JP6480284B2 - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

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Description

本発明は画像形成装置及び画像形成方法に関し、ラベル紙の搬送を制御するための該ラベル紙の位置検出手段に光学センサを用い、該光学センサの駆動タイミングを制御する画像形成装置に適用して好適なものである。
従来、画像形成装置においては、媒体の搬送位置の検出や書き出し位置の特定のために透過型センサや反射型センサ等の光学センサを使用しており、光学センサにおける検出結果を基準として、検出後に媒体を規定量だけ搬送して印刷等の各種処理を開始している。このような光学センサは、センサ素子の発光特性や受光特性のばらつきや経年変化による発光量の低下が発生する。それに対し、媒体を安定して検出するために光学センサにおけるスライスレベルの調整を行う装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特開平04−085241号公報
しかしながら、経年変化による光学センサの発光量の低下をスライスレベルの調整により補償しても限界があり、光学センサを定期的に交換する必要があったため、光学センサの長寿命化が望まれている。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、光学センサを長寿命化し得る画像形成装置を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明の画像形成装置においては、長尺状の台紙の長手方向に沿って所定のギャップ長を有するギャップを空けて複数枚のラベルを仮着することによって形成されたラベル紙を搬送路に繰り出して給紙する供給部と、ラベル紙を搬送する搬送部材と、搬送路に配置され、搬送部材で搬送されたラベル紙に検出光を出射し、ラベル紙上のラベルの位置を検出する検出手段と、検出手段よりも搬送方向の下流側に配置され、検出手段で検出したラベルに画像を形成する画像形成部と、搬送部材、検出手段及び画像形成部を制御する制御部とを備えた画像形成装置において、制御部は、検出手段にラベルの搬送方向の先端であるラベル先端を検出させることによりラベルの位置を検出させ、検出手段がラベル先端を検出する位置にラベル紙がある場合、検出光を常時出射する発光動作を行うよう検出手段を制御し、検出手段がラベル先端を検出しない位置にラベル紙がある場合、検出光を間欠的に出射する間欠発光動作を行うよう検出手段を制御するようにした。
また本発明の画像形成方法においては、長尺状の台紙の長手方向に沿って所定のギャップ長を有するギャップを空けて複数枚のラベルを仮着することによって形成されたラベル紙を所定の供給手段により搬送路に繰り出して給紙する供給ステップと、ラベル紙を所定の搬送手段により搬送する搬送ステップと、搬送路に配置された所定の検出手段により、搬送手段で搬送されたラベル紙に検出光を出射し、ラベル紙上のラベルの位置を検出する検出ステップと、検出手段よりも搬送方向の下流側に配置された所定の画像形成手段により、検出手段で検出したラベルに画像を形成する画像形成ステップと、所定の制御手段により、検出手段にラベルの搬送方向の先端であるラベル先端を検出させることによりラベルの位置を検出させ、検出手段がラベル先端を検出する位置にラベル紙がある場合、検出光を常時出射する常時発光動作を行うよう検出手段を制御し、検出手段がラベル先端を検出しない位置にラベル紙がある場合、検出光を間欠的に出射する間欠発光動作を行うよう検出手段を制御する制御ステップとを設けるようにした。
これにより本発明は、ラベルを高精度に検出する必要がある領域では常時発光動作にする一方、ラベルを高精度に検出する必要がない領域では発光間隔を長くすることにより、単位時間当たりの発光時間を削減できる。
本発明によれば、ラベルを高精度に検出する必要がある領域では常時発光動作にする一方、ラベルを高精度に検出する必要がない領域では発光間隔を長くすることにより、単位時間当たりの発光時間を削減できる。かくして本発明は、センサを長寿命化し得る画像形成装置及び画像形成方法を実現できる。
画像形成装置の構成(1)を示す左側面図である。 画像形成装置の構成(2)を示すブロック図である。 ラベル紙の構成を示し、(A)は側面図、(B)は仮着面側の図、(C)はラベル裏面側の図である。 ラベル長ギャップ長測定処理手順を示すフローチャートである。 オートカッタセンサ駆動制御処理手順を示すフローチャートである。 画像形成部センサ駆動制御処理手順を示すフローチャートである。 画像形成装置の機能構成を示すブロック図である。
以下、発明を実施するための形態(以下実施の形態とする)について、図面を用いて説明する。
[1.実施の形態]
[1−1.画像形成装置の構成]
図1に示すように画像形成装置1は、画像形成部10、フィーダ部12及び定着部14を有しており、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)16が設けられている。CPU16は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスクドライブやフラッシュメモリ等でなる記憶部から所定のプログラムを読み出して実行することにより、各部を制御して画像形成装置1を統轄制御する。
フィーダ部12は、画像形成装置1における下部分に設けられ、給紙ローラ30、搬送ローラ32、オートカッタセンサ34及びオートカッタ36を有し、長尺のラベル紙20を内蔵している。ラベル紙20は、図3に示す長尺の台紙22がロール状に巻かれており、該台紙22における一面側である仮着面22Aに、該台紙22の長手方向に沿う所定の長さを有するギャップ24を空けて、略正方形の複数枚のラベル26が該台紙22の搬送方向dfである長手方向に沿って等間隔で並ぶよう仮着されている。台紙22の仮着面22Aとは反対の他面側であるラベル裏面22Bには、仮着面22Aに仮着された複数のラベル26それぞれの搬送方向先端部に、ラベル先端を示すブラックマーク28が予め印刷されている。これによりブラックマーク28は、該ブラックマーク28が印刷されたラベル裏面22Bとは反対の面の仮着面22Aに仮着されたラベル26の位置を示している。以下では、ラベル26の搬送方向dfに沿う長さをラベル長LLとも呼び、隣り合うラベル26の間の搬送方向dfに沿う間隔、すなわちギャップ24の搬送方向dfに沿う長さをギャップ長LGとも呼ぶ。
給紙ローラ30及び搬送ローラ32(図1)は、ラベル紙20の搬送路に設けられており、ラベル紙20を挟持して回転することにより、該ラベル紙20を画像形成部10へ搬送する。
