JP2014172737A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ラベルの消費によりロールラベルの径が小さくなっても、ロールラベルと搬送ベルトの距離を一定に保つことで、ロールラベルと搬送ベルトの間で保護されずに剥き出しになるラベル粘着面の量が大きくなることを抑えることができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】ロールラベル8の給紙軸10の回転量を検出できる検出手段と、搬送ローラ9の回転量を検出できる検出手段と、ロールラベル8を搬送ベルト方向に移動させる移動手段と、給紙軸10の回転量と搬送ローラ回転量からロールラベル径を算出し、ロールラベル径が閾値以上に縮小した場合、ロールラベル8をロールラベル径が縮小した長さ分を移動手段により搬送ベルト方向に移動させる制御手段とを備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、粘着面を有する記録媒体に画像を形成する画像形成装置に関する。
ロール状のラベル紙(ロールラベル)に印字を行うラベルプリンタ装置において、剥離紙の無いロールラベルに対して印字を行うことで、剥離紙のゴミを出さずにラベル印刷できるラベルプリンタ装置は既に知られている。
特許文献1には、ラベルプリンタ装置においてラベルの粘着面を保護する目的で、印刷後に排出口から排出したラベルを離型フイルムに貼り付けて粘着面を保護して保持しておくことで、印刷後のラベルの粘着面の劣化を防止する方法が開示されている。
しかし、今までのラベルプリンタ装置や特許文献1に開示されている技術は、ロールラベルと搬送ベルトの間でラベルの粘着面が剥き出しになり保護されず、粘着面の乾燥やホコリが付着することで劣化してしまう。そのため、ロールラベルと搬送ベルトをなるべく近づけ、剥き出しになるラベル粘着面の量を極力抑える構成としている。
しかしながら、ラベルを消費しロールラベルの径が小さくなることで、ロールラベルと搬送ベルトの距離が広がり、剥き出しになるラベル粘着面の量が大きくなってしまうという問題があった。
本発明は、前記課題を解決するためのものであり、その目的とするところは、ラベルの消費によりロールラベルの径が小さくなっても、ロールラベルと搬送ベルトの距離を一定に保つことで、ロールラベルと搬送ベルトの間で保護されずに剥き出しになるラベル粘着面の量が大きくなることを抑えることができる画像形成装置を提供することである。
かかる目的を達成するために、本発明は、以下の特徴を有する。
本発明に係る画像形成装置は、ロールラベルの給紙軸の回転量を検出できる検出手段と、搬送ローラの回転量を検出できる検出手段と、前記ロールラベルを搬送ベルト方向に移動させる移動手段と、前記給紙軸の回転量と前記搬送ローラ回転量からロールラベル径を算出し、該ロールラベル径が閾値以上に縮小した場合、前記ロールラベルを前記ロールラベル径が縮小した長さ分を前記移動手段により搬送ベルト方向に移動させる制御手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、ラベルの消費によりロールラベルの径が小さくなっても、ロールラベルと搬送ベルトの間の距離を一定に保つことで、ロールラベルと搬送ベルトの間で保護されずに剥き出しになるラベル粘着面の量が大きくなること抑えることができる。
本実施形態に係るラベルプリンタ装置の構成を示す図である。 本実施形態に係るラベルプリンタ装置の構成を示す斜視図である。 本実施形態に係る給紙部の動作を示す図である。 本実施形態に係るラベル給紙時の給紙部の動作を示す図である。 本実施形態に係るラベル給紙時の給紙部の動作を示す図である。 本実施形態に係るラベルプリンタ装置のシステム構成を示す図である。 必要な情報を取得する方法について説明する図である。 ロールラベルを搬送ベルト方向に移動させる制御についてのフローチャートである。 ラベルの厚さを考慮して、ロールラベルを搬送ベルト方向に移動させる制御についてのフローチャートである。 ラベルの搬送量からラベルの厚さを取得するための制御についてのフローチャートである。 変位センサ、搬送ローラの回転量を使用せずにラベル厚さを取得し、ロールラベルを移動させるための制御についてのフローチャートである。 ラベル印刷画像のサイズを示す図である。 ラベル印刷画像のサイズに基づいて、ラベルの搬送量を取得し、ロールラベルを移動させるための制御についてのフローチャートである。
