JP4769042B2 - Rfidラベル及びrfidラベルの貼付方法 - Google Patents

Rfidラベル及びrfidラベルの貼付方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4769042B2
JP4769042B2 JP2005219873A JP2005219873A JP4769042B2 JP 4769042 B2 JP4769042 B2 JP 4769042B2 JP 2005219873 A JP2005219873 A JP 2005219873A JP 2005219873 A JP2005219873 A JP 2005219873A JP 4769042 B2 JP4769042 B2 JP 4769042B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tag
label
article
attaching
general
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005219873A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007034867A (ja
Inventor
阿部俊明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sato Corp
Sato Holdings Corp
Original Assignee
Sato Corp
Sato Holdings Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sato Corp, Sato Holdings Corp filed Critical Sato Corp
Priority to JP2005219873A priority Critical patent/JP4769042B2/ja
Priority to PCT/JP2006/314432 priority patent/WO2007013357A1/ja
Priority to DE112006000069T priority patent/DE112006000069B4/de
Priority to US11/719,632 priority patent/US7969309B2/en
Publication of JP2007034867A publication Critical patent/JP2007034867A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4769042B2 publication Critical patent/JP4769042B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Labeling Devices (AREA)

Description

本発明は、物品に貼付するラベルに係り、特に、種々の情報を記憶するメモリチップを備えた所謂RFIDタグが付設されたRFIDラベル及びRFIDラベルの貼付方法に関する。
近年、図7に示すように、RFID(Radio Fruquency IDntification)タグTといわれ、種々の情報を記憶するメモリチップTa及びこのメモリチップTaに接続された通信用アンテナTbを備えたタグを、種々の物品に貼付されるラベルLに付設し、このRFIDタグTを用いて、無線による非接触の自動識別を行なう技術が普及してきている。
図7は、RFIDタグTが付設されたラベルLであり、ラベルLは、表示層Uと粘着層Bとから成り、表示層Uの裏面にRFIDタグTが付設されており、帯状の台紙Dに順次仮着されている。
RFIDタグTは、ICチップTaと通信用アンテナTbとから構成され、全体を覆うフィルム層Jにより保護されている。
このような、RFIDタグTが付設されたラベルLを物品に貼付するラベル貼付装置としては、従来、例えば、本願出願人が先に提案したものが知られている(特開2005−104521号公報掲載)。これは、ラベルLを台紙Dに仮着した状態で搬送するとともに、台紙Dより剥離したラベルLを吸着板により所定の吸着位置で吸着し、吸着板で吸着したラベルLを所定の貼付位置で物品に貼付するものである。