切断機構センサとしてのオートカッタセンサ34は、オートカッタ36の搬送方向上流側に設けられた、例えばLED(Light Emitting Diode)の光学センサであり、オートカッタ透過型センサ34T及びオートカッタ反射型センサ34Rにより構成され、ラベル紙20におけるラベル26、台紙22及びブラックマーク28を識別する。オートカッタ透過型センサ34Tは、ラベル紙20における仮着面22A側に配された発光部から所定の検出対象点へ向けて検出光を照射してラベル裏面22B側に配された受光部で該検出光がラベル紙20を透過した透過光を受光することにより、ラベル26と台紙22との光の透過率の差に基づきラベル26及び台紙22を検出し、検出結果をCPU16へ送出する。オートカッタ反射型センサ34Rは、ラベル紙20におけるラベル裏面22B側に配された発光部から所定の検出対象点へ向けて検出光を照射して該ラベル裏面22B側に配された受光部で該検出光がラベル紙20で反射した反射光を受光することにより、台紙22とブラックマーク28との光の反射率の差に基づきラベル26を検出し、検出結果をCPU16へ送出する。またオートカッタセンサ34は、CPU16の制御に基づき、検出光を常時出射する常時発光動作を行う常時駆動状態と、検出光を間欠的に出射する間欠発光動作を行う間欠駆動状態とに切り替わる。
切断機構としてのオートカッタ36は、オートカッタセンサ34の搬送方向下流側に設けられており、CPU16の制御に基づき、ラベル紙20におけるギャップ24を、該ラベル紙20の搬送方向dfに直交する幅方向に沿って切断することにより、ラベル紙20を、1個のラベル26及び該ラベル26に対応した台紙22である個別ラベル紙毎に分割する。このときCPU16は、オートカッタセンサ34の検出結果に基づいてタイミング及び位置を合わせて切断位置を設定し、オートカッタ36を制御する。すなわちCPU16は、オートカッタセンサ34によりラベル26の搬送方向先端を検出した時点を基準として、該時点から規定量だけ該ラベル紙20が搬送されたタイミングを、該ラベル26に対応したギャップ24を切断するタイミングとしてオートカッタ36に設定する。分割された個別ラベル紙は、搬送ローラ33により画像形成部10に供給される。
画像形成部センサ40は、画像形成部10の搬送方向上流側に設けられ、オートカッタセンサ34と同様に例えばLEDの光学センサであり、それぞれオートカッタ透過型センサ34T及びオートカッタ反射型センサ34Rと同様に構成された画像形成部透過型センサ40T及び画像形成部反射型センサ40Rにより構成されている。また画像形成部センサ40は、CPU16の制御に基づき、検出光を常時出射する常時発光動作を行う常時駆動状態と、検出光を間欠的に出射する間欠発光動作を行う間欠駆動状態とに切り替わる。
画像形成部10は、画像形成装置1における上部分に設けられ、CPU16の制御に基づき、トナー像を個別ラベル紙のラベル26に形成することにより画像形成を行う。このときCPU16は、画像形成部センサ40の検出結果に基づいてタイミング及び位置を合わせてラベル26において画像を形成する位置を設定し、画像形成部10を制御する。トナー像が形成された個別ラベル紙は、搬送方向dfの下流に搬送され、定着部14を通過する。
定着部14は、ヒータ42を内蔵したヒートローラ44と、個別ラベル紙を該ヒートローラ44に押圧する定着ベルト46とにより構成されている。定着部14は、ヒートローラ44と定着ベルト46間に個別ラベル紙を挟み込み熱でトナーを溶融させると共に該トナーを加圧することにより、トナー像を個別ラベル紙に定着させる。排出ローラ48は、トナー像が定着した個別ラベル紙を搬送し画像形成装置1の外部へ排出する。
このように画像形成装置1は、オートカッタセンサ34の検出結果に基づきラベル紙20における適切な位置でオートカッタ36においてギャップ24を切断すると共に、画像形成部センサ40の検出結果に基づき個別ラベル紙における適切な位置で画像形成部10においてラベル26に画像を形成する。
図2に示すようにCPU16は、パーソナルコンピュータ等の上位装置50から印刷データを印刷データインタフェース52により受信し、画像形成制御部54において該印刷データを画像データに変換する。またCPU16は、ラベル紙20を搬送させる際には、給紙ローラ30を駆動する給紙モータ58と、搬送ローラ32及び33を駆動する搬送モータ60と、排出ローラ48を駆動する排出モータ62とのそれぞれを、モータ制御部56において制御して該ラベル紙20を搬送させると共に、オートカッタセンサ34及び画像形成部センサ40により該ラベル紙20の搬送状態を監視する。またCPU16は、ヒータ制御部68において定着部14のヒータ42の温度を制御し、ヒートローラ44を駆動するヒートローラモータ70の回転をモータ制御部56において制御する。これによりCPU16は、ヒータ42の温度が適切な値へ到達した後にモータ制御部56において給紙モータ58及び搬送モータ60を制御し、ラベル紙20の搬送を開始する。
オートカッタ制御部64は、オートカッタセンサ34の検出結果を監視し、予め設定された切断位置にラベル紙20が到達した時点でカッタモータ66を駆動してオートカッタ36によりラベル紙20を切断する。画像形成制御部54は、画像形成部センサ40の検出結果を監視し、個別ラベル紙を検出したとの検出結果を取得すると、画像データを画像形成部10へ転送し、個別ラベル紙におけるラベル26上にトナー像を形成する。CPU16は、モータ制御部56においてヒートローラモータ70を制御することにより、トナー像が形成された個別ラベル紙を搬送方向dfの下流に搬送して定着部14を制御し該トナー像を定着させ、モータ制御部56において排出モータ62を制御することにより、該個別ラベル紙を搬送方向dfの下流にさらに搬送し画像形成装置1から搬出する。
設定情報記憶部72は、使用されるラベル紙20の種類やサイズ等の情報や、切断位置の設定値等を記憶しており、必要に応じてCPU16により情報を読み出されると共に、書き込まれる。
[1−2.ラベル長ギャップ長測定処理手順]
画像形成装置1によるラベル長ギャップ長測定処理の具体的な処理手順について、図4のフローチャートを用いて説明する。画像形成装置1のユーザにより電源が投入されると、CPU16はROMからラベル長ギャップ長測定処理プログラムを読み出して実行することによりラベル長ギャップ長測定処理手順RT1を開始し、ステップSP1へ移る。
ステップSP1においてCPU16は、印刷データインタフェース52により上位装置50から印刷データを受信するまで待ち受け、ステップSP2へ移り、オートカッタセンサ34を発光させる、すなわち常時駆動状態で駆動を開始させ、ステップSP3へ移る。この常時駆動状態においてオートカッタセンサ34は、オートカッタ透過型センサ34T及びオートカッタ反射型センサ34Rそれぞれから検出光を出射し続ける状態となる。ステップSP3においてCPU16は、後述する測定時ラベル長LL1及び測定時ギャップ長LG1を測定した回数を示すラベル測定回数CLを0回に初期化し、ステップSP4へ移り、モータ制御部56において給紙モータ58、搬送モータ60及び排出モータ62を制御することによりそれぞれ給紙ローラ30、搬送ローラ32及び33並びに排出ローラ48を駆動してラベル紙20の搬送を開始し、ステップSP5へ移る。
