JP2004265126A - 貼り合わせタグおよびその使用方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、非接触IC回路を埋め込んだ識別タグにおいて、識別タグとしての風格や手触りを損なうことなく、汎用のプリンタで印字することができる貼り合わせタグおよびその使用方法を提供を提供することを課題とする。
【解決手段】折り目線13を挟んで線対称の形状を有する第1の印刷紙11および第2の印刷紙12と、第1の印刷紙11および第2の印刷紙12の裏面にそれぞれ塗布された粘着剤15、16と、第1の印刷紙11の裏面に直接もしくは粘着剤15を介して接着されたインレット2とからなり、第1の印刷紙11および第2の印刷紙12の裏面が粘着剤15、16によって台紙3に仮着されている。第1の印刷紙11および第2の印刷紙12が台紙3に仮着された状態では、インレット2は、第1の印刷紙11に塗布された粘着剤15と台紙3との間に介装されることになる。
【選択図】 図1
【解決手段】折り目線13を挟んで線対称の形状を有する第1の印刷紙11および第2の印刷紙12と、第1の印刷紙11および第2の印刷紙12の裏面にそれぞれ塗布された粘着剤15、16と、第1の印刷紙11の裏面に直接もしくは粘着剤15を介して接着されたインレット2とからなり、第1の印刷紙11および第2の印刷紙12の裏面が粘着剤15、16によって台紙3に仮着されている。第1の印刷紙11および第2の印刷紙12が台紙3に仮着された状態では、インレット2は、第1の印刷紙11に塗布された粘着剤15と台紙3との間に介装されることになる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、非接触IC回路を内蔵した貼り合わせタグおよびその使用方法に関し、特に厚手の印刷紙間に非接触IC回路を内蔵した貼り合わせタグおよびその使用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
RFID(Radio Frequency ldentification)タグ等の非接触IC回路は、アンテナ、ICチップ等からなり、フィルム等のシート基材上にアンテナ、ICチップ等からなる非接触IC回路が実装されたものが、「インレット」等の名称で市販されている。このような非接触IC回路は、記憶容量の大きさと高度なセキュリティ機能を有するという特徴に加え、非接触IC回路をリーダライタに近づけるだけで非接触で通信ができるために、商品に非接触IC回路を実装することで、商品管理や物流管理に役立たせることができる。
【0003】
しかし、ICチップに記憶された内容は、リーダライタ以外で読み取ることができないため、非接触IC回路をラベルやタグに埋め込み、ラベルやタグの表面に印字した文字やバーコードを人間の視覚又はバーコードリーダ等の光学的読み取り機械で読み取り可能とする利用形態が拡大している(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−123805号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来技術では、商品名、価格、サイズ、ロット番号等が印字される識別タグに非接触IC回路を埋め込む場合に、2枚の印刷紙(紙やサーマル紙やフィルム)の間に非接触IC回路を挟んでいるために、識別タグが分厚くなってしまい、汎用のプリンタ(熱転写やサーマルプリンタ)で印字しにくくなってしまうという問題点があった。なお、識別タグの厚さを汎用のプリンタで印字可能な厚さに抑えると、腰が弱く、識別タグとしての風格や手触りが損なわれてしまう。
【0006】
また、非接触IC回路を埋め込んだ識別タグが帯状の連続体になっている場合には、印字毎にプリンタのカッタでカットする必要があるが、識別タグが分厚いため、プリンタのカッタでカットしにくくなってしまうという問題点があった。なお、識別タグの厚さをプリンタのカッタで容易にカット可能な厚さに抑えると、腰が弱く、識別タグとしての風格や手触りが損なわれてしまう。
【0007】
さらに、非接触IC回路を埋め込んだ識別タグが帯状の連続体になっている場合には、各コーナー部を円弧状に切り欠く角Rの加工が困難であると共に、非接触IC回路に不良があった場合に、不良部分を排除できないという問題点があった。
【0008】
本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、識別タグとしての風格や手触りを損なうことなく、汎用のプリンタで印字することができる貼り合わせタグおよびその使用方法を提供する点にある。
【0009】
