JP4752489B2 - 風向変更装置 - Google Patents

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Description

本発明は、除湿機などの空調装置の吹出口に使用される風向変更装置に関する。
従来、この種の風向変更装置は、回転可能に設けられた軸に複数枚の風向変更板を同一傾斜方向に取付けたものを回転させることによって、多方向に風向を変更して衣類を乾燥するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、その風向変更装置について図8、図9を参照しながら説明する。
図に示すように、本体104の吹出口105内側に乾燥空気を多方向に吹き出させるための風向板101をモータ103により回転自在に設け、風向板101は回転軸102に対して同一の傾斜を設けている。
そして、乾燥空気をシロッコファン106により吹出口105から室内に吹き出すときに、モータ103により風向板101を回転駆動して、乾燥空気を多方向に吹き出すようにしている。
特開平7−139759号公報(第1頁、図1、図2)
このような風向変更装置では、除湿機本体の正面に洗濯物を干すことができず使い勝手が悪く、また幅広く大量に干された衣類に対しては、間欠的に乾燥空気を当てることはできても、連続して幅広く乾燥空気を当て続けることができず、さらに吹き出し範囲を調整できないので、除湿機の吹き出し範囲に合わせて衣類を干す範囲や配置を考えなければならないという課題があり、乾燥空気の送風範囲を自由に選択できることが要求されている。
また、衣類の種類や材質により乾燥速度に違いがあるため、均等に乾燥風を当てると乾燥ムラを生じるという課題があり、乾燥速度の異なる衣類を同時に乾燥するときに、乾燥ムラを生じないことが要求されている。
また、ジーンズ1本などといった少量または厚手の衣類を短時間で乾燥したい場合には、送風範囲が広いと無駄が多くなり、結果としてエネルギーを浪費するだけでなく、乾燥時間が長くなるという課題があり、少量の洗濯物や厚手の衣類に乾燥空気を集中できることが要求されている。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、乾燥空気の送風範囲を任意に選択可能とすることによって、衣類を並べて干す範囲や配置にかかわらず、衣類に対して連続的に乾燥空気を供給することができ、また衣類の干す位置で乾燥風の供給時間を変更して乾燥ムラを防ぐことができ、また少量あるいは厚手の洗濯物に対しても、乾燥空気を集中的に供給して乾燥時間を低減することができる風向変更装置を提供することを目的としている。
本発明の風向変更装置は上記目的を達成するために、室内空気を乾燥する除湿手段と、この除湿手段で除湿された乾燥空気を搬送する送風手段を備えた本体と、この本体に設けた吹出口と、この吹出口の風路内に設けた風向変更ユニットと、この風向変更ユニットを回転可能に支持する回転軸と、この回転軸に貫通されるとともに傾いて固定される複数の風向変更板を有し、この風向変更板を前記回転軸の途中から、傾斜の向きを反対にして設け、前記回転軸の端に近い位置の前記風向変更板ほど、取り付けの傾斜角度を大とし、傾斜した前記風向変更板の形状を長円形とし、前記回転軸の端に近い位置の前記風向変更板ほど、長円形状の長径を大とし、傾斜した前記風向変更板を回転させるときの可動範囲が実質的に同じ円形としたものである。
また、他の手段は回転軸と直行する基準風向変更板を回転軸の途中に設け、この基準風向変更板の両側に位置する風向変更板の傾斜の向きを反対にしてなるものである。
また、他の手段は風向変更板の端部を連結する連結リブを設けたものである。
また、他の手段は回転軸を回転する回転手段を設け、この回転手段の回転速度を変更可能に設けたものである。
また、他の手段は送風手段はファンケーシングを有し、風向変更ユニットを前記ファンケーシングの吐出口近傍に設け、前記風向変更ユニットが送風範囲を拡大する位置にあるとき、前記ファンケーシングの舌部側に位置する風向変更板の傾斜角度と、前記ファンケーシングの吐出角度とを略一致させてなるものである。
