JP2005289552A - 記録媒体切断方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】反射型センサと透過型センサの両方を使用し、装着された記録媒体の種類を自動認識し、記録媒体の種類に合わせた適正な位置で切断する。
【解決手段】記録媒体30、35を搬送する搬送手段11と、等間隔で印刷された識別マークを検出する第1の検出手段4と、記録媒体30、35の互いに隣接する2つの前記ラベル間の台紙の部分を検出する第2の検出手段3と、第1の検出手段4による検出結果と、第2の検出手段3による検出結果とに基づいて、記録媒体がラベル記録媒体30かタグ記録媒体35かを認識する媒体認識手段8と、媒体認識手段8の認識結果に基づき、記録媒体の使用モードをラベル記録媒体30またはタグ記録媒体35に自動設定する記録媒体モード設定手段8と、記録媒体モード設定手段8による設定に応じて搬送手段11を制御し、記録媒体30、35の所望の切断位置を切断手段7に位置決めする制御手段8とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、記録媒体切断方法に関し、特に、上流の印字装置、あるいは、下流側のスタッカ装置と接続され、台紙に等間隔でラベルが仮着されたラベル記録媒体および等間隔で識別マークが印刷されたタグ記録媒体の両記録媒体を自動認識するとともに、適正な位置で記録媒体の切断を可能とした記録媒体切断方法に関する。
従来より、使用する記録媒体(用紙)の種別が普通紙か、あるいは、透過性シートかを反射型センサから光を照射して記録媒体からの反射光量を検出するか、または、透過型センサから光を照射して記録媒体を通過した透過光量を検知することにより認識する手段を備える画像処理装置(印字装置)が知られている。
この装置によれば、記録媒体の保持体に収納される記録媒体の種別を自動認識して外部または操作部に表示制御することにより、同一サイズで種別の異なる記録媒体が収納されていることをユーザに通知して、選択可能な記録媒体をユーザが容易に識別できるようにすることを目的としている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、記録媒体の使用環境は様々であり、例えば、長尺状の台紙上に複数枚ラベル片を仮着したラベル連続体(特許文献2の図4参照)、あるいは、識別マークが等間隔で印刷された連続体(特許文献2の図5参照)を記録媒体として使用するようなラベルプリンタ(印字装置)も知られている(例えば、特許文献2参照)。
このラベルプリンタ(印字装置)によれば、搬送途中の前記長尺状の記録媒体に対して、先の特許文献1と同様、反射型センサおよび透過型センサを用い、特許文献1の用紙に相当する記録媒体(ラベル連続体)のラベル片の先端をギャップ(ラベルとラベルの間の台紙のみの部分)より認識し、または、識別マークにより印字位置の先端を認識し、モータ等の搬送手段により所定量搬送するなどの位置制御を行っている(同文献の段落0010参照)。
更に、このラベルプリンタ(印字装置)によれば、従来、記録媒体(連続体)の種類によって、反射型センサか、あるいは、透過型センサを搭載したプリンタかを選択・設定しなければ、装着(掛け)間違いによる位置制御ができなくなるという問題があったが、反射型センサと透過型センサの両方の機能を備えたことにより、装着される記録媒体の種類を問わないばかりか自動的に認識し、かつ、位置制御を行って前記問題を解決しようとしたものである。
特開平9−323465号公報 特開2000−301786号公報
本発明は、上記特許文献2の改良技術であり、反射型センサと透過型センサの両方を使用し、装着された記録媒体の種類がラベル記録媒体であるか、あるいは、タグ記録媒体であるかを自動認識するとともに、記録媒体の種類に合わせた適正な位置で切断することを課題とする。