以下、本実施形態について図面により詳細に説明する。
まず、本実施形態に係る画像形成装置であるラベルプリンタ装置について説明する。図1は、本実施形態に係るラベルプリンタ装置の構成を示す図である。図2は、本実施形態に係るラベルプリンタ装置の構成を示す斜視図である。
図1(a)はラベルプリンタ装置の断面図であり、図2は斜視図である。ラベルプリンタ装置1は、剥離紙(台紙)無しのラベルに対してインクを吐出し印字を行うインクジェット方式のプリンタであり、インクを吐出するインクジェットヘッド2と、インクジェットヘッドを搭載しガイドレールに案内されて主走査方向に移動するキャリッジ3と、印字媒体であるラベルをインクジェットヘッド下方に搬送する搬送ベルト4と、搬送中のラベルが搬送ベルトから浮かないようにベルトへ吸着させるためのファン5と、ラベルの厚みを検出するための変位センサ6と、印字後のラベルをカットするためのカッター7とを有する。
ロールラベル8から給紙されたラベルは、搬送ローラ9の駆動により回転する搬送ベルト4によりキャリッジ3の下まで送られる。ロールラベル8の中心には、給紙軸10が固定されている。キャリッジ3の下に来たラベルはキャリッジ3により印字される。印刷後ラベルはカッター7の下まで送られ、所定の長さとなったときに、カッター7が駆動しラベルが切断される。切断位置より下流側のラベルは先端が排紙ローラ14で本体外部に排出され、用紙有無センサ15により後端が保持される位置で停止する。
また、図1(b)は本実施形態に係る給紙軸10と搬送ローラ9とに備えられるエンコーダ11の構成を示す図である。スリット12(エンコーダスケール)をエンコーダセンサ13で読み取ることで、給紙軸10と搬送ローラ9との回転量を検出する。
次に、ロール紙の残量に応じてロール紙が移動する構成を説明する。図3は、本実施形態に係る給紙部の動作を示す図である。図3(a)は、ロールラベルの残量が多い状態を示している。
ロールラベル8はロールラベル保持構造体21に保持されており、この構造体21はスライドレール22によって保持されている。ロールラベル保持構造体21の反対対面は、同様に図示しないスライドレールで保持されている。
スライドレール22の外側面23は図示しない本体構造体に保持されており、ロールラベル保持構造体21は図の矢印方向に移動可能である。また、ロールラベル保持構造体21はベルト24に固定されている。ロールラベル保持構造体21の移動は、モータ25とベルト24によって行われる。
図3(b)は、ロールラベル8の残量が少ない状態を示している。図3(a)で説明したように、ロールラベル保持構造体21はモータ25とベルト24によって移動させることができ、図3(b)は、矢印の方向に移動させた状態である。
このように給紙軸10を搬送ベルト4側に移動させることで、ラベルの消費により広がったロールラベル−搬送ベルト間距離を小さくすることができる。
図4は、本実施形態に係るラベル給紙時の給紙部の動作を示す図である。ラベルプリンタ装置1でラベルを印刷する際に、ロールラベル8よりラベルが給紙されることでロールラベル径が小さくなり、ラベル粘着面の剥き出し量(ラベル剥き出し量)が広がる。この剥き出しの粘着面は、乾燥や空気中の埃の付着により、粘着性の劣化が発生するおそれがあるため、極力小さく保つ必要がある。
図4(a)はラベル給紙前の図で、図4(b)はラベル給紙後の図である。給紙前の図4(a)に比べ給紙後の図4(b)のラベル剥き出し量が大きくなることが分かる。
図5は、本実施形態に係るラベル給紙時の給紙部の動作を示す図である。本実施形態では、ロールラベル8のラベル消費状態に応じて、ロールラベル8(給紙軸10)を搬送ベルト方向に移動させ、ロールラベル径が小さくなることで広がったロールラベル−搬送ベルト間距離を、再びラベル消費前の距離に戻す。
図5(a)はラベル消費後にロールラベルを移動させる前の図であり、図5(b)はロールラベルを移動させた後の図である。図5(b)より、ラベル消費により大きくなったラベル剥き出し量が、ロールラベル8を移動させることで、小さくなることがわかる。
つまり、ロールラベル8のラベル消費状態に応じてロールラベル8(給紙軸10)を搬送ラベル方向に移動させ、ロールラベル−搬送ベルト間距離を常に一定に保つことで、ラベル剥き出し量を常に小さく保つことができ、ラベル粘着面の劣化を抑えることができる。
また、ロールラベル8(給紙軸10)の移動と同時に給紙軸10を図5(b)に示す矢印方向へ回転させることで、移動によるラベルのたるみを巻き取り、ラベルのテンションを保つことができる。
