JP2004329452A - 外反母趾及び内反小指矯正用サポーター - Google Patents

外反母趾及び内反小指矯正用サポーター Download PDF

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Abstract

【構成】外反母趾及び内反小指矯正用サポーターにおいて、甲部分を含む足先方を弾性を有する筒状部材11で覆うように形成し、また、ズレ防止ベルト1を形成し、このズレ防止ベルト付きのサポーターに親指の付け根にある足の中足関節部、及び小指側の第5中足骨基底部に当接する部分にパット等のクッション材3を設け、さらに、足底部の土踏まずにクッション材4を設けることにより、足裏に横アーチと縦アーチを再生させた時の縦アーチへの補助となり、外反母趾、内反小指さらには偏平足にも効果が得られる外反母趾及び内反小指矯正用サポーター。
【効果】横揺れ、横ぶれ、縦揺れを防止できる足裏に横アーチ、縦アーチを再生させ、外反母趾及び内反小指の矯正に絶大な効果がある。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
私達の人間生活は、2本の足で立って歩くようになった時から、重力とのバランスを足が保つようになり、一時も休むことなく重力と戦ってきました。人間の体はどこをとってもすべて重力と調和を保つよう、精巧な構造で造られている。しかし、その足、特に足裏に不安定があると、全身に前後・左右・上下などのアンバランスを発生させる他に、さらに足裏の不安定は歩くたびに「過剰な衝撃」と「必要以上のねじれ」という有害なストレスを体に伝え、アンバランスの大きい箇所から破壊していく。これが原因のはっきりしない膝、腰、頚の痛みや頭痛、肩こり、自律神経失調など体の不調の根本原因になるものである。
本発明は、その原因である外反母趾と内反小指を矯正し、足裏に横アーチ、縦アーチを再生させ、足裏全体のバランスを整え正しい歩行ができるようにした外反母趾及び内反小指矯正サポーターに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、足の中足関節部及び第5中足骨基底部に当接する部分を他の部分より弾力性が強い部材で構成するようにした外反母趾矯正用靴下において、親指及び小指を嵌入する袋部を足先両側に形成し、中足関節部及び第5中足骨基底部を押圧する力により親指及び小指がより外方に拡開し、足裏に横アーチを再生させ、足裏全体のバランスを整えられる如くした足のバランス矯正靴下(例えば、特許文献1参照)は存在している。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−262405(特許請求の範囲、図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術は、確かに足の裏に横アーチが発生し、外反母趾及び内反小指の矯正には効果的である。ただし、外反母趾及び内反小指の矯正に効果を上げるためには、親指側の中足関節部及び小指側の第5中足骨基底部を中心とするリスフラン関節部を押圧する力により親指及び小指がより外方に拡開させることが重要である。しかし、上記従来技術のような靴下での外反母趾及び内反小指の矯正は、足の中足関節部及び第5中足骨基底部に当接する部分を他の部分より弾力性が強い部材で構成しているので、本来押圧の必要がない小指側の中足関節部、親指側の第5中足骨基底部も押圧してしまっている。
また、人の足の形は大きく2つに分けることができ、図8に示すようなエジプト型と図9に示すようなギリシャ型がある。エジプト型の足は、図8からも理解できるように親指から小指までの指の付け根の場所がほとんど変わらない。しかし、ギリシャ型の足は、図9からも理解できるように親指から小指までの指の付け根の場所が親指から小指へと順に下の位置に下がっている。
従って、例えば外反母趾と内反小指の両方を持っている人で考えると、エジプト型の足の人では、上記従来技術でも外反母趾及び内反小指矯正の効果が得られるが、ギリシャ型の足の人では、外反母趾矯正には効果が得られても、内反小指は、患部に弾力性が強い部材が当たり、内反小指を悪化させてしまう恐れがある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題の解決を図ったもので、次のような技術手段を採用した。
