走行駆動装置12A、昇降装置20、保持部30、及び支持装置40を備えている。
通信部11は、ステーションSTの通信部92と通信する。通信部11が通信するステーションSTの通信部92は、搬送台車Tが停止するステーションSTの通信部92、及び搬送台車Tが通過するステーションSTの通信部92である。運行制御装置91と搬送台車Tは、通信部11及び通信部92を介して通信する。
走行駆動装置12Aは、搬送台車Tを搬送路RLに沿って走行させる(図3参照)。走行駆動装置12Aの動作は、上位コントローラ90からの搬送指令に基づき、運行制御装置91によって制御される。
昇降装置20(20A、20B)は、保持部30(30A、30B)を昇降させる(図7参照)。昇降装置20の動作は、上位コントローラ90からの搬送指令に基づき、運行制御装置91によって制御される。
支持装置40(40A、40B)は、複数の保持部30(30A、30B)を支持するとともに、複数の保持部30(30A、30B)の間隔を搬送路RLに沿った方向に変更する(図7、図8参照)。支持装置40の動作は、上位コントローラ90からの搬送指令に基づき、間隔制御部95によって制御される。
[搬送台車]
次に、搬送台車Tの構成について説明する。図3は、搬送台車Tの側面図である。図4は、搬送台車Tの一部を拡大した側面図である。図5は、図4のA―A線で切断した、搬送台車Tの断面図である。図6は、図4のB―B線で切断した、搬送台車Tの断面図である。以下の図では、矢印Fは搬送装置100の前方を示し、矢印Bは搬送装置100の後方を示す。矢印Rは搬送装置100の右方向を示し、矢印Lは搬送装置100の左方向を示す。矢印Uは搬送装置100の上方向を示し、矢印Dは搬送装置100の下方を示す。矢印FWは、搬送台車Tの走行方向である。
次に、搬送台車Tの構成について説明する。図3は、搬送台車Tの側面図である。図4は、搬送台車Tの一部を拡大した側面図である。図5は、図4のA―A線で切断した、搬送台車Tの断面図である。図6は、図4のB―B線で切断した、搬送台車Tの断面図である。以下の図では、矢印Fは搬送装置100の前方を示し、矢印Bは搬送装置100の後方を示す。矢印Rは搬送装置100の右方向を示し、矢印Lは搬送装置100の左方向を示す。矢印Uは搬送装置100の上方向を示し、矢印Dは搬送装置100の下方を示す。矢印FWは、搬送台車Tの走行方向である。
図3に示すように、搬送台車Tは、搬送台車本体10、昇降装置20(20A、20B)、保持部30(30A、30B)、及び支持装置40(40A、40B)を備えている。
搬送台車本体10は、走行駆動装置(オートラクタ)12A、キャリア12B、及びロードバー12Cを有している。走行駆動装置12Aは、搬送路RLに沿って走行するための走行駆動部17を有している。走行駆動装置12A及びキャリア12Bは、ロードバー12Cで連結されている。走行駆動装置12Aとロードバー12Cは、連結軸18Aで連結されており、ロードバー12Cは、走行駆動装置12Aに対して水平方向に揺動自在である。キャリア12Bとロードバー12Cは、連結軸18Bで連結されており、ロードバー12Cは、キャリア12Bに対して水平方向に揺動自在である。このため、走行駆動装置12A及びキャリア12Bは、相互に水平方向に揺動自在である(図9参照)。
第1支持装置40Aは、走行駆動装置12Aに連結されている。第1支持装置40Aは、第1間隔変更機構44A、第1間隔変更駆動部45A、及び第1サブキャリア47Aを有している。第1間隔変更機構44Aは、第1固定部41A、及び第1移動部42Aを有している。第1固定部41Aは、走行駆動装置12Aに対して、連結軸18Aで連結されている。第1固定部41Aは、走行駆動装置12Aに対して水平方向に揺動自在に連結されている(図9参照)。
第1移動部42Aは、第1固定部41Aに対して前後方向に移動可能に設けられるとともに、第1昇降装置20A及び第1保持部30Aが取り付けられる。図3の状態では、第1移動部42Aは、第1固定部41Aに対して最も後方に移動した状態である。第1移動部42Aは、第1固定部41Aに対して前方にも移動可能である(図10参照)。
第1間隔変更駆動部45Aは、第1固定部41Aに対して第1移動部42Aを移動させる。第1間隔変更駆動部45Aは、第1間隔変更機構44Aの側方に配置される(図5参照)。
