JP4732946B2 - ぺージピッチ検出方法及びぺージピッチ検出装置とプリンタ - Google Patents

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Description

この発明は、ラベルプリンタ等のプリンタによって印刷する長尺紙の長手方向に沿って配列されたラベル又は印刷領域(ぺージ)の配列間隔であるぺージピッチを検出するぺージピッチ検出方法及びぺージピッチ検出装置と、そのぺージピッチ検出装置を備えたプリンタに関する。
例えば、ラベルプリンタによって、文字・記号やバーコードなどを印刷する用紙であるラベルは、一般に長尺の台紙上に略等間隔で貼付されて配列されている。また、そのラベルとして予めロゴやマーク、罫線等のフォーマットが印刷されているプリプリントラベルが使用されることも多い。
このようなラベルに新たな印刷を行う際には、印刷すべきラベルを印字ヘッドによる所定の印字位置に正確に位置決めする必要がある。そのため、印刷を開始する前に、台紙上におけるラベル又は長尺紙における印刷領域の配列間隔 (この明細書及び特許請求の範囲ではこれを「ぺージピッチ」と称する)を正確に検出する必要がある。
例えば、特許文献1には、台紙上に多数のラベルが所定の間隔で配列された長尺紙を、電源投入時に一方向に搬送して、透過型の光電センサによってラベルを検出した時のセンサ出力と隣接するラベル間の境界部を検出した時のセンサ出力とに基づいて、所定の演算式で閾値を設定し、その後の搬送過程でその閾値に基づいてラベルを検出した時のセンサ出力と境界部を検出した時のセンサ出力とを区別することによって、ラベルの位置を検出する方法が開示されている。
また、特許文献2にも、多数のラベル又は印刷領域が間隔を置いて配列された長尺紙を搬送しながら、そのラベル又は印刷領域の間に設けられた指標を1個検出するのに必要な搬送距離内における光電センサによる透過光量又は反射光量の検出信号出力の最大値と最小値を記憶し、少なくとも3個以上の指標を検出する毎に、その間に記憶した上記最大値と最小値に基づいて、上記指標の位置を検出するための閾値を更新することが記載されている。
さらに、特許文献3には、長尺紙をラベル1枚分以上搬送し、その間の光電センサの出力信号レベル(センサレベル)の時間的変化の極大値と極小値及び変極点の各レベルから、プリプリントラベルの位置又は間隔を正確に検出するためセンサレベルの閾値を設定する技術が開示されている。
特許第2740609号公報 特許第2530949号公報 特開2002−308242号公報
ラベルプリンタ等のプリンタで印刷する用紙である長尺紙やラベルの種類が特定できない状況にある場合には、上述したように印刷を開始する前に、上記ページピッチを正確に検出する必要がある。そのため、上記のような従来の技術によってセンサレベルの閾値を設定し、その閾値を用いてページピッチを検出するには、図15に示すような手順で行っていた。
図15の(a)に示すように、長尺の台紙21上に略等間隔でラベル22が配列されている長尺紙2を、プリンタにセットすると、破線で示すセンサ位置で、例えば透過型の光電センサ60が、長尺紙2を透過する光量に応じた信号を出力する。
そこで、ラベル22の大体の長さ(1ぺージ強)をホスト装置又はプリンタ本体の操作パネルから入力して設定し、ページピッチ検出処理を開始させる。
すると、図15の(b)に示すように、設定した長さLだけ長尺紙2を矢示Fで示す搬送方向へ搬送する。それによって、破線で示すセンサ位置を台紙上にラベルがある部分とない部分が通過することにより、光電センサ60の出力信号レベル(センサレベル)が変動する。ラベルにプリプリントされている場合はその印刷の有無によってもセンサレベルが変動する。長尺紙2の上記搬送中における変動するセンサレベルの最大値と最小値を記憶し、例えばその最大値と最小値の和の1/2、5/8あるいは3/8などの演算によって閾値を求める。
その後、さらに長尺紙2を同じ方向に搬送しながらセンサレベルが閾値を越えた時(長尺紙2を透過する光量が少ない程センサレベルが高くなる場合は下から上へ越えた時、センサレベルが低くなる場合は上から下へ越えた時)、すなわち図13の(c)に示す位置まで搬送した時の搬送量D1を記憶し、さらにセンサレベルがもう1度同じ方向から閾値を越えるまで、すなわち図13の(d)に示す位置まで長尺紙2を搬送してその時の搬送量D2を記憶し、その2つの位置間の搬送量(距離)D2−D1=Lpによって、ページピッチLpを検出する。
