JP2010100982A - 靴下 - Google Patents

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Yoji Nishimura
陽治 西村
Emi Tanizawa
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Abstract

【課題】 脚部のむくみ防止や、歩行時の疲労軽減の効果が得られるとともに、脚部の形状をきれいに見せることもできる靴下を提供する。
【解決手段】 レッグ部1の平編み領域13の着圧力を、足挿入部11から足首部12にかけて上下方向に段階的に強圧にするとともに、前記レッグ部1の左右の側面に、靴下着用者のふくら脛の左右の膨らみを前方から後方へ押し寄せるようにすべく、前記平編み領域13よりも着圧力が高いサポート領域14を設けた構成とする。
【効果】 レッグ部1の左右の側面に、平編み領域13よりも着圧力が高いサポート領域14を設けたので、靴下着用者のふくら脛の左右の膨らみを前方から後方へ押し寄せて、前方から見たときに脚部の形状をスマートに見せることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、脚部の浮腫みの防止や歩行時の疲労軽減の効果が得られるとともに、脚部の形状をきれいに見せることができる靴下に関する。
従来より、足底から足挿入開口を形成する上端部にかけて、脚に対する締付圧力を強から弱に変化させた構成の靴下が提案されている。
特開2005−240222号公報
例えば、上記特許文献1には、最も下方に位置する足首部における締付圧力を20hP a〜30hPaの範囲とし、最も上方に位置する脹脛上部における締付圧力を11hPa〜18hPaの範囲とするとともに、足首部と脹脛上部との間の脹脛中部と脹脛下部において、脹脛下部における締付圧力を足首部における締付圧力よりも弱い15hPa〜23hPaの範囲とし、脹脛中部における締付圧力を脹脛下部における締付圧力よりも弱い13hPa〜19hPaの範囲となるように設定した靴下が開示されている。
この従来の靴下によれば、足底から足挿入開口を形成する上端部にかけて、脚に対する締付圧力を強から弱に変化させているので、脚の浮腫みの抑制や脚にかかる疲労の回復又は軽減を促進する効果が得られるとされている。
また、従来、レッグ部のウェール方向だけでなく、レッグ部の前面の脛側と後面の膨ら脛側のコ−ス方向でも編成方法を異ならせて、静脈血管が多く存在する膨ら脛側を効果的に締め付けるように、脚に対する締付圧力を変化させた構成の靴下も提案されている。
特開2006−104599号公報
例えば、上記特許文献2には、脚部の後面側で第1の着圧を生じさせる第1編組織が配置されると共に、脚部の前面側で前記第1の着圧より弱い第2の着圧を生じさせる第2編組織が配置され、さらに脚部の前記第1編組織と第2編組織との中間部位に前記第1と第2の着圧に対し中間値となる所定着圧を生じさせる第3編組織を配置した構成の靴下が開示されている。
この従来の靴下によれば、足の血行促進が図れ、スムーズな血流による疲労軽減等の効果が得られるとされている。
ところで、人の下腿部の後ろ側には、図3に示すように、ふくら脛を構成する腓腹筋30が存在する。腓腹筋30は、内側頭31と外側頭32に分かれており、内側頭31は、大腿骨33の内側上顆から、外側頭32は大腿骨33の外側上顆から起始し、アキレス腱34を経て踵骨35に至っている。
ふくら脛は、通常、腓腹筋30が発達していて、脂肪がつきにくいように思われるが、実際には脂肪が原因で太ることも多い。特に、腓腹筋30の内側(内側頭31)に脂肪が付くと、ふくら脛が見た目にも太くなるため、これに悩む女性も多いと言われている。また、ふくら脛は、脂肪以外にも、足の血行が悪くなって起こる浮腫みが原因で太る場合もある。