ステップSP5においてCPU16は、オートカッタセンサ34によりラベル紙20におけるラベル26の搬送方向先端であるラベル先端Lf(図3)を検出するまで待ち受け、ステップSP6へ移り、ラベル長LLの測定を開始し、ステップSP7へ移る。ステップSP7においてCPU16は、オートカッタセンサ34によりラベル紙20におけるラベル26の搬送方向後端であるラベル後端Le(図3)、すなわちラベル紙20における該ラベル26の搬送方向後方側に隣接するギャップ24の搬送方向先端であるギャップ先端Gf(図3)を検出したか否かを判定する。ここで否定結果が得られると、このことは、オートカッタセンサ34はまだラベル26を検出していることを表し、このときCPU16はステップSP6へ移り、ラベル長LLの測定を継続する。一方ステップSP7において肯定結果が得られると、このことは、ラベル後端Leを検出したことを表し、このときCPU16はステップSP8へ移る。ステップSP8においてCPU16は、ラベル長LLの測定を終了し、ラベル先端Lfからラベル後端Leまでの長さであるラベル長LLを測定時ラベル長LL1として設定情報記憶部72に記憶し、ステップSP9へ移る。以下ではラベル先端Lf及びギャップ後端Geをラベル先端境界Bf(図3)とも呼び、ラベル後端Le及びギャップ先端Gfをラベル後端境界Be(図3)とも呼ぶ。
ステップSP9においてCPU16は、ギャップ長LGの測定を開始し、ステップSP10へ移る。ステップSP10においてCPU16は、オートカッタセンサ34によりラベル紙20におけるギャップ24の搬送方向後端であるギャップ後端Ge、すなわちラベル紙20における該ギャップ24の搬送方向後方側に隣接するラベル26のラベル先端Lfを検出したか否かを判定する。ここで否定結果が得られると、このことは、オートカッタセンサ34はまだギャップ24を検出していることを表し、このときCPU16はステップSP9へ移り、ギャップ長LGの測定を継続する。一方ステップSP10において肯定結果が得られると、このことは、ギャップ後端Geを検出したことを表し、このときCPU16はステップSP11へ移る。ステップSP11においてCPU16は、ギャップ長LGの測定を終了し、ギャップ先端Gfからギャップ後端Geまでの長さであるギャップ長LGを測定時ギャップ長LG1として設定情報記憶部72に記憶し、ステップSP12へ移る。
ステップSP12においてCPU16は、ラベル測定回数CLを1だけ加算し、ステップSP13へ移る。ステップSP13においてCPU16は、ラベル測定回数CLが3回であるか否かを判定する。ここで否定結果が得られると、このことは、測定時ラベル長LL1及び測定時ギャップ長LG1の測定がまだ3回に達していないことを表し、このときCPU16はステップSP6へ戻り、搬送方向後方側に位置するラベル26について、ラベル長LLの測定を開始する。一方ステップSP13において肯定結果が得られると、このことは、ラベル長LL及びギャップ長LGの測定が3回に達したことを表し、このときCPU16はステップSP14へ移る。
ステップSP14においてCPU16は、設定情報記憶部72に記憶した3枚分の測定時ラベル長LL1の平均値を算出し、基準ラベル長SLLとして該設定情報記憶部72に記憶し、ステップSP15へ移る。ステップSP15においてCPU16は、設定情報記憶部72に記憶した3箇所分の測定時ギャップ長LG1の平均値を算出し、基準ギャップ長SLGとして該設定情報記憶部72に記憶し、ステップSP15へ移りラベル長ギャップ長測定処理手順RT1を終了する。
このようにCPU16は、印刷を開始すると、搬送方向dfの先頭から3組分のラベル26及びギャップ24の測定時ラベル長LL1及び測定時ギャップ長LG1を測定し、それらの平均値を算出して基準ラベル長SLL及び基準ギャップ長SLGとして設定情報記憶部72に記憶する。
[1−3.オートカッタセンサ駆動制御処理手順]
画像形成装置1によるオートカッタセンサ駆動制御処理の具体的な処理手順について、図5のフローチャートを用いて説明する。ラベル長ギャップ長測定処理手順RT1が終了すると、CPU16はROMからオートカッタセンサ駆動制御処理プログラムを読み出して実行することによりオートカッタセンサ駆動制御処理手順RT2を開始し、ステップSP21へ移る。この状態においてCPU16は、オートカッタセンサ34を常時駆動状態で駆動していると共に、ラベル紙20の搬送を継続している。
ステップSP21においてCPU16は、基準ラベル長SLLに対してオートカッタセンサ駆動制御処理手順RT2において測定されたラベル26のラベル長LLの誤差が大きい、すなわち許容誤差を超えたラベル26が存在したことを示す誤差フラグをオフに初期化し、ステップSP22へ移る。ステップSP22においてCPU16は、ラベル長ギャップ長測定処理手順RT1におけるSP5乃至SP11と同様の処理を行うことにより、印刷を開始してから4組目のラベル26のラベル長LLと、該ラベル26の搬送方向後方側に隣接するギャップ24のギャップ長LGとを検出するまで待ち受け、それぞれ検出時ラベル長LL2及び検出時ギャップ長LG2として設定情報記憶部72に記憶し、ステップSP23へ移る。
ステップSP23においてCPU16は、オートカッタセンサ34によりラベル紙20におけるラベル26のラベル先端Lfを検出するまで待ち受け、ステップSP24へ移り、検出時ラベル長LL2と基準ラベル長SLLとの誤差が許容誤差以下であるか否かを判定する。ここで、許容誤差とは、基準ラベル長SLLに対する検出時ラベル長LL2の誤差をどの程度まで許容するかを示すものであり、基準ラベル長SLLと検出時ラベル長LL2との誤差が許容誤差以下であるか又は許容誤差を超えたかにより、後述する画像形成部センサ駆動制御処理手順RT3において異なる処理が行われる。本実施の形態において許容誤差は1%に設定されている。ここで肯定結果が得られると、このことは大きさの誤差が大きいラベル26が搬送されているか、又はラベル紙20が滑りやすい材質で搬送誤差が大きいことを表し、このときCPU16はステップSP25へ移り、誤差フラグをオンにし、ステップSP26へ移る。一方ステップSP24において否定結果が得られると、このことはラベル26の大きさが許容誤差以下であったことを表し、このときCPU16はステップSP26へ移る。
ステップSP26においてCPU16は、ステップSP23において検出したラベル先端Lfから、ラベル紙20をオートカッタセンサ先端マージンの距離だけ搬送するまで待ち受け、ラベル紙20の搬送を継続してステップSP27へ移り、オートカッタセンサ34を間欠駆動状態に切り替え、ステップSP28へ移る。ここで、オートカッタセンサ先端マージンとは、常時駆動状態のオートカッタセンサ34の検出対象点がラベル先端Lfを通過してから該オートカッタセンサ34が間欠駆動状態へ切り替わるまでの搬送方向dfに沿った距離である。本実施の形態においてオートカッタセンサ先端マージンは、基準ラベル長SLLの10%に設定されている。この間欠駆動状態においてオートカッタセンサ34は、オートカッタ透過型センサ34T及びオートカッタ反射型センサ34Rそれぞれから所定の一定周期でオンオフを繰り返し間欠的に出射し続ける状態となる。
ステップSP28においてCPU16は、現在のオートカッタセンサ34の検出対象点から、現在オートカッタセンサ34において検出される位置を通過しているラベル26の搬送方向後方側に隣接するギャップ24のギャップ先端Gfまでの距離が、オートカッタセンサ後端マージンの距離以下になるまで待ち受け、ラベル紙20の搬送を継続してステップSP29へ移り、オートカッタセンサ34を常時駆動状態に切り替え、ステップSP30へ移る。ここで、オートカッタセンサ後端マージンとは、間欠駆動状態のオートカッタセンサ34が常時駆動状態へ切り替わってから該オートカッタセンサ34の検出対象点がラベル後端Leを通過するまでの搬送方向dfに沿った距離である。本実施の形態においてオートカッタセンサ後端マージンは、オートカッタセンサ先端マージンと同様に基準ラベル長SLLの10%に設定されている。