このように、従来のプリンタでは、最初に長尺紙をラベル1枚(1ぺージ)分強の長さだけ搬送して閾値を決定し、その後センサレべルがその閾値を同じ方向から越えるレベル変化を2回検出するまで長尺紙を搬送(最悪ラベル2枚分搬送)して、その2点間の搬送距離をページピッチとして検出していた。
そのため、ページピッチを検出するまでに少なくともラベル3枚(3ぺージ)分弱の長尺紙の搬送が必要であり、それらのラベル又は印刷領域は使用されずに無駄になるか、オペレータが長尺紙を巻き戻してから使用する必要があった。
この発明は、プリンタにおけるこのような問題を改善し、長尺紙の印刷領域又はそれに貼着された形状、大きさ、材質等が異なる種々のラベルによるページピッチを、長尺紙の最少限の搬送量で検出できるようにし、印刷に使用されずに無駄になるラベル又は印刷領域を少なくし、オペレータが長尺紙を巻き戻して使用する手間もかからないようにすることを目的とする。
この発明は上記の目的を達成するため、長手方向に沿って多数のラベル又は印刷領域が間隔を置いて配列された長尺紙の搬送路に、その長尺紙の透過光量又は反射光量に応じた信号を出力する光電センサを配置し、上記長尺紙を搬送させる過程での光電センサの出力信号レベルであるセンサレベルを閾値と比較して、その比較結果に基づいてラベル又は印刷領域の配列間隔であるぺージピッチを検出するぺージピッチ検出方法において、次の手順でぺージピッチを検出することを特徴とする。
上記長尺紙をラベル又は印刷領域の略1ぺージ分搬送し、その搬送中の上記センサレベルを長尺紙の搬送量と対応させて記憶する。
その記憶したセンサレベルの値から上記閾値を設定する。
上記記憶したセンサレベルが該閾値を越えた点とその時の上記搬送量の記憶値をチェックし、さらに上記長尺紙を、上記センサレベルが記憶したセンサレベルを含めて2回同じ方向から上記閾値を越えるまで搬送し、上記センサレベルが上記閾値を越えた2点間の長尺紙の搬送量をラベルピッチとして検出する。
上記長尺紙をラベル又は印刷領域の略1ぺージ分搬送して一旦搬送を停止し、上記閾値を設定した後上記長尺紙の搬送を再開するようにすると、上記閾値を確実に設定することができる。
あるいは、上記長尺紙をラベル又は印刷領域の略1ぺージ分搬送している間に上記閾値を設定し、そのまま長尺紙の搬送を続けるようにすれば、早く精度もよくぺージピッチを検出することができる。
また、前述のようなぺージピッチ検出方法において、次の手順でぺージピッチを検出するようにしてもよい。
上記長尺紙をラベル又は印刷領域の略2ぺージ分搬送し、その搬送中の上記センサレベルを上記長尺紙の搬送量と対応させて記憶する。
その記憶したセンサレベルの値から上記閾値を設定する。
上記記憶したセンサレベルが該閾値を同じ方向から越えた2つの点とその各点における上記搬送量の記憶値をチェックし、その2つの点における上記搬送量の記憶値の差をぺージピッチとして検出する。
これらのぺージピッチ検出方法において、上記長尺紙を順方向へ搬送した搬送量だけ逆方向へ搬送し、その少なくとも一方の搬送時に、上記いずれかの方法でぺージピッチを検出することもできる。このようにすれば、ラベル又は印刷領域の無駄は全くなくなる。
上記長尺紙を順方向へ搬送するときと、逆方向へ搬送するとの両方でぺージピッチを検出する場合には、その2回の検出値の平均値をぺージピッチとするとよい。
また、これらいずれのぺージピッチ検出方法においても、上記閾値を設定する際には、上記長尺紙の搬送量と対応させて記憶したセンサレベルの少なくとも最大値と最小値から所定の演算によって上記閾値を設定するとよい。
この発明によるぺージピッチ検出装置は、長手方向に沿って多数のラベル又は印刷領域が間隔を置いて配列された長尺紙を搬送する長尺紙搬送手段と、
上記長尺紙の搬送路に設置され、該長尺紙の透過光量又は反射光量に応じた信号を出力する光電センサと、
上記長尺紙の搬送中に、上記光電センサの出力信号レベルであるセンサレベルを上記長尺紙の搬送量と対応させて記憶するセンサレベル記憶手段と、
上記ラベル又は印刷領域の略1ぺージ分の長さを設定するぺージ長設定手段と、
そのぺージ長設定手段に設定された長さだけ上記長尺紙搬送手段が上記長尺紙を搬送する間に上記センサレベル記憶手段に記憶されたセンサレベルの値から閾値を設定する閾値設定手段と、
その後の上記長尺紙の搬送中も含めて、上記センサレベル記憶手段に記憶されたセンサレベルが上記閾値を同じ方向から越えた2つの点をチェックし、その2点間の上記長尺紙の搬送量を上記台紙上のラベルの配列間隔であるぺージピッチとして検出するぺージピッチ検出手段とを備えたことを特徴とする。
上記閾値設定手段は、上記センサレベル記憶手段が上記長尺紙の搬送量と対応させて記憶したセンサレベルの少なくとも最大値と最小値から所定の演算によって前記閾値を設定するとよい。
