JP2009070341A - Icタグ付きラベル及びicタグ付きラベルの使用方法 - Google Patents

Icタグ付きラベル及びicタグ付きラベルの使用方法 Download PDF

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Abstract

【課題】接合層によって識別対象物に接合可能な形態と、接合層が露出しない形態とを適宜選択できるICタグ付きラベル、及び、ICタグ付きラベルの使用方法を提供する。
【解決手段】シート状のICタグ16と、ICタグ16の一方側に設けられるラベル基材層11と、ICタグ16のラベル基材層11とは反対側に形成される第2の接合層17と、第2の接合層17のICタグ16とは反対側に設けられる剥離層18とを備えるICタグ付きラベル10とし、他の部分に比べて強度の低い強度低下部としてミシン目部19を形成した。このICタグ付きラベル10は、ミシン目部19に沿って、折り曲げ可能、かつ、切り離し可能とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、非接触通信を行なうICタグ付きラベル及びICタグ付きラベルの使用方法に関するものである。
ICタグは、RFID(Radio Frequency Identification)とも称され、個体の識別が可能な情報を保持するICチップを備え、専用の読み取り機を用いて、無線通信により非接触での情報の読み取りが可能となっている。
ICタグは小型であり、単体毎の認識が可能であることから、近年では、製品等の工場での工程管理や、流通情報の管理等、様々な分野において利用されている。
また、ICタグの利用分野の広がりに伴い、ICタグの使用時の形態も様々である。例えば、接着剤層や粘着剤層等が一方の表面に形成されており、輸送用コンテナ等の識別対象物に貼付して使用するラベル型と呼ばれる形態もあれば、接着剤層や粘着剤層等が表面に露出しておらず、輸送用パレット等の識別対象物に設けられた所定の穴等に挿入して使用するスティック型等と呼ばれる形態もある。特許文献1では、基材をV折りやZ折りする等してICチップやその接点部に対する外部からの影響を抑制した、カード状の通信用回路保持体の例が示されている。
しかしながら、例えば、識別対象物に貼付して使用する形態(ラベル型等)のICタグと、識別対象物に封入、挿入する等、貼付せずに取り付けて使用する形態(スティック型等)のICタグとを、識別対象物の形状や使用状況等に応じて適宜使い分けたい場合には、両形態のICタグをそれぞれ用意しなければならないという問題があった。
特開2006−127471号公報
本発明の課題は、接合層によって識別対象物に接合可能な形態(ラベル型)と、接合層が露出しない形態(スティック型)とを適宜選択できるICタグ付きラベル、及び、ICタグ付きラベルの使用方法を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1の発明は、アンテナ(14)とICチップ(15)とを備えるシート状のICタグ(16)と、前記ICタグの一方側に設けられるラベル基材層(11)と、前記ICタグの前記ラベル基材層とは反対側に形成される接合層(17)と、前記接合層の前記ICタグ側とは反対側に設けられる剥離層(18)と、他の部分に比べて強度の低い強度低下部(19,29a,29b,39a,39b)と、を備え、前記強度低下部に沿って、折り曲げ可能、かつ、切り離し可能であること、を特徴とするICタグ付きラベル(10,20,30)である。
請求項2の発明は、請求項1に記載のICタグ付きラベルにおいて、前記強度低下部(19,29a,29b)は、前記ラベル基材層(11)の前記ICタグ(16)と重なるICタグ領域(10A,20A)と、前記ラベル基材層の前記ICタグと重ならない非ICタグ領域(10B,20B,20C)との境界部分に形成されていること、を特徴とするICタグ付きラベル(10,20)である。
請求項3の発明は、請求項2に記載のICタグ付きラベルにおいて、前記ラベル基材層(11)の前記非ICタグ領域(10B,20B,20C)の面積は、前記ラベル基材層の前記ICタグ領域(10A,20A)の面積に等しいこと、を特徴とするICタグ付きラベル(10,20)である。
請求項4の発明は、請求項1に記載のICタグ付きラベルにおいて、前記強度低下部(39a,39b)は、前記アンテナ(14)の一部と重なる位置に形成されていること、を特徴とするICタグ付きラベル(30)である。
請求項5の発明は、アンテナ(14)とICチップ(15)とを備えるシート状のICタグ(16)と、前記ICタグの一方側に設けられるラベル基材層(11)と、前記ICタグの前記ラベル基材層とは反対側に形成される接合層(17)と、前記接合層の前記ICタグ側とは反対側に設けられる剥離層(18)と、他の部分に比べて強度の低い強度低下部(19,29a,29b,39a,39b)と、を備えるICタグ付きラベルの使用方法であって、前記剥離層を剥離した後に、前記強度低下部に沿って折り曲げ、前記接合層によって接合することにより、前記接合層を露出させない状態でICタグとして使用すること、を特徴とするICタグ付きラベルの使用方法である。
