JP4496840B2 - 媒体検出装置、及び、媒体検出方法 - Google Patents

媒体検出装置、及び、媒体検出方法 Download PDF

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Description

本発明は、媒体検出装置、及び、媒体検出方法に関する。
印刷装置によって媒体に印刷をする場合、まず、印刷装置の媒体検出部によって媒体の端部が検出される。媒体検出部は、光を照射する発光部と、反射光を検出し反射光の光量に応じた出力値を出力する受光部とを備えている。そして、媒体からの反射光を検出したときの受光部の出力値と、媒体支持部からの反射光を検出したときの受光部の出力値との違いに基づいて、媒体の端部が検出される。
特開2002−103721号公報
しかしながら、媒体からの反射光を検出したときの受光部の出力値と、媒体支持部からの反射光を検出したときの受光部の出力値との違いが小さいと、媒体検出部は、媒体の端部を正確に検出することができなくなってしまう虞がある。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、媒体検出部が媒体の端部を正確に検出することができるようにすることである。
主たる本発明は、光を照射する発光部と、反射光を検出し前記反射光の光量に応じた出力値を出力する受光部と、媒体を支持するための媒体支持部と、を備え、前記媒体からの前記反射光を検出したときの前記受光部の出力値と、前記媒体支持部からの前記反射光を検出したときの前記受光部の出力値との違いに基づいて、前記媒体の端部を検出する媒体検出装置において、前記媒体支持部は、前記媒体が上部を通過するときにおいて該媒体と接触して支持することができる接触面と、前記媒体が上部を通過するときにおいて該媒体と接触しない非接触面とを有し、前記発行部から照射される光を拡散させるための拡散部が、前記接触面及び前記非接触面に、凹凸を設けることによって形成されており、前記接触面に形成される前記拡散部は、前記非接触面に形成される前記拡散部よりも、凹凸の高さの差が大きいことを特徴とする媒体検出装置である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本明細書及び添付図面の記載により少なくとも次のことが明らかにされる。
光を照射する発光部と、反射光を検出し前記反射光の光量に応じた出力値を出力する受光部と、前記媒体を支持するための媒体支持部と、を備え、前記媒体からの前記反射光を検出したときの前記受光部の出力値と、前記媒体支持部からの前記反射光を検出したときの前記受光部の出力値との違いに基づいて、前記媒体の端部を検出する媒体検出装置において、前記媒体支持部は、前記発光部から照射される光を拡散させるための拡散部を有することを特徴とする媒体検出装置。
このような媒体検出装置によれば、媒体の端部を正確に検出することが可能となる。
また、前記媒体支持部は、前記媒体と接触する接触面と、前記媒体と接触しない非接触面とを有する。
このような媒体検出装置によれば、前記媒体支持部は、前記媒体と接触する接触面と、前記媒体と接触しない非接触面とを有する。
また、少なくとも前記非接触面に、前記拡散部が形成されることとしてもよい。
このような媒体検出装置によれば、媒体の端部を正確に検出することが可能となる。
前記拡散部は、表面に凹凸を設けることによって形成され、前記接触面に形成される前記拡散部は、前記非接触面に形成される前記拡散部よりも、凹凸の高さの差が大きいこととしてもよい。
このような媒体検出装置によれば、媒体の搬送により接触面が摩耗しても、媒体の端部を正確に検出することが可能となる。
また、前記拡散部は、V字形状の溝部であることとしてもよい。
このような媒体検出装置によれば、簡易な構成で効率良く光を拡散することができる。
また、前記拡散部は、矩形状の溝部であることとしてもよい。
このような媒体検出装置によれば、簡易な構成で効率良く光を拡散することができる。
また、前記溝部は、前記媒体が搬送される方向に沿って形成されることとしてもよい。
このような媒体検出装置によれば、前記媒体が前記溝部に引っかかることはない。
また、前記発光部が光を照射する範囲には、少なくとも1つの前記拡散部が含まれることとしてもよい。
このような媒体検出装置によれば、媒体の端部を正確に検出することが可能となる。
また、前記受光部が前記反射光を検出する範囲には、少なくとも1つの前記拡散部が含まれることとしてもよい。
このような媒体検出装置によれば、媒体の端部を正確に検出することが可能となる。