ステップSP30においてCPU16は、設定された印刷枚数に到達したか否かを判定する。ここで否定結果が得られると、このことは、まだ印刷すべきラベル26が存在することを表し、このときCPU16はステップSP23へ戻り、現在検出したギャップ24の搬送方向後方側に隣接するラベル26のラベル先端Lfを検出するまで待ち受ける。一方ステップSP30において否定結果が得られると、CPU16はステップSP30へ移りオートカッタセンサ駆動制御処理手順RT2を終了する。
このようにCPU16は、ラベル26における、ラベル先端Lfからオートカッタセンサ先端マージンだけ搬送方向後方側から、ラベル後端Leからオートカッタセンサ後端マージンだけ搬送方向先方側までの領域である間欠駆動範囲が、オートカッタセンサ34の検出対象点を通過している間は、オートカッタセンサ34を間欠駆動させるようにした。
[1−4.画像形成部センサ駆動制御処理手順]
画像形成装置1による画像形成部センサ駆動制御処理の具体的な処理手順について、図6のフローチャートを用いて説明する。ラベル長ギャップ長測定処理手順RT1が終了すると、CPU16はROMから画像形成部センサ駆動制御処理プログラムを読み出して実行することにより画像形成部センサ駆動制御処理手順RT3を開始し、ステップSP41へ移る。この状態においてCPU16は、画像形成部センサ40を常時駆動状態で駆動していると共に、ラベル紙20の搬送を継続している。
ステップSP41においてCPU16は、画像形成部センサ40によりラベル紙20におけるラベル26のラベル先端Lfを検出したか否かを判定し、ラベル先端Lfを検出するまで待ち受け、ステップSP42へ移り、誤差フラグがオフであるか否かを判定する。
ステップSP42において肯定結果が得られると、このことは、基準ラベル長SLLに対する検出時ラベル長LL2の誤差が小さいことを表し、このときCPU16はステップSP43へ移り、ステップSP41において検出したラベル先端Lfから、ラベル紙20を画像形成部センサ先端短マージンの距離だけ搬送するまで待ち受け、ラベル紙20の搬送を継続してステップSP44へ移り、画像形成部センサ40を間欠駆動状態に切り替え、ステップSP45へ移る。ここで、画像形成部センサ先端短マージンとは、検出時ラベル長LL2と基準ラベル長SLLとの誤差が許容誤差以下の状態において、常時駆動状態の画像形成部センサ40の検出対象点がラベル先端Lfを通過してから該画像形成部センサ40が間欠駆動状態へ切り替わるまでの搬送方向dfに沿った距離である。本実施の形態において画像形成部センサ先端短マージンは、オートカッタセンサ後端マージンよりも小さい、基準ラベル長SLLの5%に設定されている。
ステップSP45においてCPU16は、画像形成部センサ40の検出対象点から、現在画像形成部センサ40において検出される位置を通過しているラベル26の搬送方向後方側に隣接するギャップ24のギャップ先端Gfまでの距離が、画像形成部センサ後端短マージンの距離以下になるまで待ち受け、ラベル紙20の搬送を継続してステップSP49へ移る。ここで、画像形成部センサ後端短マージンとは、検出時ラベル長LL2と基準ラベル長SLLとの誤差が許容誤差以下の状態において、間欠駆動状態の画像形成部センサ40が常時駆動状態へ切り替わってから該画像形成部センサ40の検出対象点がラベル後端Leを通過するまでの搬送方向dfに沿った距離である。本実施の形態において画像形成部センサ後端短マージンは、画像形成部センサ先端短マージンと同様であり、且つオートカッタセンサ後端マージンよりも小さい、基準ラベル長SLLの5%に設定されている。
一方ステップSP42において否定結果が得られると、このことは、基準ラベル長SLLに対する検出時ラベル長LL2の誤差が大きいことを表し、このときCPU16はステップSP46へ移り、ステップSP41において検出したラベル先端Lfから、ラベル紙20を画像形成部センサ先端長マージンの距離だけ搬送するまで待ち受け、ラベル紙20の搬送を継続してステップSP47へ移り、画像形成部センサ40を間欠駆動状態に切り替え、ステップSP48へ移る。ここで、画像形成部センサ先端長マージンとは、検出時ラベル長LL2と基準ラベル長SLLとの誤差が許容誤差を超えた状態であり、常時駆動状態の画像形成部センサ40の検出対象点がラベル先端Lfを通過してから該画像形成部センサ40が間欠駆動状態へ切り替わるまでの搬送方向dfに沿った距離である。本実施の形態において画像形成部センサ先端長マージンは、オートカッタセンサ先端マージンと同様であり、且つ画像形成部センサ先端短マージンよりも大きい、基準ラベル長SLLの10%に設定されている。
ステップSP48においてCPU16は、画像形成部センサ40の検出対象点から、現在画像形成部センサ40において検出される位置を通過しているラベル26の搬送方向後方側に隣接するギャップ24のギャップ先端Gfまでの距離が、画像形成部センサ後端長マージンの距離以下になるまで待ち受け、ラベル紙20の搬送を継続してステップSP49へ移る。ここで、画像形成部センサ後端長マージンとは、検出時ラベル長LL2と基準ラベル長SLLとの誤差が許容誤差を超えた状態において、間欠駆動状態の画像形成部センサ40が常時駆動状態へ切り替わってから該画像形成部センサ40の検出対象点がラベル後端Leを通過するまでの搬送方向dfに沿った距離である。本実施の形態において画像形成部センサ後端長マージンは、画像形成部センサ先端長マージンと同様であり、且つ画像形成部センサ後端短マージンよりも大きい、基準ラベル長SLLの10%に設定されている。以下では画像形成部センサ先端短マージンと画像形成部センサ先端長マージンをまとめて画像形成部センサ先端マージンとも呼び、画像形成部センサ後端短マージンと画像形成部センサ後端長マージンをまとめて画像形成部センサ後端マージンとも呼ぶ。
ステップSP49においてCPU16は、オートカッタセンサ34を常時駆動状態に切り替え、ステップSP50へ移る。ステップSP50においてCPU16は、設定された印刷枚数に到達したか否かを判定する。ここで否定結果が得られると、このことは、まだ印刷すべきラベル26が存在することを表し、このときCPU16はステップSP41へ戻り、現在検出したギャップ24の搬送方向後方側に隣接するラベル26のラベル先端Lfを検出するまで待ち受ける。一方ステップSP50において否定結果が得られると、CPU16はステップSP51へ移り画像形成部センサ駆動制御処理手順RT3を終了する。
このようにCPU16は、ラベル26における、ラベル先端Lfから画像形成部センサ先端短マージン又は画像形成部センサ先端長マージンだけ搬送方向後方側から、ラベル後端Leから画像形成部センサ後端短マージン又は画像形成部センサ後端長マージンだけ搬送方向先方側までの領域である間欠駆動範囲が、画像形成部センサ40の検出対象点を通過している間は、画像形成部センサ40を間欠駆動させるようにした。