また、従来RFIDタグが付設されたラベルにおいて、通信可能距離を一定とするために、例えば、図8に示すようなラベルLも開発されている。このラベルLは、全体を折り曲げ可能な例えば3つの領域110,111,112に区画し、そのうち1つの領域110に、メモリチップTa及び通信用アンテナTbを搭載し、他の領域111,112にアンテナTbを搭載し、例えば、物品の角部を構成する3面に夫々の各領域110,111,112が面するように折曲して貼付し、通信条件を3方向において同様に行なうことができるようにしている(例えば、特開2003−212348号公報に掲載)。
しかし、上記従来のラベルLにおいて、周波数によっても異なるが、特に、UHF帯のRFIDタグTでは、ラベルLを貼付する物品の材質や内容物が電磁波を阻害するもの、例えば金属や水などの液体を含むものであった場合、物品の金属や液体の影響により電磁波が物品に吸収される、または乱反射により電磁波が乱れることにより、メモリチップTaの情報をリーダライタで読み書きできなくなることがあるという問題があった。
これを解決するために、例えば、図9に示すように、ラベルLを筒状中空物100を介して物品Wに貼付し、ラベルLと物品Wとの間に空隙部101を設け、RFIDタグTを物品Wから離間し、物品Wからの影響をできるだけ抑制することが有効になる(例えば、特開平11−240523号公報参照)。
特開2005−104521号公報 特開2003−212348号公報 特開平11−240523号公報
しかしながら、上記特許文献3のラベルLを物品に貼付するためには、ラベルLを筒状中空物100を介して物品Wに貼付しなければならず、別途筒状中空物100を用意しなければならない問題がある。
また、上記特許文献3のラベルLを物品に固定する方法として、ラベルLを筒状中空物100に貼付後、この筒状中空物100を物品に固定するには、接着剤やセロハンテープ等を用いて物品に固定しなければならず、上記従来のラベル貼付装置では対応できないことから、人的作業で上記固定方法を用いる場合は、その作業が煩わしいと共に作業効率が良くない問題がある。
更に、ラベルLが筒状中空物100を介して物品に貼付されるため、筒状中空物100が他のものと擦過した場合に筒状中空物100が取れてしまう、または筒状中空物100が貼付された物品を積み上げた場合に筒状中空物100により傾き積載できないなどの問題が考えられる。
本発明は上記の問題点に鑑みて為されたもので、RFIDタグが付設されたラベルにおいて、RFIDタグを特別な部材を用いることなく物品から離間させて物品に貼付できるようにし、物品からの影響をできるだけ抑制できるように貼付することのできるラベルを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明によれば、台紙に仮着され裏面に粘着剤が塗布されたラベルであって、該ラベルにメモリチップ及び通信用アンテナから成るRFIDタグを付設し物品に貼付するRFIDラベルにおいて、上記RFIDタグが付設された所定の大きさのタグ付設部を一般部に対して区画して設け、該タグ付設部は、上記一般部と連設する一辺及び上記一般部と分離可能な他辺とから成り、上記タグ付設部の一辺の延長線であって上記一般部を通る仕切線を境にして、該一般部を上記タグ付設部が連設される一方側貼付部及び上記タグ付設部と分離される他方側貼付部に区画するとともに、物品への貼付時に上記一般部若しくは上記タグ付設部の折り曲げにより該タグ付設部を該一般部から突出可能にしたことを特徴とするRFIDラベルである。
これにより、RFIDタグを特別な部材を用いることなく物品から離間させて物品に貼付できるようにし、物品からの影響をできるだけ抑制できるように貼付することのできる。
請求項2記載の発明によれば、上記タグ付設部の裏面側を非粘着または弱粘着とした構成のRFIDラベルである。
これにより、上記ラベルを物品に貼付した際、タグ付設部が物品などに着接せず突出させることができるので、取り扱いが容易になる。
請求項3記載の発明によれば、上記タグ付設部の他辺の内、上記一般部に隣接する他辺を上記一般部に対して切り込みまたはミシン目形成した構成のRFIDラベルである。
これにより、タグ付設部を突出させる際に、一般部との分離を容易に行なうことができる。
請求項4記載の発明によれば、上記ラベルの基材が、上記タグ付設部が上記一方側貼付部と面一の状態で該物品のコーナ部から突出できる剛性を有する基材または厚さで構成したRFIDラベルである。