第1サブキャリア47Aは、支脚48を介して第1移動部42Aに接続される。第1サブキャリア47Aは、搬送路RLに沿って走行し、搬送路RLに第1移動部42Aを支持させる。
第2支持装置40Bは、キャリア12Bに連結されている。第2支持装置40Bは、第2間隔変更機構44B、第2間隔変更駆動部45B、及び第2サブキャリア47Bを有している。第2間隔変更機構44Bは、第2固定部41B、及び第2移動部42Bを有している。第2固定部41Bは、キャリア12Bに対して、連結軸18Bで連結されている。第2固定部41Bは、キャリア12Bに対して水平方向に揺動自在に連結されている(図9参照)。
第2移動部42Bは、第2固定部41Bに対して前後方向に移動可能に設けられるとともに、第1昇降装置20B及び第1保持部30Bが取り付けられる。図3の状態では、第2移動部42Bは、第2固定部41Bに対して最も前方に移動した状態である。第2移動部42Bは、第2固定部41Bに対して後方にも移動可能である(図10参照)。
第2間隔変更駆動部45Bは、第2固定部41Bに対して第2移動部42Bを移動させる。第2間隔変更駆動部45Bは、第2間隔変更機構44Bの側方に配置される。
第2サブキャリア47Bは、支脚48を介して第2移動部42Bに接続される。第2サブキャリア47Bは、搬送路RLに沿って走行し、搬送路RLに第2移動部42Bを支持させる。
第1昇降装置20Aは、第1支持装置40Aの第1移動部42Aに取り付けられる。第1保持部30Aは、第1昇降装置20Aに取り付けられる。第1保持部30Aは、第1昇降装置20Aにより昇降される(図7、図10参照)。
第2昇降装置20Bは、第2支持装置40Bの第2移動部42Bに取り付けられる。第2保持部30Bは、第2昇降装置20Bに取り付けられる。第2保持部30Bは、第2昇降装置20Bにより昇降される(図7、図10参照)。
次に、図4から図6を用いて、搬送台車Tの構成についてより詳細に説明する。図4では、第2支持装置40B、第2昇降装置20B、及び第2保持部30Bの記載を省略している。第2支持装置40B、第2昇降装置20B、及び第2保持部30Bの構成は、それぞれ第1支持装置40A、第1昇降装置20A、及び第1保持部30Aの構成と略同様である。このため、第1支持装置40A、第1昇降装置20A、及び第1保持部30Aの構成について説明を行い、第2支持装置40B、第2昇降装置20B、及び第2保持部30Bの構成については詳しい説明を省略する。
図4に示すように、搬送台車Tは、走行駆動装置(オートラクタ)12A、及びキャリア12Bを有している。走行駆動装置12A及びキャリア12Bは、ロードバー12Cで連結されている。走行駆動装置12Aは、搬送台車Tを搬送路RLに沿って矢印FWの方向(前方)に走行させる。走行駆動装置12Aの動作は、上位コントローラ90からの搬送指令に基づき、運行制御装置91によって制御される。
走行駆動装置12Aは、走行フレーム13A、走行ローラ14A、上部ガイドローラ15、下部ガイドローラ16、及び走行駆動部17を有している。
走行ローラ14Aは、走行駆動部17によって駆動される駆動輪である。走行ローラ14Aは、走行フレーム13Aに対して水平方向に伸びる軸回りに回転自在に設けられている。走行ローラ14Aは、減速機を介して走行駆動部17に接続されている。走行駆動部17は、電動モータである。上部ガイドローラ15、及び下部ガイドローラ16は、走行フレーム13Aに対して上下方向に伸びる軸回りに回転自在に設けられている。走行駆動装置12Aは、走行フレーム13Aに設けられている走行ローラ14A、上部ガイドローラ15、及び下部ガイドローラ16によって搬送路RLに支持されている。
図5に示すように、搬送路RLには、給電線8が配置されている。給電線8は、搬送路RLに沿って配置されている。給電線8は、高周波電源(図示省略)から高周波電流が供給されている。走行駆動装置12Aは、集電装置9を備えており、給電線8を流れる高周波電流に基づく電磁誘導を利用して非接触で電力を受電する。受電した電力は、走行駆動装置12A、昇降装置20、保持部30、及び支持装置40を作動させるために用いられる。尚、本実施形態では、給電方式として非接触式を採用しているが、通常型集電子を用いた接触式であってもよい。
