JP2020158898A - 靴下 - Google Patents

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JP2020158898A
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淳裕 由井
Atsuhiro Yui
淳裕 由井
靖浩 福永
Yasuhiro Fukunaga
靖浩 福永
善則 児嶋
Yoshinori Kojima
善則 児嶋
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YUI KK
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YUI KK
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Abstract

【課題】本発明は、脚部の前傾姿勢を基本にすることの多いスポーツを行う際に、足の形状とその動き、働きに合わせたくつ下とし、履きやすく、かつ、前傾姿勢を維持して使用者の負担を軽減させることを目的とする。【解決手段】本発明の靴下は、足首以上を被う脚部と、脚部の下方に編成され踵を被う袋状に形成された踵部と、脚部及び踵部に連続し、足の爪先に向かって編成された足部とを備える靴下であって、踵部が脚部及び足部と隣接する境界領域の少なくとも半周をタック編みで鹿の子状態にした帯状領域を形成することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、フィット性に優れる靴下に係り、特に、踵部付近の生地のずれを効果的に防止することができる靴下に関する。
従来の技術
靴下は、上端周縁の口ゴム部にゴム糸等を編み込んで、脚部を締め付けることにより、ずり落ちを防止している。しかし、口ゴム部にゴム糸等を挿入するのみでは、保持力として十分ではないため、ある程度長時間の歩行を行うと、靴下全体が下方にずり落ちてしまう。そこで、例えば、口ゴム部の上下方向の幅を通常よりも広く設計したり、口ゴム部の位置より僅かに下がった位置に更にゴム糸を編み込むこと等したりすることにより、ずり落ち防止を図った靴下が種々提案されている。
しかしながら、上記した従来の靴下では、口ゴム部の締め付け力はある程度強化できても、踵部や踵部から足先部に至る部分の生地のずれや弛みの発生を防止できないため、やはりフィット性が悪いという問題があった。また、従来の靴下では、口ゴム部のずり落ちはある程度防止できても、踵部や踵部から足先部に至る部分の生地のずれや弛みの発生は防止することができない。
特許文献1に係る発明は、口ゴム部・脚部・踵部・足甲部・足底部・爪先部に表糸と裏糸都を用いて編成した短靴下において、踵部を相対的に大きい面積に編成し、踵部上部に隣接する足首部と踵部下部に隣接する足甲部・足底部に弾性糸を裏糸として編成した短靴下を提案している。
実用新案登録第3088273号公報
ところが、特許文献1に係る靴下は、単に踵を覆う袋を大きくし弾性糸で一部補強し伸縮の自由度を高めているが、例えば、スポーツ選手の前傾姿勢と足の踏み出しの動きに対して伸縮の高さが逆に靴下のずれにつながるという問題を残している。
本発明は、このような問題に鑑み、脚部の前傾姿勢を基本にすることの多いスポーツを行う際に、足の形状とその動き、働きに合わせたくつ下とし、履きやすく、かつ、前傾姿勢を維持して使用者の負担を軽減させることを目的とする。
上記問題を解決するために、本発明の靴下は、足首以上を被う脚部と、脚部の下方に編成され踵を被う袋状に形成された踵部と、脚部及び踵部に連続し、足の爪先に向かって編成された足部とを備える靴下であって、踵部が脚部及び足部と隣接する境界領域の少なくとも半周をタック編みで鹿の子状態にした帯状領域を形成することを特徴とする。
帯状領域は、弾性糸とともにタック編みにより編成することが好ましい。ゴム糸等弾性糸と一緒に鹿の子タック編みすることで縦方向に幅を作りながら縦横方向への伸縮を抑制することができる。なお、少なくとも3回コース以上弾性糸とともにタック編みにより編成すると好適である。また、帯状領域は、平編み状態でタック編みすると効果的である。