請求項6の発明は、アンテナ(14)とICチップ(15)とを備えるシート状のICタグ(16)と、前記ICタグの一方側に設けられるラベル基材層(11)と、前記ICタグの前記ラベル基材層とは反対側に形成される接合層(17)と、前記接合層の前記ICタグ側とは反対側に設けられる剥離層(18)と、他の部分に比べて強度の低い強度低下部(19,29a,29b,39a,39b)と、を備えるICタグ付きラベルの使用方法であって、前記強度低下部に沿って切り離し、ラベルとして使用すること、を特徴とするICタグ付きラベルの使用方法である。
請求項7の発明は、請求項6に記載のICタグ付きラベルの使用方法において、前記強度低下部(39a,39b)に沿って切り離すことにより、前記アンテナ(14)の一部を切断すること、を特徴とするICタグ付きラベルの使用方法である。
本発明によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)本発明によるICタグ付きラベルは、他の部分に比べて強度の低い強度低下部が形成されており、強度低下部に沿って、折り曲げ可能、かつ、切り離し可能であるので、所望する使用形態に応じて、最適な形態を選択できる。例えば、必要に応じて、強度低下部に沿って切り離して剥離層を剥離することにより、接合層が露出し、接合層によって識別対象物に接合可能なICタグ(ラベル型のICタグ)として使用できる。また、剥離層を剥離して、強度低下部に沿って折り曲げた場合には、接合層が露出せず、識別対象物に設けられた所定の部分に挿入する等して使用可能なICタグ(スティック型のICタグ)としても使用できる。このように、所望するICタグの形態に合わせて、適宜最適な形態を選択して使用できる。また、使用する形態に合わせて異なる形態のICタグをそれぞれ用意しなくてもよいので、コストを低減できる。
(2)強度低下部は、ラベル基材層のICタグと重なるICタグ領域と、ラベル基材層のICタグと重ならない非ICタグ領域との境界部分に形成されているので、ICタグの機能を変化させることなく、適宜、最適な使用形態を選択できる。
(3)ラベル基材層の非ICタグ領域の面積は、ラベル基材層のICタグ領域の面積に等しいので、強度低下部に沿ってラベル基材層が外側となるように折り曲げた場合に、接合層が露出しない形態とすることができる。
(4)強度低下部は、アンテナの一部と重なる位置に形成されているので、強度低下部に沿って折り曲げる又は切り離すことができる。強度低下部に沿って折り曲げた場合には、ICタグの通信距離は変わらず、強度低下部に沿って切り離した場合には、ICタグの通信距離を短くすることができる。従って、使用する環境等に合わせて、ICタグの通信距離を適宜変更できる。
(5)剥離層を剥離した後に、強度低下部に沿って折り曲げ、接合層によって接合することにより、接合層を露出させない状態でICタグとして使用するので、識別対象物の所定の部分に挿入したり、封入したりできるスティック型のICタグとして使用可能である。
(6)強度低下部に沿って切り離し、ラベルとして使用するので、識別対象物の形状等に合わせて、識別対象物に接合可能なラベル型のICタグとして使用できる。
(7)強度低下部に沿って切り離すことにより、アンテナの一部を切断するので、使用環境等に合わせて、ICタグの通信距離を変更できる。
本発明は、接合層によって識別対象物に接合可能な形態と、接合層が露出しない形態とを適宜選択できるICタグ付きラベル、及び、ICタグ付きラベルの使用方法を提供するという目的を、ICタグ付きラベルに、他の部分に比べて強度の低い強度低下部を形成し、この強度低下部に沿って、ICタグ付きラベルが、折り曲げ可能、かつ、切り離し可能であるものとすることにより実現した。本発明のICタグ付きラベルは、強度低下部に沿って切り離し、識別対象物に接合可能な形態(ラベル型)のICタグとして使用したり、強度低下部に沿って折り曲げ、接合層が表面に露出しない形態(スティック型)のICタグとして使用したりするものとした。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態のICタグ付きラベル10を示す図である。図1(a)は、ICタグ付きラベル10の平面図であり、図1(b)は、図1(a)に示す矢印S1−S2断面で切断した断面図である。
なお、図1を含め、以下に示す各図は、模式的に示した図であり、各部の大きさ、形状は、理解を容易にするために、適宜誇張している。そのため、各図には、実際の形状とは異なる部分が含まれている。
