JP5159214B2 - 足首用サポータ - Google Patents

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Description

この発明は、主として、足首部の損傷を防止して安定した歩行を可能とする足首用サポータに関する。
従来より足の動きを助け、あるいは損傷を防止する目的で、足にフィットするように形成した靴下等が種々提案されている。
例えば、特許文献1のものは、靴下であって、図2に示されているように、(使用者の足の)「土踏まず」に対応した領域を横切る領域と、踵骨上方を横切る領域を結ぶ一連の領域を高弾性領域で形成した靴下である。つまり、図2の靴下の平行斜線を付した部分が強く収縮するようにされている。
これにより、着用者の土踏まずと靴下のフィット感を向上させようとするものであり、同時に「土踏まず」を引き上げることで、高い運動性能を与えようとするものである。
また、特許文献2では、その図1、図4等に示されているように、足裏部とその両側部に当接する部分を弾性の高い高弾性材で構成することにより、着用時には両側部から締め付けることによって、中足骨靭帯を横アーチ状に矯正しようとするものである。
これにより、歩行やランニングの際に足にかかる衝撃を分散し、体全体のバランスをとろうというものである。
特開2006−225833 特開2005−42213
ところで、高齢者や高齢者ではなくてもある程度加齢が進んだ人では、歩行の際に、「土踏まず」のアーチがつぶれてきて、このアーチが小さくなり、歩行のバランスが悪くなるだけでなく、足首の靭帯が弱くなって支えきれないことで、歩行中に足首部が左右に倒れ、足首を捻挫したり、ひどい場合には靭帯を切る等の損傷の危険がある。
このような危険は、特に、スポーツ等の運動中における場合ではなく、通常の歩行の際に潜んでいることから、特に、スポーツ用のサポータ等に見られるように、厚地の目立つ構成のものではなく、普段から無理なく着用できる目立たない構成のもので防止することが望まれる。
そして、特許文献1のものを検討すると、このものは、運動の際に着用する靴下であり、主として、靴の下に着用して運動能力を向上させようとするものである。したがって、足全体を覆うものであり、特に以下の問題がある。
1 厚手の靴下としての着用感をもたらすものであり、自然の歩行などには不向きな運動用のもので、着用すると、「変わった靴下」として目立つものであるから、普段の歩行を目的とした着用に馴染まない。
2 靴下の土踏まずの位置から、踵上方にかけて、高弾性領域がリング状にとりまいており、当該部分を輪状に締め付ける作用を発揮するものである。したがって、土踏まず部分に効果的な締め付け力を作用させることができるかもしれないが、高齢者などが自然に歩行をする際に着用する場合は違和感や軽い痛みをもたらす欠点がある。
特許文献2のものも同様に靴下であり、足先に近い領域に対して、横アーチが再生される程度に両側部を締め付けるものであり、長時間着用する高齢者に対しては、着用中に苦痛をともなうものである。
この発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、通常の歩行中に足首の靭帯を保護して、さらにその機能を助けることにより、歩行にともなう靭帯損傷の危険を回避することができる足首用サポータを提供することを目的としている。
本発明は、足を差し入れるための挿入開口と、該挿入開口から差し入れた足のつま先を露出させる先端露出部と、前記足の踵部を露出させる踵露出部とを有し、前記足の甲部から足首周囲を包囲す、伸縮性の素材でなる筒状の本体と、互いに別体に形成されており、それぞれ前記本体の外側と内側の両側部に沿って、前記足の足首靭帯部に重なる位置に配置された伸縮力強化部と、前記本体の挿入開口を閉止するとともに、閉止のための引き締め力を調整するための引き締め力調整手段を備え、前記引き締め力調整手段は、挿入開口上端部から下方に向かって縦方向の切り込み部が形成されており、該切り込み部により分離された一方の上端部に形成された係止部が、他方の上端部の外面に設けた被係止部に対して、面ファスナーにより着脱される構成であり、さらに、前記引き締め力調整手段が、さらに、前記挿入開口上端部の周方向に沿って形成したベルト収容部に収容され、前記他方の上端部から前記一方の上端部を越えて伸長される伸縮性の締め付けベルトを有した着脱用ベルト部とされており、該締め付けベルトの先端部が、前記他方の上端部の外面に対して伸長方向の任意の位置で着脱される構成としたことを特徴とする。
