JP6346874B2 - 靴 - Google Patents

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Description

本発明は、足の傾き(外反,内反)を矯正して歩行時のバランスをよくするために用いられるリハビリ用の靴に関するものである。
人の足には大別して、土踏まずと呼ばれる部位に存在する内側縦アーチ、踵から中足骨先端までの範囲に存在する外側縦アーチ、中足骨部横方向に存在する横アーチの3つのアーチがあり、これらアーチにより、足を蹴り出すバネ力としての機能、衝撃の緩衝機能、足底の筋肉や神経を保護する機能が発揮される。
過度の運動、肥満、老化、遺伝等により、これらアーチが低下すると、上記した3つの機能が発揮しにくくなり、これが原因で足部に変形障害が生ずる場合がある。この種の変形障害の一つとして外反と内反とがある。
外反とは、図4(a)に示すように、踵が内側に倒れ込んで足の外側が反る(浮き上がる)変形障害で、これに対して、内反とは、図4(b)に示すように、踵が外側に倒れ込んで足の内側が反る(浮き上がる)変形障害であり、いずれにしても、歩行時にバランスがとりにくくなり腰痛等を併発する原因になりかねない。
人が生活するうえで、靴は重要な生活用品の一つであり、例えば特許文献1には、2本のベルトにてフィット性とサポート性の双方を改善する靴が提案されているが、外反と内反を矯正することについては考慮されていない。
特開2005−152490号公報
したがって、本発明の課題は、足の傾き(外反,内反)を矯正することができるリハビリ用の靴を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明は、靴底と甲被部とを含み、上記甲被部には履き口に連なる甲開き部を締め付ける締付手段が設けられている靴において、上記締付手段は、ともに伸縮性を有する第1および第2の2本のストラップを有し、上記第1ストラップは、その一端側が上記靴底の踏みつけ部の第1中足骨側の位置で上記靴底と上記甲被部との接合部分に固着され、その他端側は上記甲開き部を横切って上記履き口下部のほぼ立方骨と対応する部分にまで延びて上記甲被部の外側面に第1面状ファスナーを介して着脱可能に係着され、上記第2ストラップは、その一端側が上記靴底の踏みつけ部の第5中足骨側の位置で上記靴底と上記甲被部との接合部分に固着され、その他端側は上記甲開き部を横切って上記履き口下部のほぼ舟状骨と対応する部分にまで延びて上記甲被部の外側面に第2面状ファスナーを介して着脱可能に係着されることを特徴としている。
本発明において、上記第1,第2ストラップの各一端側は、上記靴底と上記甲被部との接合部分から上記靴底の内面に沿って延設されて固着されていることが好ましく、また、上記第1,第2ストラップの各一端は逆V字状に分岐されていることが好ましい。
また好ましくは、上記第1,第2ストラップは、ともにその一端と他端との間で上記甲開き部を横切る部分にゴム材からなる伸縮部を備えているとよい。さらには、上記甲被部は通気性に富むメッシュ材よりなることが好ましい。
本発明によれば、第1ストラップは、足の踏みつけ部の第1中足骨側から甲開き部を横切って履き口下部にかけて配置されているため、第1ストラップを強く締め付けることにより外反を矯正することができる。これに対して、第2ストラップは足の踏みつけ部の第5中足骨側から甲開き部を横切って履き口下部にかけて配置されているため、第2ストラップを強く締め付けることにより外反を矯正することができる。また、第1ストラップと第2ストラップとをほぼ同じ力で同時に締め付けることにより、つま先部分が持ち上がるため、歩行面に存在する僅かな段差への躓きを防止することができる。
本発明の一実施形態に係る靴(左側)を示す上面図。 上記実施形態に係る靴の踏まず側を示す側面図。 上記実施形態に係る靴のストラップを開いた状態を示す要部上面図。 上記実施形態に係る靴のストラップの一端側の固着位置を示す模式的な断面図。 (a)外反を示す模式図、(b)内反を示す模式図。 足の骨の構造と骨の名称を示す模式図。