ところが、前述した従来の靴下の内、先ず、特許文献1に開示された靴下は、レッグ部の上下方向については段階的な着圧力を特定しているものの、レッグ部の前面の脛側から後面の脹脛にかけてのコ−ス方向では着圧力に変化がないため、足の浮腫みを防止することはできても、ふくら脛を細く見せる効果は得られないという問題があった。
また、特許文献2に開示された靴下も、血行促進の観点より静脈血管が多く存在する脹脛側に着圧力の高い領域を設けた構成であるため、脚部の浮腫みを防止することはできても、ふくら脛を細く見せる効果は得られないという問題があった。
本発明が解決しようとする問題点は、従来の靴下では、脚部の浮腫みの防止や疲労軽減の効果が得られるのみで、脚部の形状をきれいに見せることが出来ない点である。
上記の目的を達成するため、本発明の靴下は、
レッグ部の平編み領域の着圧力を、足挿入部から足首部にかけて上下方向に段階的に強圧にするとともに、前記レッグ部の左右の側面に、靴下着用者のふくら脛の左右の膨らみを前方から後方へ押し寄せるようにすべく、前記平編み領域よりも着圧力が高いサポート領域を設けたことを、最も主要な特徴点としている。
本発明の靴下によれば、レッグ部の左右の側面に、平編み領域よりも着圧力が高いサポート領域を設けたので、靴下着用者のふくら脛の左右の膨らみを前方から後方へ押し寄せて、前方から見たときに脚部の形状をスマートに見せることができる。
本発明は、脚のむくみ防止や疲労軽減が図れるだけでなく、ふくら脛を細く見せるという目的を、レッグ部の平編み領域の着圧力を、足挿入部から足首部にかけて上下方向に段階的に強圧にするとともに、前記レッグ部の左右の側面に、靴下着用者のふくら脛の左右の膨らみを前方から後方へ押し寄せるようにすべく、前記平編み領域よりも着圧力が高いサポート領域を設けることによって実現した。
ここで、「着圧力」とは、靴下の編地がコース方向に脚部を締め付ける締付力のことをいう。また、「レッグ部の左右の側面」とは、レッグ部の内、脛部と脹脛部の間の中間の領域を指し、「前方から後方へ」とは、「脚部の脛側(前面側)から脹脛側(後面側)の方向に」の意味である。
本発明では、前記サポート領域は、脹脛部下部に近づくにつれて、着圧力を段階的に弱圧にする方がより望ましい。着圧力を段階的に弱圧にすれば、ふくら脛の膨らみの形状により追従し、サポート領域の編地が突っ張ったりすることもないからである。
また、脚の浮腫みを防止し、疲れ難くするためには、レッグ部だけではなく、フット部においても血流を促進する必要がある。そこで、本発明の靴下は、フット部の着圧力を、かかと部からつま先部にかけて段階的に強圧にすることが望ましい。
また、人の足の裏には、縦足弓と横足弓からなる足底のアーチ構造があり、バネのような役割を果たして歩行接地時の衝撃を緩和するとともに、体重を足全体に分散させ、体重移動をスムーズにする役目を果たしている。ところが、ハイヒールによるつま先立ちの状態や、硬い革靴を履いた歩行が長時間続くと、縦足弓を維持していた底側踵舟靭帯や長足底靭帯が過伸した状態が継続される結果、縦足弓のアーチが下がってしまい、正常な曲線を保ち難くなる。そのため、縦足弓の縦方向のアーチの形状が保てなくなると、歩行時の衝撃吸収効果が充分に得られないため、正常な歩行運動が行えず、足の疲れや特定部分に痛みが発生する原因となる。
そこで、本発明では、ふくら脛をきれいに見せるだけではなく、足底アーチの矯正も図れるように、フット部の足底部に、かかと部付近を収束点として、直線状の非伸縮帯を足指側に向けて放射状に複数本配置する方がより望ましい。非伸縮帯が足底アーチをサポートし、矯正できるからである。
以下、本発明の靴下及びその製造方法の最良の形態を、図1〜図2、図4〜図9を用いて説明する。図1は、右足用の本発明の靴下を側面方向から見た説明図で、(a)は内側の側面を(b)は外側の側面を表した図、図2(a)は、同靴下を正面の方向から見た説明図、図2(b)は、同靴下を背面の方向から見た説明図、図4〜図6は、本発明の靴下のサポート領域の編み組織の構造の一例を説明する図、図7は、本発明の靴下のレッグ部を構成する平編みの一例を説明する図、図8は、第2実施例の靴下を側面方向から見た説明図で、(a)は内側の側面を(b)は外側の側面を表した図である。
