JP2020091733A - Rfidタグ - Google Patents

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佳英 諏佐
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Abstract

【課題】折り曲げることが容易なRFIDタグを実現する。【解決手段】RFIDタグ(12)には、切り込み(122)が形成されている。切り込み(122)は、アンテナ回路(121)を含む第1の部分(12b1)とアンテナ回路(121)を含まない第2の部分(12b2)とにRFIDタグ(12)を分ける線分(MN)と2点(P,Q)で交わる。【選択図】図3

Description

本発明は、RFIDタグに関する。
近年、RFIDタグを用いて各種物体を管理する技術に注目が集まっている。RFIDタグを開示した文献としては、例えば、特許文献1〜2が挙げられる。
特開2006−74266号 特開2007−140940号
RFIDタグは、良好な無線通信を実現するために、折り曲げて利用されることがある。しかしながら、RFIDタグを折り曲げることは、容易ではない。特に、曲面に沿うように湾曲したRFIDタグ(例えば、曲面を成す物体の表面に貼り付けられたRFIDタグ)を折り曲げることは、困難である。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、折り曲げることが容易なRFIDタグを実現することにある。
本発明の一態様に係るRFIDタグは、アンテナ回路を有するRFIDタグであって、当該RFIDタグには、切り込みが形成されており、上記切り込みは、上記アンテナ回路を含む第1の部分と上記アンテナ回路を含まない第2の部分とに上記RFIDタグを分ける線分と少なくとも2点で交わる、ことを特徴とする。
本発明の一態様に係るRFIDタグにおいて、当該RFIDタグの平面視形状は、第1の辺、上記第1の辺と交わる第2の辺及び第3の辺、並びに、上記第1の辺と向かい合う第4の辺を外縁とする形状であり、上記線分は、上記第2の辺上の点を始点とし、上記第3の辺上の点を終点とする線分であり、上記アンテナ回路は、上記線分よりも上記第1の辺に近い側に形成されている、ことが好ましい。
本発明の一態様に係るRFIDタグにおいて、上記切り込みは、第1の直線部、第2の直線部、及び第3の直線部を有しており、上記第2の直線部の端部又は中間部は、上記第1の直線部の一方の端部と交わり、上記第3の直線部の端部又は中間部は、上記第1の直線部の他方の端部と交わる、ことが好ましい。
本発明の一態様に係るRFIDタグにおいて、上記切り込みは、V字型、U字型、又はこれらを組み合わせた形状である、ことが好ましい。
本発明の一態様に係るRFIDタグにおいて、上記第2の部分には、当該RFIDタグを物体に貼り付けるための粘着層が形成されている、ことが好ましい。
本発明の一態様に係るRFIDタグにおいて、上記切り込みにより囲まれた舌片は、上記第1の部分において該舌片以外の部分から切り離し可能に構成されている、ことが好ましい。
本発明の一態様に係るRFIDタグにおいて、上記切り込みにより囲まれた舌片は、上記第2の部分において該舌片以外の部分から切り離し可能に構成されている、ことが好ましい。
本発明の一態様に係るRFIDタグは、上記線分の端部が稜線となるように折り曲げられており、上記第2の部分は、湾曲している、ことが好ましい。
本発明によれば、折り曲げることが容易なRFIDタグを実現することができる。
(a)は、RFIDロールの斜視図である。(b)は、RFIDロール、シャフト、及びタグリーダの斜視図である。 (a)〜(c)は、それぞれ、設置方法の各段階におけるロール及びRFIDタグの斜視図である。 本発明の一実施形態に係るRFIDタグの構成を示す図である。(a)は、ロールに設置する前のRFIDタグの平面図であり、(b)は、ロールに設置した後のRFIDタグの斜視図である。 図3に示すRFIDタグの第1の変形例を示す図である。(a)は、ロールに設置する前のRFIDタグの平面図であり、(b)は、ロールに設置した後のRFIDタグの斜視図である。 図3に示すRFIDタグの第2の変形例を示す図である。(a)は、ロールに設置する前のRFIDタグの平面図であり、(b)は、ロールに設置した後のRFIDタグの斜視図である。 (a)は、図3に示すRFIDタグの第3の変形例の平面図である。(b)は、図3に示すRFIDタグの第4の変形例の平面図である。(c)は、図3に示すRFIDタグの第5の変形例の平面図である。(d)は、図3に示すRFIDタグの第6の変形例の平面図である。(e)は、図3に示すRFIDタグの第7の変形例の平面図である。 (a)は、展開された状態のRFIDタグの斜視図であり、(b)は、展開された状態のRFIDタグの断面図であり、(c)は、折り畳まれた状態のRFIDタグの斜視図であり、(d)は、折り畳まれた状態のRFIDタグの断面図である。 他のRFIDロールの斜視図である。
≪実施形態≫
〔RFIDロール〕
RFIDロール1の構成について、図1を参照して説明する。図1において、(a)は、RFIDロール1の斜視図であり、(b)は、RFIDロール1、シャフト5、及びタグリーダ6の斜視図である。なお、本明細書において、「RFIDロール」とは、RFIDの機能が付与されたロールのことを指す。