また、光を照射する発光部と、反射光を検出し前記反射光の光量に応じた出力値を出力する受光部と、前記媒体を支持するための媒体支持部と、を備え、前記媒体からの前記反射光を検出したときの前記受光部の出力値と、前記媒体支持部からの前記反射光を検出したときの前記受光部の出力値との違いに基づいて、前記媒体の端部を検出する媒体検出装置において、前記媒体支持部は、前記発光部から照射される光を拡散させるための拡散部を有し、前記媒体支持部は、前記媒体と接触する接触面と、前記媒体と接触しない非接触面とを有し、少なくとも前記非接触面に、前記拡散部が形成され、前記拡散部は、表面に凹凸を設けることによって形成され、前記接触面に形成される前記拡散部は、前記非接触面に形成される前記拡散部よりも、凹凸の高さの差が大きく、前記拡散部は、V字形状の溝部であり、前記溝部は、前記媒体が搬送される方向に沿って形成され、前記発光部が光を照射する範囲には、少なくとも1つの前記拡散部が含まれ、前記受光部が前記反射光を検出する範囲には、少なくとも1つの前記拡散部が含まれることを特徴とする媒体検出装置も実現可能である。
このようにすれば、既述の総ての効果を奏するため、本発明の目的が最も有効に達成される。
また、媒体からの反射光を検出したときの受光部の出力値と、前記媒体を支持するための媒体支持部からの前記反射光を検出したときの前記受光部の出力値との違いに基づいて、前記媒体の端部を検出する媒体検出方法において、前記媒体支持部は、照射される光を拡散させるための拡散部を有することを特徴とする媒体検出方法も実現可能である。
このようにして実現された媒体検出方法は、従来媒体検出方法よりも優れた媒体検出方法となる。
===印刷システムの構成===
まず、印刷システムの実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、印刷システムの外観構成を示した説明図である。この印刷システム1000は、印刷装置であるプリンタ1と、印刷制御装置であるコンピュータ1100と、表示部である表示装置1200と、入力装置1300と、記録再生装置1400とを備えている。
プリンタ1は、紙S、記憶媒体の一例であるCD−ROM(Compact disc read-only memory)としてのCD−R(Compact disc recordable)、布、フィルム等の媒体に画像を印刷する印刷装置である。コンピュータ1100は、プリンタ1と電気的に接続されており、プリンタ1に画像を印刷させるため、印刷させる画像に応じた印刷データをプリンタ1に出力する。表示装置1200は、ディスプレイを有し、アプリケーションプログラムやプリンタドライバ等のユーザーインタフェースを表示する。入力装置1300は、例えばキーボード1300Aやマウス1300Bであり、表示装置1200に表示されたユーザーインタフェースに沿って、アプリケーションプログラムの操作やプリンタドライバの設定等に用いられる。記録再生装置1400は、例えばフレキシブルディスクドライブ装置1400AやCD−ROMドライブ装置1400Bが用いられる。
コンピュータ1100には、印刷データ生成部であるプリンタドライバがインストールされている。プリンタドライバは、表示装置1200にユーザーインタフェースを表示させる機能を実現させるほか、アプリケーションプログラムから出力された画像データを印刷データに変換する機能を実現させるためのプログラムである。このプリンタドライバは、フレキシブルディスクFDやCD−ROMなどの記録媒体(コンピュータ読み取り可能な記録媒体)に記録されている。又は、このプリンタドライバは、インターネットを介してコンピュータ1100にダウンロードすることも可能である。なお、このプログラムは、各種の機能を実現するためのコードから構成されている。
===プリンタの概要===
<<<インクジェットプリンタの構成について>>>
図2は、本実施形態のプリンタの全体構成のブロック図である。また、図3は、本実施形態のプリンタの全体構成の概略図である。また、図4は、本実施形態のプリンタの全体構成の横断面図である。以下、本実施形態のプリンタの基本的な構成について説明する。
本実施形態のプリンタは、搬送ユニット20、キャリッジユニット30、ヘッドユニット40、センサ群50、及び、コントローラ60を有する。外部装置であるコンピュータ1100から印刷データを受信したプリンタ1は、コントローラ60によって各ユニット(搬送ユニット20、キャリッジユニット30、ヘッドユニット40)を制御する。コントローラ60は、コンピュータ1100から受信した印刷データに基づいて、各ユニットを制御し、紙Sに画像を形成する。プリンタ1内の状況はセンサ群50によって監視されており、センサ群50は、検出結果をコントローラ60に出力する。センサ群50から検出結果を受けたコントローラ60は、その検出結果に基づいて、各ユニットを制御する。
搬送ユニット20は、紙Sを印刷可能な位置に送り込み、印刷時に所定の方向(以下、搬送方向という)に所定の搬送量で紙Sを搬送させるためのものである。すなわち、搬送ユニット20は、紙Sを搬送する搬送機構(搬送手段)として機能する。搬送ユニット20は、給紙ローラ21と、搬送モータ22(PFモータとも言う)と、搬送ローラ23と、プラテン24と、排紙ローラ25とを有する。ただし、搬送ユニット20が搬送機構として機能するためには、必ずしもこれらの構成要素を全て必要とするわけではない。