さらに、本発明の目的とするところは、非接触IC回路を埋め込んだ識別タグが帯状の連続体になっている場合にも、プリンタのカッタで容易にカットすることができる貼り合わせタグおよびその使用方法を提供する点にある。
【0010】
さらにまた、本発明の目的とするところは、非接触IC回路を埋め込んだ識別タグが帯状の連続体になっている場合にも、識別タグの形状を容易に加工することができると共に、非接触IC回路に不良があった場合に、不良部分を排除することができる貼り合わせタグおよびその使用方法を提供する点にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決すべく、以下に掲げる構成とした。
請求項1記載の発明の要旨は、折り目線を挟んで線対称の形状を有する第1の印刷紙および第2の印刷紙と、前記第1の印刷紙および前記第2の印刷紙の裏面に塗布された粘着剤と、該粘着剤によって前記第1の印刷紙に接着された非接触IC回路と、前記粘着剤によって前記第1の印刷紙および前記第2の印刷紙が仮着されている台紙とを具備し、前記非接触IC回路は、前記第1の印刷紙の裏面に塗布された前記粘着剤と前記台紙との間に介装されていることを特徴とする貼り合わせタグに存する。
また請求項2記載の発明の要旨は、前記第1の印刷紙に接着された前記非接触IC回路の反対面にも粘着剤が塗布されており、前記第1の印刷紙および前記第2の印刷紙の裏面に塗布された前記粘着剤と、前記非接触IC回路の反対面に塗布された前記粘着剤とによって、前記第1の印刷紙および前記第2の印刷紙が前記台紙に仮着されていることを特徴とする請求項1記載の貼り合わせタグに存する。
また請求項3記載の発明の要旨は、前記第1の印刷紙の裏面に塗布されている前記粘着剤は、前記非接触IC回路の面積よりも広い範囲に塗布されていることを特徴とする請求項1又は2記載の貼り合わせタグに存する。
また請求項4記載の発明の要旨は、非接触IC回路を内蔵する貼り合わせタグであって、折り目線を挟んで線対称の形状を有する第1の印刷紙および第2の印刷紙を前記折り目線で折り曲げた状態で、前記第1の印刷紙と前記第2の印刷紙との間に粘着剤および前記非接触IC回路が介装されて一体化されていることを特徴とする貼り合わせタグに存する。
また請求項5記載の発明の要旨は、前記粘着剤は、前記第1の印刷紙と前記第2の印刷紙との間の前記非接触IC回路の面積よりも広い範囲に介装されていることを特徴とする請求項4記載の貼り合わせタグに存する。
また請求項6記載の発明の要旨は、請求項1乃至3のいずれかに記載の貼り合わせタグにプリンタで印字した後、前記第1の印刷紙と前記第2の印刷紙とを前記折り目線で折り曲げ、前記第1の印刷紙と前記第2の印刷紙とを前記粘着剤によって貼り合わせることを特徴とする貼り合わせタグの使用方法に存する。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0013】
図1は、本発明に係る貼り合わせタグの実施の形態の構成を示す斜視図であり、図2は、図1に示すA−B断面図である。
【0014】
本実施の形態の貼り合わせタグ1は、図1および図2を参照すると、折り目線13を挟んで線対称の形状を有する第1の印刷紙11および第2の印刷紙12と、第1の印刷紙11および第2の印刷紙12の裏面にそれぞれ塗布された粘着剤15、16と、第1の印刷紙11の裏面に粘着剤15を介して接着されたインレット2とからなり、第1の印刷紙11および第2の印刷紙12の裏面、すなわち粘着剤15、16がそれぞれ塗布された面が粘着剤15、16によって台紙3に仮着されている。第1の印刷紙11および第2の印刷紙12が台紙3に仮着された状態では、インレット2は、第1の印刷紙11の裏面に塗布された粘着剤15と台紙3との間に介装されることになる。
【0015】
第1の印刷紙11および第2の印刷紙12の形状は、折り目線13を挟んで線対称の形状であれば、略円形や三角形、その他の異形状等の任意な形状で良く、図1に示す本実施の形態では、折り目線13を挟んで線対称の位置にタグホール14がそれぞれ形成されていると共に、各コーナー部を円弧状に切り欠く角Rの加工が施されている。
【0016】
第1の印刷紙11および第2の印刷紙12の表面には、事前に会社名等のプレ印刷51を印刷しておくことができ、また、汎用のプリンタを使用して値段等の可変情報52やバーコード53を印字することができる。
【0017】
なお、第1の印刷紙11および第2の印刷紙12としては、厚手の紙、サーマル紙、フィルム等を用いることができ、第1の印刷紙11および第2の印刷紙12の厚さは、70μm以上、好ましくは100μm以上が望ましい。
【0018】
