JP2012237087A - 靴下 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】締付部は、土踏まず部、ふくらはぎ部、足首部、甲側部その他の部位の少なくとも1つ又はそれらの組み合わせの部位に形成される。締付部は、裏糸20のみをタック編みする編地組織により形成され、裏糸タック編みの回数を増加させることにより締付力を高めることができ、締付部に所望する着圧が加えられる。
【選択図】図1
Description
しかし、足の断面形状は非均一となっているので、足部の周方向に均一な編み組織で形成された靴下を着用した場合、足の甲部分に大きな圧力がかかり、運動時に重要な役割を果たす土踏まず部分には所望する着圧が加わらず、十分なサポート機能が得られないという問題を有していた。
また、従来の靴下では、歩行時の足の運動パフォーマンス機能を高め、身体に負担の少ない安定した歩行を補助的に支援することが難しいという問題も有していた。
このような従来の靴下が有する問題を解決するために、以下に示すような先行技術が提案されている。
しかし、周方向に異なる着圧が生じるようにしている脚部については適切な血行促進性能が得られるように工夫がなされていたものの、足部については構造的に血行促進性能があまり考慮されておらず、足部に対する血行の促進が図れないことによって、靴下全体として血行促進効果が物足りないものになるという問題を有していた。
このような従来の靴下が有する問題を解決するために、以下に示すような先行技術が提案されている。
また、本発明にかかる靴下の締付部は、裏糸タックの回数が増加するとタック側の着圧が高くなることから、足の特定部位ごとに裏糸タックの回数が異なる編地組織を形成して締付力の強弱をつけながら任意の着圧を加えることが可能になる。
また、本発明にかかる靴下の締付部は、裏糸タック編みの回数が異なる編地組織の組み合わせにより形成することができるので、締付部内に加えられる着圧に圧力差を設けることが可能になる。この場合は、締付部内における着圧コントロールを細分化することができる。
また、本発明にかかる靴下は、サッカー、テニス、ゴルフ、ウォーキングなどのスポーツ用靴下に適用されるものであり、これ以外にも、レディース靴下、メンズ靴下、カジュアル靴下およびビジネス靴下等にも幅広く適用され得る。
ここで、タック編みとは、生地を編成する時に、一時ある編み目を作らないで、次のコースを編むときに一緒に編み目を作るもので、編針から編み目を脱出させないので針のフック又は針幹の前の編み目とともに保持し、次の給糸により編み目を形成する時に同時に2つの編み目をくぐって編糸を引き出して新しい編み目を作った組織のことをいう。また、タック編みを行う場合は、表糸10と裏糸20を同時にタックするのが一般的である(図16乃至図25参照)。
以下、裏糸タックの編地組織の実施例1〜5を挙げて具体的に説明する。なお、実施例では裏糸タックの回数が1〜5回のものについて順次説明するが、裏糸タックの回数はこれらの実施例に限定されるものではなく、6回以上であってもよい。
図1は1回裏糸タックの編地組織の例を示す組織図、図2は図1に示す編地組織の平面図である。
本実施例の靴下は、土踏まず部、ふくらはぎ部、足首部、甲側部その他の部位の少なくとも1つ又はそれらの組み合わせの部位に締付力を付与するための締付部が形成されている。
上記の締付部は、裏糸20のみを1回タック編みする編地組織により形成されている。具体的には、締付部は、図1及び図2に示すように、タック編み部分と平編み部分とから形成され、タック編み部分と平編み部分は、それぞれ針方向に1目おきに1目ずつ配置され、コース方向に1目おきに1目ずつ配置されている。
また、図11は1回裏糸タック(ゴム糸挿入)の編地組織の例を示す組織図である。図示するように、編地の中にゴム糸30を挿入することにより、ゴム糸30の周方向に対する締付力が加わり上記編地組織の変化による着圧効果がより容易に得られる。
裏糸タックのみ(タック回数/1回)の効果については、後述する着圧測定結果(表2)に示すように、(A)タック側の着圧(43.2hpa)と(B)タック反対側の着圧(34.2hpa)を比較すると差異(9.0hpa)がみられた。
一方、表裏糸同時タック(タック回数/1回)の編地組織(図21参照)の場合には、後述する着圧測定結果(表1)に示すように、(A)タック側の着圧(26.9hpa)と(B)タック反対側の着圧(26.9hpa)に差異(0hpa)はみられなかった。
以上より、例えば、靴下の土踏まず部において上記編地組織からなる締付部を形成した場合、運動時に重要な役割を果たす土踏まず部分には所望する着圧が加わり、締付部以外では圧迫感を軽減することが可能になる。