給紙ローラ21は、紙挿入口に挿入された紙Sをプリンタ内に自動的に給紙するためのローラである。給紙ローラ21は、D形の断面形状をしており、円周部分の長さは搬送ローラ23までの搬送距離よりも長く設定されているので、この円周部分を用いて紙Sを搬送ローラ23まで搬送できる。搬送モータ22は、紙Sを搬送方向に搬送するためのモータであり、DCモータにより構成される。搬送ローラ23は、給紙ローラ21によって給紙された紙Sを印刷可能な領域まで搬送するローラであり、搬送モータ22によって駆動される。プラテン24は、印刷中の紙Sを支持する。排紙ローラ25は、印刷が終了した紙Sをプリンタの外部に排出するローラである。この排紙ローラ25は、搬送ローラ23と同期して回転する。
キャリッジユニット30は、ヘッド41を所定の方向に移動させるためのものである。キャリッジユニット30は、キャリッジ31と、キャリッジモータ32(CRモータとも言う)とを有する。キャリッジ31は、キャリッジの移動方向に往復移動可能である。(これにより、ヘッド41が所定の方向であるキャリッジの移動方向に沿って移動する。)また、キャリッジ31は、インクを収容するインクカートリッジを着脱可能に保持している。キャリッジモータ32は、キャリッジ31をキャリッジの移動方向に移動させるためのモータであり、DCモータにより構成される。
ヘッドユニット40は、紙Sにインクを吐出するためのものである。ヘッドユニット40は、ヘッド41を有する。ヘッド41は、インク吐出部であるノズルを複数有し、各ノズルから断続的にインクを吐出する。このヘッド41は、キャリッジ31に設けられている。そのため、キャリッジ31がキャリッジの移動方向に移動すると、ヘッド41もキャリッジの移動方向に移動する。そして、ヘッド41がキャリッジの移動方向に移動中にインクを断続的に吐出することによって、キャリッジの移動方向に沿ったドットライン(ラスタライン)が紙Sに形成される。
センサ群50には、リニア式エンコーダ51、ロータリー式エンコーダ52、紙検出センサ53、及び、光学センサ54等が含まれる。リニア式エンコーダ51は、キャリッジ31のキャリッジの移動方向の位置を検出するためのものである。ロータリー式エンコーダ52は、搬送ローラ23の回転量を検出するためのものである。
紙検出センサ53は、印刷される紙Sの先端の位置を検出するためのものである。この紙検出センサ53は、給紙ローラ21が搬送ローラ23に向かって紙Sを給紙する途中で、紙Sの先端の位置を検出できる位置に設けられている。なお、紙検出センサ53は、機械的な機構によって紙Sの先端を検出するメカニカルセンサである。詳しく言うと、紙検出センサ53は搬送方向に回転可能なレバーを有し、このレバーは紙Sの搬送経路内に突出するように配置されている。そのため、紙Sの先端がレバーに接触し、レバーが回転させられるので、紙検出センサ53は、このレバーの動きを検出することによって、紙Sの先端の位置を検出する。
光学センサ54は、キャリッジ31に取付けられている。光学センサ54は、発光部541と受光部542とを備えている。光学センサ54は、発光部541から紙Sに照射された光の反射光を受光部542が検出することにより、紙Sの有無を検出する。そして、光学センサ54は、キャリッジ31によって移動しながら紙Sの端部の位置を検出する。光学センサ54は、光学的に紙Sの端部を検出するため、機械的な紙検出センサ53よりも、検出精度が高い。
コントローラ60は、プリンタの制御を行うための制御ユニット(制御手段)である。コントローラ60は、インターフェース部61と、CPU62と、メモリ63と、ユニット制御回路64とを有する。
インターフェース部61は、外部装置であるコンピュータ1100とプリンタ1との間でデータの送受信を行うためのものである。CPU62は、プリンタ全体の制御を行うための演算処理装置である。メモリ63は、CPU62のプログラムを格納する領域や作業領域等を確保するためのものであり、RAM、EEPROM等の記憶手段を有する。CPU62は、メモリ63に格納されているプログラムに従って、ユニット制御回路64を介して各ユニットを制御する。
<光学センサ54の媒体端部検出について>
次に、光学センサ54の媒体端部検出について、図5A、及び、図5Bを参照して説明する。図5Aは、光学センサ54が移動しながら紙Sの端部を検出することの説明図である。図5Bは、光学センサ54が移動したときの受光部542の出力値の変化の様子の説明図である。
図5Aに示されるように、光学センサ54は、発光部541から光を照射し、受光部542で反射光を受光する。そして、光学センサ54は、キャリッジ31の移動と共に移動する。キャリッジ31の移動により、光学センサ54のセンシングスポットは、紙Sを横切ることができる。光学センサ54が紙Sを横切ったときの受光部542の出力値の変化の様子は、図5Bに示されるようになる。光学センサ54のセンシングスポットが紙Sの外側に位置するとき、発光部541はプラテンに光を照射し、受光部542はプラテンからの反射光を検出する。一方、光学センサ54のセンシングスポットが紙Sの上に位置するとき、発光部541は紙Sに光を照射し、受光部542は紙からの反射光を検出する。