インレット2は、リーダライタとの間で非接触通信ができる非接触IC回路が実装されているもので、フィルム等のシート基体21と、ICチップ22およびアンテナ23からなる非接触IC回路とで構成され、シート基体21上にICチップ22およびアンテナ23からなる非接触IC回路が実装されている。
【0019】
折り目線13は、第1の印刷紙11と第2の印刷紙12とを貼り合わせる際の直線上の折り目となる部分であり、ミシン目、厚さ方向に一部分を残した切り込み、厚さ方向に一部分を残した断面がV字状の切り込みや、これらを組み合わせたものが考えられる。
【0020】
粘着剤15は、第1の印刷紙11の裏面に、インレット2の面積よりも広い塗布面積で、且つインレット2の周縁全域を粘着剤15の塗布面が覆うように、すなわちインレット2の面積よりも広い範囲に塗布されており、本実施の形態では、第1の印刷紙11の裏面の全面に塗布されている。また、粘着剤16も、第2の印刷紙12の裏面の全面に塗布されている。
【0021】
なお、粘着剤15、16としては、例えばエマルジョン系、ソルベント系、ホットメルト系、UVホットメルト系、UV硬化型、空気硬化型のように任意のものが使用可能であり、素材は、アクリル系、ゴム系など任意である。また、粘着剤15、16の強さは、特に制限しないが、強粘着剤と呼ばれる強さ以上(JIS Z 0237 180°引きはがし法で800g/25mm以上)が望ましい。
【0022】
また、本実施の形態では、インレット2が第1の印刷紙11の裏面に塗布された粘着剤15と台紙3との間に介装されるように構成したが、第1の印刷紙11の裏面に接着されたインレット2の反対面、すなわちインレット2の台紙3に対向する面にも粘着剤を塗布し、第1の印刷紙11および第2の印刷紙12の裏面に塗布された粘着剤15、16と、インレット2の反対面に塗布した粘着剤とによって、第1の印刷紙11および第2の印刷紙12を台紙3に仮着するように構成しても良い。インレット2の反対面にも粘着剤を塗布することにより、貼り合わせタグ1と台紙3との間の接着力が強化され、貼り合わせタグ1が加工時や印字時に台紙3から脱落することを防止できる。なお、インレット2の反対面に塗布する粘着剤の範囲は、インレット2よりも狭い範囲でも広い範囲でも良く、また、インレット2と同じ範囲でも良い。
【0023】
次に、本実施の形態の使用方法について図3乃至図5を参照して詳細に説明する。
図3は、本発明に係る貼り合わせタグの実施の形態の使用方法を説明するための説明図であり、図4は、本発明に係る貼り合わせタグの実施の形態を貼り合わせた状態を示す斜視図であり、図5は、図4に示すC−D断面図である。
【0024】
図3(a)に示すように、第1の印刷紙11および第2の印刷紙12を台紙3から剥がした状態から、図3(b)に示すように、折り目線13から折り曲げ、第1の印刷紙11に塗布された粘着剤15と、第2の印刷紙12に塗布された粘着剤16とを接着させることにより、第1の印刷紙11と第2の印刷紙12とを貼り合わせる。
【0025】
第1の印刷紙11と第2の印刷紙12とを貼り合わせた状態では、図4および図5に示すように、第1の印刷紙11と第2の印刷紙12とが折り目線13部分から折り曲げられ、第1の印刷紙11と、粘着剤15と、インレット2と、粘着剤16と、第2の印刷紙12とが積層された状態となる。
【0026】
第1の印刷紙11と第2の印刷紙12とは、折り目線13を挟んで線対称の形状を有すると共に、第1の印刷紙11および第2の印刷紙12に形成されたタグホール14も折り目線13を挟んで線対称の位置に存在するため、図4および図5に示すように、ずれることなく貼り合わされ、第1の印刷紙11および第2の印刷紙12の厚さの約2倍の厚さを有する重厚な識別タグとなり、風格や手触りを備えた識別タグとして使用することができる。
【0027】
また、インレット2の面積よりも粘着剤15の塗布面積が広く、インレット2の周縁全域を粘着剤15の塗布面が覆っているため、第1の印刷紙11と第2の印刷紙12とを貼り合わせた状態では、インレット2が脱落することはない。
【0028】
次に、本実施の形態を連続して設けてタグ連続体とした構成について図6および図7を参照して詳細に説明する。
図6は、本発明に係る貼り合わせタグの実施の形態を連続して設けたタグ連続体の構成を示す斜視図であり、図7は、本発明に係る貼り合わせタグの実施の形態を連続して設けたタグ連続体の構成を示す斜視図である。
【0029】
本実施の形態の貼り合わせタグ1は、図6および図7に示すように、帯状の台紙4上に連続して仮着した状態で供給することができ、さらに貼り合わせタグ1を連続して仮着した台紙4をロール状にすることで取り扱いが容易になる。図6には、折り目線13が直線上に並ぶように貼り合わせタグ1を台紙4に仮着した例を示し、図7には、折り目線13が平行になるように貼り合わせタグ1を台紙4に仮着した例を示している。