次に、図1ないし図4を参照して、本発明の実施形態について説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。なお、本実施形態においては、右足に着用される靴を示して説明しているが、左足用の靴は、右足用の靴と対象形状である。
図1ないし図4を参照して、この実施形態に係る靴(リハビリシューズ)1は、基本的な構成として、靴底10と甲被部20とを備えている。また、図4に示すように、靴底10の内面には中底11が敷かれていてもよい。また、靴底10は適度な柔軟性とクッション性を有するゴム材や合成樹脂材よりなることが好ましい。
甲被部20には、足を出し入れする履き口21と、履き口21に連なる甲開き部22とが形成されており、甲開き部22には舌部23が設けられている。甲被部20は、舌部23を含めて通気性に富むメッシュ材よりなることが好ましい。
甲被部20には、甲開き部22を締め付ける締付手段が設けられているが、本発明において、その締付手段として、ともに伸縮性を有する第1および第2の2つのストラップ30,40が用いられている。
図2に示すように、靴底10側は、かかと部1a,踏まず部1b,踏みつけ部1cとに大別されるが、この例では、第1ストラップ30は、その一端側の基部31が踏みつけ部1cの第1中足骨側の位置で、靴底10と甲被部20との接合部分に固着され、他端側の自由端部32は甲開き部22を横切って履き口21の下部側(ほぼ立方骨に対応する位置)にまで至り、面状ファスナー34を介して甲被部20の外側面に着脱可能に係着される。
第1ストラップ30の基部31と自由端部32との間で、甲開き部22に架かる部分には、ゴム材からなる伸縮部33が設けられている。一例として、伸縮部33の幅は35〜45mm,長さは65〜75mmに設計されるとよい。
この実施形態では、第1ストラップ30の自由端部32側に面状ファスナー34のループ側メンバー34aが取り付けられ、履き口21の下部側の甲被部外側面に面状ファスナー34の鉤側メンバー34bが設けられている。
これに対して、第2ストラップ40は、その一端の基部41が踏みつけ部1cの第5中足骨側の位置で、靴底10と甲被部20との接合部分に固着され、他端の自由端部42は甲開き部22を横切って履き口21の下部側(ほぼ舟状骨に対応する位置)にまで至り、面状ファスナー44を介して甲被部20の外側面に着脱可能に係着される。なお、第1中足骨、第5中足骨、立方骨、舟状骨については図6を参照。
第2ストラップ40の基部41と自由端部42との間で、甲開き部22に架かる部分には、ゴム材からなる伸縮部43が設けられている。第1ストラップ30側の伸縮部33と同じく、第2ストラップ40においても、伸縮部43の幅は35〜45mm,長さは65〜75mmに設計されるとよい。
また、第2ストラップ40の自由端部42側に面状ファスナー44のループ側メンバー44aが取り付けられ、履き口21の下部側の甲被部外側面に面状ファスナー44の鉤側メンバー44bが設けられているが、この取り付けを逆とし、ループ側メンバー44a(34a)を甲被部外側面側とし、鉤側メンバー44b(34b)を自由端部42(32)側としてもよい。
好ましい形態として、図4に示すように、第1ストラップ30の基部31および第2ストラップ40の基部41を、靴底10と甲被部20との接合部分からさらに靴底10の内面側へと引き延ばして固着するとよい。
これにより、第1ストラップと第2ストラップとを同時に締め付けることにより、第1ストラップ30の基部31と第2ストラップ40の基部41とが、第1中足骨と第5中足骨とを包むように引き上げることができるため、つま先部分をより容易に、また、より大きく持ち上げることができ、歩行面への躓きをより確実に防止することができる。
また、第1ストラップ30の基部31および第2ストラップ40の基部41を、ともに図1,2に示すような逆V字状に分岐した形状とし、靴底10と甲被部20との接合部分から甲開き部22の端縁に至る部分全体を甲被部20に一体に縫い付けるとよい。
これによれば、踏みつけ部1cの第1中足骨側および第5中足骨側に対してストラップによる締付力を分散してほぼ均一にかけることができる。