本実施形態の光学センサ54の受光部542は、受光する光量が大きいほど、低い出力値を出力する。そして、紙Sからの反射光の光量は、プラテンからの反射光の光量と比較して、大きい。そのため、紙Sからの反射光を受光したときの受光部542の出力値Vは、紙S以外からの反射光を受光したときの受光部542の出力値Vと比べて、小さくなる。コントローラ60は、光学センサ54の移動中に、受光部542の出力値が大きく変化した位置を検出することによって、紙Sの端部の位置を検出することができる。
<参考例のプラテン24の構成について>
図6は、参考例のプラテン24の構成の説明図である。プラテン24は、媒体搬送方向上流側に設けられた媒体支持部241と、媒体搬送方向下流側に設けられた媒体支持部242とを備えている。図6に示される例においては、紙Sは、媒体搬送方向上流側に設けられた媒体支持部241に支持されている。
<プラテン24が参考例である場合の光学センサ54の媒体端部検出について>
図7は、プラテン24が参考例である場合の光学センサ54の媒体端部検出についての説明図である。
図7に示される例においては、プラテン24のうち、媒体搬送方向上流側に設けられた媒体支持部241が示されている。媒体支持部241は、紙Sと接触する接触面243−n(n=1,2,…)と、紙Sと接触しない非接触面244−n(n=1,2,…)とが交互に繋がることによって形成される。そして、図7に示される例においては、キャリッジ31は、図中矢印で示される方向(左方向)に移動する。
次に、キャリッジ31が左方向に移動したときの受光部542の出力値の変化の様子について説明する。受光部542が非接触面244−3からの反射光を受光したときの出力は、V2となる。そして、キャリッジ31の移動と共に受光部542が左に移動し、受光部542が位置X1から位置X2までの範囲によって反射される反射光を受光したときの受光部542の出力は、図に示されるようになる。すなわち、位置X1から、位置X1と位置X2との中間付近にかけて、受光部542の出力は、V2からV3へと変化する。そして、位置X1から位置X2との中間付近から、位置X2にかけて、受光部542の出力は、V3からV2へと変化する。このように、位置X1から位置X2にかけて、受光部542の出力がV2よりも大きくなる理由について説明する。位置X1は非接触面244−3の左端部であり、位置X2は接触面243−3の右端部である。そして、位置X1から位置X2までの間は、斜面で繋がっている。よって、位置X1から位置X2にかけて受光部542が受光する反射光の光量は、少なくなる。したがって、位置X1から位置X2にかけて、受光部542の出力は、V2よりも大きくなる。
次に、キャリッジ31の移動と共に受光部542が左に移動し、位置X2から位置X3までの範囲によって反射される反射光を受光したときの受光部542の出力は、V4になる。位置X2から位置X3までの受光部542の出力V4が、V2よりも小さくなる理由について説明する。位置X2から位置X3までの範囲は、接触面243−3の右端部から左端部までの範囲に対応する。接触面243−3と発光部541との距離は、非接触面244−3と発光部541との距離よりも小さい。よって、非接触面244−3からの反射光よりも、発光部541との距離が小さい接触面243−3からの反射光の方が、受光部542が受光する光量は大きい。したがって、位置X2から位置X3までの範囲によって反射される反射光を受光したときの受光部542の出力V4は、V2よりも小さくなる。
次に、キャリッジ31の移動と共に受光部542が左に移動し、位置X3から位置X4までの範囲によって反射される反射光を受光したときの受光部542の出力は、図に示されるようになる。すなわち、位置X3から、位置X3と位置X4との中間付近にかけて、受光部542の出力は、V2からV3へと変化する。そして、位置X3と位置X4との中間付近から、位置X4にかけて、受光部542の出力は、V3からV2へと変化する。このように、位置X3から位置X4にかけて、受光部542の出力がV2よりも大きくなる理由は、位置X1から位置X2にかけて、受光部542の出力がV2よりも大きくなる理由と同じであり、繰り返しになるのでここでは説明を省略する。
次に、キャリッジ31の移動と共に受光部542が左に移動し、位置X4から位置X5までの範囲によって反射される反射光を受光したときの受光部542の出力は、V2になる。
次に、キャリッジ31の移動と共に受光部542が左に移動し、位置X5から位置X6までの範囲によって反射される反射光を受光したときの受光部542の出力は、V1になる。位置X5は、紙Sの右端部に対応する。そして、位置X6は、紙Sの左端部に対応する。よって、位置X5から位置X6までの範囲によって反射される反射光は、紙Sによって反射される反射光である。紙Sの表面は、接触面243−3よりも光を反射し易い。したがって、位置X5から位置X6までの範囲によって反射される反射光を受光したときの受光部542の出力V1は、非接触面244−2によって反射される反射光を受光したときの受光部542の出力V2よりも、小さくなる。
次に、キャリッジ31の移動と共に受光部542が左に移動し、位置X6より左の範囲によって反射される反射光を受光したときの受光部542の出力は、V2になる。
