JP5301252B2 - Rfidラベルおよびrfidラベルの貼付方法 - Google Patents

Rfidラベルおよびrfidラベルの貼付方法 Download PDF

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本発明は、RFID(Radio Frequency Identification)が設けられたRFIDラベルおよびRFIDラベルの貼付方法に関する。
近年、無線によりICチップへの読み書きを行うことが可能なRFID技術の開発が盛んになされている。
ICチップとアンテナが内蔵された薄いフィルムからなるRFID(インレットと呼ばれる)は、ラベル(シール)やプラスチックのカードや下げ札に加工し、管理したい物に貼り付けたり、吊り下げて使われている。
RFIDの主要部をなすICチップには、コイル状のアンテナが繋がっており、このアンテナに、リーダライターからの電磁波が当たると電流が生じ、この電流を使ってICチップを駆動し、リーダライターから送られてくるデータを受信したり、自らのメモリに格納されている情報を無線で送信する。
ICチップには、メモリが内蔵されており、このメモリには、通常、書き換えできないシステム領域と、書き換え可能なユーザデータ領域がある。また、書き換え可能な領域を持たないものもある。
システム領域の情報は不変なので、偽造やコピーができず、セキュリティに優れている。 RFIDでは、数百キロヘルツの長波や、数十メガヘルツの短波、数百メガヘルツのUHF波、数ギガヘルツのマイクロ波など、様々な周波数が使われており、国によっても若干異なる。周波数によって、交信距離や指向性、通信速度やノイズや電波障害の特性が異なり、利用目的や周囲環境に合わせた選択が必要になる。
このRFIDを粘着剤を有するラベルとして加工したRFIDラベルが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開平11−134460号公報
ところで、被着体(外装箱等)やその内容物(商品等)が金属や水分を含むものである場合に、その被着体に平面的に貼付すると、周波数によっても異なるが特にUHF帯のRFIDでは電磁波が金属や水に吸収されてしまうため、リーダーやRFIDの近くに金属や水があると、RFIDの情報を読み書きできなくなることがある。
本発明は、RFIDをラベル加工したRFIDラベルを、その貼付対象物である容器等の材質や内容物(金属や水分など)の影響を受けて通信不能とならないように貼付できるRFIDラベルおよびRFIDラベルの貼付方法を提供することを目的とする。
本発明に係るRFIDラベルは、プリンタにより印字され、単葉状に切り離されるRFIDラベルであって、裏面に粘着剤が設けられたラベル基材と、前記粘着剤を介して前記ラベル基材が長手方向に複数仮着された剥離紙と、該ラベル基材の裏面に保持され、データを記憶するICチップと当該データを電磁波を用いて非接触で送受信するアンテナを備えるRFIDと、前記剥離紙には前記RFIDを挟む位置に、ラベル長手方向の一端部から他端部に向けて平行な2つの切れ目が形成され、前記2つの切れ目の内側に位置する離反片と、前記離反片の両端に位置し、貼付時に取り除かれる剥離片と、を有することを特徴とする。
また、前記切れ目はRFIDを囲うようにコの字状に形成され、コの字状の切れ目に囲まれる内側に位置する離反片と、コの字状の切れ目の外側に位置し、貼付時に取り除かれる剥離片とを有することを特徴とする。
また、前記離反片は、前記RFIDと重なる基本領域と、該基本領域に向かって折り返されることで前記RFIDと重なる重合領域からなることを特徴とする。
また、前記重合領域は、基本領域に隣接して設けられていることを特徴とする。
また、前記折り返された重合領域の先端部を前記粘着剤に延出させて、重ねて貼付することを特徴とする
ラベル基材の裏面に保持されたRFIDに重なる離反片を設けることによって、貼付する被着体との距離間隔を空けて遠ざけることができるため被着体が金属や水分を含むものであってもRFIDとの通信障害(通信不能や通信不安定または通信距離の短縮等)を最小限にすることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るRFIDラベルをロール状に巻回したロールラベルの斜視図であり、図2はRFIDラベルの平面図であり、図3は図2に示すRFIDラベルのA−A線上の断面図である。
RFIDラベル1は、ラベル基材2と、ラベル基材2の裏面に塗布された粘着剤3を介してラベル基材2の裏面に固着されたRFID4と、RFID4とラベル基材2の裏面に設けられた粘着剤3を介して仮着された剥離紙5を有する。