図6は、本実施形態に係るラベルプリンタ装置のシステム構成を示す図である。図6(a)は、ライナーレスラベルプリンタ装置のシステム構成を示すブロック図である。
ラベルプリンタ装置のシステムは、利用者に対してメッセージを表示する表示部52、利用者がラベル厚さを入力する操作部51、ラベルに印刷する画像を形成する画像処理部55を有し、これらの制御を執り行う制御管理部53、プログラム,利用者が設定したラベル厚さ,ラベル厚さのデフォルト値を格納するROM56、およびワークメモリ等として使用するRAM57、ラベル厚さの履歴を格納するラベル厚さ履歴データベース54を含んで構成される。
図6(b)はラベル厚さ情報データベースを示す図である。ラベル厚さ情報データベースには「ラベル厚さ」と、過去にそのラベル厚さのラベルを使用した「使用回数」、最近使用した日付として「最終使用日」が紐づけられて登録されている。
「ラベル厚さ」はラベルプリンタ装置において検出、もしくは利用者によって入力されたラベルの厚さを登録する。このとき、「ラベル厚さ」と紐づけられる「最終使用日」を現在時刻で更新する。ただし、同じラベル厚さがデータベースに登録されている場合は、「ラベル厚さ」の登録は行わず、すでに登録されている「ラベル厚さ」の「使用回数」をカウントアップする。
図7は、必要な情報を取得する方法について説明する図である。ロールラベル8からラベルが搬送ローラ9により搬送された量(ラベル搬送量S)は、エンコーダ11により検出された搬送ローラ回転量m、搬送ローラ径rにより、
S=m×r・・・式(1)として得られる。
さらに、ロールラベル径Rは、ロールラベルが1回転(ロールラベル回転量M=2π)した時点でのラベル搬送量Sはロールラベルの外周長さに等しいことから、
R≒S/π・・・式(2)として得られる。
ただし、正確にはこれはロールラベル1周分のラベルが消費される前のロールラベル径であり、ある程度厚みのあるラベルを使用していて、ラベルの厚さ(ラベル1枚分の厚さT)を考慮する必要がある場合は、
R=S/π−T・・・式(3)とする。
図8は、ロールラベル8を搬送ベルト方向に移動させる制御についてのフローチャートである。ラベルを印刷する際に、ラベル給紙命令を受けて搬送ローラ9を回転させ、ラベルをロールラベル8から給紙する(ステップS1)。このとき、給紙による給紙軸10の回転量をエンコーダ11により検出し、ロールラベル回転量Mに加算する(ステップS2)。ロールラベル回転量Mは前回ロールラベル8を搬送ベルト方向に移動させてから、ロールラベル8が回転した量として、RAM57に記憶されている。
また、給紙による搬送ローラ9の回転量をエンコーダ11により検出し、搬送ローラ9の回転量mに算出し、ラベル搬送量に加算する(ステップS3)。搬送ローラ回転量は前回ロールラベルを搬送ベルト方向に移動させてから、搬送ローラ9が回転した量として、RAM57に記憶されている。
ロールラベル回転量Mを確認し、ロールラベル回転数がM≧2πの場合は(ステップS4、Yes)、搬送ローラ回転量mを使用して、式(1),(2)により現在ロールラベル径R_nowを算出する(ステップS5)。
現在ロールラベル径R_nowと移動後ロールラベル径R_moveの差を確認する(ステップS6)。前回ロールラベル径は、前回ロールラベル8を搬送ベルト方向に移動させたときのロールラベル径として、RAM57に記憶している。また、閾値Xは予め設定されている、もしくは利用者によって設定された値がROM56に記憶されている。
R_move−R_nowが閾値X以上である場合は(ステップS6、Yes)、ロールラベル8を搬送ベルト方向にR_move−R_nowだけ移動させる(ステップS7)。ロールラベル8の移動後、移動後ロールラベル径を現在ロールラベル径で更新するためにR_moveにR_nowを代入する(ステップS8)。そして、ロールラベル8を搬送ベルト方向に移動させる。
最後に、ロールラベル回転量M、搬送ローラ回転量mをリセット(0を代入)し、次回のラベル給紙動作へと移行する(ステップS9、ステップS10)。以上の制御により、ロールラベル−搬送ベルト間距離が一定に保たれる。
図9は、ラベルの厚さを考慮して、ロールラベルを搬送ベルト方向に移動させる制御についてのフローチャートである。