また、着圧測定結果(表2)に示すように、裏糸タックの回数が増加するとタック側の着圧が高くなることから、足の特定部位ごとに裏糸タックの回数が異なる編地組織を形成して締付力の強弱をつけながら任意の着圧を加えることが可能になる。
図3は2回裏糸タックの編地組織の例を示す組織図、図4は図3に示す編地組織の平面図である。
本実施例の靴下は、上述した実施例1と同様に土踏まず部、ふくらはぎ部、足首部、甲側部その他の部位の少なくとも1つ又はそれらの組み合わせの部位に締付力を付与するための締付部が形成されている。
上記の締付部は、裏糸20のみを2回タック編みする編地組織により形成されている。具体的には、締付部は、図3及び図4に示すように、タック編み部分と平編み部分とから形成され、タック編み部分と平編み部分は、それぞれ針方向に1目おきに1目ずつ配置され、コース方向に2目おきに2目ずつ配置されている。
また、図12は2回裏糸タック(ゴム糸挿入)の編地組織の例を示す組織図である。図示するように、編地の中にゴム糸30を挿入することにより、ゴム糸30の周方向に対する締付力が加わり上記編地組織の変化による着圧効果がより容易に得られる。
裏糸タックのみ(タック回数/2回)の効果については、後述する着圧測定結果(表2)に示すように、(A)タック側の着圧(47.5hpa)と(B)タック反対側の着圧(35.6hpa)を比較すると差異(11.9hpa)がみられた。
一方、表裏糸同時タック(タック回数/2回)の編地組織(図22参照)の場合には、後述する着圧測定結果(表1)に示すように、(A)タック側の着圧(28.6hpa)と(B)タック反対側の着圧(28.6hpa)に差異(0hpa)はみられなかった。
以上より、上述した実施例1と同様に、例えば、靴下の土踏まず部において上記編地組織からなる締付部を形成した場合、運動時に重要な役割を果たす土踏まず部分には所望する着圧が加わり、締付部以外では圧迫感を軽減することが可能になる。
また、着圧測定結果(表2)に示すように、裏糸タックの回数が増加するとタック側の着圧が高くなることから、足の特定部位ごとに裏糸タックの回数が異なる編地組織を形成して締付力の強弱をつけながら任意の着圧を加えることが可能になる。
図5は3回裏糸タックの編地組織の例を示す組織図、図6は図5に示す編地組織の平面図である。
本実施例の靴下は、上述した実施例1〜2と同様に土踏まず部、ふくらはぎ部、足首部、甲側部その他の部位の少なくとも1つ又はそれらの組み合わせの部位に締付力を付与するための締付部が形成されている。
上記の締付部は、裏糸20のみを3回タック編みする編地組織により形成されている。具体的には、締付部は、図5及び図6に示すように、タック編み部分と平編み部分とから形成され、タック編み部分と平編み部分は、それぞれ針方向に1目おきに1目ずつ配置され、コース方向に3目おきに3目ずつ配置されている。
また、図13は3回裏糸タック(ゴム糸挿入)の編地組織の例を示す組織図である。図示するように、編地の中にゴム糸30を挿入することにより、ゴム糸30の周方向に対する締付力が加わり上記編地組織の変化による着圧効果がより容易に得られる。
裏糸タックのみ(タック回数/3回)の効果については、後述する着圧測定結果(表2)に示すように、(A)タック側の着圧(56.9hpa)と(B)タック反対側の着圧(35.9hpa)を比較すると大きな差異(21.0hpa)がみられた。
一方、表裏糸同時タック(タック回数/3回)の編地組織(図23参照)の場合には、後述する着圧測定結果(表1)に示すように、(A)タック側の着圧(29.3hpa)と(B)タック反対側の着圧(29.3hpa)に差異(0hpa)はみられなかった。
以上より、上述した実施例1〜2と同様に、例えば、靴下の土踏まず部において上記編地組織からなる締付部を形成した場合、運動時に重要な役割を果たす土踏まず部分には所望する着圧が加わり、締付部以外では圧迫感を軽減することが可能になる。
また、着圧測定結果(表2)に示すように、裏糸タックの回数が増加するとタック側の着圧が高くなることから、足の特定部位ごとに裏糸タックの回数が異なる編地組織を形成して締付力の強弱をつけながら任意の着圧を加えることが可能になる。
図7は4回裏糸タックの編地組織の例を示す組織図、図8は図7に示す編地組織の平面図である。
本実施例の靴下は、上述した実施例1〜3と同様に土踏まず部、ふくらはぎ部、足首部、甲側部その他の部位の少なくとも1つ又はそれらの組み合わせの部位に締付力を付与するための締付部が形成されている。
上記の締付部は、裏糸20のみを4回タック編みする編地組織により形成されている。具体的には、締付部は、図7及び図8に示すように、タック編み部分と平編み部分とから形成され、タック編み部分と平編み部分は、それぞれ針方向に1目おきに1目ずつ配置され、コース方向に4目おきに4目ずつ配置されている。