図4に示すように、キャリア12Bは、走行フレーム13B、走行ローラ14B、上部ガイドローラ15、下部ガイドローラ16を有している。
走行ローラ14Bは従動ローラである。走行ローラ14Bは、走行フレーム13Bに対して水平方向に伸びる軸回りに回転自在に設けられている。上部ガイドローラ15、及び下部ガイドローラ16は、走行フレーム13Bに対して上下方向に伸びる軸回りに回転自在に設けられている。キャリア12Bは、走行フレーム13Bに設けられている走行ローラ14B、上部ガイドローラ15、下部ガイドローラ16によって搬送路RLに支持されている。
第1支持装置40Aは、走行駆動装置12Aに連結されている。第1支持装置40Aは、第1間隔変更機構44A、第1間隔変更駆動部45A、及び第1サブキャリア47Aを有している。第1間隔変更機構44Aは、第1固定部41A、及び第1移動部42Aを有している。第1間隔変更機構44A及び第1間隔変更駆動部45Aは、搬送台車本体10(走行駆動装置12A、キャリア12B、及びロードバー12C)の下方、かつ第1昇降装置20Aの上方に配置されている。
第1移動部42Aは、第1固定部41Aに対して前後方向に移動可能に設けられる。具体的には、第1固定部41Aと第1移動部42Aとは、直線レール43A及びブロック43Bを介して取り付けられている。図5、図6に示すように、直線レール43Aの側部には、前後方向に延びる溝部43Cが形成されている。ブロック43Bには、前後方向に延びる突条43Dが形成されている。直線レール43Aの溝部43Cにブロック43Bの突条43Dが嵌ることにより、直線レール43Aに対してブロック43Bは、前後方向に移動自在である。直線レール43Aが第1固定部41Aに固定され、ブロック43Bが第1移動部42Aに固定されていることにより、第1移動部42Aは、第1固定部41Aに対して移動可能である。
図4、図5に示すように、第1間隔変更機構44A(第1固定部41A及び第1移動部42A)に隣接して、第1間隔変更駆動部45Aが設けられている。具体的には、第1固定部41A及び第1移動部42Aの前部の左側方に、第1間隔変更駆動部45Aが設けられている。図4に示すように、第1間隔変更駆動部45Aには、減速機を介して駆動プーリ46Aが取り付けられている。図4、図5に示すように、第1固定部41A及び第1移動部42Aの後部の左側方には、従動プーリ46Bが図示しない支持体に回転自在に支持されている。駆動プーリ46A及び従動プーリ46Bには、ベルト46Cが掛け回されている。図5に示すように、ベルト46Cには、連結体46Dを介してブロック43Bが取り付けられている。このため、図4において、駆動プーリ46Aが反時計回りに回転すると、ベルト46Cとともにブロック43Bが前方に移動し、これに伴って第1移動部42Aが前方に移動する。また、第1移動部42Aが前方に移動した状態から、駆動プーリ46Aが時計回りに回転すると、ベルト46Cとともにブロック43Bが後方に移動し、これに伴って第1移動部42Aが後方に移動する。第1間隔変更駆動部45A及び図示しない第2間隔変更駆動部45Bをこのように作動させることにより、第1保持部30A及び、第2保持部30Bの間隔を搬送路RLに沿った方向に変更することができる。ブロック43Bの位置は、図示しないセンサによって検出される。第1間隔変更駆動部45Aの動作は、上位コントローラ90からの搬送指令、及びセンサからの検出信号に基づき、間隔制御部95によって制御される。
図4に示すように、第1サブキャリア47Aは、支脚48を介して第1移動部42Aに接続される。第1サブキャリア47Aは、搬送路RLに沿って走行し、搬送路RLに第1移動部42Aを支持させる。
第1サブキャリア47Aは、走行フレーム13C、走行ローラ14C、上部ガイドローラ15、下部ガイドローラ16を有している。
走行ローラ14Bは従動ローラである。走行ローラ14Bは、走行フレーム13Cに対して水平方向に伸びる軸回りに回転自在に設けられている。上部ガイドローラ15、及び下部ガイドローラ16は、走行フレーム13Cに対して上下方向に伸びる軸回りに回転自在に設けられている。第1サブキャリア47Aは、走行フレーム13Bに設けられている走行ローラ14B、上部ガイドローラ15、下部ガイドローラ16によって搬送路RLに支持されている。