また、シート、フィルム等の言葉を使用しているが、これらは、一般的な使い方として、厚さの厚い順に、板、シート、フィルムの順で使用されており、本明細書中でもそれに倣って使用している。しかし、このような使い分けには、技術的な意味は無いので、特許請求の範囲の記載は、シートという記載で統一して使用した。従って、板、シート、フィルムの文言は、適宜置き換えることができるものとする。例えば、基材シートは、基材フィルムとしてもよい。
さらに、本明細書中に記載する各部材の寸法等の数値及び材料名等は、実施形態としての一例であり、これに限定されるものではなく、適宜選択して使用してよい。
第1実施形態のICタグ付きラベル10は、ラベル基材層11,第1の接合層12,ICタグ16,第2の接合層17,剥離層18,ミシン目部19等を備えている。本実施形態のICタグは、図1(a)に示すように、略矩形状である。
ラベル基材層11は、紙製又は樹脂製のシート状の部材等を用いて形成され、ICタグ付きラベル10のベースとなる部分である。本実施形態では、ラベル基材層11は、紙製であり、その表面(第1の接合層12とは反対側)に印字可能である。
第1の接合層12は、ラベル基材層11の片面に設けられ、ラベル基材層11とICタグ16とを接合する機能を有している。本実施形態では、第1の接合層12は、粘着剤を塗布して形成されているが、これに限らず、例えば、接着剤を塗布して形成してもよいし、粘着性又は接着性を有するシート状の部材等を用いて形成してもよい。
ICタグ16は、基材層13,アンテナ14,ICチップ15を備え、インレットとも呼ばれる部分である。このICタグ16は、これ単体でもICタグとして使用可能である。本実施形態では、ICタグ16の面積は、後述するICタグ領域10Aの面積より小さい。
本実施形態のICタグ16は、UHF帯(860〜960MHz)の周波数を使用し、電波方式により非接触情報通信を行なう。
基材層13は、ICタグ16のベースとなる部分であり、樹脂製のシート状の部材を用いて形成されている。本実施形態では、基材層13は、ポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂製のシート状の部材を用いている。
アンテナ14は、基材層13の片面上に形成された導電パターンである。この導電パターンは、アルミニウムやアルミニウム合金等のアルミニウム系の材料を用いて形成されている。本実施形態では、アンテナ14は、ダイポール型のアンテナである。このアンテナ14は、本実施形態では、基材層13の片面に、アルミニウムをエッチングすることにより形成されている。
なお、図1(a)には、理解を容易にするために、破線によって、アンテナ14の形状が示されているが、本実施形態のICタグ付きラベル10では、ラベル基材層11側からはその形状を観察し難い形態となっている。なお、以下に示す各図においても同様とする。
ICチップ15は、半導体素子を含む集積回路であり、個体の識別を可能にするユニークID等を記録するメモリ装置である。ICチップ15は、不図示の電極部を有しており、この電極部が、アンテナ14に設けられた不図示の接点部と接するように設けられ、基材層13に接合されている。
第2の接合層17は、ICタグ16のラベル基材層11とは反対側(すなわち、ICタグ16と剥離層18との間)に設けられた層である。この第2の接合層17は、本実施形態では、前述の第1の接合層12と同様に、粘着剤を塗布して形成されているが、これに限らず、例えば、接着剤を塗布して形成してもよいし、粘着性又は接着性を有するシート状等の部材を用いて形成してもよい。
なお、本実施形態では、第2の接合層17は、図1(b)に示すように、ICタグ16の剥離層18側の全面を覆うように形成されており、その面積は、後述するICタグ領域10Aより小さい例を示したが、これに限らず、例えば、ICタグ領域10Aの剥離層18側全面を覆う大きさとしてもよいし、ラベル基材層11及び第1の接合層12の面積と略等しい大きさとし、ICタグ付きラベル10の剥離層18側全面を覆う形態としてもよい。
剥離層18は、第2の接合層17のICタグ16側とは反対側に、剥離可能に積層されたシート状の部材である。本実施形態では、剥離性を有する剥離紙を用いている。本実施形態のICタグ付きラベル10は、剥離層18が積層された形態で提供可能である。
図2は、第1実施形態のICタグ付きラベル10の提供時の形態の一例を示す図である。
図1には、ICタグ付きラベル10が、1つ1つ単体で提供される形態を示しているが、図2に示すように、ロール状の剥離層18の長手方向に沿って、複数のICタグ付きラベル10が、等間隔に連続して剥離可能に接合された形態で提供することも可能である。