上記構成によれば、この足首用サポータは、挿入開口から足を挿し入れて、その本体から足のつま先部分と、踵部分が露出されるようになっており、靴下の下に目立たないように装着して、普段の歩行を安全なものにして、歩行し易くするものである。
装着状態においては、本体の外側と内側の両側部に沿って、前記足の足首靭帯部に重なる位置にそれぞれ伸縮力強化部が形成されている。この伸縮力強化部は、外側側部においては前脛腓靭帯及び/または前距腓靭帯を保護し、内側側部では三角靭帯を保護する。つまり、これらを略覆うことで外部から保護するだけでなく、これら靭帯の機能を助けるように強い伸縮力を発揮し、足首の捩れを防止し、足首をくじいたりしないように保護するものである。
さらに、前記本体の挿入開口を閉止するとともに、閉止のための引き締め力を調整できるようにした引き締め力調整手を備えることにより、前記挿入開口から足を入れて、この引き締め力調整手で閉止状態を調整することができる。強く締めれば、挿入開口が足首部の上方で確実に固定されるので、前記伸縮力強化部が、足首部の靭帯の機能を助ける上で、確実な伸縮力を作用させることができる。また、長時間の着用の間に、閉止の引き締め力を緩くするように調整することもでき、負担なく着用することができる。特に、複数の伸縮力強化部が互いに別体に形成されているから、足の周囲をリング状に締め付けることなく、その点でも足に負担をかけないで着用することができるようにされている。
かくして、本発明によれば、通常の歩行中に足首の靭帯を保護して、さらにその機能を助けることにより、歩行にともなう靭帯損傷の危険を回避することができる足首用サポータを提供することができる。
さらに、前記切り込み部が挿入開口の開口径を大きくするので、脱いだり、履いたりの作業がきわめて容易となる。また、切り込み部により分離された一方の上端部に形成された係止部が、他方の上端部の外面に設けた被係止部に対して、面ファスナーにより仮に装着されることにより、装着時に大きく開口した挿入開口を、装着後に締め付け力を自分で調整しながら、負担無くしっかりと締め付けることができる。
しかも、切り込み部により分離された一方の上端部に形成された係止部が、他方の上端部の外面に対して、面ファスナーにより固定された後で、前記着脱用ベルト部の締め付けベルトを伸長することにより、足首上部で確実に固定することができる。特に、締め付けベルトは、収容部に収容されていることから、足首部の上方の足周囲にわたって延びており、足の周囲全体にわたって締め付け力を均等に付与し、該締め付け力を自分で調整可能で、負担無くしっかりと締め付けることができる。
好ましくは、前記伸縮力強化部が、それぞれ、前記本体の足裏部を除く内甲または外甲の下端部付近を基点として、下から上へ延びる第1の部分と、さらに後方に延びる第2の部分とを備えた略鉤型形状であることを特徴とする。
上記構成によれば、前記伸縮力強化部の第1の部分の作用により、主として足土踏まずの領域を上方に引き上げて、アーチ形成を促す。前記伸縮力強化部の第2の部分は、主として、靭帯の機能を助けるように強い伸縮力を発揮し、足首の捩れを防止することができる。
以下、この発明の好適な実施形態を添付図面を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1は本発明の実施形態に係る足首用サポータ(以下、「サポータ」という)を略正面から見た図、図2は実施形態に係るサポータを略側面から見た図、図3は実施形態に係るサポータを略背面から見た図である。
これらの図に示されているように、サポータ10は、足Lを差し入れるための挿入開口40と、該挿入開口40から差し入れた足Lのつま先を露出させる先端露出部12と、足の踵部を露出させる踵露出部13とを有し、足Lの甲部から足首周囲を包囲するとともに、伸縮性の素材でなる筒状の本体11とを有している。
