JP4734040B2 - 足コンディショニングウエア - Google Patents

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Description

本発明は、靴下やサポータなどの足コンディショニングウエアに関し、足の状態を良好に保ち、足の疲れにくさと足首の安定性の向上を図るものに関する。
健康で正常な足は、図11(A)(B)に示すように、縦アーチAと横アーチBがしっかりと形成され、足裏の土踏まずは、親指の付け根、小指の付け根、踵の3点を結ぶ三角ドームの天井のような形態となる。このドーム形状により、足の指で地面をしっかり蹴り前へ前進する駆動性と、体重を分散し衝撃を吸収する緩衝性が付与される。従って、足の疲れにくさと歩き易さには、前記ドーム形状を形成する縦アーチAと横アーチBの形成・維持が重要となり、逆に、土踏まずのドーム形状がくずれ、扁平化すると、歩き難く、疲れやすい状態となる。また、足の着地時のぐらつきも疲労や怪我の原因となるため、着地に大きな影響を与える踵から足首にかけての安定性も重要となる。
これらの課題を解決するために、サポータやテーピングを使うことが考えられるが、外観等の問題から必ずしも好まれない。また、靴のクッション機能を利用することも考えられるが、靴は用途により多種多様であり、クッション機能だけに注視して靴を選ぶことにも限界がある。
一方で、従来より、特殊な機能が付与された様々な靴下やサポータが提案されている。例えば、実開平8−156号(特許文献1)では、図12に示すように、靴下1の、つま先に近い横中足靭帯と中足関節にあたる部分に締め付けの強い中足関節固定保持部2を形成することが提案され、これにより、足の横アーチが復元され、外反した親指なども正常な位置に戻すことができるとしている。
また、実開平7−33913号(特許文献2)では、図13に示すように、足甲を被覆するサポータ本体5の先端開口に、各足指の股部に接触可能な指間ベルト6を設けると共に、該サポータ本体5の足裏面に皮膚押圧用突子7を備えることが提案され、皮膚押圧用突子7により、体重に比例した足裏刺激による健康増進を図ることができるとしている。 さらに、前記指間ベルト6の内面に薬剤パッドを着脱自在に設けることにより、水虫薬を足指間に定常的に供給することも提案されている。
しかしながら、いずれの従来例も、縦アーチAと横アーチBによる土踏まずのドーム形状の形成に着目したものではないうえ、足首の安定性向上も考慮されていず、足の疲れにくさや歩きやすさを向上させるものではない。
実開平8―156号公報 実開平7−33913号公報
本発明は前記問題に鑑みてなされたもので、着用するだけで、足の縦アーチと横アーチが同時に形成され、足裏のドーム形状を維持でき、かつ、踵から足首にかけての安定性を高めることができ、歩き易さと疲れ難さを向上させることができる足コンディショニングウエアの提供を課題としている。
前記課題を解決するために、本発明は、少なくとも、
足甲表を覆う足表部と足甲裏を覆う足裏部とを筒状に連続させた足甲部と、 前記足甲部に連続させて足首周りを覆う筒状の足首部と、
2箇所以上の指間で前記足表部と前記足裏部とを連結して形成される指間係止部と、
前記足裏部で、足裏中央部から足指の付け根近傍にかけて、足の長さ方向の縦方向の配置した第一サポート部と、
前記第一サポート部に連続して、足裏中央部から左右の踝付近にかけてV字状に分かれた後、踵の後ろ側で連結した第二サポート部を備え、
前記第一、第二サポート部は他の部分よりも緊締力を大とし、
着用状態で、前記指間係止部が指股に係止されて、前記第一サポート部と第二サポート部により踵側へ引っ張られて、土踏まずの縦アーチおよび横アーチを形成する構成としていることを特徴とする足コンディショニングウエアを提供している。