以上において説明したように、紙Sによって反射される反射光を受光したときの受光部542の出力V1は、非接触面244−2(3)によって反射される反射光を受光したときの受光部542の出力V2、及び、接触面243−3によって反射される反射光を受光したときの受光部542の出力V4よりも小さい。
したがって、V1とV4の間に閾値を設け、受光部542の出力が閾値よりも小さい場合には、コントローラ60は、紙Sの端部を検出したと判定することができる。
ところで、プリンタ1の各部のギアに塗布されているグリース等が接触面243−3に付着する場合が考えられる。この場合、グリース等は、発光部541から照射された光をより強い強度で反射する。よって、受光部542は、接触面243−3にグリース等が付着していない場合よりも、多くの光量を受光する。したがって、この場合の受光部542の出力は、接触面243−3にグリース等が付着していない場合の出力(V4)よりも小さい出力(V5)となる。
このため、接触面243−3にグリースが付着しても光学センサ54が紙Sの端部を検出できるようにするには、閾値をV1とV5の間に設ける必要がある。しかし、V1とV5との電圧差は、V1とV4との電圧差よりも狭い。このため、閾値の設計上の自由度が低くなる。また、仮に閾値をV5よりも高い値に設定すると、接触面243−3にグリースが付着したときに、コントローラ60は、紙Sの端部ではない位置を誤検出してしまう。
<本実施の形態のプラテン24の構成について>
そこで、本実施形態では、以下に説明する通り、発光部541から照射される光を拡散させるための溝(拡散部)をプラテン24に設けている。
図8は、本実施の形態のプラテン24の構成の説明図である。プラテン24は、媒体搬送方向上流側に設けられた媒体支持部241と、媒体搬送方向下流側に設けられた媒体支持部242とを備えている。媒体搬送方向上流側に設けられた媒体支持部241は、キャリッジに設けられた光学センサ54と対向する位置にある。そして、媒体支持部241には、発光部541から照射される光を拡散させるための拡散部としての複数の溝部が設けられている。溝部の構成については、後に図10を参照して詳しく説明する。
<本実施の形態における光学センサ54と溝部との関係について>
図9は、光学センサ54と溝部との関係についての説明図である。図9に示される例においては、接触面243−n(n=1,2,…)のうちの1つが示されている。接触面の幅は、約2mmである。発光部541から照射された光が接触面を照射するときのスポット径(図中Aで示される範囲)は、約3mmである。接触面からの反射光のうち受光部542が反射光を検出する範囲は、図中Bで示される範囲である。そして、図9に示されるように、受光部542が反射光を検出する範囲には、光を拡散させるための溝部が少なくとも1つは含まれている。よって、受光部542が受光する反射光の光量は、接触面に溝がない場合よりも溝がある場合の方が、少なくなる。したがって、受光部542の出力は、接触面に溝がない場合よりも溝がある場合の方が、大きくなる。
<プラテン24が本実施の形態である場合の光学センサ54の媒体端部検出について>
図10は、プラテン24が本実施の形態である場合の光学センサ54の媒体端部検出についての説明図である。
図10に示される例においては、プラテン24のうち、媒体搬送方向上流側に設けられた媒体支持部241が示されている。媒体支持部241は、紙Sと接触する接触面243−n(n=1,2,…)と、紙Sと接触しない非接触面244−n(n=1,2,…)とが交互に繋がることによって形成される。
媒体支持部241に非接触面244−n(n=1,2,…)が形成される理由は、紙Sのたわみを逃がし、紙Sがプラテン24から浮き上がるのを防止するためである。仮に非接触面を設けないとすると、紙Sの側端部がプラテン24から浮き上がってしまう。また、仮に非接触面を設けないとすると、インクの吸収により紙面が波立ってしまうとき(コックリングするとき)に、紙Sの中心部がプラテン24から浮き上がってしまう。これに対し、図10に示される例においては、紙Sの側端部(図中の紙Sの左右端部)が非接触面244−nの上方に位置するので、紙Sの左右端部は下方(非接触面244−nの方)へたわみ、紙Sの側端部が上に浮き上がらない。なお、紙Sは定型サイズ(A4サイズ等)のものが一般的に用いられるので、定型サイズの紙の側端部が非接触面244−nの上方に位置するように、非接触面244−nが媒体支持部241に形成されているのが望ましい。また、図10に示される例においては、紙Sの中心部の一部が非接触面244−nの上方に位置するので、インクの吸収により紙面が波立ってしまうときに、紙Sの中心部が下方(非接触面244−nの方)へたわみ、紙Sの中心部が上に浮き上がらない。
接触面243−n(n=1,2,…)には、所定の間隔(例えば、0.5mm)を空けて2つのV字形状の溝部245−n(n=1,2,…)が、それぞれ形成されている。また、非接触面244−n(n=1,2,…)には、所定の間隔(例えば、0.5mm)を空けて3つのV字形状の溝部246−n(n=1,2,…)が、それぞれ形成されている。このように、溝部245−n(n=1,2,…)及び溝部246−n(n=1,2,…)が搬送方向に沿って形成される理由は、仮に溝部がキャリッジ移動方向に沿って形成された場合、紙Sが搬送されるときに溝部に引っかかってしまうからである。