RFIDロール1は、図1の(a)に示すように、ロール11(特許請求の範囲における「物体」の一例)と、RFIDタグ12と、を備えている。ロール11は、管状芯材111と、導体112と、を有している。導体112は、図1の(a)に示すように、管状芯材111に巻き付けられている。RFIDタグ12は、アンテナ回路121を有している。アンテナ回路121は、図1の(b)に示すように、タグリーダ6と無線通信を行うために用いられる。
なお、本実施形態において、管状芯材111は、紙管(紙製の管状芯材)である。ただし、管状芯材111の材料は、紙以外の絶縁体(誘電体)であってもよい。紙以外の絶縁体としては、例えば、プラスチックが挙げられる。また、本実施形態において、導体112は、面状の導体である。面状の導体としては、例えば、銅箔などの金属箔が挙げられる。なお、導体112は、線状の導体であってもよい。線状の導体としては、例えば、銅線などの金属線が挙げられる。
RFIDロール1は、図1の(b)に示すように、不図示の製造装置に設けられた導体製(例えば、金属製)のシャフト5に装着することが可能である。RFIDロール1は、シャフト5に装着された状態であっても、アンテナ回路121を用いてタグリーダ6と良好な無線通信を行えるよう、以下の特徴を有している。
RFIDロール1の第1の特徴は、アンテナ回路121が導体112と重ならないように、RFIDタグ12が管状芯材111の内側面に貼り付けられている点である。これにより、アンテナ回路121から出力される電磁波、及び/又は、アンテナ回路121に入力される電磁波が導体112に遮蔽されることによって生じ得る、RFIDタグ12の無線通信性能の低下を抑えるという効果(以下、「第1の効果」とも記載)を奏する。
RFIDロール1の第2の特徴は、アンテナ回路121が管状芯材111の中心軸Lから遠ざかるように、RFIDタグ12が折り曲げられている点である。これにより、RFIDロール1をシャフト5に装着したときに、アンテナ回路121が金属製のシャフト5に近接することによって生じ得る、RFIDタグ12の無線通信性能の低下を抑えるという効果(以下、「第2の効果」とも記載)を奏する。なお、管状芯材111の中心軸Lは、管状芯材111を回転体と見做したときの回転軸に一致する。
〔RFIDタグの設置方法〕
ロール11にRFIDタグ12を設置する設置方法Sの流れについて、図2を参照して説明する。図2において、(a)〜(c)は、それぞれ、設置方法Sの各段階におけるロール11及びRFIDタグ12の斜視図である。
設置方法Sは、図2に示すように、貼付工程S1と、折曲工程S2と、を含んでいる。
貼付工程S1は、アンテナ回路121が導体112と重ならないように、RFIDタグ12を管状芯材111の内側面に貼り付ける工程である。図2の(a)は、貼付工程S1を実施する前の段階におけるロール11及びRFIDタグ12を示している。図2の(b)は、貼付工程S1を実施した後(折曲工程S2を実施する前)の段階におけるロール11及びRFIDタグ12を示している。
折曲工程S2は、アンテナ回路121が管状芯材111の中心軸Lから遠ざかるように、RFIDタグ12を折り曲げる工程である。図2の(b)は、折曲工程S2を実施する前(貼付工程S1を実施した後)の段階におけるロール11及びRFIDタグ12を示している。図2の(c)は、折曲工程S2を実施した後の段階におけるロール11及びRFIDタグ12を示している。
このような設置方法Sによれば、上述した第1の特徴及び第2の特徴を有するRFIDロール1を実現することができる。換言すれば、上述した第1の効果及び第2の効果を奏するRFIDロール1を実現することができる。
〔RFIDロールの製造方法〕
RFIDロール1の製造は、(1)ロール11を準備するロール準備工程と、(2)RFIDタグ12を準備するタグ準備工程と、(3)ロール11にRFIDタグ12を設置するタグ設置工程と、を実施することによって実現することが可能である。タグ設置工程は、上述した設置方法Sに従って実施される。
このような製造方法によれば、上述した第1の特徴及び第2の特徴を有するRFIDロール1を製造することができる。換言すれば、上述した第1の効果及び第2の効果を奏するRFIDロール1を製造することができる。
〔RFIDタグ〕
RFIDタグ12の構成について、図3を参照して説明する。図3において、(a)は、ロール11に設置する前のRFIDタグ12の平面図であり、(b)は、ロール11に設置した後のRFIDタグ12の斜視図である。
RFIDタグ12の平面視形状は、第1の辺12a1、第2の辺12a2、第3の辺12a3、及び第4の辺12a4を外縁とする四角形(図示した例では、長方形)である。ここで、第2の辺12a2及び第3の辺12a3は、第1の辺12a1と交わる(図示した例では、直角に交わる)辺であり、第4の辺12a4は、第1の辺12a1と向かい合う(図示した例では、平行に向かい合う)辺である。なお、図3においては、RFIDタグ12の平面視形状を長方形とする構成を例示しているが、これに限定されない。すなわち、RFIDタグ12の平面視形状は、長方形以外の四角形であってもよいし、四角形以外の多角形(例えば、三角形、五角形、六角形等)であってもよいし、多角形以外の図形であってもよい。