サポータ10は、図1に示すように足Lを挿入して、引き締め力調整手の締め付け用ベルト42(以下、「ベルト」という)を固定することにより、図2に示すように足Lの足首周囲に装着されるものである。サポータ10を足首に装着することにより、歩行時に図1の矢印S方向に作用する捻りにより足首が損傷することを防止しようとするものである。
本体11は、後述するように、1枚もしくは2,3枚の弾力性、伸縮性に富んだ薄い布地を裁断して、綴じテープ51,52により縁取りし、縫製することによって、全体として袋状もしくは筒状の形態としたものであり、全体としてその厚みが非常に薄く、0.8mm程度の寸法のものである。
また、本体11には、3つの孔ないし開口が設けられており、上記したように、先端露出部12からは足Lのつま先を、踵露出部13からは足Lの踵の部分を外に出せるようになっている。これにより、靴下形式のサポータとは異なり、足Lの最低限の領域を覆うようにして、嵩張らず、靴下を履く上で邪魔にならずに、装着状態が目立つことなく、しかもさらに靴をその上に履く場合においても、あまり体積が増加しないことから窮屈で靴が履けなかったり、あるいは靴の中で足が締め付けられてしまうことがなく、長時間の着用・歩行によっても苦痛が無いようにされている。
また、サポータ10は靴下タイプでなく、上記3つの開口ないし孔を有しているから、靴下タイプのサポータと比べると通気性がよく、快適性が高い。
本体11の上部には、縦方向に沿ってスリットもしくは切り込み部46が形成されている。切り込み部46は、本体11の挿入開口40から連続して設けられており、該本体11の上部を左右に分離して、大きな開口となるように開くものであり、足Lを挿入することを容易なものとしている。
本体11の上部には引き締め力調整手段が形成されている。この引き締め力調整手段は、例えば、本体11の上記切り込み部46で分離された一方の上端部47に設けた係止部44と、他方の上端部に設けた被係止部43を含んでいる。つまり、係止部44は、他方の上端部4の上に重ねられて、足Lの脛付近を包囲するように固定仮止めされるようになっている。
すなわち、本体11の上記切り込み部46で分離された一方の上端部47の内側には、例えば、面ファスナーの一方を設けてなる係止部44を、他方の上端部48の表面には、周方向に沿って形成された後述する収容部41の表面に、例えば、面ファスナーの他方を設けてなる被係止部43を形成している。これにより、一方の上端部47に設けられた係止部44を他方の上端部48の上に重ね、周方向の任意の位置で簡単に着脱することで、固できるようにされている。
さらに、この実施形態では、上記引き締め力調整手段の一部として、好ましくは、着脱用ベルト部が設けられている。
着脱用ベルト部は、収容部41と、該収容部41に挿入・収容されたベルト42とを備えている。
収容部41は、本体11の上端付近を周方向に取り巻くように形成されており、内部に空間を有しており、例えば、袋状、もしくは鞘状でなる部分である。好ましくは、収容部41は本体11の上端部の周方向のほぼ全周にわたるようにされている。
この収容部41は図2に示すように、本体11の一方の上端部47の表側に開口41aが形成されており、この開口41aからベルト42が露出して伸長できるようにされている。すなわち、ベルト42は、伸縮性に富んだポリエステルなどでなるストレッチ素材で形成されたゴム状の長尺部材である。
好ましくは、ベルト42はできるだけ長く形成され、例えば、収容部41内で、本体11の他方の上端部48の前縁付近に基端部が固定されている。ベルト42の先端部内側には、例えば、面ファスナーの一方の部材でベルト係止部45が形成されている。これにより、使用者がベルト42をその伸縮性に基づいて引っ張り、任意の長さ位置で本体11上端部表面の被係止部43に対して係止させることができるようになっている。
つまり、ベルト42は、使用者がその好みに合わせて伸長させることができ、本体11の上端部のほぼ全周に匹敵する長さを備えているから、その伸縮力も大きく、足Lの脛付近の周囲全体に均等に締め付け力を発揮することができる。