図6に示すように、支脚48は、軸48Bを介して走行フレーム13Cに取り付けられている。支脚48は、開口部48Aを有する。開口部48Aは、第1固定部41A、第1間隔変更駆動部45A、ケーブルベヤ(登録商標)7が挿通可能な大きさを有している。このため、図4に示すように、支脚48が第1固定部41A、第1間隔変更駆動部45A、ケーブルベヤ7に干渉せず、第1移動部42Aの前端部が第1固定部41Aの前端部と上下方向に重なる位置まで、第1移動部42Aを移動させることができる。尚、ケーブルベヤ7には、集電装置9で受電した電力を昇降装置20及び保持部30に供給するための電線が収容されている。
図4に示すように、第1昇降装置20Aは、第1移動部42Aに取り付けられている。第1昇降装置20Aは、第1保持部30Aを昇降させる。第1昇降装置20Aは、ドラム22、及び昇降駆動部24を有する。
図5に示すように、ドラム22は、搬送台車Tの左右に一対設けられている。ドラム22は、減速機を介して昇降駆動部24に接続されている。各ドラム22には、2本のベルトBLのそれぞれの一端部が固定されている。各ベルトBLの他端部は、第1保持部30Aに固定されている。図4においてドラム22が時計回りに回転すると、ドラム22に巻き取られているベルトBLが繰り出され、第1保持部30Aが下降する。図4においてドラム22が反時計回りに回転すると、ドラム22にベルトBLが巻き取られ、第1保持部30Aが上昇する。昇降装置20の動作は、上位コントローラ90からの搬送指令に基づき、運行制御装置91によって制御される。
図4に示すように、第1保持部30Aは、第1昇降装置20Aに連結されている。第1保持部30Aは、搬送物Mを保持及び開放する。
図5に示すように、第1保持部30Aは、保持部本体31、及び保持腕32を有している。連結部本体31の上部には、第1昇降装置20AのベルトBLが固定されている。保持腕32は、連結部本体31の下部に設けられている。保持腕32は、保持位置KP1(実線)と開放位置KP2(二点鎖線)とに切り替え可能である。第1保持部30Aで搬送物Mを保持する場合、保持腕32を開放位置KP2とした状態で、搬送物Mの上部に第1保持部30Aを接近させる。保持腕32が搬送物Mの側方に位置した状態で、保持腕32を開放位置KP2から保持位置KP1に切り替えることで、第1保持部30Aで搬送物Mを保持することができる。また、搬送物Mを保持している状態において、保持腕32を保持位置KP1から開放位置KP2に切り替えることで、搬送物Mを開放することができる。第1保持部30Aの動作は、上位コントローラ90からの搬送指令に基づき、運行制御装置91によって制御される。
[動作]
次に、搬送装置100の動作について説明する。図7は、搬送物Mの積荷場所AR1での搬送台車Tの側面図である。図8は、走行中の搬送台車Tの側面図である。図9は、搬送路RLの曲り部RC1を走行中の搬送台車Tの平面簡略図である。図10は、搬送物Mの脱荷場所AR2での搬送台車の側面図である。
次に、搬送装置100の動作について説明する。図7は、搬送物Mの積荷場所AR1での搬送台車Tの側面図である。図8は、走行中の搬送台車Tの側面図である。図9は、搬送路RLの曲り部RC1を走行中の搬送台車Tの平面簡略図である。図10は、搬送物Mの脱荷場所AR2での搬送台車の側面図である。
図1に示したように、本実施形態では、搬送台車Tは、ステーションST1で積荷を行い、ステーションST4で脱荷を行うように指定されている。具体的には、搬送台車Tは、ステーションST1で2本の積荷用コンベア101、102から2個の搬送物Mを積荷し、2個の搬送物MをステーションST1からステーションST4に搬送した後、ステーションST4で2台の検査装置111、112に対して2個の搬送物Mを脱荷するように指定されている。
ステーションST1からステーションST4までの経路において、搬送台車Tは、搬送路RLの直線部RS1、曲り部RC1、直線部RS2、曲り部RC2、及び直線部RS3を通過する。