請求項5記載の発明によれば、上記ラベルの裏面側に、上記タグ付設部が上記一方側貼付部と面一の状態で該物品のコーナ部から突出できる剛性を有するように、上記タグ付設部の一辺を跨ぐシート状の補強基材を設けたRFIDラベルである。
請求項6記載の発明によれば、上記ラベルの裏面側に、上記タグ付設部が上記一方側貼付部と面一の状態で該物品のコーナ部から突出できる剛性を有するように、上記タグ付設部及び該タグ付設部に連設する上記一般部の一方側貼付部の一部に補強基材を設けたRFIDラベルである。
上記により、タグ付設部を確実に突出させることができるとともに、突出したタグ付設部の姿勢を確実に保持することができ、外部からの衝撃に対してRFIDタグを保護する機能が向上する。
請求項7記載の発明によれば、上記タグ付設部を、上記ラベルの角部を構成する部位に形成したRFIDラベルである。
請求項8記載の発明によれば、上記タグ付設部を、その周囲に一般部が位置するように上記ラベルの中間部に形成したRFIDラベルである。
また、請求項9記載の発明によれば、請求項1記載のRFIDラベルの貼付方法であって、上記一般部の上記一方側貼付部及び上記他方側貼付部を物品のコーナ部を構成する一方平面及び他方平面に夫々対応させて上記仕切線で折曲して貼付した際、上記タグ付設部が上記一方側貼付部に連設した状態で該物品のコーナ部から突出させて貼付することを特徴とする。
仕切線で折曲して貼付するだけで、タグ付設部を物品から突出させることができるので、タグ付設部を別途引起こす工程が不要になり、そのため、作業効率が向上される。
更に、請求項10記載の発明によれば、請求項1記載のRFIDラベルの貼付方法であって、上記タグ付設部の一辺を折曲し、上記ラベルを物品に貼付した際、上記タグ付設部が上記一般部から立上がり物品から突出させて貼付することを特徴とする。
物品の平面に貼付した場合でも、タグ付設部の一辺を折曲するだけで、容易にタグ付設部を物品から起立させて突出させることができるので、物品からの影響をできるだけ抑制できるように貼付することのできる。
本発明のRFIDラベル及びRFIDラベルの貼付方法によれば、RFIDタグのあるタグ付設部を物品に対して突出させて起立させて貼付できるので、RFIDタグを物品から離間させて貼付することができる。そのため、RFIDタグを特別の部材を用いることなく物品から離間させてラベルを物品に貼付でき、物品からの影響をできるだけ抑制できるとともに、確実に情報の送受信を行なうことができる。
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施の形態に係るラベルについて詳細に説明する。
図1及び図2には、本発明の第一の実施の形態に係るラベルLを示している。
このラベルLは、表示層Uの裏面側に粘着剤が塗布された粘着層Bを有し、この裏面において帯状の台紙Dに順に仮着されている。また、表示層Uの裏面には、RFIDタグTが付設されている。
RFIDタグTは、ICチップTaと通信用アンテナTbとから構成され、全体を覆うフィルム層Jにより保護されている。
ラベルLは、台紙Dの長手方向Rに沿って長い長方形状に形成され、物品Wのコーナ部Wcであってコーナ部Wcを構成する一方平面Wa及び他方平面Wbに折曲されて貼付されるものである。
そして、RFIDタグTが付設された所定の大きさの矩形状のタグ付設部1が一般部2に対して区画して設けられている。このタグ付設部1は、その周囲に一般部2が位置するようにラベルLの中間部であって、各辺がラベルLの外側の各辺に夫々平行になるように形成されている。
タグ付設部1は、台紙Dの長手方向R下流に位置する一辺3が一般部2に連設され、他辺4(他の3つの辺)は一般部2から分離され、物品Wに対する貼付時に一般部2の折り曲げにより一般部2から突出可能に形成されている。タグ付設部1の一般部2に隣接する他辺4は、一般部2に対して切り込みHが形成されている。
尚、切り込みHをマイクロミシン等のミシン目形成をしても良く適宜変更して構わない。
この一般部2は、タグ付設部1の一辺3の延長線であって一般部2を通る仕切線Pを境にして、タグ付設部1が連設される一方側貼付部5及びタグ付設部1と分離される他方側貼付部6に区画されるとともに、仕切線Pにおいて折曲可能に形成されている。そして、図1に示すように、一般部2の一方側貼付部5及び他方側貼付部6を物品Wのコーナ部Wcを構成する一方平面Wa及び他方平面Wbに夫々対応させて仕切線Pで折曲して貼付した際、タグ付設部1が一方側貼付部5に連設された状態で物品Wのコーナ部Wcから突出できるように形成されている。