図8で示した方法は、ラベルの厚さがロールラベル8の移動量に影響しない程度に薄く、ラベル1枚分の距離をエンコーダ11で検出することが困難な場合に有効な方法である。しかしラベルにある程度厚みがあり、ラベル厚さを考慮に加えてロールラベル8を移動させる必要がある。図9ではこの場合のロールラベル8の移動制御について説明する。
ラベルを印刷する際に、ラベル給紙命令を受けて搬送ローラ9を回転させ、ラベルをロールラベル8から給紙する(ステップS11)。このとき、給紙による給紙軸10の回転量をエンコーダ11により検出し、ロールラベル回転量Mに加算する(ステップS12)。
ロールラベル回転量Mは前回ロールラベルを搬送ベルト方向に移動させてから、ロールラベル8が回転した量として、RAM57に記憶されている。
ロールラベル回転量Mを確認し、ロールラベル回転数がM≧2πの場合は(ステップS13、Yes)、ロールラベル8を搬送ベルト方向に移動させる。このとき、図1の変位センサ6によりラベル厚さTを検出し(ステップS14)、ロールラベル8はこのラベル厚さ分の長さTだけ移動させる(ステップS15)。
ロールラベル8を移動させたら、ロールラベル回転量Mをリセット(0を代入)し、次回のラベル給紙動作へと移行する(ステップS16)。以上の制御により、ロールラベル−搬送ベルト間距離が一定に保たれる。
図10は、ラベルの搬送量からラベルの厚さを取得するための制御についてのフローチャートである。
図9に示した方法によりロールラベル8を移動させる場合、ラベルの厚さTを変位センサ6により検出するが、図10では変位センサ6を使用せずに、ラベルの厚さTを給紙動作から得られる情報をもとに取得する方法について説明する。
ラベルを印刷する際に、ラベル給紙命令を受けて搬送ローラ9を回転させ、ラベルをロールラベル8から給紙する(ステップS21)。このとき、給紙による給紙軸10の回転量をエンコーダ11により検出し、ロールラベル回転量Mに加算する(ステップS22)。
また、給紙よる搬送ローラ9の回転量をエンコーダ11により検出し、搬送ローラ9の回転量mに加算する(ステップS23)。
ロールラベル回転量Mを確認し(ステップS24)、ロールラベル回転量Mが2π以上の場合、このときの搬送ローラ9の回転量mから算出されるロールラベル径R1を算出する(ステップS25)。R1はロールラベル8の1周目(最外)のロールラベル径である。そして、ラベル搬送量をリセット(0を代入)する(ステップS26)。
ロールラベル回転数が4π以上の場合、このときの搬送ローラ9の回転量mから算出されるロールラベル径R2を算出する(ステップS27)。R2はロールラベル8の2周目(最外から1周分内側)のロールラベル径である。
そして、1周目のロールラベル径R1と2周目のロールラベル径R2の差分から、ラベル厚さT=R1−R2を算出し(ステップS28)、ラベルロール回転量M、搬送ローラ回転量mをリセット(0を代入)する(ステップS29、ステップS30)。以上の動作により、ラベルロール2回転分の給紙を行うことで、ラベル厚さTを取得することができる。
図11は、変位センサ6、搬送ローラ9の回転量を使用せずにラベル厚さを取得し、ロールラベル8を移動させるための制御についてのフローチャートである。
図10で示した方法によりラベル厚さTを取得する場合、エンコーダ11を用いて搬送ローラ9の回転量を検出する必要がある。したがって、搬送ローラ9にエンコーダ11が設置されていない場合は、この方法を用いることができない。このような場合にラベル厚さTを取得してロールラベル8を移動させる制御について説明する。
ラベルを印刷する際に、ラベル給紙命令を受けて搬送ローラ9を回転させ、ラベルをロールラベル8から給紙する(ステップS31)。このとき、給紙による給紙軸の回転量をエンコーダ11により検出し、ロールラベル回転量Mに加算する(ステップS32)。ロールラベル回転量Mは前回ロールラベルを搬送ベルト方向に移動させてから、ロールラベル8が回転した量として、RAM57に記憶されている。
ロールラベル回転量Mを確認し、ロールラベル回転量が2π以上の場合は(ステップS33、Yes)、予め利用者が設定したラベル厚さ、もしくはラベル厚さのデフォルト値がROM56に記憶されているか確認し(ステップS34)、利用者が予めラベル厚さを設定している場合(ステップS34、Yes)、ROM56からラベル厚さTを取得する(ステップS35)。
ラベル厚さが記憶されていない場合(ステップS34、No)、ラベル厚さ履歴データベース54にラベル厚さが登録されていることを確認し(ステップS36)、ラベル厚さ履歴がある場合(ステップS36、Yes)、ラベル厚さ履歴データベース54からラベル厚さTを取得する(ステップS37)。このとき、ラベル厚さ履歴で最も使用回数が多いラベル厚さを取得する方法や、最終使用日が最近のラベル厚さを取得する方法がある。