RFIDタグ12は、アンテナ回路121を含んでいる。アンテナ回路121は、第1の辺12a1に沿って形成されている。RFIDタグ12は、第2の辺12a2上の点Mを始点とし、第3の辺12a3上の点Nを終点とする線分MN、すなわち、第1の辺12a1に沿う方向(図示した例では、第1の辺12a1に平行な方向)にRFIDタグ12を横断する線分MNによって、アンテナ回路121を含む第1の部分12b1と、アンテナ回路121を含まない第2の部分12b2と、に二分される。第1の部分12b1は、RFIDタグ12のうち、線分MNよりも第1の辺12a1に近い側にある部分である。一方、第2の部分12b2は、RFIDタグ12のうち、線分MNよりも第4の辺12a4に近い側にある部分である。後述するように、線分MNは、RFIDタグ12を折り曲げる際の折り目となる。
RFIDタグ12には、切り込み122が形成されている。切り込み122は、線分MNと2つの点P,Qで交わる。第1の点Pは、RFIDタグ12の中心線L’よりも第2の辺12a2に近い側に位置している。一方、第2の点Qは、RFIDタグ12の中心線L’よりも第3の辺12a3に近い側に位置している。ここで、RFIDタグ12の中心線L’は、例えば、線分MNと直交する直線のうち、RFIDタグ12を面積の等しい2つの部分に分割する直線である。
本実施形態において、切り込み122は、第1の直線部122a1と、第2の直線部122a2と、第3の直線部122a3と、により構成されている。第1の直線部122a1は、第1の辺12a1に沿う方向(図示した例では、第1の辺12a1に平行な方向)に延在している。第2の直線部122a2は、第1の辺12a1に交わる方向(図示した例では、第1の辺12a1に垂直な方向)に延在しており、点Pにおいて線分MNと交差している。第1の直線部122a1の端部のうち、第2の辺12a2に近い方の端部は、第2の直線部122a2の端部のうち、第1の辺12a1から遠い方の端部とL字型に交わっている。第3の直線部122a3は、第1の辺12a1に交わる方向(図示した例では、第1の辺12a1に垂直な方向)に延在しており、点Qにおいて線分MNと交差している。第1の直線部122a1の端部のうち、第3の辺12a3に近い方の端部は、第3の直線部122a3の端部のうち、第1の辺12a1から遠い方の端部とL字型に交わっている。このような切り込み122は、打ち抜き加工によって容易に形成することができる。
RFIDタグ12の第2の部分12b2には、貼付領域12cが設けられている。貼付領域12cは、RFIDタグ12をロール11に設置する際に、管状芯材111の内側面に貼り付けられる領域である。貼付領域12cにおいて、RFIDタグ12の表面は、粘着層123によって覆われており、粘着層123は、剥離紙124によって覆われている。剥離紙124を剥がせば、粘着層123を介してRFIDタグ12の表面を管状芯材111の内側面に容易に貼り付けることができる。
以上のように、RFIDタグ12には、切り込み122が形成されており、この切り込み122は、第1の部分12b1と第2の部分12b2とにRFIDタグ12を分ける線分MNと2点P,Qで交わる。このため、RFIDタグ12を管状芯材111の内側面に貼り付けたときのように、第2の部分12b2が曲面に沿って湾曲している場合であっても、第1の部分12b1が管状芯材111の中心軸Lから遠ざかるように、RFIDタグ12を折り曲げることが容易になる。なぜなら、切り込み122が形成されていない場合、RFIDタグ12を折り曲げる際に、線分MNの全体が稜線となるように折り曲げる必要があるのに対して、切り込み122が形成されている場合、RFIDタグ12を折り曲げる際に、線分MNの端部(線分MNから線分PQを除いた部)のみが稜線となるように折り曲げる(図3の(b)参照)ことができるからである。すなわち、切り込み122が形成されていない場合と比べ、折り曲げる部分が減るからである。なお、切り込み122と線分MNと2点P,Qと交わる態様には、(1)2点P,Qの両方が切り込み122の中間点(始点でも終点でもない点)となる図示した態様の他に、(2)2点P,Qの一方が切り込み122の始点となり、2点P,Qの他方が切り込み122の中間点となる態様、(3)2点P,Qの一方が切り込み122の終点となり、2点P,Qの他方が切り込み122の中間点となる態様、(4)2点P,Qの一方が切り込み122の始点となり、2点P,Qの他方が切り込み122の終点となる態様を含む。
なお、RFIDタグ12において、切り込み122に三方を囲まれた領域は、舌片125を構成する。本実施形態においては、切り込み122を構成する第1の直線部122a1、第2の直線部122a2、及び第3の直線部122a3に三方を囲まれた長方形状の領域が舌片125となる。この舌片125は、図3の(a)に示すように、第2の部分12b2において舌片125以外の部分か切り離し可能に構成されている(本実施形態においては、実際に切り離されている)。また、この舌片125は、第1の部分12b1において舌片125以外の部分と繋がっている。このため、RFIDタグ12を折り曲げる際、舌片125は、図3の(b)に示すように、第2の部分12b2から切り離され、第1の部分12b1と共に起き上がる。したがって、折り曲げられたRFIDタグ12において、舌片125が第1の部分12b1よりも手前側(第2の部分12b2側と反対側)に突き出ることを、防止或いは抑制することができる。このため、第1の部分12b1よりも手前側において舌片125が障害物(例えば、製造装置)と干渉することを、防止或いは抑制することができる。