本発明の足コンディショニングウエアは、着用されたときに、第二サポート部が踵に引っ掛かる構造となっているうえ、該第二サポート部の緊締力が前記第一サポート部を介して前記指間係止部に効果的に伝わるため、該指間係止部は指股に係止された状態で踵側に引っ張られる。これにより、足指の付け根全体が踵側へと引き寄せられ、足裏の縦アーチを作ることができる。
また、第二サポート部は、足裏中央部から踵側に向ってV字状に開いているため、該第二サポート部に引っ張られる指間係止部および第一サポート部は、外側(小指側)の指間係止部が内側に引っ張られ、内側(親指側)の指間係止部も内側に引っ張られるX字型サポートラインが形成される。これにより、両端の指が互いに近づくように足裏中央部に向って引き寄せられ、横アーチが形成される。この横アーチと前記縦アーチが同時に形成されることにより、足裏には土踏まずを中心に三角ドームの天井のような形が形成、維持されるため、足の指で地面をしっかり蹴って前進する駆動性と、衝撃の吸収性とが長時間発揮され、歩き易く、疲れ難い状態を維持することができる。
さらに、前記足甲表から足首にかけて配置すると共に左右踝付近で前記第二サポート部とY字状に連続した第三サポート部を備え、前記第一、第二サポート部と共に第三サポート部も他の部分よりも緊締力を大としていることが好ましい。
前記第三サポート部を設けると、第二サポート部と第三サポート部により、踝付近を中心にY字状のサポートラインが形成され、踝を中心とする足首および踵の安定性を高めることができるため、着地時の足首のぐらつきを軽減でき、これによっても疲れ難い状態を維持できる。
さらに、この足コンディショニングウエアを着用することにより、靴のクッション機能にかかわらず、歩き易く疲れ難い状態を維持できるため、クッション機能に制約されることなく靴を多様に選ぶことができる。
前記指間係止部は、全指間(4箇所)に設けることが好ましいが、2箇所や3箇所にのみ設ける場合は、少なくとも、親指と人差し指の間と、薬指と中指の2箇所には設けることが好ましい。これにより、最も外側と最も内側の指間に前記指間係止部が係止されるため、第一、第二サポート部に引っ張られたときに、横アーチを効果的に形成できる。
前記足甲部および足首部は、編地で形成しても、カットソー仕立てでもよい。各サポート部の形成方法には、編糸の太さや本数、あるいは編組織を変更するほか、伸縮性を有するストレッチテープ生地を重ねて縫着して、部分的に緊締力を強化する方法などがある。
前記足コンディショニングウエアは、つま先から踵までを覆うソックスタイプとし、全足指間で、前記足表部と前記足裏部とを直接縫着して前記指間係止部を形成している。
あるいは、つま先から踵までを覆うとともに、全足指を個別に覆う分離した5つの指袋を備えた指付きソックスタイプとしてもよい。
さらに、本発明の足コンディショニングウエアは、全足指と踵を露出するサポータタイプとし、前記指間係止部は、足指間を通って足表部と足裏部とを連結する細幅のベルト部としてもよい。
前記第一サポート部は、足裏中央部から各指股または各指の付け根にかけて配置される複数の縦方向の筋状緊締部を、指側から足裏中央部にかけて互いに漸次近接させながら配置することが好ましい。これにより、各筋状緊締部が互いに独立して個別に緊締力を発揮でき、第二サポート部との連動性もよくなり、X字型サポートラインを効果的に機能させることができる。
あるいは、前記第一サポート部は、足裏中央部から左右両端の前記指間係止部にかけて配置される1つの広幅の緊締部を、指側から足裏中央部にかけて漸次幅を狭めながら配置してもよい。このように指側から足裏中央部にかけて漸次幅を狭めることにより、第二サポート部に引っ張られたときにX字型サポートラインを形成しやすくなる。
前記足甲部には、足甲表側から土踏まず部分にかけてバンド状に配置され、かつ、横方向(足の幅方向)の緊締力を大とする第四サポート部を設けてもよい。
即ち、前記第一、第二サポート部は、指側と踵側とをX字型サポートラインで引き寄せあうことにより土踏まずをドーム形状とするものであり、そこに、土踏まずを直接締め付ける前記第四サポート部を加えることにより、土踏まずの扁平化を一層効果的に防ぐことができる。