また、他の手段は送風手段はファンケーシングを有し、風向変更ユニットを前記ファンケーシングの吐出口近傍に設け、前記風向変更ユニットが送風範囲を集中させる位置にあるとき、前記ファンケーシングの舌部に最も近接する風向変更板と舌部との間隔を狭くして、風の広がりを防いでなるものである。
これらの手段により、乾燥空気の送風範囲を任意に選択可能とすることによって、衣類を並べて干す範囲や配置にかかわらず、衣類に対して連続的に乾燥空気を供給することができ、また乾燥速度の異なる衣類を同時に乾燥させても乾燥ムラを防ぐことができ、また少量あるいは厚手の洗濯物に対しても、乾燥空気を集中的に供給して乾燥時間を低減することができる風向変更装置が得られる。
本発明によれば、乾燥空気の送風範囲を拡散から集中まで任意に選択することができるので、幅広く干された洗濯物に対しては、乾燥空気を拡散させることにより、広範囲の洗濯物に乾燥空気を均一に供給することができ、また、ジーンズ1本などの少量の洗濯物に対しては、乾燥空気を集中させることにより、無駄な送風を省き、風速大の乾燥空気を供給して乾燥時間を短縮することができ、様々な衣類乾燥シーンに適確に対応できる風向変更装置を提供できる。
また、乾燥空気を広範囲あるいは集中して遠くまで供給できることにより、室内全体の除湿だけでなく、押入れ内部などにも効果的に乾燥風を供給することができる。
また、乾燥空気が風向変更ユニットの基準風向変更板を中心にして、吹出口からワイドにも集中的にも吹き出すため、衣類の形状や材質に応じて、吹き出し方法を選択して乾燥空気を供給することができ、乾燥ムラを防ぎ、乾燥時間を短縮できるという効果のある風向変更装置を提供できる。
また、風向変更ユニットの通風抵抗を抑えることにより、低騒音を実現できる。
また、風向変更ユニットの可動範囲を省スペース化することが可能となり、吹出口付近を拡張することなく本体を小型化できる。
また、衣類が干されている状況に合わせて、風向変更ユニットを回動して所望位置で止めることにより、送風範囲を手軽に調整できる。
また、風向変更ユニットを連続的に回転させた場合には、中央に乾きにくい衣類、左右両端に乾きやすい衣類を干すようにすれば、効果的に乾燥空気を供給して乾燥ムラなく衣類乾燥できるという効果のある風向変更装置を提供できる。
また、乾燥対象となる衣類が乾きやすい素材の場合には、風向変更ユニットの回転速度を上げ、乾きにくい素材の場合には回転速度を遅くすることで、衣類の種類に合わせた回転速度を選択することにより、乾燥効率を高めることができる。
また、風向変更ユニットの送風範囲を拡散させたい場合において、コンパクトな構成でありながら、低騒音で乾燥空気を拡散させることができる。
また、風向変更ユニットの送風範囲を集中させたい場合において、吹出口の端から乾燥空気が漏れないようにすることができ、乾燥空気を無駄なく利用して衣類に集中させることができる。
本発明の請求項1記載の発明は、室内空気を乾燥する除湿手段と、この除湿手段で除湿された乾燥空気を搬送する送風手段を備えた本体と、この本体に設けた吹出口と、この吹出口の風路内に設けた風向変更ユニットと、この風向変更ユニットを回転可能に支持する回転軸と、この回転軸に貫通されるとともに傾いて固定される複数の風向変更板を有し、この風向変更板を前記回転軸の途中から、傾斜の向きを反対にして設け、前記回転軸の端に近い位置の前記風向変更板ほど、取り付けの傾斜角度を大とし、傾斜した前記風向変更板の形状を長円形とし、前記回転軸の端に近い位置の前記風向変更板ほど、長円形状の長径を大とし、傾斜した前記風向変更板を回転させるときの可動範囲が実質的に同じ円形としたものであり、風向変更板が吹出口で下流側に向けて広がる回転位置では、乾燥空気は風向変更板に沿って拡散して吹き出し、下流側に向けて狭くなる回転位置では、乾燥空気は風向変更板に沿って集中的に吹き出し、下流側に向けて各風向変更板の間隔が広くも狭くもならない中間位置では、上流側から下流側に向けて同一方向となり、乾燥空気は略平行に吹き出し、乾燥空気を拡散するときは均等に分散しながら,送風範囲を大きくすることができ、乾燥空気を集中する時は吹出口から広範囲に漏れなく乾燥風を集めて、集中して吹き出すことができ、送風範囲を拡大または集中するときに、吹き出し風を大きく角度変更する外側の風向変更板の案内距離を大きく取れるので、乾燥空気の送風範囲の調整が確実に行え、傾斜した風向変更板を回転させるときの可動範囲が略円形となり、吹出口を拡大することなくコンパクトに設置することができるという作用を有する。