ラベル厚さ履歴データベース54にラベル厚さが登録されていない場合(ステップS36、No)、利用者にラベル厚さTの入力を要求する(ステップS38)。利用者にラベル厚さの入力を要求させる際に、デフォルト値として記憶されたラベル厚さを入力欄に表示したり、それまでに使用したラベルのラベル厚さの中から選択できる。
また、利用者にラベル厚さの入力を要求させる際に、それまでに使用したラベルのラベル厚さの中で、最近使用されたラベルのラベル厚さを入力欄に表示したり、それまでに使用したラベルのラベル厚さの中から、使用頻度の高いラベルのラベル厚さを入力欄に表示することができる。これらにより、ラベル厚さ入力におけるユーザの手間が省ける。
利用者にラベル厚さの入力を要求させる際に、正しい値が入力されなかった場合や、利用者が入力を拒否した場合は(ステップS39、No)、表示部52にエラーを表示して、動作を停止する(ステップS40)。ラベル厚さが入力されなかった場合に、誤動作を防ぐことができる。
ラベル厚さTを取得できた場合は(ステップS39、Yes)、ロールラベル8を搬送ベルト方向に移動させる(ステップS41)。このとき、ロールラベル8はラベル厚さTの長さ分だけ移動させる。
ロールラベル8を移動させたら、ロールラベル回転量Mをリセット(0を代入)し、次回のラベル給紙動作へと移行する(ステップS42)。以上の制御により、ロールラベル−搬送ベルト間距離が一定に保たれる。
図12は、ラベル印刷画像のサイズを示す図である。図13は、ラベル印刷画像のサイズに基づいて、ラベルの搬送量を取得し、ロールラベル8を移動させるための制御についてのフローチャートである。
図8に示した方法は、搬送ローラ9の回転量mからラベル搬送量Sを取得し、現在のロール径R_nowを算出している。したがって、搬送ローラ9にエンコーダ11が備えられておらず、搬送ローラ9の回転量mを取得できない場合は、この方法を用いることができない。このような場合に、ロールラベル8を移動させるための制御について説明する。
ラベルを印刷する際に、ラベル給紙命令を受けて搬送ローラを回転させ、ラベルをロールラベル8から給紙する(ステップS51)。このとき、給紙による給紙軸10の回転量をエンコーダ11により検出し、ロールラベル回転量Mに加算する(ステップS52)。ロールラベル回転量Mは前回ロールラベルを搬送ベルト方向に移動させてから、ロールラベル8が回転した量として、RAM57に記憶されている。
また、今回のラベル印刷により印刷されるラベルサイズLを取得する(ステップS53)。ラベルサイズLは図12に示すように、ラベルに印刷する画像の搬送方向のサイズに、余白部のサイズを加えた長さである。このラベルサイズLを今回の印刷におけるラベル搬送量としてラベル搬送量Sに加算する(ステップS54)。ラベル搬送量Sは前回ロールラベル8を搬送ベルト方向に移動させてから、ラベルを搬送した量として、RAM57に記憶されている。
ロールラベル回転量Mを確認し(ステップS55)、ロールラベル回転数がM≧2πの場合は(ステップS55、Yes)、ラベル搬送量Sを使用して、式(2)により現在ロールラベル径R_nowを算出する(ステップS56)。
現在ロールラベル径R_nowと移動後ロールラベル径R_moveの差を確認する(ステップS57)。前回ロールラベル径は、前回ロールラベルを搬送ベルト方向に移動させたときのロールラベル径として、RAM57に記憶している。また、閾値Xは予め設定されている、もしくは利用者によって設定された値がROM56に記憶されている。
R_move−R_nowが閾値X以上である場合は(ステップS57、Yes)、ロールラベル8を搬送ベルと方向にR_move−R_nowだけ移動させる(ステップS58)。移動後、移動後ロールラベル径を現在ロールラベル径で更新するためにR_moveにR_nowを代入する(ステップS59)。これを搬送ベルト方向に移動させる。
最後に、ロールラベル回転量M、搬送ローラ回転量mをリセット(0を代入)し、次回のラベル給紙動作へと移行する(ステップS60、ステップS61)。以上の制御により、搬送ローラの回転量を検出できない場合でも、ロールラベル−搬送ベルト間距離が一定に保たれる。
