JPH06171798A - ラベル用紙検知装置 - Google Patents

ラベル用紙検知装置

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JPH06171798A
JPH06171798A JP33157592A JP33157592A JPH06171798A JP H06171798 A JPH06171798 A JP H06171798A JP 33157592 A JP33157592 A JP 33157592A JP 33157592 A JP33157592 A JP 33157592A JP H06171798 A JPH06171798 A JP H06171798A
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JP
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label paper
label
voltage value
light
paper
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JP33157592A
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English (en)
Inventor
Kenzo Ito
賢三 伊藤
Kenji Igarashi
健二 五十嵐
Kenji Kobayashi
健司 小林
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Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】用紙の種類の違いに係わらずセパレータ部分と
ラベル部分とを自動的に判別できるラベル用紙検知装
置。 【構成】受光素子PTに入力する光量データを記憶する
記憶手段と,記憶手段が記憶する記憶値と受光素子PT
に入力する光量データを比較する比較手段と,比較手段
により第1の光量データと第2の光量データを比較し第
2の光量データが第1の光量データよりも少ないときに
セパレータの存在を示す第1の出力信号を出力し,比較
手段により第2の光量データと第3の光量データを比較
し第3の光量データが第2の光量データよりも少ないと
きにラベル紙の存在を示す第2の出力信号を出力する制
御手段とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セパレータ上に貼付さ
れたラベル紙の位置を検知するラベル用紙検知装置に係
り、さらに詳しくはセパレータ上に一定間隔を置いて貼
付されている複数のダイカットラベル紙の位置を検知す
るラベル用紙検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ラベル用紙は、例えば、裏面に接着剤を
塗布されたA4判程度の大きさのダイカットラベル紙
(以下、単にラベル紙と称する)が、表面の平滑なセパ
レータ上に所定間隔を置いて剥脱自在に貼付・配設され
ている。
【0003】このようなラベル用紙に所定の印刷をプリ
ンタ等により正しく行うために、図7に示すような回路
の発光素子LEDと受光素子PTとをラベル用紙を挟ん
で互いに対向するように配設して、ラベル用紙を透過す
る光量の変化を検出してセパレータ上のラベル紙の位置
を検知している。
【0004】すなわち、ラベル用紙のラベル紙部分(以
下、単にラベル部分と言う)と、ラベル紙がないラベル
間隔部分すなわちセパレータ露出部分(以下、単にセパ
レータ部分と言う)とで変化する光量を電圧信号に変換
し、その電圧信号の変化を同図の検知回路で検出する。
【0005】同図の検知回路は、受光素子PTの出力電
圧(検知電圧)VI が、受光量の増減に対応して減増し
てコンパレータQ1 およびコンパレータQ2 の各反転入
力端子に入力し、一方、基準電圧VN1およびVN2が、コ
ンパレータQ1 およびコンパレータQ2 の各非反転入力
端子にそれぞれ入力するようになっている。コンパレー
タQ1 またはコンパレータQ2 は、入力される受光素子
PTの検知電圧VI が基準電圧VN1(またはVN2)以下