また、回転軸と直行する基準風向変更板を回転軸の途中に設け、この基準風向変更板の両側に位置する風向変更板の傾斜の向きを反対にしたものであり、回転軸と直行する基準風向変更板を中心として、乾燥空気を意図する送風領域に拡散または集中して吹き出すことができる。
また、風向変更板の端部を連結する連結リブを設けたものであり、各風向変更板を連結して一体化することで強度が増して、風圧による風向変更板の変形や回転軸の曲がりを防止するとともに、風向変更板の微少振動を抑えて、騒音や振動を発生させないという作用を有する。
また、回転軸を回転する回転手段を設け、この回転手段の回転速度を変更可能に設けたものであり、乾燥対象となる衣類が乾きやすい素材の場合には回転速度を速め、乾きにくい素材の場合には回転速度を遅くすることにより、衣類の種類に合わせて回転速度を選択することができ、乾燥効率を高めることができるという作用を有する。
また、送風手段はファンケーシングを有し、風向変更ユニットを前記ファンケーシングの吐出口近傍に設け、前記風向変更ユニットが送風範囲を拡大する位置にあるとき、前記ファンケーシングの舌部側に位置する風向変更板の傾斜角度と、前記ファンケーシングの吐出角度とを略一致させたものであり、ファンケーシングの舌部に沿うように流出した乾燥空気の通風を妨げずに、近接する風向変更板に導入して外方に吹き出すことができ、通風抵抗を少なくして送風範囲を広げることができるという作用を有する。
また、送風手段はファンケーシングを有し、風向変更ユニットを前記ファンケーシングの吐出口近傍に設け、前記風向変更ユニットが送風範囲を集中させる回転位置において、前記ファンケーシングの舌部に最も近接する風向変更板と舌部との間隔を狭くして、風の広がりを防いだものであり、ファンケーシングと舌部との隙間が狭くなる寸法関係とすることにより、舌部に沿って進もうとする乾燥空気が隙間から漏れないようにして、進行角度を変更しながら風向変更板の方向に誘導することができるという作用を有する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1〜図7に示すように、本体1は室内空気を乾燥する除湿手段9と、除湿手段9で除湿された乾燥空気を搬送する送風手段3を有し、除湿手段9と送風手段3は操作部10を入力操作すると、制御部11により運転制御される。
本体1の上部に乾燥空気を吹き出す吹出口2が開口されており、風向変更ユニット4は吹出口2の上流側を横断するように、送風手段3の吐出側に近接して配置されている。
風向変更ユニット4は回転手段となる小型モータ6により回転可能に設けられ、小型モータ6は制御部11により駆動制御される。また風向変更ユニット4は操作部10の操作により、回転動作と停止状態を選択可能であり、連続回転または吹き出し方向を所望角度に停止して使用できるようになっている。
風向変更ユニット4は小型モータ6に連結される回転軸8と、回転軸8に貫通されて固定される一枚の基準風向変更板5aおよび複数枚の風向変更板5にて構成され、基準風向変更板5aは送風手段3の吐出口の中央付近に位置して、回転軸8に直行して固定され、円形の平板形状をなしている。風向変更板5は基準風向変更板5aの左右に傾斜方向を逆方向にして固定され、それぞれ長円の平板形状をなしている。また、風向変更板5は回転軸8の端に近いものほど、垂直面に対して傾斜角度を大とするとともに、長円形状の長径寸法も大としている。基準風向変更板5aおよび風向変更板5の端部は連結リブ12で連結されており、連結リブ12は風向変更板5の長径の両端部で、回転軸8と略平行に架設している。
また、風向変更板5の回転軸8方向の投影形状は円形をなし、図4に示すように、回転軸8の中央側に固定された複数の風向変更板5Aの投影外形は回転軸8の端部側に固定された複数の風向変更板5B、5Cの投影外形より寸法大とすることにより、中央側の傾斜角度の小さな風向変更板5Aが外側の傾斜角度の大きな風向変更板5B、5Cに対して、寸法形状の相対的な差を少なくしている。