[1−5.動作及び効果]
ここで、光学センサは、所定の出力で単位時間当たりに何回という発光頻度で制御されている。また光学センサ自身の寿命は、1回の発光強度を一定とした場合、発光部の点灯時間で決まるものとなる。従来の画像形成装置は、ラベル紙20を搬送している最中は光学センサを常に常時駆動状態で使用していたため、常に高密度な発光頻度で該光学センサを駆動していた。
これに対し画像形成装置1は、印刷を開始すると、まずラベル紙20の搬送方向先端側の複数組のラベル26のラベル長LL及びギャップ24のギャップ長LGを測定して基準ラベル長SLL及び基準ギャップ長SLGを算出し、その後は、基準ラベル長SLL及び基準ギャップ長SLGに基づき、ラベル先端境界Bf及びラベル後端境界Beにオートカッタセンサ34及び画像形成部センサ40の検出対象点が位置していないときは、該オートカッタセンサ34及び該画像形成部センサ40を間欠駆動状態に切り替えるようにした。このため画像形成装置1は、常時駆動状態を維持し続ける場合よりもオートカッタセンサ34及び画像形成部センサ40から検出光を出射させる時間を削減できるため、光学センサの寿命である発光回数を無駄なく使用できる。
また画像形成装置1は、誤差フラグがオフの場合は、ラベル26の位置が大きくずれていないとみなし、ラベル先端Lfからオートカッタセンサ先端マージンよりも短い画像形成部センサ先端短マージンだけ搬送方向後方側から、ラベル後端Leからオートカッタセンサ後端マージンよりも短い画像形成部センサ後端短マージンだけ搬送方向先方側までの間で画像形成部センサ40を間欠駆動させるようにした。このため画像形成装置1は、該誤差フラグがオンの場合よりも誤差フラグがオフの場合の方が間欠駆動範囲を長くできる。ここで、誤差フラグがオフの場合は検出時ラベル長LL2と基準ラベル長SLLとの誤差が許容誤差以下であるため、間欠駆動範囲を長くしたとしても、画像形成部センサ40の検出対象点がラベル先端境界Bf及びラベル後端境界Beに位置しているときに該画像形成部センサ40が間欠駆動状態になってしまいラベル26を誤検出してしまう可能性は極めて低い。ここで、画像形成部センサ40は、画像形成装置1内部において高温となる環境下に配置されるため、オートカッタセンサ34と比べて、熱による影響で寿命が低下し易い傾向にある。これに対し画像形成装置1は、誤差フラグがオフの場合は、オートカッタセンサ34よりも画像形成部センサ40の間欠駆動範囲を長くするようにした。このため画像形成装置1は、画像形成部センサ40における熱による寿命の低下を補うことができ、該画像形成部センサ40をオートカッタセンサ34と同様に長寿命化させることができる。このように画像形成装置1は、オートカッタセンサ34におけるラベル長LLの検出誤差に応じて、画像形成部センサ40における間欠発光動作への移行タイミングを変更するようにした。これにより画像形成装置1は、画像形成部センサ40においてラベル26を誤検出しないようにしつつ間欠駆動範囲を長くし長寿命化させることができる。
ここで、画像形成装置1におけるラベル長ギャップ長測定処理、オートカッタセンサ駆動制御処理及び画像形成部センサ駆動制御処理に関係する基本的な機能を機能ブロック図により表すと、図7のようになる。図7において、ラベル位置検知部74及び出射制御部76はCPU16(図2)と、光学センサ78はオートカッタセンサ34及び画像形成部センサ40(図2)とそれぞれ対応しており、該CPU16において所定のラベル長ギャップ長測定処理プログラム、オートカッタセンサ駆動制御処理プログラム及び画像形成部センサ駆動制御処理プログラムが実行されることにより、ラベル位置検知部74及び出射制御部76の各機能ブロックを実現する。ラベル位置検知部74は、光学センサ78から出射光を出射させることにより、ラベル紙20におけるラベル26の位置を検知する。出射制御部76は、ラベル位置検知部74がラベル26の位置を検知する位置にラベル紙20がある場合常時駆動を行うよう光学センサ78を制御する一方、ラベル位置検知部74がラベル26の位置を検知しない位置にラベル紙20がある場合間欠駆動を行うよう光学センサ78を制御する。
以上の構成によれば画像形成装置1は、長尺状の台紙22の長手方向に沿って所定のギャップ長を有するギャップ24を空けて複数枚のラベル26を仮着することによって形成されたラベル紙20を搬送路に繰り出して給紙するフィーダ部12と、ラベル紙20を搬送する搬送ローラ32及び33並びに排出ローラ48と、搬送路に配置され、搬送ローラ32及び33並びに排出ローラ48で搬送されたラベル紙20に検出光を出射し、ラベル紙20上のラベル26の位置を検出するオートカッタセンサ34及び画像形成部センサ40と、オートカッタセンサ34及び画像形成部センサ40よりも搬送方向dfの下流側に配置され、オートカッタセンサ34及び画像形成部センサ40で検出したラベル26に画像を形成する画像形成部10と、搬送ローラ32及び33並びに排出ローラ48とオートカッタセンサ34及び画像形成部センサ40と画像形成部10とを制御するCPU16とを設け、CPU16は、検出光を常時出射する常時発光動作と、検出光を間欠的に出射する間欠発光動作とに切り替わるようにした。これにより画像形成装置1は、ラベル26を高精度に検出する必要がある領域では常時発光動作にする一方、ラベル26を高精度に検出する必要がない領域では発光間隔を長くすることにより、単位時間当たりの発光回数(時間)を削減でき、光学センサが寿命に達するまでの回数を有効利用できる。
[2.他の実施の形態]
なお上述した実施の形態においては、オートカッタセンサ34及び画像形成部センサ40が間欠駆動状態において所定の一定周期でオンオフを繰り返し間欠的に検出光を照射する場合について述べた。本発明はこれに限らず、ラベル26における搬送方向dfの中央付近では、次に検出するラベル後端境界Beまで距離があるため、出射光の間欠駆動周期を長くする、すなわち検出光を出射する頻度を下げることにより、より一層オートカッタセンサ34及び画像形成部センサ40を長寿命化させると共に、該ラベル後端境界Beが近付いてきたら、出射光の間欠駆動周期を短くする、すなわち検出光を出射する頻度を上げることにより、ラベル後端境界Beを確実に検出するようにしても良い。
ここで、間欠駆動周期とは、オートカッタセンサ34及び画像形成部センサ40におけるLEDが点灯しているオン時間と消灯しているオフ時間とを加算した時間を表している。また、オートカッタセンサ34及び画像形成部センサ40におけるLEDが発光してから安定するまでに要する安定時間と、オートカッタセンサ34及び画像形成部センサ40から検出結果をCPU16が取得する時間と、該検出結果をCPU16が処理する時間とを確保する必要があるため、LEDのオン時間を短くするには限度がある。このため間欠駆動周期を調整するには、LEDのオフ時間を調整することとなる。すなわち、間欠駆動周期を短くするには、LEDのオフ時間を長くすることとなる。このため間欠駆動周期は、一定時間だけ点灯するオートカッタセンサ34及び画像形成部センサ40におけるLEDが点灯する周期を表している。