さらに、この発明によるプリンタは、上記ぺージピッチ検出装置と、そのぺージピッチ検出装置によって検出されたぺージピッチを認識して、上記長尺紙のラベル又は印刷領域に印刷する印刷手段とを備えたものである。
この発明によれば、プリンタで印刷する長尺紙の種類を特定できない状況にある場合でも、上記長尺紙を2ぺージ分程度搬送するだけで閾値とぺージピッチを検出することができるので、印刷できずに無駄になるラベル又は印刷領域を低減できる。また、オペレータが長尺紙を巻き戻して使用する手間もかからずに、無駄になるラベル又は印刷領域をなくすことも可能になる。
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面を参照して具体的に説明する。
〔プリンタとぺージピッチ検出装置の実施形態〕
まず、この発明によるぺージピッチ検出装置を備えたプリンタの一実施形態について、図1から図5を参照して説明する。
図2はそのプリンタの要部のみを示す概略図、図3は図2における長尺紙と光電センサとの配置関係を示す斜視図である。このプリンタはラベルプリンタであり、図2に示す用紙ロール1から連続した長尺紙2を引き出し、ガイドコロ3を介してプラテンローラ4と印字ヘッドであるサーマルヘッド5との間を通して搬送する。その長尺紙2の搬送路を挟んで、プラテンローラ4とサーマルヘッド5より上流側に用紙センサとしての光電センサ6を、下流側に長尺紙2を切断するカッタ7を配置している。
光電センサ6は、発光ダイオード等の発光素子6aとフォトトランジスタ等の受光素子6bとが、長尺紙2を挟んで対向するように設けられた透過型の光電センサであり、長尺紙2を通しての透過光量に応じた信号を出力する。
長尺紙2は、図3に示すように、テープ状の長尺の台紙21上に多数のラベル(印刷する用紙)22が所定の隙間Sを置いて一定のぺージピッチ(以下に説明する例では「ラベルピッチ」という)Lpで貼着されて配列されている。
そして、図2において矢示F方向に搬送される長尺紙2上ラベル22のラベルピッチLpを光電センサ6の出力信号レベルであるセンサレベルと長尺紙2の搬送量(距離)との関係から検出し、そのラベルピッチLpに基いて印刷すべきラベル22をサーマルヘッド5による所定の印字位置に正確に位置決めして、サーマルヘッド5によってそのラベル22に所要の印刷を施した後、1枚毎あるいは所定枚数毎にカッタ7によって切断して、外部へ送出する。
図4は、図2に示したラベルプリンタの制御部を含むブロック構成図である。
このラベルプリンタは、CPU10とROM11とRAM12からなるマイクロコンピュータ、ホストI/F13、ヘッドドライバ15及びA/Dコンバータ16等からなる制御部によって、図1に示したサーマルヘッド5及び光電センサ6と、図1には示していない用紙搬送部8及び操作パネル14を制御するとともに、この発明によるぺージピッチ検出装置であるラベルピッチ検出装置としての機能も果たす。
CPU10は、このラベルプリンタを統括制御する演算処理機能を有する中央処理装置、ROM11は、CPU10が実行する各種処理のプログラムや使用する固定データ等を格納したリードオンリメモリ、RAM12は、ホストI/F13に入力するプリントデータやA/Dコンバータ16を通して入力するセンサレベルと搬送量のデータ等を記憶したり、CPU10のワーキングメモリにも使用されるランダムアクセスメモリである。
ホストI/F13は、パーソナルコンピュータ等のホスト装置から文字やバーコードなどのプリントデータを入力するためのインタフェース、操作パネル14は、LCDパネルなどの表示部と、オペレータが必要なデータを入力あるいは選択するためのキー等を有する入力部とを備えている。
ヘッドドライバ15は、CPU10からの指示に従ってサーマルヘッド5の各発熱素子を駆動するための回路、A/Dコンバータ16は、光電センサ6(センサ回路も含む)から出力される前述したセンサレベルをデジタル値に変換してCPU10に取り込ませる回路である。用紙搬送部8には、図1に示した長尺紙2を送るための搬送ローラ及びその駆動用ステップモータとそのドライブ回路等を含んでいる。
そして、このプリンタは、用紙搬送部8を駆動して図2に示した長尺紙2をラべル1枚分である1ぺージ分以上搬送して、その間に光電センサ6によって出力されるセンサレベルをA/Dコンバータ16を通してデジタル値に変換してCPU10に取り込み、後述する方法でCPU10が閾値を設定し、ラベルピッチを検出してRAM12に記憶させ、そのラベルピッチに基いて印刷すべきラベル22をサーマルヘッド5に対して正確に位置決めして、ホストI/F13から入力してRAM12に記憶しているプリントデータに応じた印刷を、サーマルヘッド5によってそのラベル22に対して行う。