また、風向変更ユニット4は回転軸8を介して小型モータ6で回転制御されるが、操作部10を操作することで、制御部11により小型モータ6の回転速度を変更可能に設けており、乾燥する衣類の材質に応じて回転数を変更できるようにしている。
また、風向変更ユニット4の停止状態で、風向変更板5の下流側を外側に向けて送風範囲を拡大する位置にあるときは、図3に示すように、送風手段3のファンケーシング7の舌部7aに端部が近接する風向変更板5bの傾斜角度と、舌部7a付近の送風角度を略同一にしている。
また、風向変更ユニット4の停止状態で、風向変更板5の下流側を内側に向けて送風範囲を集中する位置にあるときは、図4に示すように、送風手段3のファンケーシング7の舌部7aに最も近接する風向変更板5dと舌部7aとの間隔を最小限に狭くしている。
上記構成において,本体1を運転するときは、操作部10を操作して制御部11に入力信号を送り、制御部11により除湿手段9と送風手段3が駆動される。送風手段3の起動で、本体1の背面より吸込まれた室内空気は除湿手段9で除湿され、乾燥空気が風向変更ユニット4を通過して吹出口2より排出される。このとき風向変更ユニット4は図7に示すように、初期状態では送風範囲は標準に設定されており、吹出口2から略平行に吹き出される。さらに、乾燥すべき衣類の吊り下げた範囲に合わせて送風範囲を変更するときは、操作部10を操作して風向変更ユニット4を回転させると、送風範囲が拡大または縮小するので、所望の送風範囲になった所で回転を停止することにより、全ての衣類に過不足なく乾燥風を供給するように調整することができる。
また、乾燥する衣類の量が極端に少ない場合や、厚手の衣類を短時間で乾燥させたい場合は、風向変更ユニット4を回転して送風範囲を最も狭い状態に設定することにより、風速を高めた乾燥風を衣類に集中して吹きつけることができるので、乾燥風を有効に利用して、短時間で乾燥することができる。
なお、室内を除湿乾燥するために、送風範囲を拡大して乾燥空気を拡散する使い方や、押入れや下駄箱などの局所的なエリアを除湿するために、送風範囲を狭くして送風速度を上げて集中乾燥する使い方とすることにより、衣類乾燥以外にも有効な使い方ができるものである。
次に風向変更ユニット4を連続回転させると、送風範囲は標準から拡大、標準、狭小、標準、・・と順次変化する繰り返しの運転を行う。このとき吹き出される風は、風向変更ユニット4に設けた基準風向変更板5aを中心にして、送風範囲を拡大または縮小するものであり、基準風向変更板5a近辺を通過する乾燥風は常に同一方向に吹き出されるため、乾燥風が定常的に供給され、風向変更ユニット4の端部に近い風向変更板5を通過する乾燥風は送風範囲内では間欠的に供給される。したがって、厚手の衣類などを基準風向変更板5aの前方に吊り下げ、乾燥しやすい衣類を送風範囲内の中央から外れた範囲に並べて吊り下げることにより、乾燥速度の違いがある衣類を同時に乾燥しても、乾燥ムラのない乾燥運転ができるものである。
風向変更ユニット4の風向変更板5は、回転軸8の途中に垂直に取り付けられた基準風向変更板5aを中心に、左右で異なる傾斜方向となるように傾いて配置されるとともに、回転軸8の端に近い位置の風向変更板5ほど、取り付けの傾斜角度を大としている。
そして、風向変更板5が下流側に向けて広がる位置で使用するときは、風向変更板5を介して、送風手段3からの乾燥空気を均等かつ広角度で拡散して吹出口2より吹き出すことができる。このとき、ファンケーシング7の舌部7a近傍の風向変更板5bを、ファンケーシング7の吹き出し角度と略一致する傾斜角度とすることにより、乾燥空気は抵抗なくスムーズに拡散するとともに、騒音の発生を抑制することができる。
また、風向変更板5が下流側に向けて狭く収束する位置で使用するときは、乾燥空気は風向変更板5を介して高速で集中的に吹き出され、前述のように衣類が少ない場合は短時間で乾燥できる。しかし、風向変更板5への風圧は、拡散に比べて大幅に高くなる箇所が生じるので、このとき舌部7a近傍に位置する風向変更板5dを、ファンケーシング7との隙間が狭くなる寸法関係とすることにより、乾燥空気の周辺への漏れを少なくすることができ、乾燥空気量を確保しつつ、衣類などに集中して吹き出すことができる。