ラベル基材2は、紙、プラスチックフィルム、合成紙、不織布などの単一または複合材料等からなり、プリンタ等によってその表面に任意の情報を印字可能としている。
粘着剤3は、ラベル基材2の裏面の一部の領域にRFID4を固着させるとともに、剥離紙5を剥がしたときに表出する粘着剤3によって被着体10(図5参照)に貼付可能としている。
RFID4は、データを記憶するICチップと当該データを電磁波を用いて非接触で送受信するアンテナ(図示せず)を有し、書込装置とアンテナを介して通信し、ICチップに任意の情報が書き込まれる。また、RFID4は、ラベル基材2よりも表面積が狭く、図2に示すようにラベル基材2のラベル幅方向Yおよびラベル長手方向Xの略中央の位置に配置され、ラベル基材2の一部の領域に設けられている。
剥離紙5には、切れ目であるスリット6がRFID4の四方を囲むように形成され、スリット6で囲まれる内側を離反片7、スリット6(離反片7)の外側を剥離片8として設けられている。また、離反片7は、その表面積がRFID4と同一または広く、かつラベル基材2よりも狭く、RFID4に重なる位置に設けられている。このようなRFIDラベル1が長手方向に複数連続して設けられ、図1に示すようにロール状に巻回されたロールラベル9として形成され、図示しないプリンタ等によってラベル基材2表面に所定の情報を印字可能としている。
以上のように構成されたRFIDラベル1の貼付方法について説明する。図4は、剥離片を取り除いた状態のRFIDラベル1の裏面から見た斜視図であり、図5はRFIDラベルを被着体に貼付した状態を示す断面図である。
まず、図示しないプリンタによってRFID4に情報を書き込むとともに、ラベル基材2の表面に所定の印字情報を印字し、プリンタのカッター装置で切断され、単葉のRFIDラベル1として形成される。図4に示すようにこのRFIDラベル1の剥離紙5のうち離反片7をラベル基材2の粘着剤3上に残したまま剥離片8のみ取り除き、粘着剤3の一部を表出させる。離反片7の四方を囲む粘着剤3が表出し、この粘着剤3によって、図5に示すように被着体10に貼付する。
このように貼付することでRFIDラベル1の剥離紙5をすべて剥離して貼付した場合に比べて、RFID4の下層に位置する離反片7の厚み分Pだけ被着体10から離して貼付することができ、被着体10が金属や水分を含むものであってもRFID4との通信障害(通信不能や通信不安定または通信距離の短縮等)を最小限にすることができる。また、離反片7の厚みを厚くすることもでき、被着体10からの距離をより遠ざけることでより一層通信障害を抑えることができる。
つぎに、第2の実施の形態に係るRFIDラベルについて説明する。図6は、本発明の第2の実施の形態に係るRFIDラベルをロール状に巻回したロールラベルの斜視図であり、図7はRFIDラベルの平面図であり、図8は図7に示すRFIDラベルのB−B線上の断面図である。尚、前述した構成と同一の構成には同一の符号を付し、その説明を省略する。
RFIDラベル21は、ラベル基材2と、ラベル基材2の裏面に塗布された粘着剤3を介してラベル基材2の裏面に固着されたRFID4と、RFID4とラベル基材2の裏面に設けられた粘着剤3を介して仮着された剥離紙22を有する。
剥離紙22には、切れ目であるスリット23が図7(a)に示すラベル幅方向Yに間隔を空け、ラベル名が手方向Xに向けて平行に2つ形成されている。2つのスリット23は、RFID4を挟む位置に設けられ、ラベル長手方向Xの一端部から他端部に向けて形成されている。2つのスリット23に挟まれる内側を離反片24とし、この離反片24のラベル幅方向Yの両端の二片をそれぞれ剥離片25として設けられている。離反片24は、
またRFID4は、離反片24のラベル長手方向Xおよびラベル幅方向Yの中央近傍に位置し、離反片24の中央の領域に重なるように設けられている。
離反片24は、図7(b)に示すようにラベル基材2と離反片24の間に設けられたRFID4と重なる基本領域24aと、RFID4と重ならずに基本領域24aの両端から外側に位置し、基本領域24aに向かって折り返し可能な重合領域24bを備えている。
離反片24の重合領域24bのラベル長手方向Xの長さXbは、RFID4のラベル長手方向Xの長さXaの2分の1の長さで形成され(Xb=1/2Xa)、離反片24のラベル幅方向Yの長さYbは、RFID4のラベル幅方向Yの長さYa以上の長さで形成されている(Yb≧Ya)。
また、RFIDラベル21は、長手方向に複数連続して設けられ、図6に示すようにロール状に巻回されたロールラベル26として形成され、図示しないプリンタ等によってラベル基材2表面に所定の情報を印字可能としている。