図1は、このラベルプリンタによるこの発明に係るラベルピッチ検出装置としての機能を示す機能ブロック図である。図5は、図3に示した長尺紙の長手方向に沿う拡大断面図とその搬送時におけるセンサレベルの変化とを対応させて示す図である。
図1に示すラベルプリンタは、制御手段A、ぺージ長設定手段B、長尺紙搬送手段C、センサ手段D、センサレベル記憶手段E、閾値設定手段F、ぺージピッチ検出手段であるラベルピッチ検出手段G、および印刷手段Hを備えている。
この各手段の機能を図5も参照して説明する。長尺紙搬送手段Cは、図5に示す長尺紙2を矢示F方向に一定速度で搬送し、その搬送量を示す信号、例えば単位搬送量(距離)ごとにパルス信号を出力する。
センサ手段Dは、図2〜図5における光電センサ6と図4におけるA/Dコンバータ16に相当し、その光電センサ6の発光素子6aと受光素子6bが長尺紙2の搬送路を挟んで設置され、長尺紙2を透過する光量に応じた信号を出力する。この例では、その出力信号のレベルであるセンサレべルは、透過光量が多い程低くなるように回路構成されている。
センサレベル記憶手段Eは、長尺紙2の搬送中に、センサ手段Dのセンサレベルを長尺紙搬送手段Cによる長尺紙2の搬送量(例えば、長尺紙搬送手段Cからのパルス信号のカウント値)と対応させて記憶する。
ページ長設定手段Bは、ホスト装置又は操作パネルからの入力によって、ラベル22の略1枚分の長さ(略1ページの分の長さ、望ましくはラベル1枚強の長さ)を設定する。
閾値設定手段Fは、そのぺージ長設定手段Bに設定された長さだけ長尺紙搬送手段Cが長尺紙2を搬送する間にセンサレベル記憶手段Eに記憶されたセンサレベルの値から閾値Vthを設定する。例えば記憶されたセンサレベルの最大値Vmaxと最小値Vminから閾値Vthを、Vth=(Vmax+Vmin)/2あるいはVth=(5Vmax+3Vmin)/8などの演算によって求めて設定する。
ラベルピッチ検出手段Gは、その後の長尺紙2の搬送中も含めて、センサレベル記憶手段Eに記憶されたセンサレベルが閾値Vthを同じ方向から越えた2つの点、図5に示す例ではセンサレベルが閾値Vthを下から上に越えた2つの点P1,P2をチェックし、その2点間の長尺紙2の搬送量(距離)を、台紙21上のラベル22の配列間隔であるラベルピッチLpとして検出する。
制御手段Aは、これらの各手段を制御して、ラベルピッチ検出手段Gによって検出されたラベルピッチLpに基いて、印刷すべきラベル22を印刷手段Hのサーマルヘッド5に対して正確に位置決めして、図4に示したホストI/F13から入力してRAM12に記憶しているプリントデータに応じた印刷を、印刷手段Hによってそのラベル22に対して行う。
このラベルプリンタにおいて、印刷手段Hを除く各手段によってラベルピッチ検出装置を構成している。
ここで、この図1における各手段と図4に示した各部との対応関係について説明する。
制御手段A、センサレベル記憶手段E、閾値設定手段F、およびラベルピッチ検出手段Gは、CPU10、ROM11、及びRAM12からなるマイクロコンピュータに、ページ長設定手段Bは、操作パネル14又はホストI/Fと上記マイクロコンピュータに、センサ手段Dは、前述のように光電センサ6とA/Dコンバータ16に、長尺紙搬送手段Cは用紙搬送部8に、印刷手段Hはサーマルへッド5とへッドドライバ15に、それぞれ相当する。
〔ページピッチ検出方法の実施例〕
次に、上述したラベルプリンタにおけるこの発明によるページピッチ検出方法の各実施例について、図6〜図9のフロー図と図10〜図12の説明図を参照して説明する。図6〜図9のフロー図は、この発明によるページピッチ検出方法の各実施例の処理手順を示すフロー図であり、ラベルプリンタの電源投入時や新たなラベルの用紙ロールが図2に示したようにセットされた後などに、図4に示したCPU10を主とするマイクロコンピュータが実行する。その各フロー図及び以下の説明において、ステップを「S」と略記する。
〔第1実施例〕
先ず、図6と図10によってページピッチ検出方法の第1実施例を説明する。
図6に示す処理を開始すると、先ずS101でラベルプリンタにセットされている図10に示すような長尺紙2の台紙21上に配列されているラベル22の大体の長さ(望ましくは1ページ分強の長さ)を入力要求する。この入力要求は、例えば図4に示した操作パネル14の表示器あるいはホストI/Fに接続されているホスト装置のディスプレイに、「ラベルの大体の長さを入力して下さい」のような表示をすることによって行なう。そして、S102でその入力を確認するまで待ち、入力されたらS103でその入力値をRAM12に設定記憶する。
