JP2007136064A - 歩行安全靴 - Google Patents

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Satoru Ebihara
覚 海老原
Hidetada Sasaki
英忠 佐々木
Masaru Chiba
大 千葉
Masaharu Komoda
正治 菰田
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Abstract

【課題】 歩行用安全靴は、靴底や靴底以外の部分の構造が複雑で製造が難しく、しかも靴底や靴底以外の材料の選択が非常に難しいという問題がある。さらに、高齢者には履きにくいという問題がある。
【解決手段】 靴底と、その上に設けたアッパー部とよりなり、靴底先部に一対の引張体のそれぞれの先端を取り付け、その引張体を甲部で交差させて後端をくるぶし付近の側部に係止して靴底の先部を反り上げたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、高齢者および足の機能が弱っている者等の歩行に際してつまずき易い者に適する歩行安全靴に関する。
高齢者や足の機能が弱っている者は、つまずき易い。その原因として、筋力の低下から歩行に際して歩幅が短くすり足になり、着地時のつま先の上がりが少なくなっていることがわかってきた。
そこで高齢者等向けの歩行用の安全靴として、靴に使用する靴底の前後方向において、接地部より足裏部の方の収縮率または収縮力が靴底全体かもしくは部分において、徐々にあるいは段階的に高くなった、足の着地時には水平で挙上時には先端部が上向く靴底とするか、もしくは靴に使用する靴底以外の部分で、靴の前後方向に収縮性のある覆いを、全体もしくは部分的に使用した技術がある(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−221103号公報
しかしながら、上述した従来の技術においては、靴底や靴底以外の部分の構造が複雑で製造が難しく、しかも靴底や靴底以外の材料の選択が非常に難しいという問題がある。さらに、高齢者には履きにくいという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、靴の底およびアッパー部を従来の材料をそのまま使用することができ、靴のつま先が上がるようにした構造の靴を提供することを目的とする。
そこで本発明は、靴底と、その上に設けたアッパー部とよりなり、靴底先部に一対の引張体のそれぞれの先端を取り付け、その引張体を甲部で交差させて後端をくるぶし付近の側部に係止して靴底の先部を反り上げ可能としたことを特徴とする。
これにより、つま先が反り上がった状態で歩行することができることになる。
つまり、脚を上げた状態では、足の裏に力が入っていないために、靴のつま先は引張体
の作用によって反り上がっており、足が地に着いて足の裏に力がはいるまではその反り上がった状態が保たれる。これによって、つまずくことが少なくなる。
足が地に着くと、足の裏に力が入ると共に体重がかかるために引張体が伸びて靴底は平らになり、足は平坦状に着くことができる。
このように、歩行することによって上記の状態が順次繰り返され、脚の上げる量の少ない高齢者や脚の機能の弱っている人でもつまずきにくく安全に歩くことが可能となるという効果が得られる。
以下に、図面を用いて本発明の実施例について説明する。
図1は実施例を示す説明図、図2は内部説明図、図3は一部破断説明図、図4は支持体の説明図である。
図において、1は靴底であり、その材質は天然皮、合成材、ゴム等でよいが、硬質の材料ではなく、従来からあるような比較的軟質の材料である。材質およびスポンジ状やソリッド状等の構造状態は問わないもので従来からある材質の靴底材でよい。
靴底1の形状は、かかと2が段付きである形状でも、また、底面がつま先から平坦状でかかと2の後端に向かって徐々に厚くなっているような形状等どのような形状でもよく、さらに、かかとは図示する如く、上から下方に向けて裾広がりに広げ、接地面積を広くして振れを防止するようにしておくとよい。
3は靴底1に取り付けたアッパー部であり、デザインはどのようでもよく、ひもで結んだり止め金で止めるような形のデザインでも良いが、老人が履き易いようにスリップオン形のもののほうがよい。また、その材質は、履いた足をしっかり保持し、しかも柔軟な材質のものがよく、柔らかな皮革、合成皮革もしくは布等の柔軟なものがよい。
本実施例では図示する如く、このアッパー部3は、やや深めであり、甲の部分に縦方向に開閉可能になって履き易いような開閉構造4となっている。この開閉構造4は、アッパー部3の上端から甲の上部付近まであけ、その一方の開放端部に沿ってスライドファスナーや面ファスナー等のファスナーの一方側5を取り付け、他方の開放端部に沿ってスライドファスナーだったら直接他方側を、面ファスナーの場合には一方側に重ねる蓋体を取り付けてその裏がわにファスナーの他方側6を取り付けて容易に取り扱いができる開閉構造4である。
なお、靴の形状によっては、必ずしもアッパー部3の甲の部分を開閉構造としておかなくてもよく、側部や後部に開閉構造を設けてもよい。
7は帯状紐による引張体であり、左右一対であって、それぞれの先端は、靴底1の先部、つまり靴を履いたときに親指の付け根の両側付近となる位置の靴底に直接もしくは係止材を介して取り付け、アッパー部3の甲上で交差させ、その後端部にはフック8を取り付け、途中に長さ調節用の調節リング9が設けてある。