図7に示すように、積荷場所AR1において、搬送台車Tの第1保持部30Aと第2保持部30Bとの間隔(中心間距離)は、2本の積荷用コンベア101、102によって供給される、2個の搬送物Mの間隔(中心間距離)L1に合わせられる。具体的には、運行制御装置91の間隔制御部95が、上位コントローラ90からの搬送指令に基づき、第1間隔変更駆動部45A、及び第2間隔変更駆動部45Bの動作を制御して、第1保持部30Aと第2保持部30Bとの間隔がL1になるようにする。
また、運行制御装置91は、上位コントローラ90からの搬送指令に基づき、第1昇降装置20A、第2昇降装置20B、第1保持部30A、及び第2保持部30Bの動作を制御して、2本の積荷用コンベア101、102から2個の搬送物Mを積荷する。
図8に示すように、搬送物Mの積荷が完了すると、搬送台車Tの停止中において、搬送台車Tの第1保持部30Aと第2保持部30Bとの間隔は、最も狭い間隔L0に変更される。具体的には、運行制御装置91の間隔制御部95が、上位コントローラ90からの搬送指令に基づき、第1間隔変更駆動部45A、及び第2間隔変更駆動部45Bの動作を制御して、第1保持部30Aと第2保持部30Bとの間隔がL0になるようにする。これにより、搬送路RLの曲り部RC1、及び曲り部RC2を走行する搬送台車Tの第1保持部30Aと第2保持部30Bとの間隔は、搬送台車Tの停止中における第1保持部30Aと第2保持部30Bとの間隔よりも狭くなる。
搬送台車Tの第1保持部30Aと第2保持部30Bとの間隔を変更する場合、間隔制御部95は、第1間隔変更駆動部45A、及び第2間隔変更駆動部45Bの両方を動作させる。具体的には、第1保持部30Aを後方に移動させ、第2保持部30Bを前方に移動させるようにする。
搬送台車Tの第1保持部30Aと第2保持部30Bとの間隔が最も狭い間隔L0に変更されると、搬送台車Tは、搬送を開始する。具体的には、運行制御装置91が、上位コントローラ90からの搬送指令に基づき、走行駆動装置12Aの動作を制御して、搬送台車TをステーションST1からステーションST4に走行させる。
図9に示すように、搬送台車Tが搬送路RLの曲り部RC1、及び曲り部RC2を走行する場合、搬送台車Tの第1保持部30Aと第2保持部30Bの間隔は、最も狭い間隔L0に変更されているため、曲り部RC1、及び曲り部RC2を円滑に走行することができる。
図10に示すように、搬送台車Tが脱荷場所AR2に到着して停止すると、搬送台車Tの第1保持部30Aと第2保持部30Bとの間隔(中心間距離)は、2台の検査装置111、112の間隔(中心間距離)L2に合わせられる。具体的には、運行制御装置91の間隔制御部95が、上位コントローラ90からの搬送指令に基づき、第1間隔変更駆動部45A、及び第2間隔変更駆動部45Bの動作を制御して、第1保持部30Aと第2保持部30Bとの間隔がL2になるようにする。
搬送台車Tの第1保持部30Aと第2保持部30Bとの間隔を変更する場合、間隔制御部95は、第1間隔変更駆動部45A、及び第2間隔変更駆動部45Bの両方を動作させる。具体的には、第1保持部30Aを前方に移動させ、第2保持部30Bを後方に移動させるようにする。
また、運行制御装置91は、上位コントローラ90からの搬送指令に基づき、第1昇降装置20A、第2昇降装置20B、第1保持部30A、及び第2保持部30Bの動作を制御して、2台の検査装置111、112に対して2個の搬送物Mを脱荷する。
尚、本実施形態では、搬送台車Tの停止中に第1保持部30Aと第2保持部30Bとの間隔を変更したが、搬送台車Tの走行中に変更してもよい。搬送台車Tの走行中に第1保持部30Aと第2保持部30Bとの間隔を変更する場合は、搬送路RLの最初の曲り部である曲り部RC1に到達するまでに、第1保持部30Aと第2保持部30Bとの間隔が狭くなっていることが好ましい。具体的には、図1において、積荷場所AR1から曲り部RC1までの直線部RS1で第1保持部30Aと第2保持部30Bの間隔を狭くすることが好ましい。また、脱荷場所AR2の直前の曲り部である曲り部RC2を通過するまでは第1保持部30Aと第2保持部30Bとの間隔を狭くしておき、曲り部RC2を通過してから脱荷場所AR2に到着するまでの間に、第1保持部30Aと第2保持部30Bの間隔を広くすることが好ましい。具体的には、図1において、曲り部RC1から脱荷場所AR2までの直線部RS3で第1保持部30Aと第2保持部30Bの間隔を広くすることが好ましい。
[搬送装置100の効果]