表示層Uは、一般部2の一方側貼付部5及び他方側貼付部6を物品Wのコーナ部Wcを構成する一方平面Wa及び他方平面Wbに夫々対応させて仕切線Pで折曲して貼付した際、タグ付設部1が一方側貼付部5と面一の状態で物品Wのコーナ部Wcから突出できる剛性を有する材質及び厚さを有して構成されている。
詳しくは、表示層Uは、例えば、上質紙,アート紙,コート紙などで形成される紙基材の場合には、厚さtがt=70μm以上に形成され、ポリエチレン(PE),ポリプロピレン(PP),ポリエチレンテレフタレート(PET),ポリスチレン(PS),ポリウレタン等の樹脂フィルム基材や、ポリエチレンやポリプロピレン等に充填剤を加えて紙のような繊維状に加工した合成紙基材の場合は、厚さtがt=50μm以上に形成されることが望ましい。
また、タグ付設部1の裏面は、粘着剤が塗布されていない構成としている。これは、物品Wの部位にタグ付設部1が接着しないように、台紙Dにタグ付設部1と同形状の切り込みを入れ、タグ付設部1と台紙Dとが仮着した状態で突出可能とする。または、網点状に粘着剤を塗布するなどとしても良いが、タグ付設部1の裏面に粘着剤を塗布しない構成とすることで、ラベルLを物品Wのコーナ部Wcで折曲して貼付した際、タグ付設部1が物品Wから突出し易くなる。
図3には、本発明の第二の実施の形態に係るラベルLを示している。
このラベルLは、上記第一の実施の形態に係るラベルLと略同様に構成されるが、第一の実施の形態のラベルLと異なって、タグ付設部1が一方側貼付部5と面一の状態で物品Wのコーナ部Wcから突出できる剛性を有するように、シート状の補強基材Ka、Kbが設けられている。
補強基材Kaは、表示層Uと同じ大きさに形成され、表示層Uに接着されている。RFIDタグT及び粘着層Bは、この補強基材Kaの裏面に設けられている。
補強基材Kbは、タグ付設部1及びタグ付設部1に連設する一般部2の一方側貼付部5の一部のみに設けられ、RFIDタグTの裏面側に設けられている。
補強基材Ka、Kbは、例えば、樹脂フィルム基材や合成紙基材で構成されると共に、タグ付設部1の一般部2に隣接する他辺4に切り込みHが形成されており、タグ付設部1が突出して設けられた場合に、その姿勢を保持する剛性が増加させられ、外部からの衝撃に対してRFIDタグTを保護する機能が向上させられる。
また、タグ付設部1の裏面(補強基材Kb)には、粘着剤が塗布されていない構成としている。これは、上記第一の実施の形態に係るラベルLと同様に、ラベルLを物品Wのコーナ部Wcで折曲して貼付した際、タグ付設部1が物品Wより突出し易くするためである。
尚、上記第二の実施の形態に係るラベルLの構成で、補強基材Ka、Kbを用いて説明したが、補強基材Kbを省き補強基材Kaのみの構成としても良く、または補強基材Kaを省き補強基材Kbのみの構成としても良く、適宜変更して構わない。
図4には、本発明の第三の実施の形態に係るラベルLを示している。
このラベルLは、上記第一の実施の形態に係るラベルLと略同様に構成されるが、第一の実施の形態のラベルLと異なって、タグ付設部1がラベルLの角部を構成する部位に形成され、各辺がラベルLの外側の各辺に夫々平行になるように形成されている。
タグ付設部1は、台紙Dの長手方向R下流に位置する一辺3が一般部2に連設され、一般部2に隣接する1つの他辺4(A)及びラベルLの外周を構成する2つの他辺4(B,C)は一般部2から分離され、物品Wに対する貼付時に一般部2の折り曲げにより一般部2から突出可能に形成されている。タグ付設部1の他辺4の内、一般部2に隣接する他辺4(A)は、一般部2に対して切り込みHが形成されている。
この一般部2は、タグ付設部1の一辺3の延長線であって一般部2を通る仕切線Pを境にして、タグ付設部1が連設される一方側貼付部5及びタグ付設部1と分離される他方側貼付部6に区画されるとともに、仕切線Pにおいて折曲可能に形成されている。そして、図4に示すように、一般部2の一方側貼付部5及び他方側貼付部6を物品Wのコーナ部Wcを構成する一方平面Wa及び他方平面Wbに夫々対応させて仕切線Pで折曲して貼付した際、タグ付設部1が一方側貼付部5に連設された状態で物品Wのコーナ部Wcから突出できるように形成されている。