本実施形態のICタグ付きラベル10は、図1に示すように、ICタグ領域10Aと、非ICタグ領域10Bとを備えている。ICタグ領域10Aは、ラベル基材層11,第1の接合層12,ICタグ16,第2の接合層17等を備えており、非ICタグ領域は、ラベル基材層11及び第1の接合層12のみで形成され、ICタグ16を備えていない。また、ICタグ領域10Aと非ICタグ領域10Bとの境界部分には、ミシン目部19が形成されている。
ミシン目部19は、ICタグ付きラベル10の他の部分に比べて強度が小さい強度低下部であり、このミシン目部19に沿って、ICタグ付きラベル10は、折り曲げ可能であり、かつ、切り離し可能である。なお、本明細書中では、ミシン目部とは、任意の層等に所定の間隔で連続して並んで形成された貫通孔だけでなく、貫通孔と貫通孔との間の領域も含めてミシン目部と呼ぶこととする。
本実施形態では、ミシン目部19は、略直線状であり、ICタグ付きラベル10の短辺方向の中央を通り、長辺方向に沿ってICタグ付きラベル10を略2等分するように形成されており(図1(a)参照)、ICタグ領域10Aと非ICタグ領域10Bとは、その形状が略等しく、面積も略等しい。
(使用方法)
本実施形態のICタグ付きラベル10の使用方法を説明する。
図3は、第1実施形態のICタグ付きラベル10をラベル型のICタグとして使用する場合の使用方法を示す図である。図3(a)は、ミシン目部に沿ってICタグ領域10Aを切り離した様子を示し、図3(b)は、切り離したICタグ領域10Aを識別対象物100に接合した状態で、図1(a)に示した矢印S1−S2断面と同様の断面で切断した断面図である。
本実施形態のICタグ付きラベル10を、識別対象物100に接合して使用、すなわち、ラベル型のICタグとして使用する場合には、使用者は、図3(a)に示すように、ミシン目部19に沿って、ICタグ領域10Aを切り離し、剥離層18から剥離して、識別対象物(例えば、コンテナ等)100に第1の接合層12及び第2の接合層17により接合する。
なお、図3(b)では、理解を容易にするために、ICタグ領域10Aの短辺方向の両端部が、識別対象物100に接合されていない状態で示したが、実際には、第1の接合層12等により、ICタグ領域10Aの短辺方向の両端部分を含むICタグ付きラベル10の全周端部は、第1の接合層12等により、識別対象物100に接合されている。
図4は、第1実施形態のICタグ付きラベル10をスティック型のICタグとして使用する場合の使用方法を示す図である。図4(a)は、ICタグ付きラベル10をミシン目部19に沿って折り曲げる様子を示し、図4(b)は、スティック型のICタグとなったICタグ付きラベル10を、図1(a)に示した矢印S1−S2断面と同様の断面で切断した断面図である。
本実施形態のICタグ付きラベル10を、表面に接合層が露出しない形態とし、識別対象物に設けられた所定の穴に挿入したり、識別対象物に封入したりして使用する場合、すなわち、スティック型のICタグとして使用する場合には、使用者は、図4(a)に示すように、剥離層18からICタグ付きラベル10を剥離し、ミシン目部19に沿って、ラベル基材層11が外側となるように折り曲げ、ICタグ領域10Aと非ICタグ領域10Bの第1の接合層12とを重ねる。
ICタグ付きラベル10は、図4(b)に示すように、ミシン目部19でラベル基材層11が外側となるように折ると、非ICタグ領域10Bの第1の接合層12と、ICタグ領域10Aの第1の接合層12及び第2の接合層17とが積層される形態となり、各接合層によって接合される。なお、図4(b)では、ICタグ付きラベル10は、ミシン目部19側とは反対側の端部が開放され、接合されていない形態で示したが、実際には、各接合層によって、ミシン目部19側とは反対側の端部や長辺方向の両端部は接合されており、ICタグ16は密封された形態である。
本実施形態によれば、識別対象物の形状等に応じて、ラベル型のICタグ又はスティック型のICタグのいずれかの形態を適宜選択して使用できる。また、本実施形態によれば、ラベル型やスティック型等の使用時の形態に関わらず、一形態で提供することができるので、使用時の形態毎に異なる形態のICタグを用意する必要がない。
従って、コストの低減を図ることができ、使用時の形態に応じた柔軟な対応が可能となる。
(第2実施形態)
図5は、第2実施形態のICタグ付きラベル20を示す図である。図5(a)は、ICタグ付きラベル20の平面図であり、図5(b)は、ICタグ付きラベル20を、図5(a)に示す矢印S3−S4断面で切断した断面図である。
第2実施形態のICタグ付きラベル20は、ミシン目部29a,29bの位置や非ICタグ領域20B,20Cの位置、使用方法等が異なる点以外は、第1実施形態のICタグ付きラベル10と略同様の形態である。よって、前述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
第2実施形態のICタグ付きラベル20は、図5(b)に示すように、ラベル基材層11,第1の接合層12,ICタグ16,第2の接合層17,剥離層18,ミシン目部29a,29b等を備えている。ICタグ16は、基材層13,アンテナ14,ICチップ15等を備えている。