以上説明した本実施形態に係る搬送装置100によれば、搬送台車Tは、第1保持部30Aと第2保持部30Bを有するため、1台の搬送台車Tで複数の搬送物Mを搬送することができる。また、積荷場所AR1における複数の搬送物Mの間隔と、脱荷AR2場所における複数の搬送物Mの間隔とが異なる場合であっても、搬送台車Tに設けた第1保持部30Aと第2保持部30Bの間隔を変更することで、積荷と脱荷を行うことができる。
以上説明した本実施形態に係る搬送装置100によれば、搬送台車Tは、第1保持部30Aと第2保持部30Bを有するため、1台の搬送台車Tで複数の搬送物Mを搬送することができる。また、積荷場所AR1における複数の搬送物Mの間隔と、脱荷AR2場所における複数の搬送物Mの間隔とが異なる場合であっても、搬送台車Tに設けた第1保持部30Aと第2保持部30Bの間隔を変更することで、積荷と脱荷を行うことができる。
搬送装置100によれば、1台の搬送台車Tで複数の搬送物を搬送することができるため、搬送台車Tの台数を減らすことができ、搬送装置100のコストやメンテナンスのコストを低減することができる。また、1台の搬送台車Tで複数の搬送物Mを積荷及び脱荷することができるため、搬送物を1個づつ積荷及び脱荷する場合と比較してサイクルタイムを短くすることができ、搬送効率が向上する。
搬送装置100によれば、第1保持部30Aと第2保持部30Bの間隔を搬送台車Tの走行中に変更して、搬送台車Tの走行中における第1保持部30Aと第2保持部30Bの間隔を、搬送台車Tの停止中における第1保持部30Aと第2保持部30Bの間隔よりも狭くすることができる。搬送台車Tの走行中に第1保持部30Aと第2保持部30Bの間隔を変更することで、停止中に第1保持部30Aと第2保持部30Bの間隔を変更してから走行する場合と比較して、サイクルタイムを短縮することができ、搬送効率が向上する。
搬送装置100によれば、搬送路RLの曲り部RC1、RC2を走行する搬送台車Tの第1保持部30Aと第2保持部30Bの間隔を、搬送台車Tの停止中における第1保持部30Aと第2保持部30Bの間隔よりも狭くすることができる。これにより、搬送路RLの曲率半径を小さくすることができ、搬送装置100のレイアウトの自由度が高くなる。
搬送装置100によれば、第1間隔変更駆動部45A、及び第2間隔変更駆動部45Bの動作を制御して、第1保持部30Aと第2保持部30Bの間隔を変更することができる。走行駆動部17とは別の第1間隔変更駆動部45A、及び第2間隔変更駆動部45Bによって第1保持部30Aと第2保持部30Bの間隔を変更するため、搬送台車Tの走行と、第1保持部30Aと第2保持部30Bの間隔の変更を別々に制御することができ、制御が容易になる。
搬送装置100の第1サブキャリア47A及び第2サブキャリア47Bは、搬送路RLに沿って走行するため、第1支持装置40A、第2支持装置40B、第1保持部30A、及び第2保持部30Bの位置が搬送路RLによって規制される。このため、第1保持部30Aと第2保持部30Bの間隔が広い場合であっても、搬送物Mの積荷及び脱荷を精度よく行うことができる。
搬送装置100によれば、搬送路RLは、天井に敷設され、搬送台車Tは、第1保持部30A及び第2保持部30Bを昇降させる第1昇降装置20A及び第2昇降装置20Bを備える。第1間隔変更機構44A、第2間隔変更機構44B、第1間隔変更駆動部45A、及び第2間隔変更駆動部45Bは、搬送台車本体10の下方、かつ第1昇降装置20A及び第2昇降装置20Bの上方に配置される。このため、第1間隔変更機構44A、第2間隔変更機構44B、第1間隔変更駆動部45A、及び第2間隔変更駆動部45Bを搬送台車本体10と第1昇降装置20A、第2昇降装置20Bの間にコンパクトに設置することができる。
特に、本実施形態の搬送装置100の第1間隔変更駆動部45A、及び第2間隔変更駆動部45Bは、第1間隔変更機構44A、第2間隔変更機構44Bの側方に配置される。このため、第1間隔変更機構44A、第2間隔変更機構44B、第1間隔変更駆動部45A、及び第2間隔変更駆動部45Bを搬送台車本体10と昇降装置20A、及び20Bの間に、よりコンパクトに設置することができる。