尚、本発明の第三の実施の形態に係るラベルLの層の構成は、上記第一の実施の形態に係るラベルLと同様である。また、上記第二の実施の形態と同様に、補強基材Ka、Kbを用いる層の構成としてよいことは勿論である。
図5には、本発明の第四の実施の形態に係るラベルLを示している。
このラベルLは、物品Wの平面に貼付されるものであり、第一乃至第二の実施の形態に係るラベルLと略同様に形成されている。
本発明の第四の実施の形態に係るラベルLを貼付するときは、吸着板を備えた周知のラベル貼付装置(図示せず)を用いることが容易に行なわれる。この周知のラベル貼付装置においては、ラベルLを台紙に仮着した状態で搬送するとともに、吸着板により台紙に仮着されたラベルLを所定の吸着位置で吸着して剥離し、所定の貼付位置で物品Wに貼付する。
そして、このラベルLが物品Wに貼付された状態で、図5(b)に示すように、タグ付設部1をその一辺3で折り曲げ、一般部2から引起こして突出させる。タグ付設部1の裏面には、粘着剤が塗布されていないため、タグ付設部1を物品Wから容易に突出させることができる。
そのため、上記第一乃至第二の実施の形態のラベルLと同様の作用,効果を奏する。
また、従来のラベル貼付装置でも使用可能であるため、自動化による作業効率の向上を行うことができる。
図6には、本発明の第五の実施の形態に係るラベルLを示している。
このラベルLは、物品Wの平面に貼付されるものであり、第三の実施の形態に係るラベルLと略同様に形成されている。
本発明の第五の実施の形態に係るラベルLを貼付するときは、吸着板を備えた周知のラベル貼付装置(図示せず)を用いることが容易に行なわれる。この周知のラベル貼付装置においては、ラベルLを台紙に仮着した状態で搬送するとともに、吸着板により台紙に仮着されたラベルLを所定の吸着位置で吸着して剥離し、所定の貼付位置で物品Wに貼付する。
そして、このラベルLが物品Wに貼付された状態で、図6(b)に示すように、タグ付設部1をその一辺3で折り曲げ、一般部2から引起こして突出させる。タグ付設部1の裏面には、粘着剤が塗布されていないため、タグ付設部1を物品Wから容易に突出させることができる。
そのため、上記第三の実施の形態のラベルLと同様の作用,効果を奏する。
また、従来のラベル貼付装置でも使用可能であるため、自動化による作業効率の向上を行うことができる。
尚、上記第一乃至第五の実施の形態では、タグ付設部1を矩形状で説明したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、タグ付設部1を半円形状や台形状などの形状にしても良く、適宜の形状に変更して差支えないことは勿論である。
また、本発明の第一乃至第五の実施の形態に係るラベルLの他の効果として、タグ付設部1は突出するので、物品の使用目的が終了した後は、容易に切除することができることから、ICチップTaに記憶された情報の漏洩を容易に防止すると共に、ラベルLを貼付した物品Wの梱包素材がダンボール等リサイクル可能なものであった場合は、ICチップTaを含むタグ付設部を容易に分別することができる。
更にまた、タグ付設部1は突出するので、この部分に色や蛍光色を付せば、積載時や倉庫内の暗い部屋でも容易にラベルを認識することができ、読み取り用のスキャナを的確にラベルに向けてデータの読み取り等の作業を行なうことができるようになる等種々の効果を奏する。
本発明の第一の実施の形態に係るラベルをその貼付状態とともに示す図である。 本発明の第一の実施の形態に係るラベルを示し、(a)は平面図、(b)は、横断面図である。 本発明の第二の実施の形態に係るラベルを示し、(a)は平面図、(b)は、横断面図である。 本発明の第三の実施の形態に係るラベルをその貼付状態とともに示す図である。 本発明の第四の実施の形態に係るラベルをその貼付状態とともに示す図である。 本発明の第五の実施の形態に係るラベルをその貼付状態とともに示す図である。 RFIDタグTが付設されたラベルLの一般例を示す図である。 従来のRFIDタグが付設されたラベルの貼付例を示す断面図である。 従来のRFIDタグが付設されたラベルの別の貼付例を示す断面図である。
符号の説明
L ラベル
U 表示層
B 粘着層
D 台紙
J フィルム層
H 切り込み
R 台紙の長手方向
T RFIDタグ
Ta メモリチップ
Tb 通信用アンテナ
Ka、Kb 補強基材
1 タグ付設部
2 一般部
3 一辺
4 他辺
P 仕切線(延長線)
5 一方側貼付部
6 他方側貼付部
W 物品
Wa 一方平面
Wb 他方平面
Wc コーナ部