本発明に係る記録媒体切断方法は、長尺状の台紙に等間隔識別マークが印刷されるとともに台紙にラベルが仮着されたラベル記録媒体および等間隔で識別マークが印刷されたタグ記録媒体の両記録媒体を所望の位置で切断する切断手段を備えた記録媒体切断方法であって、前記記録媒体を搬送する搬送手段と、前記等間隔で印刷された識別マークを検出する第1の検出手段と、前記記録媒体の互いに隣接する2つの前記ラベル間の台紙の部分を検出する第2の検出手段と、前記第1の検出手段による検出結果と、前記第2の検出手段による検出結果とに基づいて、記録媒体が前記ラベル記録媒体かタグ記録媒体かを認識する媒体認識手段と、前記媒体認識手段の認識結果に基づき、記録媒体の使用モードを前記ラベル記録媒体またはタグ記録媒体に自動設定する記録媒体モード設定手段と、前記記録媒体モード設定手段による設定に応じて前記搬送手段を制御し、前記記録媒体の所望の切断位置を前記切断手段に位置決めする制御手段とを備えることを特徴とする。
また、媒体認識手段は、第1の検出手段により識別マークが検出され、かつ、第2の検出手段によりラベル間の台紙の部分が検出されたとき、記録媒体がラベル記録媒体であると認識し、記録媒体モード設定により使用モードをラベル記録媒体として自動設定するようにできる。
また、媒体認識手段は、第1の検出手段により識別マークが検出され、かつ、第2の検出手段によりラベル間の台紙の部分が検出されなかったとき、記録媒体がタグ記録媒体であると認識し、記録媒体モード設定により使用モードをタグ記録媒体として自動設定するようにできる。
また、搬送手段は、使用モードがラベル記録媒体に設定されているとき、ラベル間の台紙の中央部を切断手段に搬送・位置決めするようにできる。
さらに、搬送手段は、使用モードがタグ記録媒体に設定されているとき、識別マークの後端部を切断手段に搬送・位置決めするようにできる。
本発明の記録媒体切断方法によれば、等間隔で印刷された識別マークを検出する第1の検出手段と、ラベル間の台紙部分を検出する第2の検出手段との検出結果に基づいて記録媒体がラベル記録媒体かタグ記録媒体かを認識し、記録媒体の種類の応じた切断位置に位置決めするため、面倒なディップスイッチによる記録媒体の種類の設定が不要となるだけでなく、適正な切断位置での切断が可能になるという効果がある。
図1は、本発明の記録媒体切断方法を用いた印字装置の一実施の形態の構成例を示す、概略説明図である。
図1に示すように、印字装置1は、後述する「記録媒体」を装着する媒体供給部2と、検出手段としての透過センサ3および反射センサ4と、印字手段としての印字部5と、リボン部6と、切断手段としてのカッタ部7と、制御部8と、前記媒体供給部2および印字部5の間に形成された搬送路9と、を備える。
第1の検出手段としての反射センサ4は、所定の光を出射する図示しない発光部と、その光を受光する図示しない受光部とから構成され、発光部および受光部は、「記録媒体」の裏面側に配置されている。

第2の検出手段としての透過センサ3は、所定の光を出射する図示しない発光部と、その光を受光する図示しない受光部とから構成され、発光部および受光部は、「記録媒体」を挟んで対向する位置にそれぞれ配置されている。
上記透過センサ3および反射センサ4は、媒体供給部2および印字部5の間に形成された搬送路9に配設されている。
印字部5は、印字ヘッド10およびプラテンローラ(以下、適宜、単にプラテンと称す)11を備えており、プラテン11は、ステッピングモータ(以下、適宜、単にモータと称す)12との間にベルト13を介して接続されている。また、印字ヘッド10は、所望の印字データ(図示省略)を「記録媒体」に印字できるようになっている。
リボン部6は、インクリボン14と、このインクリボン14を装着して繰り出すリボン供給部15と、リボン巻取り部16とより構成され、リボン供給部15に装着したインクリボン14は、補助ローラ17を経て印字ヘッド10とプラテン11との間に引出し、補助ローラ18を経てリボン巻取り部16へと巻付けられる。
カッタ部7は、可動刃19および固定刃20を備える。
また、制御部8は、前記各部と接続されており、各部の動作が制御できるようになっている。