また、例えば、シャフト5と舌片125とが干渉しないように、ロール11にRFIDタグ12を設置する設置方法を適宜調整したり、舌片125の形状を適宜変形したりした場合等には、第1の部分12b1よりも手前側においてシャフト5の表面やシャフト5の表面よりも上側に設けられた物体(例えば、安全カバー)に舌片125が干渉することが抑制できる(換言すれば、第1の部分12b1よりも手前側において、シャフト5の表面に物体を設けるスペースを広くすることができる)。なお、上記では、シャフト5と舌片125とが干渉しないように、ロール11にRFIDタグ12を設置する設置方法を適宜調整したり、舌片125の形状を適宜変形したりした場合を記載しているが、物体に舌片125が干渉することが抑制できれば必須ではない。ただし、シャフト5とRFIDタグ12とが十分に設置できるようにする観点から、ロール11にRFIDタグ12を設置する設置方法を適宜調整したり、舌片125の形状を適宜変形したりしたほうが好ましい。
〔RFIDタグの第1の変形例〕
RFIDタグ12の第1の変形例について、図4を参照して説明する。以下、第1の変形例に係るRFIDタグ12を、RFIDタグ12Aと記載する。図4において、(a)は、ロール11に設置する前のRFIDタグ12Aの平面図であり、(b)は、ロール11に設置した後のRFIDタグ12Aの斜視図である。
RFIDタグ12とRFIDタグ12Aとの相違点は、切り込み122の形状である。RFIDタグ12Aにおいて、切り込み122は、第1の直線部122a1と、第2の直線部122a2と、第3の直線部122a3と、により構成されている。第1の直線部122a1は、第1の辺12a1に沿う方向(図示した例では、第1の辺12a1に平行な方向)に延在している。第2の直線部122a2は、第1の辺12a1に交わる方向(図示した例では、第1の辺12a1に垂直な方向)に延在しており、点Pにおいて線分MNと交差している。第1の直線部122a1の端部のうち、第2の辺12a2に近い方の端部は、第2の直線部122a2の端部のうち、第1の辺12a1に近い方の端部とL字型に交わっている。第3の直線部122a3は、第1の辺12a1に交わる方向(図示した例では、第1の辺12a1に垂直な方向)に延在しており、点Qにおいて線分MNと交差している。第1の直線部122a1の端部のうち、第3の辺12a3に近い方の端部は、第3の直線部122a3の端部のうち、第1の辺12a1に近い方の端部とL字型に交わっている。
すなわち、RFIDタグ12Aにおいて、切り込み122に三方を囲まれた領域は、舌片125を構成する。本実施形態においては、切り込み122を構成する第1の直線部122a1、第2の直線部122a2、及び第3の直線部122a3に三方を囲まれた長方形状の領域が舌片125となる。この舌片125は、図4の(a)に示すように、第1の部分12b1において舌片125以外の部分から切り離し可能に構成されている(本実施形態においては、実際に切り離されている)。また、この舌片125は、第2の部分12b2において舌片125以外の部分と繋がっている。このため、RFIDタグ12Aを折り曲げる際、舌片125は、図4の(b)に示すように、第1の部分12b1から切り離され、第2の部分12b2と共に湾曲した状態を維持する。したがって、折り曲げられたRFIDタグ12Aにおいて、舌片125が第2の部分12b2よりも下側(第1の部分12b1側と反対側)に突き出ることを、防止或いは抑制することができる。このため、第2の部分12b2よりも下側において舌片125が障害物(例えば、シャフト)と干渉することを、防止或いは抑制することができる。
〔RFIDタグの第2の変形例〕
RFIDタグ12の第2の変形例について、図5を参照して説明する。以下、第2の変形例に係るRFIDタグ12を、RFIDタグ12Bと記載する。図5において、(a)は、ロール11に設置する前のRFIDタグ12Bの平面図であり、(b)は、ロール11に設置した後のRFIDタグ12Bの斜視図である。
RFIDタグ12とRFIDタグ12Bとの相違点は、切り込み122の形状である。RFIDタグ12Bにおいて、切り込み122は、第1の直線部122a1と、第2の直線部122a2と、第3の直線部122a3と、第4の直線部122a4と、第5の直線部122a5と、により構成されている。第1の直線部122a1は、第1の辺12a1に沿う方向(図示した例では、第1の辺12a1に平行な方向)に延在しており、第2の部分12b2に含まれている。第2の直線部122a2は、第1の辺12a1に沿う方向(図示した例では、第1の辺12a1に平行な方向)に延在しており、第1の部分12b1に含まれている。第3の直線部122a3は、第1の辺12a1に交わる方向(図示した例では、第1の辺12a1に垂直な方向)に延在しており、点Pにおいて線分MNと交差している。第1の直線部122a1の端部のうち、第2の辺12a2に近い方の端部は、第3の直線部122a3の端部のうち、第1の辺12a1から遠い方の端部とL字型に交わっている。第4の直線部122a4は、第1の辺12a1に交わる方向(図示した例では、第1の辺12a1に垂直な方向)に延在しており、点Qにおいて線分MNと交差している。第2の直線部122a2の端部のうち、第3の辺12a3に近い方の端部は、第4の直線部122a4の端部のうち、第1の辺12a1から遠い方の端部とL字型に交わっている。第5の直線部122a5は、第1の辺12a1に交わる方向(図示した例では、第1の辺12a1に垂直な方向)に延在しており、点Rにおいて線分MNと交差している。第1の直線部122a1の端部のうち、第2の辺12a2から遠い方の端部は、第5の直線部122a5の端部のうち、第1の辺12a1から遠い方の端部とL字型に交わっている。また、第2の直線部122a2の端部のうち、第3の辺12a3から遠い方の端部は、第5の直線部122a5の端部のうち、第1の辺12a1に近い方の端部とL字型に交わっている。