請求項1記載の発明においては、中足関節部、及び第5中足骨基底部を内方に押圧するようにし、親指と第2指との間および第4指と第5指の間に指間パットを一体的に形成した外反母趾及び内反小指矯正用サポーターにおいて、甲部分を含む足先方を弾性を有する筒状部材で覆うように形成し、また、足のかかと部でサポーターのズレ防止を行うことができるようにズレ防止ベルトを形成し、このズレ防止ベルト付きのサポーターに親指の付け根にある足の中足関節部、及び小指側の第5中足骨基底部に当接する部分にパット等のクッション材を設け、さらに、足底部の土踏まずにクッション材を設けることにより、中足関節部及び第5中足骨基底部を中心とするリスフラン関節部を押圧する力により親指及び小指がより外方に拡開し、足裏に横アーチと縦アーチを再生させた時の縦アーチへの補助となり、外反母趾、内反小指さらには偏平足にも効果が得られるという技術手段を採用した。
【0006】
請求項2記載の発明においては、中足関節部、及び第5中足骨基底部を内方に押圧するようにし、親指と第2指との間および第4指と第5指の間に指間パットを一体的に形成した外反母趾及び内反小指矯正用サポーターにおいて、サポーターの上部が開口し、足の横巾に合わせてサポーターの大きさを調節できるように形成し、また、足のかかと部でサポーターのズレ防止を行うことができるようにズレ防止ベルトを形成し、このズレ防止ベルト付きのサポーターに親指の付け根にある足の中足関節部、及び小指側の第5中足骨基底部に当接する部分にパット等のクッション材を設け、さらに、足底部の土踏まずにクッション材を設けることにより、中足関節部及び第5中足骨基底部を中心とするリスフラン関節部を押圧する力により親指及び小指がより外方に拡開し、足裏に横アーチと縦アーチを再生させた時の縦アーチへの補助となり、外反母趾、内反小指さらには偏平足にも効果が得られるという技術手段を採用した。
【0007】
請求項3記載の発明においては、中足関節部、及び第5中足骨基底部を内方に押圧するようにし、親指と小指にかぶせる包容部を形成した外反母趾及び内反小指矯正用サポーターにおいて、甲部分を含む足先方を弾性を有する筒状部材で覆うように形成し、また、足のかかと部でサポーターのズレ防止を行うことができるようにズレ防止ベルトを形成し、このズレ防止ベルト付きのサポーターに親指の付け根にある足の中足関節部、及び小指側の第5中足骨基底部に当接する部分にパット等のクッション材を設け、さらに、足底部の土踏まずにクッション材を設けることにより、中足関節部及び第5中足骨基底部を中心とするリスフラン関節部を押圧する力により親指及び小指がより外方に拡開し、足裏に横アーチと縦アーチを再生させた時の縦アーチへの補助となり、外反母趾、内反小指さらには偏平足にも効果が得られるという技術手段を採用した。
【0008】
請求項4記載の発明においては、中足関節部、及び第5中足骨基底部を内方に押圧するようにし、親指と小指にかぶせる包容部を形成した外反母趾及び内反小指矯正用サポーターにおいて、サポーターの上部が開口し、足の横巾に合わせてサポーターの大きさを調節できるように形成し、また、足のかかと部でサポーターのズレ防止を行うことができるようにズレ防止ベルトを形成し、このズレ防止ベルト付きのサポーターに親指の付け根にある足の中足関節部、及び小指側の第5中足骨基底部に当接する部分にパット等のクッション材を設け、さらに、足底部の土踏まずにクッション材を設けることにより、中足関節部及び第5中足骨基底部を中心とするリスフラン関節部を押圧する力により親指及び小指がより外方に拡開し、足裏に横アーチと縦アーチを再生させた時の縦アーチへの補助となり、外反母趾、内反小指さらには偏平足にも効果が得られるという技術手段を採用した。
【0009】
請求項5記載の発明においては、中足関節部、及び第5中足骨基底部を内方に押圧するようにし、親指と第2指との間および第4指と第5指の間に指間パットを一体に形成し、さらに親指と小指にかぶせる包容部とを一体に成形した外反母趾及び内反小指矯正用サポーターにおいて、甲部分を含む足先方を弾性を有する筒状部材で覆うように形成し、また、足のかかと部でサポーターのズレ防止を行うことができるようにズレ防止ベルトを形成し、このズレ防止ベルト付きのサポーターに親指の付け根にある足の中足関節部、及び小指側の第5中足骨基底部に当接する部分にパット等のクッション材を設け、さらに、足底部の土踏まずにクッション材を設けることにより、中足関節部及び第5中足骨基底部を中心とするリスフラン関節部を押圧する力により親指及び小指がより外方に拡開し、足裏に横アーチと縦アーチを再生させた時の縦アーチへの補助となり、外反母趾、内反小指さらには偏平足にも効果が得られるという技術手段を採用した。