であるか否かに応じて出力をハイ(“H”)信号、又は
ロー(“L”)信号にする。上記の基準電圧VN1および
VN2は、連動スイッチS1 −S1 ′、または連動スイッ
チS2 −S2 ′の切り換えにより、4種類の電圧に設定
できるようになっている。
【0006】ところで、セパレータの厚さは種類により
様々であり、ラベル紙の厚さも種類により様々である。
このため、これらセパレータとラベル紙で作成されるラ
ベル用紙のラベル部分とセパレータ部分の厚さの差の程
度、したがって、これらの部分の透過光量に対応する受
光素子PTのそれぞれの検知電圧VI の差の程度もラベ
ル用紙の種類に応じて様々であり一定していない。
【0007】この為、基準電圧VN1、VN2を薄地なラベ
ル用紙に合わせて設定したままで、厚地なラベル用紙の
ラベル部分を検知しようとしても、厚地なラベル用紙は
ラベル部分もセパレータ部分も共に透過光量が少なく、
これらに対応する検知電圧V I はいずれの場合も設定さ
れている基準電圧VN1、VN2を越えてしまうため、ラベ
ル用紙の位置検出ができない。一方、基準電圧VN1、V
N2を厚地なラベル用紙用に設定したままで、薄地なラベ
ル用紙の検知を行った場合は、薄地なラベル用紙はラベ
ル部分もセパレータ部分も共に透過光量が多いから、こ
れらに対応する検知電圧VI はいずれの場合も基準電圧
VN1、VN2を下回ってしまうため、やはりラベル用紙の
位置検出ができない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このため、プリンタに
装着するラベル用紙の種類が変わる都度、セパレータ部
分の位置を検出するための基準電圧VN1と、ラベル部分
の位置を検出するための基準電圧VN2を、連動スイッチ
1 −S1 ′および連動スイッチS2 −S2 ′を切り換
え操作し、適切な基準電圧VN1およびVN2を設定して前
回の設定値を変更するということを行わなければならな
い。このため、手数がかかって極めて面倒であるという
問題があった。
【0009】また、面倒であるばかりでなく、上記基準
電圧VN1およびVN2の設定操作は手作業であるために誤
り易く、一旦設定操作を誤ると、ラベル紙の位置の検知
が不可能になり、誤作動を起こして大量の不良品を発生
する危険性がある。
【0010】本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてな
されたものであって、その目的とするところは、いかな
る種類(厚さ)のラベル用紙であっても、セパレータ部
分とラベル部分とを自動的に判別できるラベル位置検知
装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、セパレータの
上にラベル紙が貼付されたラベル用紙を移動させ、セパ
レータとラベル紙の位置をラベル用紙を挟んで対向する
発光素子と受光素子により検知するラベル用紙検知装置
に適用される。
【0012】本発明のラベル用紙検知装置は、上記受光
素子に入力する光量データを記憶する記憶手段と、該記
憶手段が記憶する記憶値と上記受光素子に入力する光量
データを比較する比較手段と、該比較手段により第1の
光量データと第2の光量データを比較し第2の光量デー
タが第1の光量データよりも少ないときに上記セパレー
タの存在を示す第1の出力信号を出力し、上記比較手段
により第2の光量データと第3の光量データを比較し第
3の光量データが第2の光量データよりも少ないときに
上記ラベル紙の存在を示す第2の出力信号を出力する制
御手段とで構成される。
【0013】
【作用】本発明のラベル用紙検知装置では、記憶手段
は、上記受光素子に入力する光量データを記憶する。比
較手段は、記憶手段が記憶する記憶値と上記受光素子に
入力する光量データを比較する。制御手段は、比較手段
により第1の光量データと第2の光量データを比較し第
2の光量データが第1の光量データよりも少ないときに
上記セパレータの存在を示す第1の出力信号を出力し、
上記比較手段により第2の光量データと第3の光量デー
タを比較し第3の光量データが第2の光量データよりも
少ないときに上記ラベル紙の存在を示す第2の出力信号
を出力する。
【0014】これにより、ラベル用紙の種類によって変