そして、S104で設定長だけ長尺紙を搬送しながら、センサレベルを搬送距離と対応させて記憶する。例えば、図4における用紙搬送部8によって、図10に示す長尺紙2を矢示F方向へ設定した長さLだけ同図の(a)に示す位置から(b)に示す位置まで搬送しながら、破線で示すセンサ位置で光電センサ6が出力する信号によるセンサレベルを、長尺紙2の搬送開始点からの搬送量(距離)のデータと対応させてRAM12に記憶する。なお、センサレベルと搬送量は常時記憶してもよいし、センサレベルに特徴的な変化があった時だけ、そのセンサレベルをその時までの搬送量とともに記憶してもよい。
この例では、そのセンサレベルは透過光量に反比例し、図5に示したようにラベル22間の台紙21だけの部分では透過光量が多いので低くなり、ラベル22のあるところでは透過光量が少なくなるため高くなり、ラベル22にプリプリントされていればその印刷のある部分は高くなり、ない部分は低くなるように変化する。このセンサレベルは台紙21とラベル22の厚さや色などによっても変化する。また、光電センサ6の出力信号の処理回路によっては、その高低関係が反転して透過光量に比例するようにもなる。さらに、光電センサ6として反射型の光電センサを用いた場合には、台紙21とラベル22の色や表面状態による反射率の違いによってセンサレベルが変化する。
次に、S105でその記憶したセンサレベルの変動を見て、その最大値と最小値より閾値を算出してRAM12に記憶する。例えば、図5に示したように、最大値Vmaxと最小値Vminから閾値Vthを、Vth=(Vmax+Vmin)/2、あるいは立ち上り閾値の場合はVth=(5Vmax+3Vmin)/8、立ち下り閾値の場合はVth=(3Vmax+5Vmin)/8、などの演算によって算出する。立ち上り閾値と立ち下り閾値をこのように異ならせると、ノイズやプリプリントによる影響を低減することができる。さらに特開2002−308242号公報(特許文献3)に見られるように、センサレベルの変化が増加から減少、あるいは減少から増加に変わる変極点のセンサレベルも考慮して、閾値を算出するようにしてもよい。
この閾値の算出は、長尺紙2の搬送中に行ってもよいし、算出に時間がかかる場合などは設定長だけの搬送終了後に行ってもよい。
次に、S106で、長尺紙2を設定長だけ搬送中にRAM12に記憶されたセンサレベルのデータ列をチェックし、ラベル22の前端を検出するためにセンサレベルが閾値Vthを下から上に越えた点のデータを探す。
そして、S107でその閾値を越えた点がいくつあったかを判断し、2つあった場合はS108へ進んで、図10の(d)に示すように、その2つの点P1とP2の搬送距離の差によってラベルピッチLpを算出して、RAM12に記憶する。また、一つもなかった(0)場合はS112へ進み、再び長尺紙2を矢示F方向へ搬送し、図5に示したようにセンサレベルが閾値を下から上に2回越えたら停止する。そして、S113でセンサレベルが閾値を越えた2点の搬送距離の差によってラベルピッチを算出して、RAM12に記憶する。
しかし、S107の判断で閾値を越えた点は通常は一つであり、その場合はS109へ進んで、図10の(b)に示すように、検出した点P1(検出中のラベル22の前端)から停止した位置までの搬送距離を距離1として記憶する。
そして、再び長尺紙2を矢示F方向へ搬送し、もう一度センサレベルが閾値を下から上に越えたらその点P2で搬送を停止する。その時図10の(c)に示すように光電センサが次のラベル22の前端を検出している状態であり、S111で長尺紙2を再び搬送した距離を距離2とし、距離1+距離2によってラベルピッチ(ぺージピッチ)Lpを算出して、RAM12に記憶する。
これらのいずれかによって、ラベルピッチ(ぺージピッチ)を算出してRAM12に記憶した後、この処理を終了する。しかし、すでに印刷指令を受けている場合には、その後続けて印刷処理にを実行し、長尺紙2の原点合わせを行って、ラベル22への印刷を開始してもよい。
その印刷中にも、前述した特許文献2に記載されているように、閾値とラベルピッチを検出して、所定枚数のラベルに印刷する毎に、その間の検出値の平均値などによって、閾値とラベルピッチの記憶値を更新するようにしてもよい。
この実施例によれば、長尺紙をラベル1〜2枚分だけ搬送すればラベルピッチを検出できるので、従来のように長尺紙を少なくともラベル3枚分弱搬送してラベルピッチを検出するのに比べて、印刷せずに搬送して無駄になるラベルを減少することができる。
なお、センサレベルが閾値を上から下に越えた2つの点を検出して、その2点間の距離をラベルピッチLpを算出してもよい。その場合は隣接するラベルの後端間の距離をラベルピッチとすることになる。