以上のように構成されたRFIDラベル21の貼付方法について説明する。図9は、剥離片を取り除いた状態のRFIDラベル21の裏面から見た斜視図であり、図10は離反片を折り曲げた状態のRFIDラベル21の裏面から見た斜視図であり、図11はRFIDラベル21を被着体に貼付した状態を示す断面図である。
まず、図示しないプリンタによってRFID4に情報を書き込むとともに、ラベル基材2の表面に所定の印字情報を印字し、プリンタのカッター装置で切断され、単葉のRFIDラベル21として形成される。
図9に示すようにこのRFIDラベル21の剥離紙22のうち離反片24をラベル基材2の粘着剤3上に残したまま剥離片25のみ取り除き、離反片24のラベル幅方向Yの両端の粘着剤3を表出させる。
次に、図10に示すように離反片24の基本領域24aをラベル基材2上の粘着剤3によって仮着した状態のままRFID4のラベル長手方向Xの両側に伸びる離反片24の重合領域24bをそれぞれ内側の基本領域24a側(RFID4が配置されている側)に向かって折り曲げる。図11に示すように離反片24の重合領域24bを基本領域24aに折返して、基本領域24aと重合領域24bが(重合領域24bは基本領域24aを介してRFID4と)重なった状態のまま被着体10に貼付する。このように貼付することで、RFIDラベルの剥離紙をすべて剥離して平面状に貼付した場合に比べて、RFID4の下層に位置する離反片24の厚みP2分だけ被着体10から離して貼付することができる。また、図5等により実施の形態で前述したRFIDラベル1のように離反片24のすべての領域を基本領域24aとして重合領域24bを設けずに被着体10に貼付した場合に比べて離反片24が重なるように折り曲げた状態で被着体10に貼付するため、二重に重なる離反片24(基本領域aおよび重合領域24b)によって2倍(2枚分の厚み)の距離P2を被着体10から離反した状態で貼付することができ、被着体10が金属や水分を含むものであってもRFID4との通信障害(通信不能や通信不安定または通信距離の短縮等)を最小限にすることができる。
第2の実施の形態に係るRFIDラベル21ではラベル基材2のラベル長手方向Xの略中央位置にRFID4を配置し、RFID4に重なる基本領域24aを中央位置とし、この基本領域24aのラベル長手方向Xの両端に重合領域24bを配置して、この両端の重合領域24bを基本領域24aに向かって折り返すようにしたが、これに限るものではなく例えばRFIDをラベル基材2の一端部側に偏って配置されたRFIDラベルであっても離反片の位置や形状を変えることによって第2の実施の形態に係るRFIDラベルと同等の効果を発揮することができる。
図12は、ラベル基材2のラベル長手方向Xの一端側に偏ってRFID4が配置された第3の実施の形態に係るRFIDラベル31の裏面から見た平面図である。尚、前述した構成と同一の構成には同一の符号を付し、その説明を省略する。
RFIDラベル31は、ラベル基材2と、ラベル基材2の裏面に塗布された粘着剤3を介してラベル基材2の裏面に固着されたRFID4と、RFID4とラベル基材2の裏面に設けられた粘着剤3を介して仮着された剥離紙32を有する。
図12に示すように剥離紙32には、切れ目であるスリット33がRFID4を囲うようにコの字状に形成されている。コの字状のスリット33に囲まれる内側を離反片34とし、コの字のスリット33の外側を剥離片35として設けられ、離反片34の一部がRFID4に重なる位置(RFID4は離反片34のラベル長手方向Xの一端部側に重なる位置)に設けられている。
離反片34は、ラベル基材2と離反片34の間に設けられたRFID4と重なる基本領域34aと、RFID4と重ならずに基本領域34aのラベル長手方向Xの外側の一側に位置し、基本領域34aに向かって折り返し可能な重合領域34bを備えている。図12(a)に示すように離反片34の重合領域34bのラベル長手方向Xの長さXcは、RFID4のラベル長手方向Xの長さXaと同一または長く形成され(Xc≧Xa)、離反片34のラベル幅方向Yの長さYbも同様にRFID4のラベル幅方向Yの長さYaと同一または長く形成されている(Yb≧Ya)。
剥離片35は、剥離紙32に形成したコの字状のスリット33によって離反片34と切り分けられ、コの字形状に繋がって形成されている。
以上のように構成されたRFIDラベル31の貼付方法について説明する。図13は離反片を折り曲げた状態のRFIDラベル31の斜視図であり、図14はRFIDラベル31を被着体に貼付した状態の断面図である。
図13に示すようにこのRFIDラベル31の剥離紙32のうち離反片34をラベル基材2の粘着剤3上に残したまま剥離片35のみ取り除き、離反片34の三辺の外側に位置する粘着剤3を表出させる。