そして、図10に示される例においては、キャリッジ31は、図中矢印で示される方向(左方向)に移動する。
次に、キャリッジ31が左方向に移動したときの受光部542の出力値の変化の様子について説明する。
キャリッジ31の移動と共に受光部542が左に移動し、受光部542が位置X10から位置X11までの範囲によって反射される反射光を受光したときの受光部542の出力は、図に示されるようになる。すなわち、受光部542の出力は、V字形状の溝部の頂点付近からの反射光を受光したときに、V2よりも大きい出力V6となる。この理由は、発光部541から照射された光がV字形状の溝部によって拡散され、V字形状の溝部付近からの反射光の光量が、平らな部分からの反射光の光量よりも、小さくなるからである。
次に、キャリッジ31の移動と共に受光部542が左に移動し、受光部542が位置X11から位置X12までの範囲によって反射される反射光を受光したときの受光部542の出力は、図に示されるようになる。
位置X11から、位置X11と位置X12との中間付近にかけて、受光部542の出力は、V2からV3へと変化する。そして、位置X11と位置X12との中間付近から、位置X12にかけて、受光部542の出力は、V3からV2へと変化する。このように、位置X11から位置X12にかけて、受光部542の出力がV2よりも大きくなる理由は、図7の位置X1から位置X2にかけて、受光部542の出力がV2よりも大きくなる理由と同じ理由であり、繰り返しになるのでここでは説明を省略する。
次に、キャリッジ31の移動と共に受光部542が左に移動し、受光部542が位置X12から位置X13までの範囲によって反射される反射光を受光したときの受光部542の出力は、図に示されるようになる。すなわち、受光部542の出力は、V字形状の溝部の頂点付近からの反射光を受光したときに、V2よりも大きい出力V6となる。この理由は、V字形状の溝部によって発光部541から照射される光が拡散され、受光部542が受光する反射光の光量が、少なくなるからである。
次に、キャリッジ31の移動と共に受光部542が左に移動し、受光部542が位置X13から位置X14までの範囲によって反射される反射光を受光したときの受光部542の出力は、図に示されるようになる。この理由は、位置X11から位置X12までの範囲によって反射される反射光を受光したときの受光部542の出力について説明したときと同じ理由であり、繰り返しになるのでここでは説明を省略する。
次に、キャリッジ31の移動と共に受光部542が左に移動し、受光部542が位置X14から位置X15までの範囲によって反射される反射光を受光したときの受光部542の出力は、図に示されるようになる。すなわち、受光部542の出力は、V字形状の溝部の頂点付近からの反射光を受光したときに、V2よりも大きい出力V6となる。
次に、キャリッジ31の移動と共に受光部542が左に移動し、位置X15から位置X16までの範囲によって反射される反射光を受光したときの受光部542の出力は、V1になる。位置X15は、紙Sの右端部に対応する。そして、位置X16は、紙Sの左端部に対応する。よって、位置X15から位置X16までの範囲によって反射される反射光は、紙Sによって反射される反射光である。紙Sの表面は光を反射し易いので、位置X15から位置X16までの範囲によって反射される反射光を受光したときの受光部542の出力V1は、V2よりも小さくなる。
次に、キャリッジ31の移動と共に受光部542が左に移動し、位置X16より左の範囲によって反射される反射光を受光したときの受光部542の出力は、V2になる。
このように、本実施の形態においては、媒体支持部241の接触面243−n(n=1,2,…)、及び、非接触面244−n(n=1,2,…)には、それぞれ、複数のV字形状の溝部が形成されている。そして、発光部541から照射された光は、V字形状の溝部によって拡散される。また、図9に示されるように、受光部542が反射光を検出する範囲には、V字形状の溝部が少なくとも1つは含まれている。これにより、本実施形態では、V字形状の溝部付近からの反射光の光量は、参考例のような平らな部分からの反射光の光量よりも、少なくなる。このため、光学センサ54のセンシングスポットが紙Sの外側に位置するとき、本実施形態の受光部542が受光する光量は、参考例の場合よりも、少なくなる。特に、光学センサ54のセンシングスポットがプラテン24の接触面243−n上に位置するとき、本実施形態の受光部542が受光する光量は、参考例の場合よりも、少なくなる。
したがって、本実施形態では、光学センサ54のセンシングスポットが紙Sの上にあるときの受光部542の出力値と、光学センサ54のセンシングスポットが紙Sの外側にあるときの受光部542の出力値と、の差が大きくなる。これにより、紙Sの端部を検出するための閾値を設ける範囲が狭くなることはなく、閾値を設定するときの設計上の自由度が向上する。また、コントローラ60は、紙Sの端部を正確に検出することができる。