【0030】
以上説明したように、本実施の形態によれば、第1の印刷紙11と第2の印刷紙12とを折り目線13で折り曲げない状態で印字を行うことができるため、第1の印刷紙11および第2の印刷紙12の厚さを汎用プリンタで印字可能な上限まで厚くしても、汎用のプリンタで印字することができると共に、貼り合わせ後は、厚さが第1の印刷紙11および第2の印刷紙12の厚さの約2倍の重厚な識別タグとなり、風格や手触りを備えた識別タグとして使用することができる。また、第1の印刷紙11および第2の印刷紙12のいずれにも、すなわち識別タグの両面に同時に印字を行うことができる。
【0031】
さらに、本実施の形態によれば、第1の印刷紙11と第2の印刷紙12とを折り目線13で折り曲げない状態で帯状の台紙4上に連続して仮着したものを貼り合わせタグ1の連続体としてプリンタに供給することができるため、後続の貼り合わせタグ1との間にある台紙4部分をカットすれば良く、プリンタのカッタで容易にカットすることができ、プリンタのカッタに悪影響をおよぼすことがない。
【0032】
さらにまた、本実施の形態によれば、第1の印刷紙11と第2の印刷紙12とを折り目線13で折り曲げない状態で帯状の台紙4上に連続して仮着したものを貼り合わせタグ1の連続体としてプリンタに供給することができるため、ダイカットの形状を工夫することで識別タグの形状を容易に加工することができると共に、非接触IC回路に不良があった場合に、不良品の貼り合わせタグ1を剥がすことで不良部分を排除して良品の貼り合わせタグ1に貼り替えることができ、不良部分を出荷しないで済む。
【0033】
なお、本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。なお、各図において、同一構成要素には同一符号を付している。
【0034】
【発明の効果】
本発明の貼り合わせタグおよびその使用方法は、第1の印刷紙と第2の印刷紙とを折り目線で折り曲げない状態で印字を行うことができるため、第1の印刷紙および第2の印刷紙の厚さを汎用プリンタで印字可能な上限まで厚くしても、汎用のプリンタで印字することができると共に、貼り合わせ後は、厚さが第1の印刷紙および第2の印刷紙の厚さの約2倍の重厚な識別タグとなり、風格や手触りを備えた識別タグとして使用することができる。また、第1の印刷紙および第2の印刷紙のいずれにも、すなわち識別タグの両面に同時に印字を行うことができる。
【0035】
さらに、本発明の貼り合わせタグおよびその使用方法は、第1の印刷紙と第2の印刷紙とを折り目線で折り曲げない状態で帯状の台紙上に連続して仮着したものを貼り合わせタグの連続体としてプリンタに供給することができるため、後続の貼り合わせタグとの間にある台紙部分をカットすれば良く、プリンタのカッタで容易にカットすることができ、プリンタのカッタに悪影響をおよぼすことがない。
【0036】
さらにまた、本発明の貼り合わせタグおよびその使用方法は、第1の印刷紙と第2の印刷紙とを折り目線で折り曲げない状態で帯状の台紙上に連続して仮着したものを貼り合わせタグの連続体としてプリンタに供給することができるため、ダイカットの形状を工夫することで識別タグの形状を容易に加工することができると共に、非接触IC回路に不良があった場合に、不良品の貼り合わせタグを剥がすことで不良部分を排除して良品の貼り合わせタグに貼り替えることができ、不良部分を出荷しないで済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る貼り合わせタグの実施の形態の構成を示す斜視図である。
【図2】図1に示すA−B断面図である。
【図3】本発明に係る貼り合わせタグの実施の形態の使用方法を説明するための説明図である。
【図4】本発明に係る貼り合わせタグの実施の形態を貼り合わせた状態を示す斜視図である。
【図5】図4に示すC−D断面図である。
【図6】本発明に係る貼り合わせタグの実施の形態を連続して設けたタグ連続体の構成を示す斜視図である。
【図7】本発明に係る貼り合わせタグの実施の形態を連続して設けたタグ連続体の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 貼り合わせタグ
2 インレット
3、4 台紙
11 第1の印刷紙
12 第2の印刷紙
13 折り目線
14 タグホール
15、16 粘着剤
21 シート基体
22 ICチップ
23 アンテナ
51 プレ印刷
52 可変情報
53 バーコード
【発明の属する技術分野】