なお、媒体供給部2に装着した「記録媒体」は、搬送路9に配設された透過センサ3および反射センサ4を経て印字ヘッド10およびプラテン11の間に引出し、さらに、可動刃19および固定刃20の間に引出す。そして、印字ヘッド10とプラテン11とにより「記録媒体」および前記インクリボン14を挟持し、かつ、印字ヘッド10により押圧してモータ12を回転させると、ベルト13を介してモータ12の回転がプラテン11に伝わり、挟持された「記録媒体」および前記インクリボン14が搬送されつつ印字ヘッド10の熱によりインクリボン14が熱溶解して「記録媒体」に所望の情報が印字されるようになっており、前記モータ12、ベルト13、印字ヘッド10およびプラテン11により「搬送手段」が構成されるものである。
図2は、図1の実施の形態の電気的な構成例を示すブロック図である。同図に示すように、本実施の形態は、各部を制御するCPU(central processing unit)40と、CPU40の動作を制御する制御プログラムや各種データを記憶するROM(read only memory)41と、一時的にデータなどを記憶するRAM(random access memory)42と、印字処理を実行する印字部5と、後述する「記録媒体」を搬送する搬送部43と、前記透過センサ3および反射センサ4の信号を制御するセンサ制御部44と、リボン部6と、カッタ部7などを主に備えている。また、各部はバス60によって接続され、データやコマンドの送受信を行うことができるようになっている。
印刷部5は、印字ヘッド10と、この印字ヘッド10を制御する印字制御部45とを備える。
搬送部43は、ステッピングモータ12と、このステッピングモータ12を制御するモータ制御部46とを備える。
センサ制御部44は、透過センサ3および反射センサ4を制御し、透過センサ3から出力される信号をデジタルのデータに変換してCPU40に供給するとともに、反射センサ4から出力される信号をデジタルのデータに変換してCPU40に供給する。
リボン部6は、リボン巻取り部16を回転駆動する駆動モータ47と、この駆動モータ47を制御するモータ制御部48とから構成される。
カッタ部7は、前記可動刃19および固定刃20を備えたカッタユニット49と、このカッタユニット49を制御するモータ制御部50とから構成される。
次に、図3ないし図6に基づき、「記録媒体」につき説明する。
図3および図4は、「記録媒体」としてのラベル記録媒体30を示す図である。
図3は、ラベル記録媒体30の構成例を示す斜視図であり、同図に示すように、ラベル記録媒体30は、帯状の台紙31に図示省略の粘着剤層を介してラベル32が等間隔に仮着されており、かつ、台紙31の裏面には、ラベル32の後端部を示す位置に予め識別マーク33が印刷されている。
図4は、ラベル記録媒体30を台紙31の裏面側より見た説明図であり、第1の検出手段としての反射センサ4と、第2の検出手段としての透過センサ3とが、台紙31の搬送方向Fに対して直交する方向に並列して配置されている状態を示しており、かつ、透過センサ3は識別マーク33を避けた位置に、また、反射センサ4は識別マーク33の直下に位置するように、各々配設されている。さらに、同図は、台紙31が搬送方向Fに搬送されるときの透過センサ3および反射センサ4の出力信号のレベルの変化を示している。なお、ラベル32、32間の台紙31のみの部分をギャップGと呼ぶことにする。
ラベル記録媒体30が搬送方向Fに搬送され、識別マーク33の先端部が透過センサ3および反射センサ4の位置に移動すると、透過センサ3は、発光部から出射された光が厚いラベル32によって遮光されたままなので出力信号は変化することなく搬送され、ギャップG部分に到達すると台紙31のみの薄い部分となり、発光部から出射された光は受光部によって受光されるため、透過センサ3は「明」に対応するハイの信号を出力する。さらに、ラベル記録媒体30が搬送方向Fに搬送されると、次のラベル32により発光部から出射された光が遮光されるため、透過センサ3は「暗」に対応するローレベルの信号を出力する。