また、本実施形態の搬送装置100は、複数の保持部として第1保持部30Aと第2保持部30Bを有する。搬送路RLに沿った方向のうち、一方を第1の方向Fとし、他方の方向であって第1の方向Fと反対の方向を第2の方向Bとすると、間隔制御部95は、第1保持部30Aを第1の方向Fに移動させる場合は、第2保持部30Bを第2の方向Bに移動させ、第1保持部30Aを第2の方向Bに移動させる場合は、第2保持部30Bを第1の方向Fに移動させる。搬送装置100によれば、第1保持部30A及び第2保持部30Bは、搬送台車本体10に対して相互に反対方向に移動するため、搬送台車本体10は、常時、第1保持部30A及び第2保持部30Bの間隔の中央部に位置する。このため、搬送台車本体10が停止する位置と第1保持部30A及び第2保持部30Bの位置とが関連付けやすくなり、搬送台車Tの運行の制御が容易になる。
また、搬送装置100の固定部41A、41Bは、複数の保持部30A、30Bに対応して複数設けられるとともに、搬送台車本体10に対して水平方向に揺動自在に設けられている。搬送装置100によれば、搬送台車Tの固定部41A、41Bは、搬送台車本体10に対して水平方向に揺動自在に設けられているとともに、移動部42A、42Bに接続されるサブキャリア47A、47Bは、搬送路RLに沿って走行する。このため、搬送路RLの曲り部において、搬送台車Tがはみ出す量が少なくなり、搬送路RL付近のスペースを有効に活用することができる。
また、搬送装置100の支持装置40A、40Bは、移動部42A、42Bの上部が固定部41A、41Bに対して移動可能に取り付けられており、サブキャリア47A、47Bは、搬送路RLに沿って走行する走行フレーム13Cと、走行フレーム13Cと移動部42A、42Bとを接続する支脚48と、支脚48に形成され、固定部41A、41Bの端部が挿通可能である開口部48Aと、を有している。搬送装置100によれば、サブキャリア47A、47Bの支脚48の開口部48Aは固定部41A、41Bの端部が挿通可能である。このため、固定部41A、41Bに対する移動部42A、42Bの可動範囲が広くなり、保持部30A、30Bの間隔の変更範囲を広くすることができる。
[変形例]
本発明に係る搬送装置100は、上記説明した本実施形態に限定されない。例えば、本実施形態では、搬送装置100は天井搬送装置としたが、これに限定されない。例えば、床面に搬送路を設置し、この搬送路に沿って搬送台車Tが走行する搬送装置であってもよい。また、搬送路は1条としたが、2条以上の複数条であってもよい。
本発明に係る搬送装置100は、上記説明した本実施形態に限定されない。例えば、本実施形態では、搬送装置100は天井搬送装置としたが、これに限定されない。例えば、床面に搬送路を設置し、この搬送路に沿って搬送台車Tが走行する搬送装置であってもよい。また、搬送路は1条としたが、2条以上の複数条であってもよい。
本実施形態では、積荷は積荷用コンベア、脱荷は検査装置としたが、これに限定されない。例えば、コンベア以外の移載装置や、検査装置以外の装置であってもよい。
搬送する搬送物は2個としたが、これに限定されない。3個以上であってもよい。保持部は2台としたが、これに限定されない。3個以上の搬送物を搬送する場合は、3台以上の保持部を設けてもよい。また、1個の搬送物を複数の保持部で保持するようにしてもよい。例えば、1個の搬送物を2台の保持部で保持する場合、2個の搬送物に対応させて4台の保持部を設けてもよい。
本実施形態では、間隔変更駆動部45A、45Bは、ベルト46Cを介して固定部41A、41Bに対して移動部42A、42Bを移動させたが、これに限定されない。例えば、ラックとピニオンを用いて、固定部41A、41Bに対して移動部42A、42Bを移動させる構成としてもよい。
本実施形態では、直線レール43A及びブロック43Bを用いることで、固定部41A、41Bに対して移動部42A、42Bを移動させたが、これに限定されない。固定部に対して移動部が移動する他の構成を用いてもよい。
間隔変更駆動部45A、45Bは、電動モータを用いたが、電動モータに限定されない。他の駆動装置を用いてもよい。