本発明は、非接触IC回路を内蔵した貼り合わせタグおよびその使用方法に関し、特に厚手の印刷紙間に非接触IC回路を内蔵した貼り合わせタグおよびその使用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
RFID(Radio Frequency ldentification)タグ等の非接触IC回路は、アンテナ、ICチップ等からなり、フィルム等のシート基材上にアンテナ、ICチップ等からなる非接触IC回路が実装されたものが、「インレット」等の名称で市販されている。このような非接触IC回路は、記憶容量の大きさと高度なセキュリティ機能を有するという特徴に加え、非接触IC回路をリーダライタに近づけるだけで非接触で通信ができるために、商品に非接触IC回路を実装することで、商品管理や物流管理に役立たせることができる。
【0003】
しかし、ICチップに記憶された内容は、リーダライタ以外で読み取ることができないため、非接触IC回路をラベルやタグに埋め込み、ラベルやタグの表面に印字した文字やバーコードを人間の視覚又はバーコードリーダ等の光学的読み取り機械で読み取り可能とする利用形態が拡大している(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−123805号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来技術では、商品名、価格、サイズ、ロット番号等が印字される識別タグに非接触IC回路を埋め込む場合に、2枚の印刷紙(紙やサーマル紙やフィルム)の間に非接触IC回路を挟んでいるために、識別タグが分厚くなってしまい、汎用のプリンタ(熱転写やサーマルプリンタ)で印字しにくくなってしまうという問題点があった。なお、識別タグの厚さを汎用のプリンタで印字可能な厚さに抑えると、腰が弱く、識別タグとしての風格や手触りが損なわれてしまう。
【0006】
また、非接触IC回路を埋め込んだ識別タグが帯状の連続体になっている場合には、印字毎にプリンタのカッタでカットする必要があるが、識別タグが分厚いため、プリンタのカッタでカットしにくくなってしまうという問題点があった。なお、識別タグの厚さをプリンタのカッタで容易にカット可能な厚さに抑えると、腰が弱く、識別タグとしての風格や手触りが損なわれてしまう。
【0007】
さらに、非接触IC回路を埋め込んだ識別タグが帯状の連続体になっている場合には、各コーナー部を円弧状に切り欠く角Rの加工が困難であると共に、非接触IC回路に不良があった場合に、不良部分を排除できないという問題点があった。
【0008】
本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、識別タグとしての風格や手触りを損なうことなく、汎用のプリンタで印字することができる貼り合わせタグおよびその使用方法を提供する点にある。
【0009】
さらに、本発明の目的とするところは、非接触IC回路を埋め込んだ識別タグが帯状の連続体になっている場合にも、プリンタのカッタで容易にカットすることができる貼り合わせタグおよびその使用方法を提供する点にある。
【0010】
さらにまた、本発明の目的とするところは、非接触IC回路を埋め込んだ識別タグが帯状の連続体になっている場合にも、識別タグの形状を容易に加工することができると共に、非接触IC回路に不良があった場合に、不良部分を排除することができる貼り合わせタグおよびその使用方法を提供する点にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決すべく、以下に掲げる構成とした。
請求項1記載の発明の要旨は、折り目線を挟んで線対称の形状を有する第1の印刷紙および第2の印刷紙と、前記第1の印刷紙および前記第2の印刷紙の裏面に塗布された粘着剤と、該粘着剤によって前記第1の印刷紙に接着された非接触IC回路と、前記粘着剤によって前記第1の印刷紙および前記第2の印刷紙が仮着されている台紙とを具備し、前記非接触IC回路は、前記第1の印刷紙の裏面に塗布された前記粘着剤と前記台紙との間に介装されていることを特徴とする貼り合わせタグに存する。
また請求項2記載の発明の要旨は、前記第1の印刷紙に接着された前記非接触IC回路の反対面にも粘着剤が塗布されており、前記第1の印刷紙および前記第2の印刷紙の裏面に塗布された前記粘着剤と、前記非接触IC回路の反対面に塗布された前記粘着剤とによって、前記第1の印刷紙および前記第2の印刷紙が前記台紙に仮着されていることを特徴とする請求項1記載の貼り合わせタグに存する。
また請求項3記載の発明の要旨は、前記第1の印刷紙の裏面に塗布されている前記粘着剤は、前記非接触IC回路の面積よりも広い範囲に塗布されていることを特徴とする請求項1又は2記載の貼り合わせタグに存する。