例えば、接触面243−n(n=1,2,…)、及び、非接触面244−n(n=1,2,…)にグリース等が付着してしまった場合であっても、受光部542の出力は、図7に示されるV5ほど小さくなることはない。このように、本実施の形態においては、接触面243−n(n=1,2,…)、及び、非接触面244−n(n=1,2,…)にグリース等が付着してしまった場合であっても、紙Sの端部を検出するための閾値は、V1とV5との間隔よりも広い範囲に設定されることになる。したがって、コントローラ60は、紙Sの端部をより正確に検出することができる。
<媒体支持部241に設けられた溝部の形状が図10に示される形状とは異なる形状である場合の光学センサ54の媒体端部検出について>
図11は、媒体支持部241に設けられた溝部の形状が図10に示される形状とは異なる形状である場合の光学センサ54の媒体端部検出についての説明図である。
図11に示される例においては、接触面243−n(n=1,2,…)には、所定の間隔(例えば、0.3mm)を空けて3つの矩形状の溝部247−n(n=1,2,…)が、それぞれ形成されている。また、非接触面244−n(n=1,2,…)には、所定の間隔(例えば、0.3mm)を空けて4つの矩形状の溝部248−n(n=1,2,…)が、それぞれ形成されている。そして、キャリッジ31が図中矢印で示される方向(左方向)に移動したときの受光部542の出力値は、図に示されるようになる。
このように、拡散部の形状が矩形状である場合にも、照射された光が拡散されるため、接触面243−nからの反射光の光量は、参考例の場合と比較して、少なくなる。これにより、矩形状の溝部付近からの反射光を受光したときの受光部542の出力は、参考例の受光部542の出力よりも、大きくなる。この結果、紙Sの端部を検出するための閾値を設ける範囲が狭くなることはない。
===その他の実施形態===
以上、上記実施の形態に基づき本発明に係る媒体検出装置等を説明したが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。
本実施の形態においては、拡散部の形状は、V字形状、もしくは、矩形状であった。しかしながら、拡散部の形状は、V字形状、もしくは、矩形状に限るものではない。発光部541から照射される光を拡散できるのであれば、他の形状であってもよい。
また、本実施の形態においては、接触面243−n(n=1,2,…)及び非接触面244−n(n=1,2,…)の両方に、V字形状、もしくは、矩形状の溝部が設けられていた。しかし、図12に示すように、接触面243−n(n=1,2,…)のみに溝部を設けることとしてもよい。接触面243−nと光学センサ54との距離が狭いので、参考例のように接触面243−nが平らである場合、受光部542の出力値が低くなり易く、この結果、誤検出を招きやすい。このような接触面243−nに溝を設ければ、受光部542への反射光の光量を少なくすることができ、特に効果がある。このため、少なくとも接触面243−nに溝部を設けることが望ましい。
また、本実施の形態においては、接触面243−n(n=1,2,…)、及び、非接触面244−n(n=1,2,…)の両方に、V字形状、もしくは、矩形状の溝部が設けられていた。しかしながら、非接触面244−n(n=1,2,…)には、溝部を設ける代わりに、表面を粗くする処理を施してもよい。このように、表面を粗くする処理を施すことによっても、発光部541から照射される光を拡散することができる。一方、接触面243−n(n=1,2,…)に表面を粗くする処理を施した場合、接触面243−nの表面の凹凸の差が小さいと、紙Sとの接触によって接触面は研磨され、やがて光を拡散できなくなってしまう。そのため、接触面243−nの表面の凹凸の高さの差は、非接触面244−n(n=1,2,…)の表面の凹凸の高さの差よりも、大きい方が望ましい。また、接触面243−n(n=1,2,…)に設けられる溝部の深さを、非接触面244−n(n=1,2,…)に設けられる溝部の深さよりも深くすることとしてもよい。
また、本実施の形態においては、媒体支持部241は、紙Sと接触する接触面243−n(n=1,2,…)と、紙Sと接触しない非接触面244−n(n=1,2,…)とが交互に繋がることによって形成される。しかしながら、媒体支持部241は、接触面243−n(n=1,2,…)のみから形成されることとしてもよい。但し、このような構成の場合、紙Sがプラテン24から浮き上がる恐れがある。
さらに、媒体支持部241は、A4、A3等、各種大きさの紙の側端部の位置に合わせて設けられた接触面243−n(n=1,2,…)と、非接触面244−n(n=1,2,…)とが交互に繋がることによって形成されることとしてもよい。
さらに、本実施の形態においては、紙Sからの反射光を検出したときの受光部542の出力値と、媒体支持部241からの反射光を検出したときの受光部542の出力値との違いに基づいて、紙Sの側端部を検出した。しかしながら、紙Sからの反射光を検出したときの受光部542の出力値と、媒体支持部241からの反射光を検出したときの受光部542の出力値との違いに基づいて、紙Sの上端部、もしくは、下端部を検出することもできる。