さらに上述した実施の形態においては、通常駆動状態としての常時駆動状態と低出射駆動状態としての間欠駆動状態とを切り替える場合について述べた。本発明はこれに限らず、通常駆動状態においても間欠駆動状態としても良い。要は、ラベル先端境界Bf及びラベル後端境界Beを検出する際の通常の駆動状態である通常駆動状態よりも、ラベル先端境界Bf及びラベル後端境界Beを検出しない際の状態である低出射駆動状態の方が、オートカッタセンサ34及び画像形成部センサ40における間欠駆動周期が短ければ良い。その場合、ラベル26における搬送方向dfの中央付近よりもラベル先端境界Bf及びラベル後端境界Be付近の方の間欠駆動周期を短くし、該ラベル先端境界Bf及びラベル後端境界Beを確実に検出することが望ましい。但し、低出射駆動状態においてオートカッタセンサ34及び画像形成部センサ40を消灯させないことが望ましい。間欠駆動状態においても検出結果からラベル26の有無等を判断し、ジャム等の異常の検出を行うことができるためである。
さらに上述した実施の形態においては、オートカッタセンサ34及び画像形成部センサ40がラベル26における搬送方向dfの中央付近を検出する位置にラベル紙20が位置している場合、該オートカッタセンサ34及び該画像形成部センサ40を間欠駆動状態にする場合について述べた。本発明はこれに限らず、ギャップ長LGが長い場合は、オートカッタセンサ34及び画像形成部センサ40がギャップ24における搬送方向dfの中央付近を検出する位置にラベル紙20が位置している場合に該オートカッタセンサ34及び該画像形成部センサ40を間欠駆動状態にしても良い。
さらに上述した実施の形態においては、ラベル先端境界Bfとラベル後端境界Beとを検出することによりラベル長LL及びギャップ長LGを測定し、ラベル26の位置を検知する場合について述べた。本発明はこれに限らず、ブラックマーク28と該ブラックマーク28以外の台紙22部分を検出することによりブラックマーク28間のピッチ、すなわちラベル先端境界Bfのピッチを測定し、ラベル26の位置を検知しても良い。また、ラベル後端境界Beは検出しなくても良く、少なくともラベル先端境界Bfを検出することにより、ラベル26の位置を検知すれば良い。但し、ラベル26の大きさを確実に把握して画像データが該ラベル26からはみ出ないように補正をかける場合等は、ラベル後端境界Beを検出することが望ましい。また、ラベル先端境界Bfを検出せずラベル後端境界Beのみを検出する場合、ある程度ばらつくギャップ長LGに対応できなくなるため、少なくともラベル先端境界Bfは検出することにより、画像形成を開始する位置の精度を高めることが望ましい。
また上述した実施の形態においては、オートカッタセンサ34において測定した測定時ラベル長LL1及び測定時ギャップ長LG1に基づき基準ラベル長SLL及び基準ギャップ長SLGを算出する場合について述べた。本発明はこれに限らず、例えばオートカッタセンサ34と画像形成部センサ40とで、構造や使用しているセンサの種類等が異なる場合には、画像形成部センサ40においても別途オートカッタセンサ34と同様に測定時ラベル長LL1及び測定時ギャップ長LG1を測定して基準ラベル長SLL及び基準ギャップ長SLGを算出し、画像形成部センサ駆動制御処理手順RT3において該基準ラベル長SLL及び基準ギャップ長SLGを利用しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、ラベル測定回数CLを3回とし、3回測定した測定時ラベル長LL1及び測定時ギャップ長LG1の平均値を基準ラベル長SLL及び基準ギャップ長SLGとする場合について述べた。本発明はこれに限らず、ラベル測定回数CLを1回、2回又は4回以上の任意の回数としても良い。ラベル測定回数CLを1回とした場合、1回だけ測定した測定時ラベル長LL1及び測定時ギャップ長LG1を基準ラベル長SLL及び基準ギャップ長SLGとすれば良い。要は、画像形成装置1の搬送精度や使用するラベル26の寸法精度からラベル測定回数CLを適宜設定しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、検出時ラベル長LL2とオートカッタセンサ34において測定した測定時ラベル長LL1の平均値を算出した基準ラベル長SLLとの誤差が許容誤差以下であるか否かを判定する場合について述べた。本発明はこれに限らず、検出時ラベル長LL2と予め設定された固定値である基準ラベル長SLLとの誤差が許容誤差以下であるか否かを判定しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、基準ラベル長SLLと印刷を開始してから4枚目のラベル26のラベル長LLである検出時ラベル長LL2との誤差が許容誤差以下であるか否かを判定する場合について述べた。本発明はこれに限らず、印刷を開始してから5枚目以降のラベル26のラベル長LLも逐一検知し、該ラベル長LLと基準ラベル長SLLとの誤差を判定しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、許容誤差を1%とする場合について述べた。本発明はこれに限らず、許容誤差を1%以外の任意の値としても良い。許容誤差を大きい値にした場合、検出時ラベル長LL2と基準ラベル長SLLとの誤差がある程度大きかったとしても許容誤差の範囲に収まり誤差フラグがオフのままになるため、画像形成部センサ先端短マージン及び画像形成部センサ後端短マージンを適用することになる。このため、画像形成部センサ40においてラベル26の位置を誤検出する可能性は高まるものの、画像形成部センサ40における間欠駆動状態の期間を長くし、より長寿命化できる。一方許容誤差を小さい値にした場合、検出時ラベル長LL2と基準ラベル長SLLとの誤差が少しでもあると許容誤差の範囲から外れ誤差フラグがオンになるため、画像形成部センサ先端長マージン及び画像形成部センサ後端長マージンを適用することになる。このため、画像形成部センサ40における間欠駆動状態の期間はオートカッタセンサ34と同様に留まるものの、画像形成部センサ40においてラベル26の位置を誤検出する可能性を低くできる。
さらに上述した実施の形態においては、オートカッタセンサ先端マージン及びオートカッタセンサ後端マージンを、基準ラベル長SLLの10%にする場合について述べた。本発明はこれに限らず、オートカッタセンサ先端マージン及びオートカッタセンサ後端マージンを、基準ラベル長SLLの10%以外の値や、基準ラベル長SLLの値に関わらない固定値等、任意の値としても良い。オートカッタセンサ先端マージン及びオートカッタセンサ後端マージンを小さい値にした場合、オートカッタセンサ34においてラベル26の位置を誤検出する可能性は高まるものの、オートカッタセンサ34における間欠駆動状態の期間を長くし、より長寿命化できる。一方オートカッタセンサ先端マージン及びオートカッタセンサ後端マージンを大きい値にした場合、オートカッタセンサ34における間欠駆動状態の期間は長くならないもののオートカッタセンサ34においてラベル26の位置を誤検出する可能性を低くできる。要は、オートカッタセンサ先端マージン及びオートカッタセンサ後端マージンは、画像形成装置1の搬送精度や使用するラベル26の寸法精度、オートカッタセンサ34の検出精度に応じて適宜設定されれば良い。さらに上述した実施の形態においては、オートカッタセンサ先端マージンとオートカッタセンサ後端マージンとを同様の値とする場合について述べたが、本発明はこれに限らず、オートカッタセンサ先端マージンとオートカッタセンサ後端マージンとは、同様の値でなく異なる値であっても良い。