次に、RFID4のラベル長手方向Xの一方側に伸び、RFID4と重なっていない離反片24の重合領域34bを基本領域34a側(RFID4が配置されている側)に向かって折り返す。図14に示すように離反片34の重合領域34bを折り曲げた(重合領域34bが基本領域34aを介してRFID4と重なった)状態のまま被着体10に貼付する。このようにすることでRFIDラベルの剥離紙をすべて剥離して平面状に貼付した場合に比べて、RFID4の下層に位置する離反片34の厚みP2分だけ被着体10から離して貼付することができる。また、離反片34が重なるように折り曲げた状態で被着体10に貼付するため、二重に重なる離反片34の基本領域34aと重合領域34bによって折り曲げない場合に比べて2倍(2枚分の厚み)の距離P2を被着体10から離すことができ、被着体10が金属や水分を含むものであってもRFID4との通信障害(通信不能や通信不安定または通信距離の短縮等)を最小限にすることができる。
上述の実施の形態に係るRFIDラベルでは1枚分または重ねることで2枚分の離反片の厚み分だけ被着体から離反した状態で貼付することを可能としたが、これに限るものではなく3枚分の離反片の厚み分を被着体から離反させた状態で貼付することもできる。
例えば図15は、第4の実施の形態に係るRFIDラベル41の裏面から見た平面図である。
RFIDラベル41は、ラベル基材2と、ラベル基材2の裏面に塗布された粘着剤3を介してラベル基材2の裏面に固着されたRFID4と、RFID4とラベル基材2の裏面に設けられた粘着剤3を介して仮着された剥離紙42を有する。
図15に示すように剥離紙42には、切れ目であるスリット43がラベル幅方向Yに間隔を空けて平行に2つ形成されている。2つのスリット43は、RFID4を挟む位置に設けられ、ラベル長手方向Xの一端部から他端部に向けて形成されている。2つのスリット43に挟まれる内側を離反片44とし、この離反片44のラベル幅方向Yの両端の二片をそれぞれ剥離片45として設けられ、RFID4が離反片44の一部に重なる位置(RFID4は離反片24のラベル長手方向Xの中心近傍)に設けられている。
離反片44は、ラベル基材2と離反片44の間に設けられたRFID4と重なる基本領域44aと、RFID4と重ならずに基本領域44aの両端から外側に位置する重合領域44bを備えている。
離反片44の重合領域44bのラベル長手方向Xの長さXdは、図15(d)に示すようにRFID4のラベル長手方向Xの長さXaと同一または長く形成され(Xb≧Xa)、離反片24のラベル幅方向Yの長さYbは、RFID4のラベル幅方向Yの長さYaと同一または長く形成されている(Yb≧Ya)。
以上のように構成したRFIDラベル41の貼付方法について説明する。図16は、離反片を折り曲げた状態のRFIDラベル41の斜視図であり、図17はRFIDラベル41を貼付した状態の断面図である。
まず、図16に示すようにこのRFIDラベル41の剥離紙42のうち離反片44をラベル基材2の粘着剤3上に残したまま剥離片45のみ取り除き、離反片44のラベル幅方向Xの両端に位置する粘着剤3を表出させる。
次に、離反片44の基本領域44aのラベル長手方向Xの両端にある重合領域44bを基本領域44a側(RFID4が配置されている側)に向かって折り返す。すなわち図15に示すラベル長手方向Xの左側に位置する第1の重合領域44bをまず基本領域44aに向かって折り返し、次に図15に示すラベル長手方向Xの右側に位置する第2の重合領域44bを基本領域44aに折り返された第1の重合領域44bに重なるように更に第2の重合領域44bを折り返す。図17に示すように離反片44の重合領域44bを折り曲げた状態のまま被着体10に貼付する。
このように貼付することでRFIDラベルの剥離紙をすべて剥離して平面状に貼付した場合に比べて、RFID4の下層に位置する離反片44の厚みP3分だけ被着体10から離して貼付することができる。また、離反片44が重なるように折り曲げた状態で被着体10に貼付するため、三重に重なる離反片44の基本領域44aと重合領域44bによって折り曲げない場合に比べて3倍(3枚分の厚み)の距離P3を被着体10から離すことができ、被着体10が金属や水分を含むものであってもRFID4との通信障害(通信不能や通信不安定または通信距離の短縮等)を最小限にすることができる。
RFIDの配置位置や離反片の形状や長さ等は、上述した実施の形態に限るものではなく例えば図18に示すRFIDラベル51のように離反片54を山折りと谷折りを交互にして、蛇腹状にすることで三重に重なる離反片54の厚みP3だけ被着体10から離反させた状態で貼付することができる。