また、光電センサ6の種類やその信号処理回路によってセンサレべルと長尺紙上のラベルの有無との関係が異なるが、いずれにしても、センサレべルが同じ方向から(下から上へ、又は上から下へ)閾値を越える2点を検出して、その2点の搬送距離の差、あるいはその2点間の搬送距離をラベルピッチとすればよい。以後の各実施例においても同様である。
〔第2実施例〕
次に、図7と図10によってぺージピッチ検出方法の第2実施例を説明する。
上述した第1実施例では、長尺紙2をラベル1枚分強の設定長だけ搬送して一旦停止したが、この第2実施例ではセンサレベルが下から上へ閾値を2回越えるまで、長尺紙2を続けて搬送する。
その第2実施例の図7に示す処理を開始すると、S201〜S203では図6のS101〜S103と同じ処理を実行するので、その説明は省略する。S204では、長尺紙2を搬送しながら、センサレベルを長尺紙2の搬送開始点からの搬送量(距離)のデータと対応させてRAM12に記憶する。この場合も、センサレベルと搬送量を常時記憶してもよいし、センサレベルに特長的な変化があった時だけそのセンサレベルをその時までの搬送量とともに記憶してもよい。
次のS205では、長尺紙2を設定した長さLだけ搬送する間のセンサレベルの少なくとも最大値と最小値より、第1実施例のS105の場合と同様に閾値を算出して記憶する。そして、S206では、これまでの搬送中にセンサレベルが下から上に閾値を越えた点をチェックするとともに、引き続き長尺紙2を搬送しながらセンサレベルが下から上に閾値を越える点をチェックする。
その結果、S207の判断で2回越えたらS208へ進んで、長尺紙2の搬送を停止し、2つの点の搬送距離の差によってラベルピッチを算出して、RAM12に記憶する。このときは、図10の(c)と同じ状態であるが、距離1と距離2を区別せず、センサレベルが下から上に閾値を越えた2つの点P1とP2搬送距離の差によってラベルピッチ(ぺージピッチ)Lpを算出する。
この実施例によれば、ラベルピッチの検出中に長尺紙の搬送を停止して再び搬送することを行わず、長尺紙を連続して搬送してラベルピッチを検出するので、検出精度が高くなる。
〔第3実施例〕
次に、図8と図11によってぺージピッチ検出方法の第3実施例を説明する。
この第3実施例の図8に示す処理を開始すると、S301〜S303では図6のS101〜S103と同じ処理を実行するので、その説明は省略する。
S304では、長尺紙2を図11の(a)に示す位置から(b)に示す位置まで設定した長さLの2倍の長さ2Lだけ搬送しながら、センサレベルを長尺紙2の搬送開始点からの搬送量(距離)のデータと対応させてRAM12に記憶する。この場合も、センサレベルと搬送量を常時記憶してもよいし、センサレベルに特長的な変化があった場合だけそのセンサレベルをその時までの搬送量とともに記憶してもよい。
そして、S305でその搬送中に記憶したデータをチェックして、センサレベルの少なくとも最大値と最小値より閾値を算出してRAM12に記憶する。この閾値の算出は、長尺紙2の搬送中に長尺紙2を少なくとも設定した長さL以上搬送した後に行ってもよいし、搬送終了後に行ってもよい。
その後、S306でRAM12に記憶したセンサレベルのデータ列をチェックし、センサレベルが閾値を下から上に越えた点を2つ(図11の(b)に示す点P1,P2に対応する)見つける。
さらに、S307でその2つの点P1,P2における搬送距離の差、すなわち2つの点P1とP2間の距離を算出して、ラベルピッチ(ぺージピッチ)LpとしてRAM12に記憶する。
この実施例によれば、常に長尺紙2を略ラベル2枚分だけ印刷せずに搬送してラベルピッチを検出するので、制御が簡単で早く検出でき、且つ従来の方法より無駄になるラベルを減らすことができる。
〔第4実施例〕
次に、図9と図12によってぺージピッチ検出方法の第4実施例を説明する。
この第4実施例は、前述した第1実施例から第3実施例のいずれかによる閾値の設定とラベルピッチの算出を、長尺紙2を図12に矢示Fで示す順方向に搬送した後、矢示Rで示す逆方向に同じ距離だけ搬送して元の位置に戻し、そのいずれかの搬送時、あるいは両方の搬送時に行うようにしたものである。
図9に示す処理を開始すると、S401〜S403では図6のS101〜S103と同じ処理を実行するので、その説明は省略する。
S404で選択されたモードを判別する。そして、モード1なら、S405へ進んで長尺紙2を順方向(矢示F方向)へ搬送しながら、第1実施例から第3実施例のいずれかの方法でラベルピッチ(ぺージピッチ)を算出して記憶し、S406で長尺紙2を順方向へ搬送した距離だけ逆方向(矢示R方向)へ搬送して処理を終了する。