動する基準電圧値を、予めラベル用紙の種類毎に設定す
る必要がなく、いかなる種類(厚さ)のラベル用紙であ
っても、セパレータ部とラベル部とを自動的に検知する
ことができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら詳述する。図1は、一実施例のラベル用紙検知
回路の構成図である。同図において、検出回路1は、発
光素子LED、受光素子PT、抵抗R1、R2、CPU
(中央演算処理装置)2等から成る。
【0016】発光素子LEDは抵抗R1を介して電源電
圧Vcに接続され、抵抗R1を介して供給される電流に
より発光する。受光素子PT(ホトトランジスタ)は、
そのコレクタ(C)が抵抗R2を介して電源Vcに接続
され、発光素子LEDの光を受光すると、その受光量に
対応した電流を流す。すなわち、後述するように発光素
子LEDと受光素子PT間を通過するラベル紙の厚さに
対応した光量の光を受光素子PTへ照射し、この受光素
子PTへ入力する光の光量の増減に対応して、コレクタ
(C)の出力である検出信号電圧を減増する。上記受光
素子PTのコレクタ(C)は、CPU2の入力ポートI
0 に接続されている。この接続の場合光量が少ないほど
入力ポートI0 の電圧は高くなる。
【0017】CPU2は、ワンチップ・マイコン(マイ
クロコンピュータ)であり、プログラムが格納されたR
OM(リード・オンリ・メモリ)、受光素子PTから入
力ポートI0 に入力されるアナログ検出信号電圧をディ
ジタル電圧信号に変換するA/Dコンバータ(アナログ
/ディジタル変換器)、このディジタル変換された検出
信号電圧や任意のデータを記憶するRAM(ランダム・
アクセス・メモリ)、このRAMに記憶された検出信号
電圧とA/Dコンバータによりディジタル変換された検
出信号電圧とを比較する比較器等を内蔵する。そして、
CPU2は、上記ROMに格納されたプログラムに従っ
て装置全体を制御し、後述するように上記比較器による
比較結果に基づいて2種類の出力OUT1,OUT2を
“H”又は“L”とする。
【0018】図2は、上記検出回路1を制御部に用いた
画像形成装置の全体構成図であり、例としてLEDプリ
ンタの場合を示している。同図において、LEDプリン
タは、矢印方向に回動する感光体ドラム3、この感光体
ドラム3の周面近傍に順次配設され、感光体ドラム3の
感光面に初期帯電電荷を付与する帯電器4、この初期帯
電電荷を付与された感光体ドラム3の感光面に画像デー
タに基づく露光を行うLEDヘッド5、この露光により
感光体ドラム3の感光面に形成された静電潜像をトナー
像化する現像器6、このトナー像を用紙Pに転写する転
写器7、この転写後に感光体ドラム3の感光面に残留す
るトナーを除去するクリーナ8等からなる画像形成部
と、給紙カセット10に収納された用紙Pを搬出する給
紙コロ11、用紙Pを1枚毎に分離する捌き部材12、
用紙Pの搬出端を給紙コロ11の搬出面へ向けて付勢す
る付勢部材13、搬出された用紙P又は後述するラベル
用紙を搬送方向へ導くガイド板14、ガイド板14に沿
って搬出される用紙P又は後述するラベル用紙P′を印
字タイミングに合わせて待機させる待機ロール15等か
らなる用紙搬出部と、画像形成部から送出される画像転
写後の用紙P等の搬送をガイドするガイド板17、この
ガイド板17により搬送される用紙P等のトナー像を用
紙上に定着させる定着部18、トナー像が定着された用
紙P等を排紙方向へ導くガイド部材19、このガイド部
材19を通過してくる用紙P等を排紙する排紙ロール2
0、この排紙ロール20により排紙される用紙P等を収
納するトレー21よりなる。また、LEDプリンタの下
方にはオプションである給紙ユニット22が設けられて
いる。給紙ユニット22には、図3に示すように、セパ
レータ31と、このセパレータ31上に所定間隔で貼付
されたラベル紙32とからなるラベル用紙P′が、供給
ロール23に設けられている。また、このラベル用紙
P′は供給ロール23に巻装され、繰り出しロール対2
5が回転することにより、供給ロール23からラベル用
紙P′が繰り出される。供給ロール23から繰り出され
たラベル用紙P′は、前述の図1で説明した構成の発光
素子LED、受光素子PT等から成る検出部26、及び
カッター27を通過してガイド板14に導かれ、上述の