Claims (10)

  1. 台紙に仮着され裏面に粘着剤が塗布されたラベルであって、
    該ラベルにメモリチップ及び通信用アンテナから成るRFIDタグを付設し物品に貼付するRFIDラベルにおいて、
    上記RFIDタグが付設された所定の大きさのタグ付設部を一般部に対して区画して設け、該タグ付設部は、上記一般部と連設する一辺及び上記一般部と分離可能な他辺とから成り、上記タグ付設部の一辺の延長線であって上記一般部を通る仕切線を境にして、該一般部を上記タグ付設部が連設される一方側貼付部及び上記タグ付設部と分離される他方側貼付部に区画するとともに、物品への貼付時に上記一般部若しくは上記タグ付設部の折り曲げにより該タグ付設部を上記他方側貼付部から分離し該一般部から突出可能にしたことを特徴とするRFIDラベル。

  2. 上記タグ付設部の裏面側を非粘着または弱粘着としたことを特徴とする請求項1記載のRFIDラベル。
  3. 上記タグ付設部の他辺の内、上記一般部に隣接する他辺を上記一般部に対して切り込みまたはミシン目形成したことを特徴とする請求項1または2記載のRFIDラベル。
  4. 上記ラベルの基材が、上記タグ付設部が上記一方側貼付部と面一の状態で該物品のコーナ部から突出できる剛性を有する基材または厚さで構成したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のRFIDラベル。
  5. 上記ラベルの裏面側に、上記タグ付設部が上記一方側貼付部と面一の状態で該物品のコーナ部から突出できる剛性を有するように、上記タグ付設部の一辺を跨ぐシート状の補強基材を設けたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のRFIDラベル。
  6. 上記ラベルの裏面側に、上記タグ付設部が上記一方側貼付部と面一の状態で該物品のコーナ部から突出できる剛性を有するように、上記タグ付設部及び該タグ付設部に連設する上記一般部の一方側貼付部の一部に補強基材を設けたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のRFIDラベル。
  7. 上記タグ付設部を、上記ラベルの角部を構成する部位に形成したことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のRFIDラベル。
  8. 上記タグ付設部を、その周囲に一般部が位置するように上記ラベルの中間部に形成したことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のRFIDラベル。
  9. 請求項1記載のRFIDラベルの貼付方法であって、
    上記一般部の上記一方側貼付部及び上記他方側貼付部を物品のコーナ部を構成する一方平面及び他方平面に夫々対応させて上記仕切線で折曲して貼付した際、上記タグ付設部が上記一方側貼付部に連設した状態で該物品のコーナ部から突出させて貼付することを特徴とするRFIDラベルの貼付方法。
  10. 請求項1記載のRFIDラベルの貼付方法であって、
    上記タグ付設部の一辺を折曲し、上記ラベルを物品に貼付した際、上記タグ付設部が上記一般部から立上がり物品から突出させて貼付することを特徴とするRFIDラベルの貼付方法。


JP2005219873A 2005-07-29 2005-07-29 Rfidラベル及びrfidラベルの貼付方法 Active JP4769042B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005219873A JP4769042B2 (ja) 2005-07-29 2005-07-29 Rfidラベル及びrfidラベルの貼付方法
PCT/JP2006/314432 WO2007013357A1 (ja) 2005-07-29 2006-07-20 Rfidラベル貼付方法、rfidラベル貼付装置、及びrfidラベル
DE112006000069T DE112006000069B4 (de) 2005-07-29 2006-07-20 RFID-Etikett-Anbringungsverfahren, RFID-Etikett-Anbringungsvorrichtung und RFID-Etikett
US11/719,632 US7969309B2 (en) 2005-07-29 2006-07-20 RFID label attaching method, RFID label attaching device, and RFID label