一方、反射センサ4は、識別マーク33の先端部に移動すると、発光部から出射された光は識別マーク33によって反射が減少し、この減少した反射光が受光部によって受光されてローレベルの信号を出力し、また、識別マーク33から外れた台紙31の裏面を照射したとき、「明」に転じてハイレベルの信号を出力する。従って、反射センサ4の出力信号のレベルも識別マーク33の先端部が反射センサ4の直下に移動すると下がり始め、所定のレベルに達した後、識別マーク33の後端部付近が反射センサ4の直下に移動すると次第に上がる。なお、図中Cは、ラベル記録媒体30における理想の切断位置であり、ギャップGのほぼ中央部とされる。
図5および図6は、「記録媒体」としてのタグ記録媒体35を示す図である。
図5は、タグ記録媒体35の構成例を示す斜視図であり、同図に示すように、タグ記録媒体35は、帯状の基材36を備え、その裏面には予め等間隔に識別マーク37が印刷されている。
図6は、タグ記録媒体35を基材36の裏面より見た説明図であり、第1の検出手段としての反射センサ4と、第2の検出手段としての透過センサ3とが、基材36の搬送方向Fに対して直交する方向に並列して配置されている状態を示しており、かつ、基材36が搬送方向Fに搬送されるときの透過センサ3および反射センサ4の出力信号のレベルの変化を示している。また、識別マーク37、37間を1葉のタグ片38のピッチ(タグ片38の長さ)Pと呼ぶことにする。
タグ記録媒体35が搬送方向Fに搬送され、識別マーク37の先端部が透過センサ3および反射センサ4の位置に移動すると、透過センサ3は、発光部から出射された光が厚い基材36によって遮光されたままなので出力信号は変化することなく搬送され、以後、基材36のみが検出されるため出力信号は変化することがない。
一方、反射センサ4は、識別マーク37の位置に移動すると、発光部から出射された光が識別マーク37によって反射は減少し、その減少した反射光が受光部によって受光され、「暗」に対応するローレベルの信号を出力し、また、識別マーク37より外れて基材36裏面を照射したとき、「明」に対応するハイレベルの信号を出力する。従って、反射センサ4の出力信号のレベルも識別マーク37の先端部が反射センサ4の直下に移動すると下がり始め、所定のレベルに達した後、識別マーク37の後端部付近が反射センサ4の直下に移動すると次第に上がる。なお、図中Cは、タグ記録媒体35における理想の切断位置であり、識別マーク37の後端部とされる。
上述したように、反射センサ4の出力信号のレベルが下がり、かつ、透過センサ3の出力信号のレベルが上がった場合、台紙31にラベル32が仮着されたラベル記録媒体30であると自動認識し、一方、反射センサ4の出力信号のレベルが下がり、かつ、透過センサ3の出力信号のレベルに変化がなく一定であった場合、タグ記録媒体35であると自動認識するとともに、自動認識した前記記録媒体の種類をRAM42の図示省略の「使用モード」に設定できるようになっている。そして、各々の「使用モード」に設定された記録媒体の種類に従って、前記理想の切断位置Cに位置決め制御するものである。
図7は、本実施の形態の動作を説明するためのフローチャートである。
ステップS01にて、RAM42に設けられた図示省略のフラグやカウンタなどをゼロクリアするなどの初期設定を行う。
ステップS01にて、搬送されている「記録媒体」の種類を認識するため、識別マーク33、37を検出したか否かを判定し、検出した場合は、ステップS03にて、RAM42に設けられた図示省略の識別マークありフラグに「1」をセットしてステップS04に行き、一方ステップS02にて識別マーク33、37を未検出のときはステップS18へ行く。
ステップS04にて、搬送されている「記録媒体」の種類を認識するため、ギャップGを検出したか否か判定し、ギャップGを検出した場合は、ステップS05にて、RAM42に設けられた図示省略のギャップありフラグに「1」をセットしてステップS06に行き、一方、ステップS04にてギャップGを未検出のときはステップS06へ行く。