【0010】
請求項6記載の発明においては、中足関節部、及び第5中足骨基底部を内方に押圧するようにし、親指と第2指との間および第4指と第5指の間に指間パットを一体に形成し、さらに親指と小指にかぶせる包容部とを一体に成形した外反母趾及び内反小指矯正用サポーターにおいて、サポーターの上部が開口し、足の横巾に合わせてサポーターの大きさを調節できるように形成し、また、足のかかと部でサポーターのズレ防止を行うことができるようにズレ防止ベルトを形成し、このズレ防止ベルト付きのサポーターに親指の付け根にある足の中足関節部、及び小指側の第5中足骨基底部に当接する部分にパット等のクッション材を設け、さらに、足底部の土踏まずにクッション材を設けることにより、中足関節部及び第5中足骨基底部を中心とするリスフラン関節部を押圧する力により親指及び小指がより外方に拡開し、足裏に横アーチと縦アーチを再生させた時の縦アーチへの補助となり、外反母趾、内反小指さらには偏平足にも効果が得られるという技術手段を採用した。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を添付図面で詳細に説明する。
図1、図2は、本発明の外反母趾及び内反小指矯正用サポーターの第一実施例である。1はサポーターのズレ防止ベルト、2は親指の付け根にある母趾球部押圧クッション材、3は第5中足骨基底部押圧クッション材、4は、足底部押圧クッション材、6は第1指と第2指間の指間パット、7は第4指と第5指の指間パット、8は足の大きさ(縦巾)に合わせて調節できるようにしたマジック(登録商標)ファスナー、11は弾性を有する材料からなる甲を含む足の先方を覆うようにした筒状部材、Aは外反母趾及び内反小指矯正サポーター本体をそれぞれ示す。
【0012】
図3、図4は、本発明の外反母趾及び内反小指矯正用サポーターの第二実施例である。1はサポーターのズレ防止ベルト、2は親指の付け根にある母趾球部押圧クッション材、3は第5中足骨基底部押圧クッション材、4は、足底部押圧クッション材、5は足の大きさ(横巾)に合わせて調節できるようにした係止用マジック(登録商標)ファスナー、6は第1指と第2指間の指間パット、7は第4指と第5指の指間パット、8は足の大きさ(縦巾)に合わせて調節できるようにしたマジック(登録商標)ファスナー、Bは外反母趾及び内反小指矯正サポーター本体をそれぞれ示す。
【0013】
図5は、本発明の外反母趾及び内反小指矯正用サポーターの第三実施例であり、第一実施例の指間パット6、7に替えて中足関節部、及び第5中足骨基底部を内方に押圧するように親指と小指にかぶせる第1指カバー部9、第5指カバー部10に変更した外反母趾及び内反小指矯正サポーター本体Cである。その他の点は第一実施例と同一である。
【0014】
図6、図7は、本発明の外反母趾及び内反小指矯正用サポーターの第四実施例であり、第二実施例の指間パット6、7に替えて中足関節部、及び第5中足骨基底部を内方に押圧するように親指と小指にかぶせる第1指カバー部9、第5指カバー部10に変更した外反母趾及び内反小指矯正サポーター本体Dである。また、足の大きさ(横巾)に合わせて調整できるようにした係止用マジック(登録商標)ファスナー5、及び足の大きさ(縦巾)に合わせて調節できるようにした点は第二実施例と同一である。
【0015】
図8は、本発明の外反母趾及び内反小指矯正用サポーターの第五実施例であり、中足関節部、及び第5中足骨基底部を内方に押圧するようにし、親指と第2指との間および第4指と第5指の間に指間パット6、7を一体的に形成し、さらに親指と小指にかぶせる第1指カバー部9、第5指カバー部10とを一体的に形成した外反母趾及び内反小指矯正サポーター本体Eである。また、足の大きさ(横巾)に合わせて調整できるようにした係止用マジック(登録商標)ファスナー5、及び足の大きさ(縦巾)に合わせて調節できるようにした点は第二実施例と同一である。
【0016】
なお、図示は省略したが、本発明の外反母趾及び内反小指矯正用サポーターの第六実施例として、中足関節部、及び第5中足骨基底部を内方に押圧するようにし、親指と第2指との間および第4指と第5指の間に指間パットを一体的に形成し、さらに親指と小指にかぶせる第1指カバー部、第5指カバー部とを一体的に形成した外反母趾及び内反小指矯正サポーター本体で、その他の点は第一実施例と同一構成を有しているものである。