なお、本発明は、靴下やサポータのほか、タイツやストッキングにも適用できる。
上述したように、本発明によれば、この足コンディショニングウエアを着用するだけで、指間係止部と第一サポート部と第二サポート部とによるX字型サポートラインによって、足裏の縦アーチと横アーチが同時に形成され、土踏まずのドーム形状を形成、維持できるため、靴のクッション機能に頼ることなく、地面を蹴って前進する駆動性と、体重を分散して衝撃を吸収する緩衝性という足の機能を発揮させ、歩き易く疲れ難い状態を長時間維持することができる。
また、第二サポート部と第三サポート部によるY字型サポートラインにより、踝を中心に踵から足首にかけての安定性が高まるため、着地時の足首のぐらつきが軽減され、怪我を防止し、疲労を軽減することができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図3は本発明の第一実施形態に係るソックス10−1を示す。
第一実施形態は、全体を編地で構成し、足甲表を覆う足表部12と足甲裏を覆う足裏部13とを筒状に連続させてなる足甲部11と、該足甲部11に連続して足首周りを筒状に被覆する足首部14と、該足甲部11の指側先端全周に連続してつま先を覆う袋状のつま先部15と、前記足甲部11および前記足首部14に連続して踵を覆う踵部16とを備えている。足首部14の上端開口縁は、二重に折り返して伸縮性を有する口ゴム部17を形成している。
前記足甲部11の指側先端部11aは、図1(A)(B)に示すように、各足指の付け根から、親指については第一間接付近まで、他の四指については第二関節付近までを覆う位置まで延在し、各指間に相当する位置で、図3にも示すように、足表部12と足裏部13とを縫着して、4つの指間仕切り部19a〜19dを形成している。これら指間仕切り部19a〜19dの指股側端部を後述の指間係止部20a〜20dとしている。
前記足裏部13には、緊締力が大きい第一サポート部21を形成している。該第一サポート部21は、前記指間係止部20a〜20dにそれぞれ連続して足裏中央部にかけて配置される4本の筋状緊締部21a〜21dより構成している。
詳しくは、4本の筋状緊締部21a〜21dは、各指間から足裏中央部P1に向けて、互いの間隔が漸次近接するように縦方向(足の長さ方向)に配置し、縦方向の緊締力を大としている。
前記足甲部11から足首部14にかけては、緊締力の大きい第二サポート部22と第三サポート部23を設けている。
第二サポート部22は、第一サポート部21に連続して、足裏中央部から左右の踝付近にかけてV字状に分かれた後、踵の後ろ側で連結し、踵周りを囲むように配置している。
第三サポート部23は、足甲表から足首にかけての前面部に配置すると共に、左右踝付近で前記第二サポート部22とY字状に連続している。
前記ソックス10−1は、伸縮糸を用いた天竺編みで編成しているが、前記第一サポート部21の各筋状緊締部21a〜21dでは、編み組織を緊締力の強いメッシュ編みに変えている。
前記第二サポート部22、第三サポート部23では、裏側にカットボスの手法によって糸を編み込むことによって、それぞれ緊締力を強化している。
また、踵部16は、前記足甲部11および前記足首部14と連続一体に編成していると共に、つま先部15は、足裏部13を延長させて編成した後、延長部を足甲側へ折り返して指側先端部11aの周縁に縫着している。
前記構成のソックス10−1は、足に着用されたときに、図1(A)(B)(C)に示すように、第二サポート部22が踵の後ろ側に引っ掛かると共に、該第二サポート部22の緊締力が第一サポート部21の各筋状緊締部21a〜21dを介して各指間係止部20a〜20dへ効率よく伝わり、該指間係止部20a〜20dを踵側へと引っ張る。このとき、指間係止部20a〜20dが、図2および図3に示すように、各指股に突き当たって係止され、その指股を踵側へと引き寄せることにより、足裏の縦アーチAを形成することができる。