ミシン目部29a,29bは、第2実施形態のICタグ付きラベル20の他の部分に比べて強度が低く、このミシン目部29a,29bに沿ってICタグ付きラベル20を折り曲げ可能、かつ、切り離し可能な強度低下部である。
図5(a)に示すように、第2実施形態では、ミシン目部29a,29bは、略直線状であり、ICタグ付きラベル20の長辺方向に沿って互いに平行であり、ICタグ領域20Aと、非ICタグ領域20B,20Cとの境界部分に形成されている。
本実施形態では、ICタグ付きラベル20の略中央にICタグ領域20Aが位置し、ICタグ領域20Aを挟んでICタグ付きラベル20の短辺方向の両端部に、非ICタグ領域20B,20Cがそれぞれ位置する形態となっている。このICタグ領域20Aの面積は、ICタグ16の面積より大きい。
また、本実施形態では、非ICタグ領域20B,20Cの面積が等しく、非ICタグ領域20B,20Cの短辺方向の寸法はともにWである。ICタグ領域20Aの短辺方向の寸法は、非ICタグ領域20B,20Cの短辺方向の寸法Wの2倍に等しく、2Wであり、ICタグ領域20Aの面積は、非ICタグ領域20B,20Cの和に略等しい。
(使用方法)
第2実施形態のICタグ付きラベル20の使用方法を説明する。
図6は、第2実施形態のICタグ付きラベル20をラベル型ICタグとして使用する場合の使用方法を示す図である。
第2実施形態のICタグ付きラベル20をラベル型のICタグとして使用する場合には、使用者は、図6(a)に示すように、剥離層18を剥離して、不図示の識別対象物に接合してもよいし、図6(b)に示すように、ミシン目部29a,29bでICタグ領域20Aを切り離しながら剥離層18を剥離して、第2の接合層17等により識別対象物に接合してもよい。
なお、図6(b)では、ミシン目部29a,29bに沿ってICタグ領域20Aを切り離す例を示したが、これに限らず、どちらか一方のミシン目部のみに沿って切り離してラベル型ICタグとして使用してもよい。
図7は、第2実施形態のICタグ付きラベル20をスティック型のICタグとして使用する場合の使用方法を示す図である。図7(a)は、ICタグ付きラベル20をミシン目部29a、29bに沿って折り曲げる様子を示し、図7(b)は、スティック型としたICタグ付きラベル20を、図5(a)中に示した矢印S3−S4断面と同様の断面で切断した断面図である。
第2実施形態のICタグ付きラベル20をスティック型のICタグとして使用する場合には、図7(a)に示すように、使用者は、剥離層18を剥離し、ミシン目部29a,29bに沿って、ラベル基材層11が外側となるように折り、ICタグ領域20Aの第2の接合層17上に非ICタグ領域20B,20Cを重ねる。
このとき、図7(b)に示すように、ICタグ付きラベル20の短辺方向の両端部(非ICタグ領域20B,20Cのミシン目部29a,20b側とは反対側の端部)が、隣接する形態となる。このとき、スティック型のICタグとなったICタグ付きラベル20の長辺方向の両端部も各接合層によって接合されており、ICタグ16は密封され、第1の接合層12及び第2の接合層17は、表面にほとんど露出しない形態となっている。
本実施形態によれば、識別対象物の形状等に応じて、ラベル型、スティック型のいずれかの形態のICタグを適宜選択することができる。また、本実施形態によれば、使用時の形態に関わらず、一形態のICタグ付きラベルを提供するだけでよい。従って、使用時の形態毎に異なる形態のICタグを用意する必要がなく、コストの低減や使用時の形態に応じた柔軟な対応が可能となる。
また、本実施形態によれば、ミシン目部29a、29bに沿って折った場合に、ICタグ領域20Aに重ねられる非ICタグ領域20B,20Cの面積が、ICタグ領域20Aに比べて小さいので、折り重ねる際のヨレやズレを低減でき、より容易にスティック型のICタグを形成できる。
さらに、本実施形態によれば、ラベル型のICタグとして使用する場合に、図6(a),(b)に示すように、識別対象物の形状等に合わせて幅(短辺方向の寸法)を変更することができる。
(第3実施形態)
図8は、第3実施形態のICタグ付きラベル30を示す図である。図8(a)は、ICタグ付きラベル30の平面図であり、図8(b)は、ICタグ付きラベル30を、図8(a)に示した矢印S5−S6断面で切断した断面図である。
第3実施形態のICタグ付きラベル30は、ミシン目部39a,39bの位置や、使用方法等が異なる点以外は、第1実施形態に示したICタグ付きラベル10と略同様の形態である。よって、前述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