【0017】
図9は、外反母趾・内反小指を患っている、くずれた足のバランス状態が示されているが、この外反母趾・内反小指を矯正するには、足の中足骨関節部に相当する親指の付け根の支点と、第5中足骨基底部を中心とするリスフラン関節部の作用点を押圧する(図10を参照)ことにより、第2指、第3指、第4指よりも親指と小指とをより効率的に外方に拡げるようにすることで正常な足裏のバランスを作り上げるように矯正するものである。
【0018】
図9は本発明の原理で、中足関節部の支点及び第5中足骨基底部を中心とするリスフラン関節部の作用点を押圧することで、第2指、第3指、第4指よりもより効率的に親指と小指とを外方に拡げるものを示したものである。
【0019】
次に、外反母趾、及び内反小指が及ぼす悪影響について説明する。
足の役割は、「重力とのバランス」を機能的に効率よく保つことだが、外反母趾・内反小指があると足裏が不安定になるため、重心の片寄りが起き、次のようなアンバランスが発生してしまう。
そこで、外反母趾・内反小指と慢性痛との関係を3つの機能の低下から見てみると、
【0020】
(1)安定機能の低下・・・・積木の一段目の原理(骨格や姿勢を悪くする)
積木の一段目が狂うとその上部は必ず反対側に狂う、という自然界の法則があり、足裏に異常があると、その上部にも構造学的アンバランスが発生し、骨格や姿勢を悪くする。特に足の異常は左右対称に起きないため、足の長短差や骨盤の高低差を発生させる。
(2)免震機能の低下・・・・地震の縦揺れ・横揺れの原理(過剰な衝撃とねじれによる破壊のエネルギーが発生)
足に異常があると免震作用が衰え、歩くたびに地震でいわれるところの縦揺れ(過剰な衝撃波)と横揺れ(過剰なねじれ波)を繰り返し伝え、変形、疲労骨折、老化等の過労性の損傷を発生させる。特に横揺れは上部に伝わる時、ねじれ波のエネルギーに変化することをしらなければならない。
(3)運動機能の低下・・・・根の小さい大木の原理(体が硬くなり運動能力が衰える)
足の異常に伴う足裏の不安定は、身体を支える足裏の範囲が狭くなる2点歩行となるため、身体に余分な力が入り身体が硬くなると共に運動能力が衰えてしまう。足の異常は歩行運動の衰えと共に身体が硬くなり運動能力が低下する。
以上、3つの足の機能的役割の中でも現代人の足は免震機能の低下が著しく、慢性痛や神経不調を発生させる最大原因になっている。特に、「過剰な衝撃波とねじれ波」は時間経過と共に過労性を増していくものである。
そのため、本発明では、以上の問題点を解決するために工夫したものである。
【0021】
ここで、第一実施例に基づいて本発明の外反母趾及び内反小指矯正サポーターの作用について説明する。
本発明の外反母趾及び内反小指矯正サポーターを使用することにより、外反母趾と内反小指の患部である第1指と第2指、第4指と第5指を指間パット6、7とで離すことができる。さらに、母趾球部押圧クッション材2と第5中足骨基底部押圧クッション材3により足の力点と作用点に相当する場所を押圧し(図10参照)、曲がっていた親指や出っ張った骨を矯正する作用が奏される。さらに足底部押圧クッション材により土踏まずを上に上げることにより、足に横アーチと縦アーチを発生させ、患部である親指と小指をより外側へ向けることができ、外反母趾及び内反小指の回復に絶大の効果を挙げることができるものである。
【0022】
また、押圧クッション材は靴との摩擦や痛みを防ぐ作用が高くなる。さらに、足裏全体の形が整い、浮いていた足の指が地面に接地するため、外反母趾及び内反小指の回復に対し、今までより数段矯正する作用がある。
【0023】
次に、他の実施例について説明する。
第二実施例〜第六実施例も同様の効果を得ることができるが、特に第五実施例である外反母趾及び内反小指矯正サポーターEは、指間パット6、7と第1指カバー部9、第5指カバー部10を併用することにより、指間パットが全くズレなくなり著しく変形した指にも対応できるものである。
【0024】
さらに、本発明では、治療用具をサポーターにし、足のかかと部に足の大きさにより長さを調節できるズレ防止ベルトを備えたことにより、現代人が持つエジプト型(図11参照)、ギリシャ型(図12参照)という二種類の足を持つ人にも対応できるように構成したものである。
【0025】