モード2なら、S407へ進んで長尺紙2を設定値の2倍の長さ以上順方向(矢示F方向)へ搬送する。その後S408で長尺紙2を順方向へ搬送した距離だけ逆方向(矢示R方向)へ搬送しながら、第1実施例から第3実施例のいずれかの方法でラベルピッチを算出して記憶し、S406で長尺紙2を順方向へ搬送した距離だけ逆方向(矢示R方向)へ搬送して処理を終了する。
モード3の場合には、S409で長尺紙2を順方向(矢示F方向)へ搬送しながら、第1実施例から第3実施例のいずれかの方法でラベルピッチを算出し、S410で長尺紙2を順方向へ搬送した距離だけ逆方向(矢示R方向)へ搬送ながら、第1実施例から第3実施例のいずれかの方法でラベルピッチを算出する。そして、S411では算出した2つのラベルピッチの平均値をラベルピッチとしてRAM12に記憶して、処理を終了する。
この実施例によれば、長尺紙2を搬送した分だけ戻すので、ラベルの無駄がまったく発生しない。往復搬送時にそれぞれ閾値を設定してラベルピッチを算出し、その平均値をラベルピッチとすれば、ラベルのモードを選択できるようにしたが、その選択は図4に示した操作パネル14で、あるいはホストI/F13に接続されたホスト装置から行うことができる。あるいは、予め設定されたモードで、決められたラベルピッチ検出方法を実行するようにしてもよい。
なお、ラベルピッチ(ぺージピッチ)は、必ずしも物理的なラベルのピッチではなく、ラベル内の印刷に使用する領域の間隔であってもよい。
また、この発明は上述したような長尺の台紙上貼付されたラベルに印刷する場合に限らず、図13に示すように感熱紙等の長尺紙27に長手方向に間隔を置いてアイマーク28が印刷されており、その隣接するアイマーク28の間の長尺紙27自体を各ぺージの印刷領域としたり、図14に示すように長尺紙(タグ紙等)29の一側縁に所定の間隔で切欠き30が形成され、その隣接する切欠き30の間の長尺紙29自体を各ぺージの印刷領域として、長尺紙自体に印刷する場合にも同様に適用することができる。
これらの場合は、透過型あるいは反射型光電センサのセンサレベルの変化によってアイマーク28又は切欠き30を検知し、隣接する2つのアイマーク28又は切欠き30間に距離をぺージピッチLpとして検出する。
この発明は、台紙上に間隔を置いて配列された多数のラベルに、文字・記号やバーコードなどを印刷する各種のラベルプリンタ、および各種の長尺紙自体の各印刷領域に情報を印刷するプリンタにも利用でき、印刷に使用せずに無駄になるラベルや印刷領域を少なくして、資源の有効な利用とコスト低減に資するところ大である。また、オペレータに余分な手間をかけさせることもなくなる。
この発明によるぺージピッチ検出装置を備えたプリンタの一実施形態を示す機能ブロック図である。 この発明によるプリンタの要部のみを示す概略図である。 図2における長尺紙2と光電センサ6との配置関係を示す斜視図である。 図2に示したプリンタの制御部を含むブロック構成図である。 図3に示した長尺紙の長手方向に沿う拡大断面図とその搬送時におけるセンサレベルの変化とを対応させて示す図である。
この発明によるぺージピッチ検出方法の第1実施例の処理手順を示すフロー図である。 この発明によるぺージピッチ検出方法の第2実施例の処理手順を示すフロー図である。 この発明によるぺージピッチ検出方法の第3実施例の処理手順を示すフロー図である。 この発明によるぺージピッチ検出方法の第4実施例の処理手順を示すフロー図である。
この発明によるぺージピッチ検出方法の第1実施例と第2実施例の処理手順を説明するための図である。 この発明によるぺージピッチ検出方法の第3実施例の処理手順を説明するための図である。 この発明によるぺージピッチ検出方法の第4実施例の処理手順を説明するための図である。 この発明に使用する長尺紙の他の例を示す斜視図である。 この発明に使用する長尺紙のさらに他の例を示す斜視図である。 従来のページピッチ検出方法の処理手順を説明するための図である。
符号の説明
1:用紙ロール 2:長尺紙 3:ガイドコロ 4:プラテンローラ
5:サーマルヘッド 6:光電センサ 7:カッタ
8:用紙搬送部 10:CPU 11:ROM 12:RAM
13:ホスト・インタフェース 14:操作パネル 15:ヘッドドライバ
16:A/Dコンバータ 21:台紙 22:ラベル
A:制御手段 B:ページ長設定手段 C:長尺紙搬送手段
D:センサ手段 E:センサレベル記憶手段 F:閾値設定手段
G:ラベルピッチ検出手段 H:印刷手段

Claims (9)