ステップS06にて、図示省略の前記ギャップ有りフラグおよび識別マークフラグの両方が「1」か否かを判定し、両フラグとも「1」の場合は、ステップS07にて、「記録媒体」がラベル記録媒体30であると認識してRAM42に設けられた図示省略の記録媒体の「使用モード」を「ラベル記録媒体」とセットし、次ステップ(ステップS08)にて、搬送中のラベル記録媒体30のラベル32の後端部、すなわち、台紙31上にラベル32が仮着されている状態から台紙31のみのギャップGが検出されたか否か判定し、ラベル32の後端部が検出されるまでラベル記録媒体30の搬送を繰り返し、ギャップGを検出したとき、ステップS09にて、ステッピングモータ12のパルス数をカウント(計数)してRAM42に設けられた図示省略のギャップカウントを更新する。
次ステップ(ステップS10)にて、次のラベル32の前端部を検出したか、すなわち、ラベル32、32間のギャップGが終了したか否か判定し、まだ、前端部が未検出と判定された場合は、ステップS09に戻って、ステッピングモータ12によるギャップGのパルス数のカウントを引続き更新(カウントアップ)する。一方、ステップS10にて、ギャップGが終了したと判定された場合は、ステップS11にて、CPU40を使ってギャップ長G/2を算出するとともに、搬送部43のモータ制御部46およびステッピングモータ12を介してプラテン11を制御してラベル記録媒体32のギャップGの中央部(前述ギャップ長G/2)をカッタ部7の可動刃19および固定刃20の位置に位置決めし、ステップS17に行く。
一方、ステップS06にて、図示省略の前記ギャップ有りフラグおよび識別マークフラグを判定し、ギャップありフラグが「0」で、識別マークフラグのみが「1」の場合は、ステップS12にて、「記録媒体」がタグ記録媒体35であると認識してRAM42に設けられた図示省略の記録媒体の「使用モード」を「タグ記録媒体」とセットし、次ステップ(ステップS13)にて、搬送中のタグ記録媒体35の識別マーク37が検出されたか否か判定し、検出マーク37が検出されるまでタグ記録媒体35の搬送を繰り返し、検出マーク37を検出したとき、ステップS14にて、ステッピングモータ12のパルス数をカウント(計数)してRAM42に設けられた図示省略の識別マークカウントを更新する。
次ステップ(ステップS15)にて、識別マーク37の後端部を検出したか否か判定し、まだ未検出と判定された場合は、ステップS14に戻って、ステッピングモータ12による識別マーク37のパルス数のカウントを引続き更新(カウントアップ)する。一方、ステップS15にて、識別マーク37の後端部が検出された場合は、ステップS16にて、CPU40を使って搬送部43のモータ制御部46およびステッピングモータ12を介してプラテン11を制御してタグ記録媒体35の識別マーク37の後端部をカッタ部7の可動刃19および固定刃20の位置に位置決めし、ステップS17に行く。
ステップS17では、カッタ部7の可動刃19を作動して切断し、適正な切断位置Cで切断された一葉のラベル33、または、タグ片38を得るものである。
また、ステップS04にて、識別マーク33、37が検出されなかった場合は、対象とする「記録媒体」の識別が困難なため、ステップS18にて、図示省略のブザーを鳴動したり、あるいは、図示省略のランプを点灯して、操作者にエラーである旨を知らせ、処理を終了する。
上述したように、「記録媒体」にギャップGおよび識別マーク33の両方があるか否か、もしくは、識別マーク37があってギャップGがないか、を判定することにより、「記録媒体」がラベル記録媒体30か、あるいは、タグ記録媒体35かを自動的に認識でき、自動認識した前記「記録媒体」の種類をRAM42の「使用モード」(図示省略)にセットできるため、従来のように、面倒なディップスイッチの設定が不要となるものである。
さらに、ラベル記録媒体30にあっては、ギャップ長G/2に当たるギャップGのほぼ中央部に位置決めして切断するため、従来のように、識別マーク33の後端部で切断することによる不良ラベルの発生がなくなるものであり、しかも、ギャップGを検出しての切断のため、識別マーク33と仮着されたラベル32とがずれていたとしても、適正な切断位置Cへの位置決めが可能となる。
また、タグ記録媒体35にあっては、識別マーク37の後端部に位置決めするため、適正な切断位置Cでの切断が可能となる。
図8は、本発明の記録媒体切断方法を用いた他の実施の形態の構成例を示した概略説明図である。