また、図1(A)の矢印Xで示すように、筋状緊締部21a〜21dと第二サポート部22とで形成されるX字型サポートラインにより、親指と人差し指の間の指股に係止された指間係止部20aは内側に、小指と薬指の間の指股に係止された指間係止部20dも内側へとクロスして引っ張られる。これにより、図3に示すように、内側の指(親指)と外側の指(小指)とが近づけられ、横アーチBも同時に形成される。
さらに、図1(B)の矢印Yに示すように、第二サポート部22と第三サポート部23とで形成されるY字型サポートラインにより、踵および足首の良好な角度を保つことができ、着地時の足首のぐらつきを軽減できる。
従って、このソックス10−1を履くだけで、足裏の形状が、親指の付け根、小指の付け根、踵の3点を結ぶ三角ドームの天井のような形状となり、土踏まずの扁平化を防止できるうえ、踵から足首にかけての安定性も高まるため、歩き易く、疲れ難い状態を長時間維持することができる。また、従来のサポータよりも美観に優れるうえ、靴のクッション機能に頼る必要がないため、多種多様に靴を選び、着用することができる。
図4(A)(B)は本発明の第二実施形態を示す。
本実施形態では、第一実施形態に係るソックス10−1の第一サポート部21〜第三サポート部23に加え、足甲表から土踏まずにかけて連続するバンド状に配置される第四サポート部24を設けている。
前記第四サポート部24は、裏地にカットボス手法で糸を編み込むことで緊締力を大としている。また、第四サポート部24は足を幅方向に一周するように設けられ、第一サポート部21の筋状緊締部21a〜21dは第四サポート部24に連続し、第二サポート部22の緊締力は、第四サポート部24および第一サポート部21を介して、指間係止部20a〜20dに伝わる構造としている。
この第二実施形態は、前記第一サポート部21および第二サポート部22の機能に加え、前記第四サポート部24により土踏まず部分を直接的に締め付けるため、土踏まずの偏平化をより効果的に防止できる。
図5(A)(B)は第二実施形態の変形例1を示す。
第四サポート部24’は、足甲表を中心に左右両端を足裏側に巻きつけ、土踏まずの一部を覆うように断面C字のバンド状に配置されている。この第四サポート部24’は、横方向(足の幅方向)の緊締力を大とし、足裏部13において、前記第一サポート部21と連続せず、該第一サポート部21は前記第二サポート部22に連続させている。
このように、第四サポート部24’の周方向の連続性が第一サポート部21によって切断されても、足の中央部を全体的に締め付けることにより、土踏まずの扁平化を防止できる。
図6は第三実施形態を示す。
第一サポート部21’は、足裏中央部から左右両端の指間係止部20a、20dにかけて配置される一つの幅広の緊締部で構成される。この第一サポート部21’は、指側から足裏中央部にかけて、幅が漸次狭まるように形成され、足裏中央部で前記第二サポート部22と連続している。これにより、該第一サポート部21’と第二サポート部22とで、縦アーチAと横アーチBとを同時形成するX字型サポートラインを形成することができる。
図7(A)(B)は第四実施形態に係る指付きソックス10−2を示す。
つま先部15’は、各指を個別に覆う指袋15a’〜15e’に分離され、隣接する各指袋15a’〜15e’の結合部、即ち、各指袋15a’〜15e’間の付け根の指股部を指間係止部20a’〜20d’としている。
第四実施形態においても第一実施形態同様に、第一サポート部21を構成する筋状緊締部21a〜21dは足裏中央部から各指股にかけて縦方向に配置されているため、踵に引っ掛かる第二サポート部22の緊締力が該第一サポート部21を介して前記指間係止部20a’〜20d’に効率よく伝えられる。これにより、各指股に係止された指間係止部20a’〜20d’が指の付け根全体を踵側へと引き寄せ、足裏の縦アーチAと横アーチBを形成することができる。
図8は第四実施形態の変形例1を示す。