図1に示すように、本実施例の靴下Sは、靴下編機により編成されたものであり、通常の靴下と同様、レッグ部1とフット部2により構成されている。図1(b)において、レッグ部1は、A−A’線よりも上方の足挿入部11と、B−B’線とC−C’線の間の足首部12と、A−A’線とB−B’線の間の筒状部とで構成される。
A−A’線とB−B’線の間の筒状部の前面側は、図1(b)に示すように、脛側部上部16a、脛側部下部16bからなる。他方、後面側は、ふくら脛の膨らみ部分を覆う脹脛部17aと、脹脛部下部17bからなる。図1において、模様を付していない領域は、平編み領域13を表している。
そして、本発明において最も特徴的な構成は、レッグ部1の平編み領域13の着圧力を、足挿入部11から足首部12にかけて上下方向に段階的に強圧にするとともに、レッグ部1の左右の側面に、靴下着用者のふくら脛の左右の膨らみを前方から後方へ押し寄せるようにすべく、前記平編み領域13よりも着圧力が高いサポート領域14を設けた点にある。
本発明の靴下は、通常の靴下に比べてより肌に密着することから、着用感を考慮し、肌に優しい天然繊維を用いることが望ましく、かつ、吸放湿性や消臭性を兼ね備えている繊維が最も良い。本実施例の靴下Sは、これらの兼ね備えた繊維素材として、ウール糸を用いている。
本実施例の靴下Sは、通常の靴下編機を使用し、表糸と裏糸によって編成されている。裏糸は、編み立て性が良く、着圧力の調整が容易であるFTYを用いることが望ましい。FTYとは、ポリウレタン繊維にナイロン繊維又はポリエステル繊維をカバーリングした一般的に靴下の裏糸と用いられている繊維である。また、靴下全体にゴム糸を編み込むことにより、通常の靴下よりも着圧力を向上させている。
そして、レッグ部1の平編み領域13の着圧力を、足挿入部11から足首部12にかけて上下方向に段階的に強圧にするための手段として、本実施例の靴下Sでは、ゴム糸の送入量と度目密度を調整する方法を採用し、足首部12から足挿入部11にかけて1コースを1単位として脚部の肌に対する着圧力(締付力)を徐々に弱くしている。また、レッグ部1自体の形状も、図1に示すように、足首部12側の径を細くし、足挿入部11側の径を太くして、テーパを設け、足挿入部11側の締め付けを弱くしている。
なお、ゴム糸の送入量は、1コースあたりの送入量が少ないほど着圧力(締付力)が高くなり、度目密度は、密度を高くするほど着圧力(締付力)が高くなるが、ゴム糸の送入量を調整するよりも、度目密度を調整の方が着圧力への影響が高い。そこで、本実施例の靴下Sでは、人の脚部の形状を考慮しつつ、度目密度について重点的に調整を行うこととした。
具体的には、足挿入部11から足首部12にかけてゴム糸の送入量は徐々に少なくする一方で、度目密度は徐々に高くしている。このような構造にすることにより、血流を適度に上部へ押し上げる機能を補助する効果が働き、靴下着用者の脚の浮腫みを防止し、疲れ難くすることができる。また、引き締まった美しい脚の形状を保つこともできるので、好適である。
また、脚の浮腫みを防止し、疲れ難くするためには、脚部だけではなく、足裏の血流も促進する必要がある。そこで、本実施例の靴下Sは、上記と同様の方法により、フット部2の着圧力を、かかと部21からつま先部22にかけて段階的に強圧にし、足裏の血行を促進することにより、浮腫み防止効果を高めている。
本発明の靴下は、上記のような構成を採用することにより、立ち仕事をする際の浮腫み防止、歩行運動時の疲労軽減の効果が得られるが、これだけでは、ふくら脛に付いた脂肪を圧迫するだけで、前方から見たときにスマートに見せる効果は得られない。そこで、本発明では、レッグ部1の左右の側面に、靴下着用者のふくら脛の左右の膨らみを前方から後方へ押し寄せるようにすべく、平編み領域13よりも着圧力が高いサポート領域14を設けている。