先の実施の形態では、切断手段としてのカッタ部7が印字装置1側に一体的に接続された例で説明したが、本実施の形態では「切断手段」を印字装置1とは別個に設けた例で説明する。
なお、以下において、先の実施の形態と同様の部分は同一符号を付すに止め、詳説を省略する。
同図に示すように、印字装置1とは別個に設けられたカッタ装置70は、反転部71と、カッタ部72と、積層部73と、これらを制御する制御部74とを備える。
反転部71は、印字装置1とカッタ部72との間に設けるとともに、「記録媒体」(ラベル記録媒体30、または、タグ記録媒体35)を表裏反転可能なものであって、記録媒体30、35の裏面に接触するバッファアーム76を有する。バッファアーム76は、回動軸77のまわりに正逆方向に揺動可能であって、回動軸77の部分に図示省略のスプリングを設けてバッファアーム76を回動軸77のまわりに図中時計方向に付勢し、バッファアーム76が記録媒体30、35を大きくたるませる方向に付勢して記録媒体30、35を印字装置1からカッタ部72にかけてほぼ半円形状ないしは三角形状の迂回路78を通って迂回させることができるとともに、「たるみ」が発生したとき適度の張力を発生させることができるようになっている。なお、反転部71は、本発明の主要部でないため、張力制御の詳説は省略する。
カッタ部72は、印字装置1の印字部5において印字された帯状の記録媒体30、35をその幅方向において所定ピッチで切断して単葉のラベル32、または、タグ片38とするものであり、主に、媒体有無検出センサ79と、メイン駆動ローラ80と、検出手段としての透過センサ3および反射センサ4と、回転刃81および固定刃82を備えるカッタ83と、サブ駆動ローラ84とより構成される。
媒体有無検出センサ79は、上流側の反転部71から供給されてくる記録媒体30、35の有無を検出可能としている。
メイン駆動ローラ80は、記録媒体30、35をカッタ83の方向に供給可能とする搬送手段である。
第1の検出手段としての反射センサ4は、所定の光を出射する図示しない発光部と、その光を受光する図示しない受光部とから構成され、発光部および受光部は、記録媒体30、35の裏面側に配置されている。
第2の検出手段としての透過センサ3は、所定の光を出射する図示しない発光部と、その光を受光する図示しない受光部とから構成され、発光部および受光部は、記録媒体30、35を挟んで対向する位置にそれぞれ配置されている。
上記透過センサ3および反射センサ4は、メイン駆動ローラ80とカッタ83の間に形成された搬送路85に配設されている。そして、記録媒体30、35にギャップGおよび識別マーク33、37の両方があるか否か、もしくは、識別マーク37があってギャップGがないか、を判定することにより「記録媒体」がラベル記録媒体30か、あるいは、タグ記録媒体35かを自動的に認識し、自動認識した「記録媒体」の種類を制御部74の図示省略のRAMの「使用モード」にセットするようになっている。
カッタ83は、印字装置1の印字部5において印字された帯状の記録媒体30、35をその幅方向において所定ピッチで切断して単葉のラベル32、または、タグ片38とするもので、記録媒体30、35の幅方向に横断して延びる回転刃81および固定刃82を備えたロータリー方式である。回転刃81が記録媒体30、35の一方の端部から他方の端部に回転してゆくに伴って、記録媒体30、35の移送とともに記録媒体30、35を切断可能である。
カッタ83の下流側に設けられたサブ駆動ローラ84は、カッタ83から単葉のラベル32、または、タグ片38を受取ってさらに下流側の積層部73へ供給可能であるとともに、カッタ83による切断処理後の単葉のラベル32、または、タグ片38を保持可能とされる。
サブ駆動ローラ84により下流側へ搬送された単葉のラベル32、または、タグ片38は、積層部73に供給されて積層されるが、積層部73は、本発明の主要部でないため、積層処理の詳説は省略する。
上記のようなカッタ装置70において、印字装置1にて所望の情報が印字された記録媒体30、35が移送されてくると、媒体有無検出センサ79により記録媒体30、35ありが検出され、さらにメイン駆動ローラ80を経てカッタ83へと移送される途中で、搬送路85に配設された透過センサ3および反射センサ4にて「記録媒体」の種類がラベル記録媒体30か、あるいは、タグ記録媒体35かが自動認識され、自動認識された記録媒体の種類は、制御部74の図示省略のRAMの「使用モード」に設定される。