また、図19に示すRFIDラベル61のように離反片64を折返したときにRFIDラベル61の最下層に位置する重合領域64bの先端部64cを粘着剤3に延出させて重ねて貼付することでRFIDラベル61の剥離紙を折り返した状態のままに維持することができ、貼付作業を向上させることもできる。
なお、本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記いずれの実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。例えば、重合領域を基本領域に対してラベル長手方向Xに設けるようにしたがこれに限らずラベル幅方向Yに設けるようにしても良い。
本発明の実施の形態に係るRFIDラベルをロール状に巻回したロールラベルの斜視図である。 RFIDラベルの平面図である。 図2に示すRFIDラベルのA−A線上の断面図である。 剥離片を取り除いた状態のRFIDラベル1の裏面から見た斜視図である。 RFIDラベルを被着体に貼付した状態を示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係るRFIDラベルをロール上に巻回したロールラベルの斜視図である。 RFIDラベルの平面図である。 図7に示すRFIDラベルのB−B線上の断面図である。 剥離片を取り除いた状態のRFIDラベル21の裏面から見た斜視図である。 離反片を折り曲げた状態のRFIDラベル21の裏面から見た斜視図である。 RFIDラベル21を被着体に貼付した状態を示す断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係るRFIDラベル31の裏面から見た平面図である。 離反片を折り曲げた状態のRFIDラベル31の裏面から見た斜視図である。 RFIDラベル31を被着体に貼付した状態を示す断面図である。 本発明の第4の実施の形態に係るRFIDラベル41の裏面から見た断面図である。 離反片を折り曲げた状態のRFIDラベル41の裏面から見た斜視図である。 RFIDラベル41を被着体に貼付した状態を示す断面図である。 RFIDラベル51を被着体に貼付した状態を示す断面図である。 RFIDラベル61を被着体に貼付した状態を示す断面図である。
符号の説明
1 RFIDラベル
2 ラベル基材
3 粘着剤
4 RFID
5 剥離紙
6 スリット
7 離反片
8 剥離片
9 ロールラベル
10 被着体
21 RFIDラベル(第2の実施の形態)
22 剥離紙
23 スリット
24 離反片
24a基本領域
24b重合領域
25 剥離片
26 ロールラベル
31 RFIDラベル(第3の実施の形態)
32 剥離紙
33 スリット
34 離反片
34a基本領域
34b重合領域
35 剥離片
41 RFIDラベル(第4の実施の形態)
42 剥離紙
43 スリット
44 離反片
44a基本領域
44b重合領域
45 剥離片
51 RFIDラベル
54 離反片
54a基本領域
54b重合領域
61 RFIDラベル
62 離反片
64a基本領域
64b重合領域

Claims (5)

  1. プリンタにより印字され、単葉状に切り離されるRFIDラベルであって、
    裏面に粘着剤が設けられたラベル基材と、
    前記粘着剤を介して前記ラベル基材が長手方向に複数仮着された剥離紙と、
    該ラベル基材の裏面に保持され、データを記憶するICチップとを用いて非接触で送受信するアンテナを備えるRFIDと、
    前記剥離紙には前記RFIDを挟む位置に、ラベル長手方向の一端部から他端部に向けて平行な2つの切れ目が形成され、前記2つの切れ目の内側に位置する離反片と、
    前記離反片の両端に位置し、貼付時に取り除かれる剥離片と、
    を有することを特徴とするRFIDラベル。
  2. 前記切れ目はRFIDを囲うようにコの字状に形成され、コの字状の切れ目に囲まれる内側に位置する離反片と、コの字状の切れ目の外側に位置し、貼付時に取り除かれる剥離片とを有することを特徴とする請求項1記載のRFIDラベル。
  3. 前記離反片は、前記RFIDと重なる基本領域と、該基本領域に向かって折り返されることで前記RFIDと重なる重合領域からなることを特徴とする請求項1または2記載のRFIDラベル。
  4. 前記重合領域は、基本領域に隣接して設けられていることを特徴とする請求項3記載のRFIDラベル。
  5. 前記折り返された重合領域の先端部を前記粘着剤に延出させて、重ねて貼付することを特徴とする請求項3記載のRFIDラベル。
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