印刷システムの外観構成を示した説明図である。 プリンタの全体構成のブロック図である。 プリンタの全体構成の概略図である。 プリンタの全体構成の横断面図である。 図5Aは、光学センサ54がキャリッジ31の移動と共に移動しながら紙Sの端部を検出することの説明図である。図5Bは、光学センサ54がキャリッジ31と共に移動したときの受光部542の出力値の変化の様子の説明図である。 従来のプラテン24の構成の説明図である。 プラテン24が従来型である場合の光学センサ54の媒体端部検出についての説明図である。 本実施の形態のプラテン24の構成の説明図である。 光学センサ54と溝部との関係についての説明図である。 プラテン24が本実施の形態である場合の光学センサ54の媒体端部検出についての説明図である。 異なる溝部の形状の場合の光学センサ54の媒体端部検出についての説明図である。 媒体支持部241の接触面243−nのみにV字形状の溝部が設けられている場合の説明図である。
符号の説明
1 プリンタ
20 搬送ユニット 21 給紙ローラ
22 搬送モータ(PFモータ) 23 搬送ローラ
24 プラテン 241 媒体支持部
242 媒体支持部
243−n(n=1,2,…) 接触面
244−n(n=1,2,…) 非接触面
245−n(n=1,2,…) V字形状の溝部
246−n(n=1,2,…) V字形状の溝部
247−n(n=1,2,…) 矩形状の溝部
248−n(n=1,2,…) 矩形状の溝部
25 排紙ローラ 30 キャリッジユニット
31 キャリッジ 32 キャリッジモータ(CRモータ)
40 ヘッドユニット 41 ヘッド
50 センサ群 51 リニア式エンコーダ
52 ロータリー式エンコーダ 53 紙検出センサ
54 光学センサ
541 発光部 542 受光部
60 コントローラ 61 インターフェース部
62 CPU 63 メモリ
64 ユニット制御回路
1000 印刷システム 1100 コンピュータ
1200 表示装置 1300 入力装置
1300A キーボード 1300B マウス
1400 記録再生装置
1400A フレキシブルディスクドライブ装置
1400B CD−ROMドライブ装置

Claims (7)

  1. 光を照射する発光部と、反射光を検出し前記反射光の光量に応じた出力値を出力する受光部と、媒体を支持するための媒体支持部と、を備え、
    前記媒体からの前記反射光を検出したときの前記受光部の出力値と、前記媒体支持部からの前記反射光を検出したときの前記受光部の出力値との違いに基づいて、前記媒体の端部を検出する媒体検出装置において、
    前記媒体支持部は、前記媒体が上部を通過するときにおいて該媒体と接触して支持することができる接触面と、前記媒体が上部を通過するときにおいて該媒体と接触しない非接触面とを有し、
    前記発行部から照射される光を拡散させるための拡散部が、前記接触面及び前記非接触面に、凹凸を設けることによって形成されており、
    前記接触面に形成される前記拡散部は、前記非接触面に形成される前記拡散部よりも、凹凸の高さの差が大きいことを特徴とする媒体検出装置。
  2. 請求項1に記載の媒体検出装置において、
    前記拡散部は、V字形状の溝部である
    ことを特徴とする媒体検出装置。
  3. 請求項1に記載の媒体検出装置において、
    前記拡散部は、矩形状の溝部である
    ことを特徴とする媒体検出装置。
  4. 請求項2又は請求項3に記載の媒体検出装置において、
    前記溝部は、前記媒体が搬送される方向に沿って形成される
    ことを特徴とする媒体検出装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の媒体検出装置において、
    前記発光部が光を照射する範囲には、少なくとも1つの前記拡散部が含まれる
    ことを特徴とする媒体検出装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の媒体検出装置において、
    前記受光部が前記反射光を検出する範囲には、少なくとも1つの前記拡散部が含まれることを特徴とする媒体検出装置。
  7. 媒体からの反射光を検出したときの受光部の出力値と、前記媒体を支持するための媒体支持部からの前記反射光を検出したときの前記受光部の出力値との違いに基づいて、前記媒体の端部を検出する媒体検出方法において、
    前記媒体支持部は、前記媒体が上部を通過するときにおいて該媒体と接触して支持することができる接触面と、前記媒体が上部を通過するときにおいて該媒体と接触しない非接触面とを有し、
    前記発光部から照射される光を拡散させるための拡散部が、前記接触面及び前記非接触面に、凹凸を設けることによって形成されており、
    前記接触面に形成される前記拡散部は、前記非接触面に形成される前記拡散部よりも、凹凸の高さの差が大きいことを特徴とする媒体検出方法。
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