画像形成部へ送られる。
【0019】一方、検出部26を構成する発光素子LE
Dと受光素子PTは、図4に示すように、繰り出しロー
ル対25により繰り出されたラベル用紙P′を表裏から
挟む位置に互いに対向して配設され、ラベル用紙P′の
通過を検出する。具体的には、ラベル用紙P′の先端
(セパレータ31の先端)、ラベル紙32の先端、及び
後端、ラベル用紙P′の後端、用紙切れ等を検出する。
このようにして検出されたデータはラベル紙32に対す
る印字位置や、ラベル用紙P′のカット位置の制御に用
いられる。
【0020】尚、ラベル用紙P′が画像形成部に送ら
れ、印字データに従った画像が形成された後、定着部1
8で熱定着処理が行われ、送りロール27a、27b
(図2)により巻取ロール24に巻き取られる。
【0021】上記検出部26の受光素子PTにより検知
された光量に対応して出力されるアナログ電圧は、前述
のようにCPU2の入力ポートI0 へ出力され、ディジ
タル電圧値に変換される。例えば図5に示すように、ラ
ベル用紙P′の厚さに応じた電圧V1 、V2 、V3 、V
4 等に変換される。なお、電圧V1 〜V4 の光量データ
はV1 >V2 >V3 >V4 である。
【0022】同図は、薄地なラベル用紙Pa のラベル部
分34−2の透過光量が、厚地なラベル用紙Pbのセパ
レータ部分35−1の透過光量より大きい、すなわち薄
地なラベル用紙Pa のラベル部分34−2の透過光量に
対応する電圧V2 が、厚地なラベル用紙Pbのセパレー
タ部分35−1の透過光量に対応する電圧V3 より小さ
いことを示している。
【0023】このような場合、従来では、厚地なラベル
用紙Pbのセパレータ部分35−1を検知するための基
準電圧は、同図に示す電圧V2 と電圧V3 の間の極めて
狭い範囲の中で設定される。しかし、本実施例ではその
ような作業をする必要が全くない。
【0024】以下、本実施例の処理動作を図6に示すフ
ローチャートに従って説明する。尚、この処理では、図
4に示すラベル用紙P′が、図3に示すようにロール状
になって、図2に示す給紙ユニット22から繰り出され
るものとし、従って図4に示すラベル用紙P′の移動方
向(矢印A方向)は下から上への方向となる。また、こ
の処理では、CPU2はその入力ポートI0 に入力する
受光素子PTからの検知電圧をディジタルの検出電圧値
I (例えば図5に示すV1 、V2 ,V3 、V 4 )に変
換する。
【0025】先ず、前述の如く繰り出しロール25を駆
動することにより、供給ロール23を回動し、ラベル用
紙Pを画像形成部に向けて供給する。ここで、受光素子
PTは、発行素子LEDの発行を受光するが、図2に示
す検出部26の位置にラベル用紙P′(セパレータ3
1)が到達しない期間(例えば図5に示す期間t0 )、
裸光に対応したほぼグランド(GND)レベルの検出電
圧値V0 がCPU2へ出力され、この電圧値がメモリ
(RAM)に格納される(ステップS1)。
【0026】その後、CPU2は、入力ポートI0 に新
たに入力する電圧値と、メモリに記憶された上述の電圧
値V0 とを比較し、入力ポートI0 の電圧値がメモリの
電圧値V0 より大きいか否か判断する(ステップS
2)。そして、入力する電圧値がメモリの電圧値V0
り大きくない、すなわちほぼ等しい場合(例えば図5に
示す期間t0 )は上記ステップS2の判断を繰り返す
が、ラベル用紙P′が検出部26に達し、発行素子LE
Dからの光がラベル用紙P′で遮られると入力ポートI
0 への電圧値がメモリの電圧値V0 より大きくなる。す
なわち、図5の時刻t 1 において薄地のラベル用紙Pa
のセパレータ部分34−1が検出部26に到達し、入力
ポートI0 の電圧値がセパレータ部分34−1の透過光
に対応する電圧値V1 になると(ステップS2がY)、
CPU2は第1の出力信号である出力ポートO1 の出力
を“H”にする(ステップS3)。この処理により、ラ
ベル用紙P′の先端部の位置が検知されたことになる。
また、上記検出した入力ポートI 0 の電圧値V1 はメモ
リに格納される(ステップS4)さらに、ラベル用紙
P′が給送され、入力ポートI0 へ入力する電圧値と、
メモリに記憶された電圧値V1 とを比較し、入力ポート