すなわち、RFIDタグ12Bにおいて、切り込み122は、第1の部分12b1と第2の部分12b2とにRFIDタグ12Bを分ける線分MNと3点P,Q,Rで交わっている。そして、切り込み122のうち、第1の直線部122a1、第3の直線部122a3、及び第5の直線部122a5に三方を囲まれた領域(本実施形態においては長方形状の領域)である舌片125aは、図5の(a)に示すように、第2の部分12b2において舌片125a以外の部分から切り離されており、第1の部分12b1において舌片125a以外の部分と繋がっている。このため、RFIDタグ12Bを折り曲げる際、舌片125aは、図5の(b)に示すように、第2の部分12b2から切り離され、第1の部分12b1と共に起き上がる。一方、切り込み122のうち、第2の直線部122a2、第4の直線部122a4、及び第5の直線部122a5に三方を囲まれた領域(本実施形態においては長方形状の領域)である舌片125bは、図5の(b)に示すように、第1の部分12b1から切り離され、第2の部分12b2と共に湾曲した状態を維持する。
このように、切り込み122が線分MNと3点P,Q,Rで交わる場合であっても、第1の部分12b1が管状芯材111の中心軸Lから遠ざかるように、RFIDタグ12Bを折り曲げることが容易になるという効果を奏する。切り込み122が線分MNと4点以上で交わる場合であっても、同様の効果を奏することは明らかであろう。
〔RFIDタグのその他の変形例〕
RFIDタグ12のその他の変形例について、図6を参照して説明する。
図6の(a)は、RFIDタグ12の第3の変形例(以下、RFIDタグ12Cと記載)を示す平面図である。RFIDタグ12とRFIDタグ12Cとの相違点は、切り込み122の形状である。
RFIDタグ12においては、図3の(a)に示すように、第1の直線部122a1の端部のうち、第2の辺12a2に近い方の端部が、第2の直線部122a2の端部のうち、第1の辺12a1から遠い方の端部とL字型に交わっている。これに対して、RFIDタグ12Cにおいては、図6の(a)に示すように、第1の直線部122a1の端部のうち、第2の辺12a2に近い方の端部が、第2の直線部122a2の中間部とT字型に交わっている。
また、RFIDタグ12においては、図3の(a)に示すように、第1の直線部122a1の端部のうち、第3の辺12a3に近い方の端部は、第3の直線部122a3の端部のうち、第1の辺12a1から遠い方の端部とL字型に交わっている。これに対して、RFIDタグ12Cにおいては、図6の(a)に示すように、第1の直線部122a1の端部のうち、第3の辺12a3に近い方の端部が、第2の直線部122a2の中間部とT字型に交わっている。
このようなRFIDタグ12Cによっても、第1の部分12b1が管状芯材111の中心軸Lから遠ざかるようにRFIDタグ12Cを折り曲げることが容易になるという効果を奏する。
なお、第1の直線部122a1、第2の直線部122a2、及び第3の直線部122a3を個別に形成する場合において、RFIDタグ12Cでは、第1の直線部122a1の一方の端部と第2の直線部122a2の一方の端部との位置合わせ、及び、第1の直線部122a1の他方の端部と第3の直線部122a3の一方の端部との位置合わせの必要がない。このため、RFIDタグ12Cには、RFIDタグ12と比べて製造が簡単であるというメリットがある。
図6の(b)は、RFIDタグ12の第4の変形例(以下、RFIDタグ12Dと記載)を示す平面図である。RFIDタグ12とRFIDタグ12Dとの相違点は、切り込み122の形状である。
RFIDタグ12においては、図3の(a)に示すように、第1の直線部122a1の端部のうち、第2の辺12a2に近い方の端部が、第2の直線部122a2の端部のうち、第1の辺12a1から遠い方の端部とL字型に交わっている。これに対して、RFIDタグ12Dにおいては、図6の(b)に示すように、第1の直線部122a1の端部のうち、第2の辺12a2に近い方の端部が、第2の直線部122a2の中間部と十字型に交わっている。
また、RFIDタグ12においては、図3の(a)に示すように、第1の直線部122a1の端部のうち、第3の辺12a3に近い方の端部は、第3の直線部122a3の端部のうち、第1の辺12a1から遠い方の端部とL字型に交わっている。これに対して、RFIDタグ12Dにおいては、図6の(b)に示すように、第1の直線部122a1の端部のうち、第3の辺12a3に近い方の端部が、第2の直線部122a2の中間部と十字型に交わっている。
このようなRFIDタグ12Dによっても、第1の部分12b1が管状芯材111の中心軸Lから遠ざかるようにRFIDタグ12Dを折り曲げることが容易になるという効果を奏する。