本実施形態によれば、ロールラベルの消費状態に応じて、ロールラベルを搬送ベルトに近づけることで、ラベルの消費によりロールラベルの径が小さくなっても、ロールラベルと搬送ベルトの間の距離を一定に保つことができる。
なお、上述した実施の形態は、本発明の好適な実施の形態の一例を示すものであり、本発明はそれに限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々変形実施が可能である。
1 ラベルプリンタ装置
4 搬送ベルト
6 変位センサ
8 ロールラベル
9 搬送ローラ
10 給紙軸
11 エンコーダ
21 ロールラベル保持構造体
22 スライドレール
24 ベルト
25 モータ
53 制御管理部
54 ラベル厚さ履歴データベース
56 ROM
57 RAM
特開2004−131131号公報

Claims (10)

  1. ロールラベルの給紙軸の回転量を検出できる検出手段と、
    搬送ローラの回転量を検出できる検出手段と、
    前記ロールラベルを搬送ベルト方向に移動させる移動手段と、
    前記給紙軸の回転量と前記搬送ローラ回転量からロールラベル径を算出し、該ロールラベル径が閾値以上に縮小した場合、前記ロールラベルを前記ロールラベル径が縮小した長さ分を前記移動手段により搬送ベルト方向に移動させる制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記ロールラベルを搬送ベルト方向に移動させる場合、移動に合わせて前記ロールラベルをラベル巻き取り方向に回転させることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、ラベルに印刷した画像の搬送方向サイズからラベルの搬送量を取得し、前記ロールラベル径を取得することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. さらに、変位センサによりラベル厚さを検出できる検出手段とを備え、
    前記制御手段は、前記ロールラベルが1回転するごとに、該ロールラベルを搬送ベルト方向に前記ラベル厚さの長さ分を移動させることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、利用者が予め設定したラベル厚さを使用することを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、デフォルト値として記憶されたラベル厚さを使用することを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  7. 前記制御手段は、それまでに使用したラベルのラベル厚さを記憶しておき、その中で最近使用されたラベルの前記ラベル厚さを使用することを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  8. 前記制御手段は、それまでに使用したラベルのラベル厚さを記憶しておき、最も使用回数の多いラベルの前記ラベル厚さを使用することを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  9. 前記制御手段は、前記ロールラベルが2回転した場合、1回転目のラベル搬送量と2回転目のラベル搬送量の差分からラベル厚さを取得することを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  10. 前記制御手段は、利用者にラベル厚さの入力を要求することを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106956521A (zh) * 2017-04-13 2017-07-18 深圳怡化电脑股份有限公司 一种打印机用走纸定位装置、打印机及银行自助终端
CN107415488A (zh) * 2017-06-08 2017-12-01 深圳怡化电脑股份有限公司 一种介质可回收的打印装置及金融自助终端
DE102019211090A1 (de) * 2019-07-25 2021-01-28 Multivac Marking and Inspection GmbH & Co. KG Etikettenspender mit Rollenende-Erkennung und Verfahren zum Betrieb eines Etikettenspenders

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