また、図14は4回裏糸タック(ゴム糸挿入)の編地組織の例を示す組織図である。図示するように、編地の中にゴム糸30を挿入することにより、ゴム糸30の周方向に対する締付力が加わり上記編地組織の変化による着圧効果がより容易に得られる。
裏糸タックのみ(タック回数/4回)の効果については、後述する着圧測定結果(表2)に示すように、(A)タック側の着圧(58.9hpa)と(B)タック反対側の着圧(34.6hpa)を比較すると大きな差異(24.3hpa)がみられた。
一方、表裏糸同時タック(タック回数/4回)の編地組織(図24参照)の場合には、後述する着圧測定結果(表1)に示すように、(A)タック側の着圧(32.9hpa)と(B)タック反対側の着圧(28.9hpa)に若干の差異(4.0hpa)がみられた。
以上より、上述した実施例1〜3と同様に、例えば、靴下の土踏まず部において上記編地組織からなる締付部を形成した場合、運動時に重要な役割を果たす土踏まず部分には所望する着圧が加わり、締付部以外では圧迫感を軽減することが可能になる。
また、着圧測定結果(表2)に示すように、裏糸タックの回数が増加するとタック側の着圧が高くなることから、足の特定部位ごとに裏糸タックの回数が異なる編地組織を形成して締付力の強弱をつけながら任意の着圧を加えることが可能になる。
図9は5回裏糸タックの編地組織の例を示す組織図、図10は図9に示す編地組織の平面図である。
本実施例の靴下は、上述した実施例1〜4と同様に土踏まず部、ふくらはぎ部、足首部、甲側部その他の部位の少なくとも1つ又はそれらの組み合わせの部位に締付力を付与するための締付部が形成されている。
上記の締付部は、裏糸20のみを5回タック編みする編地組織により形成されている。具体的には、締付部は、図9及び図10に示すように、タック編み部分と平編み部分とから形成され、タック編み部分と平編み部分は、それぞれ針方向に1目おきに1目ずつ配置され、コース方向に5目おきに5目ずつ配置されている。
また、図15は5回裏糸タック(ゴム糸挿入)の編地組織の例を示す組織図である。図示するように、編地の中にゴム糸30を挿入することにより、ゴム糸30の周方向に対する締付力が加わり上記編地組織の変化による着圧効果がより容易に得られる。
裏糸タックのみ(タック回数/5回)の効果については、後述する着圧測定結果(表2)に示すように、(A)タック側の着圧(66.2hpa)と(B)タック反対側の着圧(35.2hpa)を比較すると大きな差異(31.0hpa)がみられた。
一方、表裏糸同時タック(タック回数/5回)の編地組織(図25参照)の場合には、後述する着圧測定結果(表1)に示すように、(A)タック側の着圧(36.2hpa)と(B)タック反対側の着圧(31.3hpa)に若干の差異(4.9hpa)がみられた。
以上より、上述した実施例1〜4と同様に、例えば、靴下の土踏まず部において上記編地組織からなる締付部を形成した場合、運動時に重要な役割を果たす土踏まず部分には所望する着圧が加わり、締付部以外では圧迫感を軽減することが可能になる。
また、着圧測定結果(表2)に示すように、裏糸タックの回数が増加するとタック側の着圧が高くなることから、足の特定部位ごとに裏糸タックの回数が異なる編地組織を形成して締付力の強弱をつけながら任意の着圧を加えることが可能になる。
以下、パイル糸を編み込んだ裏糸タックの編地組織の実施例6〜7を挙げて具体的に説明する。なお、実施例では裏糸タックの回数が1回と3回のものについて説明するが、裏糸タックの回数はこれらの実施例に限定されるものではない。
図26は、パイル糸を編み込んだ1回裏糸タックの編地組織の例を示す組織図である。
本実施例の靴下は、上述した実施例1と同様に土踏まず部、ふくらはぎ部、足首部、甲側部その他の部位の少なくとも1つ又はそれらの組み合わせの部位にパイル挿入編組織(締付部)が形成されている。
上記のパイル挿入編組織は、表糸としてパイル糸100を編み込んだ編地組織の編成により形成され、具体的には、裏糸110のみを1回タック編みすると共に、パイル糸100を内側にループ状に突出させてパイル120を形成する編地組織により構成されている。
ここで、裏糸タックのみ(タック回数/1回)の効果については、上述した実施例1と同様の効果が得られる。
図28は、パイル挿入編組織を形成する部位の第1例を示す説明図である。靴下の甲側部において上記編地組織からなるパイル挿入編組織200を形成した場合、裏糸タックの編地組織を用いることにより、組織の動きが制約され、後述する着圧測定結果(表2)に示すように、その部位の圧迫が強調され、サポート効果を発現することが可能になる。また、靴下の裏面は、パイル組織となっているため、強力な圧迫にも係わらず、ソフト感のあるサポートとなる。