なお、第1の直線部122a1、第2の直線部122a2、及び第3の直線部122a3を個別に形成する場合において、RFIDタグ12Dでは、第1の直線部122a1の一方の端部と第2の直線部122a2の一方の端部との位置合わせ、及び、第1の直線部122a1の他方の端部と第3の直線部122a3の一方の端部との位置合わせの必要がない。このため、RFIDタグ12Dには、RFIDタグ12と比べて製造が簡単であるというメリットがある。
図6の(c)は、RFIDタグ12の第5の変形例(以下、RFIDタグ12Eと記載)を示す平面図である。RFIDタグ12とRFIDタグ12Eとの相違点は、切り込み122の形状である。
RFIDタグ12においては、図3の(a)に示すように、第2の直線部122a2が、第1の辺12a1に垂直な方向に延在している。これに対して、RFIDタグ12Eにおいては、図6の(c)に示すように、第2の直線部122a2が、第1の直線部122a1から遠ざかるに従って第2の辺12a2に近づくように、斜め方向に延在している。
また、RFIDタグ12においては、図3の(a)に示すように、第3の直線部122a3が、第1の辺12a1に垂直な方向に延在している。これに対して、RFIDタグ12Eにおいては、図6の(c)に示すように、第3の直線部122a3が、第1の直線部122a1から遠ざかるに従って第3の辺12a3に近づくように、斜め方向に延在している。
このようなRFIDタグ12Eによっても、第1の部分12b1が管状芯材111の中心軸Lから遠ざかるようにRFIDタグ12Eを折り曲げることが容易になるという効果を奏する。
なお、図3の(a)に示すRFIDタグ12においては、切り込み122の第2の直線部122a2及び第3の直線部122a3を、第1の辺12a1と垂直な方向に形成する必要があるのに対して、図6の(c)に示すRFIDタグEにおいては、切り込み122の第2の直線部122a2及び第3の直線部122a3を、第1の辺12a1と垂直な方向に形成する必要がない。このため、RFIDタグ12Eには、RFIDタグ12ほど精密な加工を要さず、RFIDタグ12と比べて製造が簡単であるというメリットがある。
なお、図6の(c)においては、第1の直線部122a1と第2の直線部122a2とがL字型に交わる構成を例示しているが、本変形例はこれに限定されない。すなわち、第1の直線部122a1と第2の直線部122a2とは、図6の(a)に示すRFIDタグ12Cと同様、T字型に交わっていてもよいし、図6の(b)に示すRFIDタグ12Dと同様、十字型に交わってもよい。第1の直線部122a1と第3の直線部122a3との交わり方についても、同様のことが言える。この場合、(1)第1の直線部122a1の一方の端部と第2の直線部122a2の一方の端部との位置合わせ、及び、第1の直線部122a1の他方の端部と第3の直線部122a3の一方の端部との位置合わせの必要がなく、更に、(2)第2の直線部122a2及び第3の直線部122a3を、第1の辺12a1と垂直な方向に形成する必要がない。したがって、製造が更に簡単になるという効果を奏する。
図6の(d)は、RFIDタグ12の第6の変形例(以下、RFIDタグ12Fと記載)を示す平面図である。RFIDタグ12とRFIDタグ12Fとの相違点は、切り込み122の形状である。
RFIDタグ12においては、図3の(a)に示すように、切り込み122が、第1の直線部122a1、第2の直線部122a2、及び第3の直線部122a3からなるU字形状を有している。これに対して、RFIDタグ12Fにおいては、図6の(d)に示すように、切り込み122が、第1の直線部122a1及び第2の直線部122a2からなるV字形状を有している。
このようなRFIDタグ12Fによっても、第1の部分12b1が管状芯材111の中心軸Lから遠ざかるようにRFIDタグ12Fを折り曲げることが容易になるという効果を奏する。
なお、図3の(a)に示すRFIDタグ12においては、切り込み122の第2の直線部122a2及び第3の直線部122a3を、第1の辺12a1と垂直な方向に形成する必要があるのに対して、図6の(d)に示すRFIDタグFにおいては、切り込み122の第1の直線部122a1及び第2の直線部122a2を、第1の辺12a1と垂直な方向に形成する必要がない。このため、RFIDタグ12Fには、RFIDタグ12ほど精密な加工を要さず、RFIDタグ12と比べて製造が簡単であるというメリットがある。
なお、図6の(d)においては、第1の直線部122a1と第2の直線部122a2とがL字型に交わる構成を例示しているが、本変形例はこれに限定されない。すなわち、第1の直線部122a1と第2の直線部122a2とは、図6の(a)に示すRFIDタグ12Cと同様、T字型に交わっていてもよいし、図6の(b)に示すRFIDタグ12Dと同様、十字型に交わってもよい。この場合、(1)第1の直線部122a1の一方の端部と第2の直線部122a2の一方の端部との位置合わせの必要がなく、更に、(2)第1の直線部122a1及び第2の直線部122a2を、第1の辺12a1と垂直な方向に形成する必要がない。したがって、製造が更に簡単になるという効果を奏する。
図6の(e)は、RFIDタグ12の第7の変形例(以下、RFIDタグ12Gと記載)を示す平面図である。RFIDタグ12とRFIDタグ12Gとの相違点は、切り込み122の形状である。
RFIDタグ12においては、図3の(a)に示すように、切り込み122が、第1の直線部122a1、第2の直線部122a2、及び第3の直線部122a3からなるU字形状を有している。これに対して、RFIDタグ12Gにおいては、図6の(e)に示すように、切り込み122が、第1の直線部122a1、第2の直線部122a2、及び曲線部122a6からなるU字形状を有している。