第一サポート部21”は、足裏中央部から各足指の付け根にかけて縦方向に配置された5本の筋状緊締部21a”〜21e”で構成している。
本変形例においは、第二サポート部22に引っ張られた各筋状緊締部21a”〜21e”が、各指袋15a’〜15e’を踵側へ引っ張ることにより、結果的に指間係止部20a’〜20d’も踵側へ引っ張られて指股部に係止され、指の付け根全体を踵側へと引き寄せることができる。
図9(A)(B)(C)および図10(A)(B)は第五実施形態を示し、全足指と踵を露出させて履くサポータ30からなる。
前記第五実施形態のサポータ30はは、布地を縫いあわせたカットソー仕立てで全体を形成している。
足甲表を覆う足表部32と足甲裏を覆う足裏部33とを筒状に連続させた足甲部31と、該足甲部31に足首前部で連続して足首周りを筒状に被覆する足首部34とを備え、つま先側と踵側に開口部35、36を設けている。足首部34の上端開口縁は、二重に折り返して伸縮性の強い口ゴム部37を形成している。
前記足甲部31の指側先端部31aの各指間に対応する位置には、図9(A)に示すように、各指間を通って前記足表部32と足裏部33とを連結する4本のベルト状の指間係止部40a〜40dを縫着している。
また、前記足裏部33には、図9(B)に示すように、足裏中央部にから各指間にかけて配置される4本の筋状緊締部41a〜41dで構成される第一サポート部41が設けられている。詳しくは、4本の筋状緊締部41a〜41dは、各指間から足裏中央部に向けて、互いの間隔が漸次近接するように縦方向(足の長さ方向)に配置され、縦方向の緊締力を大としている。
前記足甲部31から足首部34にかけては、緊締力の大きい第二サポート部42と第三サポート部43を形成している。
第二サポート部42は、前記第一サポート部41に連続して、足裏中央部から左右の踝付近にかけてV字状に分かれた後、踵の後ろ側で連結し、踵周りを囲むように配置されている。
第三サポート部43は、足甲表から足首にかけての前面部に配置すると共に、左右踝付近で前記第二サポート部42とY字状に連続されている。
このサポータ30は、まず、ツーウエイトリコットからなる生地をパターンに沿って裁断した後、足甲表から足首にかけての前側中心線L1と、足首後ろ側の中心線L2で縫着して本体部50を構成し、前記第一サポート部41、第二サポート部42および第三サポート部43については、該本体部50に伸縮性を有するサテン調パワーネットからなる生地51a〜51d、52、53を重ねて縫着して、部分的に緊締力を強化している。
特に、第一サポート部41は、足裏中央部から指側にかけて4本の細幅伸縮ゴム51a〜51dを縫着して形成すると共に、図9(A)(B)に示すように、これら細幅伸縮ゴム51a〜51dを指側先端部31aより前方に突出させた後、上向きに曲げ返して足表部32に縫着することにより、第一サポート部41と指間係止部40a〜40dとを縦方向に連続一体化させて形成している。
前記構成のサポータ30は、指および踵を露出できるため通気性にすぐれ、特にスポーツ時などに好適である。また、踵の後ろ側に引っ掛かる第二サポート部42に筋状緊締部41a〜41dが引っ張られ、該筋状緊締部41a〜41dと連続一体に形成されている指間係止部40a〜40dにも直接的に緊締力が伝わるため、縦アーチAと横アーチBを効果的に形成、維持することができる。
なお、本発明は前記実施形態、変形例に限定されるものではなく、タイツやストッキング等にも適用できる。また、前記指付きソックス10−2およびサポータ30においても、第二実施形態やその変形例1のように第四サポート部を形成してもよく、また、第三実施形態のように第一サポート部を広幅の一つの緊締部で構成してもよい。さらに、指間係止部は、親指側(内側)と小指側(外側)の2箇所にのみ形成してもよい。