図29は、パイル挿入編組織を形成する部位の第2例を示す説明図である。靴下の土踏まず部において上記編地組織からなるパイル挿入編組織210を形成した場合、裏糸タックの編地組織を用いることにより、組織の動きが制約され、後述する着圧測定結果(表2)に示すように、その部位の圧迫が強調され、サポート効果を発現することが可能になる。また、靴下の裏面は、パイル組織となっているため、強力な圧迫にも係わらず、ソフト感のあるサポートとなる。
図30は、パイル挿入編組織を形成する部位の第3例を示す説明図である。靴下の足首部において上記編地組織からなるパイル挿入編組織220を形成した場合、裏糸タックの編地組織を用いることにより、組織の動きが制約され、足首部の周方向の均一なサポートが可能となり、またズレ落ち防止効果も発現することが可能になる。また、靴下の裏面は、パイル組織となっているため、強力な圧迫にも係わらず、ソフト感のあるサポートとなる。
図27は、パイル糸を編み込んだ3回裏糸タックの編地組織の例を示す組織図である。
本実施例の靴下は、上述した実施例3と同様に土踏まず部、ふくらはぎ部、足首部、甲側部その他の部位の少なくとも1つ又はそれらの組み合わせの部位にパイル挿入編組織(締付部)が形成されている。
上記のパイル挿入編組織は、表糸としてパイル糸100を編み込んだ編地組織の編成により形成され、具体的には、裏糸110のみを3回タック編みすると共に、パイル糸100を内側にループ状に突出させてパイル120を形成する編地組織により構成されている。
ここで、裏糸タックのみ(タック回数/3回)の効果については、上述した実施例3と同様の効果が得られる。また、裏糸タックの回数が増加するとタック側の着圧が高くなるので、締め付け力をパイルに分散させることによって締め付け感を緩和することが可能になる。
また、本発明にかかる靴下のパイル挿入編組織(締付部)は、上述した実施例6〜7に示すように同じ回数の裏糸タック編みの編地組織により形成されるものに限定されず、裏糸タック編みの回数が異なる編地組織の組み合わせ(図示省略)により形成してもよい。
(試験項目)着圧測定試験
(試験目的)裏糸のみをタック編みする編地組織が足部に加える着圧にどれ位の効果を発揮するかを検証することを目的とする。
(試験方法)表裏糸同時タック(タック回数/1回〜5回)と裏糸タックのみ(タック回数/1回〜5回)の各試料を製作し、円周30cmにおけるタック編み組織の部分とその反対側の部分の着圧を測定する。本試料は、表糸に綿アクリル混紡糸を使用し、裏糸にFTYを使用し、編地の中にゴム糸を挿入している(図11乃至図15、図21乃至図25参照)。
(試験結果)表裏糸同時タック(タック回数/1回〜5回)の着圧測定結果(各4回測定結果の平均値)を表1に示す。裏糸タックのみ(タック回数/1回〜5回)の着圧測定結果(各4回測定結果の平均値)を表2に示す。なお、単位は、mm/Hgをhpaに変換している。
20 裏糸
30 ゴム糸
100 パイル糸
110 裏糸
120 パイル
200 パイル挿入編組織(締付部)
210 パイル挿入編組織(締付部)
220 パイル挿入編組織(締付部)
Claims (6)
- 表糸としてパイル糸を編み込んだ靴下において、裏糸のみをタック編みすると共に、前記パイル糸をループ状に突出させてパイルを形成することを特徴とする靴下。
- 靴下の所定の部位に締付力を付与するための締付部を表糸としてパイル糸を編み込んだ編地組織の編成により形成した靴下において、前記締付部は裏糸のみをタック編みすると共に、前記パイル糸を内側にループ状に突出させてなるパイル組織を構成する編地組織により形成されていることを特徴とする靴下。
- 靴下の所定の部位に締付力を付与するための締付部を編地組織の編成により形成した靴下において、前記締付部は裏糸のみをタック編みする編地組織により形成されていることを特徴とする靴下。
- 前記締付部は、裏糸タック編みの回数を増加させることにより締付力を高めることができ、且つ、締付部に所望する着圧が加えられることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の靴下。
- 前記締付部は、裏糸タック編みの回数が異なる編地組織の組み合わせにより形成され、締付部内に加えられる着圧に圧力差を設けることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の靴下。
- 前記締付部は、土踏まず部、ふくらはぎ部、足首部、甲側部その他の部位の少なくとも1つ又はそれらの組み合わせの部位に形成されていることを特徴とする請求項2乃至請求項5のいずれか1項に記載の靴下。
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