さらに、図4および図5は、本実施形態のサポータ10の本体11の両方の側面部に設けた伸縮力強化部20,30の位置と機能を説明する図である。
図1および図4に示すように、足Lの足首の外側に対応して、本体11の外側側面には、伸縮力強化部20が形成されている。これとは別に、足Lの足首の内側に対応して、図5に示すように、本体11の内側側面には伸縮力強化部30が形成されている。
ここで、人の足首の外側付近には、図4に示すように、前脛腓靭帯Aおよび前距腓靭帯Bが存在している。また、人の足首の内側付近には、図5に示すように三角靭帯Cが存在している。
伸縮力強化部20,30は、それぞれ足首の外側と内側でこれらの各靱を保護し、その機能を助けるように作用する。これら伸縮力強化部は、例えば、本体11の布地の上に、一枚のパワーネットを図示する形状に重ねて、縫などにより接合して形成されている。
図4において、足Lの足首の外側に対応する箇所では、本体11に形成された伸縮力強化部20は、足Lの外甲下端T1の付近を基点として、下から上へ延びる第1の部分21と、これに連続して、さらに後方に延びる第2の部分22とを備えており、全体として曲折した略鉤型の形状として、湾曲形状を呈している。
このため、本実施形態では、第1の部分21が前距腓靭帯Bの一部を上から覆い、さらに第2の部分22が前脛腓靭帯Aを上から覆って、これら靭帯を保護することができる。
また、サポータ10を装着して、図2および図3のように、ベルト42を伸長した上で固定すると、サポータ10は足首上方でしっかりと固定される。
この状態では、第1の部分21は、ほぼ垂直方向の伸縮力を発揮することで、足Lの土踏まずTのアーチ形状の形成を助ける作用を果たす。また、第1の部分21と第2の部分22とが協働して伸縮力を発揮することで、前脛腓靭帯Aおよび前距腓靭帯Bの機能を助ける。これにより、使用者が歩行時に、図1の矢印Sに示す方向、すなわち、いわばローリング方向に足首がねじれる力が作用した際にこれに抗して、足首が損傷することを防止し得る。
なお、伸縮力強化部20は、前脛腓靭帯Aまたは前距腓靭帯Bのいずれかを覆う構成でもよい。
図5において、足Lの足首の外側に対応する箇所では、本体11に形成された伸縮力強化部30は、足Lの内甲下端部土踏まずT2の付近を基点として、下から上へ延びる第1の部分31と、これに連続して、さらに後方に延びる第2の部分32とを備えている。
これにより、第1の部分31および第2の部分32が三角靭帯Cの一部を上から覆って、三角靭帯Cを保護することができる。
さらに、第1の部分31は、ほぼ垂直方向の伸縮力を発揮することで、足Lの土踏まずTのアーチ形状の形成を助ける作用を果たす。また、第1の部分31と第2の部分32とが協働して伸縮力を発揮することで、三角靭帯Cの機能を助ける。これにより、使用者が歩行時に、図1の矢印に示す方向、すなわち、いわばローリング方向に足首がねじれる力が作用した際にこれに抗して、足首が損傷することを防止し得る。
図6はサポータ10の材料構成を示す模式図である。
本体11部分は、例えば、パワーネット、サテンネット、トリコット、ストレッチレースより選ばれる伸縮性のある素材で形成することができる。この実施形態では、例えば二枚のパワーネットを重ねて形成されている。このサポータ10のパワーネットは、例えば、ナイロン80%、とポリウレタン20%の混合率で形成したものである。収容部4の表面の被係止部43にはフレンチパイルが用いられている。伸縮力強化部20,30は、本体11を構成する布地の上に、さらに本体11と同じ素材、すなわち、パワーネットを一枚重ねて接合したものであり、Hで示す箇所は縫製部を示している。また、各布地端部には綴じテープ51,52が固定されている。収容部41内の伸縮テープは、ポリエステル100%のストレッチラインソフトが使用されている。
本実施形態は以上のように構成されており、通常の歩行中に足首の靭帯を保護して、さらにその機能を助けることにより、歩行にともなう靭帯損傷の危険を回避することができる足首用サポータを提供することができる。特に、装着用ベルト42で固定することで、装着状態においては、本体11の外側と内側の両側部に沿って、足Lの足首靭帯部に重なる位置にそれぞれ伸縮力強化部20,30が形成されている。