本実施形態では、第1間隔変更駆動部45A及び第2間隔変更駆動部45Bを第1固定部41A、第2固定部41Bに設けたが、第1間隔変更駆動部45A及び第2間隔変更駆動部45Bを、第1サブキャリア47A及び第2サブキャリア47Bに設けてもよい。図11に示すように、第1間隔変更駆動部45A及び第2間隔変更駆動部45Bを第1サブキャリア47A及び第2サブキャリア47Bに設けて、走行ローラ14Bを駆動ローラとする。間隔制御部95は、第1間隔変更駆動部45A及び第2間隔変更駆動部45Bの動作を制御して複数の保持部30A、30Bの間隔を変更する。この場合、第1固定部41A及び第2固定部41Bに第1間隔変更駆動部45A及び第2間隔変更駆動部45Bを設けないため、第1固定部41A及び第2固定部41Bの構造を簡素化することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、上述した実施形態は本発明を実施するための例示に過ぎない。よって、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施形態を適宜変形して実施することが可能である。
100 搬送装置
RL 搬送路RL
T 搬送台車
10 搬送台車本体
12A 走行駆動装置(オートラクタ)
12B キャリア
12C ロードバー
17 走行駆動部
18A、18B 連結軸
20 昇降装置
30 保持部
40 支持装置
41 固定部
42 移動部
44 間隔変更機構
45 間隔変更駆動部
47 サブキャリア
90 上位コントローラ
91 運行制御装置91
95 間隔制御部91
RL 搬送路RL
T 搬送台車
10 搬送台車本体
12A 走行駆動装置(オートラクタ)
12B キャリア
12C ロードバー
17 走行駆動部
18A、18B 連結軸
20 昇降装置
30 保持部
40 支持装置
41 固定部
42 移動部
44 間隔変更機構
45 間隔変更駆動部
47 サブキャリア
90 上位コントローラ
91 運行制御装置91
95 間隔制御部91
Claims (5)
- 搬送路と、
前記搬送路に沿って走行する搬送台車と、
前記搬送台車の運行を制御する運行制御装置と、
を備え、
前記搬送台車は、
前記搬送路に沿って走行するための走行駆動部を有する搬送台車本体と、
複数の搬送物を保持する複数の保持部と、
前記複数の保持部を支持するとともに、前記複数の保持部の間隔を前記搬送路に沿った方向に変更する支持装置と、
を有し、
前記支持装置は、
前記搬送台車本体に連結される固定部と、前記固定部に対して移動可能に設けられるとともに、前記保持部が取り付けられる移動部と、を有する間隔変更機構と、
前記固定部に対して前記移動部を移動させる間隔変更駆動部と、
前記移動部に接続されるとともに、前記搬送路に沿って走行し、前記搬送路に前記移動部を支持させるサブキャリアと、
を有し、
前記運行制御装置は、前記搬送台車の停止中、及び/又は、前記搬送台車の走行中に、前記支持装置の前記間隔変更駆動部の動作を制御して前記複数の保持部の間隔を変更する間隔制御部を有する、搬送装置。 - 請求項1に記載の搬送装置であって、
前記間隔制御部は、前記搬送台車の走行中における前記複数の保持部の間隔が、前記搬送台車の停止中における前記複数の保持部の間隔よりも狭くなるように、前記搬送台車の走行中に、前記支持装置を制御する、搬送装置。 - 請求項1又は2に記載の搬送装置であって、
前記間隔制御部は、
前記搬送路の曲り部を走行する前記搬送台車の前記複数の保持部の間隔が、前記搬送台車の停止中における前記複数の保持部の間隔よりも狭くなるように、前記支持装置を制御する、搬送装置。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載の搬送装置であって、
前記間隔変更駆動部は、前記サブキャリアに設けられる、搬送装置。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載の搬送装置であって、
前記搬送路は、天井に敷設され、
前記搬送台車は、
前記複数の保持部を昇降させる複数の昇降装置を更に備え、
前記間隔変更機構及び前記間隔変更駆動部は、前記搬送台車本体の下方、かつ前記昇降装置の上方に配置される、搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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