また請求項4記載の発明の要旨は、非接触IC回路を内蔵する貼り合わせタグであって、折り目線を挟んで線対称の形状を有する第1の印刷紙および第2の印刷紙を前記折り目線で折り曲げた状態で、前記第1の印刷紙と前記第2の印刷紙との間に粘着剤および前記非接触IC回路が介装されて一体化されていることを特徴とする貼り合わせタグに存する。
また請求項5記載の発明の要旨は、前記粘着剤は、前記第1の印刷紙と前記第2の印刷紙との間の前記非接触IC回路の面積よりも広い範囲に介装されていることを特徴とする請求項4記載の貼り合わせタグに存する。
また請求項6記載の発明の要旨は、請求項1乃至3のいずれかに記載の貼り合わせタグにプリンタで印字した後、前記第1の印刷紙と前記第2の印刷紙とを前記折り目線で折り曲げ、前記第1の印刷紙と前記第2の印刷紙とを前記粘着剤によって貼り合わせることを特徴とする貼り合わせタグの使用方法に存する。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0013】
図1は、本発明に係る貼り合わせタグの実施の形態の構成を示す斜視図であり、図2は、図1に示すA−B断面図である。
【0014】
本実施の形態の貼り合わせタグ1は、図1および図2を参照すると、折り目線13を挟んで線対称の形状を有する第1の印刷紙11および第2の印刷紙12と、第1の印刷紙11および第2の印刷紙12の裏面にそれぞれ塗布された粘着剤15、16と、第1の印刷紙11の裏面に粘着剤15を介して接着されたインレット2とからなり、第1の印刷紙11および第2の印刷紙12の裏面、すなわち粘着剤15、16がそれぞれ塗布された面が粘着剤15、16によって台紙3に仮着されている。第1の印刷紙11および第2の印刷紙12が台紙3に仮着された状態では、インレット2は、第1の印刷紙11の裏面に塗布された粘着剤15と台紙3との間に介装されることになる。
【0015】
第1の印刷紙11および第2の印刷紙12の形状は、折り目線13を挟んで線対称の形状であれば、略円形や三角形、その他の異形状等の任意な形状で良く、図1に示す本実施の形態では、折り目線13を挟んで線対称の位置にタグホール14がそれぞれ形成されていると共に、各コーナー部を円弧状に切り欠く角Rの加工が施されている。
【0016】
第1の印刷紙11および第2の印刷紙12の表面には、事前に会社名等のプレ印刷51を印刷しておくことができ、また、汎用のプリンタを使用して値段等の可変情報52やバーコード53を印字することができる。
【0017】
なお、第1の印刷紙11および第2の印刷紙12としては、厚手の紙、サーマル紙、フィルム等を用いることができ、第1の印刷紙11および第2の印刷紙12の厚さは、70μm以上、好ましくは100μm以上が望ましい。
【0018】
インレット2は、リーダライタとの間で非接触通信ができる非接触IC回路が実装されているもので、フィルム等のシート基体21と、ICチップ22およびアンテナ23からなる非接触IC回路とで構成され、シート基体21上にICチップ22およびアンテナ23からなる非接触IC回路が実装されている。
【0019】
折り目線13は、第1の印刷紙11と第2の印刷紙12とを貼り合わせる際の直線上の折り目となる部分であり、ミシン目、厚さ方向に一部分を残した切り込み、厚さ方向に一部分を残した断面がV字状の切り込みや、これらを組み合わせたものが考えられる。
【0020】
粘着剤15は、第1の印刷紙11の裏面に、インレット2の面積よりも広い塗布面積で、且つインレット2の周縁全域を粘着剤15の塗布面が覆うように、すなわちインレット2の面積よりも広い範囲に塗布されており、本実施の形態では、第1の印刷紙11の裏面の全面に塗布されている。また、粘着剤16も、第2の印刷紙12の裏面の全面に塗布されている。
【0021】
なお、粘着剤15、16としては、例えばエマルジョン系、ソルベント系、ホットメルト系、UVホットメルト系、UV硬化型、空気硬化型のように任意のものが使用可能であり、素材は、アクリル系、ゴム系など任意である。また、粘着剤15、16の強さは、特に制限しないが、強粘着剤と呼ばれる強さ以上(JIS Z 0237 180°引きはがし法で800g/25mm以上)が望ましい。
【0022】
また、本実施の形態では、インレット2が第1の印刷紙11の裏面に塗布された粘着剤15と台紙3との間に介装されるように構成したが、第1の印刷紙11の裏面に接着されたインレット2の反対面、すなわちインレット2の台紙3に対向する面にも粘着剤を塗布し、第1の印刷紙11および第2の印刷紙12の裏面に塗布された粘着剤15、16と、インレット2の反対面に塗布した粘着剤とによって、第1の印刷紙11および第2の印刷紙12を台紙3に仮着するように構成しても良い。インレット2の反対面にも粘着剤を塗布することにより、貼り合わせタグ1と台紙3との間の接着力が強化され、貼り合わせタグ1が加工時や印字時に台紙3から脱落することを防止できる。なお、インレット2の反対面に塗布する粘着剤の範囲は、インレット2よりも狭い範囲でも広い範囲でも良く、また、インレット2と同じ範囲でも良い。