本発明の第一実施形態に係るソックスを示し、(A)は足裏側を示す下面図であり、(B)は斜視図であり、(C)は足首後ろ側を示す背面図である。 図1に示すソックスを着用した状態を側面から見た説明図である。 図1に示すソックスを着用した状態を正面から見た説明図である。 第二実施形態にかかるソックスを示し、(A)は足裏側を示す下面図であり、(B)は斜視図である。 第二実施形態の変形例1を示し、(A)は足裏側を示す下面図であり、(B)は斜視図である。 第三実施形態にかかるソックスを示す下面図である。 第四実施形態に係る指付きソックスを示し、(A)は足裏側を示す下面図であり、(B)は斜視図であり。 第四実施形態の変形例1を示す下面図である。 第五実施形態に係るサポータを示し、(A)は斜視図であり、(B)は足裏側を示す下面図であり、(C)は足首後ろ側を示す背面図である。 図9に示すサポータの着用状態を示し、(A)は足裏側からみた下面図であり、(B)は斜視図である。 (A)(B)は健康的な足のアーチの状態を示す図である。 従来例の図である。 他の従来例の図である。
符号の説明
10−1 ソックス
10−2 指付きソックス
11、31 足甲部
12、32 足表部
13、33 足裏部
14、34 足首部
20a〜20d、20a’〜20d’、40a〜40d 指間係止部
21、21’、21”、41 第一サポート部
22、42 第二サポート部
23、43 第三サポート部
24、24’ 第四サポート部
30 サポータ
A 縦アーチ
B 横アーチ
X X字型サポートライン
Y Y字型サポートライン

Claims (7)

  1. 少なくとも、足甲表を覆う足表部と足甲裏を覆う足裏部とを筒状に連続させた足甲部と、
    前記足甲部に連続させて足首周りを覆う筒状の足首部と、
    2箇所以上の指間で前記足表部と前記足裏部とを連結して形成される指間係止部と、
    前記足裏部で、足裏中央部から足指の付け根近傍にかけて、足の長さ方向の縦方向配置した第一サポート部と、
    前記第一サポート部に連続して、足裏中央部から左右の踝付近にかけてV字状に分かれた後、踵の後ろ側で連結した第二サポート部を備え、
    前記第一、第二サポート部は他の部分よりも緊締力を大とし、
    着用状態で、前記指間係止部が指股に係止されて、前記第一サポート部と第二サポート部により踵側へ引っ張られて、土踏まずの縦アーチおよび横アーチを形成する構成としていることを特徴とする足コンディショニングウエア。
  2. 前記足甲表から足首にかけて配置すると共に左右踝付近で前記第二サポート部とY字状に連続した第三サポート部を備え、前記第一、第二サポート部と共に第三サポート部も他の部分よりも緊締力を大としている請求項1に記載の足コンディショニングウエア。
  3. つま先から踵までを覆うソックスタイプとし、全足指間で、前記足表部と前記足裏部とを直接縫着して前記指間係止部を形成している請求項1又は請求項2に記載の足コンディショニングウエア。
  4. 全足指と踵を露出するサポータタイプとし、前記指間係止部は、足指間を通って足表部と足裏部とを連結する細幅のベルト部よりなる請求項1又は請求項2に記載の足コンディショニングウエア。
  5. つま先から踵までを覆うとともに、全足指を個別に覆う分離した5つの指袋を備えた指付きソックスタイプとしている請求項1又は請求項2に記載の足コンディショニングウエア。
  6. 前記第一サポート部は、足裏中央部から各指股または各指の付け根にかけて配置される複数の縦方向の筋状緊締部を、指側から足裏中央部にかけて互いに漸次近接させながら配置してなる請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の足コンディショニングウエア。
  7. 前記第一サポート部は、足裏中央部から左右両端の前記指間係止部にかけて配置される1つの広幅の緊締部を、指側から足裏中央部にかけて漸次幅を狭めながら配置してなる請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の足コンディショニングウエア。
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