次に、靴下着用者のふくら脛の左右の膨らみを前方から後方へ押し寄せるサポート領域14の編み組織について、説明する。本実施例の靴下Sは、靴下S全体としては大きく分けて4つの異なる編み組織の領域が存在する。具体的には、図1において、領域14a、14b、14cはタック編み、領域13は平編みで編成されている。領域14a、14b、14cのタック編みは、糸使いや編成パターンを変えることにより、伸縮性に変化を持たせている。
図4〜図7は、領域14a、14b、14c、領域13の順に、それぞれ編み組織を図示したものである。各図において、Vは、表糸(2/72ウール糸)を、Wは、裏糸(20/75FTY)を、Xは、ゴム糸を、Yは、柄糸(70/2ウーリーナイロン)を表している。
領域14aは、図4に示すとおり、表糸V、裏糸W、ゴム糸X、柄糸Yを用い、「2コース平編み・2コースタック編み」を編成単位として編まれており、最も強い着圧力(締付力)が得られる。
領域14bは、図5に示すとおり、表糸V、裏糸W、ゴム糸X、柄糸Yを用い、「1コース平編み・1コースタック編み」を編成単位として編まれており、中程度の着圧力(締付力)が得られる。
領域14cは、図6に示すとおり、領域14aと同様に「2コース平編み・2コースタック編み」を編成単位としているが、柄糸Yが編み込まれておらず、編み組織の伸縮が制限されないため、結果的に領域14bよりも着圧力(締付力)は弱くなる。
領域13は、図11に示すとおり、表糸V、裏糸W、ゴム糸Xからなる一般的な平編みにより編成している。
このように、本実施例では、脛側部上部16aから脹脛部下部17bに近づくにつれて、サポート領域14の着圧力を、領域14a、14b、14cの順に段階的に弱圧にし、平編み領域13が最も着圧力が弱くなるように構成したので、サポート領域14の編地が不自然に突っ張ることはなく、ふくら脛の左右の膨らみを効率的に後方へ押し出すことができる。
本実施例では、上記の通り領域14a、14b、14c、領域13の4段階の着圧としたが、本発明では、5段階以上とすることも可能である。但し、5段階以上とすると、編み組織が複雑化し、編み立て効率の低下や不良品の発生を招く可能性が高くなるため、生産性及び品質保証の観点からは、本実施例のように4段階とすることが最も望ましい。
なお、靴下編機の性質上、レッグ部1の上下方向の着圧力を段階的に変化させることは比較的容易であるものの、サポート領域14のように、斜めに横断する形で着圧力の高い部分を設けることは、編機に負担をかけることになるため、生産性と不良品の発生に注意する必要がある。
図2(a)は、本実施例の靴下Sを正面の方向から見た説明図、図2(b)は、同靴下を背面の方向から見た説明図である。
人の足の裏には、縦足弓と横足弓からなる足底のアーチ構造があり、バネのような役割を果たして歩行接地時の衝撃を緩和するとともに、体重を足全体に分散させ、体重移動をスムーズにする役目を果たしている。しかし、ハイヒールによるつま先立ちの状態や、硬い革靴を履いた歩行が長時間続くと、縦足弓を維持していた底側踵舟靭帯や長足底靭帯が過伸した状態が継続される結果、縦足弓のアーチが下がってしまい、正常な曲線を保ち難くなる。そのため、縦足弓の縦方向のアーチの形状が保てなくなると、歩行時の衝撃吸収効果が充分に得られないため、正常な歩行運動が行えず、足の疲れや特定部分に痛みが発生する原因となる。
そこで、本実施例では、ふくら脛をきれいに見せるだけではなく、足底アーチの矯正も図れるように、図1〜図2に示すように、フット部2の足底部23に、かかと部21付近を収束点として、直線状の非伸縮帯24を足指側に向けて放射状に5本配置している。
この非伸縮帯24は、前述したサポート領域14の中で最も着圧力が高い領域14aと同一の編み組織としている。このような非伸縮帯24を設けることにより、実施例の靴下Sでは、足底アーチをサポートし、矯正することができる。
本実施例では、足首部下部12aにも低伸縮性の編地を使用し、足首を引き締めて見せるように構成している。
また、本実施例では、足甲部26の付け根部27にタックを設けている。こうすることにより、靴下Sの周方向に数本の筋が設けられるため、歩行に伴って付け根部27の角度(レッグ部1とフット部2のなす角度)が広くなったり狭くなったりする動作に追従し易くなるので、好適である。