第3実施形態のICタグ付きラベル30は、ラベル基材層11,第1の接合層12,ICタグ16,第2の接合層17,剥離層18,ミシン目部39a,39b等を備えている。ICタグ16は、基材層13,アンテナ14,ICチップ15等を備えている。
なお、本実施形態では、ICチップ15は、ICタグ付きラベル30の短辺方向及び長辺方向の略中央部分に位置し、矢印S5−S6断面で切断した断面上には存在してないが、層構成を示し、理解を容易にするために、図8(b)及び以下に示す図9(b),図10(b)に示した。
ミシン目部39a,39bは、第3実施形態のICタグ付きラベル30の他の部分より強度が低く、このミシン目部39a,39bに沿ってICタグ付きラベル30を折り曲げ可能、かつ、切り離し可能な強度低下部である。
本実施形態では、ミシン目部39,39bは、図8(a)に示すように、略直線状であり、ICタグ付きラベル30の長辺方向に沿って互いに平行である。このミシン目部39a,39bは、アンテナ14の一部に重なる位置に形成されている。また、ミシン目部39a,39bは、本実施形態では、図8(b)に示すように、ラベル基材層11からアンテナ14に達する深さで形成されている。
このミシン目部39a、39bは、図8(a)に示すように、ICタグ付きラベル30の主要部30Aと、第1の端部30B,第2の端部30Cとの境界部分に形成されている。
主要部30Aは、ICタグ付きラベル30の中央部に位置し、ICタグ16の大部分と重なる領域であり、基材層13及びアンテナ14の大部分とICチップ15とを有している。また、第1の端部30B,第2の端部30Cは、主要部30Aを挟んでICタグ付きラベル30の短辺方向の両端部に位置し、基材層13及びアンテナ14の一部を有しているが、この基材層13及びアンテナ14の一部のみでは、ICタグとして機能しない。
本実施形態では、第1の端部30Bと第2の端部30Cとの面積が等しく、また、第1及び第2の端部30B,30Cの短辺方向の寸法は、ともにWである。主要部30Aの短辺方向の寸法は、第1及び第2の端部30B,30Cの短辺方向の寸法Wの2倍に等しく、2Wであり、主要部30Aの面積は、第1及び第2の端部30B,30Cの面積の和に略等しい。
第3実施形態のICタグ付きラベル30の使用方法を説明する。
図9は、第3実施形態のICタグ付きラベル30をラベル型のICタグとして使用する場合の使用方法の一例を示す図である。図9(a)は、主要部30Aを切り離した様子を示し、図9(b)は、切り離した主要部30Aを識別対象物100に接合した状態を示している。
ICタグ付きラベル30をラベル型のICタグとして使用する場合、使用者は、図9(a)に示すように、ミシン目部39a,39bに沿って主要部30Aを切り離しながら剥離層18を剥離し、図9(b)に示すように、識別対象物100に接合する。
図9(a)に示すように、ミシン目部39a,39bに沿って主要部30Aを切り離した場合、アンテナ14の一部が切断される。これにより、ICタグの通信距離を短くすることができる。
なお、図9(a)では、主要部30Aをミシン目部39a,39bに沿って切り離す例を示したが、どちらか一方のミシン目部のみに沿って切り離してラベル型のICタグとして使用することもできる。
また、ICタグ付きラベル30をラベル型のICタグとして使用する場合には、ミシン目部39a,39bに沿って切り離さずに、ICタグ付きラベル30を剥離層18から剥離し、コンテナ等の不図示の識別対象物に接合してもよい。
図10は、第3実施形態のICタグ付きラベル30を、スティック型ICタグとして使用する使用方法を示す図である。図10(a)は、ICタグ付きラベル30をミシン目部39a,39bに沿って折り曲げる様子を示し、図10(b)は、スティック型のICタグとなったICタグ付きラベル30の断面図を示している。
第3実施形態のICタグ付きラベル30を、スティック型のICタグとして使用する場合には、使用者は、剥離層18を剥離し、ミシン目部39a,39bに沿ってラベル基材層11が外側となるように折り曲げ、主要部30Aに第1の端部30B,第2の端部30Cをそれぞれ重ね、第2の接合層17等によって接合する。このとき、図10(b)に示すように、ICタグ付きラベル30の短辺方向の両端部(第1及び第2の端部30B,30Cのミシン目部39a,39b側とは反対側の端部)が隣接する形態となり、また、ICタグ付きラベル30の長辺方向の両端部も各接合層によって接合される。従って、ICタグ16は密封され、表面に各接合層がほとんど露出していない形態となる。
このように、ICタグ付きラベル30をスティック型のICタグとして使用する場合、図10(a),(b)に示すように、ミシン目部39a,39bに沿ってアンテナ14の一部が折り曲げられるが、ICタグ16の通信距離は、ほとんど変わらない。
本実施形態によれば、識別対象物の形状等に応じて、ラベル型とスティック型とを適宜選択することができる。また、本実施形態によれば、使用時の形態に関わらず、一形態のICタグ付きラベルを提供するだけでよい。従って、使用時の形態毎に、異なる形態のICタグを用意する必要がなく、コストの低減や使用時の形態に応じた柔軟な対応が可能となる。