なお、足のズレ防止のために形成したベルトは、紐やゴム状のものも考えられるが、紐やゴム状のものにすると、第5中足骨基底部押圧クッション3を正しい位置に設置できず、効果が半減されてしまう。そのため、本発明では、足のズレ防止にベルトを採用することにより、完全に第5中足骨基底部をサポーターで覆うことが可能となり、クッション材による押圧効果及び足のズレ防止の両方に最適なものを採用した。
【0026】
なお、より効果的に外反母趾及び内反小指矯正サポーターの矯正を行うためにズレ防止ベルトにも、クッション材を入れることも考えられる。
【0027】
【発明の効果】
(1)第1指と第2指間の指間パットと第4指と第5指間の指間パットによって外方に拡開された第1指と第5指を足の中足関節部、第5中足骨基底部、及び足底部をクッション材で押圧することにより、より第2指、第3指、第4指よりも効率的に親指及び小指がより外方に拡開し、横揺れ、横ぶれ、縦揺れを防止できる足裏に横アーチ、縦アーチを再生させ、外反母趾及び内反小指の矯正に絶大な効果がある。
(2)外反母趾及び内反小指矯正用サポーター本体に一体的に形成したズレ防止ベルトを採用することによって、第5中足骨基底部押圧クッション材を正確な位置に取り付けることができ、横アーチ、縦アーチを再生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の外反母趾及び内反小指矯正用サポーターの第一実施例を示す斜視図である。
【図2】前記第一実施例の外反母趾及び内反小指矯正用サポーターの開放状態を示す斜視図である。
【図3】本発明の外反母趾及び内反小指矯正用サポーターの第二実施例を示す斜視図である。
【図4】前記第二実施例の外反母趾及び内反小指矯正用サポーターの開放状態を示す斜視図である。
【図5】本発明の第三実施例の外反母趾及び内反小指矯正用サポーターの開放状態を示す斜視図である。
【図6】本発明の外反母趾及び内反小指矯正用サポーターの第四実施例を示す斜視図である。
【図7】前記第四実施例の外反母趾及び内反小指矯正用サポーターの開放状態を示す斜視図である。
【図8】本発明の外反母趾及び内反小指矯正用サポーターの第五実施例を示す斜視図である。
【図9】外反母趾・内反小指を患った、くずれた足のバランス状態を示す説明図である。
【図10】本発明の原理説明図である。
【図11】エジプト型の足を示す参考図である。
【図12】ギリシャ型の足を示す参考図である。
【符号の説明】
1・・・・ズレ防止ベルト
2・・・・母趾球部押圧クッション材
3・・・・第5中足骨基底部押圧クッション材
4・・・・足底部押圧クッション材
5・・・・マジック(登録商標)ファスナー
6・・・・第1指と第2指間の指間パット
7・・・・第4指と第5指間の指間パット
8・・・・マジック(登録商標)ファスナー
9・・・・第1指カバー部
10・・・・第5指カバー部
11・・・・筒状部材
A・・・・外反母趾及び内反小指矯正用サポーター本体
B・・・・外反母趾及び内反小指矯正用サポーター本体
C・・・・外反母趾及び内反小指矯正用サポーター本体
D・・・・外反母趾及び内反小指矯正用サポーター本体
E・・・・外反母趾及び内反小指矯正用サポーター本体

Claims (6)

  1. 中足関節部、及び第5中足骨基底部を内方に押圧するようにし、親指と第2指との間および第4指と第5指の間に指間パットを一体的に形成した外反母趾及び内反小指矯正用サポーターにおいて、甲部分を含む足先方を弾性を有する筒状部材で覆うように形成し、また、足のかかと部でサポーターのズレ防止を行うことができるようにズレ防止ベルトを形成し、このズレ防止ベルト付きのサポーターに親指の付け根にある足の中足関節部、及び小指側の第5中足骨基底部に当接する部分にパット等のクッション材を設け、さらに、足底部の土踏まずにクッション材を設けることにより、中足関節部及び第5中足骨基底部を中心とするリスフラン関節部を押圧する力により親指及び小指がより外方に拡開し、足裏に横アーチと縦アーチを再生させた時の縦アーチへの補助となり、外反母趾、内反小指さらには偏平足にも効果が得られることを特徴とする外反母趾及び内反小指矯正用サポーター。