また、本実施例では、図1〜図2に示すように、サポート領域14中の最も着圧力の高い領域14aの面積は、ふくら脛の内側の方が、ふくら脛の外側よりも大きくなるようにしている。これは、ふくら脛の内側の方が外側よりも脂肪がつき易いからである。最も着圧力の高い領域14aの面積を大きくすることにより、ふくら脛の内側のサポート領域14は、広い面積に亘ってより強い力で脚部後方へ向けて脂肪を押し出すことができる。
本発明は上記の例に限らず、各請求項に記載された技術的思想の範囲内で、適宜実施の形態を変更しても良いことは言うまでもない。例えば、サポート領域14の領域14a、14b、14cの形状は、図1の実施例に限らず、図8に示すような、「く」の字上の領域14a、14b、14cを左右方向に並べた構成であっても良い。この場合も、脛側部から脹脛部に近づくにつれて、サポート領域14の着圧力を、領域14a、14b、14cの順に段階的に弱圧することが望ましい。
以上説明したように、本発明の靴下は、レッグ部の平編み領域の着圧力を、足挿入部から足首部にかけて上下方向に段階的に強圧にするとともに、前記レッグ部の左右の側面に前記平編み領域よりも着圧力が高いサポート領域を設けたので、靴下着用者のふくら脛の左右の膨らみを前方から後方へ押し寄せて、前方から見たときに脚部の形状をスマートに見せることができる。従って、女性用の靴下として特に適したものである。
本発明の靴下は、ハイソックス、オーバー・ニー・ソックス等にも適用できるものである。
右足用の本発明の靴下を側面方向から見た説明図で、(a)は内側の側面を(b)は外側の側面を表した図である。 (a)は、図1の靴下を正面の方向から見た説明図、(b)は、同靴下を背面の方向から見た説明図である。 人の下腿部の後ろ側の筋肉である腓腹筋の説明図である。 実施例の靴下のサポート領域の中で、最も着圧力を強くする領域の編み組織を説明する図である。 実施例の靴下のサポート領域の中で、中程度の着圧力とする領域の編み組織を説明する図である。 実施例の靴下のサポート領域の中で、最も着圧力の弱くする領域の編み組織を説明する図である。 実施例の靴下の平編み領域の編み組織を説明する図である。 本発明の第2実施例の靴下を側面方向から見た説明図で、(a)は内側の側面を(b)は外側の側面を表した図である。
符号の説明
S 靴下
1 レッグ部
11 足挿入部
12 足首部
12a 足首部下部
13 平編み領域
14 サポート領域
14a タック編み領域(2コース平編み・2コースタック編み・柄糸)
14b タック編み領域(1コース平編み・1コースタック編み・柄糸)
14c タック編み領域(2コース平編み・2コースタック編み)
16a 脛側部上部
16b 脛側部下部
17a 脹脛部
17b 脹脛部下部
2 フット部
21 かかと部
22 つま先部
23 足底部
24 非伸縮帯
26 足甲部
27 付け根部

Claims (4)

  1. レッグ部の平編み領域の着圧力を、足挿入部から足首部にかけて上下方向に段階的に強圧にするとともに、前記レッグ部の左右の側面に、靴下着用者のふくら脛の左右の膨らみを前方から後方へ押し寄せるようにすべく、前記平編み領域よりも着圧力が高いサポート領域を設けたことを特徴とする靴下。
  2. 前記サポート領域は、脹脛部下部に近づくにつれて、着圧力を段階的に弱圧にしたことを特徴とする請求項1記載の靴下。
  3. フット部の着圧力を、かかと部からつま先部にかけて段階的に強圧にしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の靴下。
  4. フット部の足底部に、かかと部付近を収束点として、直線状の非伸縮帯を足指側に向けて放射状に複数本配置したことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の靴下。
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