さらに上述した実施の形態においては、画像形成部センサ先端長マージン及び画像形成部センサ後端長マージンを、基準ラベル長SLLの10%にする場合について述べた。本発明はこれに限らず、画像形成部センサ先端長マージン及び画像形成部センサ後端長マージンを、基準ラベル長SLLの10%以外の値や、基準ラベル長SLLの値に関わらない固定値等、任意の値としても良い。画像形成部センサ先端長マージン及び画像形成部センサ後端長マージンを小さい値にした場合、画像形成部センサ40においてラベル26の位置を誤検出する可能性は高まるものの、画像形成部センサ40における間欠駆動状態の期間を長くし、より長寿命化できる。一方画像形成部センサ先端長マージン及び画像形成部センサ後端長マージンを大きい値にした場合、画像形成部センサ40における間欠駆動状態の期間は長くならないものの画像形成部センサ40においてラベル26の位置を誤検出する可能性を低くできる。要は、画像形成部センサ先端長マージン及び画像形成部センサ後端長マージンは、画像形成装置1の搬送精度や使用するラベル26の寸法精度、画像形成部センサ40の検出精度に応じて適宜設定されれば良い。さらに上述した実施の形態においては、画像形成部センサ先端長マージンと画像形成部センサ後端長マージンとを同様の値とする場合について述べたが、本発明はこれに限らず、画像形成部センサ先端長マージンと画像形成部センサ後端長マージンとは、同様の値でなく異なる値であっても良い。
さらに上述した実施の形態においては、画像形成部センサ先端短マージン及び画像形成部センサ後端短マージンを、基準ラベル長SLLの5%にする場合について述べた。本発明はこれに限らず、画像形成部センサ先端短マージン及び画像形成部センサ後端短マージンを、基準ラベル長SLLの5%以外の値や、基準ラベル長SLLの値に関わらない固定値等、任意の値としても良い。画像形成部センサ先端短マージン及び画像形成部センサ後端短マージンを小さい値にした場合、画像形成部センサ40においてラベル26の位置を誤検出する可能性は高まるものの、画像形成部センサ40における間欠駆動状態の期間を長くし、より長寿命化できる。一方画像形成部センサ先端短マージン及び画像形成部センサ後端短マージンを大きい値にした場合、画像形成部センサ40における間欠駆動状態の期間は長くならないものの画像形成部センサ40においてラベル26の位置を誤検出する可能性を低くできる。要は、画像形成部センサ先端短マージン及び画像形成部センサ後端短マージンは、画像形成装置1の搬送精度や使用するラベル26の寸法精度、画像形成部センサ40の検出精度に応じて適宜設定されれば良い。さらに上述した実施の形態においては、画像形成部センサ先端短マージンと画像形成部センサ後端短マージンとを同様の値とする場合について述べたが、本発明はこれに限らず、画像形成部センサ先端短マージンと画像形成部センサ後端短マージンとは、同様の値でなく異なる値であっても良い。
さらに上述した実施の形態においては、オートカッタ36及び画像形成部10と、該オートカッタ36及び画像形成部10に対応するオートカッタセンサ34及び画像形成部センサ40との両方が設けられた画像形成装置1に本発明を適用する場合について述べた。本発明はこれに限らず、オートカッタ36及びオートカッタセンサ34が省略された画像形成装置に本発明を適用しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、光学センサであるオートカッタセンサ34及び画像形成部センサ40の制御に本発明を適用する場合について述べた。本発明はこれに限らず、超音波センサ等、種々のセンサの制御に本発明を適用しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、供給部としてのフィーダ部12と、搬送部材としての搬送ローラ32及び33並びに排出ローラ48と、検出手段としてのオートカッタセンサ34及び画像形成部センサ40と、画像形成部としての画像形成部10と、制御部としてのCPU16とによって、画像形成装置としての画像形成装置1を構成する場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、その他種々の構成でなる供給部と、搬送手段と、検出手段と、画像形成部と、制御部とによって、画像形成装置を構成しても良い。
本発明は、長尺の台紙に所定の間隔でラベルが仮着された長尺の媒体を搬送する画像形成装置や搬送装置でも利用できる。
1……画像形成装置、10……画像形成部、12……フィーダ部、14……定着部、16……CPU、20……ラベル紙、22……台紙、22A……仮着面、22B……ラベル裏面、24……ギャップ、26……ラベル、28……ブラックマーク、30……給紙ローラ、32、33……搬送ローラ、34……オートカッタセンサ、34T……オートカッタ透過型センサ、34R……オートカッタ反射型センサ、36……オートカッタ、40……画像形成部センサ、40T……画像形成部透過型センサ、40R……画像形成部反射型センサ、42……ヒータ、44……ヒートローラ、46……定着ベルト、48……排出ローラ、50……上位装置、52……印刷データインタフェース、54……画像形成制御部、56……モータ制御部、58……給紙モータ、60……搬送モータ、62……排出モータ、64……オートカッタ制御部、66……カッタモータ、68……ヒータ制御部、70……ヒートローラモータ、72……設定情報記憶部、74……ラベル位置検知部、76……出射制御部、78……光学センサ、LL1……測定時ラベル長、LG1……測定時ギャップ長、SLL……基準ラベル長、SLG……基準ギャップ長、LL2……検出時ラベル長、LG2……検出時ギャップ長、CL……ラベル測定回数、Lf……ラベル先端、Le……ラベル後端、Gf……ギャップ先端、Ge……ギャップ後端、Bf……ラベル先端境界、Be……ラベル後端境界、df……搬送方向。

Claims (13)

  1. 長尺状の台紙の長手方向に沿って所定のギャップ長を有するギャップを空けて複数枚のラベルを仮着することによって形成されたラベル紙を搬送路に繰り出して給紙する供給部と、
    前記ラベル紙を搬送する搬送部材と、
    前記搬送路に配置され、前記搬送部材で搬送された前記ラベル紙に検出光を出射し、前記ラベル紙上のラベルの位置を検出する検出手段と、
    前記検出手段よりも搬送方向の下流側に配置され、前記検出手段で検出したラベルに画像を形成する画像形成部と、
    前記搬送部材、前記検出手段及び前記画像形成部を制御する制御部と
    を備えた画像形成装置において、
    前記制御部は、前記検出手段に前記ラベルの前記搬送方向の先端であるラベル先端を検出させることにより前記ラベルの位置を検出させ、前記検出手段が前記ラベル先端を検出する位置に前記ラベル紙がある場合、前記検出光を常時出射する常時発光動作を行うよう前記検出手段を制御し、前記検出手段が前記ラベル先端を検出しない位置に前記ラベル紙がある場合、前記検出光を間欠的に出射する間欠発光動作を行うよう前記検出手段を制御すること