【0023】
次に、本実施の形態の使用方法について図3乃至図5を参照して詳細に説明する。
図3は、本発明に係る貼り合わせタグの実施の形態の使用方法を説明するための説明図であり、図4は、本発明に係る貼り合わせタグの実施の形態を貼り合わせた状態を示す斜視図であり、図5は、図4に示すC−D断面図である。
【0024】
図3(a)に示すように、第1の印刷紙11および第2の印刷紙12を台紙3から剥がした状態から、図3(b)に示すように、折り目線13から折り曲げ、第1の印刷紙11に塗布された粘着剤15と、第2の印刷紙12に塗布された粘着剤16とを接着させることにより、第1の印刷紙11と第2の印刷紙12とを貼り合わせる。
【0025】
第1の印刷紙11と第2の印刷紙12とを貼り合わせた状態では、図4および図5に示すように、第1の印刷紙11と第2の印刷紙12とが折り目線13部分から折り曲げられ、第1の印刷紙11と、粘着剤15と、インレット2と、粘着剤16と、第2の印刷紙12とが積層された状態となる。
【0026】
第1の印刷紙11と第2の印刷紙12とは、折り目線13を挟んで線対称の形状を有すると共に、第1の印刷紙11および第2の印刷紙12に形成されたタグホール14も折り目線13を挟んで線対称の位置に存在するため、図4および図5に示すように、ずれることなく貼り合わされ、第1の印刷紙11および第2の印刷紙12の厚さの約2倍の厚さを有する重厚な識別タグとなり、風格や手触りを備えた識別タグとして使用することができる。
【0027】
また、インレット2の面積よりも粘着剤15の塗布面積が広く、インレット2の周縁全域を粘着剤15の塗布面が覆っているため、第1の印刷紙11と第2の印刷紙12とを貼り合わせた状態では、インレット2が脱落することはない。
【0028】
次に、本実施の形態を連続して設けてタグ連続体とした構成について図6および図7を参照して詳細に説明する。
図6は、本発明に係る貼り合わせタグの実施の形態を連続して設けたタグ連続体の構成を示す斜視図であり、図7は、本発明に係る貼り合わせタグの実施の形態を連続して設けたタグ連続体の構成を示す斜視図である。
【0029】
本実施の形態の貼り合わせタグ1は、図6および図7に示すように、帯状の台紙4上に連続して仮着した状態で供給することができ、さらに貼り合わせタグ1を連続して仮着した台紙4をロール状にすることで取り扱いが容易になる。図6には、折り目線13が直線上に並ぶように貼り合わせタグ1を台紙4に仮着した例を示し、図7には、折り目線13が平行になるように貼り合わせタグ1を台紙4に仮着した例を示している。
【0030】
以上説明したように、本実施の形態によれば、第1の印刷紙11と第2の印刷紙12とを折り目線13で折り曲げない状態で印字を行うことができるため、第1の印刷紙11および第2の印刷紙12の厚さを汎用プリンタで印字可能な上限まで厚くしても、汎用のプリンタで印字することができると共に、貼り合わせ後は、厚さが第1の印刷紙11および第2の印刷紙12の厚さの約2倍の重厚な識別タグとなり、風格や手触りを備えた識別タグとして使用することができる。また、第1の印刷紙11および第2の印刷紙12のいずれにも、すなわち識別タグの両面に同時に印字を行うことができる。
【0031】
さらに、本実施の形態によれば、第1の印刷紙11と第2の印刷紙12とを折り目線13で折り曲げない状態で帯状の台紙4上に連続して仮着したものを貼り合わせタグ1の連続体としてプリンタに供給することができるため、後続の貼り合わせタグ1との間にある台紙4部分をカットすれば良く、プリンタのカッタで容易にカットすることができ、プリンタのカッタに悪影響をおよぼすことがない。
【0032】
さらにまた、本実施の形態によれば、第1の印刷紙11と第2の印刷紙12とを折り目線13で折り曲げない状態で帯状の台紙4上に連続して仮着したものを貼り合わせタグ1の連続体としてプリンタに供給することができるため、ダイカットの形状を工夫することで識別タグの形状を容易に加工することができると共に、非接触IC回路に不良があった場合に、不良品の貼り合わせタグ1を剥がすことで不良部分を排除して良品の貼り合わせタグ1に貼り替えることができ、不良部分を出荷しないで済む。
【0033】
なお、本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。なお、各図において、同一構成要素には同一符号を付している。