0 の電圧値がメモリの電圧値V1 より大きいか否か判
断する(ステップS5)。そして、入力ポートI0の電
圧値がメモリの電圧値V1 より大きくない、すなわちほ
ぼ等しい場合(例えば図5に示す時刻t1 から時刻t2
の期間)は上記ステップS5の判断処理を繰り返すが、
入力ポートI0 の電圧値がメモリの電圧値V1 より大き
くなった時、すなわち図5の時刻t2 になると、ラベル
部分34−2の先端部が検出部26に到達し、入力ポー
トI0 への電圧値がラベル部分34−2の透過光に対応
する電圧値V2 になり、第2の検出信号である出力OU
T2が“H”になる(ステップS5がY、ステップS
6)。すなわち、これによってラベル部分34−2の先
端部の位置が判断され、ラベル部分34−2への印字タ
イミングの基準信号となる。また、上記検出した入力ポ
ートI0 の電圧V2 をメモリに格納する(ステップS
7)。この処理により、例えば図5に示すセパレータ部
分34−1に対応する電圧値V1 に代ってラベル部分3
4−2に対応する電圧値V2 がメモリに記憶される。
【0027】次に、ラベル用紙P′の搬送に伴って、引
き続き入力する入力ポートI0 の電圧値と、メモリに記
憶された電圧値V2 とを比較し、入力ポートI0 へ入力
する電圧値がメモリに記憶された電圧値V2 より小さい
か否か判断する(ステップS8)。この判断で、入力ポ
ートI0 へ入力する電圧値がメモリに記憶された電圧値
2 より小さくない、すなわちほぼ等しい場合(例えば
図5に示す時刻t2 から時刻t3 の期間)は上記ステッ
プS8の判断を繰り返すが、入力ポートI0 の電圧値が
メモリの電圧値V2 より小さくなった時、出力ポートO
2 の出力OUT2を“L”にする(ステップS9)。こ
の処理により、例えば図5の時刻t3 においてラベル部
分34−2の後端部が検出部26を通過し、入力ポート
0 の電圧値がセパレータ部分34−1′の透過光に対
応する電圧値V1 に低下する。これによって、ラベル紙
32の後端部の位置が検知される。また、上記検出した
入力ポートI0 の電圧値V1 を電圧値V2 に代えてメモ
リに格納する(ステップS10)。
【0028】尚、上記出力OUT2の“H”から“L”
までの時間、すなわち図5に示す時刻t2 から時刻t3
の期間をカウンタ等により計数することにより、1枚の
ラベル紙32のサイズ又は繰り出し速度を正しく知るこ
とができる。
【0029】次に、ラベル用紙P′の搬送に伴って、引
き続き入力する入力ポートI0 の電圧値と、メモリに記
憶された電圧値V1 とを比較し、入力ポートI0 の電圧
値がメモリの電圧値V1 より小さいか否か判断し(ステ
ップS11)、小さくなければ(ステップS11が
N)、入力ポートI0 の電圧値がメモリの電圧値V1
り大きいか否か判断する(ステップS13)。ここで、
ステップS11の判断で小さくなく、且つステップS1
3の判別で大きくない場合は、入力ポートI0 の電圧値
はメモリの電圧値V1 に等しい場合であり、この場合
は、例えば図5に示す時刻t3 から時刻t4 の期間のセ
パレータ部分を検出している場合である。そして、この
場合は、ステップS11に戻って上述判断を繰り返す。
【0030】一方、上記ステップS13の判断で、入力
ポートI0 の電圧値がメモリの電圧値V1 より大きい場
合は、前述のステップS6に移行する。この時は、図5
のt 4 において、次に続くラベル部分34−2の先頭部
を検出した場合である。
【0031】すなわち、ラベル用紙P′(セパレータ3
1)にラベル紙32が貼着されている間、上述のステッ
プS6〜S11、S13が繰り返される。この繰り返し
処理において、上記第2の出力信号であるOUT2の
“L”の回数を計数して、図2において所定枚数のラベ
ル紙32の印字が終了したときのカッター25によるカ
ット動作のタイミングの基準信号とする。
【0032】一方、上記ステップS11の判別で、入力
ポートI0 の電圧値がメモリの電圧値V1 より小さい場
合は、出力OUT1を“L”にする(ステップS1
2)。これにより、図5の時刻t4 において、セパレー
タ部分34−1′が終了した場合は、直前までのセパレ
ータ部分の透過光が裸光となったことに対応する電圧V
0が検出され、これにより出力OUT1が“L”にして