10はくるぶし付近に設けた係止部としての係止リングであり、アッパー部3の側部に内蔵させた支持体11に取り付けてある。
この支持体11は、図4に示す如く、金属もしくは合成樹脂製であり、平板上の基部12の両側にくるぶし程度の高さの支持片13を起立させ、その上部に係止穴14があけてある。この支持体11の基部12を靴底内にねじやピン等によって強固に固定し、支持片13を上記の如く、アッパー部3の側部に内蔵させ、係止穴14にアッパー部3の外皮側から支持突起15を取り付け、この支持突起15に上記係止リング10を取り付ける。
このようにした係止リング10に引張体7の後端部のフック8を係止して靴の先部を反り上げるもので、上記の長さ調節リング9の調節によって反り上がり具合を調節する。
なお、上記引張体7は全長が天然繊維や合成繊維による帯状紐製である。なお、ゴムもしくは一部がゴム製の弾性体製でもよいが、弾性体性であると、常に反り上げる方向に引っ張り力が作用するために、使用者には負担を感じることがある。
また、引張体7の先端は、指の付け根付近の靴底1の両側に取り付けて両者が離れた状態で靴底1に取り付けてあるが、靴の先部に取り付けた一つの係止材にそれぞれの引張体7の先端を取り付けるようにしてもよい。
なお、上記の説明において、引張体7の後端にフックを設け、くるぶし付近に係止部としての係止リングを設けた構造で説明を行ったが、必ずしもこのような係止構造である必要はなく、例えば、フォック止めや面ファスナーによる接着構造であってもよく、要は、引張体の後端部がくるぶし付近で確実に止まる構造であればよい。
また、上記一対の引張体7はアッパー部3上で交差させてから後端を係止するものであり、これによって確実に靴の先端を反り上がらせることができる。なお、この交差状態は、図5に示す如く、先部から交差させないで導き、アッパー部3の一箇所に設けた環16等を通してそこから後部の係止リング10にそれぞれ係止するようにしてもよく、これによって交差状態ではないが交差状態と同様となる。また、引張体は必ずしも帯状体である必要はなく、紐状体であってもよい。
さらに、内部は、支持体11より後方のいわゆる腰裏には全面パッドを入れておくと履いたときの足の安定がよい。
上記した構成の作用について説明する。
まず、開閉構造4を開放した状態にして足を入れ、開閉構造を閉じて靴を履くことができる。
その状態で、本人は椅子等に腰掛けて靴底に荷重がかからない状態にする。そこで、本人もしくは付き添い者が、両方の引張体7の長さ調節リング9で調節してつま先の反り上がり具合を調節し、図6に示す如く、それぞれのフック8をそれぞれの係止リング10に係止させて設定状態となる。これによって、歩行可能状態となり、以降はその反り上がり具合が不都合になるまでそのままの状態でよい。
このようにして力が入らないときに先部が反り上がる状態の靴によって歩行すると、脚を上げた状態では、足の裏に力が入っていないために、靴のつま先は引張体7の作用によって反り上がっており、足が地に着いて足の裏に力がはいるまではその反り上がった状態が保たれる。これによって、歩行に際して脚を上げる量が少なくてもつまずくことが少なくなる。
しかも、本靴は外観上先が反り上がる構造であることが理解できる構造としたことにより、第三者も容易にその人の状態を認識させることができて事故を回避することができるものである。
実施例を示す説明図 内部説明図 一部破断説明図 支持体の説明図 交差状態の他の例を示す説明図 反り上がった状態の説明図
符号の説明
1 靴底
2 かかと
3 アッパー部
4 開閉構造
5 ファスナーの一方側
6 ファスナーの他方側
7 引張体
8 フック
9 調節リング
10 係止リング
11 支持体
12 基部
13 支持片
14 係止穴
15 支持突起
16 環

Claims (4)

  1. 靴底と、その上に設けたアッパー部とよりなり、靴底先部に一対の引張体のそれぞれの先端を取り付け、その引張体を甲部で交差させて後端をくるぶし付近の側部に係止して靴底の先部を反り上げたことを特徴とする歩行安全靴。
  2. 請求項1において、平板上の基部の両側に支持片を起立させて支持体とし、この支持体の基部を靴底内に固定し、支持片をアッパー部の側部に内蔵させ、支持片の上部にアッパー部の外皮側から係止部を取り付け、この係止部に引張体の後端を係止可能にしたことを特徴とする歩行安全靴。
  3. 請求項1において、靴底先部が親指の付け根が位置する両側付近であることを特徴とする歩行安全靴。
  4. 請求項1において、引張体が帯状紐であることを特徴とする歩行安全靴。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101224303B1 (ko) 2011-07-26 2013-01-21 이효정 신발
JP2015519949A (ja) * 2012-05-14 2015-07-16 セブン ダイナミクス,インク. キャノピ付き無タン履物
JP5886987B1 (ja) * 2015-01-13 2016-03-16 芳子 垣内 スリッパ
JP2017006361A (ja) * 2015-06-22 2017-01-12 株式会社竹虎

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