また、本実施形態によれば、図9に示すように、ミシン目部39a,39bに沿ってICタグ領域を切り離し、ラベル型ICタグとして使用する場合に、ミシン目部39a,39bに沿って、アンテナ14の一部を切断するので、ICタグ16の通信距離を短くすることができる。従って、使用される状況に応じてICタグ16の通信距離を適宜変更することができる。
さらに、本実施形態によれば、ICタグ付きラベル30をスティック型のICタグとして使用する場合に、図10に示すように、アンテナの一部が折り曲げられるが、ICタグ16の通信距離は変わらない。従って、ICタグの通信距離に影響を与えることなく、形状を変更できる。
(変形形態)
以上説明した各実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の範囲内である。
(1)第1実施形態及び第2実施形態において、ICタグは、UHF帯の周波数を使用し、電波方式による非接触通信を行なう例を示したが、これに限らず、例えば、マイクロ波の周波数帯(2.45GHz)を使用するICタグとしてもよいし、125kHz〜135kHzの周波数帯や、13.56MHzの周波数帯を使用し、電磁誘導方式の非接触通信を行なうICタグとしてもよい。
なお、電磁誘導方式の非接触通信を行なうICタグは、コイル状のアンテナを使用するため、アンテナを切断すると通信が不可能になる。従って、ミシン目部に沿ってICタグのアンテナの一部を切り離して使用する第3実施形態のICタグ付きラベルにおいては、UHF帯やマイクロ波等の電波方式の非接触通信を行なうICタグを用いることが望ましい。
(2)各実施形態において、ミシン目部は、ICタグ付きラベルの長辺方向に沿って形成される例を示したが、これに限らず、ミシン目部をICタグ付きラベルの短辺方向に沿って形成してもよい。
図11は、ICタグ付きラベルの変形形態を示す図である。
図11(a)は、第1実施形態のICタグ付きラベル10の変形形態を示す図である。ICタグ付きラベル50の長辺方向の略中央に、短辺方向に沿ってミシン目部59が形成されている。ICタグ領域50A及び非ICタグ領域50Bの長辺方向の寸法は等しくTであり、ICタグ領域50Aと非ICタグ領域50Bとの面積は等しい。
図11(b)は、第2実施形態のICタグ付きラベル20の変形形態を示す図である。ICタグ付きラベル60のICタグ領域60Aを挟んで非ICタグ領域60B,60Cが長辺方向の両端部に配置され、ICタグ領域60Aと非ICタグ領域60B,60Cとの境界部分に、ミシン目部69a,69bが、短辺方向に沿って互いに平行に形成されている。非ICタグ領域60B,60Cの長辺方向の寸法は等しくTであり、ICタグ領域60Aの長辺方向の寸法は2Tである。非ICタグ領域60B,60Cの面積は等しく、ICタグ領域60Aの面積は、非ICタグ領域60B,60Cの面積の和に略等しい。
図11(c)は、第3実施形態のICタグ付きラベル30の変形形態を示す図である。ICタグ付きラベル70は、ミシン目部79a、79bが、ICタグ付きラベル70の短辺方向に沿って互いに平行であり、アンテナ14の一部と重なるように形成されている。主要部70Aの長辺方向の寸法は2Tであり、第1及び第2の端部70B,70Cの長辺方向の寸法Tの2倍に等しい。第1の端部70Bと第2の端部70Cとの面積は等しく、主要部70Aの面積は、第1及び第2の端部70B,70Cの面積の和に略等しい。
このような形態とした場合にも、前述のような使用方法により、ラベル型又はスティック型のICタグとして適宜その形態を選択して使用することができる。
(3)第2実施形態において、非ICタグ領域20Bと非ICタグ領域20Cの面積が等しい例を示したが、これに限らず、例えば、2つの非ICタグ領域の面積の和がICタグ領域の面積に等しいならば、2つの非ICタグ領域の面積は異なっていてもよい。
なお、第3実施形態の第1の端部30Bと第2の端部30Cにおいても、同様である。
(4)第2実施形態において、ミシン目部29a,29bに沿ってICタグ付きラベル20を折り曲げ、スティック型のICタグとして使用する場合に、ICタグ付きラベル20の短辺方向の両端部(非ICタグ領域20B,20CのICタグ領域20Aとは反対側の端部)が隣接する形態で接合される形態を示したが、これに限らず、例えば、非ICタグ領域20B,20Cの少なくとも一部が重なり合って接合されるような形態としてもよい。
なお、第3実施形態の第1の端部30Bと第2の端部30Cにおいても、同様である。
(5)各実施形態において、強度低下部は、ミシン目が形成されたミシン目部である例を示したが、これに限らず、例えば、ハーフカット等を形成してもよい。また、切り離して使用することが想定されない場合には、折り曲げやすいように、筋付け加工(筋押し加工)等を施して筋状の強度低下部を形成してもよい。