ラベル用紙の終了が検知される。したがって、この場合
はステップS1に戻る。
【0033】尚、上述の説明では図5に示す薄地のラベ
ル用紙Pa の場合について説明したが、厚地のラベル用
紙Pbの場合でも同様であり、検出される電圧値として
1、V2 が、電圧値V3 、V4 となるのみであり、動
作は薄地のラベル用紙Pa の場合と全く同様である。
【0034】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、いかなる種類(厚さ)のラベル用紙であっても、
電圧の変化点の電圧値を記憶し、この記憶した電圧値と
その後の電圧値とを比較するだけで、セパレータの先
端、ラベル紙の先端、ラベル紙の後端、セパレータ後端
等を自動的に検知することができるので、ラベル用紙の
種類によって様々に異なる基準電圧値をラベル用紙の種
類毎に予め設定する必要がなくなり、このため手数が省
けて作業能率が向上する。
【0035】また、手作業による基準電圧値の設定が不
要となるため、手作業に起因する誤りの発生を防止で
き、これによって検知作業の誤作動による大量の不良品
発生等の危険性を解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例に係わる検出部の構成を示す図であ
る。
【図2】一実施例に係わる検出部を備えた画像形成装置
の全体構成図である。
【図3】ロール状に形成されたラベル用紙を示す図であ
る。
【図4】検出部によるラベル位置検出方法を説明する図
である。
【図5】ラベル用紙の厚さと入力ポートに入力する電圧
との関係を示す図である。
【図6】検出部の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図7】従来のラベル位置検出回路の構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 検出部 2 CPU(中央演算処理装置) 3 感光体ドラム 4 帯電器 5 LEDヘッド 6 現像器 7 転写器 8 クリーナ 10 給紙カセット 11 給紙コロ 12 捌き部材 13 付勢部材 14 ガイド板 15 待機ロール 17 搬送部 18 定着部 19 ガイド部材 20 排紙ロール 21 トレー部 22 給紙ユニット 23 供給ロール 25 繰り出しロール対 26 検出部 27 カッター 30 ラベル用紙 31 セパレータ 32 ラベル紙 P 用紙 LED 発光素子 PT 受光素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 健司 東京都東大和市桜が丘2丁目229 番地 カシオ電子工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セパレータの上にラベル紙が貼付された
    ラベル用紙を移動させ、前記セパレータと前記ラベル紙
    の位置を前記ラベル用紙を挟んで対向する発光素子と受
    光素子により検知するラベル用紙検知装置において、 前記受光素子に入力する光量データを記憶する記憶手段
    と、 該記憶手段が記憶する記憶値と前記受光素子に入力する
    光量データを比較する比較手段と、 該比較手段により第1の光量データと第2の光量データ
    を比較し前記第2の光量データが前記第1の光量データ
    よりも少ない時に前記セパレータの存在を示す第1の出
    力信号を出力し、前記比較手段により第2の光量データ
    と第3の光量データを比較し前記第3の光量データが前
    記第2の光量データよりも少ない時に前記ラベル紙の存
    在を示す第2の出力信号を出力する制御手段と、 を有することを特徴とするラベル用紙検知装置。
JP33157592A 1992-12-11 1992-12-11 ラベル用紙検知装置 Pending JPH06171798A (ja)

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JP33157592A JPH06171798A (ja) 1992-12-11 1992-12-11 ラベル用紙検知装置

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