このようなRFIDタグ12Gによっても、第1の部分12b1が管状芯材111の中心軸Lから遠ざかるようにRFIDタグ12Gを折り曲げることが容易になるという効果を奏する。
〔粘着層のその他の実現例〕
RFIDタグ12における粘着層123のその他の実現例について、図7を参照して説明する。図7において、(a)は、展開された状態のRFIDタグ12の斜視図であり、(b)は、展開された状態のRFIDタグ12の断面図であり、(c)は、折り畳まれた状態のRFIDタグ12の斜視図であり、(d)は、折り畳まれた状態のRFIDタグ12の断面図である。なお、図7の(b)及び(d)においては、RFIDタグ12の断面構造を明らかにするために、RFIDタグ12を厚み方向(同図における上下方向)に拡大して描いている。
RFIDタグ12は、図7の(a)及び(b)に示すように、展開された状態で供給され、図7の(c)及び(d)に示すように、折り畳まれた状態でロール11に貼り付けられる。RFIDタグ12を折り畳むために、RFIDタグ12の基板120には、ミシン目120cが形成されている。RFIDタグ12の基板120は、このミシン目120cによって第1の部分120aと第2の部分120bとに分けられている。RFIDタグ12は、基板120の第1の部分120aの裏面と基板120の第2の部分120bの裏面とが重なり合うように折り畳まれる。
RFIDタグ12の基板120の裏面には、粘着層123が全面に亘って形成されている。この粘着層123は、図7の(a)及び(b)に示すように、展開された状態において剥離紙13によって覆われている。この剥離紙13は、RFIDタグ12を上記のように折り畳む前に剥離される。このため、RFIDタグ12を上記のように折り畳むと、基板120の第1の部分120aの裏面と基板120の第2の部分120bの裏面とが粘着層123によって互いに接着される。
ここで、基板120の第1の部分120aのミシン目120cに直交する方向の長さLa(例えば、5cm)は、基板120の第2の部分120bのミシン目120cに直交する方向の長さLb(例えば、4cm)よりも長くなっている。このため、基板120の第1の部分120aの裏面の端部に形成された粘着層123は、RFIDタグ12が折り畳まれた後も、基板120の第2の部分120bに覆われることなく露出する。図7の(c)及び(d)においては、基板120の第1の部分120aの裏面において粘着層123が露出する箇所を、黒塗りの矢印によって指し示している。折り畳まれた状態のRFIDタグ12をロール11に設置する際には、基板120の第1の部分120aの裏面において粘着層123が露出した箇所をロール11に貼り付ける。
なお、ここでは、粘着層123を基板120の裏面全体に亘って形成する構成について説明したが、本実現例は、これに限定されない。すなわち、粘着層123を基板120の裏面の一部に形成する構成を採用してもよい。この場合、剥離紙13は、基板120の裏面のうち、粘着層123が形成されている部分を覆っていれば十分であり、基板120の裏面全体を覆うことを要さない。
≪参考形態≫
〔RFIDロール〕
RFIDロール2の構成について、図8を参照して説明する。図8において、(a)は、RFIDロール2の斜視図であり、(b)は、RFIDロール2及びシャフト5の斜視図である。
RFIDロール2は、図8の(a)に示すように、ロール21と、RFIDタグ22と、を備えている。ロール21は、管状芯材211と、導体212と、を有している。導体212は、図8の(a)に示すように、管状芯材211に巻き付けられている。RFIDタグ22は、アンテナ回路221を有している。アンテナ回路221は、図1の(b)に示すように、タグリーダ6と無線通信を行うために用いられる。
なお、本参考形態において、管状芯材211は、紙管(紙製の管状芯材)である。ただし、管状芯材211の材料は、紙以外の絶縁体(誘電体)であってもよい。紙以外の絶縁体としては、例えば、プラスチックが挙げられる。また、本実施形態において、導体212は、面状の導体である。面状の導体としては、例えば、銅箔などの金属箔が挙げられる。なお、導体212は、線状の導体であってもよい。線状の導体としては、例えば、銅線などの金属線が挙げられる。また、本参考形態において、RFIDタグ22は、上述したRFIDタグ12から、切り込み122を省略したものである。なお、RFIDタグ22は、切り込み122を有する上述したRFIDタグ12そのものであってもよい。
RFIDロール2は、図8の(b)に示すように、不図示の製造装置に設けられた導体製(例えば、金属製)のシャフト5に装着することが可能である。RFIDロール2は、シャフト5に装着された状態であっても、アンテナ回路221を用いてタグリーダ6と良好な無線通信を行えるよう、以下の特徴を有している。
RFIDロール2の特徴は、アンテナ回路221が導体212と重ならないように、RFIDタグ22が管状芯材211の内側面に貼り付けられている点である。これにより、アンテナ回路221から出力される電磁波、及び/又は、アンテナ回路221に入力される電磁波が導体212に遮蔽されることによって生じ得る、RFIDタグ22の無線通信性能の低下を抑えることが可能になる、という効果を奏する。
〔RFIDタグの設置方法〕