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記検出手段が前記ラベルにおける前記ラベル先端と前記搬送方向の後端であるラベル後端との間を検出する位置に前記ラベル紙がある場合、前記検出手段を前記常時発光動作から前記間欠発光動作に切り替え、その後前記検出手段が前記ラベル後端を検出する位置に前記ラベル紙がある場合、前記検出手段を前記常時発光動作に切り替える
    請求項に記載の画像形成装置。
  3. 前記検出手段は、上流側光学センサと、該上流側光学センサよりも前記搬送方向の下流側に設けられた下流側光学センサとを有し、
    前記制御部は、前記上流側光学センサにおける前記ラベルの位置の検出結果に応じて、前記下流側光学センサにおける前記常時発光動作と前記間欠発光動作とを切り替えるタイミングを制御する
    請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記上流側光学センサにおける前記ラベルの位置の検出結果と所定の基準値とに所定値以上の誤差があった場合と、前記所定値以上の誤差がなかった場合とで、前記下流側光学センサにおける前記常時発光動作と前記間欠発光動作とを異なるタイミングで切り替えるよう制御する
    請求項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記上流側光学センサにおける前記ラベルの位置の検出結果と所定の基準値とに所定値以上の誤差がなかった場合は、前記所定値以上の誤差があった場合よりも、前記下流側光学センサにおける前記間欠発光動作の期間を長くする
    請求項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、前記上流側光学センサにおける前記搬送方向に沿った前記ラベルの長さであるラベル長さの測定結果と、所定の基準値とに所定値以上の誤差があった場合と、前記所定値以上の誤差がなかった場合とで、前記下流側光学センサにおける前記常時発光動作と前記間欠発光動作とを異なるタイミングで切り替えるよう制御する
    請求項に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、所定個数の前記ラベル長さの測定結果の平均値を前記基準値として算出する
    請求項に記載の画像形成装置。
  8. 前記画像形成部に対する前記搬送方向の上流側に配され、前記ラベルを個別に分割するよう前記台紙における前記ギャップを切断する切断機構を有し、
    前記上流側光学センサは、前記切断機構に対する前記搬送方向の上流側に配され、前記下流側光学センサは、前記画像形成部に対する前記搬送方向の上流側に配され、
    前記制御部は、前記上流側光学センサにおける前記ラベルの位置の検出結果に基づき前記切断機構を制御すると共に、前記下流側光学センサにおける前記ラベルの位置の検出結果に基づき前記画像形成部を制御し、前記上流側光学センサにおける前記ラベルの位置の検出結果に応じて、前記下流側光学センサにおける前記常時発光動作と前記間欠発光動作とを切り替えるタイミングを制御する
    請求項に記載の画像形成装置。
  9. 前記制御部は、前記検出手段に対する前記ラベルの搬送位置に応じて、前記間欠発光動作における前記検出手段から前記検出光を出射させる駆動周期を変化させる
    請求項に記載の画像形成装置。
  10. 前記制御部は、前記検出手段が前記ラベル先端と前記ラベル後端との間の中央部分を検出する位置に前記ラベル紙がある場合は、前記検出手段が前記ラベル先端と前記ラベル後端とを検出する位置に前記ラベル紙がある場合よりも、前記駆動周期を長くする
    請求項に記載の画像形成装置。
  11. 長尺状の台紙の長手方向に沿って所定のギャップ長を有するギャップを空けて複数枚のラベルを仮着することによって形成されたラベル紙を所定の供給手段により搬送路に繰り出して給紙する供給ステップと、
    前記ラベル紙を所定の搬送手段により搬送する搬送ステップと、
    前記搬送路に配置された所定の検出手段により、前記搬送手段で搬送された前記ラベル紙に検出光を出射し、前記ラベル紙上のラベルの位置を検出する検出ステップと、
    前記検出手段よりも搬送方向の下流側に配置された所定の画像形成手段により、前記検出手段で検出したラベルに画像を形成する画像形成ステップと、
    所定の制御手段により、前記検出手段に前記ラベルの前記搬送方向の先端であるラベル先端を検出させることにより前記ラベルの位置を検出させ、前記検出手段が前記ラベル先端を検出する位置に前記ラベル紙がある場合、前記検出光を常時出射する常時発光動作を行うよう前記検出手段を制御し、前記検出手段が前記ラベル先端を検出しない位置に前記ラベル紙がある場合、前記検出光を間欠的に出射する間欠発光動作を行うよう前記検出手段を制御する制御ステップと
    を有する画像形成方法。
  12. 長尺状の台紙の長手方向に沿って所定のギャップ長を有するギャップを空けて複数枚のラベルを仮着することによって形成されたラベル紙を搬送路に繰り出して給紙する供給部と、
    前記ラベル紙を搬送する搬送部材と、
    前記搬送路に配置され、上流側光学センサと、該上流側光学センサよりも搬送方向の下流側に設けられた下流側光学センサとを有し、前記搬送部材で搬送された前記ラベル紙に検出光を出射し、前記ラベル紙上のラベルの位置を検出する検出手段と、
    前記検出手段よりも前記搬送方向の下流側に配置され、前記検出手段で検出したラベルに画像を形成する画像形成部と、
    前記搬送部材、前記検出手段及び前記画像形成部を制御する制御部と
    を備えた画像形成装置において、
    前記制御部は、
    前記上流側光学センサにおける前記ラベルの位置の検出結果に応じて、前記下流側光学センサにおける前記検出光を常時出射する常時発光動作と、前記検出光を間欠的に出射する間欠発光動作とを切り替えるタイミングを制御する
    を特徴とする画像形成装置。
  13. 長尺状の台紙の長手方向に沿って所定のギャップ長を有するギャップを空けて複数枚のラベルを仮着することによって形成されたラベル紙を所定の供給手段により搬送路に繰り出して給紙する供給ステップと、
    前記ラベル紙を所定の搬送手段により搬送する搬送ステップと、
    前記搬送路に配置され、上流側光学センサと、該上流側光学センサよりも搬送方向の下流側に設けられた下流側光学センサとを有する所定の検出手段により、前記搬送手段で搬送された前記ラベル紙に検出光を出射し、前記ラベル紙上のラベルの位置を検出する検出ステップと、
    前記検出手段よりも前記搬送方向の下流側に配置された所定の画像形成手段により、前記検出手段で検出したラベルに画像を形成する画像形成ステップと、
    所定の制御手段により、前記上流側光学センサにおける前記ラベルの位置の検出結果に応じて、前記下流側光学センサにおける前記検出光を常時出射する常時発光動作と、前記検出光を間欠的に出射する間欠発光動作とを切り替えるタイミングを制御する制御ステップと
    を有する画像形成方法。
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