この伸縮力強化部20,30は、外側側部においては前脛腓靭帯A及び前距腓靭帯Bを保護し、内側側部では三角靭帯Cを保護する。つまり、これらを略覆うことで外部から保護するだけでなく、これら靭帯の機能を助けるように強い伸縮力を発揮し、足首の捩れを防止し、足首をくじいたりしないように保護するものである。
しかも、サポータ10は、挿入開口40から足を挿し入れて、その本体から足のつま先部分と、踵部分が露出されるようになっており、靴下の下に目立たないように装着して、普段の歩行を安全なものにして、歩行し易くするものである。
さらに、本体11の挿入開口40を閉止するとともに、閉止のための引き締め力を調整できるようにした着脱用ベルト部を備えることにより、挿入開口40から足を入れて、このベルト42で閉止状態を調整することができる。強く締めれば、挿入開口が足首部の上方で確実に固定されるので、前記伸縮力強化部20、30が、足首部の靭帯の機能を助ける上で、確実な伸縮力を作用させることができる。また、長時間の着用の間に、閉止の引き締め力を緩くするように調整することもでき、負担なく着用することができる。特に、複数の伸縮力強化部が互いに別体に形成されているから、足の周囲をリング状に締め付けることなく、その点でも足に負担をかけないで着用することができるようにされている。
本発明は、上述の実施形態に限定されるものではない。
サポータに設けられる引き締め力調整手段としては、係止部44と被係止部43により構成してもよく、必ずしも着脱用ベルト部は設けなくてもよい。
本体およびベルトなどは、適宜他の材料により形成することができる。
伸縮力強化部は、左右両側面部にそれぞれひとつ形成する例を示したが、さらに多くの伸縮力強化部を設けてもよい。
本発明の足首用サポータの実施形態の略正面から見た概略斜視図。 本発明の足首用サポータの実施形態の略側面から見た概略斜視図。 本発明の足首用サポータの実施形態の略背面から見た概略斜視図。 図1のサポータの伸縮力強化部の形成位置を示す説明図。 図1のサポータの伸縮力強化部の形成位置を示す説明図。 図1のサポータの材料構成を説明するための模式図。
10・・・足首用サポータ、11・・・本体、12・・・先端露出部、13・・・踵露出部、20、30・・・伸縮力強化部、21、31・・・第1の部分、22、32・・・第2の部分、30・・・伸縮力強化部、31・・・第1の部分、32・・・第2の部分、40・・・挿入開口、42・・・締め付け用ベルト、46・・・切り込み部

Claims (2)

  1. 足を差し入れるための挿入開口と、
    該挿入開口から差し入れた足のつま先を露出させる先端露出部と、
    前記足の踵部を露出させる踵露出部とを有し、
    前記足の甲部から足首周囲を包囲す、伸縮性の素材でなる筒状の本体と、
    互いに別体に形成されており、それぞれ前記本体の外側と内側の両側部に沿って、前記足の足首靭帯部に重なる位置に配置された伸縮力強化部と、
    前記本体の挿入開口を閉止するとともに、閉止のための引き締め力を調整するための引き締め力調整手段
    を備え、
    前記引き締め力調整手段は、挿入開口上端部から下方に向かって縦方向の切り込み部が形成されており、該切り込み部により分離された一方の上端部に形成された係止部が、他方の上端部の外面に設けた被係止部に対して、面ファスナーにより着脱される構成であり、
    さらに、前記引き締め力調整手段が、さらに、前記挿入開口上端部の周方向に沿って形成したベルト収容部に収容され、前記他方の上端部から前記一方の上端部を越えて伸長される伸縮性の締め付けベルトを有した着脱用ベルト部とされており、該締め付けベルトの先端部が、前記他方の上端部の外面に対して伸長方向の任意の位置で着脱される構成とした
    ことを特徴とする足首用サポータ。
  2. 前記伸縮力強化部が、それぞれ、前記本体の足裏部を除く内甲および外甲の下端付近を基点として、下から上へ延びる第1の部分と、さらに第の部分の上方から後方に延びる第2の部分とを備えた略鉤型形状であることを特徴とする請求項1に記載の足首用サポータ。
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