【0034】
【発明の効果】
本発明の貼り合わせタグおよびその使用方法は、第1の印刷紙と第2の印刷紙とを折り目線で折り曲げない状態で印字を行うことができるため、第1の印刷紙および第2の印刷紙の厚さを汎用プリンタで印字可能な上限まで厚くしても、汎用のプリンタで印字することができると共に、貼り合わせ後は、厚さが第1の印刷紙および第2の印刷紙の厚さの約2倍の重厚な識別タグとなり、風格や手触りを備えた識別タグとして使用することができる。また、第1の印刷紙および第2の印刷紙のいずれにも、すなわち識別タグの両面に同時に印字を行うことができる。
【0035】
さらに、本発明の貼り合わせタグおよびその使用方法は、第1の印刷紙と第2の印刷紙とを折り目線で折り曲げない状態で帯状の台紙上に連続して仮着したものを貼り合わせタグの連続体としてプリンタに供給することができるため、後続の貼り合わせタグとの間にある台紙部分をカットすれば良く、プリンタのカッタで容易にカットすることができ、プリンタのカッタに悪影響をおよぼすことがない。
【0036】
さらにまた、本発明の貼り合わせタグおよびその使用方法は、第1の印刷紙と第2の印刷紙とを折り目線で折り曲げない状態で帯状の台紙上に連続して仮着したものを貼り合わせタグの連続体としてプリンタに供給することができるため、ダイカットの形状を工夫することで識別タグの形状を容易に加工することができると共に、非接触IC回路に不良があった場合に、不良品の貼り合わせタグを剥がすことで不良部分を排除して良品の貼り合わせタグに貼り替えることができ、不良部分を出荷しないで済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る貼り合わせタグの実施の形態の構成を示す斜視図である。
【図2】図1に示すA−B断面図である。
【図3】本発明に係る貼り合わせタグの実施の形態の使用方法を説明するための説明図である。
【図4】本発明に係る貼り合わせタグの実施の形態を貼り合わせた状態を示す斜視図である。
【図5】図4に示すC−D断面図である。
【図6】本発明に係る貼り合わせタグの実施の形態を連続して設けたタグ連続体の構成を示す斜視図である。
【図7】本発明に係る貼り合わせタグの実施の形態を連続して設けたタグ連続体の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 貼り合わせタグ
2 インレット
3、4 台紙
11 第1の印刷紙
12 第2の印刷紙
13 折り目線
14 タグホール
15、16 粘着剤
21 シート基体
22 ICチップ
23 アンテナ
51 プレ印刷
52 可変情報
53 バーコード
Claims (6)
- 折り目線を挟んで線対称の形状を有する第1の印刷紙および第2の印刷紙と、
前記第1の印刷紙および前記第2の印刷紙の裏面に塗布された粘着剤と、
該粘着剤によって前記第1の印刷紙に接着された非接触IC回路と、
前記粘着剤によって前記第1の印刷紙および前記第2の印刷紙が仮着されている台紙とを具備し、
前記非接触IC回路は、前記第1の印刷紙の裏面に塗布された前記粘着剤と前記台紙との間に介装されていることを特徴とする貼り合わせタグ。 - 前記第1の印刷紙に接着された前記非接触IC回路の反対面にも粘着剤が塗布されており、
前記第1の印刷紙および前記第2の印刷紙の裏面に塗布された前記粘着剤と、前記非接触IC回路の反対面に塗布された前記粘着剤とによって、前記第1の印刷紙および前記第2の印刷紙が前記台紙に仮着されていることを特徴とする請求項1記載の貼り合わせタグ。 - 前記第1の印刷紙の裏面に塗布されている前記粘着剤は、前記非接触IC回路の面積よりも広い範囲に塗布されていることを特徴とする請求項1又は2記載の貼り合わせタグ。
- 非接触IC回路を内蔵する貼り合わせタグであって、
折り目線を挟んで線対称の形状を有する第1の印刷紙および第2の印刷紙を前記折り目線で折り曲げた状態で、前記第1の印刷紙と前記第2の印刷紙との間に粘着剤および前記非接触IC回路が介装されて一体化されていることを特徴とする貼り合わせタグ。 - 前記粘着剤は、前記第1の印刷紙と前記第2の印刷紙との間の前記非接触IC回路の面積よりも広い範囲に介装されていることを特徴とする請求項4記載の貼り合わせタグ。
- 請求項1乃至3のいずれかに記載の貼り合わせタグにプリンタで印字した後、前記第1の印刷紙と前記第2の印刷紙とを前記折り目線で折り曲げ、前記第1の印刷紙と前記第2の印刷紙とを前記粘着剤によって貼り合わせることを特徴とする貼り合わせタグの使用方法。
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