さらに、「使用モード」がラベル記録媒体30と設定された場合は、透過センサ3がラベル32の後端部、すなわち、ギャップGを検出した時点からメイン駆動ローラ80のパルス数をカウント(計数)し、次のラベル32が検出されるまでパルス数を更新(カウントアップ)してギャップ長Gを計数するものであり計数されたギャップ長Gより、ギャップ長G/2を算出し、メイン駆動ローラ80を制御してギャップGのほぼ中央部をカッタ83に位置決めするものである。
また、「使用モード」がタグ記録媒体35と設定された場合は、反射センサ4が識別マーク37の先端部を検出した時点からメイン駆動ローラ80のパルス数をカウント(計数)し、識別マーク37の後端部が検出されるまでパルス数を更新(カウントアップ)するものであり、計数された識別マーク37の長さによりメイン駆動ローラ80を制御して識別マーク37の後端部をカッタ83に位置決めするものである。
なお、上記パルス数のカウント、透過センサ3および反射センサ4による「記録媒体」の自動認識などは、制御部74の図示省略のCPUにより制御される。
上述したように、「記録媒体」の種類を判定する検出手段としての透過センサ3および反射センサ4を印字装置1とは別個に設けたカッタ装置70側に配設したことにより、従来の印字装置1の制御は変えることなく、しかも、「記録媒体」がラベル記録媒体30かタグ記録媒体35かを自動識別できるため、従来のように、印字装置1に装着する「記録媒体」を意識してディップスイッチなどによる設定をすることなく単葉のラベル32、または、タグ片38を得ることができる。
さらに、駆動ローラ80のパルス数をカウント(計数)し、ラベル記録媒体30にあってはギャップ長Gのほぼ中央部、また、タグ記録媒体35にあっては識別マーク37の後端部をカッタ83に位置決めするため、適正な切断位置Cでの切断が可能なものである。
他の構成、作用、効果については、先の実施の形態とほぼ同様につき、説明を省略する。
なお、上記実施の形態の構成及び動作は例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することができることは言うまでもない。
例えば、「記録媒体」は、説明の都合上、ロール状に巻回されたラベル記録媒体30およびタグ記録媒体35で説明したがこれに限定されないことは勿論であり、裏面に識別マークが印字されていれば、基材が均一ピッチで折り曲げられた、いわゆる、ファンフォールド紙でも、タグ記録媒体35と同様に検出が可能であり、検出した結果に基づき、適正な切断位置、すなわち、識別マークの後端部での切断が可能なものである。
さらに、検出手段にて予め印刷された矩形状の識別マークを検出する例で説明したが、これに限定されないことは勿論であり、例えば、透過センサ3にて、タグホールを検出させて、受光する光量のレベルの違いにより「記録媒体」がラベル記録媒体30か、あるいは、タグ記録媒体35かを判定することも可能である。
本発明の記録媒体切断方法を用いた印字装置の一実施の形態の構成例を示す概略説明図である。 図1の実施の形態の電気的な構成例を示すブロック図である。 同、印字装置で使用するラベル記録媒体の構成例を示す斜視図である。 台紙の裏面側から見たラベル記録媒体の構成例、およびラベル記録媒体が搬送方向に搬送されるときの透過センサ並びに反射センサ出力レベルの変化を示す図である。 同、印字装置で使用するタグ記録媒体の構成例を示す斜視図である。 基材の裏面側から見たタグ記録媒体の構成例、およびタグ記録媒体が搬送方向に搬送されるときの透過センサ並びに反射センサ出力レベルの変化を示す図である。 本実施の形態の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の記録媒体切断方法を用いた他の実施の形態に係るカッタ装置の構成例を示す概略説明図である。
符号の説明
C 切断位置