第1ストラップ30と第2ストラップ40を締め付けることにより、このリハビリシューズ1を足にフィットさせることができるが、外反を矯正して歩行バランスをよくする場合には、第2ストラップ40よりも第1ストラップ30側を強く締め付けて第1中足骨側を浮かすようにする。
これに対して、内反を矯正して歩行バランスをよくする場合には、第1ストラップ30よりも第2ストラップ40側を強く締め付けて第5中足骨側を浮かすようにする。
また、第1ストラップ30と第2ストラップ40とをほぼ同じ力で同時に締め付けることにより、つま先部分1dが持ち上がるため、歩行面に存在する僅かな段差への躓きを防止することができる。
なお、上記実施形態では、第1ストラップ30と第2ストラップ40の基端31,41を靴底10と甲被部20との接合部分およびその接合部分から靴底10の内面に沿って固着した例で説明したが、第1ストラップ30と第2ストラップ40の基端31,41を一体化して靴底10の内面に沿って固着してもよい。
これによれば、第1ストラップと第2ストラップとを同時に締め付けることにより、第1から第5の中足骨全体を包むように引き上げることができるため、つま先部分をより容易に、また、より角度をもって持ち上げることができ、歩行面への躓きをより確実に防止することができる。
なお、締付時、第1ストラップ30と2ストラップ40はX字状に交差するが、どちらを上にしてもよい。すなわち、図1,2の例では、第1ストラップ30が下側、第2ストラップ40が上側としてX字状に交差しているが、第1ストラップ30を上側、第2ストラップ40を下側としてもよい。
また、上記実施形態において、甲開き部22を締め付ける締付手段として、第1および第2の2つのストラップ30,40を例示しているが、これらストラップ30,40は、甲開き22を締め付ける機能のほかに、甲開き部22の履き口21を大きく開く機能も併せ持っている。
すなわち、第1および第2のストラップ30,40の自由端部32,42をそれぞれ外側に引っ張ることで甲開き部22の履き口21の大きさを広げることができ、靴の履き脱ぎを容易に行うことができる。
1 靴(リハビリシューズ)
1a かかと部
1b 踏まず部
1c 踏みつけ部
1d つま先部
10 靴底
11 中底
20 甲被部
21 履き口
22 甲開き部
23 舌部
30 第1ストラップ
31 基部
32 自由端部
33 伸縮部
34 面状ファスナー
40 第2ストラップ
41 基部
42 自由端部
43 伸縮部
44 面状ファスナー

Claims (5)

  1. 靴底と甲被部とを含み、上記甲被部には履き口に連なる甲開き部を締め付ける締付手段が設けられている靴において、
    上記締付手段は、ともに伸縮性を有する第1および第2の2本のストラップを有し、上記第1ストラップは、その一端側が上記靴底の踏みつけ部の第1中足骨側の位置で上記靴底と上記甲被部との接合部分に固着され、その他端側は上記甲開き部を横切って上記履き口下部のほぼ立方骨と対応する部分にまで延びて上記甲被部の外側面に第1面状ファスナーを介して着脱可能に係着され、
    上記第2ストラップは、その一端側が上記靴底の踏みつけ部の第5中足骨側の位置で上記靴底と上記甲被部との接合部分に固着され、その他端側は上記甲開き部を横切って上記履き口下部のほぼ舟状骨と対応する部分にまで延びて上記甲被部の外側面に第2面状ファスナーを介して着脱可能に係着されることを特徴とする靴。
  2. 上記第1,第2ストラップの各一端側は、上記靴底と上記甲被部との接合部分から上記靴底の内面に沿って延設されて固着されていることを特徴とする請求項1に記載の靴。
  3. 上記第1,第2ストラップの各一端は逆V字状に分岐されていることを特徴とする請求項1または2に記載の靴。
  4. 上記第1,第2ストラップは、ともにその一端と他端との間で上記甲開き部を横切る部分にゴム材からなる伸縮部を備えていることを特徴とする請求項1ないし3に記載の靴。
  5. 上記甲被部は通気性に富むメッシュ材よりなることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の靴。
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