  1. 長手方向に沿って多数のラベル又は印刷領域が間隔を置いて配列された長尺紙の搬送路に、その長尺紙の透過光量又は反射光量に応じた信号を出力する光電センサを配置し、前記長尺紙を搬送させる過程での前記光電センサの出力信号レベルであるセンサレベルを閾値と比較して、その比較結果に基づいて前記ラベル又は印刷領域の配列間隔であるぺージピッチを検出するぺージピッチ検出方法において、
    前記長尺紙を前記ラベル又は印刷領域の略1ぺージ分搬送し、その搬送中の前記センサレベルを前記長尺紙の搬送量と対応させて記憶し、
    その記憶したセンサレベルの値から前記閾値を設定し、
    前記記憶したセンサレベルが該閾値を越えた点とその時の前記搬送量の記憶値をチェックし、さらに前記長尺紙を、前記センサレベルが前記記憶したセンサレベルを含めて2回同じ方向から前記閾値を越えるまで搬送し、前記センサレベルが前記閾値を越えた2点間の前記長尺紙の搬送量を前記ぺージピッチとして検出することを特徴とするぺージピッチ検出方法。
  2. 前記長尺紙を前記ラベル又は印刷領域の略1ぺージ枚分搬送して一旦搬送を停止し、前記閾値を設定した後前記長尺紙の搬送を再開することを特徴とする請求項1記載のぺージピッチ検出方法。
  3. 前記長尺紙を前記ラベル又は印刷領域の略1ぺージ枚分搬送している間に前記閾値を設定し、そのまま前記長尺紙の搬送を続けることを特徴とする請求項1記載のぺージピッチ検出方法。
  4. 長手方向に沿って多数のラベル又は印刷領域が間隔を置いて配列された長尺紙の搬送路に、その長尺紙の透過光量又は反射光量に応じた信号を出力する光電センサを配置し、前記長尺紙を搬送させる過程での前記光電センサの出力信号レベルであるセンサレベルを閾値と比較して、その比較結果に基づいて前記ラベル又は印刷領域の配列間隔であるぺージピッチを検出するぺージピッチ検出方法において、
    前記長尺紙を前記ラベル又は印刷領域の略2ぺージ分搬送し、その搬送中の前記センサレベルを前記長尺紙の搬送量と対応させて記憶し、
    その記憶したセンサレベルの値から前記閾値を設定し、
    前記記憶したセンサレベルが該閾値を同じ方向から越えた2つの点とその各点における前記搬送量の記憶値をチェックし、該2つの点における前記搬送量の記憶値の差を前記ぺージピッチとして検出することを特徴とするぺージピッチ検出方法。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載のぺージピッチ検出方法において、前記長尺紙を順方向へ搬送した搬送量だけ逆方向へ搬送し、その少なくとも一方の搬送時に前記ぺージピッチを検出することを特徴とするぺージピッチ検出方法。
  6. 前記長尺紙の搬送量と対応させて記憶したセンサレベルの少なくとも最大値と最小値から所定の演算によって前記閾値を設定することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のぺージピッチ検出方法。
  7. 長手方向に沿って多数のラベル又は印刷領域が間隔を置いて配列された長尺紙を搬送する長尺紙搬送手段と、
    前記長尺紙の搬送路に設置され、該長尺紙の透過光量又は反射光量に応じた信号を出力する光電センサと、
    前記長尺紙の搬送中に、前記光電センサの出力信号レベルであるセンサレベルを前記長尺紙の搬送量と対応させて記憶するセンサレベル記憶手段と、
    前記ラベル又は印刷領域の略1ぺージ分の長さを設定するぺージ長設定手段と、
    該ぺージ長設定手段に設定された長さだけ上記長尺紙搬送手段が前記長尺紙を搬送する間に前記センサレベル記憶手段に記憶されたセンサレベルの値から閾値を設定する閾値設定手段と、
    その後の前記長尺紙の搬送中も含めて、前記センサレベル記憶手段に記憶されたセンサレベルが前記閾値を同じ方向から越えた2つの点をチェックし、その2点間の前記長尺紙の搬送量を前記台紙上のラベル又は印刷領域の配列間隔であるぺージピッチとして検出するぺージピッチ検出手段と
    を備えたことを特徴とするぺージピッチ検出装置。
  8. 前記閾値設定手段は、前記センサレベル記憶手段が前記長尺紙の搬送量と対応させて記憶したセンサレベルの少なくとも最大値と最小値から所定の演算によって前記閾値を設定することを特徴とする請求項7記載のぺージピッチ検出装置。
  9. 請求項7又は8記載のぺージピッチ検出装置と、該ぺージピッチ検出装置によって検出されたぺージピッチを認識して、前記長尺紙のラベル又は印刷領域に印刷する印刷手段とを備えたことを特徴とするプリンタ。

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