(6)各実施形態において、アンテナは、アルミニウム系の材料を用い、エッチングにより基材層に形成される例を示したが、これに限らず、例えば、導電性を有するインク等を用いて印刷等により形成してもよい。
(7)各実施形態において、ICタグ付きラベルは、略矩形である例を示したが、これに限らず、略正方形等でもよいし、特にその形状を限定しない。
なお、各実施形態及び各変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は、以上説明した各実施形態及び各変形形態によって限定されることはない。
第1実施形態のICタグ付きラベル10を示す図である。 第1実施形態のICタグ付きラベル10の提供時の形態の一例を示す図である。 第1実施形態のICタグ付きラベル10をラベル型のICタグとして使用する場合の使用方法を示す図である。 第1実施形態のICタグ付きラベル10をスティック型のICタグとして使用する場合の使用方法を示す図である。 第2実施形態のICタグ付きラベル20を示す図である。 ICタグ付きラベル20をラベル型ICタグとして使用する場合を示す図である。 第2実施形態のICタグ付きラベル20をスティック型のICタグとして使用する場合の使用方法を示す図である。 第3実施形態のICタグ付きラベル30を示す図である。 第3実施形態のICタグ付きラベル30をラベル型のICタグとして使用する場合の使用方法の一例を示す図である。 第3実施形態のICタグ付きラベル30を、スティック型ICタグとして使用する使用方法を示す図である。 ICタグ付きラベルの変形形態を示す図である。
符号の説明
10,20,30 ICタグ付きラベル
11 ラベル基材
12 第1の接合層
13 基材層
14 アンテナ
15 ICチップ
16 ICタグ
17 第2の接合層
18 剥離層
19,29a,29b,39a,39b ミシン目部

Claims (7)

  1. アンテナとICチップとを備えるシート状のICタグと、
    前記ICタグの一方側に設けられるラベル基材層と、
    前記ICタグの前記ラベル基材層とは反対側に形成される接合層と、
    前記接合層の前記ICタグ側とは反対側に設けられる剥離層と、
    他の部分に比べて強度の低い強度低下部と、
    を備え、
    前記強度低下部に沿って、折り曲げ可能、かつ、切り離し可能であること、
    を特徴とするICタグ付きラベル。
  2. 請求項1に記載のICタグ付きラベルにおいて、
    前記強度低下部は、前記ラベル基材層の前記ICタグと重なるICタグ領域と、前記ラベル基材層の前記ICタグと重ならない非ICタグ領域との境界部分に形成されていること、
    を特徴とするICタグ付きラベル。
  3. 請求項2に記載のICタグ付きラベルにおいて、
    前記ラベル基材層の前記非ICタグ領域の面積は、前記ラベル基材層の前記ICタグ領域の面積に等しいこと、
    を特徴とするICタグ付きラベル。
  4. 請求項1に記載のICタグ付きラベルにおいて、
    前記強度低下部は、前記アンテナの一部と重なる位置に形成されていること、
    を特徴とするICタグ付きラベル。
  5. アンテナとICチップとを備えるシート状のICタグと、
    前記ICタグの一方側に設けられるラベル基材層と、
    前記ICタグの前記ラベル基材層とは反対側に形成される接合層と、
    前記接合層の前記ICタグ側とは反対側に設けられる剥離層と、
    他の部分に比べて強度の低い強度低下部と、
    を備えるICタグ付きラベルの使用方法であって、
    前記剥離層を剥離した後に、前記強度低下部に沿って折り曲げ、前記接合層によって接合することにより、前記接合層を露出させない状態でICタグとして使用すること、
    を特徴とするICタグ付きラベルの使用方法。
  6. アンテナとICチップとを備えるシート状のICタグと、
    前記ICタグの一方側に設けられるラベル基材層と、
    前記ICタグの前記ラベル基材層とは反対側に形成される接合層と、
    前記接合層の前記ICタグ側とは反対側に設けられる剥離層と、
    他の部分に比べて強度の低い強度低下部と、
    を備えるICタグ付きラベルの使用方法であって、
    前記強度低下部に沿って切り離し、ラベルとして使用すること、
    を特徴とするICタグ付きラベルの使用方法。
  7. 請求項6に記載のICタグ付きラベルの使用方法において、
    前記強度低下部に沿って切り離すことにより、前記アンテナの一部を切断すること、
    を特徴とするICタグ付きラベルの使用方法。
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