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005219873A JP4769042B2 (ja) 2005-07-29 2005-07-29 Rfidラベル及びrfidラベルの貼付方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007034867A JP2007034867A (ja) 2007-02-08
JP4769042B2 true JP4769042B2 (ja) 2011-09-07

Family

ID=37794026

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005219873A Active JP4769042B2 (ja) 2005-07-29 2005-07-29 Rfidラベル及びrfidラベルの貼付方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4769042B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4815207B2 (ja) * 2005-12-13 2011-11-16 株式会社サトー Rfidラベル
JP4914095B2 (ja) * 2006-03-28 2012-04-11 サトーホールディングス株式会社 Rfidラベルおよびその貼付け方法
JP5194810B2 (ja) * 2008-01-10 2013-05-08 凸版印刷株式会社 Icタグ付きフォルダ
JP5197204B2 (ja) * 2008-07-23 2013-05-15 トッパン・フォームズ株式会社 Rfidラベル
JP5775735B2 (ja) * 2011-04-25 2015-09-09 リンテック株式会社 シート貼付装置および貼付方法
JP5868759B2 (ja) * 2012-03-29 2016-02-24 サトーホールディングス株式会社 Rfidタグおよびその取付け方法
JP2012232853A (ja) * 2012-09-03 2012-11-29 Tenryu Composite Co Ltd 繊維強化樹脂製コア
JP2020091734A (ja) * 2018-12-06 2020-06-11 株式会社フジクラ 設置方法、管理方法、rfid物品、及び、rfid物品の製造方法
JP2020091733A (ja) * 2018-12-06 2020-06-11 株式会社フジクラ Rfidタグ

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002123805A (ja) * 2000-10-17 2002-04-26 Dainippon Printing Co Ltd 非接触icタグ付きラベル
JP4167425B2 (ja) * 2002-01-23 2008-10-15 トッパン・フォームズ株式会社 Rf−idメディアを用いた物品管理システム
JP2004264142A (ja) * 2003-02-28 2004-09-24 Takachiho Koeki Kk 冊子用商品管理タグ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007034867A (ja) 2007-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4769042B2 (ja) Rfidラベル及びrfidラベルの貼付方法
WO2007013357A1 (ja) Rfidラベル貼付方法、rfidラベル貼付装置、及びrfidラベル
JP4776007B2 (ja) Rfidラベル及びrfidラベルの貼付方法
JP4750455B2 (ja) Rfidタグセット、rfidタグ、およびrfidタグ部品
JP4739010B2 (ja) 電子タグおよびそれを貼付した金属製物品
JP4799243B2 (ja) Rfidラベルおよびrfidラベルの使用方法
JP2005196377A (ja) Rfidタグラベル
JP2006003497A (ja) Icタグ付きラベル、及びicタグ付き容器
JP2007241561A (ja) Icタグラベル及びicタグラベルの製造方法
JP2010128772A (ja) Rfidラベルおよびその貼付方法
JP4815207B2 (ja) Rfidラベル
JP4848149B2 (ja) ラベル貼付装置
JP2007187767A (ja) 引き起しrfidタックラベル
JP7162441B2 (ja) Rfidタグ及びこれが貼り付けられた帳票
JP2007079831A (ja) Icタグの取付構造及びicタグ付ラベル
JP5183338B2 (ja) Rfidラベルシート及びrfidラベル
JP2009080520A (ja) Icタグ、icタグロール
JP2011070344A (ja) Rfidタグ
JP2010026679A (ja) Rfidラベル
JP2007065088A (ja) Rfidタグおよびrfidラベル
JP5035975B2 (ja) 無線タグ
JP4848148B2 (ja) ラベル貼付装置
JP5171562B2 (ja) Rfidラベルシート及びrfidラベル
JP2007026047A (ja) Icタグの取付構造
JP4802587B2 (ja) Icタグの貼付構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080704

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110425

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110520

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110606

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110617

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4769042

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140624

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140624

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140624

Year of fee payment: 3

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140624

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140624

Year of fee payment: 3

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140624

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250