G ギャップ
P タグ片38のピッチ
1 印字装置
2 媒体供給部
3 透過センサ(第2の検出手段)
4 反射センサ(第1の検出手段)
5 印字部(印字手段)
6 リボン部
7 カッタ部(切断手段)
8 制御部
9 搬送路
10 印字ヘッド
11 プラテンローラ(プラテン)
12 ステッピングモータ(モータ)
13 ベルト
14 インクリボン
15 リボン供給部
16 リボン巻取り部
17 補助ローラ
18 補助ローラ
19 可動刃
20 固定刃
30 ラベル記録媒体
31 台紙
32 ラベル
33 識別マーク
35 タグ記録媒体
36 基材
37 識別マーク
38 タグ片
40 CPU
41 ROM
42 RAM
43 搬送部
44 センサ制御部
45 印字制御部
46 モータ制御部(ステッピングモータ12用)
47 駆動モータ(リボン巻取り部16用)
48 モータ制御部(リボン巻取り部16用)
49 カッタユニット
50 モータ制御部(カッタ部7用)
60 バス
70 カッタ装置
71 反転部
72 カッタ部(切断手段)
73 積層部
74 制御部
76 バッファアーム
77 回動軸
78 迂回路
79 媒体有無検出センサ
80 メイン駆動ローラ
81 回転刃
82 固定刃
83 カッタ
84 サブ駆動ローラ
85 搬送路



Claims (5)

  1. 長尺状の台紙に等間隔識別マークが印刷されるとともに台紙にラベルが仮着されたラベル記録媒体および等間隔で識別マークが印刷されたタグ記録媒体の両記録媒体を所望の位置で切断する切断手段を備えた記録媒体切断方法であって、
    前記記録媒体を搬送する搬送手段と、
    前記等間隔で印刷された識別マークを検出する第1の検出手段と、
    前記記録媒体の互いに隣接する2つの前記ラベル間の台紙の部分を検出する第2の検出手段と、
    前記第1の検出手段による検出結果と、前記第2の検出手段による検出結果とに基づいて、記録媒体が前記ラベル記録媒体かタグ記録媒体かを認識する媒体認識手段と、
    前記媒体認識手段の認識結果に基づき、記録媒体の使用モードを前記ラベル記録媒体またはタグ記録媒体に自動設定する記録媒体モード設定手段と、
    前記記録媒体モード設定手段による設定に応じて前記搬送手段を制御し、前記記録媒体の所望の切断位置を前記切断手段に位置決めする制御手段と
    を備えることを特徴とする記録媒体切断方法。
  2. 前記媒体認識手段は、前記第1の検出手段により前記識別マークが検出され、かつ、前記第2の検出手段により前記ラベル間の台紙の部分が検出されたとき、前記記録媒体がラベル記録媒体であると認識し、前記記録媒体モード設定により前記使用モードをラベル記録媒体として自動設定することを特徴とする請求項1に記載の記録媒体切断方法。
  3. 前記媒体認識手段は、前記第1の検出手段により前記識別マークが検出され、かつ、前記第2の検出手段によりラベル間の台紙の部分が検出されなかったとき、前記記録媒体がタグ記録媒体であると認識し、前記記録媒体モード設定により前記使用モードをタグ記録媒体として自動設定することを特徴とする請求項1に記載の記録媒体切断方法。
  4. 前記搬送手段は、前記使用モードがラベル記録媒体に設定されているとき、前記ラベル間の台紙の中央部を前記切断手段に搬送・位置決めすることを特徴とする請求項1に記載の記録媒体切断方法。
  5. 前記搬送手段は、前記使用モードがタグ記録媒体に設定されているとき、前記識別マークの後端部を前記切断手段に搬送・位置決めすることを特徴とする請求項1に記載の記録媒体切断方法。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008230092A (ja) * 2007-03-22 2008-10-02 Sato Corp カッター付きプリンタおよび切断方法
CN106573476A (zh) * 2014-08-05 2017-04-19 佐藤控股株式会社 打印机以及打印机的工作模式设定方法

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