また、図5に示すように、風向変更板5が拡散と集中の中間の位置では、風向変更板5は水平面での向きはそれぞれ異なるものの、吹出口2を流れる乾燥空気の抵抗とはならない方向の配置となるため、風向変更板5を通過する乾燥空気は吹出口2全体から上方に略平行に吹き出すことができる。
また、各風向変更板5の長径の両端部をそれぞれ連結する連結リブ12を架設し、連結リブ12は回転軸8に略平行に設けることにより、各風向変更板5を連結して一体化することで風向変更ユニット4の全体の強度を増強することができ、風圧による風向変更板の変形や回転軸の曲がりを防止できるとともに、風向変更板5の微少振動を抑えて、風向変更ユニット4から騒音や振動を発生させないようにすることができる。
また、傾斜した風向変更板5の形状を長円形としているので、傾斜した風向変更板を回転させるときの可動範囲が略円形となり、吹出口を拡大することなくコンパクトに設置することができる。
なお、本実施の形態では、吹出口2の設けられた位置を本体1の上部としているが、本体1の側部または下部に設けても同様の効果を奏するものである。
また、風向変更板5の形状を円形または長円形としたが、風向変更板5の形状は限定されるものではなく、多角形としてもよいものである。
本発明は乾燥空気を広範囲に拡大または狭く集中して吹き出すことで、広範囲の衣類乾燥や衣類乾燥時間の低減ができるものであり、用途に応じて加湿空気や冷温風の送風範囲や送風速度を変えて吹き出す加湿器、エアコンなどの空調機器の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1の風向変更装置の透視図 同、外観斜視図 同、拡散吹き出し時の正面透視図 同、集中吹き出し時の正面透視図 同、拡散と集中の中間吹き出し時の正面透視図 同、ブロック回路図 同、小型モータの動停と送風範囲の関係を示すタイムチャート 従来の除湿機の風向変更装置の概略断面図 同、風向変更装置の外観斜視図
符号の説明
1 本体
2 吹出口
3 送風手段
4 風向変更ユニット
5 風向変更板
5a 基準風向変更板
5A 風向変更板
5b 風向変更板
5B 風向変更板
5C 風向変更板
5d 風向変更板
6 小型モータ(回転手段)
7 ファンケーシング
7a 舌部
7b 吐出口
8 回転軸
12 連結リブ

Claims (6)

  1. 室内空気を乾燥する除湿手段と、この除湿手段で除湿された乾燥空気を搬送する送風手段を備えた本体と、この本体に設けた吹出口と、この吹出口の風路内に設けた風向変更ユニットと、この風向変更ユニットを回転可能に支持する回転軸と、この回転軸に貫通されるとともに傾いて固定される複数の風向変更板を有し、この風向変更板を前記回転軸の途中から、傾斜の向きを反対にして設け、前記回転軸の端に近い位置の前記風向変更板ほど、取り付けの傾斜角度を大とし、傾斜した前記風向変更板の形状を長円形とし、前記回転軸の端に近い位置の前記風向変更板ほど、長円形状の長径を大とし、傾斜した前記風向変更板を回転させるときの可動範囲が実質的に同じ円形とし除湿機用の風向変更装置。
  2. 回転軸と直行する基準風向変更板を回転軸の途中に設け、この基準風向変更板の両側に位置する風向変更板の傾斜の向きを反対にしてなる請求項1記載の風向変更装置。
  3. 風向変更板の端部を連結する連結リブを設けた請求項1または2に記載の風向変更装置。
  4. 回転軸を回転する回転手段を設け、この回転手段の回転速度を変更可能に設けた請求項1記載の風向変更装置。
  5. 送風手段はファンケーシングを有し、風向変更ユニットを前記ファンケーシングの吐出口近傍に設け、前記風向変更ユニットが送風範囲を拡大する位置にあるとき、前記ファンケーシングの舌部側に位置する風向変更板の傾斜角度と、前記ファンケーシングの吐出角度とを略一致させてなる請求項1〜のいずれかに記載の風向変更装置。
  6. 送風手段はファンケーシングを有し、風向変更ユニットを前記ファンケーシングの吐出口近傍に設け、前記風向変更ユニットが送風範囲を集中させる位置にあるとき、前記ファンケーシングの舌部に最も近接する風向変更板と舌部との間隔を狭くして、風の漏れを防いでなる請求項1〜のいずれかに記載の風向変更装置。
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