本発明に係る靴下は、踵部と脚部及び足部との境界領域をゴム糸等弾性糸と一緒に鹿の子タック編みすることで縦方向に幅を作りながら縦横方向への伸縮を抑制することが可能となり、踵にフィットすることでズレを防止しズレの抑制効果を上げ使用者のスポーツパフォーマンスの向上につながるという効果がある。
図1(a)は、本発明に係る靴下の非着用状態における図で、(b)は着用時の背面図で、(c)着用時の底面図である。 鹿の子タック編みを示す図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する。各図において、同一部分には同一番号を付し、重複する説明は省略する。また、図面は、本発明を理解するために誇張して表現している場合もあり、必ずしも縮尺どおり精緻に表したものではないことに留意されたい。なお、本発明は下記に示される実施例に限られるものではない。
実施例1を図面を参照して詳細に説明する。
まず、靴下1の全体構成を説明する。図1(a)は、本発明に係る靴下の非着用状態における図で、(b)は着用時の背面図で、(c)着用時の底面図である。図1に示すとおり、靴下1は、大別すると、足首以上を被う脚部10と、踵部20,足の爪先に向かって編成された足部30が設けられており、脚部10の上方に開口100が形成されている。靴下1は、綿、ナイロン糸等の繊維を公知の方法で編成することができる。
踵部20は、脚部10及び足部30と隣接する境界領域の少なくとも半周をタック編みで鹿の子状態にした帯状領域21(斜線で示している)を形成している。
帯状領域21は、弾性糸とともにタック編みにより編成することが好ましい。ゴム糸等弾性糸と一緒に鹿の子タック編みすることで縦方向に幅を作りながら縦横方向への伸縮を抑制することができる。なお、少なくとも3回コース以上弾性糸とともにタック編みにより編成すると好適である。また、帯状領域は、平編み状態でタック編みすると効果的である。
図2を参照して鹿の子タック編みを説明する。タック編みとは、生地を編成するときに、一時編み目を作らないで、次のコースを編むときに一緒に編み目を作るもので、編み針から編み目を脱出させず、針のフック又は針幹の前の編み目とともに保持し、次の給糸により編み目を形成するときに同時に二つの編み目をくぐって編糸を引き出して新しい編み目を作るものである。
なお、図2は、図に向かって上側がかかと側、下側をつま先側として示している。
鹿の子タック編みをすることで靴下を着用したときの縦方向に幅を作ることができる。なお、1コース目も2コース目も同じ目をタックすることはできるが、同じところで目がつぶれ縦方向に幅が作れなくなってしまう。そこで、ゴム糸等弾性糸と一緒に鹿の子タック編みすることで縦方向に幅を作りながら縦横方向への伸縮を抑制することができる。このような靴下の編成により、踵を最小限の伸縮によりズレを防止することができる。
以上、本発明に係る靴下における好ましい実施形態を図示して説明してきたが、本発明の技術的範囲を逸脱することなく種々の変更が可能であることは理解されるであろう。
本発明に係る靴下は、特にスポーツ用の靴下として優れているが、カジュアル用の靴下としても広く利用することができる。
1 靴下
10 脚部
100 開口
20 踵部
21 帯状領域
30 足部

Claims (4)

  1. 足首以上を被う脚部と、前記脚部の下方に編成され踵を被う袋状に形成された踵部と、前記脚部及び前記踵部に連続し、足の爪先に向かって編成された足部とを備える靴下であって、前記踵部が前記脚部及び前記足部と隣接する境界領域の少なくとも半周をタック編みで鹿の子状態にした帯状領域を形成することを特徴とする靴下。
  2. 前記帯状領域は、弾性糸とともにタック編みにより編成してなることを特徴とする請求項1に記載の靴下。
  3. 前記帯状領域は、少なくとも3回コース以上弾性糸とともにタック編みにより編成してなることを特徴とする請求項1に記載の靴下。
  4. 前記帯状領域は、平編み状態でタック編みされたものであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の靴下。
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