  2. 中足関節部、及び第5中足骨基底部を内方に押圧するようにし、親指と第2指との間および第4指と第5指の間に指間パットを一体的に形成した外反母趾及び内反小指矯正用サポーターにおいて、サポーターの上部が開口し、足の横巾に合わせてサポーターの大きさを調節できるように形成し、また、足のかかと部でサポーターのズレ防止を行うことができるようにズレ防止ベルトを形成し、このズレ防止ベルト付きのサポーターに親指の付け根にある足の中足関節部、及び小指側の第5中足骨基底部に当接する部分にパット等のクッション材を設け、さらに、足底部の土踏まずにクッション材を設けることにより、中足関節部及び第5中足骨基底部を中心とするリスフラン関節部を押圧する力により親指及び小指がより外方に拡開し、足裏に横アーチと縦アーチを再生させた時の縦アーチへの補助となり、外反母趾、内反小指さらには偏平足にも効果が得られることを特徴とする外反母趾及び内反小指矯正用サポーター。
  3. 中足関節部、及び第5中足骨基底部を内方に押圧するようにし、親指と小指にかぶせる包容部を形成した外反母趾及び内反小指矯正用サポーターにおいて、甲部分を含む足先方を弾性を有する筒状部材で覆うように形成し、また、足のかかと部でサポーターのズレ防止を行うことができるようにズレ防止ベルトを形成し、このズレ防止ベルト付きのサポーターに親指の付け根にある足の中足関節部、及び小指側の第5中足骨基底部に当接する部分にパット等のクッション材を設け、さらに、足底部の土踏まずにクッション材を設けることにより、中足関節部及び第5中足骨基底部を中心とするリスフラン関節部を押圧する力により親指及び小指がより外方に拡開し、足裏に横アーチと縦アーチを再生させた時の縦アーチへの補助となり、外反母趾、内反小指さらには偏平足にも効果が得られることを特徴とする外反母趾及び内反小指矯正用サポーター。
  4. 中足関節部、及び第5中足骨基底部を内方に押圧するようにし、親指と小指にかぶせる包容部を形成した外反母趾及び内反小指矯正用サポーターにおいて、サポーターの上部が開口し、足の横巾に合わせてサポーターの大きさを調節できるように形成し、また、足のかかと部でサポーターのズレ防止を行うことができるようにズレ防止ベルトを形成し、このズレ防止ベルト付きのサポーターに親指の付け根にある足の中足関節部、及び小指側の第5中足骨基底部に当接する部分にパット等のクッション材を設け、さらに、足底部の土踏まずにクッション材を設けることにより、中足関節部及び第5中足骨基底部を中心とするリスフラン関節部を押圧する力により親指及び小指がより外方に拡開し、足裏に横アーチと縦アーチを再生させた時の縦アーチへの補助となり、外反母趾、内反小指さらには偏平足にも効果が得られることを特徴とする外反母趾及び内反小指矯正用サポーター。
  5. 中足関節部、及び第5中足骨基底部を内方に押圧するようにし、親指と第2指との間および第4指と第5指の間に指間パットを一体に形成し、さらに親指と小指にかぶせる包容部とを一体に成形した外反母趾及び内反小指矯正用サポーターにおいて、甲部分を含む足先方を弾性を有する筒状部材で覆うように形成し、また、足のかかと部でサポーターのズレ防止を行うことができるようにズレ防止ベルトを形成し、このズレ防止ベルト付きのサポーターに親指の付け根にある足の中足関節部、及び小指側の第5中足骨基底部に当接する部分にパット等のクッション材を設け、さらに、足底部の土踏まずにクッション材を設けることにより、中足関節部及び第5中足骨基底部を中心とするリスフラン関節部を押圧する力により親指及び小指がより外方に拡開し、足裏に横アーチと縦アーチを再生させた時の縦アーチへの補助となり、外反母趾、内反小指さらには偏平足にも効果が得られることを特徴とする外反母趾及び内反小指矯正用サポーター。
  6. 中足関節部、及び第5中足骨基底部を内方に押圧するようにし、親指と第2指との間および第4指と第5指の間に指間パットを一体に形成し、さらに親指と小指にかぶせる包容部とを一体に成形した外反母趾及び内反小指矯正用サポーターにおいて、サポーターの上部が開口し、足の横巾に合わせてサポーターの大きさを調節できるように形成し、また、足のかかと部でサポーターのズレ防止を行うことができるようにズレ防止ベルトを形成し、このズレ防止ベルト付きのサポーターに親指の付け根にある足の中足関節部、及び小指側の第5中足骨基底部に当接する部分にパット等のクッション材を設け、さらに、足底部の土踏まずにクッション材を設けることにより、中足関節部及び第5中足骨基底部を中心とするリスフラン関節部を押圧する力により親指及び小指がより外方に拡開し、足裏に横アーチと縦アーチを再生させた時の縦アーチへの補助となり、外反母趾、内反小指さらには偏平足にも効果が得られることを特徴とする外反母趾及び内反小指矯正用サポーター。
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