RFIDタグ22の設置は、上述したRFIDタグ12の設置方法Sから上述した折曲工程S2を省略した設置方法S’によって実現することができる。
このような設置方法S’によれば、上述した特徴を有するRFIDロール2を実現することができる。換言すれば、上述した効果を奏するRFIDロール2を実現することができる。
〔RFIDロールの製造方法〕
RFIDロール2の製造は、(1)ロール21を製造するロール製造工程と、(2)RFIDタグ22を製造するタグ製造工程と、(3)ロール21にRFIDタグ22を設置するタグ設置工程と、を実施することにより実現することが可能である。タグ設置工程は、上述した設置方法S’に従って実施される。
このような製造方法によれば、上述した特徴を有するRFIDロール2を製造することができる。換言すれば、上述した効果を奏するRFIDロール2を製造することができる。
≪付記事項≫
本発明は上述した各実施形態、各実施例、又は各変形例に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態、実施例、又は変形例にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態、各実施例、又は各変形例にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
例えば、本実施形態においては、RFIDタグ12を貼り付ける物体として、ロール11を例示したが、RFIDタグ12を貼り付ける物体は、ロール11に限定されず、任意の物体であり得る。一例として、RFIDタグ12を貼り付ける物体は、生産ラインを構成する各種物体、例えば、製造装置、原料、中間生成物、製品、搬送装置(例えば、原料、中間生成物、又は製品を搬送する搬送装置)、容器(例えば、原料、中間生成物、又は製品を入れる容器)、センサ(例えば、製造装置、原料、中間生成物、製品、又は搬送装置の状態をモニタするセンサ)、マニュアル(例えば、製造方法を記載したマニュアル)、ファイル(例えば、マニュアルを入れるファイル)、衣服(例えば、作業員が着用する衣服)、建材(例えば、工場の床を構成する床材、或いは、工場の壁を構成する壁材)、不動産(例えば、工場内外に存在する地面)等であり得る。
1 RFIDロール
11 ロール
111 管状芯材
112 導体
12 RFIDタグ
12a1 第1の辺
12a2 第2の辺
12a3 第3の辺
12a4 第4の辺
12b1 第1の部分
12b2 第2の部分
121 アンテナ回路
122 切り込み
122a1 第1の直線部
122a2 第2の直線部
122a3 第3の直線部
123 粘着層
124 剥離紙
125 舌片
13 剥離紙

Claims (8)

  1. アンテナ回路を有するRFIDタグであって、
    当該RFIDタグには、切り込みが形成されており、
    上記切り込みは、上記アンテナ回路を含む第1の部分と上記アンテナ回路を含まない第2の部分とに上記RFIDタグを分ける線分と少なくとも2点で交わる、
    ことを特徴とするRFIDタグ。
  2. 当該RFIDタグの平面視形状は、第1の辺、上記第1の辺と交わる第2の辺及び第3の辺、並びに、上記第1の辺と向かい合う第4の辺を外縁とする形状であり、
    上記線分は、上記第2の辺上の点を始点とし、上記第3の辺上の点を終点とする線分であり、
    上記アンテナ回路は、上記線分よりも上記第1の辺に近い側に形成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のRFIDタグ。
  3. 上記切り込みは、第1の直線部、第2の直線部、及び第3の直線部を有しており、
    上記第2の直線部の端部又は中間部は、上記第1の直線部の一方の端部と交わり、
    上記第3の直線部の端部又は中間部は、上記第1の直線部の他方の端部と交わる、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のRFIDタグ。
  4. 上記切り込みは、V字型、U字型、又はこれらを組み合わせた形状である、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のRFIDタグ。
  5. 上記第2の部分には、当該RFIDタグを物体に貼り付けるための粘着層が形成されている、
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のRFIDタグ。
  6. 上記切り込みにより囲まれた舌片は、上記第1の部分において該舌片以外の部分から切り離し可能に構成されている、
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載のRFIDタグ。
  7. 上記切り込みにより囲まれた舌片は、上記第2の部分において該舌片以外の部分から切り離し可能に構成されている、
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載のRFIDタグ。
  8. 上記線分の端部が稜線となるように折り曲げられており、
    上記第2の部分は、湾曲している、
    ことを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載のRFIDタグ。
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